JPH11155762A - ロールペーパー用ホルダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はホルダー用蓋と一体化されたカバーを
自由にホルダー本体に脱着できるようにすると共に、使
用に際してはロールペーパー用ホルダー並びにロールペ
ーパー本体には全く直接てを触れることなくして誰でも
が簡単にロールペーパー本体から必要とする分量のロー
ルペーパーを任意に取り出して片手で目的の箇所を切断
して使用する事ができ、且つ次回使用するに際してのロ
ールペーパーの取り出し口が既に現れているようにした
ロールペパー用ホルダーの提供に関するものである。 【構成】ホルダー用蓋の両辺にホルダー本体及びロール
ペーパー本体を覆い被せて周回するようにカバーを取り
付けて下方部には切断帯を設け、ホルダー本体には開放
型のピン溝を設け、ホルダー用蓋には切り欠き部を設け
てる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は洋、和式トイレ等に
於いて使用するロールペーパー本体を保持し格納するロ
ールペーパー用ホルダーにあって、ホルダー用蓋と一体
化されたカバーが自由にホルダー本体に着脱できるよう
にすると共に、使用に際してはロールペーパー用ホルダ
ー並びにロールペーパー本体には全く直接手で触れる事
なくして、誰でもが簡単にロールペーパー本体から必要
とする分量のロールペーパーを任意に取り出して片手で
目的の箇所を切断し使用する事ができ、且つ次回使用す
るに際してのロールペーパーの取り出し口が既に現れて
いるようにしたロールペーパー用ホルダーに関するもの
である。

【０００２】

【従来の技術】従来のロールペーパー用ホルダーはホル
ダー本体（１）とホルダー用蓋（２）のみにて形成され
ており特にホルダー用蓋（２）の破損等がない限り交換
する場面は少なく趣を変える等の気分転換の対象に迄は
至っておらずロールペーパ用ホルダーは放置されマンネ
リ化して汚れたイメージで観られていた上、使用箇所も
多くはトイレ内に代表される如く限られたスペース内に
あって、人間としての安らぎ空間の利用に於いて安堵感
があるべき所に実は不安感が先行していた。

【０００３】更に従来のロールペーパー用ホルダーはホ
ルダー用蓋（２）を取替えるに際しては構造上指、爪等
では簡単に外せない機構となっている為に道具がなけれ
ぱ作業ができない等の制約事項と新しく取替えてみたと
してもそれ相応の見返りとなるメリットに乏しく、今一
般的に広く人間が求めている所の感性、並びに物品に対
する機能性、或は居住性の向上となるべく要素に乏しか
った。

【０００４】又従来のロールペーパー用ホルダーはロー
ルペーパー（６）を使用するに際して必要とする分量の
ロールペーパー（６）を取り出した後、他方の手でホル
ダー用蓋（２）を押える事に依ってロールペーパー
（６）がロールペーパー本体（４）から次々と必要以上
に解け出して来る事を阻止しながら上方に引き上げて或
いは引きちぎってホルダー用蓋（２）の稜線付近で切断
させる構造の為にほとんどの場合両手を必要とするとい
った欠点があった。

【０００５】従ってロールペパー（６）を取り出そうと
する時にあっては取り出し口がホルダー用蓋（２）の稜
線に隠れている事が多く健常者にあっても見えにくい、
或いは見えない部分に回り込んでいた時はなおさら見え
ないが故に探しにくい、掴みにくい等の欠点があり高齢
者、幼児、特に眼の不自由な人、並びに指先の不自由な
人にあっては一層ロールペーパー（６）の取り出し口を
見つけたり掴んだりする事は極めて困難に近かった。

【０００６】ロールペーパー（６）の取り出し口を見つ
ける為にロールペーパー本体（４）に直接指で触れてロ
ールペーパー本体（４）を前方に回して調べ、見つから
ない時は逆転させて探す等していたが、それでも取り出
し口が見つからない時は爪で一枚目のロールペーパー
（６）をはぐようにしたり、最悪ロールペーパー本体
（４）を指で押さえて手前に強く回転させて遠心力と風
圧を利用して取り出し口を見つける等の努力をしていた
がロールペーパー本体（４）に指が触れて不潔となる
上、指で押さえた時にできたクレーターは後で使用する
人への不潔感を実証する事となっていた。

【０００７】健常者にあっても前回にロールペーパー
（６）を使用した時ホルダー用蓋を特に強く押さえてロ
ールペーパー（６）を切断してある時は仮にそこが取り
出し口であると判ったとしてもその部分が掴みにくい為
に前述の好ましくない行為をして不潔となるばかりか奥
の手として水、つばを付ける人もあり衛生上決して好ま
しい状態ではなかった。

【０００８】高齢者、幼児、特に眼の不自由人、並びに
指先の不自由な人にあってはロールペーパー本体（４）
のロールペーパー（６）の取り出し口を見つける事は一
般的に至難の業であり、特に指先で感触がつかみにくい
薄型でソフトタイプのロールペーパー（６）に関しては
ロールペーパー（６）の取り出し口を見つけたり掴んだ
りする事は一層深刻となっていた為、いわゆる優しさに
欠けるロールペーパー用ホルダーとなっていた。

【０００９】ロールペーパー（６）を切断する為に今回
使用する予定のない所をつまんで引きちぎり、しわにな
った状態のままの部分が残されているといった場合も結
構見受けられて次回に別の人が使用するに際して、其の
部分をおもむろに切り捨てて新たな部分を使用しようと
する潔癖な人も結構多くあって、考えてみれば当然の行
為とも思えるが省資源又は経費の節約に逆行するものと
なっていた。

【００１０】

【発明が解決しようとする課題】本発明は前述の従来の
技術に於いて示した通り現在人間の求めている安らぎ感
並びに感性に対する欠点、とりわけ道具がなければ外せ
ない、交換するに値する魅力あるものがない、或は汚れ
たイメージ、マンネリ化している等と言ったマイナス的
要素なるものをプラス指向とする為に簡単に着脱ができ
てしかも状況に応じてアレンジできる多彩で豊かなカバ
ー（３）を備えて何時でも自由に交換できるように現在
のニーズに見合うべくして環境に優しく、しかも機能性
に優れたロールペーパー用ホルダーの提供をしようとす
るものである。

【００１１】又従来の技術に於て指摘した操作性、機能
性にあってはロールペーパー（６）の取り出し口が見え
にくい、探しにくい、掴みにくい、困難、不潔、不衛
生、不経済等と言った数々の問題点を解消して高齢者と
幼児、特に眼の不自由な人、並びに指先の不自由な人に
あっても簡単にロールペーパー用ホルダーの取り扱いが
できるようにしたものであって、健常者にあっても使用
に際して過剰とはならない理にかなったロールペーパー
用ホルダーの提供をしようとするものである。

【００１２】更にロールペーパー用ホルダー並びにロー
ルペーパー本体（１）には全く直接手で触れる事なくし
て誰でもが簡単にロールペーパー本体（１）から必要と
する分量のロールペーパー（６）を任意に取り出す事が
できて、しかも片手でロールペーパー（６）の目的とす
る箇所を切断して使用する事ができるようにすると共に
次回使用するに際してのロールペーパー（６）の取り出
し口が既に現れているようにして全ての人が衛生的にし
て思いやりと優しさのあるロールペーパー用ホルダーの
使用ができるようにしようとするものである。

【００１３】

【発明の実施の形態】以下図１から図５に基づいて説明
すると、先ずホルダー本体（１）及びホルダー用蓋
（２）からなるロールペーパー用ホルダーに於いてホル
ダー用蓋（２）の左右の両辺にカバー（３）をホルダー
本体（１）及びロールペーパー本体（４）を覆いかぶせ
て周回するように取り付けカバー（３）の下方部（５）
にロールペーパー（６）を切断する為の切断帯（７）を
設ける。

【００１４】ホルダー本体（１）のピン溝（８）の形状
を上方手前に拡大して開放型にする事によってカバー
（３）の駆動部（９）のピン穴（１０）に止めピン（１
１）を取り付けたままでホルダー本体（１）に関してカ
セット状にカバー（３）がそのまま自由に着脱できるよ
うにして、又ホルダー用蓋（２）に於いてはホルダー本
体（１）の上端（１２）がホルダー用蓋（２）の作動の
干渉にならないようにホルダー本体（１）の上端（１
２）と接するホルダー用蓋（２）の部分を切り取って切
り欠き部（１３）にする。

【００１５】本発明のロールペーパー用ホルダーに於
て、ホルダー本体（１）は使用箇所に於ける壁等に取り
付ける為のビス穴（１４）が形成されており更にロール
ペーパー本体（４）の支持体（１５）を支持する為の支
持穴（１６）が形成されている点は従来の技術と同様で
あるが、ホルダー用本体（１）にはホルダー用蓋（２）
と一体となっているカバー（３）の駆動部（９）に取り
付けられている止めピン（１１）が上方からそのままホ
ルダー本体（１）のピン溝（８）に入り込むように上方
部が解放型のピン溝（８）となっている。

【００１６】ホルダー用蓋（２）はホルダー用蓋（２）
の左右の両辺にホルダー本体（１）及びロールペーパー
本体（４）を覆いかぶせて周回するようにカバー（３）
が各々取り付けられて一体化されており、作動も同様で
あってロールペーパー本体（４）の回転を制御する為の
働きをなすと共にロールペーパー本体（４）をほこり等
から守る働きをもなしている。

【００１７】ホルダー用蓋（２）とカバー（３）は共に
一体化された物であるからホルダー本体（１）にカバー
（３）を取付けた時、駆動部（９）を軸としての動きに
支障をきたさない為にホルダー用蓋（２）にホルダー本
体（１）の左右に於ける上端（１２）が入り込み納まる
為の切り欠き部（１３）が設けられている為に、ロール
ペーパー本体（４）のロールペーパー（６）の巻き付け
量が少なくなって直径が小さくなった時、或はカバー
（３）を上方に旋回した時にホルダー用蓋（２）がホル
ダー本体（１）に干渉しないようになされている。

【００１８】ロールペーパー本体（４）はロールペーパ
ー本体（４）よりロールペーパー（６）を取出す時、上
方から手前側に回転するように支持体（１５）によって
取り付けられており、支持体（１５）がロールペーパー
本体（４）の芯（１７）の筒内を貫通して両端がホルダ
ー本体（１）の支持穴（１６）に収っている点は従来と
同様であるが全体的にはホルダー用蓋（２）及びカバー
（３）にて形成される内側の所定の箇所に収まってい
る。

【００１９】カバー（３）はホルダー用蓋（２）の左右
の両辺に取付けられており且つ両辺から下方部（５）に
向けて延設され、下方部（５）に於いては双方から延設
されたカバー（３）がループ状に一体化されており、そ
の一体化された下方部（５）にはロールペーパー（６）
を切断する為の切断帯（７）が施されてありホルダー用
蓋（２）とカバー（３）及び切断帯（７）は共に一体物
となっている。

【００２０】更にホルダー用蓋（２）とカバー（３）及
び切断帯（７）は一体物であるから当然全者同様の動き
がなされるものであって、ホルダー本体（１）に対して
手前から上下方向に旋回させる事ができるようになって
おり、ホルダー用蓋（２）と一体となっているカバー
（３）の製造過程に於いては別々に単品として製造し最
終的に一体物に組立る事も可能であるが、初めから一体
物としての製造も可能でありホルダー本体（１）への取
り付けはカセットを取り付けるが如く簡単に交換する事
が可能となっている。

【００２１】切断帯（７）はカバー（３）の一部であり
帯状であってロールペーパー（６）を手前から斜め前方
に軽く押し当てるようにしながらスライドさせればロー
ルペーパー（６）を任意に目的とする箇所で切取る事が
できるように、カバー（３）の下方部（５）に於いて、
手前側向きに取り付けられておりロールペーパー（６）
を切断する為の軽微なのこ歯状の処置がなされているが
特に鋭利なのこ歯にする必要もなく軽く操作するだけで
ロールペーパー（６）は簡単に目的とする箇所での切断
が可能となっている。

【００２２】ホルダー本体（１）のピン溝（８）はホル
ダー用蓋（２）と一体になっているカバー（３）を止め
ピン（１１）の取り付けてある状態のままで脱着ができ
るようにする為に設けたものであって、又ロールペーパ
ー（６）を切断しようとする時の偶力をホルダー用蓋
（２）に伝達し易くすると共にカバー（３）が脱落しな
いようにする為にピン溝（８）の形状は長方形状又は三
日月状にしてて上方部が解放された開放型で、解放され
ている上方部は垂直に対してやや手前にして、逆に下方
部はやや向こう側になるようになされている。

【００２３】止めピン（１１）は図１から図４に示す如
くカバー（３）のピン穴（１０）に取り付けられた状態
で使用されるが、ホルダー用蓋（２）と一体となってい
るカバー（３）の駆動部（９）をホルダー本体（１）に
可動自在に取り付ける為のものであって、道具を使わず
に指先だけで操作できるような大きさと形状になってお
り止めピン（１１）を操作しようとする時はカバー
（３）のピン穴（１０）に差し込みホルダー本体（１）
に於けるピン溝（８）の下方部に納めればよく、止めピ
ン（１１）を支点としてカバー（３）は手前から上下方
向に旋回が可能となっている。

【００２４】従来からあるホルダー本体（１）をそのま
ま利用してホルダー用蓋（２）と一体となっているカバ
ー（３）の持つ機能のみを利用しようとする時は、従来
のホルダー用蓋（２）を外して新しい機能を有するカバ
ー（３）を指先で操作できる止めピン（１１）を利用し
てホルダー本体（１）に取り付ければ目的は達成できる
ようになっている。

【００２５】既設のホルダー本体（１）を利用し易くす
る為にカバー（３）にピン穴（１０）が開けられている
が本来は製造段階でホルダー本体（１）及びカバー
（３）は１セットになっており、カバー（３）には図５
に示す如く止めピン（１１）を一体物として付加させて
あり通常は此の方法が基本であって、此の場合は当然止
めピン（１１）を別途取り付けるといった作業の必要は
なくなる。

【００２６】切り欠き部（１３）はカバー（３）と一体
となっているホルダー用蓋（２）に設けているものであ
って、ホルダー本体（１）との干渉を避ける為にホルダ
ー本体（１）の上端（１２）がホルダー用蓋（２）の作
動時当たる部分を切り取って干渉にならないようにした
ものであって、切り欠き面積は僅かではあるが其の為に
ホルダー用蓋（２）とカバー（３）の一体化が可能とな
りホルダー本体（１）の従来からある駆動部（９）のピ
ン溝（８）に取り付ける事ができるようになっている。

【００２７】本発明のロールペーパー用ホルダーは一個
のホルダー本体（１）に対して、ホルダー用蓋（２）と
一体となっているカバー（３）は互換性があるから単体
としてカバー（３）を複数確保する事も可能となってお
り、又ホルダー用蓋（２）の部分を含めたカバー（３）
等を動物、魚等の形状でアレンジしたり又は絵模様等に
して多彩な交換部品としての調達ができるようになされ
ている。

【００２８】更にカバー（３）の側面に於いては両側面
又は一方に、花立て或いは芳香剤入れ、トイレの便器に
流してはいけない汚物を入れる為のビニール袋入れ等を
一点で吊すフックにて取り付けて多様化を図り環境に優
しく、しかも人間に必要とされる安らぎ感を一層向上さ
せる為の演出ができるようになされているが図示説明は
省略する。

【００２９】ロールペーパー（６）を切断する為の動作
は切断帯（７）に手前から斜め前方に軽く押し当てる動
作の為にカバー（３）を介してホルダー用蓋（２）がロ
ールペーパー本体（４）を押えようとする自然の作用が
働き、ロールペーパー本体（４）の回転する動きが阻止
されて今回必要としない部分のロールペーパー（６）が
ロールペーパー本体（４）から次々と解けだして来る現
象を防止できる為、機構的にホルダー用蓋（２）を他方
の手で押えるといった作業の必要性がなくなる構造とな
っている。

【００３０】従ってロールペーパー本体（４）のロール
ペーパー（６）は切断帯（７）の部位に於て片手で手前
から斜め方向前方に軽く押し当てるだけの簡単な操作で
ロールペーパー（６）の目的とする箇所での切断が可能
となり、続いて切断が完了した時点でホルダー用蓋
（２）はロールペパー本体（４）を押えてロックしてい
る働きを自然の法則に従って解除する事となって次回に
ロールペーパー（６）を使用する時ロールペーパー
（６）を引き出せばロールペーパー本体（４）は自由に
回転するようになっている。

【００３１】ロールペーパー（６）を切断した後次回に
ロールペーパー（６）の取出し口はロールペーパー本体
（４）から下方に延びて切断帯（７）に至っており、其
の部分を掴めば次回に使用する取出し口をつかんだ事と
なる訳であって、めんどうな取出し口を探したり又はロ
ールペーパー本体（４）の不用意な回転を他方の手で止
める等といった作業も必要がなくなる訳で不衛生になる
事が防止できるようになされている。

【００３２】

【発明の効果】ロールペーパー用ホルダーの機構の改善
に依ってロールペーパーを切断する作業そのものがロー
ルペーパー本体の不用意な回転を阻止するような自然の
働きを導く為に、人為的にロールペーパー本体の回転を
止める作業をしなくてすむようになりロールペーパー本
体からロールペーパーを引出してロールペーパーを切断
する時に不必要な所まで不用意に次々と解け出して来る
といった現象はなくなる為、他方の手でホルダー用蓋を
押える必要もなく片手で簡単にロールペーパーの切断が
できる。

【００３３】又ロールペーパーの取り出しと切断の作業
にあっては、ロールペパー本体はもとよりホルダー用蓋
の部分、或いはホルダー用蓋と一体化されているカバー
にも或は当然下方部の切断帯にも一切手で触れる必要が
なくなり且つ切断帯に依って切り取られた後に残された
ロールペーパーはロールペパー本体から切断帯に至るま
で、つまり次回の取り出し口の形としてしわにもにらず
新鮮に保持される。

【００３４】従って次回の使用に際しては取出し口の形
として保持されている部分をロールペーパーの取出し口
として掴み一連の操作をすれば従来になされていた取出
し口を探す作業は必要がなくなり、衛生的にして思いや
りがあり且つ迅速にロールペーパー本体からロールペー
パーを取出して切断する作業ができるようになる上に省
資源、経費の節約につながる。

【００３５】ホルダー本体に関しては上方部が解放され
たピン溝にした事によってホルダー用蓋と一体となって
いるカバーが止めピンの付いたままの状態でカセット式
に着脱できる為作業が簡単であり一個のホルダー本体に
対して複数のカバーの交換部品としての調達が可能とな
り必要に応じて雰囲気の転換が可能となる。

【００３６】本発明のロールペーパー用ホルダーの装置
の取扱いが至って簡単であり且つ確実である為に高齢
者、幼児、特に眼の不自由な人、指先の不自由な人にあ
ってもほぼ自然な感覚と動作だけでロールペーパー用ホ
ルダーの操作を行う事ができるものであり、従来に於け
る不自然で何かとめんどうな作業をする必要がなくなり
取扱い易くて環境にも優しくなる。

【００３７】ホルダー用蓋に切り欠き部を設けている為
ホルダー本体の上端が干渉する事がなくなりホルダー用
蓋とカバーを切断帯を含めて一体化させてカセット形式
への転換が可能となり、ホルダー本体に対して誰でも自
由に着脱ができる上、指先で操作できる止めピンを使用
すれば道具を使わずしてカセット式にカバーをホルダー
本体に対して自由に着脱させる事が可能となる。

【００３８】ホルダー用蓋とカバー及び切断帯が一体と
なってカセット形式である為に互換性があり、一個のホ
ルダー本体に対して複数個のカバーの調達へと拡大さ
れ、必要性又は気分に応じて自由にカバーの交換ができ
る上、カバーの側面の有効利用等に依って雰囲気の改善
等又は安らぎ感並びに感性に対しての向上を図る事がで
きる。

【００３９】ロールペーパー用ホルダー全般に関して、
ホルダー用蓋を含めたカバーの側面等に花立て或いは芳
香剤入れ、ビニール袋入れ等をフック吊りしたり、又は
動物、魚等の形状でアレンジしたり絵模様にしての多彩
な演出が可能となり、機能の充実に加えて環境への改善
が図られ高齢者、幼児、体の不自由な人に対しても配慮
が可能となる。

【００３４０】

【図面の簡単な説明】

【図１】ロールペーパー用ホルダーの正面図である。

【図２】ロールペーパー用ホルダーの平面図である。

【図３】ロールペーパー用ホルダーの側面図である。

【図４】ロールペーパー用ホルダーの斜視図である。

【図５】ロールヘーパー用ホルダーの駆動部の拡大斜視
図である。

【符合の説明】

（１）ホルダー本体 （２）ホルダー用蓋 （３）カバ
ー （４）ロールペーパー本体 （５）下方部 （６）
ロールペーパー （７）切断帯 （８）ピン溝（９）駆
動部 （１０）ピン穴 （１１）止めピン （１２）上
端 （１３）切り欠き部 （１４）ビス穴 （１５）支
持体 （１６）支持穴 （１７）芯

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ホルダー本体（１）及びホルダー用蓋
   （２）からなるロールペーパー用ホルダーに於いてホル
   ダー用蓋（２）の左右の両辺にカバー（３）をホルダー
   本体（１）及びロールペーパー本体（４）を覆いかぶせ
   て周回するように取り付けカバー（３）の下方部（５）
   にロールペーパー（６）を切断する為の切断帯（７）を
   設けてあるロールペーパー用ホルダー。
2. 【請求項２】ホルダー本体（１）のピン溝（８）の形状
   を上方手前に拡大して開放型にする事によってカバー
   （３）の駆動部（９）のピン穴（１０）に止めピン（１
   １）を取り付けたままでホルダー本体（１）に関してカ
   セット状にカバー（３）がそのまま自由に着脱できるよ
   うにした請求項１のロールペーパー用ホルダー。
3. 【請求項３】ホルダー用蓋（２）に於いて、ホルダー本
   体（１）の上端（１２）がホルダー用蓋（２）の作動の
   干渉にならないようにホルダー本体（１）の上端（１
   ２）と接するホルダー用蓋（２）の部分を切り取って切
   り欠き部（１３）にしてある請求項１のロールペーパー
   用ホルダー。