JPH11157423A - 車両用レバー装置の取付構造 - Google Patents
車両用レバー装置の取付構造Info
- Publication number
- JPH11157423A JPH11157423A JP32499397A JP32499397A JPH11157423A JP H11157423 A JPH11157423 A JP H11157423A JP 32499397 A JP32499397 A JP 32499397A JP 32499397 A JP32499397 A JP 32499397A JP H11157423 A JPH11157423 A JP H11157423A
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- Japan
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- mounting member
- side mounting
- vehicle
- holder
- clip
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- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】不慮の衝突事故に対して乗員の負傷を軽減して
安全性を向上が得られるると共に、安価な車両用レバー
装置の取付構造を提供する。 【解決手段】車体部材に支持された車体側取付部材21
と、ケーブルホルダ15を支持するホルダ側取付部材2
2とを、互いに結合すると共に、操作レバー14に作用
する所定値以上の衝突荷重Fによって上記結合を解除す
る連結手段23とを有する。衝突事故等によってに運転
者等の膝部等が操作レバー14に衝打した際、衝突荷重
Fによって連結手段23による車体側取付部材21とホ
ルダ側取付部材22との結合が解除され、ケーブルホル
ダ15及びケーブルホルダ15に保持された操作レバー
14が脱落し、この操作レバー14等の脱落によって運
転者の膝部に作用する操作レバー14からの反力が軽減
され、膝部の負傷が回避乃至激減されて運転者の安全性
が向上する。
安全性を向上が得られるると共に、安価な車両用レバー
装置の取付構造を提供する。 【解決手段】車体部材に支持された車体側取付部材21
と、ケーブルホルダ15を支持するホルダ側取付部材2
2とを、互いに結合すると共に、操作レバー14に作用
する所定値以上の衝突荷重Fによって上記結合を解除す
る連結手段23とを有する。衝突事故等によってに運転
者等の膝部等が操作レバー14に衝打した際、衝突荷重
Fによって連結手段23による車体側取付部材21とホ
ルダ側取付部材22との結合が解除され、ケーブルホル
ダ15及びケーブルホルダ15に保持された操作レバー
14が脱落し、この操作レバー14等の脱落によって運
転者の膝部に作用する操作レバー14からの反力が軽減
され、膝部の負傷が回避乃至激減されて運転者の安全性
が向上する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等の車両の操
作装置に用いられる操作レバー装置の取付構造の関す
る。
作装置に用いられる操作レバー装置の取付構造の関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両には多くの操作対象が備えられてお
りこの操作対象の内、動作部材の操作には他に動力手段
を必要としないワイヤ或いはリンク等で直接連結された
レバー装置が利用されている。
りこの操作対象の内、動作部材の操作には他に動力手段
を必要としないワイヤ或いはリンク等で直接連結された
レバー装置が利用されている。
【0003】最近、特に自動変速機付き自動車におい
て、駐車ブレーキとして操作が容易な足踏み式パーキン
グブレーキ装置が多く採用されている。
て、駐車ブレーキとして操作が容易な足踏み式パーキン
グブレーキ装置が多く採用されている。
【0004】一般にこの足踏み式パーキングブレーキ装
置は、パーキングブレーキ装置本体に設けられたパーキ
ングレバーを踏み込むことによってパーキングブレーキ
が作動する一方、リリースケーブルを介してパーキング
ブレーキ装置本体に連結された操作レバーを引くことに
よってそのパーキングブレーキが解除されるように構成
されている。
置は、パーキングブレーキ装置本体に設けられたパーキ
ングレバーを踏み込むことによってパーキングブレーキ
が作動する一方、リリースケーブルを介してパーキング
ブレーキ装置本体に連結された操作レバーを引くことに
よってそのパーキングブレーキが解除されるように構成
されている。
【0005】このような操作レバーは、ステアリングホ
イール、各種操作スイッチ等の走行操作装置の操作性を
妨げず、かつ比較的操作性に優れたステアリングホイー
ル近傍であって、かつインストルメントパネルの下方に
おいて車体部材、例えばステアリングサポートビーム等
にケーブルホルダーを介して支持されているのが普通で
ある。
イール、各種操作スイッチ等の走行操作装置の操作性を
妨げず、かつ比較的操作性に優れたステアリングホイー
ル近傍であって、かつインストルメントパネルの下方に
おいて車体部材、例えばステアリングサポートビーム等
にケーブルホルダーを介して支持されているのが普通で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による
と、乗員席前方において、インストルメントパネルの下
方に操作レバーが配置されることから、ステアリングホ
イールや他の走行操作装置の操作性を妨げることなく、
かつ良好な操作性を得ることができる。
と、乗員席前方において、インストルメントパネルの下
方に操作レバーが配置されることから、ステアリングホ
イールや他の走行操作装置の操作性を妨げることなく、
かつ良好な操作性を得ることができる。
【0007】しかし、操作レバーが乗員の前方において
インストルメントパネルの下方に配置されることから、
操作レバーの位置をその操作性を重視し、ステアリング
ホイールに近づける。すなわち乗員の正面位置に配置す
ると、操作レバーがシートに着座した乗員の脚部、特に
膝部の前方に略対向配置し、かつ操作レバーには操作力
が作用するためにこの操作レバーを支持するケーブルホ
ルダは締結手段により車体部材に強固に取り付けられる
ことがもとめられるため、不慮の衝突事故の際、運転者
の脚部、特に膝部が操作レバーに衝撃をもって打ち付け
られるおそれがあり、ステアリングホイール近傍に配置
するには保護部材を設ける等が要求され構造が複雑にな
り部品点数の増加や組立の複雑化に伴って製造コストの
上昇を招いていた。
インストルメントパネルの下方に配置されることから、
操作レバーの位置をその操作性を重視し、ステアリング
ホイールに近づける。すなわち乗員の正面位置に配置す
ると、操作レバーがシートに着座した乗員の脚部、特に
膝部の前方に略対向配置し、かつ操作レバーには操作力
が作用するためにこの操作レバーを支持するケーブルホ
ルダは締結手段により車体部材に強固に取り付けられる
ことがもとめられるため、不慮の衝突事故の際、運転者
の脚部、特に膝部が操作レバーに衝撃をもって打ち付け
られるおそれがあり、ステアリングホイール近傍に配置
するには保護部材を設ける等が要求され構造が複雑にな
り部品点数の増加や組立の複雑化に伴って製造コストの
上昇を招いていた。
【0008】従ってかかる点に鑑みなされた、本発明の
目的は、操作性の良好な位置に配置可能で、不慮の衝突
事故に対しても乗員の脚の負傷の可能性の少なく、安価
な車両の操作装置の操作レバー装置の取付構造を提供す
ることにある。
目的は、操作性の良好な位置に配置可能で、不慮の衝突
事故に対しても乗員の脚の負傷の可能性の少なく、安価
な車両の操作装置の操作レバー装置の取付構造を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の発明は、作動部材に連結された操作ケーブ
ルを摺動可能にガイドするケーブルホルダによって車体
部材に支持されたレバーの操作によって、上記作動部材
を作動させる車両用レバー装置の取付構造において、上
記車体部材に支持された車体側取付部材と、該車体側取
付部材に重ね合わされて上記ケーブルホルダを支持する
ホルダ側取付部材と、互いに重ね合わせられた上記車体
側取付部材とホルダー側取付部材とを結合すると共に、
操作レバーに作用する所定値以上の衝突荷重によって上
記結合を解除する連結手段とを有することを特徴とす
る。
項1に記載の発明は、作動部材に連結された操作ケーブ
ルを摺動可能にガイドするケーブルホルダによって車体
部材に支持されたレバーの操作によって、上記作動部材
を作動させる車両用レバー装置の取付構造において、上
記車体部材に支持された車体側取付部材と、該車体側取
付部材に重ね合わされて上記ケーブルホルダを支持する
ホルダ側取付部材と、互いに重ね合わせられた上記車体
側取付部材とホルダー側取付部材とを結合すると共に、
操作レバーに作用する所定値以上の衝突荷重によって上
記結合を解除する連結手段とを有することを特徴とす
る。
【0010】この請求項1の発明によると、衝突事故等
によってに乗員の脚部、特に膝部が操作レバーに衝打し
た際、操作レバーに作用する所定以上の衝突荷重によっ
て連結手段による車体側取付部材とホルダ側取付部材と
の結合が解除され、ケーブルホルダ及びケーブルホルダ
に保持された操作レバーが脱落し、この操作レバー等の
脱落によって運転者の膝部に作用する操作レバーからの
反力が軽減され、膝部の負傷が回避乃至激減されて運転
者の安全性が向上する。
によってに乗員の脚部、特に膝部が操作レバーに衝打し
た際、操作レバーに作用する所定以上の衝突荷重によっ
て連結手段による車体側取付部材とホルダ側取付部材と
の結合が解除され、ケーブルホルダ及びケーブルホルダ
に保持された操作レバーが脱落し、この操作レバー等の
脱落によって運転者の膝部に作用する操作レバーからの
反力が軽減され、膝部の負傷が回避乃至激減されて運転
者の安全性が向上する。
【0011】また、互いに重ね合わせられた上記車体側
取付部材とホルダー側取付部材と操作レバーに作用する
所定値以上の衝突荷重によって解除する連結手段によっ
て結合する簡単な構造であることから、部品点数を増加
することなく製造コストの削減が可能になる。
取付部材とホルダー側取付部材と操作レバーに作用する
所定値以上の衝突荷重によって解除する連結手段によっ
て結合する簡単な構造であることから、部品点数を増加
することなく製造コストの削減が可能になる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明をより具体化したものであって、上記連結手段
が、車体側取付部材とホルダ側取付部材との相対位置を
規制すると共に操作レバーに作用する所定値以上の衝突
荷重によって破損して両取付部材の相対的移動を許容す
る位置規制部と、車体側取付部材とホルダ側取付部材と
を結合すると共に両取付部材との相対的移動によって上
記結合が解除される結合部とを有することを特徴とす
る。
の発明をより具体化したものであって、上記連結手段
が、車体側取付部材とホルダ側取付部材との相対位置を
規制すると共に操作レバーに作用する所定値以上の衝突
荷重によって破損して両取付部材の相対的移動を許容す
る位置規制部と、車体側取付部材とホルダ側取付部材と
を結合すると共に両取付部材との相対的移動によって上
記結合が解除される結合部とを有することを特徴とす
る。
【0013】この請求項2の発明によると、通常時に
は、位置規制部及び結合部によって車体側取付部とホル
ダ側取付部とが充分に結合した状態に保持されて確実な
操作レバーの操作が得られ、所定値以上の衝突荷重が操
作レバーに作用すると、位置規制部が破損して両取付部
材の相対移動によって結合部による車体側取付部材とホ
ルダ側取付部材の結合が解除されて、ケーブルホルダ及
び操作レバー等が脱落する。
は、位置規制部及び結合部によって車体側取付部とホル
ダ側取付部とが充分に結合した状態に保持されて確実な
操作レバーの操作が得られ、所定値以上の衝突荷重が操
作レバーに作用すると、位置規制部が破損して両取付部
材の相対移動によって結合部による車体側取付部材とホ
ルダ側取付部材の結合が解除されて、ケーブルホルダ及
び操作レバー等が脱落する。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項2の発明
を更に具体化したものであって、上記位置規制部は、上
記車体側取付部材及びホルダ側取付部材の一方の取付部
材に設けられた規制ピン挿通孔と、他方の取付部材に形
成されて上記規制ピン挿通孔に嵌挿すると共に、操作レ
バーに作用する所定値以上の衝突荷重によって破損して
車体側取付部材とホルダ側取付部材との相対的移動を許
容する規制ピンとを有する一方、上記結合部は、上記車
体側取付部材及びホルダ側取付部材の一方の取付部材に
設けられたクリップと、該クリップと係合して車体側取
付部材とホルダ側取付部材とを結合すると共に、車体側
取付部材とホルダ側取付部材との相対的移動によって上
記結合を解除するクリップ係止孔とを有することを特徴
とする。
を更に具体化したものであって、上記位置規制部は、上
記車体側取付部材及びホルダ側取付部材の一方の取付部
材に設けられた規制ピン挿通孔と、他方の取付部材に形
成されて上記規制ピン挿通孔に嵌挿すると共に、操作レ
バーに作用する所定値以上の衝突荷重によって破損して
車体側取付部材とホルダ側取付部材との相対的移動を許
容する規制ピンとを有する一方、上記結合部は、上記車
体側取付部材及びホルダ側取付部材の一方の取付部材に
設けられたクリップと、該クリップと係合して車体側取
付部材とホルダ側取付部材とを結合すると共に、車体側
取付部材とホルダ側取付部材との相対的移動によって上
記結合を解除するクリップ係止孔とを有することを特徴
とする。
【0015】この請求項3の発明によると、位置規制部
が一方の取付部材に設けられた規制ピン挿通孔と他方の
取付部材に突設する規制ピンとにより、結合部を一方の
取付部材に設けられたクリップと他方の取付部材に形成
したクリップ係止孔による簡単な構成によって形成され
る。
が一方の取付部材に設けられた規制ピン挿通孔と他方の
取付部材に突設する規制ピンとにより、結合部を一方の
取付部材に設けられたクリップと他方の取付部材に形成
したクリップ係止孔による簡単な構成によって形成され
る。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のクリップ係止孔を、クリップと係合可能な第1係止孔
及び1係止孔の衝突荷重によりクリップが相対移動する
側に連続形成された上記クリップとの係合を解除する第
2係止孔とにより簡単に形成できる。
のクリップ係止孔を、クリップと係合可能な第1係止孔
及び1係止孔の衝突荷重によりクリップが相対移動する
側に連続形成された上記クリップとの係合を解除する第
2係止孔とにより簡単に形成できる。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項3に記載
のクリップ係止孔を、クリップと係合可能な略矩形の第
1係止孔及び1係止孔の衝突荷重によりクリップが相対
移動する側に連続形成された上記クリップの係合を解除
する第1係止孔より大なる略矩形の第2係止孔とを有す
る略凸字形によって容易に形成できる。
のクリップ係止孔を、クリップと係合可能な略矩形の第
1係止孔及び1係止孔の衝突荷重によりクリップが相対
移動する側に連続形成された上記クリップの係合を解除
する第1係止孔より大なる略矩形の第2係止孔とを有す
る略凸字形によって容易に形成できる。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項4または
5の上記クリップが、先端が開口して基端が取付部材に
結合されたU字形乃至V字形であり、取付部材に螺合す
るタッピングスクリュウによって先端が押し広げられて
第1係止孔に係止されることによって、第1係止孔とク
リップとの係合によって両取付部材を通常の操作レバー
操作に充分対応する強度で結合できる。
5の上記クリップが、先端が開口して基端が取付部材に
結合されたU字形乃至V字形であり、取付部材に螺合す
るタッピングスクリュウによって先端が押し広げられて
第1係止孔に係止されることによって、第1係止孔とク
リップとの係合によって両取付部材を通常の操作レバー
操作に充分対応する強度で結合できる。
【0019】請求項7に記載の発明は、規制部と結合部
を、操作レバーに作用する衝突荷重方向に略沿って配置
することによって衝突時における規制部及び結合部への
衝突荷重伝達を確実にし、操作レバー等の脱落がより確
実になる。
を、操作レバーに作用する衝突荷重方向に略沿って配置
することによって衝突時における規制部及び結合部への
衝突荷重伝達を確実にし、操作レバー等の脱落がより確
実になる。
【0020】請求項8に記載の発明は、請求項1から7
に記載の発明において、結合を解除するための荷重の方
向が操作レバーの操作力の作用方向と異ならせることに
よって、操作レバーの操作による結合の解除への影響を
防止することで、より確実な解除が可能になる。
に記載の発明において、結合を解除するための荷重の方
向が操作レバーの操作力の作用方向と異ならせることに
よって、操作レバーの操作による結合の解除への影響を
防止することで、より確実な解除が可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明における車両用レバ
ー装置の取付構造の一実施の形態を足踏み式パーキング
ブレーキ装置を例に説明する。
ー装置の取付構造の一実施の形態を足踏み式パーキング
ブレーキ装置を例に説明する。
【0022】図1は本発明の実施の形態による足踏み式
パーキングブレーキ装置1の概略説明図であって、足踏
み式パーキングブレーキ装置1はインストルメントパネ
ル2の下方において車室前方のトーボード3にブラケッ
ト4によって取付支持されたパーキングブレーキ装置本
体11を有している。
パーキングブレーキ装置1の概略説明図であって、足踏
み式パーキングブレーキ装置1はインストルメントパネ
ル2の下方において車室前方のトーボード3にブラケッ
ト4によって取付支持されたパーキングブレーキ装置本
体11を有している。
【0023】パーキングブレーキ装置本体11は、パー
キングブレーキ装置本体11に設けられたパーキングレ
バー12の踏み込み操作によってパーキングブレーキが
作動すると共に、その状態を維持するブレーキング機構
と、先端がパーキングブレーキ装置11に連結されたリ
リースケーブル13の基端に連結された操作レバー14
を引くことによってパーキングブレーキの作動を解除す
るブレーキング解除機構が設けられている。
キングブレーキ装置本体11に設けられたパーキングレ
バー12の踏み込み操作によってパーキングブレーキが
作動すると共に、その状態を維持するブレーキング機構
と、先端がパーキングブレーキ装置11に連結されたリ
リースケーブル13の基端に連結された操作レバー14
を引くことによってパーキングブレーキの作動を解除す
るブレーキング解除機構が設けられている。
【0024】リリースケーブル13の基端に連結された
操作レバーレバー14は、リリースケーブル13をスラ
イド可能にガイドするパイプ状のケーブルホルダ15を
操作レバー取付部20によって車体部材、本実施の形態
においてはステアリングサポートビーム5に取付支持す
ることによって、ステアリングホイール(図示せず)の
近傍においてインストルメントパネル2の下方に配置さ
れている。
操作レバーレバー14は、リリースケーブル13をスラ
イド可能にガイドするパイプ状のケーブルホルダ15を
操作レバー取付部20によって車体部材、本実施の形態
においてはステアリングサポートビーム5に取付支持す
ることによって、ステアリングホイール(図示せず)の
近傍においてインストルメントパネル2の下方に配置さ
れている。
【0025】次に、操作レバー14をステアリングサポ
ートビーム5に取付支持する操作レバー取付部20の構
造について、その要部を示す図2及びその分解斜視図を
示す図3によって説明する。
ートビーム5に取付支持する操作レバー取付部20の構
造について、その要部を示す図2及びその分解斜視図を
示す図3によって説明する。
【0026】操作レバー取付部20は、ステアリングサ
ポートビーム5に取り付けられる板状の車体側取付部材
21、ケーブルホルダ15に一体的に設けられたホルダ
ブラケット16にボルト止めされる合成樹脂製で板状の
ホルダ側取付部材22及び、重ね合わされたこれら車体
側取付部材21とホルダ側取付部材22を結合する連結
手段23を有している。
ポートビーム5に取り付けられる板状の車体側取付部材
21、ケーブルホルダ15に一体的に設けられたホルダ
ブラケット16にボルト止めされる合成樹脂製で板状の
ホルダ側取付部材22及び、重ね合わされたこれら車体
側取付部材21とホルダ側取付部材22を結合する連結
手段23を有している。
【0027】連結手段23は、ホルダ側取付部材22に
一体形成された規制ピン25と車体側取付部材21に穿
設されて規制ピン25が嵌入する規制ピン挿入孔26と
からなる位置規制部24及び、ホルダ側取付部材22に
一体に設けられたクリップ28と車体側取付部材21に
開口してクリップ28が係止するクリップ係止孔29と
タッピングスクリュウ30からなる係止部27によって
構成される。
一体形成された規制ピン25と車体側取付部材21に穿
設されて規制ピン25が嵌入する規制ピン挿入孔26と
からなる位置規制部24及び、ホルダ側取付部材22に
一体に設けられたクリップ28と車体側取付部材21に
開口してクリップ28が係止するクリップ係止孔29と
タッピングスクリュウ30からなる係止部27によって
構成される。
【0028】ホルダ側取付部材22に一体形成される規
制ピン25及びクリップ28は、衝突時に慣性力によっ
て運転者等が車体前方方向に移動、或いは車体のクラッ
シュによりトーボード3等の後退によって運転者の膝部
が操作レバー14に打ち付けられる衝突荷重Fの方向に
略沿うケーブルホルダ15と略平行な軸線a上に配置さ
れる。
制ピン25及びクリップ28は、衝突時に慣性力によっ
て運転者等が車体前方方向に移動、或いは車体のクラッ
シュによりトーボード3等の後退によって運転者の膝部
が操作レバー14に打ち付けられる衝突荷重Fの方向に
略沿うケーブルホルダ15と略平行な軸線a上に配置さ
れる。
【0029】このクリップ28は、上記軸線aに沿って
先端28aが開口するV字状乃至U字状でホルダ側取付
部材22に結合される基端にタッピングスクリュウ用孔
(図示せず)が穿設され、タッピングスクリュウ用孔か
ら挿入された上記タッピングスクリュウ30をねじ込
む、いわゆる締め付けることによって、タッピングスク
リュウ30の先端30aがクリップ28の先端28aを
押し広げるように形成されている。
先端28aが開口するV字状乃至U字状でホルダ側取付
部材22に結合される基端にタッピングスクリュウ用孔
(図示せず)が穿設され、タッピングスクリュウ用孔か
ら挿入された上記タッピングスクリュウ30をねじ込
む、いわゆる締め付けることによって、タッピングスク
リュウ30の先端30aがクリップ28の先端28aを
押し広げるように形成されている。
【0030】規制ピン25は、その先端25aが車体側
取付部材21に穿設された規制ピン挿通孔26に嵌入さ
れて車体側取付部材21とホルダ側取付部材22との相
対位置を規制すると共に、ホルダ側取付部材22に所定
以上の衝突荷重Fが作用すると、車体側取付部材21と
ホルダ側取付部材22との相対的移動により破損して車
体側取付部材21とホルダ側取付部材22との相対的移
動が許容される。
取付部材21に穿設された規制ピン挿通孔26に嵌入さ
れて車体側取付部材21とホルダ側取付部材22との相
対位置を規制すると共に、ホルダ側取付部材22に所定
以上の衝突荷重Fが作用すると、車体側取付部材21と
ホルダ側取付部材22との相対的移動により破損して車
体側取付部材21とホルダ側取付部材22との相対的移
動が許容される。
【0031】一方、車体側取付部材22に開口するクリ
ップ係止孔29は、上記軸線aに沿って運転席側から順
に、すなわち衝突荷重Fによってホルダ側取付部材22
が移動する方向に従って上記ホルダ側取付部材22に形
成されたクリップ27がタッピングスクリュウ30によ
って押し広げられた状態で側縁部29bに係止可能な略
矩形の第1係止孔29aと、この押し広げられた状態の
クリップ28が容易に抜け出す大きさの略矩形の第2係
止孔29cとが連続形成された略凸字状に形成されてい
る。
ップ係止孔29は、上記軸線aに沿って運転席側から順
に、すなわち衝突荷重Fによってホルダ側取付部材22
が移動する方向に従って上記ホルダ側取付部材22に形
成されたクリップ27がタッピングスクリュウ30によ
って押し広げられた状態で側縁部29bに係止可能な略
矩形の第1係止孔29aと、この押し広げられた状態の
クリップ28が容易に抜け出す大きさの略矩形の第2係
止孔29cとが連続形成された略凸字状に形成されてい
る。
【0032】規制ピン25及びクリップ28はホルダ側
取付部材22と一体成形することによって、また規制ピ
ン挿通孔26及びクリップ係止孔29は車体側取付部材
21を打ち抜くことによって容易に形成される。
取付部材22と一体成形することによって、また規制ピ
ン挿通孔26及びクリップ係止孔29は車体側取付部材
21を打ち抜くことによって容易に形成される。
【0033】そして、ステアリングサポートビーム5に
予め取り付けられた車体側取付部材21に開口するクリ
ップ係止孔29の第1係止孔29aにクリップ28を挿
入すると共に、ホルダ側取付部材22に設けられた規制
ピン25を規制ピン挿通孔26に挿入して車体側取付部
材21とホルダ側取付部材22とを重ね合わせ、互いに
係合する規制ピン25と規制ピン挿入孔26及びクリッ
プ28と第1係止孔29aによって車体側取付部材24
とホルダ側取付部材21との相対位置決め及び仮結合を
行う。
予め取り付けられた車体側取付部材21に開口するクリ
ップ係止孔29の第1係止孔29aにクリップ28を挿
入すると共に、ホルダ側取付部材22に設けられた規制
ピン25を規制ピン挿通孔26に挿入して車体側取付部
材21とホルダ側取付部材22とを重ね合わせ、互いに
係合する規制ピン25と規制ピン挿入孔26及びクリッ
プ28と第1係止孔29aによって車体側取付部材24
とホルダ側取付部材21との相対位置決め及び仮結合を
行う。
【0034】しかる後、タッピングスクリュウ30をタ
ッピングスクリュウ用孔から挿入して締め付けて、タッ
ピングスクリュウ30の先端30aによってクリップ2
8の先端28aを押し広げ、押し広げられたクリップ2
8とホルダ側取付部材22とにより第1係止孔29aの
両側縁部29bを挟持してステアリングサポートビーム
5に取り付けられた車体側取付部材21とホルダ側取付
部材22との結合を図る。
ッピングスクリュウ用孔から挿入して締め付けて、タッ
ピングスクリュウ30の先端30aによってクリップ2
8の先端28aを押し広げ、押し広げられたクリップ2
8とホルダ側取付部材22とにより第1係止孔29aの
両側縁部29bを挟持してステアリングサポートビーム
5に取り付けられた車体側取付部材21とホルダ側取付
部材22との結合を図る。
【0035】次に、ホルダ側取付部材22にケーブルホ
ルダ15に設けられたホルダブラケット16をボルト止
めすることによってリリースケーブル13をスライド可
能に保持するケーブルホルダ15をステアリングサポー
トビーム5に取付支持すると共に、リリースケーブル1
3の基端に連結された操作レバー14をインストルメン
トパネル2の下方の所定位置に保持する。
ルダ15に設けられたホルダブラケット16をボルト止
めすることによってリリースケーブル13をスライド可
能に保持するケーブルホルダ15をステアリングサポー
トビーム5に取付支持すると共に、リリースケーブル1
3の基端に連結された操作レバー14をインストルメン
トパネル2の下方の所定位置に保持する。
【0036】この取付状態においては、車体側取付部材
21とホルダ側取付部材22が位置規制部24及び係止
部27によって結合され、ケーブルホルダ15は通常の
操作レバー14の操作に充分対応可能な強度でステアリ
ングサポートビーム5に支持されている。
21とホルダ側取付部材22が位置規制部24及び係止
部27によって結合され、ケーブルホルダ15は通常の
操作レバー14の操作に充分対応可能な強度でステアリ
ングサポートビーム5に支持されている。
【0037】なお、予めホルダ側支持部材22にケーブ
ルホルダ15をボルト止めし、その後上記同様にホルダ
側取付部材22を車体側取付部材21に取り付けること
も可能である。
ルホルダ15をボルト止めし、その後上記同様にホルダ
側取付部材22を車体側取付部材21に取り付けること
も可能である。
【0038】次に、このように構成された足踏み式パー
キングブレーキ装置1の作用について説明する。
キングブレーキ装置1の作用について説明する。
【0039】通常は、パーキングブレーキ装置本体11
に設けられたパーキングレバー12を踏み込むことによ
って、ブレーキング機構が作動してパーキングブレーキ
が作動すると共に、パーキングレバー12の踏み込みを
解除した後もその状態が維持される。
に設けられたパーキングレバー12を踏み込むことによ
って、ブレーキング機構が作動してパーキングブレーキ
が作動すると共に、パーキングレバー12の踏み込みを
解除した後もその状態が維持される。
【0040】そして、ケーブルホルダ15によって保持
された操作レバー14を引くことによって、リリースケ
ーブル13を介してブレーキング解除機構が作動してパ
ーキングブレーキの作動が解除される。
された操作レバー14を引くことによって、リリースケ
ーブル13を介してブレーキング解除機構が作動してパ
ーキングブレーキの作動が解除される。
【0041】この通常の操作レバー14の操作は、操作
レバー14の操作力の作用軸線に対する車体側取付部材
21とホルダ側取付部材22とを結合する規制ピン25
とクリップ28を結ぶ結合を解除するための荷重軸線が
偏倚、すなわち作用方向が異なることから操作レバー1
4の操作による操作力によってクリップ28及び規制ピ
ン25等による車体側取付部材21とホルダ側取付部材
22との結合に影響は回避され、良好な操作は確保され
る。
レバー14の操作力の作用軸線に対する車体側取付部材
21とホルダ側取付部材22とを結合する規制ピン25
とクリップ28を結ぶ結合を解除するための荷重軸線が
偏倚、すなわち作用方向が異なることから操作レバー1
4の操作による操作力によってクリップ28及び規制ピ
ン25等による車体側取付部材21とホルダ側取付部材
22との結合に影響は回避され、良好な操作は確保され
る。
【0042】一方、不慮の衝突事故等に際しては、その
時の慣性力によって運転者等が車体前方方向に移動、或
いは車体のクラッシュ等によるトーボード3等の後退に
よって運転者の脚部、特に膝部が操作レバー14に衝撃
を持って打ち付けられると、その衝突荷重Fは、操作レ
バー14を車体前方に移動せしめる方向に作用する。
時の慣性力によって運転者等が車体前方方向に移動、或
いは車体のクラッシュ等によるトーボード3等の後退に
よって運転者の脚部、特に膝部が操作レバー14に衝撃
を持って打ち付けられると、その衝突荷重Fは、操作レ
バー14を車体前方に移動せしめる方向に作用する。
【0043】そして、操作レバー14が車体前方に移動
すると、操作レバー14によってケーブルホルダ15が
車体前方に押しやられ、ケーブルホルダ15とホルダブ
ラケット16を介して結合されたホルダ側取付部材22
が車体前方に移動せしめられる。
すると、操作レバー14によってケーブルホルダ15が
車体前方に押しやられ、ケーブルホルダ15とホルダブ
ラケット16を介して結合されたホルダ側取付部材22
が車体前方に移動せしめられる。
【0044】この車体側取付部材21とホルダ側取付部
材22の相対移動によって、先端25aが車体側取付部
材21に穿設された規制ピン挿通孔26に嵌入した規制
ピン25にせん断力が作用して車体側取付部材21とホ
ルダ側取付部材22の相対移動が許容されると共に、ホ
ルダ側取付部材22に設けられたクリップ28がホルダ
側取付部材22と共に車体前方方向に移動して第1係止
孔29aから抜け出して第2係止孔29c側に移動す
る。
材22の相対移動によって、先端25aが車体側取付部
材21に穿設された規制ピン挿通孔26に嵌入した規制
ピン25にせん断力が作用して車体側取付部材21とホ
ルダ側取付部材22の相対移動が許容されると共に、ホ
ルダ側取付部材22に設けられたクリップ28がホルダ
側取付部材22と共に車体前方方向に移動して第1係止
孔29aから抜け出して第2係止孔29c側に移動す
る。
【0045】そしてクリップ係止孔29とクリップ28
による車体側取付部材21との係止が解除されてホルダ
側取付部材22、ホルダ側支持部材22に支持されたケ
ーブルホルダ15及び操作レバー14等が脱落する。
による車体側取付部材21との係止が解除されてホルダ
側取付部材22、ホルダ側支持部材22に支持されたケ
ーブルホルダ15及び操作レバー14等が脱落する。
【0046】この操作レバー14等の脱落によって運転
者の膝部に作用する操作レバー14からの反力が軽減さ
れ、膝部の負傷が回避乃至激減されて運転者の安全性が
向上する。
者の膝部に作用する操作レバー14からの反力が軽減さ
れ、膝部の負傷が回避乃至激減されて運転者の安全性が
向上する。
【0047】この実施の形態によると、規制ピン25と
規制ピン貫通孔26からなる位置規制部24及びクリッ
プ28とクリップ係止孔29からなる係合部27による
簡単な構成の連結手段23によって車体側取付部材21
に重ね合わされてケーブルホルダ15を支持するホルダ
側取付部材21を結合することによることから、極めて
製造コストで製造することが可能である。
規制ピン貫通孔26からなる位置規制部24及びクリッ
プ28とクリップ係止孔29からなる係合部27による
簡単な構成の連結手段23によって車体側取付部材21
に重ね合わされてケーブルホルダ15を支持するホルダ
側取付部材21を結合することによることから、極めて
製造コストで製造することが可能である。
【0048】また規制部24と結合部27が、操作レバ
ー14に作用する衝突荷重方向Fに略沿って配置される
ことから、衝突荷重Fによって確実に規制ピン25の破
損及び車体側取付部材21とホルダ側取付部材22との
相対移動が可能になり、操作レバー14等の脱落が確保
され、運転者の安全性が確保される。
ー14に作用する衝突荷重方向Fに略沿って配置される
ことから、衝突荷重Fによって確実に規制ピン25の破
損及び車体側取付部材21とホルダ側取付部材22との
相対移動が可能になり、操作レバー14等の脱落が確保
され、運転者の安全性が確保される。
【0049】上記説明した実施の形態では、ホルダ側取
付部材22にクリップ28及び規制ピン25を設け、車
体側取付部材21に規制ピン挿通孔26及びクリップ係
止孔29を形成したが、車体側取付部材21に規制ピン
25及びクリップ28を設ける一方、ホルダ側取付部材
22に規制ピン挿通孔26及びクリップ係止孔29を形
成することも可能であり、クリップ係止孔29の形状を
適宜変更したり、足踏み式パーキングブレーキ装置以外
の他の装置に適用する等、本発明は上記実施の形態に限
定されることなく発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変
更可能である。
付部材22にクリップ28及び規制ピン25を設け、車
体側取付部材21に規制ピン挿通孔26及びクリップ係
止孔29を形成したが、車体側取付部材21に規制ピン
25及びクリップ28を設ける一方、ホルダ側取付部材
22に規制ピン挿通孔26及びクリップ係止孔29を形
成することも可能であり、クリップ係止孔29の形状を
適宜変更したり、足踏み式パーキングブレーキ装置以外
の他の装置に適用する等、本発明は上記実施の形態に限
定されることなく発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変
更可能である。
【0050】
【発明の効果】以上説明した本発明による車両用レバー
装置の取付構造によると、車体部材に支持された車体側
取付部材と、ケーブルホルダを支持するホルダ側取付部
材とを操作レバーに作用する所定値以上の衝突荷重によ
って結合が解除される連結手段によって連結することに
よって、衝突事故等によってに乗員等の脚部、特に膝部
が操作レバーに衝打した際、所定以上の衝突荷重によっ
て連結手段による車体側取付部材とホルダ側取付部材と
の結合が解除され、ケーブルホルダ及びケーブルホルダ
に保持された操作レバーが脱落し、この操作レバー等の
脱落によって運転者の膝部に作用する操作レバーからの
反力が軽減され、膝部の負傷が回避乃至激減されて運転
者の安全性が向上すると共に、部品点数が少なく簡単な
構造であることから製造コストの削減が可能になる等本
発明特有の効果を有する。
装置の取付構造によると、車体部材に支持された車体側
取付部材と、ケーブルホルダを支持するホルダ側取付部
材とを操作レバーに作用する所定値以上の衝突荷重によ
って結合が解除される連結手段によって連結することに
よって、衝突事故等によってに乗員等の脚部、特に膝部
が操作レバーに衝打した際、所定以上の衝突荷重によっ
て連結手段による車体側取付部材とホルダ側取付部材と
の結合が解除され、ケーブルホルダ及びケーブルホルダ
に保持された操作レバーが脱落し、この操作レバー等の
脱落によって運転者の膝部に作用する操作レバーからの
反力が軽減され、膝部の負傷が回避乃至激減されて運転
者の安全性が向上すると共に、部品点数が少なく簡単な
構造であることから製造コストの削減が可能になる等本
発明特有の効果を有する。
【図1】本発明の一実施の形態を説明する足踏み式パー
キングブレーキ装置の概要説明図である。
キングブレーキ装置の概要説明図である。
【図2】同じく、本実施の形態の要部を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】同じく、本実施の形態の要部を示す分解斜視図
である。
である。
1 足踏み式パーキングブレーキ装置 5 ステアリングサポートビーム 11 パーキングブレーキ装置本体 13 リリースケーブル 14 操作レバー 15 ケーブルホルダ 21 車体側取付部材 22 ホルダ側取付部材 23 連結手段 24 位置規制部 25 規制ピン 26 規制ピン挿入孔 27 係止部 28 クリップ 29 クリップ係止孔 29a 第1係止孔 29c 第2係止孔 30 タッピングスクリュウ F 衝突荷重
Claims (8)
- 【請求項1】作動部材に連結された操作ケーブルを摺動
可能にガイドするケーブルホルダによって車体部材に支
持されたレバーの操作によって、上記作動部材を作動さ
せる車両用レバー装置の取付構造において、 上記車体部材に支持された車体側取付部材と、 該車体側取付部材に重ね合わされて上記ケーブルホルダ
を支持するホルダ側取付部材と、 互いに重ね合わせられた上記車体側取付部材とホルダー
側取付部材とを結合すると共に、操作レバーに作用する
所定値以上の衝突荷重によって上記結合を解除する連結
手段と、 を有することを特徴とする車両用レバー装置の取付構
造。 - 【請求項2】上記連結手段は、 上記車体側取付部材とホルダ側取付部材との相対位置を
規制すると共に、操作レバーに作用する所定値以上の衝
突荷重によって破損して車体側取付部材とホルダ側取付
部材との相対的移動を許容する位置規制部と、 上記車体側取付部材とホルダ側取付部材とを結合すると
共に、車体側取付部材とホルダ側取付部材との相対的移
動によって上記結合が解除される結合部と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用レバ
ー装置の取付構造。 - 【請求項3】上記位置規制部は、上記車体側取付部材及
びホルダ側取付部材の一方の取付部材に設けられた規制
ピン挿通孔と、 他方の取付部材に突設されて上記規制ピン挿通孔に嵌挿
すると共に、操作レバーに作用する所定値以上の衝突荷
重によって破損して車体側取付部材とホルダ側取付部材
との相対的移動を許容する規制ピンとを有し、 上記結合部は、 上記車体側取付部材及びホルダ側取付部材の一方の取付
部材に設けられたクリップと、 該クリップと係合して車体側取付部材とホルダ側取付部
材とを結合すると共に、車体側取付部材とホルダ側取付
部材との相対的移動によって上記結合を解除するクリッ
プ係止孔とを有する、 ことを特徴とする請求項2に記載の車両用レバー装置の
取付構造。 - 【請求項4】上記クリップ係止孔が、 上記クリップと係合可能な第1係止孔及び第1係止孔の
衝突荷重によりクリップが相対移動する側に連続形成さ
れて上記クリップとの係合を解除する第2係止孔とを有
する、 ことを特徴とする請求項3に記載の車両用レバー装置の
取付構造。 - 【請求項5】上記クリップ係止孔が、 上記クリップと係合可能な略矩形の第1係止孔及び第1
係止孔の衝突荷重によりクリップが相対移動する側に連
続形成されて上記クリップとの係合を解除する第1係止
孔より大なる略矩形の第2係止孔とを有する略凸字形で
ある、 ことを特徴とする請求項3に記載の車両用レバー装置の
取付構造。 - 【請求項6】上記クリップが、先端が開口して基端が取
付部材に結合されたU字形乃至V字形であり、取付部材
に螺合するタッピングスクリュウによって先端が押し広
げられて上記第1係止孔に係止される、 ことを特徴とする請求項4または5に記載の車両用レバ
ー装置の取付構造。 - 【請求項7】位置規制部と結合部が、操作レバーに作用
する衝突荷重方向に略沿って配置される、 ことを特徴とする請求項2〜6に記載の車両用レバー装
置の取付構造。 - 【請求項8】上記所定値以上の荷重の方向は、上記操作
レバーの操作力の作用方向と異なることを特徴とする請
求項1〜7に記載の車両用レバー装置の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32499397A JPH11157423A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 車両用レバー装置の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32499397A JPH11157423A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 車両用レバー装置の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11157423A true JPH11157423A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18171942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32499397A Pending JPH11157423A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 車両用レバー装置の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11157423A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100760852B1 (ko) * | 2004-06-01 | 2007-09-21 | 주식회사 만도 | 주차 브레이크 |
-
1997
- 1997-11-26 JP JP32499397A patent/JPH11157423A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100760852B1 (ko) * | 2004-06-01 | 2007-09-21 | 주식회사 만도 | 주차 브레이크 |
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