JPH1115804A - トポロジー情報交換装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

トポロジー情報交換装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

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JPH1115804A
JPH1115804A JP36560797A JP36560797A JPH1115804A JP H1115804 A JPH1115804 A JP H1115804A JP 36560797 A JP36560797 A JP 36560797A JP 36560797 A JP36560797 A JP 36560797A JP H1115804 A JPH1115804 A JP H1115804A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大規模な階層的なネットワークにおいて、各
階層内のドメイン内部の、リンク、或いはノードのトポ
ロジー情報を効果的に要約して、他のドメインへ提供す
る方式を実現する。 【解決手段】 ハロープロトコル手段210 は隣接ノード
間に存在する物理リンクを認識し、その情報を隣接ノー
ド間リンク情報211 に格納する。要約尺度交換手段220
は、複数の物理リンクの異なるQOSを1本或いは少数
の論理リンクに要約する場合に、QOSの値を過大評価
と過少評価との間でどの程度の割合で要約するかのパラ
メータをお互いに交換する。リンク情報要約手段221
は、上記のパラメータと隣接ノード間リンク情報211 と
から複数の物理リンクを要約し、そのリンク属性として
新規のQOS値を計算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークにお
けるノード間でリンク情報を経路情報としてお互いに交
換するトポロジー情報交換装置、および、大規模な階層
的なネットワークにおいて、上位階層のノード間で自ノ
ード配下の下位ドメインのトポロジー情報を経路情報と
して交換するトポロジー情報交換装置に関し、特にトポ
ロジー情報を効果的に要約(Aggregation)
することにより、ネットワーク全体としての経路情報交
換量の削減、コネクション設定失敗(ブロック)率の低
減を実現するトポロジー情報交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークにおけるノード間で、各ノ
ードが自分に接続されているリンクの情報(リンクのト
ポロジー情報)を他の全てのノードへ通知し、各ノード
がその情報を全て受信することにより、全てのノードに
おいて、ノードとリンクの接続関係が全て分かり、ネッ
トワーク全体のトポロジーを認識することができる。ま
た、大規模な階層的なネットワークにおいては、上位階
層のノード間で自ノード配下の下位ドメインのトポロジ
ー情報、つまりそのドメイン内に存在するリンク,ノー
ドのトポロジー情報を交換することにより、上位階層に
おいて下位階層のトポロジーを認識することができる。
【0003】トポロジー情報の要約は、経路情報交換量
の削減、コネクション設定失敗(ブロック)率の低減を
実現することを目的として行われる。トポロジー情報の
要約に関して記載した文献として、1996年3月発行
の「ザ エイティーエム フォーラム プライベート
ネットワーク ネットワーク インタフェース スペシ
フィケーション バージョン 1.0 (The ATM
Forum Private Network−Net
work Interface Specificat
ion Version 1.0 )がある。この文献に
は、トポロジーの要約の表現方法(テンプレート)に関
する規定がされているが、どのような形でトポロジー情
報を要約するかについての規定はない。このため、具体
的な要約方式についてはベンダーが自由に選択すること
が可能であるが、具体的な要約方式を記載した文献は現
在のところ見当たらない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来に
おいては、要約のための表現用のテンプレートは規定さ
れていたが、具体的な要約方式については規定されてお
らず、ベンダーの自由な選択に任されている。このた
め、トポロジー情報を効果的に要約し得る技術の開発が
望まれている。
【0005】そこで本発明の目的は、ネットワークにお
けるノード間でリンク情報を効果的に要約することによ
り、ネットワーク全体としての経路情報交換量の削減、
ならびにコネクション設定失敗(ブロック)率の低減を
実現することにある。
【0006】また本発明の別の目的は、大規模な階層的
なネットワークにおいて、上位階層のノード間で自ノー
ド配下の下位ドメインのトポロジー情報を効果的に要約
することにより、ネットワーク全体としての経路情報交
換量の削減、ならびにコネクション設定失敗(ブロッ
ク)率の低減を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ノード間
でトポロジー情報を交換するトポロジー情報交換装置
(図1の110,111,112)において、隣接ノー
ド間の複数リンク情報の要約尺度を隣接ノード間で交換
する要約尺度交換手段(図2の220)と、当該要約尺
度に基づきリンク情報を要約して計算するリンク情報要
約手段(図2の221)と、ノード間で当該要約リンク
情報をお互いに交換するトポロジー交換手段(図2の2
00)とから構成される。ここで、要約尺度とは、複数
のリンクの異なるQOSを1本のリンク或いは少数のリ
ンクに要約する場合に、QOSの値をAggressi
veなAggregation(過大評価)とCons
ervativeなAggregation(過小評
価)との間でどの程度の割合で、要約を行うかのを示す
尺度である。
【0008】従来はどのような形でトポロジー情報を要
約するかについての規定はなく、ましてや要約尺度とい
うものはノード間にはない。要約尺度を隣接ノード間で
交換せず、各ノードが勝手に要約すると、隣接ノードA
−B間の或るリンクに対して、同じリンク情報をA側は
過大に評価し、B側は過少に評価することが起こり、同
じリンクでありながら、表現精度がバラバラになってし
まう。その結果、ノードA→Bへの通信の場合はリソー
スが多いという情報がきていることから比較的その経路
を選択し易いのに、逆にノードB→Aの方はリソースが
ほとんどないという通知からその経路は選択されにくい
という結果になる。通常、通信は双方向通信が一般的な
ので、A→BはOKなのに、B→Aの経路はだめという
ことからその経路を使えなくなる可能性が高くなる。第
1の発明では、隣接ノード間の複数リンク情報の要約尺
度を隣接ノード間で交換し、その要約尺度に基づきリン
ク情報を要約して交換するため、A側もB側も同じ尺度
で要約でき、上記のような問題が極力防止される。
【0009】第2の発明は、第1の発明のトポロジー情
報交換装置において、ネットワークの性能評価手段(図
11の700)により得られた性能評価結果に基づき、
要約尺度計算手段(図11の701)が新たな要約尺度
を求め直し、当該新規要約尺度を隣接ノード間で交換す
る(図11の292)ことにより、あらたにリンク情報
を要約し直し、ノード間で新規要約リンク情報をお互い
に交換する(図11の290)。ここで、ネットワーク
の性能評価項目としては、呼損率等を用いることができ
る。
【0010】要約尺度が適切でないと、隣接ノード間で
同じ尺度で要約しても経路が選択されにくくなるような
無駄な場合が起こり得る。例えば過少評価し過ぎると、
ネットワークの帯域が無駄に余ってしまうといったネッ
トワーク性能の低下が生じる。第2の発明では、そのよ
うな場合にネットワーク性能評価結果に基づいて要約尺
度が動的に変更される。これにより、要約尺度の最適化
が図られる。
【0011】第3の発明は、ノード間でトポロジー情報
を交換するトポロジー情報交換装置において、隣接ノー
ド間の複数リンクを類似した品質ごとにグループ化する
リンクグループ作成手段(図14の901)と、隣接ノ
ード間の複数リンク情報の要約尺度をノード間で交換す
る要約尺度交換手段(図14の220)と、当該要約尺
度に基づき各リンクグループ毎に要約リンク情報を計算
するリンク情報要約手段(図14の902)と、ノード
間で各リンクグループ毎の要約リンク情報をお互いに交
換するトポロジー交換手段(図14の200)とから構
成される。
【0012】例えば極端な例として、帯域が0で遅延が
1msecのリンクと、帯域が100Mbpsで遅延が
1secのリンクとの2本のリンクがあるとし、これを
1本のリンクに要約すると、過少評価による要約では、
要約リンクの帯域は0、遅延は1secとなり、過大評
価による要約では、要約リンクの帯域は100Mbp
s,遅延は1msecとなる。過少評価による要約では
リンクとして全く意味のない品質が悪すぎるリンクとな
り、過大評価による要約では非常に品質は良いが現実に
はそんなリンクは存在しないという状況になる。また、
過大評価では、無駄なコネクションがこのようなリンク
を通過する可能性が増え、呼損率が増えてしまう。つま
り、いずれも実際のリンク特性からはほど遠いという状
況であり、このように特性の異なり過ぎるリンクを無理
に1つのリンクに要約するのは却って良くない状況を引
き起こす。したがって、リンク特性があまり類似してい
ない場合には、要約せずにそれぞれ別々に取り扱う方
が、より正確にリンクを記述することができる。つま
り、要約することでなるべく経路情報量を減らしたい
が、減らすことによって却って悪い状況を引き起こす場
合は要約しない方が良いという観点から、第3の発明で
はリンクグループという概念を導入している。
【0013】第4の発明は、第3の発明のトポロジー情
報交換装置において、ネットワークの性能評価手段(図
18の700)により得られた性能評価結果に基づき、
リンクグループの再構成を行い(図18の901)、再
構成したリンクグループ毎にあらたに要約リンク情報を
計算し直し(図18の902)、ノード間で新規要約リ
ンク情報をお互いに交換する(図18の290)。
【0014】リンクグループが適切でないと、リンクグ
ループ毎の要約リンク情報も適切ではなくなり、その結
果として呼損率が増えたり、ネットワーク帯域が無駄に
余ってしまう等のネットワーク性能の低下が生じる。第
4の発明では、そのような場合にネットワーク性能評価
結果に基づきリンクグループの再構成を行う。これによ
り、リンクグループの最適化が図られる。
【0015】第5の発明は第3の発明のトポロジー情報
交換装置において、ネットワークの性能評価手段(図1
8の700)により得られた性能評価結果に基づき、リ
ンクグループの再構成を行うと共に(図18の90
1)、要約尺度を求め直して(図18の701)ノード
間で交換する(図18の292)ことにより、あらたに
要約リンク情報を計算し直し、ノード間で新規要約リン
ク情報をお互いに交換する(図18の290)。
【0016】第5の発明によれば、第4の発明による効
果に加えて、第2の発明と同様に要約尺度の最適化が図
れる。
【0017】第6の発明は、階層ネットワークにおいて
上位ノードが自ノード配下の下位ドメインのトポロジー
情報を代表的に交換するトポロジー情報交換装置におい
て、前記下位ドメイン内のノードのうち他のドメインと
接続している境界ノードを検出する境界ノード検出手段
(図23の1520)と、当該検出境界ノード間のトポ
ロジーを所定のトポロジーテンプレートで表現し、実際
のトポロジーとネットワークの品質とを前記トポロジー
テンプレートにより近似表現するトポロジー要約手段
(図23の1522)とから構成され、ノード間で新規
要約トポロジー情報をお互いに交換する(図23の15
90)。ここで、所定のトポロジーテンプレートとして
は、Symmetric Star、Assymmet
ric Star、Assymmetric Star
+Exception等を用いることができる。
【0018】大規模な階層的なネットワークにおいて、
ネットワーク全体のトポロジー情報を認識し、経路選択
を行う場合、特にあるドメイン(Peer Grou
p)のリンク及びノードのトポロジー情報を全てのドメ
インに提供すると、経路情報が過多となり、大規模網に
提供できない。第6の発明によれば、効果的に内部のト
ポロジー情報を要約することができ、ネットワーク全体
としての経路情報交換量の削減が図れる。また、経路情
報を削減することだけが目的であれば、あるドメインの
内部の経路情報を全く出さない選択ができる。しかしな
がら、その場合、そのドメインを通過するトラヒィック
にとって、そのドメインを通過すべきか、他のドメイン
を通過した方が最適かを計算することができない。第6
の発明では、効果的に内部のトポロジー情報を要約して
交換することにより、ドメイン内部のある程度の荒いト
ポロジー情報、あるいはQOS情報を知ることができる
ため、ドメイン間の経路選択において、どのドメインを
経由すべきという最適経路選択ができるかぎり可能とな
り、コネクション設定失敗(ブロック)率等を低減する
ことができる。
【0019】第7の発明は、階層ネットワークにおいて
上位ノードが自ノード配下の下位ドメインのトポロジー
情報を代表的に交換するトポロジー情報交換装置におい
て、当該下位ドメイン内のノードのうち他のドメインと
接続している境界ノードを検出する境界ノード検出手段
(図23の1520)と、下位ドメイン間の複数リンク
の一つあるいは少数の上位ノード間のリンクの要約に伴
い、複数の前記境界ノードを要約する境界ノード要約手
段(図23の1523)と、当該要約境界ノード間のト
ポロジーを所定のトポロジーテンプレートで表現し、実
際のトポロジーとネットワークの品質とを当該トポロジ
ーテンプレートにより近似表現するトポロジー要約手段
(図23の1522)とから構成され、ノード間で新規
要約トポロジー情報をお互いに交換する(図23の15
90)。
【0020】階層的な経路情報はすべてのノードが同じ
ものを持つように制御が加えられるため、大規模ネット
ワークをサポートするためには、なるべく情報量を削減
する必要がある。第7の発明によれば、上位レイヤの論
理ノード間の論理リンクの要約に伴って境界ノードも要
約することにより、経路情報量のより一層の削減が図れ
る。
【0021】第8の発明は、第6の発明のトポロジー情
報交換装置において、上位ノード間でトポロジー情報の
要約尺度を交換する要約尺度交換手段(図27の170
0)によって得られた要約尺度に基づき、新規に当該下
位ドメインのトポロジー情報を計算し直し(図27の1
522)、上位ノード間で当該新規要約トポロジー情報
をお互いに交換する(図27の1590)。ここで、ト
ポロジー情報の要約尺度とは、検出境界ノード間のトポ
ロジーを所定のトポロジーテンプレートで表現し、実際
のトポロジーとネットワークの品質とを前記トポロジー
テンプレートにより近似表現する場合に、Aggres
siveに行うか、Conservativeに行うか
を示すパラメータ、近似計算式における収束条件を示す
パラメータのことである。
【0022】要約尺度を上位ノード間で交換せず、各上
位ノードが勝手に要約すると、各ドメインの表現精度が
あいまいになってしまう。従って、或る下位ドメインA
は過大評価され過ぎており、別の下位ドメインBは過少
評価され過ぎていることが起こり、ドメインAにトラフ
ィックが集中する結果、コネクション設定失敗率等が高
まる弊害がある。第8の発明では、上位論理ノード間で
要約尺度を交換し、その要約尺度に基づき各ドメインの
トポロジー情報を要約して交換するため、そのような問
題が極力防止される。
【0023】第9の発明は、第8の発明のトポロジー情
報交換装置において、ネットワークの性能評価手段(図
29の1800)により得られた性能評価結果に基づ
き、要約尺度計算手段(図29の1801)が要約尺度
を求め直し、当該新規要約尺度を上位ノード間で交換す
ることにより、あらたに下位ドメインのトポロジー情報
を計算し直し(図29の1522)、上位ノード間で当
該新規要約トポロジー情報をお互いに交換する(図29
の1590)。
【0024】この第9の発明によれば、性能評価結果に
基づき要約尺度を求め直すことで、要約尺度の最適化が
図られる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0026】図1は本発明のトポロジー情報交換装置を
適用したネットワークの簡単な例を示す。図1のネット
ワークにおいては、ノードとしてATMノード100,
101,102が、物理リンク130,131,132
によって相互に接続されている。ここで各ATMノード
100,101,102は、ATMスイッチのハードウ
ェア120,121,122と、データの経路制御を行
うためのトポロジー情報を交換するための本発明にかか
るトポロジー情報交換装置110,111,112とか
ら構成される。トポロジー情報交換装置110,11
1,112は、お互いに制御情報をやりとりすることに
より、例えばATMノード100,101間のリンク1
30の3本の物理リンクを認識し、他のATMノード1
02に対してトポロジー情報を配布する時に、1本の論
理リンクに要約して配布する制御を行う。
【0027】図2は第1の発明にかかるトポロジー情報
交換装置の実施の形態の機能構成を示し、図1内におけ
るトポロジー情報交換装置110,111,112内の
機能構成を示している。図2に示したトポロジー情報交
換装置は、リンクステートルーティングプロトコル手段
200,他ノード用リンクステートデータベース20
1,自ノード用リンクステートデータベース202,リ
ソース管理部203,Helloプロトコル手段21
0,隣接ノード間リンク情報211,要約尺度(Agg
regationパラメータ)交換手段220およびリ
ンク情報要約(Aggregation)手段221の
8つの機能手段から構成されている。なお、図2の装置
は、例えばCPU,メモリ等を有するコンピュータと制
御プログラムを記録した記録媒体(磁気ディスクや半導
体メモリ等)とで実現され、記録媒体中の制御プログラ
ムがコンピュータに読み込まれ、コンピュータの動作を
制御し、コンピュータを上記8つの機能手段として機能
させる。
【0028】ハロー(Hello)プロトコル手段21
0は、隣接ノード間の複数の全ての物理リンクにおいて
制御メッセージのやりとりを行い、隣接ノード間に存在
する物理リンクを認識し、隣接ノード間リンク情報21
1にその情報を格納する。
【0029】図3にHello Packetでやりと
りされる情報の例を示す。必須の情報は、自ノードI
D,自ポートID,相手ノードID,相手ポートID,
自ドメインID(Peer Group ID)の5つ
である(これ以外の情報も標準のATM Forum
Specificationでは存在するが、ここでは
省略している)。Hello Packetによる制御
メッセージのやりとりは、以下のように行われる。
【0030】(A)自Peer Group IDを交
換することで、隣接ノードが同じPeer Group
に属するかどうかを判断する。同じPeer Grou
pでなければより上位階層で接続されることになる。 (B)同じPeer Groupと認識すれば、それぞ
れが自ノードID,自ポートIDのみの値を指定して相
手に通知することにより、両者は相手側のノードID,
ポートIDを認識できる。それにより、自分のノードの
どのポートが相手のノードのどのポートに接続されてい
るかという情報を取得できる。 (C)以後、自分の認識している自ノードID,自ポー
トID,相手ノードID,相手ポートID,自ドメイン
ID(Peer Group ID)情報をお互いに定
期的に交換することで、状態確認を絶えず行う。
【0031】隣接ノード間リンク情報211には、He
lloプロトコル手段210によって交換された情報す
べてが格納される。例えば隣接ノード間に複数の物理リ
ンクがある場合の例を挙げると、図4のようになる。こ
れには物理リンクのリソース情報(帯域,遅延など)は
含まれない。各物理リンクの帯域,遅延などのリソース
使用量,空き容量は、リソース管理部203で管理され
ている。
【0032】一方、要約尺度(アグリゲーションパラメ
ータ;Aggregation パラメータ)交換手段
220は、複数の物理リンクの異なるQOS(Qual
ity of Service)を1本の論理リンク或
いは少数の論理リンクに要約する場合に、QOSの値を
AggressiveなAggregation(過大
評価)とConservativeなAggregat
ion(過小評価)との間でどの程度の割合で、Agg
regationを行うかのパラメータr(0≦r≦
1。Aggressive=1,Conservati
ve=0)をお互いに交換する。
【0033】図5に、Aggregationパラメー
タ手段220が隣接ノード間で行うパラメータのNeg
otiationの方法の例について示す。この例で
は、ノードAに対してParameter=1のデフォ
ルト値が設定され、ノードBに対してParamete
r=0.5のデフォルト値が設定されている状況を想定
しており、ノードAからParameter=1で申告
したのに対して(フロー1200)、ノードBからPa
rameter=0.5での申告があり(フロー120
1)、最終的にノードAはParameter=0.5
に決定している(フロー1202)様子を示している。
ここで、ノードA,Bのデフォルト値が相違しているの
は、例えばノードBはノードA以外にノードC,D,E
などと接続されており、例えばノードC,Dの方はリン
クの特性から或る程度Conservativeに行い
たいという事情をネットワーク管理者が考慮したことに
よる。なお、各ノードに対して上述のように1つのデフ
ォルト値を設定する以外に、Configuratio
nの量は増えるが、各ノードに対して隣接相手ノード毎
にデフォルト値を設定することも可能である。
【0034】リンク情報要約手段221は、上述のよう
にして得られたAggregationパラメータ情報
と、図4に例示したような隣接ノードリンク情報211
と、更にリソース管理部203で管理されている情報と
から、複数の物理リンクを要約し、そのリンク属性とし
て新規のQOS値の計算を行い、Aggregateリ
ンク情報等を、自ノード用リンクステートデータベース
202に格納する。
【0035】自ノードリンクステートデータベース20
2に格納されるデータの例を図6に示す。この例では、
図4のNode ID−Aとの間の物理リンク3本が1
本の論理リンク(論理My port ID−1 −
論理Remote portID−1)に要約され、図
4のNode ID−Bとの間の物理リンク3本が1本
の論理リンク(論理My port ID−2 − 論
理Remote port ID−1)に要約されてい
る。そしてそれぞれの論理リンクに対して、Aggre
gationの計算の結果得られるトラフィッククラ
ス,QOS情報の値を図6のように格納している。ここ
で格納しているQOS−A−1,QOS−B−1など
が、Aggregationパラメータr(0≦r≦
1)によって、Aggressive,Conserv
ativeにAggregateされたものである。こ
れらはリソース管理部203で管理されている各物理リ
ンクの帯域,遅延などのリソース使用量,空き容量の変
化に応じてリンク情報要約手段221によって適宜更新
される。
【0036】リンクステートルーティングプロトコル手
段200は、自ノード用リンクステートデータベース2
02中のAggregateされたリンク情報に大きな
変化があった場合に他のノードとトポロジー情報の交換
を行う。ここで、大きな変化か否かを定める基準があま
り小さすぎると、感度が良すぎるためにちょっと帯域情
報が変化したことに基づくAggregation情報
もFlooding(Broadcast)されること
になり、反対に、あまり大きすぎると感度が悪くなり、
ネットワークの状況が変わってもなかなか他のノードに
通知できなくなってしまう。そこで、その基準はパラメ
ータによってネットワーク管理者が変更できるようにし
ておくことが望ましい。例えば、もともと図6のように
もっていたAggregateされた結果のQOS−A
−1などの値が、前回の値の50%変化したら、つま
り、(QOS−A−1)/2以下、(QOS−A−1)
3/2以上になったら、大きな変化があったと見なすな
どの処理が可能である。なお、リンクステートルーティ
ングプロトコル手段200は、定期的に他のノードとト
ポロジー情報を交換するように構成することもできる。
【0037】また、リンクステートルーティングプロト
コル手段200は、他のノードから受信したトポロジー
情報を他ノード用リンクステートデータベース201に
格納する。リンクステートルーティングプロトコル手段
200は、自ノード用リンクステートデータベース20
2,他ノード用リンクステートデータベース201の両
者を用いてネットワーク全体のトポロジーを把握し、そ
れに基づき経路計算を行う。つまり、全てのノードは、
自リンクステート情報を計算し、それをお互いに交換す
ることで、全てのノードが全ネットワークの接続状態な
らびに帯域情報などを知ることができ、これをベースに
経路計算を行うことができる。
【0038】次にリンク情報Aggregation手
段221におけるリンク情報の要約処理について詳しく
説明する。
【0039】図7は、リンク情報Aggregatio
n手段221が、複数の物理リンクのQOSをどのよう
に1本の論理リンクのQOSとして表現するのかの例を
示す。図7の上半分は、ATMノード300,301,
302,303から構成されるネットワークにおいて、
特にノードA.4 303のトポロジー情報交換装置が
複数の物理リンクをAggregateしなかった場合
の隣接リンク情報321と、ネットワーク内トポロジー
情報320とを示し、図7の下半分はAggregat
eした場合の同様の情報323,322を示している。
ここでは、隣接リンク情報321,323と、ネットワ
ーク内トポロジー情報320,322とが、各リンクの
属性として帯域を持つ場合を例に示す。隣接リンク情報
321,323は、図2の隣接ノード間リンク情報21
1とリソース管理部203中の情報とを合体した情報に
相当する。また、ネットワーク内トポロジー情報32
0,322は、図2の他ノード用リンクステートデータ
ベース201の内容と自ノード用リンクステートデータ
ベース202の内容とを合体したものに相当する。
【0040】ノードA.4 303とノードA.3 3
02との間の物理リンク310は3本存在し、それぞれ
100Mbps,50Mbps,150Mbpsの帯域
を持っている。もし、複数の物理リンクをAggreg
ateせずに、それぞれのリンク情報を他のノードA.
1、A.2、A.3へ転送した場合、全ノードがネット
ワーク内トポロジー情報320と同じ情報を持つことに
なる。
【0041】一方、複数の物理リンク310を1本の論
理リンクにAggregateする場合を、ATMノー
ド304,305,306,307から構成されるネッ
トワークで示す。ここでは、ノードA.4とノードA.
3の間の複数の物理リンクを1本の論理リンクにAgg
regateする場合を示し、リンク311のような形
に認識されている。その論理リンクに対する新規のリン
ク属性は、隣接リンク情報323に示すように、100
Mbps,50Mbps,150Mbpsの帯域の中の
最大値として150Mbpsのように計算で求められ
る。しかしながら、リンク属性は1つではなく、複数存
在するのが一般的であり、このような簡単な計算で求め
られるとは限らない。それについて以下に示す。
【0042】図8は、リンク属性について示したもので
あり、トラフィッククラスは、Constant Bi
t Rate(CBR),Real Time Var
iable Bit Rate(rt−VBR),No
n Real Time VBR,Available
Bit Rate(ABR),Unspecifie
d Bit Rate(UBR)などのクラスから構成
され、ユーザが規定するQOSのmetricsは、M
aximum Cell Rate(MaxCR),A
vailable Cell Rate(AvCR),
Cell Delay Variation(CD
V),Cell Transfer Delay(CT
D),Cell Loss Ratio(CLR)など
の種類が存在し、ネットワークが規定するリンクコスト
としてAdministrativeWeight(A
W)などがある。
【0043】各物理リンクでは、これらの複数の属性を
持つ(全部持つとは限らない)ために、論理リンクにA
ggregateする場合、大きく分けて2段階の手順
をとる。図9は、1段階目の手順であり、複数の物理リ
ンクの属性をトラフィッククラス毎に整理する段階であ
る。図9は、リンク1,2,3の3本の物理リンクが、
トラフィッククラスA,B,C,D(A〜Dはそれぞれ
異なるトラフィッククラスを意味し、実際には図8に例
示したようなトラフィッククラスになるが、ここでは便
宜上、A〜Dで表記している)のうち、一部をそれぞれ
サポートし、且つそれぞれのトラフィッククラスにおい
てサポートするQOSが、QOS−1,QOS−2,
…,QOS─8のようにさまざまな範囲に分かれている
ことを想定している。図9に示すように、この3本の物
理リンクを1本の論理リンクにAggregateする
場合、その論理リンクはトラフィッククラスA,B,
C,Dの全てをサポートするものとする。そして、例え
ば、トラフィッククラスAに着目すると、Link−1
はQOS−1、Link−2はQOS─3、Link−
3はQOS−6をそれぞれ持つため、トラフィッククラ
スAは、QOS−1,QOS−3,QOS6からAgg
regation値を計算すれば良いことが判る。つま
り、この段階は、Aggregateすべき、QOSの
候補を抽出する段階である。他のトラフィッククラスに
ついても同様にQOSの計算すべき候補を抽出すること
ができる。
【0044】図10は、2段階目の手順であり、或るト
ラフィッククラス(図9と異なり、図10では具体的な
トラフィッククラスを例示している)に着目し、そのト
ラフィッククラスにおけるAggregateすべきQ
OSの候補が、QOS1,QOS2,QOS3と例えば
3つある時に、それらをAggregateする場合
に、AggressiveなAggregation
(過大評価)とConservativeなAggre
gation(過小評価)とを示している。QOS1,
QOS2,QOS3はそれぞれ、MaxCR,AvC
R,CDV,CTD,CLR,AWらの複数の属性から
構成されており、それらの値が図示されている。これら
のリンクの属性には、大きく分けて、自ノードから宛先
ノードまでmetricsをパスに沿って足し合わせて
いくことによって最適経路計算するAdditive
Metricsと、各リンクの値そのものの大きさのみ
に意味を持つNon−Additive Metric
sとがある。AdditiveMetricsは、CD
V,CTD,CLR,AWで、Non−Additiv
e Metricsは、MaxCR,AvCRである。
AggressiveAggregationの場合、
Non−Additive Metricsは複数のリ
ンクのうちから最大値をとり、Additive Me
tricsは最小値をとるようにすればよい。逆に、C
onservative Aggregationの場
合、Non−Additive Metricsは複数
のリンクのうちから最小値をとり、Additive
Metricsは最大値をとるようにすれば良い。
【0045】しかしながら、現実には、この両極端では
なく、その中間の値が使われることが一般的であり、そ
れを表すのが、図2のAggregationパラメー
タ交換手段220によって交換されるパラメータであ
る。このパラメータrは、例えば0から1の実数をとら
せ、r=0のときはConservative、r=1
のときはAggressive、その中間的な値rのと
きは、Aggressiveな値XとConserva
tiveな値Yとから線形補間してr×X+(1−r)
×Yのように値を求めることにより、このような中間的
な値を求めることができる(図10中に図示)。
【0046】図11は第2の発明にかかるトポロジー情
報交換装置の実施の形態の機能構成を示し、図2と同一
符号は同一部分を示し、700は性能評価手段、701
はAggregationパラメータ計算手段である。
本実施の形態のトポロジー情報交換装置は、図2に示し
た実施の形態のトポロジー情報交換装置の構成に、更に
2つの機能手段700,701が追加されている。な
お、図11の装置は、例えばCPU,メモリ等を有する
コンピュータと制御プログラムを記録した記録媒体(磁
気ディスクや半導体メモリ等)とで実現され、記録媒体
中の制御プログラムがコンピュータに読み込まれ、コン
ピュータの動作を制御し、コンピュータを図11に示す
10個の機能手段として機能させる。
【0047】性能評価手段700は、或る時点のAgg
regationパラメータによってリンク情報がAg
gregateされている時に、そのAggregat
eリンクにおける呼損率,Aggregateリンクネ
ットワーク利用率を評価する。このような評価は常時実
行され、定期的に評価結果がAggregationパ
ラメータ計算手段701に与えられる。
【0048】ここで、それぞれ自ノードは自分の隣接ノ
ードに関するAggregateリンクの論理ポート番
号情報と、実際の物理ポート情報との対応を図6のよう
に管理しているため、性能評価手段700はその情報を
参照することでAggregateリンクが何であるか
を認識することができる。
【0049】また、Aggregateリンクにおける
呼損率とは、Aggregateリンクを利用してコネ
クションを設立しようとした全コネクション数のうち、
リソース不足等のためコネクション設定に失敗したコネ
クションの確率のことである。この呼損率は、そのAg
gregateリンクを通過しようとするコネクション
要求の数と、失敗したコネクションの数とを累計してい
くことで簡単に求めることができる。図12に示すよう
に、Aggregationパラメータを1に近付け、
あまりAggressiveにリソース情報を周りにF
loodingすると、このリンクを通過するトラフィ
ックが増えるため、コネクション設定が失敗し易くな
り、呼損率が大きくなる傾向がある。
【0050】更に、Aggregateリンクネットワ
ーク利用率とは、Aggregateされた物理リンク
全ての容量に対して、単位時間当たりにどれくらいの帯
域を使用しているかを示す確率のことであり、利用率が
1(最大)ということは完全に使い切っていることを意
味し、逆に0(最小)であれば全然有効利用されていな
いことを意味する。図12に示すように、Aggreg
ationパラメータを0に近付け、あまりConse
rvativeにやりすぎると、おそらく利用率は0に
近づき、逆にAggressiveにやりすぎると、利
用率は1に近づくが、前述したように非常に呼損率の大
きい状態になってしまう。
【0051】従って、適当な値のAggregatio
nパラメータであれば、利用率が充分に高く然も呼損率
が小さい状態に保つことが可能となる。Aggrega
tionパラメータ計算手段701は、性能評価手段7
00によって求められた呼損率,Aggregateリ
ンクネットワーク利用率の値に基づき、呼損率をなるべ
く下げ、またAggregateリンクネットワーク利
用率をなるべく高める方向に、Aggregation
パラメータを変更する。具体的には、性能評価手段70
0から新たな評価結果が送られてくる毎に、呼損率およ
びAggregateリンクネットワーク利用率が所定
の基準を満たしているかどうかを判定し、呼損率が基準
を満たしていない場合には、Aggregationパ
ラメータの値を所定値(例えば1/10)だけCons
ervativeの方向に変更し、逆にAggrega
teリンクネットワーク利用率が基準を満たしていない
場合には、Aggregationパラメータの値を所
定値(例えば1/10)だけAggressiveの方
向に変更することにより、Aggregationパラ
メータの値を最適値に収束させていく。
【0052】なお、リンクステートルーティングプロト
コル手段200が、定期的な交換でなく、自ノード用リ
ンクステートデータベース202中のAggregat
eされたリンク情報に大きな変化があった場合に他のノ
ードとトポロジー情報の交換を行う構成の場合、性能評
価手段700の評価項目にAggregateリンクの
経路情報量を追加し、Aggregationパラメー
タ計算手段701は、この経路情報量をも考慮してAg
gregationパラメータを計算するように構成す
ることもできる。ここで、Aggregateリンクの
経路情報量とは、単位時間当たりにFloodingさ
れて、受信したリンクステートの情報量のことであり、
Floodingで受信したパケットのうち、Aggr
egateリンクの情報を記述しているもののみを累計
することで求めることができる。Conservati
veにAggregateしている場合とAggres
siveにAggregateしている場合とで、どの
くらい頻繁にAggregation情報が変わるかが
決まり、図12に示すように、一般にAggregat
ionパラメータが1でAggressiveな場合、
経路情報量が増える傾向を示す。従って、Aggreg
ationパラメータ計算手段701は、性能評価手段
700から新たな経路情報量が送られてくる毎に、それ
が所定の基準を満たしているかどうかを判定し、基準を
満たしていない場合には、Aggregationパラ
メータの値を所定値(例えば1/10)だけConse
rvativeの方向に変更することにより、経路情報
量をできるだけ少なくするような最適値にAggreg
ationパラメータの値を収束させていく。
【0053】さて、Aggregationパラメータ
計算手段701で計算された新規パラメータはAggr
egationパラメータ交換手段220へ渡され、A
ggregationパラメータ交換手段220は、新
規Aggregationパラメータを隣接ノード間で
交換する。図13は、図11のAggregation
パラメータ交換手段220が隣接ノード間で行うパラメ
ータのNegotiationの方法の例について示
す。ノードA,B間がすでにParameter=0.
5で合意している時に(フロー1310,1311)、
ネットワークの性能評価結果に伴い、ノードA側がPa
rameterを変更してParameter=0.2
にするとき(フロー1312)、ノードBはParam
eter=0.2に合意している(フロー1313)。
【0054】上述のように隣接ノード間で交換されたA
ggregationパラメータはリンク情報Aggr
egation手段221に送られる。これにより、再
び新規パラメータをベースにして、リンク情報Aggr
egation手段221が、Aggregation
の値を変更し、自ノード用リンクステートデータベース
202を更新する。そして、その内容はリンクステート
ルーティングプロトコル手段200における定期処理ま
たは内容に大きな変化があったときに、全てのノードに
送出される。その後も性能評価手段700はネットワー
ク内の性能評価を行っており、上述した最適化処理が反
復的に行われる。
【0055】図14は第3の発明にかかるトポロジー情
報交換装置の実施の形態の機能構成を示し、図2と同一
符号は同一部分を示し、900はAggregatio
nグループ通知手段、901はリンクグループ作成手
段、902はリンク情報Aggregation手段、
903はAggregationグループ計算手段であ
る。本実施の形態のトポロジー情報交換装置は、図2に
示した第1の実施の形態のトポロジー情報交換装置の構
成に、更に3つの機能手段900,901,903が追
加されている。なお、この装置は、例えばCPU,メモ
リ等を有するコンピュータと制御プログラムを記録した
記録媒体(磁気ディスクや半導体メモリ等)とで実現さ
れ、記録媒体中の制御プログラムがコンピュータに読み
込まれ、コンピュータの動作を制御し、コンピュータを
図14に示す11個の機能手段として機能させる。
【0056】Aggregationグループ計算手段
903は、複数の物理リンクの中からリンク属性の類似
しているものをグループ化する機能をもつ。例えば、図
15に示すように、ATMノード1000,1001間
の物理リンクをリンク属性の類似度に応じてAggre
gation group1,2のように2つのグルー
プに分ける。この結果、1本の論理リンクにAggre
gateするのではなく、ATMノード1000,10
01間では2つの論理リンクにAggregateされ
ることになる。ここで、本実施例においては、ATMノ
ード1000,1001間の物理リンクをグループ化す
る権限は、ATMノード1000,1001に割り当て
られたNode IDの大きな方のノードに与え、他方
のノードはそれを受け入れるだけである。例えばATM
ノード1000の方がATMノード1001よりNod
e IDが大きい場合、ATMノード1000内のAg
gregationグループ計算手段903がグループ
化する。また、ATMノード1001にATMノード1
000とは別のATMノード(1002。図示せず)が
接続されており、ATMノード1001のNode I
DがATMノード1002より大きいとすると、ATM
ノード1001とATMノード1002間の物理リンク
のグループ化はATMノード1001内のAggreg
ationグループ計算手段903が行う。
【0057】具体的には、Aggregationグル
ープ計算手段903は、図4に示したような隣接ノード
間リンク情報211を参照して、Node IDが自ノ
ードの方が大きい隣接ノードとの間の物理リンクを認識
し、リソース管理部203で管理されている各物理リン
クのリンク属性に基づき、リンク属性の類似しているも
の同士をグループ化する。リンク属性が類似する物理リ
ンクとは、例えば、サポートするトラフィッククラスが
同じで且つそれぞれのトラフィッククラスにおいてサポ
ートするQOSが類似しているものや、サポートするト
ラフィッククラスがほぼ同じで且つそれらでサポートす
るQOSが類似しているもの等である。
【0058】Aggregationグループ計算手段
903は、各グループに対して識別番号を付与し、或る
隣接ノード間の物理リンクに関し、どのリンクグループ
がどのリンクとどのリンクかを示す例えば図16に示す
ようなデータを生成し、リンクグループ作成手段901
およびAggregationグループ通知手段900
に与える。
【0059】Aggregationグループ通知手段
900は、このデータを該当する隣接ノードへ通知す
る。当該隣接ノードのAggregationグループ
通知手段900は、受信したデータを自ノードのリンク
グループ作成手段901に通知する。
【0060】リンクグループ作成手段901は、図16
に示したようなデータを自ノードのAggregati
onグループ計算手段903およびAggregati
onグループ通知手段900を通じて他ノードのAgg
regationグループ計算手段903から受け取る
と、そのデータに従い、隣接ノード間リンク情報211
とリソース管理部203の内容とに基づいて実際にリン
クグループを作成し、リンク情報Aggregatio
n手段902に通知する。リンク情報Aggregat
ion手段902は、作成されたリンクグループ毎に、
Aggregationパラメータ交換手段220で隣
接ノード間で交換されたAggregationパラメ
ータを基準にAggregationを行い、自ノード
用リンクステートデータベース202に登録する。
【0061】自ノード用リンクステートデータベース2
02に格納されるデータの例を図17に示す。図6とほ
ぼ同じ内容であるが、図6では図4のNode ID−
Bとの間の物理リンク3本が1本の論理リンク(論理M
y port ID−2 −論理Remote por
t ID−1)に要約されているのに対し、図17では
2種類の論理リンク(論理My port ID−2
− 論理Remote port ID−1)と(論理
My port ID−3 − 論理Remote p
ort ID−2)とに要約されている点が相違してい
る。これは、1本に要約すると余りにもトラフィック特
性の偏りがあるため、2つのリンクグループに分割され
たことによる。
【0062】なお、Aggregationパラメータ
交換手段220が交換するAggregationパラ
メータとして、ノードの各リンクグループ毎に1つ持つ
ようにし、各リンクグループ毎にAggregatio
nパラメータをノード間で交換するようにしても良い。
この場合、リンク情報Aggregation手段90
2はリンクグループ毎のAggregationパラメ
ータを使って要約リンク情報を計算し直す。
【0063】図18は第4および第5の発明にかかるト
ポロジー情報交換装置の実施の形態の機能構成を示し、
図11および図14と同一符号は同一部分を示す。本実
施の形態のトポロジー情報交換装置は、図14に示した
実施の形態のトポロジー情報交換装置の構成に、更に2
つの機能手段700,701が追加されている。なお、
この装置は、例えばCPU,メモリ等を有するコンピュ
ータと制御プログラムを記録した記録媒体(磁気ディス
クや半導体メモリ等)とで実現され、記録媒体中の制御
プログラムがコンピュータに読み込まれ、コンピュータ
の動作を制御し、コンピュータを図18に示す13個の
機能手段として機能させる。
【0064】性能評価手段700は、或る時点のAgg
regationパラメータによってリンク情報がAg
gregateされている時に、そのAggregat
eリンクにおける呼損率,Aggregateリンクネ
ットワーク利用率,及び必要に応じて更に経路情報量を
評価する手段である。基本的な動作は図11で説明した
ものと同じであるが、本実施の形態における性能評価手
段700が評価対象とするAggregateリンク
は、リンクグループ作成手段901でリンクグループ化
された個々のAggregateリンクである。リンク
グループ毎のAggregateリンクが何であるか
は、図4に示したような隣接ノード間リンク情報211
とリンクグループ作成手段901に与えられる図16に
示すようなデータとを統合した図19に示すようなデー
タを管理しておくことで認識できる。また、Aggre
gateリンクにおける呼損率,Aggregateリ
ンクネットワーク利用率,経路情報量は、それぞれの物
理リンク毎の呼損率X,Aggregateリンクネッ
トワーク利用率Y,経路情報量Zを計算し、そこで得ら
れたX,Y,ZをAggregateリンク全体に渡っ
て、再計算することで求めることができる。性能評価手
段700で定期的に求められた評価結果は、Aggre
gationパラメータ計算手段701およびAggr
egationグループ計算手段903に与えられる。
【0065】Aggregationパラメータ計算手
段701は、性能評価手段700によって求められた呼
損率,Aggregateリンクネットワーク利用率,
経路情報量の値に基づき、呼損率や経路情報量をなるべ
く下げ、またAggregateリンクネットワーク利
用率をなるべく高める方向に、Aggregation
パラメータを変更する。その動作は第2の発明の実施の
形態の場合と基本的に同じであるが、本実施の形態の場
合、Aggregationパラメータは各リンクグル
ープ毎に1つあり、Aggregationパラメータ
計算手段701は各リンクグループ毎のAggrega
tionパラメータの値を求める点が相違する。また、
Aggregationパラメータ交換手段220は、
Aggregationパラメータ計算手段701で計
算された新規パラメータを隣接ノード間で交換してNe
gotiationを行い、結果をリンク情報Aggr
egation手段902に通知する。
【0066】他方、Aggregationグループ計
算手段903は、性能評価手段700の評価結果によ
り、呼損率や経路情報量をなるべく下げ、かつAggr
egateリンクネットワーク利用率をなるべく高める
ように、リンクグループを変更する。具体的には、性能
評価の結果、複数のリンクグループのうち所定の基準よ
りも性能が劣化しているグループがあるかどうかを調べ
る。若し、性能が劣化しているリンクグループがあれ
ば、そのリンクグループ中の物理リンクのQOS特性を
調べ、分離した方が性能が上がるかどうかを判断し、性
能があがると判断されたら分離し、そうでなければ分離
せずにそのままにする。このような判断を定期的に行う
ことにより、徐々に最適なリンクグループへと収束させ
る。なお、Aggregationグループ計算手段9
03が再グループ化を行うのは、Node IDが自ノ
ードの方が大きい隣接ノードとの間の物理リンクであ
る。
【0067】Aggregationグループ計算手段
903は、変更後の各グループに対して識別番号を付与
し、前述した図16に示すようなデータを生成し、リン
クグループ作成手段901およびAggregatio
nグループ通知手段900に与える。Aggregat
ionグループ通知手段900は、このデータを該当す
る隣接ノードへ通知し、当該隣接ノードのAggreg
ationグループ通知手段900は、受信したデータ
を自ノードのリンクグループ作成手段901に通知す
る。
【0068】リンクグループ作成手段901は、図16
に示したようなデータを自ノードのAggregati
onグループ計算手段903およびAggregati
onグループ通知手段900を通じて他ノードのAgg
regationグループ計算手段903から受け取る
と、そのデータに従い、隣接ノード間リンク情報211
とリソース管理部203の内容とに基づいて実際にリン
クグループを作成し直し、リンク情報Aggregat
ion手段902に通知する。リンク情報Aggreg
ation手段902は、作成されたリンクグループ毎
に、Aggregationパラメータ交換手段220
で隣接ノード間で交換された各リンクグループ毎のAg
gregationパラメータを基準にAggrega
tionを行い、自ノード用リンクステートデータベー
ス202に登録する。
【0069】以上の各実施の形態は、一般に、同一レイ
ヤ内でのリンクのAggregationに対し適用す
ることができる。以下では、下位レイヤのトポロジー情
報を上位レイヤに見せる場合のAggregation
について説明する。
【0070】図20は本発明のトポロジー情報交換装置
を適用する階層的なPNNIルーティングのドメイン
(ピアグループ;Peer Group)構成を示す。
まず、同図を参照して、下位レイヤのトポロジー情報を
上位レイヤに見せる仕組みの概要を説明する。
【0071】図20において、「物理網」と書かれてい
る下の部分が実際の物理スイッチやリンクを表してお
り、Peer Group1400,1401,140
2といったドメインから構成され、それぞれのPeer
Groupは複数のノードとリンクから構成されてい
る。他方、「論理網」と書かれている上の部分は、実際
には論理的にそのような網があるかのようにルーティン
グ情報を交換しようというための網を表している。物理
網において、各Peer Groupに存在する代表ノ
ード(Peer Group Leader)1480
等が、お互いの間にVC(Virtual Circu
it)と呼ぶコネクション1470,1471,147
2を設定し、そのコネクション上で経路情報を交換する
ことにより、上述の論理網があたかも構築されているよ
うに見える。
【0072】代表ノード間で1本ずつ張られたVC上で
は、それぞれのPeer Group間に存在している
リンク全てを認識し交換する。例えばPeer Gro
up1400,1401の間には、1440,1441
の2本の物理リンクが存在するが、その情報をVC14
70上で交換する。この交換は、図21のように、最下
位のレベルのHello packetに追加して、P
eer Group間にどのようなリンクがあるのかを
記述することで行われる。
【0073】図21において、My Node ID,
Remote Node IDは、それぞれPeer
Group LeaderのノードIDを意味し、それ
ぞれのMy Node ID,Remote Node
IDは、論理リンク用のHelloを意味するものと
して、特別な値0xFFFFFFFFが入る。その基本
的なHello要素の後ろに、Peer Group間
の複数リンクを記述するフィールドがくる。最初にLo
gical Link数、例えばPeer Group
1400,1401間には2つのリンク1440,14
41があるので、この値は2となる。そして、My B
order Node ID,Remote Bode
r Node IDは、1440あるいは1441の境
界に存在するBoder Nodeのそれぞれの最下位
レベルのNode IDを意味する。またMy Bod
er port ID,Remote Border
IDも、1440,1441のリンクがそれぞれのBo
rder Nodeのどのポートから出ているかを記述
している。これらBorder Node ID,Bo
der port IDの2つの組で一意にPeer
Group間のリンクを識別できる。そしてそれらのリ
ンクに対して、Peer Group Leader
は、ユニークな論理port IDを割り当て、それを
My logical port ID,Remote
logical port IDの値として記述す
る。また、Logical link group I
Dは、論理リンクをAggregateするために利用
するIDであり、もし同じIDであればそのリンクをA
ggregateすることになる。
【0074】上記のようなHelloメッセージをPe
er Group Leader間のVC上で交換し、
例えば図22に示すような格納形式で管理することによ
り、上位階層において、どのような論理リンクが論理ノ
ード1410,1411間でどのような論理ポート番号
において接続され、かつそれぞれのLogicalli
nk group IDは何なのかを判断することがで
きる。また、Logical link group
IDが同じ論理リンクはAggregateされて1本
に縮退でき、その場合、また論理ポート番号等が再決定
される。
【0075】さて、図20において、Peer Gro
up間でトポロジー情報を交換する場合、Peer G
roup内の代表ノード1480等は、自Peer G
roup内のすべてのトポロジー情報を他のPeer
Groupに対して開示するのではなく、ノードとリン
クから構成されるトポロジー情報をAggregate
して上位レイヤ(Peer Group)においてトポ
ロジー情報の交換を行う。ここの例では、Peer G
roupX.1(1400)は、上位PeerGrou
pにおいて、論理ノードX.1,Peer Group
X.2(1401)は、論理ノードX.2,Peer
GroupX.3(1402)は論理ノードX.3とし
て表現され、論理ノードX.1,X.2,X.3間が複
数の論理リンクで接続されているような形でトポロジー
情報が交換され、この情報はそれぞれの下位のPeer
Group1400,1401,1402内のすべて
のノードへと提供されている。
【0076】ここで論理ノードX.1,X.2の間の論
理リンク1450,1451はそれぞれ物理リンク14
40,1441に対応し、論理ノードX.1,X.3の
間の論理リンク1452は、物理リンク1442に対応
する。論理リンク1450,1451,1452は、A
ggregateしていないリンクである。一方、論理
ノードX.2,X.3間の論理リンク1453は、物理
リンク1443,1444が一本にAggregate
されていることを示している。
【0077】例えば、Peer GroupX.2(1
401)のトポロジーを代表ノード1480がAggr
egateして表現する場合を例にあげると、他のPe
erGroupとの間の境界ノード(Border N
ode)1420,1421,1422,1423を選
択し、それをStar型に接続して、最初に1490の
ような形に近似を行う。その後上位Peer Grou
pにおける論理リンクがAggregateされた結果
できたかどうかを判断し、ここでは論理リンク1453
がAggregateされた結果できているため、近似
トポロジー上から、上記境界ノード1421,1422
もAggregateして近似トポロジーを求め直す
と、1491のような形になる。
【0078】図23は第6および第7の発明にかかるト
ポロジー情報交換装置の実施の形態の機能構成を示す。
本実施の形態のトポロジー情報交換装置は、図20で述
べた手順を実現する機能を持ち、特に1480のような
Peer Group内の代表ノードが本機能を有す
る。本トポロジー情報交換装置は、リンクステートルー
ティングプロトコル手段1500,下位Peer Gr
oup用リンクステートデータベース1501,上位P
eer Group用リンクステートデータベース15
02,Helloプロトコル手段1510,下位Pee
r Group用隣接ノード間リンク情報1511,上
位Peer Group用隣接ノード間リンク情報15
12,下位Peer Group Border No
de検出手段1520,中間形式作成手段1521,T
opology Aggregation計算手段15
22およびBorder Node Aggregat
ion手段1523の10個の機能手段から構成され
る。なお、図23に示す装置は、例えばCPU,メモリ
等を有するコンピュータと制御プログラムを記録した記
録媒体(磁気ディスクや半導体メモリ等)とで実現さ
れ、記録媒体中の制御プログラムがコンピュータに読み
込まれ、コンピュータの動作を制御し、コンピュータを
図23に示す10個の機能手段として機能させる。
【0079】以下、Peer Group1401内の
代表ノード1480が本機能を有する場合を例にして、
各機能を詳細に説明する。
【0080】ハロー(Hello)プロトコル手段15
10は、図20におけるPeerGroup1401内
の隣接ノードだけでなく、上位Peer Group1
404内の隣接ノードに対しても、図21で説明したよ
うな方法で制御メッセージのやりとりを行う。ハロー
(Hello)プロトコル手段1510が隣接ノード間
の複数の全ての物理リンクにおいて制御メッセージのや
りとりを行い、下位Peer Group用隣接ノード
間リンク情報を認識した場合、下位隣接ノード間リンク
情報1511にその情報を格納する。この下位隣接ノー
ド間リンク情報1511は第1乃至第5の発明の実施の
形態における隣接ノード間リンク情報211に相当す
る。一方、ハロー(Hello)プロトコル手段151
0が上位Peer Groupにおける隣接論理ノード
間の複数の全ての論理リンクにおいて制御メッセージの
やりとりを行い、隣接論理ノード間に存在する論理リン
クを認識した場合、例えば前述した図22に示したよう
な形式で、上位Peer Group用隣接ノード間リ
ンク情報1512にその情報を格納する。
【0081】リンクステートルーティングプロトコル手
段1500は、下位Peer Group内の他のノー
ドとトポロジー情報を交換することにより、下位Pee
rGroup用リンクステートデータベース1501
に、そのトポロジー情報を保存する。この下位Peer
Group用リンクステートデータベース1501は
第1乃至第5の発明の実施の形態における他ノード用リ
ンクステートデータベース201および自ノード用リン
クステートデータベース202に相当する。一方、下位
Peer Group内の代表ノード(Peer Gr
oup Leader)は、リンクステートルーティン
グプロトコル手段1500により、上位Peer Gr
oup内の他の論理ノードとトポロジー情報を交換する
ことが可能であり、それにより上位Peer Grou
pのリンクステートデータベース1502に、そのトポ
ロジー情報を保存する。下位と上位のPeer Gro
up内のリンクステートデータベースを総合して、宛先
への経路を計算することが可能となる。
【0082】ここで、下位Peer Group用リン
クステートデータベース1501を元にして、下位Pe
er Group Border Node検出手段1
520は、他のPeer Groupと隣接しているB
order Nodeを検知し、その結果を中間形式作
成手段1521に通知する。中間形式作成手段1521
はこの通知に従い中間形式のトポロジー情報を作成す
る。以下、中間形式作成手段1521の処理を図24を
用いて説明する。
【0083】図20のPeer Group1401内
の物理トポロジーを1601とし、その中で他のPee
r Groupと接しているBorder Nodeを
1,2,3,4のノードとする。そのとき、1,2,
3,4のノード間をFullmeshにリンクで接続
し、それぞれのリンクごとの帯域や遅延などのQOSを
実際の物理トポロジーの性能に近似するように計算を行
って割り当てる。この近似計算によって1602を得る
処理が、中間形式作成手段1521の行う中間形式作成
処理である。
【0084】具体的には、先ず図24の1601のトポ
ロジーにおいて、Border Node1,2,3,
4に注目し、Border Node間の最小コスト経
路を求める。このとき若し、複数ある場合には複数の経
路を求め、諸条件を考慮してその中の1つを選択する。
例えばBorder Node1,2間のリンクコスト
c14を求める場合、図25に示すように1→4への経
路のうち合計コストが同じ20となる最小コスト経路が
2本あったとする。選ばれたリンクコストが最小のこの
2つのパスにおいて、今度は他のQOS情報、例えば帯
域,あるいは遅延などのコストも計算し、いずれがリソ
ースが多いかによって、2本のうちから1本の最小コス
ト経路を選択し、その経路におけるリンクコストをc1
4とする。c14は複数のQOS、つまりセル廃棄率
(Cell Loss Ratio;CLR),セル転
送遅延(Cell Transfer Delay;C
TD),セル遅延ゆらぎ(Cell Delay Va
riation;CDV),最大リンク容量(Maxi
mum Cell Rate;MaxCR),残余帯域
(Available Rate;AvCR)等から構
成される、いわばベクトル情報である。同様にして図2
4の中間形式におけるリンクコストc12,c13,c
23,c24,c34を求めることができる。
【0085】次に、Topology Aggrega
tion計算手段1522は、上記中間形式から実際の
Topology表現形式に変換する。Topolog
y表現形式には、例えば3通りが想定され、図24の1
603のような半径のQOSの値が全て同一の値をとる
スター型の形式(Symmetric Star)か、
1604のような半径のQOSの値が異なる値をとるス
ター型の形式(Assymmetric Star)
か、1605のようなAssymmetricStar
型のトポロジーにさらにBorder Node間にバ
イパス経路を加えた形式(Assymmetric S
tar+Exception)という3通りの近似方法
があり、上記の中間形式から線形計画法などを用いて、
理論的に近似計算を行う。下位Peer Groupの
ノードとリンクの接続形態(トポロジー)をAggre
gateした結果の近似精度は、1603のSymme
tric Star,1604のAssymmetri
c Star,1605のAssymmetric S
tar+Exceptionの順に高くなる。従って、
近似精度の閾値を予め設定し、その閾値を満足している
方式を選択する。Symmetric Star,As
symmetric Star,Assymmetri
c Star+Exceptionの順に計算量が複雑
になるため、Symmetric Starで処理がで
きれば一番よい。しかし、これでは近似精度の閾値を満
足しなければ、次に複雑なAssymmetric S
tarで試みて、それでもだめならAssymmetr
ic Star+Exceptionという形で段階的
に選択する。
【0086】以下に中間形式のトポロジー表現形式から
実際のTopology表現形式に変換する処理を説明
する。
【0087】QOSには大きくわけてセル廃棄率(CL
R),セル転送遅延(CTD),セル遅延ゆらぎ(CD
V)のような経路上のすべてのリンクのパラメータを累
計しその合計が要求品質を満足するかを判断するAdd
itive Parameterと、最大リンク容量
(MaxCR),残余帯域(AvCR)のように各リン
クごとの品質が要求品質を満足するかどうかのみ判断す
ればよい、Non−Additive Paramet
erとの2種類がある。各リンクはこれらの複数のQO
S Parameterからなるベクトルで表現され、
このベクトルで記述されたリンクを図24の(c),
(d),(e)のような形態で近似する。基本的にそれ
ぞれのベクトル要素,QOSパラメータは独立に取扱
い、上記2種類のパラメータでそれぞれ処理方法が異な
る。
【0088】まず式を導入するために必要な情報を定義
する。riベクトルは、図24の(c),(d),
(e)の近似後の各リンクごとのLink metri
csであり、Ciiベクトルは図24の中間形式(b)
のLink metricsである。以下で、ri(M
axCR),Cij(MaxCR)などと記述している
のは、ベクトルのうちのMaxCRの部分の要素値とい
う意味である。つまり要素値はここではスカラーとな
る。基本的には中間形式(b)と形態(d)との間の近
似解を求めるのが基本となる。形態(c),(e)につ
いては、後述する。
【0089】中間形式(b)から形態(d)を求めるた
めの基本式は次の通りである。
【数1】
【0090】式〔数1〕は、Aggregateをする
場合に、帯域をなるべく小さく、遅延はなるべく大きく
近似しようと試みており、情報を少し悪い方に求めよう
というアプローチであり、Conservativeに
Aggregateするのに相当する。一方、帯域はな
るべく大きく、遅延はなるべく小さく近似するアプロー
チも可能であり、その場合は次の式〔数2〕を計算する
ことにより、Aggressive Aggregat
ion値を求めることができる。
【数2】
【0091】以下では、Conservative A
ggregationの場合を例にとって更に式を変
形,簡略化すると、次式〔数3〕が得られる。
【数3】
【0092】以上より、最大リンク容量(MaxC
R),残余帯域(AvCR)は、riの値を求めるとき
には、Cij(i固定,j=1,2,…)の最小値を求
めることで簡単に求められる。一方、セル廃棄率(CL
R),セル転送遅延(CTD),セル遅延ゆらぎ(CD
V)等は、上記のような線形計画法に変換することによ
り解くことができる。
【0093】さて、ここで、形態(c)は形態(d)の
特別な場合であり、ri=rjという場合に簡略化され
るので、上記の式〔数3〕の右の項は容易に変形して簡
略化される。
【0094】形態(c)は、形態(d)で求めた値を使
って逆に中間形式のCijを求め直すと、中間形式の元
のCijの値とは多少異なる場合がある。そのずれの大
きさが相対的にもっとも大きいリンクを選び、そのリン
クの近似精度を上げる試みを行う。つまり、そのリンク
がk−1とすると、形態(e)において、リンクk−1
に図24(e)のように、バイパスリンクを作成し、そ
の新たなリンクにおいて、再び計算式を定義して、計算
することとなる。計算式は(d)で求めた式と同様に容
易に作成して求めることができる。これによって、求め
られたriにおいてまた、中間形式のCijを求め直
し、もとの中間形式とのずれが或る閾値以下、あるいは
バイパスリンク数が或る閾値を越えると、収束したと見
なし、処理を終了する。
【0095】本実施の形態では、図24(a)から同図
(b)の中間形式への変換と、(b)から最終形態
(c),(d),(e)への変換との2段階の手順を踏
んでいる。これは、形態(c),(d),(e)への変
換は線形計画法に基づいて計算されるが、あまりに複雑
なトポロジーだとしらみつぶしで全ての経路を総当たり
的に調べる線形計画法では、計算量が膨大に増えてしま
うため、前準備として(b)の中間形式に変換し、
(b)→(c),(d),(e)の部分について必要と
なる線形計画法による計算量を削減するためである。
【0096】さて、Topology Aggrega
tion計算手段1522で図24の(c),(d),
(e)の結果が得られた後の処理としては、2通り考え
られる。その1つは、第6の発明に関するもので、得ら
れた結果を、そのまま上位Peer Group用リン
クステートデータベース1502中の、自論理ノードの
内部トポロジー表現データとして保存することである。
【0097】他の1つは、第7の発明に関するもので、
さらにTopology Aggregation計算
手段1522で得られた結果を、Border Nod
eAggregation手段1523に渡して以下の
処理を行わせることである。
【0098】Border Node Aggrega
tion手段1523は、上位Peer Group用
隣接ノード間リンク情報1512から、複数のBord
erNode間のリンクのいずれがリンクAggreg
ationしているかを調べ、もしAggregati
onしている場合には、上記Aggregation表
現で用いたBorder Nodeのうち、該当するB
order NodeのAggregationを行
う。例えば図26に示すように、X.2の下位トポロジ
ーのTopology Aggregationが通常
の処理で進むと、Port1,2,3,4からなるトポ
ロジーで表現が可能となる。各Port1,2,3,4
は実は下位のX.2のBorder Node1,2,
3,4に相当している。ここで、X.2,X.3の間に
は2本のリンクが存在しており、それはPort2,3
に接続するリンクである。もしこの2つのリンクのトラ
フィック特性が類似している場合、リンクのAggre
gationを行う。このとき、Border Nod
e Aggregation手段1523は、Port
2,3を1つのPortにAggregateする。
【0099】Border NodeのAggrega
tionを行った場合、Border Node Ag
gregation手段1523は、再びQOSの値を
計算し直す。即ち、Topology Aggrega
tion計算手段1522で得られた要約トポロジーは
Potr1,2,3,4での近似を繰り返して得たもの
であり、Border Node2,3がAggreg
ateされてPort数が1,2,4の3つに減ったた
め、今まで近似で各リンクごとに計算していたQOS値
が変わってしまう。そこで、もう一度、前述した計算式
を求め直し、各リンクのQOSを割り当て直す作業を行
うことで、要約トポロジー情報を作成し直す。こうして
得られた結果は、上位Peer Groupリンクステ
ートデータベース1502中の、自論理ノードの内部ト
ポロジー表現データとして保存される。
【0100】図27は第8の発明にかかるトポロジー情
報交換装置の実施の形態の機能構成を示し、図23と同
一符号は同一部分を示し、1700はAggregat
ionパラメータ交換手段である。本実施の形態のトポ
ロジー情報交換装置は、図23のトポロジー情報交換装
置の構成に、さらに1つの機能手段1700が追加され
ている。なお、図27に示す装置は、例えばCPU,メ
モリ等を有するコンピュータと制御プログラムを記録し
た記録媒体(磁気ディスクや半導体メモリ等)とで実現
され、記録媒体中の制御プログラムがコンピュータに読
み込まれ、コンピュータの動作を制御し、コンピュータ
を図27に示す11個の機能手段として機能させる。
【0101】Aggregationパラメータ交換手
段1700は、隣接論理ノードとAggregatio
nパラメータを交換する。交換するAggregati
onパラメータの例を図28に示す。前述の〔数1〕,
〔数2〕等の計算式で述べたように、Aggregat
ionには大きく分けて、AggressiveとCo
nservativeとがあり、それぞれの値を求める
ための式を導出することができるため、何れで行うかを
示すAggregation methodパラメータ
を交換する。さらに、それぞれの式において収束条件
は、バイパスリンク最大数や近似精度閾値等の幾つかの
パラメータによって制御されるため、それらを交換す
る。なお、Conservative Aggrega
tionとAggressive Aggregati
onとの間のどのくらいのAggregation割合
を行うかについての値を交換することも可能である。
【0102】Aggregationパラメータ交換手
段1700で交換された値は、Topology Ag
gregation計算手段1522に渡される。当該
計算手段1522は、その値により、Aggregat
ionの度合を調整して、計算し直す。計算し直されて
得られたトポロジー情報は上位Peer Group用
リンクステートデータベース1502中の、自論理ノー
ドの内部トポロジー表現データとして保存される。
【0103】図29は第9の発明にかかるトポロジー情
報交換装置の実施の形態の機能構成を示し、図27と同
一符号は同一部分を示し、1800は性能評価手段、1
801はAggregationパラメータ計算手段で
ある。本実施の形態のトポロジー情報交換装置は、図2
7のトポロジー情報交換装置の構成に、さらに2つの機
能手段1800,1801が追加されている。なお、図
29に示す装置は、例えばCPU,メモリ等を有するコ
ンピュータと制御プログラムを記録した記録媒体(磁気
ディスクや半導体メモリ等)とで実現され、記録媒体中
の制御プログラムがコンピュータに読み込まれ、コンピ
ュータの動作を制御し、コンピュータを図29に示す1
3個の機能手段として機能させる。
【0104】性能評価手段1800は、ある時点のAg
gregationパラメータによってPeer Gr
oup内のトポロジー情報がAggregateされて
いる時に、そのPeer Group内における呼損
率,Peer Groupのネットワーク利用率を評価
する。このような評価は常時実行され、定期的に評価結
果がAggregationパラメータ計算手段180
1に与えられる。
【0105】ここで、図30に示したように、各論理ノ
ード毎のAggregateトポロジーは、各Port
と中心点coreとの間のQOSパラメータ、並びに各
Port間のパラメータ(Bypass except
ionsが存在する場合)によって記述できるため、こ
のようなデータを管理することにより、性能評価手段1
800はAggregateトポロジーが何であるかを
認識することができる。
【0106】また、Peer Group内における呼
損率とは、Aggregateトポロジーを利用してそ
のPeer Groupを通じてコネクションを設立し
ようとした全コネクション数のうち、リソース不足等の
ためコネクション設定に失敗したコネクションの確率の
ことである。Peer Group内のトポロジー情報
をあまりAggressiveにAggregateす
ると、そのPeerGroupを利用するトラフィック
が増えるため、コネクション設定が失敗し易くなり、呼
損率が大きくなる傾向がある。
【0107】更に、Peer Groupのネットワー
ク利用率とは、Peer Group内の物理リンク全
ての容量に対して、単位時間当たりにどれくらいの帯域
を使用しているかを示す確率のことであり、利用率が1
ということは完全に使い切っていることを意味し、逆に
0であれば全然有効利用されていないことを意味する。
Peer Group内のトポロジー情報をあまりCo
nservativeにAggregateしすぎる
と、おそらく利用率は0に近づき、逆にAggress
iveにやりすぎると、利用率は1に近づくが、前述し
たように非常に呼損率の大きい状態になってしまう。
【0108】なお、Peer Group内における呼
損率およびPeer Groupのネットワーク利用率
は、各ノードが分散的に累計をとることで求めることが
できる。但し、トポロジーがAsymmetric A
ggregationなどの形態でAggregate
されているため、どのAggregateトポロジーが
どの物理リンクに対応し、どのような問題になっている
かの判定が困難であるため、例えば、Aggregat
ionに対応しているネットワーク全体のノードにおけ
る呼損率,利用率を各Peer Group Lead
erが周りのノードから集め、それに応じてネットワー
ク全体の統計情報を求めるようにする。
【0109】適当な値のAggregationパラメ
ータであれば、利用率は1で然も呼損率が小さい状態に
保つことが可能となる。Aggregationパラメ
ータ計算手段1801は、性能評価手段1800によっ
て求められた呼損率,ネットワーク利用率の値に基づ
き、呼損率をなるべく下げ、またネットワーク利用率を
なるべく高める方向に、Aggregationパラメ
ータを変更する。具体的には、性能評価手段1800か
ら新たな評価結果が送られてくる毎に、呼損率およびA
ggregateリンクネットワーク利用率が所定の基
準を満たしているかどうかを判定し、呼損率が基準を満
たしていない場合には、Conservative A
ggregation側に制御を移したり、閾値を高め
て近似精度を上げたりし、逆にネットワーク利用率が基
準を満たしていない場合には、Aggressive
Aggregation側に制御を移したりすること
で、Aggregationパラメータの値を最適値に
収束させていく。
【0110】なお、リンクステートルーティングプロト
コル手段1500が、定期的な交換でなく、上位Pee
r Group用リンクステートデータベース1502
中の、自論理ノードの内部トポロジー表現データに大き
な変化があった場合に他の論理ノードとトポロジー情報
の交換を行う構成の場合、性能評価手段1800の評価
項目にAggregateトポロジーの経路情報量を追
加し、Aggregationパラメータ計算手段18
01は、この経路情報量をも考慮してAggregat
ionパラメータを計算するように構成することもでき
る。ここで、Aggregateトポロジーの経路情報
量とは、単位時間当たりにFloodingされて、受
信したリンクステートの情報量のことであり、Floo
dingで受信したパケットのうち、Aggregat
eトポロジーの情報を記述しているもののみを累計する
ことで求めることができる。Conservative
にAggregateしている場合とAggressi
veにAggregateしている場合とで、どのくら
い頻繁にAggregation情報が変わるかが決ま
り、一般にAggreaaiveな場合、経路情報量が
増える傾向を示す。従って、Aggregationパ
ラメータ計算手段1801は、性能評価手段1800か
ら新たな経路情報量が送られてくる毎に、それが所定の
基準を満たしているかどうかを判定し、基準を満たして
いない場合には、Conservative Aggr
egation側に変更することにより、経路情報量を
できるだけ少なくするような最適値にAggregat
ionパラメータの値を収束させていく。
【0111】さて、Aggregationパラメータ
計算手段1801で計算された新規パラメータはAgg
regationパラメータ交換手段1700へ渡さ
れ、Aggregationパラメータ交換手段170
0は、新規Aggregationパラメータを隣接論
理ノード間で交換し、Conservative Ag
gregationとAggressive Aggr
egationとの間でどのくらいのAggregat
ion割合を行うかや近似精度閾値等についての値を交
換する。この値はTopology Aggregat
ion計算手段1522に送られる。これにより、再び
新規パラメータをベースにして、Topology A
ggregation計算手段1522が、Aggre
gationの値を変更し、上位Peer Group
用リンクステートデータベース中の、自論理ノードの内
部トポロジー表現データを更新する。そして、その内容
はリンクステートルーティングプロトコル手段1500
における定期処理または大きな変化があったときに、全
ての論理ノードに送出される。その後も性能評価手段1
800はネットワーク内の性能評価を行っており、上述
した最適化処理が反復的に行われる。
【0112】以上本発明を幾つかの実施の形態を挙げて
説明したが、本発明は上記の実施の形態にのみ限定され
ず、その他各種の付加変更が可能であり、例えば以下の
ようにすることもできる。
【0113】第6発明乃至第9発明では、下位レイヤの
トポロジー情報を上位レイヤにどのように見せるかとい
う部分だけのAggregationを扱ったが、上位
レイヤ内では同じように論理リンクが複数あるため、第
1乃至第5発明に示される同一レイヤ内でのリンクのA
ggregation技術を第6乃至第9発明に対して
適用することができる。
【0114】ネットワークの性能評価項目として、呼損
率,ネットワーク利用率,経路情報量を用いたが、他の
項目を用いることもできる。他の項目としては、例えば
再経路探索回数(Crankback頻度)がある。或
るAggregateリンクあるいはネットワークを利
用してコネクションを設立しようとして失敗した場合、
他の経路を再び検索するが、その回数が再経路検索回数
である。つまり、試みたリンクでコネクションが確率で
きない場合に、何度他の経路を調べたかを示す。余りに
AggressiveにリソースをFloodingす
ると、頻繁にコネクション設定が失敗し、その結果再経
路検索回数が増える傾向にあるため、呼損率と同様に扱
うことが可能である。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のトポロジ
ー情報交換装置は、以下の効果を有する。
【0116】隣接ノード間で要約尺度を交換し、その要
約尺度に基づきリンク情報を要約するため、隣接ノード
A−B間の同一リンクに対してA側の要約度合いとB側
の要約度合いとを一致させることができる。これによ
り、同じリンクでありながら、表現精度が不統一になっ
てしまうことによる問題を防止しつつ、ネットワークに
おけるノード間でリンク情報を効果的に要約することが
できる。
【0117】ネットワークの性能評価結果に基づき要約
尺度を求め直すことにより、要約尺度の最適化が図れ
る。
【0118】隣接ノード間の複数リンクを類似した品質
ごとにグループ化し、各リンクグループ毎に要約リンク
情報を計算することにより、要約精度を或る程度保証し
つつ、経路情報量を低減することができる。
【0119】ネットワークの性能評価結果に基づきリン
クグループの再構成を行うことにより、リンクグループ
の最適化が図れる。
【0120】階層ネットワークにおいて、上位ノードが
自ノード配下の下位ドメインのトポロジー情報を代表的
に交換するトポロジー情報交換装置において、下位ドメ
イン内のノードのうち他のドメインと接続している境界
ノードを検出し、当該検出境界ノード間をあるトポロジ
ーテンプレートで表現し、実際のトポロジーとネットワ
ークの品質とを当該トポロジーテンプレートにより近似
表現してノード間で新規要約トポロジー情報をお互いに
交換することにより、大規模な階層的なネットワークに
おいて、上位階層のノード間で自ノード配下の下位ドメ
インのトポロジー情報の効果的な要約が可能となり、ネ
ットワーク全体としての経路情報交換量の削減が可能に
なる。また、効果的に内部のトポロジー情報を要約して
交換することにより、ドメイン内部のある程度の荒いト
ポロジー情報、あるいはQOS情報をしることができる
ため、ドメイン間の経路選択において、どのドメインを
経由すべきという最適経路選択ができるかぎり可能とな
り、コネクション設定失敗(ブロック)率等を低減する
ことができる。
【0121】下位ドメイン間の複数リンクの一つあるい
は少数の上位ノード間のリンクの要約に伴って境界ノー
ドも要約することにより、経路情報量のより一層の削減
が図れる。
【0122】上位ノード間で要約尺度を交換し、この要
約尺度に基づき下位ドメインのトポロジー情報を計算し
て上位ノード間で交換することにより、各ドメインの要
約精度のバラツキを防止することができる。
【0123】ネットワークの性能評価結果に基づき要約
尺度を求め直すことで、下位ドメインのトポロジー情報
の要約尺度の最適化が図れる。
【0124】以上の結果、大規模な階層的なネットワー
クにおいて、各階層内のノード間、あるいは階層間のノ
ード間でリンク、あるいはノードのトポロジー情報、あ
るいはコネクション品質(クオリティオブサービス(Q
uality of Service;QOS))情報
を経路情報としてお互いに交換して、ネットワーク全体
のトポロジー情報を認識し、経路選択を行う場合、特に
あるドメイン(Peer Group)のリンク、ある
いはノードのトポロジー情報を全てのドメインに提供す
ると、経路情報が過多となり、大規模網に提供できない
が、本発明によれば、効果的に内部のトポロジー情報を
要約することにより、ネットワーク全体としての経路情
報交換量の削減をすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトポロジー情報交換装置を適用したネ
ットワークの簡単な例を示す図である。
【図2】第1の発明にかかるトポロジー情報交換装置の
実施の形態の機能構成を示す図である。
【図3】Hello Packetでやりとりされる情
報の例を示す図である。
【図4】隣接ノード間リンク情報の内容例を示す図であ
る。
【図5】Aggregationパラメータ手段が隣接
ノード間で行うパラメータのNegotiationの
方法の例を示す図である。
【図6】自ノードリンクステートデータベースに格納さ
れるデータの例を示す図である。
【図7】リンク情報Aggregation手段が、複
数の物理リンクのQOSをどのように1本の論理リンク
のQOSとして表現するのかの例を示す図である。
【図8】リンク属性の説明図である。
【図9】複数の物理リンクを論理リンクに要約する1段
階目の手順の説明図である。
【図10】複数の物理リンクを論理リンクに要約する2
段階目の手順の説明図である。
【図11】第2の発明にかかるトポロジー情報交換装置
の実施の形態の機能構成を示す図である。
【図12】AggregationパラメータとAgg
regateリンクにおける呼損率およびネットワーク
利用率との関係を示す図である。
【図13】図7のAggregationパラメータ交
換手段が隣接ノード間で行うパラメータのNegoti
ationの方法の例を示す図である。
【図14】第3の発明にかかるトポロジー情報交換装置
の実施の形態の機能構成を示す図である。
【図15】Aggregationグループ計算手段に
よるリンクのグループ化の説明図である。
【図16】Aggregationグループ計算手段が
管理するデータの説明図である。
【図17】自ノード用リンクステートデータベースに格
納されるデータの例を示す図である。
【図18】第4および第5の発明にかかるトポロジー情
報交換装置の実施の形態の機能構成を示す図である。
【図19】リンクグループ毎のAggregateリン
クが何であるかを管理しておくデータの説明図である。
【図20】階層的なPNNIルーティングのドメイン
(ピアグループ;Peer Group)構成を示す図
である。
【図21】論理グループノードのハローパケットのフォ
ーマット例を示す図である。
【図22】上位Peer Group用隣接ノード間リ
ンク情報の一例を示す図である。
【図23】第6および第7の発明にかかるトポロジー情
報交換装置の実施の形態の機能構成を示す図である。
【図24】中間形式作成手段およびTopology
Aggregation計算手段の処理説明図である。
【図25】中間形式作成手段の処理説明図である。
【図26】Border Node Aggregat
ion手段の処理説明図である。
【図27】第8の発明にかかるトポロジー情報交換装置
の実施の形態の機能構成を示す図である。
【図28】Aggregationパラメータの例を示
す図である。
【図29】第9の発明にかかるトポロジー情報交換装置
の実施の形態の機能構成を示す図である。
【図30】性能評価手段がAggregateトポロジ
ーが何であるかを認識するために管理するデータの例を
示す図である。
【符号の説明】
100,101,102,300,301,302,3
03,304,305,306,307,1000,1
001…ATM Node 110,111,112…トポロジー情報交換装置 120,121,122…ATM Switch Ha
rdware 130,131,132,310,311…Node間
リンク 200,1500…リンクステートルーティングプロト
コル手段 201…他ノード用リンクステートデータベース 202…自ノード用リンクステートデータベース 210,1510…Helloプロトコル手段 211…隣接ノード間リンク情報 220,1700…要約尺度(Aggregation
パラメータ)交換手段 221,902…リンク情報要約(Aggregati
on)手段 290,1590…他ノードとのルーティング情報交換 291,1591…隣接ノードとのリンク情報交換 292,910,1701…隣接ノードとの間で交換 320,322…ネットワーク内トポロジー情報(To
pology Database) 321,323…隣接リンク情報(Neighbor
Link Database) 700,1800…性能評価手段 701,1801…Aggregationパラメータ
計算手段 900…Aggregationグループ通知手段 901…リンクグループ作成手段 903…Aggregationグループ計算手段 1200,1201,1202,1310,1311,
1312,1313…Aggregation Par
ameter Negotiation手順 1400,1401,1402…最下層Peer Gr
oup 1404…上位階層Peer Group 1410,1411,1412…上位階層論理ノード 1420,1421,1422,1423…Borde
r Node 1440,1441,1442,1443,1444…
最下層ノード間リンク 1450,1451,1452,1453…上位階層ノ
ード間論理リンク 1470,1471,1472…Virtual Ci
rcuit 1480…最下層代表ノード(Peer Group
Leader) 1490…Topology Aggregation
(Border Node Aggregationな
し) 1491…Topology Aggregation
(Border Node Aggregationあ
り) 1501…下位Peer Group用リンクステート
データベース 1502…上位Peer Group用リンクステート
データベース 1511…下位Peer Group用隣接ノード間リ
ンク情報 1512…上位Peer Group用隣接ノード間リ
ンク情報 1520…下位Peer Group Border
Node検出手段 1521…中間形式作成手段 1522…Topology Aggregation
計算手段 1523…Border Node Aggregat
ion手段 1601…Peer Group内物理トポロジー 1602…中間形式 1603…Symmetric StarでのAggr
egation 1604…Assymetric Star(Exce
ptionなし)でのAggregation 1605…Assymetric Star(Exce
ptionつき)でのAggregation

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノード間でトポロジー情報を交換するト
    ポロジー情報交換装置において、隣接ノード間の複数リ
    ンク情報の要約尺度を隣接ノード間で交換する要約尺度
    交換手段と、当該要約尺度に基づきリンク情報を要約し
    て計算するリンク情報要約手段と、ノード間で当該要約
    リンク情報をお互いに交換するトポロジー交換手段とか
    ら構成されることを特徴とするトポロジー情報交換装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトポロジー情報交換装置
    において、ネットワークの性能評価手段により得られた
    性能評価結果に基づき新たな要約尺度を求め直す要約尺
    度計算手段を備え、当該新規要約尺度を隣接ノード間で
    交換することにより、あらたにリンク情報を要約し直
    し、ノード間で新規要約リンク情報をお互いに交換する
    構成を有することを特徴とするトポロジー情報交換装
    置。
  3. 【請求項3】 ノード間でトポロジー情報を交換するト
    ポロジー情報交換装置において、隣接ノード間の複数リ
    ンクを類似した品質ごとにグループ化するリンクグルー
    プ作成手段と、隣接ノード間の複数リンク情報の要約尺
    度をノード間で交換する要約尺度交換手段と、当該要約
    尺度に基づき各リンクグループ毎に要約リンク情報を計
    算するリンク情報要約手段と、ノード間で各リンクグル
    ープ毎の要約リンク情報をお互いに交換するトポロジー
    交換手段とから構成されることを特徴とするトポロジー
    情報交換装置。
  4. 【請求項4】 ノード間でトポロジー情報を交換するト
    ポロジー情報交換装置において、ネットワークの性能評
    価手段と、該ネットワークの性能評価手段で性能評価結
    果が求められる毎にその性能評価結果に基づき隣接ノー
    ド間の複数リンクを再グループ化するリンクグループ作
    成手段と、隣接ノード間の複数リンク情報の要約尺度を
    ノード間で交換する要約尺度交換手段と、前記再グルー
    プ化されたリンクグループ毎に要約リンク情報を計算し
    直すリンク情報要約手段と、ノード間で各リンクグルー
    プ毎の要約リンク情報をお互いに交換するトポロジー交
    換手段とから構成されることを特徴とするトポロジー情
    報交換装置。
  5. 【請求項5】 ノード間でトポロジー情報を交換するト
    ポロジー情報交換装置において、ネットワークの性能評
    価手段と、該ネットワークの性能評価手段で性能評価結
    果が求められる毎にその性能評価結果に基づき隣接ノー
    ド間の複数リンク情報の要約尺度を求め直す要約尺度計
    算手段と、前記ネットワーク性能評価手段で性能評価結
    果が求められる毎にその性能評価結果に基づき隣接ノー
    ド間の複数リンクを再グループ化するリンクグループ作
    成手段と、前記要約尺度計算手段で求め直された要約尺
    度をノード間で交換する要約尺度交換手段と、当該要約
    尺度を用いて前記再グループ化されたリンクグループ毎
    に要約リンク情報を計算し直すリンク情報要約手段と、
    ノード間で各リンクグループ毎の要約リンク情報をお互
    いに交換するトポロジー交換手段とから構成されること
    を特徴とするトポロジー情報交換装置。
  6. 【請求項6】 階層ネットワークにおいて上位ノードが
    自ノード配下の下位ドメインのトポロジー情報を代表的
    に交換するトポロジー情報交換装置において、当該下位
    ドメイン内のノードのうち他のドメインと接続している
    境界ノードを検出する境界ノード検出手段と、当該検出
    境界ノード間のトポロジーを所定のトポロジーテンプレ
    ートで表現し、実際のトポロジーとネットワークの品質
    とを前記トポロジーテンプレートにより近似表現するト
    ポロジー要約手段と、ノード間で新規要約トポロジー情
    報をお互いに交換するトポロジー交換手段とから構成さ
    れることを特徴とするトポロジー情報交換装置。
  7. 【請求項7】 階層ネットワークにおいて上位ノードが
    自ノード配下の下位ドメインのトポロジー情報を代表的
    に交換するトポロジー情報交換装置において、当該下位
    ドメイン内のノードのうち他のドメインと接続している
    境界ノードを検出する境界ノード検出手段と、下位ドメ
    イン間の複数リンクを一つあるいは少数の上位ノード間
    のリンクの要約に伴い、複数の前記境界ノードを要約す
    る境界ノード要約手段と、当該要約境界ノード間のトポ
    ロジーを所定のトポロジーテンプレートで表現し、実際
    のトポロジーとネットワークの品質とを前記トポロジー
    テンプレートにより近似表現するトポロジー要約手段
    と、ノード間で新規要約トポロジー情報をお互いに交換
    するトポロジー交換手段とから構成されることを特徴と
    するトポロジー情報交換装置。
  8. 【請求項8】 階層ネットワークにおいて上位ノードが
    自ノード配下の下位ドメインのトポロジー情報を代表的
    に交換するトポロジー情報交換装置において、上位ノー
    ド間でトポロジー情報の要約尺度を交換する要約尺度交
    換手段と、下位ドメイン内のノードのうち他のドメイン
    と接続している境界ノードを検出する境界ノード検出手
    段と、下位ドメイン間の複数リンクを一つあるいは少数
    の上位ノード間のリンクの要約に伴い、複数の前記境界
    ノードを要約する境界ノード要約手段と、前記要約尺度
    に基づき前記要約境界ノード間のトポロジーを所定のト
    ポロジーテンプレートで表現し、実際のトポロジーとネ
    ットワークの品質とを前記トポロジーテンプレートによ
    り近似表現するトポロジー要約手段と、ノード間で新規
    要約トポロジー情報をお互いに交換するトポロジー交換
    手段とから構成されることを特徴とするトポロジー情報
    交換装置。
  9. 【請求項9】 階層ネットワークにおいて上位ノードが
    自ノード配下の下位ドメインのトポロジー情報を代表的
    に交換するトポロジー情報交換装置において、ネットワ
    ークの性能評価手段と、該ネットワークの性能評価手段
    で性能評価結果が求められる毎にその性能評価結果に基
    づきトポロジー情報の要約尺度を求め直す要約尺度計算
    手段と、該求められた要約尺度を上位ノード間で交換す
    る要約尺度交換手段と、下位ドメイン内のノードのうち
    他のドメインと接続している境界ノードを検出する境界
    ノード検出手段と、下位ドメイン間の複数リンクを一つ
    あるいは少数の上位ノード間のリンクの要約に伴い、複
    数の前記境界ノードを要約する境界ノード要約手段と、
    前記要約尺度に基づき前記要約境界ノード間のトポロジ
    ーを所定のトポロジーテンプレートで表現し、実際のト
    ポロジーとネットワークの品質とを前記トポロジーテン
    プレートにより近似表現するトポロジー要約手段と、ノ
    ード間で新規要約トポロジー情報をお互いに交換するト
    ポロジー交換手段とから構成されることを特徴とするト
    ポロジー情報交換装置。
  10. 【請求項10】 ノード間でトポロジー情報を交換する
    トポロジー情報交換装置を構成するコンピュータを、隣
    接ノード間の複数リンク情報の要約尺度を隣接ノード間
    で交換する要約尺度交換手段、当該要約尺度に基づきリ
    ンク情報を要約して計算するリンク情報要約手段、ノー
    ド間で当該要約リンク情報をお互いに交換するトポロジ
    ー交換手段、として機能させるプログラムを記録した機
    械読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 ノード間でトポロジー情報を交換する
    トポロジー情報交換装置を構成するコンピュータを、ネ
    ットワークの性能評価手段、該ネットワークの性能評価
    手段で性能評価結果が求められる毎にその性能評価結果
    に基づき隣接ノード間の複数リンク情報の要約尺度を求
    め直す要約尺度計算手段、新たに求められた要約尺度を
    隣接ノード間で交換する要約尺度交換手段、当該要約尺
    度に基づきリンク情報を要約し直すリンク情報要約手
    段、ノード間で当該要約リンク情報をお互いに交換する
    トポロジー交換手段、として機能させるプログラムを記
    録した機械読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 ノード間でトポロジー情報を交換する
    トポロジー情報交換装置を構成するコンピュータを、隣
    接ノード間の複数リンクを類似した品質ごとにグループ
    化するリンクグループ作成手段、隣接ノード間の複数リ
    ンク情報の要約尺度をノード間で交換する要約尺度交換
    手段、各リンクグループ毎に要約リンク情報を計算する
    リンク情報要約手段、ノード間で各リンクグループ毎の
    要約リンク情報をお互いに交換するトポロジー交換手
    段、として機能させるプログラムを記録した機械読み取
    り可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 ノード間でトポロジー情報を交換する
    トポロジー情報交換装置を構成するコンピュータを、ネ
    ットワークの性能評価手段、該ネットワークの性能評価
    手段で性能評価結果が求められる毎にその性能評価結果
    に基づき隣接ノード間の複数リンクを再グループ化する
    リンクグループ作成手段、隣接ノード間の複数リンク情
    報の要約尺度をノード間で交換する要約尺度交換手段、
    前記再グループ化されたリンクグループ毎に要約リンク
    情報を計算し直すリンク情報要約手段、ノード間で各リ
    ンクグループ毎の要約リンク情報をお互いに交換するト
    ポロジー交換手段、として機能させるプログラムを記録
    した機械読み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 ノード間でトポロジー情報を交換する
    トポロジー情報交換装置を構成するコンピュータを、ネ
    ットワークの性能評価手段、該ネットワークの性能評価
    手段で性能評価結果が求められる毎にその性能評価結果
    に基づき隣接ノード間の複数リンク情報の要約尺度を求
    め直す要約尺度計算手段、前記ネットワーク性能評価手
    段で性能評価結果が求められる毎にその性能評価結果に
    基づき隣接ノード間の複数リンクを再グループ化するリ
    ンクグループ作成手段、前記要約尺度計算手段で求め直
    された要約尺度をノード間で交換する要約尺度交換手
    段、当該要約尺度を用いて前記再グループ化されたリン
    クグループ毎に要約リンク情報を計算し直すリンク情報
    要約手段、ノード間で各リンクグループ毎の要約リンク
    情報をお互いに交換するトポロジー交換手段、として機
    能させるプログラムを記録した機械読み取り可能な記録
    媒体。
  15. 【請求項15】 階層ネットワークにおいて上位ノード
    が自ノード配下の下位ドメインのトポロジー情報を代表
    的に交換するトポロジー情報交換装置を構成するコンピ
    ュータを、当該下位ドメイン内のノードのうち他のドメ
    インと接続している境界ノードを検出する境界ノード検
    出手段、当該検出境界ノード間のトポロジーを所定のト
    ポロジーテンプレートで表現し、実際のトポロジーとネ
    ットワークの品質とを前記トポロジーテンプレートによ
    り近似表現するトポロジー要約手段、ノード間で新規要
    約トポロジー情報をお互いに交換するトポロジー交換手
    段、として機能させるプログラムを記録した機械読み取
    り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 階層ネットワークにおいて上位ノード
    が自ノード配下の下位ドメインのトポロジー情報を代表
    的に交換するトポロジー情報交換装置を構成するコンピ
    ュータを、当該下位ドメイン内のノードのうち他のドメ
    インと接続している境界ノードを検出する境界ノード検
    出手段、下位ドメイン間の複数リンクを一つあるいは少
    数の上位ノード間のリンクの要約に伴い、複数の前記境
    界ノードを要約する境界ノード要約手段、当該要約境界
    ノード間のトポロジーを所定のトポロジーテンプレート
    で表現し、実際のトポロジーとネットワークの品質とを
    前記トポロジーテンプレートにより近似表現するトポロ
    ジー要約手段、ノード間で新規要約トポロジー情報をお
    互いに交換するトポロジー交換手段、として機能させる
    プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体。
  17. 【請求項17】 階層ネットワークにおいて上位ノード
    が自ノード配下の下位ドメインのトポロジー情報を代表
    的に交換するトポロジー情報交換装置を構成するコンピ
    ュータを、上位ノード間でトポロジー情報の要約尺度を
    交換する要約尺度交換手段、下位ドメイン内のノードの
    うち他のドメインと接続している境界ノードを検出する
    境界ノード検出手段、下位ドメイン間の複数リンクを一
    つあるいは少数の上位ノード間のリンクの要約に伴い、
    複数の前記境界ノードを要約する境界ノード要約手段、
    前記要約尺度に基づき前記要約境界ノード間のトポロジ
    ーを所定のトポロジーテンプレートで表現し、実際のト
    ポロジーとネットワークの品質とを前記トポロジーテン
    プレートにより近似表現するトポロジー要約手段、ノー
    ド間で新規要約トポロジー情報をお互いに交換するトポ
    ロジー交換手段、として機能させるプログラムを記録し
    た機械読み取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】 階層ネットワークにおいて上位ノード
    が自ノード配下の下位ドメインのトポロジー情報を代表
    的に交換するトポロジー情報交換装置を構成するコンピ
    ュータを、ネットワークの性能評価手段、該ネットワー
    クの性能評価手段で性能評価結果が求められる毎にその
    性能評価結果に基づきトポロジー情報の要約尺度を求め
    直す要約尺度計算手段、該求められた要約尺度を上位ノ
    ード間で交換する要約尺度交換手段、下位ドメイン内の
    ノードのうち他のドメインと接続している境界ノードを
    検出する境界ノード検出手段、下位ドメイン間の複数リ
    ンクを一つあるいは少数の上位ノード間のリンクの要約
    に伴い、複数の前記境界ノードを要約する境界ノード要
    約手段、前記要約尺度に基づき前記要約境界ノード間の
    トポロジーを所定のトポロジーテンプレートで表現し、
    実際のトポロジーとネットワークの品質とを前記トポロ
    ジーテンプレートにより近似表現するトポロジー要約手
    段、ノード間で新規要約トポロジー情報をお互いに交換
    するトポロジー交換手段、として機能させるプログラム
    を記録した機械読み取り可能な記録媒体。
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