JPH11157379A - 園芸貨物輸送用車両および空気抵抗低減カバー装置 - Google Patents

園芸貨物輸送用車両および空気抵抗低減カバー装置

Info

Publication number
JPH11157379A
JPH11157379A JP9342218A JP34221897A JPH11157379A JP H11157379 A JPH11157379 A JP H11157379A JP 9342218 A JP9342218 A JP 9342218A JP 34221897 A JP34221897 A JP 34221897A JP H11157379 A JPH11157379 A JP H11157379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photocatalyst
horticultural
gas
cargo
luggage compartment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9342218A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Yanai
康一 柳井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zeon Kasei Co Ltd
Original Assignee
Zeon Kasei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zeon Kasei Co Ltd filed Critical Zeon Kasei Co Ltd
Priority to JP9342218A priority Critical patent/JPH11157379A/ja
Publication of JPH11157379A publication Critical patent/JPH11157379A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/82Elements for improving aerodynamics

Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な積載効率を維持しつつ、鮮度保持効果
に優れた生鮮貨物輸送用車両およびこれに取り付けられ
る空気抵抗低減カバー装置を提供すること。 【解決手段】 生鮮貨物を収容する有蓋荷室2を有して
なる車両において、運転席ルーフパネル3上部に荷室2
内部雰囲気ガスを浄化する処理ユニット6,22が配置
してある。空気抵抗低減カバー装置12は、有蓋荷室を
有してなる車両のルーフパネル上に取り付けられ、傾斜
した前面板部と側面板部とを少なくとも有する風向き偏
向カバー14を有する装置であって、当該風向き偏向カ
バー14内に、輸送車両の荷室内部の雰囲気ガスを浄化
する処理ユニット6,22が配置してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば野菜、果
物、花卉、庭木などの植物の輸送に用いられる有蓋荷室
を有するバン型トラック、トレーラー等の園芸貨物輸送
用車両およびこれに取り付けられる空気抵抗低減カバー
装置に係り、さらに詳しくは、貨物積載効率を損なうこ
となく、上記のような園芸貨物の鮮度を保持しつつ輸送
可能な園芸貨物輸送用車両および空気抵抗低減カバー装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば野菜、果物、花卉、庭木などの
植物を、保管あるいは輸送する際には、その鮮度保持が
重要な問題となる。このような植物からは、植物成長ホ
ルモンであるエチレンガスなどが発生し、このようなガ
スが植物の鮮度を低下させることが知られている。
【0003】従来、植物の輸送時における鮮度低下を抑
えるために、冷蔵装置を備えてなる荷室を有する輸送用
車両(冷凍バン)も実用化されているが、上記したよう
な植物から一旦発生したエチレンガス等を除去すること
はできず、これらに起因する植物鮮度低下の問題は何ら
解消されていない。
【0004】このような有害ガスを除去するために、ト
ラックないしトレーラーの有蓋荷室ないしコンテナ内に
活性炭等の吸着剤を搭載することが提案されているが、
吸着剤による有害ガスの有効な除去を達成するためには
かなりの量の吸着剤を荷室内に搭載する必要があった。
また、荷室ないしコンテナ内にオゾン分解反応装置を搭
載することも提案されているが、装置構成が大がかりな
ものとなってしまう。したがって、いずれにしろ、この
ように有害ガスの除去装置を荷室内に設けると、このよ
うな装置によって荷室の容積が大きく低下してしまい、
輸送用車両の積載効率を損ねる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の園芸
貨物輸送用車両においては、輸送時における園芸貨物の
鮮度を保持できる一方で、良好な積載効率を有するもの
はなく、このような車両の開発が望まれていた。
【0006】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、良好な積載効率を維持しつつ、鮮度保持効果に優れ
た園芸貨物輸送用車両およびこれに取り付けられる空気
抵抗低減カバー装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る園芸貨物輸送用車両は、園芸貨物を収
容する有蓋荷室を有してなる車両において、運転席ルー
フパネル上部に前記荷室内部雰囲気ガスを浄化する処理
ユニットが配置してあることを特徴とする。
【0008】本発明の園芸貨物輸送用車両としては、前
記荷室が運転席後方の実容積部と一体的に形成された運
転席ルーフパネル上部のルーフラック部とを有してな
り、このルーフラック部にガス浄化処理ユニットを内設
してなる態様が含まれる。さらにこの態様においては、
前記荷室のルーフラック部の前面が傾斜してなり、空気
抵抗低減機能を有することが好ましい。
【0009】さらに本発明の園芸貨物輸送用車両として
は、前記ガス浄化処理ユニットが、前記運転席ルーフパ
ネル上部に前記荷室に対し外部的に配置され、このガス
浄化処理ユニットの吸気口および排気口が、前記荷室の
内部空間と管路によって連通されている態様が含まれ
る。さらにこの態様においては、前記ガス浄化処理ユニ
ットの外周が、傾斜した前面板部と側面板部とを少なく
とも有する風向き偏向カバーにより覆われているもので
あることが好ましい。
【0010】さらに本発明の園芸貨物輸送用車両におい
ては、前記ガス浄化装置が、0.5〜5eVの禁止帯幅
を有する半導体を有効成分とする光触媒とこの光触媒に
対する光源とを有するものであることが好ましい。
【0011】上記目的を達成するために、本発明に係る
空気抵抗低減カバー装置は、有蓋荷室を有してなる車両
のルーフパネル上に取り付けられ、傾斜した前面板部と
側面板部とを少なくとも有する風向き偏向カバーを有す
る装置であって、当該風向き偏向カバー内に、前記車両
の荷室内部の雰囲気ガスを浄化する処理ユニットが配置
してある。
【0012】
【作用】野菜、果物、花卉、庭木などの植物を有蓋荷室
内に収容して輸送する際に、このような植物の代謝活動
によって、植物成長ホルモンであるエチレンガスなどが
発生し、荷室内雰囲気中に放出されるが、本発明におい
ては、前記荷室内雰囲気ガス中に含まれるこれらの有害
ガスを、分解、吸着等によって除去するガス浄化処理ユ
ニットを、有蓋荷室を有する園芸貨物輸送用車両の実質
的なデッドスペースである運転席ルーフパネル上部に配
置する。このため、輸送用車両の積載効率を実質的に損
ねることなく、荷室内に収納された園芸貨物の鮮度を維
持することができる。
【0013】さらに、運転席ルーフパネル上部にこのよ
うなガス浄化処理ユニットを設置するにおいて、荷室を
このような運転席ルーフパネル上部空間を含むように一
体的に形成してガス浄化処理ユニットを荷室内部に収容
すると共に、当該ルーフパネル上部における荷室の前部
壁面を傾斜させる、あるいは、運転席のルーフパネル上
部に配置されたガス浄化処理ユニットを囲繞するカバー
の前面部を傾斜させれば、ガス浄化処理ユニットの設置
部を、荷室部とルーフパネルとの段差に対する空気抵抗
低減機能部とすることもできる。
【0014】また、本発明の園芸貨物輸送用装置におい
て、前記ガス浄化処理ユニットが、0.5〜5eVの禁
止帯幅を有する半導体を有効成分とする光触媒とこの光
触媒に対する光源とを有する構成のものとすると、比較
的簡便かつコンパクトな装置構成において、輸送時にお
いて園芸貨物たる野菜、果物、花卉などの植物より荷室
内雰囲気中に放出されるエチレンガス等の有害ガスを効
率よく分解除去でき、しかも、触媒による有害ガスの分
解除去であるため、長期間にわたり安定した除去性能を
発揮し、吸着剤を使用する場合のような頻繁な交換操作
が必要とされないものとなる。
【0015】また、本発明に係る空気低減カバー装置
は、既存の車両の運転席ルーフパネル上部に当該装置を
積載し、前記ガス浄化処理ユニットの吸気口および排気
口を前記荷室の内部空間と管路により連通させるという
わずかな改造を加えるのみで、上記したような本発明に
係る園芸貨物輸送用車両と同様に輸送時における園芸貨
物の良好な鮮度維持が可能となる輸送用車両とすること
ができ、経済的である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明を、発明の実施の形態
に基づきより詳細に説明する。
【0017】本実施形態に係る園芸貨物輸送用装置とし
ては、園芸貨物を収容する有蓋荷室を有してなる各種の
ものが含まれ、例えば、バン型トラックや、コンテナ型
トレーラー等の被牽引車両を牽引するトラクター等が含
まれる。
【0018】また、荷室の構成としても、特段の空調装
置を備えない単純な構成のものから、空調装置を具備す
るもの、さらには冷凍機を具備する冷蔵室など各種の態
様のものが含まれる。
【0019】本実施形態に係る園芸貨物輸送用車両は、
運転席ルーフパネル上部に荷室内部の雰囲気ガスの浄化
処理ユニットを設置するものである。
【0020】このようなガス浄化処理ユニットと荷室内
部空間とのガス流路上の連通は、設置部位となる運転席
ルーフパネル上部空間を、車両の運転席後部に配置され
る荷室の延長空間として一体的に形成し、当該延長空間
(ルーフラック部)内部にガス浄化装置を設置すること
により行えばよい。あるいは荷室は一般的なものと同様
に運転席後部のみとし、運転席ルーフパネル上部空間に
設置され、且つ荷室の外部に設置されたガス浄化処理ユ
ニットの吸気口および排気口を前記荷室の内部空間と適
当な管路によって連通しても良い。
【0021】さらに、本実施形態に係る園芸貨物用車両
において、前記運転席ルーフパネル上部に設置されるガ
ス浄化処理ユニットを荷室内部に内設する形態において
は、前記荷室のルーフラック部の前面を傾斜させ空気抵
抗低減機能を付与することが、車両の安定走行、風切り
音の低減等の観点から望ましい。同様に、前記運転席ル
ーフパネル上部に設置されるガス浄化処理ユニットを荷
室に対して外側に設置する形態においても、前記ガス浄
化処理ユニットの外周を、傾斜した前面板部と側面板部
とを少なくとも有する風向き偏向カバーにより覆い空気
抵抗低減機能を付与することが、車両の安定走行、風切
り音の低減等の観点から望ましいものである。
【0022】本実施形態に係る園芸貨物輸送用車両にお
いて、ガス浄化処理ユニットの構成としては特に限定さ
れるものではなく、荷室内部との連通流路内に例えば、
活性炭等の吸着剤層、オゾン分解反応装置等を設けるこ
とも可能であるが、吸着剤層を用いる態様においては、
有効な除去効率を得るためにはかなり多量の吸着剤を使
用する必要があり、またオゾン分解装置を用いる態様に
おいても装置的に大がかりなものとなり、いずれも運転
席ルーフパネル上部空間という限られたスペースに設置
する上では、容積的制約から雰囲気ガスの浄化処理には
長時間の運転を必要とするものである。これに対し、有
害ガス分解性光触媒と当該有害ガス分解性光触媒を露光
する光源とからなる構成とすれば、比較的簡便かつコン
パクトな装置構成とすることができしかも触媒作用によ
るために吸着剤のような経時的劣化も少なく交換頻度も
少ないため、このような光触媒を用いる態様が最も好ま
しい。もちろん、これらの吸着剤、オゾン分解装置、光
触媒といったガス浄化手段を複数組み合わせて用いるこ
とも可能である。
【0023】光触媒としては、その禁止帯幅が0.5〜
5eVの半導体、好ましくは1〜3eVの半導体が好ま
しく用いられる。この半導体は、禁止帯幅以上のエネル
ギを持つ光を照射することにより、価電子帯から伝導帯
へ電子励起が生じて、価電子帯に正孔が、伝導帯に電子
が生成し、この正孔および電子が半導体表面に拡散など
により現れ、気層または液層において光触媒として反応
を促進する。この半導体の具体例としては、二酸化チタ
ン、二酸化スズ、酸化亜鉛、三酸化タングステン、酸化
セリウム、チタン酸バリウム、酸化第二鉄などの金属酸
化物;硫化亜鉛、硫化カドミウム、硫化鉛、セレン化亜
鉛、セレン化カドミウムなどの金属カルコゲナイド;シ
リコン、ゲルマニウムなどの第IV属元素;ガリウムリ
ン、ガリウム砒素、インジウムリンなどの第III属元
素と第V属元素との化合物;ポリアセチレン、ポリピロ
ール、ポリチオフェン、ポリアニリン、ポリビニルカル
バゾールなどの有機半導体が例示される。本発明におい
て、特に二酸化チタン、酸化亜鉛、三酸化タングステ
ン、酸化セリウムなどの金属酸化物が好適に用いられ
る。
【0024】本発明の好ましい実施形態においては、こ
のような半導体は光触媒ブロックに成形される。光触媒
ブロックの形成方法としては、例えば次のような方法が
挙げられる。
【0025】第1の方法としては、酸化チタン粉末など
の半導体粉末を圧縮成形機などでタブレット状に成形
し、そのまま光触媒ブロックとして用いる。または、こ
の圧縮成形された光触媒層を板状物に接着剤などで貼り
付けて光触媒ブロックとして用いる。板状物としては、
金属、樹脂、セラミックなどが用いられる。
【0026】第2の方法としては、酸化チタン粉末など
の半導体粉末を、担持体としての不織布に、帯電または
バインダを利用して付着させて光触媒ブロックとする。
【0027】第3の方法としては、たとえば特開平6−
327965号公報、特開平8−89564号公報に示
すように、酸化チタン粉末などの半導体粉末を、粘土、
あるいは水硬化性化合物に分散させてから硬化用水を入
れ、スラリー状とし、これを型に入れて硬化させて、そ
の触媒成形物をそのまま光触媒ブロックとして用いる。
あるいは、そのようにして得られた触媒成形物から成る
触媒層を板状物に貼り付けて光触媒ブロックとしても良
い。触媒成形物には、補強剤として粒子や繊維などが含
まれていても良い。また、その触媒成形物を成形する際
には、水に予め半導体粉末を分散させておき、後で粘土
または石膏を投入しても良い。なお、「水硬化性化合
物」とは、水と反応して水和物を生成し、凝集する性質
を有する無機化合物であり、土木建設分野などにおいて
無機質接着剤として一般に用いられているものである。
具体的には、硫酸カルシウム、珪酸カルシウム、アルミ
ン酸カルシウム、鉄酸カルシウム、セリット、シーラン
ト、ゲーレナイト、灰長石、ドロマイトなどが例示され
る。また、水硬化性化合物としては、前記の化合物を原
料として得られる、焼石膏、ポルトランドセメント、ド
ロマイトプラスター、石灰火山灰セメント、アルミナセ
メント、マグネシアセメントなどが含まれる。特に硫酸
カルシウム、およびこれを主原料として得られる焼石膏
が好適である。水硬化性化合物は通常粉末で使用する。
粉末とすることで、半導体粉末を均一に分散することが
できる。
【0028】第4の方法としては、酸化チタン粉末など
の半導体粉末とラテックスとを混合した後、担持体に塗
布し、その後常温または高温で乾燥して触媒成形物を得
て、それをそのまま光触媒ブロックとして用いる。また
はこの触媒生成物を基板などに担持させる。
【0029】第5の方法としては、たとえば特開平4−
215841号公報に示すように、チタンテトライソプ
ロポキシドなどの金属アルコキシドを、金属、樹脂、セ
ラミック、あるいは紙などの担持体に塗布し、乾燥させ
て得られる触媒成形物を光触媒ブロックとして用いる。
【0030】このような方法により形成される光触媒ブ
ロックのうち、0.5〜5eVの禁止帯幅を有する半導
体を焼石膏、硫酸カルシウム等の水硬化性化合物の水和
凝集物に混和して賦形、硬化されてブロック状とされた
ものが、除去効率が高くかつ機械的強度にも優れたもの
であるために特に好ましい。
【0031】本実施形態において、光触媒に対する光源
としては、使用される光触媒を活性化できる波長の光を
含む光を発光できるものであれば特に限定されないが、
上記したように0.5〜5eVの禁止帯幅を有する半導
体を光触媒として用いる場合には、好ましくは、紫外線
照射ランプである。紫外線照射ランプとしては、特に限
定されないが、直管形状のものが好ましい。入手が容易
でメンテナンスも容易であるからである。ランプから照
射される紫外線は、特に波長400nm〜200nmの
波長のものが、鮮度保持効率向上の観点からは好まし
い。なお、ランプから照射される光には、紫外線以外の
可視光線および赤外線を含んでいても良い。
【0032】本実施形態の園芸貨物輸送用車両において
は、荷室内雰囲気ガスを前記光触媒等のガス浄化手段と
効率よく接触させて雰囲気ガス中に含まれる有蓋ガスの
除去効率を高めるために、前記ガス浄化装置は、荷室内
雰囲気ガスをガス浄化装置内部に吸引し排出する送風す
る強制送風手段を備えていることが望ましい。強制送風
手段としては、特に限定されず、遠心ファン、軸流ファ
ン、シロッコファンなどが用いられる。
【0033】また、園芸貨物輸送用車両が、荷室に対す
る空調機、冷凍機を備えている場合には、これら空調
機、冷凍機の送風ファンを利用し、前記ガス浄化装置内
部へと荷室内雰囲気ガスを送風する強制送風手段を特段
設けず省略化することも可能である。好ましくは、これ
らの空調機、冷凍機等も併せて運転席ルーフパネル上部
空間に配置すれば、車両の荷物積載効率をより高めるこ
とができる。
【0034】
【実施例】以下本発明を図面に基づきより具体的に説明
する。
【0035】図1は本発明の園芸貨物輸送用車両の一実
施例に係る冷凍バン型トラックの概略構成を示す要部断
面図、図2は図1に示す実施例におけるガス浄化処理ユ
ニットの構成を示す斜視図、図3は本発明の別の実施例
に係るバン型トラックの概略構成を示す要部断面図、図
4は本発明の園芸貨物輸送用車両に取り付けられる光触
媒式ガス処理ユニットの分解斜視図、図5は図4に示す
紫外線照射ランプが取り付けられた背面パネルの正面
図、図6は図4に示す光触媒ホルダーの正面図、図7は
光触媒ホルダーを構成するホルダーユニットの要部断面
図、図8はホルダーユニットに対する光触媒ブロックの
取付構造を示す要部断面図、図9はホルダーユニットの
正面図、図10は光触媒ホルダーの下部を背面パネルに
取り付けるための器具の斜視図である。
【0036】図1に示すように、本実施例に係る園芸貨
物輸送用車両は、冷蔵バン型トラックであって、その有
蓋荷室(コンテナ)2は、運転席後方の実容積部2aと
一体的に形成された運転席ルーフパネル3上部のルーフ
ラック部2bとを有している。そして、図1および図2
に示すように、荷室のルーフラック部2b内に位置する
天井面には冷凍機4が備えられているが、さらにルーフ
ラック部2b内の冷凍機4の直下には、ガス浄化処理ユ
ニットとしての光触媒式ガス処理ユニット6がルーフラ
ック部の底面部に載置されている。なお、ルーフラック
部2bと実容積部2aとの区画部近傍においてルーフラ
ック部2bの内部断面は、前記冷凍機4の排気口部5と
光触媒式ガス処理ユニット6の吸気口部7とによって占
有されており、実容積部2aよりルーフラック部2bに
流れ込む荷室内雰囲気ガスは、必ず光触媒式ガス処理ユ
ニット6内部を通過し、光触媒式ガス処理ユニット6の
前方側の排気口部(図示せず)より、ルーフラック部2
b内の前方の余剰空間に排出され、ここより冷凍機4の
前方側の吸気口部(図示せず)より冷凍機内に取り込ま
れ、冷凍機4の後方側の排気口部5より、実容積部2a
側へと導出され、荷室2内を循環する。
【0037】光触媒式ガス処理ユニット6の内部には、
光源としての複数本の紫外線照射ランプが長手方向に沿
って略平行に配置され、その周辺にはブロック状とされ
た光触媒が配置されており、前記紫外線照射ランプと光
触媒ブロックとの間の間隙が、車体の前後方向に沿って
略平行な空気流通路を形成している。
【0038】また、この実施例に係る園芸貨物輸送用車
両において、荷室のルーフラック部2bの前面部10
は、図1,2に示すように傾斜しており、空気抵抗低減
機能を有している。
【0039】図3は、本発明の別の実施例に係る園芸貨
物輸送用装置を示す。本実施例の輸送用装置はバン型ト
ラックであって、その有蓋荷室(コンテナ)2Aは、一
般的なバン型トラックに見られるように運転席後方の矩
形の形状を有するものである。そして、このトラックの
運転席ルーフパネル3の上部には、ガス浄化処理ユニッ
トとしての光触媒式ガス処理ユニット6が風向き偏向カ
バー14内に内蔵された空気抵抗低減カバー装置12が
載置してある。このカバー装置内に内蔵してあるガス処
理ユニット6の吸気口部7および排気口部8はそれぞれ
連通ダクト9a,9bによって荷室2内部空間と連通し
てある。
【0040】この空気抵抗低減カバー装置12のカバー
14は、ルーフパネル3の前面から荷室2Aの最上部に
向けて傾斜した前面板部11と、ルーフパネル3に対し
て取り付けられる底板部13と、左右の側面板部(図示
せず)とを有し、荷室とルーフパネルとの段差に対する
空気抵抗低減機能を発揮している。
【0041】この実施例における光触媒式ガス処理ユニ
ット6は、図1に示した実施例におけると同様に内部に
光源としての複数本の紫外線照射ランプおよび光触媒ブ
ロックを備えると共に、当該ユニット内部の空気流通路
に荷室2内部より雰囲気ガスを導入するための強制送風
手段を備えている。
【0042】なお、図3に示す実施例では、光触媒式ガ
ス処理ユニット6、風向き偏向カバー14および連通ダ
クト9a,9bから成る空気抵抗低減カバー装置12を
ルーフパネル3の上に取り付け、荷室にダクト9a,9
bを通す孔を形成するのみで良い。すなわち、既存のバ
ン型トラックを比較的簡便に改造することによって、園
芸貨物輸送用車両とすることができる。
【0043】次に、本発明に係る園芸貨物輸送用車両に
取り付けられるガス浄化処理ユニットとしての光触媒式
のガス浄化処理ユニットの詳細な構成を、好ましい一実
施例に基づき説明する。図4〜10は、本発明に係る園
芸貨物輸送用車両のルーフパネル上部に配置され得る光
触媒および光源をユニット化してなる光触媒式ガス処理
ユニットの好ましい実施例を示すものである。
【0044】図4,5に示すように、本実施例に係る光
触媒式ガス処理ユニット22は、複数本の紫外線照射ラ
ンプ24が上下方向に沿って略平行に配置された背面パ
ネル26を有する。背面パネル26は、装置のケーシン
グ28の内側背面に取り外し自在に装着される。
【0045】図4に示すように、ケーシング28の下端
正面側には、吸気口30が形成してある吸気パネル31
が装着してあり、上端正面側には、排気口32が形成し
てある排気パネル33が装着してある。排気パネル33
の背面側に位置するケーシング28の上部には、強制送
風手段としての送風ファン34が装着してあり、吸気口
30から取り入れた空気をランプ24の軸方向に沿って
流し、排気口32から排気させるようになっている。
【0046】各ランプ24の軸方向に沿った流路を確保
すると共に、各ランプ24の三方に光触媒ブロックを配
置するために、図4に示すように、光触媒ホルダー36
が背面パネル26に対して取り外し自在に固定される。
光触媒ホルダー36が取り付けられたケーシング28の
前面には、前面パネル38が装着される。
【0047】本実施例では、図5に示すように、背面パ
ネル26には、合計8本の直管形状の紫外線照射ランプ
24が上下方向に沿って略平行に装着してある。各ラン
プ24から照射される紫外線は、特に波長400nm〜
200nmの波長のものが、鮮度保持効率向上の観点か
らは好ましい。なお、ランプ24から照射される光に
は、紫外線以外の可視光線および赤外線を含んでいても
良い。これらランプ24の長さやワット数は、市販の規
格品のものの中から選択される。
【0048】各ランプ24の両端は、背面パネル26に
固定されたソケット40で保持してあり、ここからラン
プ24に電力を供給するようになっている。各ランプ2
4は、ソケット40から容易に取り外しおよび交換が可
能である。
【0049】図5に示すように、上側のソケット40の
上部に位置する背面パネル26の部分には、各ランプ2
4毎にグローソケット42および安定器44などの駆動
装置が装着してあり、各ランプ24を各本毎または複数
本毎に制御可能になっている。
【0050】上側のソケット40と駆動装置との間に位
置する背面パネル26の部分には、図4に示す二つの光
触媒ホルダー36の上端部が取り付けられるストッパ板
46が装着してある。ストッパ板46には、図4に示す
光触媒ホルダーの上部角部に形成されたボルト孔48を
通したボルトが取り付けられ、光触媒ホルダーの上部が
ストッパ板46に対して取り外し自在に装着可能になっ
ている。
【0051】図5に示すランプ24の下端部ソケット4
0の下方に位置する背面パネルの表面には、ボールキャ
ッチ止め50が、4本のランプについて二つ毎に固定し
てある。このボールキャッチ止め50は、図10に示す
ように、嵌合凹部51を有し、ここに凸金具52の凸部
53が取り外し自在にワンタッチ式に嵌合するようにな
っている。凹部51の両側には、ボール54が弾性保持
してあり、凹部51内に凸部53が入り込むことで、ボ
ール54は、凸部53の両側に形成してあるボール受け
溝56内に嵌合するようになっている。凸金具52は、
図5に示すボールキャッチ止め50に対応する位置で、
図6に示す光触媒ホルダー36の下端部背面に固定して
ある。すなわち、光触媒ホルダー36の下端部は、図1
0に示す凸金具52とボールキャッチ止め50により、
図4,5に示す背面パネル26に対して着脱自在に固定
される。
【0052】図6〜9に示すように、本実施例の光触媒
ホルダー36は、4つのホルダーユニット60を溶接な
どで組み合わせて構成してある。なお、図6中の符号6
2は、光触媒ホルダー36を背面パネル26に対して取
り付けおよび取り外し操作するための把手を示す。
【0053】各ホルダーユニット60は、図7に示すよ
うに、背面パネル26以外のランプ24の三方を囲むよ
うに断面コ字形状の三方壁を有しており、三方壁の各角
部には、爪部64および66が形成してある。両端角に
位置する爪部64は、ホルダーユニット60を鋼板で折
り曲げ成形する際に一体成形されることができ、中間角
部の爪部66は、板材を溶接することなどで成形され
る。なお、各ホルダーユニット60または光触媒ホルダ
ー36の全体を、合成樹脂の押出成形などで成形する際
には、これら爪部64および66はホルダーユニット6
0または光触媒ホルダー36と一体に成形することがで
きる。
【0054】これら爪部64および66を形成すること
で、各ユニット60の三方壁の内側には、それぞれ触媒
ブロック68がスライド移動自在に装着される。触媒ブ
ロック68は、本実施例では、断面形状が台形に近い形
状を有し、その両端側部のテーパ面が爪部64,66に
係合するようになっている。なお、爪部64,66の内
側には、弾力性を有するシート状の緩衝部材74が装着
してあり、爪部64,66が直接には触媒ブロック68
に接触しないようになっており、触媒ブロック68の破
損などを防止している。
【0055】触媒ブロック68は、図8に示すように、
本実施例では、光触媒の担持体としての素焼き製基板7
0と、その表面凹部に担持された光触媒層72とを有す
る。なお、輸送時における振動による光触媒層72の破
損を防止するため、基板70と光触媒層72との間に弾
性材層を設けることも可能である。本実施例では、光触
媒層72は、その禁止帯幅が0.5〜5eVの半導体、
好ましくは1〜3eVの半導体の粉末と、水硬化性化合
物とを水で練り合わせた後、凝集させたものである。
【0056】半導体粉末と水硬化性化合物粉末とを水で
練り合わせる方法としては、特に限定されず、これら粉
末を混合し撹拌して混合物を得た後、水を添加して練り
合わせても良いし、半導体の粉末に水を添加して混練し
た後、水硬化性化合物を添加して練り合わせても良い。
【0057】半導体と水硬化性化合物との重量比率は、
10:1〜1:10、好ましくは6:1〜1:6であ
る。また、水の量は、半導体と水硬化性化合物との合計
量を100重量部に対して、通常、25〜200重量部
である。
【0058】半導体と水硬化性化合物とを水で練り合わ
せた後、その混練物を、図8に示す基板70の凹部に直
接流し込み、凝縮させても良いし、別の型内で凝縮させ
て所定形状に凝縮させた後、図8に示す基板70の凹部
に貼り付けても良い。
【0059】この光触媒層72の厚みは、特に限定され
ないが、30mm以下が好ましく、1〜10mmが特に好ま
しい。厚みが厚すぎると、光触媒としての機能が低下す
る傾向にある。
【0060】この光触媒層72の表面には、凹凸を設け
て、荷室内雰囲気ガスとの接触面積を増大させても良
い。このように構成することで、触媒として機能する部
分の面積が増大すると共に、そこを通過する空気の流れ
を乱すので、鮮度保持に有害となるガスの除去効率が向
上する。
【0061】この触媒層72とランプ24との間の距離
L(図7参照)は、好ましくは1〜500mm、さらに好
ましくは、5〜100mmである。1mm未満では、その隙
間を通過する空気の流通が困難になる傾向にあり、隙間
が大きすぎる場合には、鮮度保持に有害となるガスの除
去効率が低下する傾向にある。
【0062】本実施例では、図7に示すように、ランプ
44の両側に位置する背面パネル26の表面には、光触
媒ホルダー36と背面パネル26とが接触する部分で、
弾力性のあるシール部材80が装着してある。このシー
ル部材80と光触媒ホルダー36との接触により、光触
媒ホルダー36と背面パネル26との間には、各ランプ
24毎の軸方向に沿った空気流通路が形成される。各ラ
ンプ24に沿った空気流通路を、図4に示す吸気口30
から取り入れた空気が流通し、最終的には、排気口32
から排気されるようになっている。
【0063】本実施例では、図4,6,9に示すよう
に、光触媒ホルダー36を構成する各ホルダーユニット
60には、覗き孔82が形成してある。この覗き孔82
は、図8に示す光触媒ブロック68にも同様な位置に形
成してある。また、図4に示すケーシング28の前面パ
ネル38には、覗き孔82に対応する位置に覗き窓ガラ
ス84が形成してある。したがって、装置の外部から、
各ランプ24の点灯をそれぞれに観察可能になってい
る。
【0064】本実施例に係る光触媒式ガス処理ユニット
22は、園芸貨物輸送用車両の運転席ルーフパネル上部
に取り付けて用いることができる。本実施例に係る光触
媒式ガス処理ユニット22では、図4に示すファン34
を駆動することにより、吸気口30から取り入れた荷室
内雰囲気ガスは、図7に示す各ランプ24と光触媒ブロ
ック68との隙間に形成された流通路を上方向に流通
し、その後、図4に示す排気口32から吐出される。各
ランプ24と光触媒ブロック68との間の隙間を流通す
る間に、荷室内雰囲気ガスは、ランプ24からの紫外線
が照射された図8に示す光触媒層72の表面と接触し、
触媒作用により、雰囲気ガス中に含まれる鮮度保持にと
っての有害ガス(たとえばエチレン)が分解されて除去
される。そして、有害物質が除去された清浄な空気が排
気口から吐出される。なお、図4においては、この光触
媒式ガス処理ユニット22を縦置きした状態を示してい
るが、例えば、横置きにして用いることも可能である。
また、必要に応じて、吸気口30および排気口32の配
置位置を適宜変更することも可能である。
【0065】また、本実施例では、図4に示すように、
紫外線照射ランプ24が取り付けられた背面パネル26
から、光触媒ホルダー36を容易に取り外すことができ
る。光触媒ホルダー36を取り外すことで、紫外線照射
ランプ24の取付および交換を容易に行うことができ
る。また、光触媒ホルダー36を取り外すことで、この
光触媒ホルダー36から光触媒ブロック68を容易に取
り外しおよび交換することができる。
【0066】しかも、本実施例では、光触媒ホルダー3
6が、図7に示すように、背面パネル26以外の各紫外
線照射ランプ24の周囲を囲むように成形してあり、そ
の部分に光触媒ブロック68が装着してあることから、
ランプ24からの光は、光触媒ブロック68の光触媒層
72に直接照射され、光触媒としての機能が十分に発揮
される。また、これらの隙間に雰囲気ガスが軸方向に沿
って強制的に流通することから、雰囲気ガスと触媒層7
2との間の接触面積が増大し、鮮度保持に有害となるエ
チレンなどのガスを効率的に分解することが可能とな
る。
【0067】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とができる。
【0068】たとえば、図11に示すように、ガス浄化
装置6の排気口5の下に一辺を取付けたシート19を荷
室内の積荷18の上にかけることにより、荷室内の空気
の流れに一定方向(矢印A)の流路を形成することも好
ましい。この場合には、発生したエチレンガス等の有害
ガスの拡散を抑えて速やかに分解処理されるので好まし
い。
【0069】また、ルーフラック部2bおよび風向き偏
向カバー14の内部にそれぞれ配置されるガス処理ユニ
ット6,22は、前記実施例のものに限定されず、種々
の構造のガス処理ユニットを用いることができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
園芸貨物輸送用車両によれば、輸送時において園芸貨物
たる野菜、果物、花卉、庭木などの植物より荷室内雰囲
気中に放出されるエチレンガス等の有害ガスを効率よく
分解ないし吸着除去でき、輸送時におけるこれら園芸貨
物の鮮度低下を有効に抑えることができ、しかも、これ
らのガス浄化処理ユニットを輸送用車両のデッドスペー
スである運転席ルーフパネル上部空間に配置するもので
あるから輸送用車両の積載効率を損なうこともないとい
う優れた効果を有する。
【0071】また、空気抵抗低減カバー装置によれば、
空気抵抗の低減による燃費の向上を図れる上に、既存の
輸送用車両を、極めて容易に園芸貨物輸送用車両にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の園芸貨物輸送用車両の一実施例
に係る冷凍バン型トラックの概略構成を示す要部断面図
である。
【図2】図2は図1に示す実施例におけるガス浄化処理
ユニットの構成を示す斜視図である。
【図3】図3は本発明の別の実施例に係るバン型トラッ
クの概略構成を示す要部断面図である。
【図4】図4は本発明の別の実施例に係る光触媒式ガス
処理ユニットの分解斜視図である。
【図5】図5は図4に示す紫外線照射ランプが取り付け
られた背面パネルの正面図である。
【図6】図6は図4に示す光触媒ホルダーの正面図であ
る。
【図7】図7は光触媒ホルダーを構成するホルダーユニ
ットの要部断面図である。
【図8】図8はホルダーユニットに対する光触媒ブロッ
クの取付構造を示す要部断面図である。
【図9】図9はホルダーユニットの正面図である。
【図10】図10は光触媒ホルダーの下部を背面パネル
に取り付けるための器具の斜視図である。
【図11】図11は本発明の他の実施例に係る園芸貨物
輸送用車両の概略断面図である。
【符号の説明】
2,2A… 有蓋荷室 2a… 荷室の実容積部 2b… 荷室のルーフラック部 4… 冷凍機 5… 冷凍機の排気口部 6… 光触媒式ガス処理ユニット 7… ガス処理ユニットの吸気口部 8… ガス処理ユニットの排気口部 9a,9b… 連通ダクト 10… ルーフラック部の前面 12… 空気抵抗低減カバー装置 14… 風向き偏向カバー 22… 光触媒式ガス処理ユニット 24… 紫外線照射ランプ 26… 背面パネル 28… ケーシング 30… 吸気口 32… 排気口 34… ファン 36… 光触媒ホルダー 38… 前面パネル 60… ホルダーユニット 64,66… 爪部 68… 光触媒ブロック 70… 基板 72… 光触媒層 74… 緩衝部材 80… シール材
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図 7】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】追加
【補正内容】
【図 8】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 園芸貨物を収容する有蓋荷室を有してな
    る園芸貨物輸送用車両であって、運転席ルーフパネル上
    部に前記荷室内部雰囲気ガスを浄化する処理ユニットが
    配置してあることを特徴とする園芸貨物輸送用車両。
  2. 【請求項2】 有蓋荷室を有してなる車両のルーフパネ
    ル上に取り付けられ、傾斜した前面板部と側面板部とを
    少なくとも有する風向き偏向カバーを有する装置であっ
    て、 当該風向き偏向カバー内に、前記車両の荷室内部の雰囲
    気ガスを浄化する処理ユニットが配置してある空気抵抗
    低減カバー装置。
JP9342218A 1997-11-27 1997-11-27 園芸貨物輸送用車両および空気抵抗低減カバー装置 Pending JPH11157379A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9342218A JPH11157379A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 園芸貨物輸送用車両および空気抵抗低減カバー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9342218A JPH11157379A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 園芸貨物輸送用車両および空気抵抗低減カバー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11157379A true JPH11157379A (ja) 1999-06-15

Family

ID=18352038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9342218A Pending JPH11157379A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 園芸貨物輸送用車両および空気抵抗低減カバー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11157379A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005508228A (ja) * 2001-11-02 2005-03-31 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド 紫外線殺菌装置
JP2005297720A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Mayekawa Mfg Co Ltd 空気浄化装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005508228A (ja) * 2001-11-02 2005-03-31 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド 紫外線殺菌装置
JP2005297720A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Mayekawa Mfg Co Ltd 空気浄化装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1035438A (zh) 除臭器
JPH06327965A (ja) 有害物質の除去剤、除去方法及び有害物質除去装置
CN115122878A (zh) 对由气候控制系统调节的空气进行消毒的方法和系统
JPH01189322A (ja) 脱臭装置
JPS6380833A (ja) 車室内臭気の浄化方法及び装置
KR102278252B1 (ko) 축광성 광촉매 반응 필터 구조체
JP4033214B2 (ja) 空気清浄機
JP3207938U (ja) 取り付け型空気清浄器
CA2914462A1 (en) Device for photocatalytic removal of volatile organic and inorganic contamination as well as microorganisms especially from automobile air conditioning systems
JPH11157379A (ja) 園芸貨物輸送用車両および空気抵抗低減カバー装置
JP6517053B2 (ja) 空気浄化装置
JPH01234729A (ja) 空気調和機
JPH11157380A (ja) 園芸貨物輸送方法および輸送用装置
JPH09206558A (ja) ガス中の有害物質除去装置
JPH01189321A (ja) 冷蔵庫用脱臭装置
CN1175921C (zh) 高吸附性光催化空气处理器
JPH10212201A (ja) 光触媒式鮮度保持装置
JPH11276563A (ja) 空気清浄化装置
JPH0889564A (ja) 有害物質除去剤、除去方法および除去装置
JP3838726B2 (ja) 光触媒式鮮度保持装置
JP2000037449A (ja) 車両用脱臭装置及び車両用空調ユニット
CN210568947U (zh) 一种室内空气污染物处理器
JP3028806B2 (ja) 空気清浄装置
JP2000042093A (ja) 脱臭材料、脱臭フィルタ、車両用空調ユニット
RU93697U1 (ru) Устройство фотокаталитического обеззараживания воздуха