JPH1115555A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
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- JPH1115555A JPH1115555A JP9184515A JP18451597A JPH1115555A JP H1115555 A JPH1115555 A JP H1115555A JP 9184515 A JP9184515 A JP 9184515A JP 18451597 A JP18451597 A JP 18451597A JP H1115555 A JPH1115555 A JP H1115555A
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Abstract
くでき、しかも安定的に動作する同期化回路及びロック
インサイクルを短くでき、しかも安定的に動作する同期
化回路を備えた半導体集積回路装置を提供する。 【解決手段】 第1の端子から供給されるクロック信号
を受けてそれを2進の重みを持った制御信号に対応して
信号遅延を行わせる可変遅延回路を用い、位相比較器に
より上記第1の端子から供給されるクロック信号と上記
可変遅延回路を通した上記クロック信号の遅延信号との
位相比較し、その出力信号を遅延制御回路に供給し、そ
の動作開始時において上記遅延制御信号の最上位ビット
から順にセットして上記位相比較器の出力により上記第
1の端子から供給されるクロック信号に対して遅延信号
が遅れているならそのビットをリセットし、進んでいる
ならそのビットをセットして可変遅延回路に供給する遅
延制御信号を形成する。
Description
装置に関し、主としてシンクロナスDRAM(ダイナミ
ック型ランダム・アクセス・メモリ)のように外部クロ
ック信号に同期した内部クロック信号を発生させる同期
化回路技術に利用して有効な技術に関するものである。
同期した内部クロック信号を形成する同期化回路とし
て、アイ・エス・エス・シー・シー ダイジェスト オ
ブ テクニカル ペーパーズ(ISSCC DIGIST OF TECHNI
CAL PAPERS)誌1996年2月10日、第72頁〜第73頁
及びアイ・イー・イー・イー ジャーナル オブ ソリ
ッド−ステート サーキッツ(IEEE JOURNAL OF SOLID-S
TATE CIRCUITS)誌Vo29、No.1、1994年1月、第67
頁〜第70頁にそれぞれ記載のDLL回路があり、シンク
ロナス・ミラー・ディレイ(SMD)回路については、
アイ・エス・エス・シー・シー ダイジェスト オブ
テクニカル ペーパーズ(ISSCC DIGIST OFTECHNICAL P
APERS)誌1996年2月10日、第 374頁〜第 375頁
がある。
のDLL回路では、位相比較回路、ナンド(NAND)
回路等を縦列接続したディレイゲート回路及びシフトレ
ジスタ回路で構成され、n番目の外部クロック信号から
ディレイゲート回路を介して遅延させられて作られた内
部クロック信号とn+1番目の外部クロック信号とを位
相比較器で比較し、その遅延時間をシフトレジスタ回路
で制御するものである。第2番目に記載のDLL回路で
は、遅延時間の制御をアップ/ダウン回路で行い、その
ディレイ回路には上記第1文献と同様な縦列接続された
ゲート回路を用いている。
内部クロック信号を得るまでのクロックインサイクルを
小さくするためには、ディレイゲート回路の連続した段
数を少なくする必要があるが、ディレイゲート回路の段
数を少なくすると遅延時間刻みを一定にした条件下では
クロック可能周波数幅の狭小、ロック可能周波数幅を一
定にした条件下では遅延時間刻みの増大(内部クロック
の位相精度の悪化)を招くという問題が生じる。そし
て、SMD回路においても、上記ディレイゲート回路を
利用するものであるために、回路規模が増大するととも
にノイズ等にも応答してしまうので動作の安定性に欠け
るという問題が生じる。
で動作周波数範囲が広くでき、しかも安定的に動作する
同期化回路を備えた半導体集積回路装置を提供すること
にある。この発明の他の目的は、ロックインサイクルを
短くでき、しかも安定的に動作する同期化回路を備えた
半導体集積回路装置を提供することにある。この発明の
他の目的は、上記外部クロック信号に対して同期化さ
れ、かつ2倍の周波数にされた内部クロック信号を形成
することが可能な同期化回路を備えた半導体集積回路装
置を提供することにある。この発明の前記ならびにその
ほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付
図面から明らかになるであろう。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、第1の端子から供給される
クロック信号を受けてそれれを2進の重みを持った制御
信号に対応して信号遅延を行わせる可変遅延回路を用
い、位相比較器により上記第1の端子から供給されるク
ロック信号と上記可変遅延回路を通した上記クロック信
号の遅延信号との位相比較し、その出力信号を遅延制御
回路に供給し、その動作開始時において上記遅延制御信
号の最上位ビットから順にセットして上記位相比較器の
出力により上記第1の端子から供給されるクロック信号
に対して遅延信号が遅れているならそのビットをリセッ
トし、進んでいるならそのビットをセットして可変遅延
回路に供給する遅延制御信号を形成する。
表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りであ
る。すなわち、第1の端子から供給されるクロック信号
を受けてそれれを2進の重みを持った制御信号に対応し
て信号遅延を行わせる可変遅延回路を用い、位相比較器
により上記第1の端子から供給されるクロック信号と上
記可変遅延回路を通した上記クロック信号の遅延信号と
を位相比較し、その比較出力によりカウンタ回路を制御
して、上記第1の端子から供給されるクロック信号に対
して遅延信号が遅れているなら遅延量を少なくするよう
に−1のダウン計数動作を行い、進んでいるなら遅延量
を増加させるように+1のアップ計数動作を行うように
する。
回路の一実施例のブロック図が示されている。この実施
例の同期化回路は、後述するシンクロナスDRAMのよ
うに外部端子から供給される外部クロック信号に同期し
た内部クロック信号を形成する半導体集積回路装置に搭
載され、公知の半導体集積回路技術により単結晶シリコ
ンのような1個の半導体基板上において形成される。
LKは、特に制限されないが、分周回路DV1により1
/2に分周されて、第1の端子に伝えられる。この第1
の端子のクロック信号ECLKT−2Rは、位相比較器
PDの一方の入力と、可変遅延回路VDL1の入力に伝
えられるとともに、分周回路DV5とDV6を通して更
に1/2ずつ分周され、外部クロック信号ECLKに対
して1/8分周されたクロック信号ECLKT−8Rと
され、遅延制御回路VDLCに伝えられる。上記可変遅
延回路VDLのき出力信号ICLKT−2Rは、一定遅
延回路DL1を通して上記位相比較器PDの他方の入力
に供給される。
った制御信号DCBiに対応して遅延量が設定されるも
のであり、かかる制御信号DCBiは、上記遅延制御回
路VDLCにより発生させられる。上記のように外部端
子から供給される外部クロックECLKを分周回路DV
1により1/2分周されたクロック信号ECLKT−2
Rと、上記可変遅延回路VDL1により遅延された遅延
信号ICLKT−2Rとを位相比較器PDにより比較す
る。この構成では、外部クロック信号ECLKの1サイ
クル期間に、それを分周された上記クロック信号ECL
KT−2R及び遅延信号ICLKT−2Rは変化しない
ために、クロックパルスのパルス幅デューティの変動に
よる遅延時間の変化が少なくできる。
延を行わせるものであるので、パルス幅の狭いパルス信
号を遅延させる場合と、パルス幅の広いパルス信号を遅
延させる場合とでは、同じ遅延回路を用いても前者の遅
延時間が短くなってしまうものとなる。この実施例のよ
うに入力パルス(ECLK)を1/2分周したパルスE
CLKT−2Rを用いた場合には、そのパルス幅は、入
力パルス(ECLK)のパルス幅デューティが変化して
もその周期が一定なら1周期に対応してハイレベルとロ
ウレベルに変化してパルスデューティが50%となる。
このため、上記可変遅延回路VDL1においては、入力
パルスECLKのパルス幅の変動には影響されないで、
上記分周回路DV1により形成されたパルスデューティ
が50%と安定したパルスELCKT−2Rを遅延させ
るものであるので安定した遅延動作を行うようにするこ
とができる。
したクロック信号ECLKT−2Rを用いて同期化を行
うものであり、必要な内部クロック信号ICLKは、上
記1/2分周したクロック信号ではなく、外部端子から
供給されたクロック信号ECLKと同じ周波数である。
このため、上記分周回路DV1と同様な分周回路DV2
〜DV4と、及び上記可変遅延回路VDL1と同様な可
変分周回路VDL2〜VDL4が設けられる。
ECLKの立ち上がりエッジに対応して変化するクロッ
ク信号ECLKT−2Rを形成するものである。分周回
路DV2は、上記分周回路DV1とは逆相にされた分周
クロック信号ECLKB−2Rを形成するものである。
分周回路DV3は、外部クロック信号ECLKの立ち下
がりエッジに対応して変化するクロック信号ECLKT
−2Fを形成するものであ。分周回路DV4は、上記分
周回路DV3とは逆相にされた分周クロック信号ECL
KB−2Fを形成するものである。
成されたクロック信号ECLKB−2R、ECLKT−
2FとECLKB−2Fは、それぞれ可変遅延回路VD
L2、VDL3とVDL4により遅延される。これらの
可変遅延回路VDL2、VDL3とVDL4は、上記可
変遅延回路VDL1と同じ遅延制御信号DCBiが供給
されており、次に説明するような遅延制御動作により、
上記遅延クロック信号ICLKT−2Rと同じ遅延量を
持って各クロック信号ICLKB−2R及びICLKT
−2F,ICLKTB−2Fが形成される。
な4つのクロック信号ICLKT−2R,ICLKB−
2R及びICLKT−2F,ICLKTB−2Fを組み
合わせて外部端子から供給されるクロック信号ECLK
に同期し、かつそれと同じ周波数にされた内部クロック
信号ICLKを形成する。
ック信号ECLKに対して8分周された出力信号ECL
KT−8Rを形成し、遅延制御回路VDLCのシーケン
ス制御に用いられる。つまり、遅延制御回路は、前記の
クロックインサイクルを短くするために、逐次比較方式
により遅延制御信号DCBiを発生させる。この制御の
ために、遅延制御回路VDLCでは、可変遅延回路VD
L1の遅延量を切り換えるためのリセット動作とセット
動作及びセットされた遅延量による位相比較判定と、そ
の判定結果を記憶させるという一連の動作を行う必要が
ある。このような一連の動作により、2進の重みを持っ
た遅延制御信号DCBiを1ビットずつ決めるようにす
るものである。
トからなるとき、それににより指定可能な遅延時間は1
024通りとなる。この場合、最上位ビットである10
ビット目から順に遅延時間を設定し、それにより遅延量
が大きいならばそのビットを無効(リセット)し、遅延
量が少ないならばそのビットを有効(セット)するとい
う手順を10回繰り返すことにより、上記1024通り
の遅延時間の中の最適遅延時間を求めることができる。
上記のように8分周した信号ECLKT−8Rで、上記
のように1ビットを決めるとすると、外部クロック信号
ELCKでみると8×10=80サイクルで外部クロッ
ク信号ECLKと内部クロック信号ICLKとを同期化
させることができる。
遅延回路VDL1の遅延量を決めて1サイクル前に対応
する遅延信号ICLKT−2Rと、入力されたクロック
信号ECLKT−2Rとの位相比較器PDで比較し、そ
の比較結果PHASEにより遅延量が不足ならばそのビ
ットを有効とし、遅延量が多いときにはそのビットを無
効にするようにして、上記最上位ビットから最下位ビッ
トまで順次に決めるようにするものである。
より外部クロック信号ECLKと内部クロック信号IC
LKとは同期化するが、その後に外部クロック信号EC
LKの位相が変化するとそれに追従できなくなる。この
実施例では、特に制限されないが、遅延制御回路VDL
Cには、アップダウンカンウタ回路が設けられる。この
アップダウンカウンタ回路は、上記位相比較器PDの出
力によりアップ/ダウンの計数動作を行い、遅延制御信
号DCBiの補正を行う。このため、上記逐次比較結果
による遅延制御信号DCBiは、上記カウンタ回路に初
期値として取り込まれ、その後はこのカウンタ回路の出
力信号が上記遅延制御信号DCBiとして上記可変遅延
回路VDL1〜VDL4に供給される。
ードとカウンタモードに対応してリセット信号DRES
ET1とDRESET2を発生させる。上記の逐次比較
モードでは、可変遅延信号BCDiを形成するものであ
るので、上記可変遅延回路VDL1のみを制御すればよ
いので、そのためのリセット信号DRESET1が発生
され、上記カウンタモードでは実際に内部クロック信号
ICLKを発生させる動作であるので、リセット信号D
RESET2を発生させて上記可変遅延回路VDL2〜
VDL4をリセットした後に上記逐次比較モードで形成
された可変遅延信号BCDiが与えられる。
路CLKGでの信号遅延や、上記分周回路DV1での信
号遅延を補償するためのものである。つまり、上記のよ
うに分周回路DV1を通したクロック信号ECLKT−
2Rを用い、それに同期化させても、それは上記分周回
路DV1での信号伝播遅延時間だけ遅れたものに同期化
させたものであり、上記信号伝播遅延時間だけ位相が遅
れてしまう。同様に、上記同期化信号からクロック発生
回路CLKGにより内部クロック信号ICLKを生成す
るものであるので、その信号伝播遅延時間だけ同様に内
部クロック信号ICLKは遅れた信号となる。
一定遅延回路DL1により遅延させたクロック信号IC
LKD−2Rと上記ECLKT−2Rを同期化させたと
きには、可変遅延回路VDL1の遅延信号ICLKT−
2Rを、上記一定遅延回路DL1の遅延時間だけ位相を
進めることができる。この結果、上記一定量遅延回路D
L1の遅延時間を、上記分周回路DV1と上記クロック
発生回路CLKGの信号伝播遅延時間に合わせると、外
部端子から供給されるクロック信号ECLKと正確に同
期化された内部クロック信号ICLKを作成することが
できるし、その遅延量を多めにすると、外部クロックE
CLKに対して位相を進めた内部クロックICLKも発
生させることができる。
を説明するためのタイミング図が示されている。リセッ
ト信号RESETがハイレベルからロウレベルにされる
ことで、リセットの解除が行われて同期化回路が活性化
されて逐次比較モードに入る。つまり、外部クロック信
号ECLKに対して、前記のように1/2分周されたク
ロック信号ECLKT−2R,ECLKB−2R、EC
LKT−2F及びECLKB−2Fがそれぞれ発生され
る。1/8分周出力ECLKT−8Rの立ち上がりによ
り、リセット信号DRESET1が発生されて、可変遅
延回路VLD1のリセットが行われ可変遅延回路の各ノ
ードが初期状態にされる。上記ECLKT−8Rに対応
して、遅延制御回路VDLCでは1ビット当たりの逐次
比較結果PHASEに対応して前記のように最上位ビッ
トから順に遅延制御信号DCBiが生成される。
CBiの全ビットが揃ったならカウンタモードに入りリ
セット信号DRESET2のロウレベルへの変化によ
り、可変遅延回路VCL2〜VDL4のリセットの解除
が行われ、前記4通りの遅延信号ICLKT−2R、I
CLKB−2R、ICLKT−2F及びICLKB−2
Fの組み合わせにより、外部クロック信号ECLKに同
期した内部クロック信号ICLKが発生される。例え
ば、遅延信号ICLKT−2Rの立ち上がりに同期して
立ち上がり、ICLKT−2Fの立ち上がりに同期して
立ち下がり、遅延信号ICLKB−2Rの立ち上がりに
より再び立ち上がり、ICLKB−2Fの立ち上がりに
同期して立ちさがるようにされる。このカウンタモード
においては、位相比較器PDの出力PHASEによりカ
ウンタ回路がアップ/ダウンの計数動作を行い、1ビッ
ト(1/1024)に対応し遅延時間の微調整が行われ
る。
実施例のブロック図が示されている。遅延制御回路VD
LCは、逐次比較回路COMPとアップダウンのカウン
タ回路COUNT、上記逐次比較回路COMPの出力信
号DCBSiと上記カウンタ回路COUNTの出力DC
BCiとを切り換えるセレクタSEL及びリセット信号
発生回路から構成される。
PDの位相比較出力PHASEが供給される。入力端子
CLK1には、前記の1/8分周されたクロック信号E
CLKT−8Rが供給される。入力端子RESETに
は、リセット信号RESETが供給される。このリセッ
ト信号RESETは、電源投入等の初期設定のときハイ
レベルされる。あるいは、同期化回路が搭載されるシン
クロナスDRAMがオートリフレッシュ等のような情報
保持状態のときにハイレベルにされて、同期化回路の動
作を停止させて低消費電力モードとするものである。入
力端子CLK2には、前記分周回路DV1で形成された
分周されたクロック信号ECLKT−2Rが供給され
る。
端子RESETがロウレベルにされることに応じて活性
化され、クロック信号CLKと上記位相比較出力PHA
SEとにより最上位ビットから順に遅延制御信号DCB
Siを発生させる。この逐次比較回路COMPで形成さ
れた上記遅延制御信号DCBSiは、カウンタ回路CO
UNTの初期値入力端子に供給される。カウンタ回路C
OUNTにおいても、上記逐次比較回路COMPと同様
にリセット信号RESET、位相比較出力PHASE及
びクロック信号ECKT−8Rが供給される。カウンタ
回路COUNTに供給されるリセット信号RESET
は、上記逐次比較回路COMPの逐次比較完了信号CC
が供給され、上記逐次比較回路COMPにおいて全ビッ
トの逐次比較が終了した時点でリセットの解除が行われ
る。
MPの出力信号DCBSiと上記カウンタ回路COUN
Tの出力DCBCiとを上記逐次比較完了信号CCによ
り切り換えるものである。つまり、逐次比較完了信号C
Cが発生される前の逐次比較動作においては逐次比較回
路COMPで形成された遅延制御信号DCBSiを前記
可変遅延回路VDL1に供給する遅延制御信号DCBi
として出力させ、逐次比較動作が終了して逐次比較完了
信号CCが発生されると、カウンタ回路COUNTで形
成された遅延制御信号DCBCiを前記可変遅延回路V
DL1〜VDL4に供給する遅延制御信号DCBiとし
て出力させる。
セット信号RESETがハイレベルのときには、強制的
にリセット信号DRESET1をハイレベルにする。リ
セット信号RESETのハイレベルにより逐次比較回路
COMPもリセット状態にされるから逐次比較完了信号
CCもリセット状態となり、リセット信号RESET2
もハイレベルにされる。上記リセット信号RESETが
ロウレベルのとき、クロック信号CLK1とCLK2及
び逐次比較完了信号CCとの組み合わせにより、上記リ
セット信号DRESET1は、逐次比較回路COMPに
おいて前記1/8分周クロック信号ECLKT−8Rの
1周期毎に1ビットずつの遅延制御信号を発生する度に
発生され、リセット信号RESET2は上記逐次比較完
了信号CCが発生されたタイミングで発生される。
の回路図が示されている。この実施例のセレクタは、1
ビット分が例示的に示されており、2つのクロックドイ
ンバータ回路(3状態出力回路)CN1とCN2の出力
端子を共通に接続して、バッファ回路を通して1ビット
分の出力信号DCBiを出力させる。上記クロックドイ
ンバータ回路CN1の入力には、前記逐次比較回路CO
MPの出力信号DCBSiが供給され、クロックドイン
バータ回路CN2の入力には、前記カウンタ回路COU
NTの出力信号DCBCiが供給される。これらのクロ
ックドインバータ回路CN1とCN2は、そのクロック
端子に前記逐次比較完了信号CCが供給され相補的に動
作制御が行われる。
には、クロックドインバータ回路CN1が動作状態にさ
れ、上記逐次比較回路COMPの出力信号DCBSiが
出力される。このとき、クロックドインバータ回路CN
2は出力ハイインピーダンス状態にされる。逐次比較完
了信号CCがハイレベルに変化すると、上記クロックド
インバータ回路CN1は出力ハイインピーダンス状態に
され、クロックドインバータ回路CN2が動作状態にさ
れて上記カウンタ回路COUNTの出力信号DCBCi
が出力される。つまり、前記逐次比較モードでは、逐次
比較回路COMPで生成された遅延制御信号DCBSi
が遅延制御信号DCBiとして出力され、カウンタモー
ドでは、カウンタ回路COUNTで生成された遅延制御
信号DCBCiが遅延制御信号DCBiとして出力され
る。
例の回路図が示され、図6にはその動作波形図が示され
ている。同図には、発明の理解を容易にするために4ビ
ットの遅延制御信号を生成する逐次比較回路の例が示さ
れている。前記のように10ビットからなる遅延制御信
号を形成する場合には、同様な回路を10段設けるよう
にすればよい。
LKとは、前記のようなクロックドインバータ回路を利
用したマルチプレクサを介して交互に入力される。リセ
ット信号RESETがロウレベルにされて、逐次比較動
作が開始される。クロック信号CLKのハイレベルの期
間、最上位ビットDCBS〔3〕がロウレベルにされ
て、前記のような可変遅延回路VDL1の最大可変遅延
時間の半分の遅延時間が設定される。クロック信号CL
Kがロウレベルにされると、上記マルチプレクサが切り
換えられて、上記遅延制御信号DCBS〔3〕で設定し
た遅延時間による遅延信号と外部端子から供給されたク
ロック信号との位相比較出力PHASEが入力される。
りにおいて、上記位相比較出力PAHSEがハイレベル
であるなら、遅延量が多すぎるとして上記最上位ビット
DCBS〔3〕は、ハイレベルに戻されるとともに、次
のビットDCBS〔2〕がロウレベルにされて上記可変
遅延回路VDL1の最大可変遅延時間の1/4の遅延時
間が設定される。クロック信号CLKがロウレベルにさ
れると、上記マルチプレクサが切り換えられて、上記遅
延制御信号DCBS〔2〕で設定した遅延時間による遅
延信号と外部端子から供給されたクロック信号との位相
比較出力PHASEが入力される。
りにおいて、上記位相比較出力PAHSEがロウレベル
であるなら、遅延量が少ないとして上記第2位ビットD
CBS〔2〕は、ロウレベルのセットのままにされると
ともに、次のビットDCBS〔1〕がロウレベルにされ
る。これにより、上記可変遅延回路VDL1の遅延時間
は、最大可変遅延時間の1/4+1/8の遅延時間に設
定される。クロック信号CLKがロウレベルにされる
と、上記マルチプレクサが切り換えられて、上記遅延制
御信号DCBS〔1〕で設定した遅延時間による遅延信
号と外部端子から供給されたクロック信号との位相比較
出力PHASEが入力される。
りにおいて、上記位相比較出力PAHSEがハイレベル
であるなら、上記遅延量が多いとして上記第3位ビット
DCBS〔1〕は、ハイレベルにりセットされるととも
に、次のビットDCBS
これにより、上記可変遅延回路VDL1の遅延時間は、
最大可変遅延時間の1/4+1/16の遅延時間に設定
される。クロック信号CLKがロウレベルにされると、
上記マルチプレクサが切り換えられて、上記遅延制御信
号DCBS
外部端子から供給されたクロック信号との位相比較出力
PHASEが入力される。
りにおいて、上記位相比較出力PAHSEがロウレベル
であるなら、上記遅延量が少なとして上記第4位ビット
DCBS
とともに、逐次比較完了信号CCをハイレベルにする。
これにより、4回の逐次比較動作によって、遅延制御信
号DCBSは、0101のような2進情報が生成され
る。上記逐次比較完了信号CCの発生により、逐次比較
モードからカウンタモードに切り換えられる。
一実施例の回路図が示され、図8にはその動作波形図が
示されている。同図には、発明の理解を容易にするため
に前記逐次比較回路に対応して4ビットの遅延制御信号
を生成するカウンタ回路の例が示されている。前記のよ
うに10ビットからなる遅延制御信号を形成する場合に
は、同様な回路を10段設けるようにすればよい。
全加算回路AUとD型フリップフロップDFFより構成
される。上記フリップフロップ回路DFFの入力には、
CMOSスイッチからなるマルチプレクサが設けられ
て、前記逐次比較回路で生成された遅延制御信号DCB
S〔3〕〜
は、上記逐次比較完了信号CCにより発生されたプリセ
ット信号PRESETにより制御されて、上記各フリッ
プフロップ回路DFFには、上記逐次比較回路で生成さ
れた遅延制御信号DCBS〔3〕〜
て取り込む。
チプレクサは全加算回路AUの出力をフリップフロップ
回路DFFの入力に供給する。そして、位相比較出力P
HASEをクロック信号CLKで取り込み、全加算回路
AUに対して+1又−1の動作を行わせてアップ又はダ
ウンの計数動作を行われる。
号PRESETがロウレベルの期間、逐次比較回路で形
成された遅延制御信号DCBS〔3:0〕、例えば11
00がカウンタ回路に取り込まれてカウンタ出力DCB
C〔3:0〕が1100にされる。上記プリセット信号
PRESETがハイレベルにされると、位相比較出力P
HASEに対応したアップ/ダウンの計数動作が開始さ
れる。例えば、クロック信号CLKの立ち上がりタイミ
ングで位相比較出力PHASEがロウレベルなら、−1
の計数動作が行われて遅延制御信号DCBC〔3:0〕
は1011になり、遅延信号の位相が進められる。次の
クロック信号CLKの立ち上がりタイミングで位相比較
出力PHASEがハイレベルなら、+1の計数動作が行
われて遅延制御信号DCBC〔3:0〕は1100にな
り、遅延信号の位相が遅らされる。
て、そのときの位相比較出力PHASEに対応して最下
位ビットを1ビットずつ増減させることにより、その時
々において外部端子から供給されたクロック信号ECL
Kと内部で形成されたクロック信号ICLKの同期化を
図るようにし、外部クロック信号ECLKが多少変化し
てもそれに追従した内部クロック信号ICLKを形成す
ることができる。
図が示されている。この実施例においても、発明の理解
を容易にするために、5ビットの遅延制御信号により遅
延量が制御される。前記のように10ビットからなる遅
延制御信号を形成する場合には、同様に2進の重みを持
ったキャパシタを10個設けるようにすればよい。
ランジスタ(スイッチMOSFET)と、それにより接
続されるキャパシタの時定数を用いて形成する。つま
り、上記遅延制御信号DCB0〜DCB4により上記パ
ストランジスタのスイッチ制御を行い、そのオン抵抗値
とそれにより接続されるキャパシタの容量値により時定
数が設定される。
位をWとすると、2N ×W(N=0,1,……)のよう
に2進の重みをもって構成する。同様にキャパシタも最
小単位をCとすると、2N ×C(N=0,1,……)の
ように2進の重みを持って構成する。同図のように4段
からなるゲート回路を利用した場合、最下位ビットDC
B0は、第2段目のゲートの出力に接続し、次のビット
DCB1は1段目と3段目にする。次のDCB2からD
CB4は、全段のゲートに設ける。なお、リセット信号
RESETは、各ゲート回路の出力を初期状態に設定す
る。
と遅延制御信号との関係を示す特性図である。この実施
例の可変遅延回路は、ディジタル的に可変遅延時間が設
定されるものであるが、前記のようなゲート回路を用い
て遅延時間を形成するものであり、最小遅延時間と最大
遅延時間の間の可変遅延時間範囲が、遅延量制御信号に
対応てしほぼ直線的に変化させることができることが理
解されよう。
施例の回路図である。前記図2の動作波形図に示したよ
うに遅延信号ICLKT−2Rの立ち上がりに同期して
立ち上がり、ICLKT−2Fの立ち上がりに同期して
立ち下がり、遅延信号ICLKB−2Rの立ち上がりに
より再び立ち上がり、ICLKB−2Fの立ち上がりに
同期して立ちさがるようにして、外部クロック信号EC
LKと同じ周期(周波数)にされた内部クロック信号I
CLKを形成する場合、上記ICLKT−2Rに対応さ
れた入力信号ICLK1と、上記ICLKT−2Fに対
応された入力信号ICLK3を反転させてナンドゲート
回路に入力し、上記ICLKB−2Rに対応された入力
信号ICLK2と、上記ICLKB−2Fに対応された
入力信号ICLK4の反転信号をナイドゲート回路に入
力し、これら2つのナンドゲート回路の出力を論理和出
力動作を行うナンドゲート回路を通して出力させること
により構成される。
回路図が示されている。この実施例では、前記のような
外部クロック信号ECLKを入力バッファを通して入力
し、それを分周して基準となる外部クロック信号ECL
KT−2Rとして用い、一方内部クロック信号ICLK
では、上記外部クロック信号ECLKT−2Rと比較さ
れる遅延信号ICLKT−2Rを更にクロック発生回路
CLKGと出力バッファを通して形成されることから、
これらの遅延時間を補償するために上記入力バッファと
同等の回路からなる入力バッファレプリカ、上記分周回
路DV1と同等の回路からなる2分周回路レプリカ、及
び上記内部クロック発生回路CLKGと同等の回路から
なる内部クロック発生回路レプリカと、及び出力バッフ
ァと同等の回路からなる出力バッファレプリカをそれぞ
れ信号伝達回路として構成するとともに縦列形態に接続
して一定遅延回路DL1を構成するものである。このよ
うなレプリカ回路を用いることにより、外部クロック信
号ECLKと正確に位相同期した内部クロック信号IC
LKを発生させることができる。
R仕様を説明するための波形図が示されている。同図
(a)には、ダブル・データ・レイト(DDR)仕様1
に対応した波形図であり、クロック信号CLKの立ち上
がりと立ち下がりに同期してクロック信号CLKDQを
発生させ、それに同期して出力信号DQを出力させる。
この構成では、クロック信号の1サイクル中に2回のデ
ータ出力を行わせることができるので、高速出力動作が
実現できる。
(DDR)仕様2に対応した波形図であり、クロック信
号CLKの立ち上がりとサイクルの半分のタイミングで
出力する仕様である。つまり、この仕様では、クロック
信号CLKの立ち下がりではなく、クロックの1周期の
半分のタイミングで出力するためにクロック信号CLK
のパルス幅デューティに影響されないので、タイミング
マージンを大きくすることができる。
クロックパルス発生回路の一実施例の回路図が示されて
いる。この実施例では、前記ICLKT−2Rに対応さ
れた入力信号ICLK1と、上記ICLKT−2Fに対
応された入力信号ICLK3と、上記ICLKB−2R
に対応された入力信号ICLK2と、上記ICLKB−
2Fに対応された入力信号ICLK4とそれを受けるイ
ンバータ回路により形成された反転遅延信号とをナンド
ゲート回路に供給し、その信号の変化タイミングに同期
してクロック信号を発生させる。上記各信号ICLK1
〜ICLK4は、前記外部クロック信号ECLKの立ち
上がりと立ち下がりとに同期したものであり、前記のよ
うなDDR仕様のクロック信号OCLKを形成すること
ができる。
クロックパルス発生回路を用いた場合の同期化回路の動
作波形図が示されている。すなわち、図1の実施例回路
のクロックパルス発生回路CLKGとして図14のよう
な回路が用いられるものである。前記同様に逐次比較モ
ードを経てカウンタモードにされたときに発生される各
可変遅延回路VCDL1ないしVDL4からは、ICL
KT−2R、ICLKB−2R、ICLKT−2F及び
ICLKB−2Fが形成され、それぞれのパルスの立ち
上がりエッジに同期して内部クロック信号ICLKが形
成される。
同期化回路の他の一実施例のブロック図が示されてい
る。この実施例では、外部クロック信号ECLKの立ち
上がりから発生するクロック系統の内部クロック信号I
CLKT−2R及びICLKB−2Rと、上記外部クロ
ック信号ECLKの立ち下がりから発生するクロック系
統のICLKT−2FとICLKB2−Fの位相比較動
作をそれぞれ独立に行えるようにしたものである。
立ち上がりから発生するクロック系統に対応して、位相
比較器PD1、可変遅延制御回路VDLC1、分周回路
DV51とDV61及び一定遅延回路DL11を割り当
てて、可変遅延回路VDL1とVDL2を制御し、上記
外部クロック信号ECLKの立ち下がりから発生するク
ロック系統に対応して、位相比較器PD2、可変遅延制
御回路VDLC2、分周回路DV52とDV62及び一
定遅延回路DL12を追加して設け、これらにより可変
遅延回路VDL3とVDL4を制御するものである。こ
の構成では、外部クロック信号ECLKの立ち上がりに
同期した遅延信号ICLKT−2R、ICLKB−2R
と、立ち下がりに同期した遅延信号ICLKT−2F、
ICLKB−2Fとがそれぞれが位相比較出力により制
御されて形成されるために、クロック精度の点で有利と
なる。
れないが、前記図14の実施例と同様に入力された4通
りのクロック信号ICLK1〜ICLK4の立ち上がり
エッジに同期してロウレベルの1ショットパルスを発生
させ、それをナンドゲート回路を通して出力させるもの
である。
作波形図が示されている。上記外部クロック信号ECL
Kの立ち上がりから発生するクロック系統に対応して、
位相比較器PD1、可変遅延制御回路VDLC1、分周
回路DV51とDV61及び一定遅延回路DL11によ
り遅延制御信号DCBRiを生成して可変遅延回路VD
L1とVDL2を制御して、ICLKT−2RとICL
KB−2Rを発生させる。上記外部クロック信号ECL
Kの立ち下がりから発生するクロック系統に対応して設
けられた位相比較器PD2、可変遅延制御回路VDLC
2、分周回路DV52とDV62及び一定遅延回路DL
12より遅延制御信号DCBFiを生成して可変遅延回
路VDL3とVDL4を制御して、ICLKT−2Fと
ICLKB−2Fを発生させる。
ては、上記可変遅延回路VDL1〜VDL4で形成され
たICLKT−2RとICLKB−2R及びICLKT
−2FとICLKB−2Fを入力信号ICLK1〜IC
LK4として取り込み、そのの立ち上がりエッジに同期
してロウレベルの1ショットパルスを発生させ、それを
ナンドゲート回路を通して順次に出力させるものであ
る。
同期化回路の一実施例のブロック図が示されている。こ
の実施例では、前記同様に外部クロック信号ECLKの
立ち上がりから発生するクロック系統に対しては、前記
同様に位相比較器PD1、可変遅延制御回路VDLC
1、分周回路DV51とDV61及び一定遅延回路DL
11により遅延制御信号DCBRiを生成して可変遅延
回路VDL1とVDL2を制御して、ICLKT−2R
とICLKB−2Rを発生させるものである。
3及び可変遅延回路VDLa1とVDLa2は、外部ク
ロック信号ECLKの半分の周期に対応した遅延信号を
形成するものである。つまり、位相比較器PD3と遅延
制御回路VDLC3及び可変遅延回路VDLa1で同期
化ループを形成するが、可変遅延回路VDLa1では、
中点の遅延出力を持っており、半周期遅れた信号を発生
させる。可変遅延回路VDLa2もそれに対応した遅延
回路であり、半周期遅れた信号ECLT−2FとECL
KB−2Fを出力する。
CLKB−2Fを入力として、上記外部クロック信号E
CLKの半周期遅れタイミングのクロック系統に対応し
て設けられた位相比較器PD2、可変遅延制御回路VD
LC2、分周回路DV52とDV62及び一定遅延回路
DL12より遅延制御信号DCBFiを生成して可変遅
延回路VDL3とVDL4を制御して、ICLKT−2
FとICLKB−2Fを発生させる。
遅延回路VDLaの一実施例の回路図が示されている。
この実施例では、中点出力OCLK1を中心として同一
の2つの回路が組み合わされて遅延回路が構成される。
つまり、上記中点出力に対して前段回路と後段回路とは
論理ゲートと、その出力に設けられるパストランジスタ
及びキャパシタの構成が同等の回路で構成される。これ
により、外部クロック信号ECLKに対して1周遅らせ
た遅延信号OCLKを形成し、中点出力OCLK1から
は遅延時間の半分の遅延時間の信号を取り出すことによ
り半周期遅れのタイミング信号を形成することができ
る。
同期化回路の動作波形図が示されている。T1はECL
KT−2FおよびECLKB−2F発生シーケンスであ
り、T2はICLKT−2R,ICLKB−2R,IC
LKT−2FおよびICLKB−2F発生シーケンスで
ある。外部クロック信号ECLKT−2Rに対して半周
期遅れた遅延信号ECLKT−2Fを発生させる。この
遅延信号を基にクロック系統のICLKT−2RとIC
LKB−2R及びICLKT─2FとICLKB−2F
を発生させる。そして、上記の4通りのクロック信号I
CLKT−2RとICLKB−2R、ICLKT−2F
とICLKB−2Fにより、それぞれの立ち上がりエッ
ジに同期してDDR仕様2に対応した内部クロック信号
ICLKを発生させる。
他の一実施例のブロック図が示されている。この実施例
では、上記1の実施例の分周回路DV3とDV4及び可
変遅延回路DLV3とDLV4が省略される。つまり、
内部クロック発生回路CLKGにおいて、上記遅延信号
ICLKT−2Rの立ち上がりと、ICLKB−2Rの
立ち上がりタイミングで1ショットパルスを発生させる
ことにより、外部クロック信号ECLKの立ち下がりか
ら発生するクロック系統の回路が省略でき、回路の簡素
化ととともに低消費電力化を図ることができる。
更に他の一実施例のブロック図が示されている。この実
施例では、クロック発生回路CLKGが前記のような1
ショットパルス発生回路を利用するものに代えて、排他
的論理和回路(一致/不一致回路)を用いるものであ
る。この場合には、分周回路DV3と可変遅延回路VD
L3を用いることにより、ECLKの立ち上がり系統の
1信号と立ち下がりから発生するクロック系統の1信号
との組み合わせて回路の簡素化ととともに低消費電力化
を図りつつ上記外部クロック信号ECLKと同じ周波数
の内部クロック信号ICLKを発生させることができ
る。
られる可変遅延回路の他の一実施例の回路図が示されて
いる。この実施例の可変遅延b回路は、前記図1等の同
期化化回路の可変遅延回路VDL1〜VDL4として用
いられる。前記図9の可変遅延回路とは異なる点は、遅
延時間を外部クロック信号ECLKの2周期分遅らせる
ようにしたものである。このように2サイクル分の遅延
時間とすることによりクロックサイクルの高速化の点で
有利となる。
場合の動作波形図が示されている。上記可変遅延b回路
では、遅延時間が2サイクル分だけ遅れている点を除け
ば、前記説明した動作波形図と同様である。例えば、分
周された外部クロック信号ECLKT−2Rに対して、
遅延信号ICLKT−2Rは、外部クロック信号ELC
Kの2サイクル遅れた信号とされる。
パワーダウンモードを説明するたの構成図が示されてい
る。同図(A)のように、パワーダウン信号PWDNを
追加して、外部クロック信号ECLKの入力を禁止して
ICLKを変化させないようなパワーダウンモードにす
ると、同図(B)のように内部のクロックECLKやI
CLKが固定レベルにされる。これにより、内部回路で
は理論的には電流の消費がなく、低消費電力とすること
ができる。このようなパワーダウンモードは、シンクロ
ナスDRAMではリフレッシュ動作等に利用できる。ン
シクロナスDRAMでは、パワーダウンコマンドを設け
て上記信号PWDNを発生させるようにすればよい。
ロナスDRAM(以下、単にSDRAMという)の一実
施例の全体ブロック図が示されている。同図に示された
SDRAMは、特に制限されないが、公知の半導体集積
回路の製造技術によって単結晶シリコンのような1つの
半導体基板上に形成される。
0を構成するメモリアレイ200Aと、メモリバンク1
を構成するメモリアレイ200Bを備える。それぞれの
メモリアレイ200Aと200Bは、マトリクス配置さ
れたダイナミック型メモリセルを備え、図に従えば同一
列に配置されたメモリセルの選択端子は列毎のワード線
(図示せず)に結合され、同一行に配置されたメモリセ
ルのデータ入出力端子は行毎に相補データ線(図示せ
ず)に結合される。
ード線は行(ロウ)デコーダ201Aによるロウアドレ
ス信号のデコード結果に従って1本が選択レベルに駆動
される。メモリアレイ200Aの図示しない相補データ
線はセンスアンプ及びカラム選択回路を含むI/O線2
02Aに結合される。センスアンプ及びカラム選択回路
を含むI/O線202Aにおけるセンスアンプは、メモ
リセルからのデータ読出しによって夫々の相補データ線
に現れる微小電位差を検出して増幅する増幅回路であ
る。それにおけるカラムスイッチ回路は、相補データ線
を各別に選択して相補I/O線に導通させるためのスイ
ッチ回路である。カラムスイッチ回路はカラムデコーダ
203Aによるカラムアドレス信号のデコード結果に従
って選択動作される。
コーダ201B,センスアンプ及びカラム選択回路を含
むI/O線202B,カラムデコーダ203Bが設けら
れる。上記相補I/O線はライトバッファ214A,B
の出力端子及びメインアンプ212A,Bの入力端子に
接続される。上記メインアンプ212A,Bの出力信号
は、ラッチ/レジスタ213の入力端子に伝えられ、こ
のラッチ/レジスタ213の出力信号は、出力バッファ
211を介して外部端子から出力される。また、外部端
子から入力された書き込み信号は、入力バッファ210
を介して上記ライトバッファ214A,Bの入力端子に
伝えられる。上記外部端子は、特に制限されないが、1
6ビットからなるデータD0−D15を出力するデータ
入出力端子とされる。
信号A0〜A9はカラムアドレスバッファ205とロウ
アドレスバッファ206にアドレスマルチプレクス形式
で取り込まれる。供給されたアドレス信号はそれぞれの
バッファが保持する。ロウアドレスバッファ206はリ
フレッシュ動作モードにおいてはリフレッシュカウンタ
208から出力されるリフレッシュアドレス信号をロウ
アドレス信号として取り込む。カラムアドレスバッファ
205の出力はカラムアドレスカウンタ207のプリセ
ットデータとして供給され、列(カラム)アドレスカウ
ンタ207は後述のコマンドなどで指定される動作モー
ドに応じて、上記プリセットデータとしてのカラムアド
レス信号、又はそのカラムアドレス信号を順次インクリ
メントした値を、カラムデコーダ203A,203Bに
向けて出力する。
09は、特に制限されないが、クロック信号CLK、ク
ロックイネーブル信号CKE、チップセレクト信号/C
S、カラムアドレスストローブ信号/CAS(記号/は
これが付された信号がロウイネーブルの信号であること
を意味する)、ロウアドレスストローブ信号/RAS、
及びライトイネーブル信号/WEなどの外部制御信号
と、アドレス入力端子A0〜A9からの制御データとが
供給され、それらの信号のレベルの変化やタイミングな
どに基づいてSDRAMの動作モード及び上記回路ブロ
ックの動作を制御するための内部タイミング信号を形成
するもので、モードレジスタ10、コマンドデコーダ2
0、タイミング発生回路30、クロックバッファ40及
び同期クロック発生回路50を備える。
40を介して同期クロック発生回路に入力され、ここで
前記説明したように内部クロックとの同期がとられる。
この内部クロックは、特に制限されないが、出力バッフ
ァ211を活性化させるタイミング信号int.CLKとし
て用いられ、他の回路には上記クロックバッファを通し
た信号がそのまま伝えられる。上記外部クロックとの遅
延が問題になるなら上記同期化されたクロック信号がタ
イミング発生回路30に供給されており、その信号が用
いられる。他の外部入力信号は当該内部クロック信号の
立ち上がりエッジに同期して有意とされる。チップセレ
クト信号/CSはそのロウレベルによってコマンド入力
サイクルの開始を指示する。チップセレクト信号/CS
がハイレベルのとき(チップ非選択状態)やその他の入
力は意味を持たない。但し、後述するメモリバンクの選
択状態やバースト動作などの内部動作はチップ非選択状
態への変化によって影響されない。/RAS,/CA
S,/WEの各信号は通常のDRAMにおける対応信号
とは機能が相違し、後述するコマンドサイクルを定義す
るときに有意の信号とされる。
ック信号の有効性を指示する信号であり、当該信号CK
Eがハイレベルであれば次のクロック信号CLKの立ち
上がりエッジが有効とされ、ロウレベルのときには無効
とされる。なお、図示しないがリードモードにおいて、
出力バッファ211に対するアウトプットイネーブルの
制御を行う外部制御信号/OEを設けた場合には、かか
る信号/OEもコントローラ209に供給され、その信
号が例えばハイレベルのときには出力バッファ211は
高出力インピーダンス状態にされる。
LK(内部クロック信号)の立ち上がりエッジに同期す
る後述のロウアドレスストローブ・バンクアクティブコ
マンドサイクルにおけるA0〜A8のレベルによって定
義される。
トローブ・バンクアクティブコマンドサイクルにおいて
バンク選択信号とみなされる。即ち、A9の入力がロウ
レベルの時はメモリバンク0が選択され、ハイレベルの
時はメモリバンク1が選択される。メモリバンクの選択
制御は、特に制限されないが、選択メモリバンク側のロ
ウデコーダのみの活性化、非選択メモリバンク側のカラ
ムスイッチ回路の全非選択、選択メモリバンク側のみの
入力バッファ210及び出力バッファ211への接続な
どの処理によって行うことができる。
けるアドレス信号A8は、相補データ線などに対するプ
リチャージ動作の態様を指示し、そのハイレベルはプリ
チャージの対象が双方のメモリバンクであることを指示
し、そのロウレベルは、アドレス信号A9で指示されて
いる一方のメモリバンクがプリチャージの対象であるこ
とを指示する。
CLK(内部クロック)の立ち上がりエッジに同期する
リード又はライトコマンド(後述のカラムアドレス・リ
ードコマンド、カラムアドレス・ライトコマンド)サイ
クルにおけるA0〜A7のレベルによって定義される。
そして、この様にして定義されたカラムアドレスはバー
ストアクセスのスタートアドレスとされる。
AMの主な動作モードを説明する。 (1)モードレジスタセットコマンド(Mo) 上記モードレジスタ30をセットするためのコマンドで
あり、/CS,/RAS,/CAS,/WE=ロウレベ
ルによって当該コマンド指定され、セットすべきデータ
(レジスタセットデータ)はA0〜A9を介して与えら
れる。レジスタセットデータは、特に制限されないが、
バーストレングス、CASレイテンシイ、ライトモード
などとされる。特に制限されないが、設定可能なバース
トレングスは、1,2,4,8,フルページとされ、設
定可能なCASレイテンシイは1,2,3とされ、設定
可能なライトモードは、バーストライトとシングルライ
トとされる。
アドレス・リードコマンドによって指示されるリード動
作において/CASの立ち下がりから出力バッファ21
1の出力動作までに内部クロック信号の何サイクル分を
費やすかを指示するものである。読出しデータが確定す
るまでにはデータ読出しのための内部動作時間が必要と
され、それを内部クロック信号の使用周波数に応じて設
定するためのものである。換言すれば、周波数の高い内
部クロック信号を用いる場合にはCASレイテンシイを
相対的に大きな値に設定し、周波数の低い内部クロック
信号を用いる場合にはCASレイテンシイを相対的に小
さな値に設定する。
クティブコマンド(Ac) これは、ロウアドレスストローブの指示とA9によるメ
モリバンクの選択を有効にするコマンドであり、/C
S,/RAS=ロウレベル、/CAS,/WE=ハイレ
ベルによって指示され、このときA0〜A8に供給され
るアドレスがロウアドレス信号として、A9に供給され
る信号がメモリバンクの選択信号として取り込まれる。
取り込み動作は上述のように内部クロック信号の立ち上
がりエッジに同期して行われる。例えば、当該コマンド
が指定されると、それによって指定されるメモリバンク
におけるワード線が選択され、当該ワード線に接続され
たメモリセルがそれぞれ対応する相補データ線に導通さ
れる。
(Re) このコマンドは、バーストリード動作を開始するために
必要なコマンドであると共に、カラムアドレスストロー
ブの指示を与えるコマンドであり、/CS,/CAS=
ロウレベル、/RAS,/WE=ハイレベルによって指
示され、このときA0〜A7に供給されるカラムアドレ
スがカラムアドレス信号として取り込まれる。これによ
って取り込まれたカラムアドレス信号はバーストスター
トアドレスとしてカラムアドレスカウンタ207に供給
される。これによって指示されたバーストリード動作に
おいては、その前にロウアドレスストローブ・バンクア
クティブコマンドサイクルでメモリバンクとそれにおけ
るワード線の選択が行われており、当該選択ワード線の
メモリセルは、内部クロック信号に同期してカラムアド
レスカウンタ207から出力されるアドレス信号に従っ
て順次選択されて連続的に読出される。連続的に読出さ
れるデータ数は上記バーストレングスによって指定され
た個数とされる。また、出力バッファ211からのデー
タ読出し開始は上記CASレイテンシイで規定される内
部クロック信号のサイクル数を待って行われる。
(Wr) ライト動作の態様としてモードレジスタ10にバースト
ライトが設定されているときは当該バーストライト動作
を開始するために必要なコマンドとされ、ライト動作の
態様としてモードレジスタ10にシングルライトが設定
されているときは当該シングルライト動作を開始するた
めに必要なコマンドとされる。更に当該コマンドは、シ
ングルライト及びバーストライトにおけるカラムアドレ
スストローブの指示を与える。当該コマンドは、/C
S,/CAS,/WE=ロウレベル、/RAS=ハイレ
ベルによって指示され、このときA0〜A7に供給され
るアドレスがカラムアドレス信号として取り込まれる。
これによって取り込まれたカラムアドレス信号はバース
トライトにおいてはバーストスタートアドレスとしてカ
ラムアドレスカウンタ207に供給される。これによっ
て指示されたバーストライト動作の手順もバーストリー
ド動作と同様に行われる。但し、ライト動作にはCAS
レイテンシイはなく、ライトデータの取り込みは当該カ
ラムアドレス・ライトコマンドサイクルから開始され
る。
対するプリチャージ動作の開始コマンドとされ、/C
S,/RAS,/WE=ロウレベル、/CAS=ハイレ
ベルによって指示される。
要とされるコマンドであり、/CS,/RAS,/CA
S=ロウレベル、/WE,CKE=ハイレベルによって
指示される。
ジコマンド フルページに対するバースト動作を全てのメモリバンク
に対して停止させるために必要なコマンドであり、フル
ページ以外のバースト動作では無視される。このコマン
ドは、/CS,/WE=ロウレベル、/RAS,/CA
S=ハイレベルによって指示される。
p) これは実質的な動作を行わないこと指示するコマンドで
あり、/CS=ロウレベル、/RAS,/CAS,/W
Eのハイレベルによって指示される。
クでバースト動作が行われているとき、その途中で別の
メモリバンクを指定して、ロウアドレスストローブ・バ
ンクアクティブコマンドが供給されると、当該実行中の
一方のメモリバンクでの動作には何ら影響を与えること
なく、当該別のメモリバンクにおけるロウアドレス系の
動作が可能にされる。例えば、SDRAMは外部から供
給されるデータ、アドレス、及び制御信号を内部に保持
する手段を有し、その保持内容、特にアドレス及び制御
信号は、特に制限されないが、メモリバンク毎に保持さ
れるようになっている。或は、ロウアドレスストローブ
・バンクアクティブコマンドサイクルによって選択され
たメモリブロックにおけるワード線1本分のデータがカ
ラム系動作の前に予め読み出し動作のためにラッチ/レ
ジスタ213に保持されるようになっている。
ータ入出力端子においてデータD0−D15が衝突しな
い限り、処理が終了していないコマンド実行中に、当該
実行中のコマンドが処理対象とするメモリバンクとは異
なるメモリバンクに対するプリチャージコマンド、ロウ
アドレスストローブ・バンクアクティブコマンドを発行
して、内部動作を予め開始させることが可能である。
クロック信号)に同期してデータ、アドレス、制御信号
を入出力できるため、DRAMと同様の大容量メモリを
SRAMに匹敵する高速動作させることが可能であり、
また、選択された1本のワード線に対して幾つのデータ
をアクセスするかをバーストレングスによって指定する
ことによって、内蔵カラムアドレスカウンタ207で順
次カラム系の選択状態を切り換えていって複数個のデー
タを連続的にリード又はライトできることが理解されよ
う。
で形成された内部クロック信号int.CLKにより出力バ
ッファを制御している。これにより、図27の動作波形
図(b)のように、外部クロック信号ext.CLKに位相
同期した内部クロック信号int.CLKの立ち上がりから
出力バッファでの動作遅延時間tDOだけ遅れて出力信
号DOを出力させることができる。このように、上記動
作遅延時間tDOが、クロック信号からデータ出力まで
の時間tACに等しく高速になる。
い従来の回路では、図27(a)に示すように、外部ク
ロック信号ext.CLKから上記クロックバッファ及びク
ロックドライバにて費やされる遅延時間tdに、出力バ
ッファの動作遅延時間tDOが加わって上記時間tAC
が長くされる。そのため、クロック信号CLKの1周期
tCKが短くなる高周波では上記遅延時間tdが無視で
きなくなり、高速化を妨げるものとなる。ちなみに、ク
ロック信号CLKの周波数を250MHzにすると、そ
の1周期は4nsecとなるので、上記のような同期ク
ロック発生回路を用いないと、かかるクロック信号での
読み出し動作が不能になるものである。上記同期化され
た内部クロック信号int.CLKは、上記のような出力バ
ッファのタイミング制御の他に、ロウアドレス信号やカ
ラムアドレス信号等のアドレス信号をラッチするタイミ
ング信号に用いたりするものであってもよい。
がりと立ち下がり又は、立ち上がりの半分の周期のタイ
ミングに同期した内部クロック信号int.CLKを形成す
るものであってもよい。この場合には、前記DDR仕様
1とDDR仕様2にそれぞれ適用させることができる。
記の通りである。すなわち、 (1) 第1の端子から供給されるクロック信号を受け
てそれを2進の重みを持った制御信号に対応して信号遅
延を行わせる可変遅延回路を用い、位相比較器により上
記第1の端子から供給されるクロック信号と上記可変遅
延回路を通した上記クロック信号の遅延信号との位相比
較し、その出力信号を遅延制御回路に供給し、その動作
開始時において上記遅延制御信号の最上位ビットから順
にセットして上記位相比較器の出力により上記第1の端
子から供給されるクロック信号に対して遅延信号が遅れ
ているならそのビットをリセットし、進んでいるならそ
のビットをセットして可変遅延回路に供給する遅延制御
信号を形成することにより、簡単な構成でしかも比較的
短時間で外部クロック信号に位相同期させた内部クロッ
ク信号を形成することができるという効果が得られる。
信号を分周回路で1/2分周して上記第1の端子に供給
するクロック信号を形成することより、外部クロック信
号のデューティに影響されないで安定でしかも高精度の
同期動作を行わせることができるという効果が得られ
る。
1の端子から供給されたクロック信号を4分周以上され
たクロック信号により1ビット当たりの上記遅延制御信
号を形成するための一連のシーケンス動作を行せること
により、簡単な構成でしかも欠確実に遅延制御信号を形
成することができるという効果が得られる。
端子から供給されるクロック信号の立ち上がりに同期し
てそれを1/2分周して上記第1の端子に供給し、第2
の分周回路により上記第1の端子のクロック信号とは逆
相のクロック信号を形成し、第3の分周回路により上記
外部端子から供給されるクロック信号の立ち下がりに同
期してそれを1/2分周して第3の端子に供給し、第4
の分周回路により上記3の端子のクロック信号とは逆相
のクロック信号を形成して第4の端子に供給し、これら
の第2ないし第4の端子から供給されるクロック信号を
上記2進の重みを持った制御信号に対応した信号遅延を
行わせ、かつ上記遅延制御回路により形成された遅延制
御信号を共通に受ける第1の可変遅延回路と同一の回路
から構成される第2ないし第4の可変遅延回路により遅
延させて、上記第1ないし第4の可変遅延回路の出力信
号を組み合わせて上記外部端子から供給されたクロック
信号と同期した内部クロック信号を形成することによ
り、外部クロック信号のデューティに影響されないで安
定でしかも高精度の外部端子から供給させれたクロック
信号と同じ周波数の内部クロック信号の同期動作を行わ
せることができるという効果が得られる。
ック信号を1/2分周して上記第1の端子に供給するク
ロック信号とは逆相のクロック信号を形成して第2の端
子に供給する第2の分周回路と、上記第2の端子から供
給されるクロック信号を受け、上記2進の重みを持った
制御信号に対応した信号遅延を行わせ、かつ上記遅延制
御回路により形成された遅延制御信号を共通に受け、第
1の可変遅延回路と同一の回路から構成される第2の可
変遅延回路と、上記第1及び第2の可変遅延回路の出力
信号の立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジに同期し
て1ショットパルスを発生させて上記外部端子から供給
されたクロック信号と同期した内部クロック信号を形成
する内部クロック信号発生回路とを更に設けることによ
り、回路の簡素化と低消費電力化を図りつつ、外部クロ
ック信号のデューティに影響されないで安定でしかも高
精度の外部端子から供給させれたクロック信号と同じ周
波数の内部クロック信号の同期動作を行わせることがで
きるという効果が得られる。
ック信号を1/2分周するとともに、上記第1の端子に
供給するクロック信号の半周期分ずれたクロック信号を
形成して第3の端子に供給する第3の分周回路と、上記
第3の端子から供給されるクロック信号を受け、上記2
進の重みを持った制御信号に対応した信号遅延を行わ
せ、かつ上記遅延制御回路により形成された遅延制御信
号を共通に受け、第1の可変遅延回路と同一の回路から
構成される第3の可変遅延回路と、上記第1及び第3の
可変遅延回路の出力信号の排他的論理和により上記外部
端子から供給されたクロック信号と同期した内部クロッ
ク信号を形成する内部クロック信号発生回路とを更に設
けることにより、回路の簡素化と低消費電力化を図りつ
つ、外部クロック信号のデューティに影響されないで安
定でしかも高精度の外部端子から供給させれたクロック
信号と同じ周波数の内部クロック信号の同期動作を行わ
せることができるという効果が得られる。
ック信号を1/2分周して上記第1の端子に供給するク
ロック信号とは逆相のクロック信号を形成して第2の端
子に供給する第2の分周回路、上記外部端子から供給さ
れるクロック信号を1/2分周するとともに、上記第1
の端子に供給するクロック信号の半周期分ずれたクロッ
ク信号を形成して第3の端子に供給する第3の分周回路
及び上記外部端子から供給されるクロック信号を1/2
分周するとともに、第3の端子に供給するクロック信号
とは逆相のクロック信号を形成して第4の端子に供給す
る第4の分周回路と、上記第2ないし第4の端子から供
給されるクロック信号をそれぞれ受け、上記2進の重み
を持った制御信号に対応した信号遅延を行わせ、かつ上
記遅延制御回路により形成された遅延制御信号を共通に
受け、第1の可変遅延回路と同一の回路から構成される
第2ないし第4の可変遅延回路と、上記第1ないし第4
の可変遅延回路の出力信号の立ち上がりエッジ又は立ち
下がりエッジに同期して1ショットパルスを発生させて
上記外部端子から供給されたクロック信号の立ち上がり
及び立ち下がりに同期した2倍周波数からなる内部クロ
ック信号を形成する内部クロック信号発生回路とを更に
設けることにより、外部クロック信号に同期し、しかも
2倍の周波数に逓倍された内部クロック信号を形成する
ことができるという効果が得られる。
ク信号を受けてそれを2進の重みを持った制御信号に対
応して信号遅延を行わせる可変遅延回路を用い、位相比
較器により上記第1の端子から供給されるクロック信号
と上記可変遅延回路を通した上記クロック信号の遅延信
号とを位相比較し、その比較出力によりカウンタ回路を
制御して、上記第1の端子から供給されるクロック信号
に対して遅延信号が遅れているなら遅延量を少なくする
ように−1のダウン計数動作を行い、進んでいるなら遅
延量を増加させるように+1のアップ計数動作を行うよ
うにすることにより、簡単な構成で外部クロック信号に
位相同期させた内部クロック信号を形成することができ
るという効果が得られる。
信号を1/2分周して上記第1の端子に供給するクロッ
ク信号を形成することにより、外部クロック信号のデュ
ーティに影響されないで安定でしかも高精度の同期動作
を行わせることができるという効果が得られる。
比較動作によって遅延制御信号を最上位ビットから順に
生成し、それにより生成された遅延制御信号をカウンタ
回路にプリセットし、上記位相比較器の出力によりによ
り上記第1の端子から供給されるクロック信号に対して
遅延信号が遅れているなら遅延量を少なくするように−
1のダウン計数動作を行い、進んでいるなら遅延量を増
加させるように+1のアップ計数動作を行うカウンタ回
路を設けることにより、簡単な構成でしかも比較的短時
間で外部クロック信号に位相同期させ、かつ外部クロッ
ク信号の周波数ずれ等にも追従させた内部クロック信号
を形成することができるという効果が得られる。
の端子から供給されたクロック信号を4分周以上された
クロック信号により1ビット当たりの上記遅延制御信号
を形成するための一連のシーケンス動作を行せることに
より、簡単な構成でしかもロックインサイクル数が少な
くて確実に遅延制御信号を形成するとともに、外部クロ
ック信号の周波数の変動等にも追従させた内部クロック
信号を形成することができるという効果が得られる。
回路の出力信号の立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッ
ジに同期して1ショットパルスを発生させて上記外部端
子から供給されたクロック信号の立ち上がり及び立ち下
がりに同期した2倍周波数からなる内部クロック信号を
形成する内部クロック信号発生回路とを更に備えてなる
ことを特徴とする請求項16の半導体集積回路装置。
ダイナミック型RAMに搭載することにより、高速動作
化を図ることができるという効果が得られる。
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、可変
遅延回路は、2進の重みを持って可変遅延時間が制御さ
れるものであれば何であってもよい。逐次比較回路は、
タイミング発生回路と記憶回路の組み合わせにより構成
するものであってもよい。つまり、カウンタ回路により
クロック信号を形成し、そのデコード信号により記憶回
路を順次に選択して、かかる記憶回路に前記のような遅
延制御信号を記憶させるようにするものであっもよい。
前記のように1/2分周しないでそのまま位相比較器や
可変遅延回路に供給する構成であってもよい。つまり、
外部クロック信号のパルスデューティが変化しないもの
では、上記のように1/2分周回路を設けることの意味
が少なくなるからである。遅延制御信号は、前記のよう
な逐次比較回路の出力で固定的に設定するものであてっ
もよい。例えば、シンクロナスDRAMにおいて、電源
投入等の初期設定のときにその都度同期化させるもので
あってもよい。
は、カウンタ回路により上記遅延制御信号を形成するも
のであってもよい。この場合、ロックインサイクルを少
しでも短くするためにカウンタの初期値の最上位ビット
をセットして、可変遅延時間の最大値の半分に設定する
ようにと、最大でも半分の計数動作によって同期化信号
を形成することができる。
ック信号に同期した内部クロック信号を発生させる同期
化回路を備えた各種半導体集積回路装置に利用できる。
例えば、前記のようなシンクロナスDRAMの他に、シ
ンクロナスSRAM(スタティック型RAM)、あるい
はランバス仕様のダイナミック型RAMや、マイクロコ
ンピュータシステム等のようにシステムクロックに同期
してデータの入出力を行う各種の周辺機器に広く利用で
きるものである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、第1の端子から供給される
クロック信号を受けてそれ2進の重みを持った制御信号
に対応して信号遅延を行わせる可変遅延回路を用い、位
相比較器により上記第1の端子から供給されるクロック
信号と上記可変遅延回路を通した上記クロック信号の遅
延信号との位相比較し、その出力信号を遅延制御回路に
供給し、その動作開始時において上記遅延制御信号の最
上位ビットから順にセットして上記位相比較器の出力に
より上記第1の端子から供給されるクロック信号に対し
て遅延信号が遅れているならそのビットをリセットし、
進んでいるならそのビットをセットして可変遅延回路に
供給する遅延制御信号を形成することにより、簡単な構
成でしかも比較的短時間で外部クロック信号に位相同期
させた内部クロック信号を形成することができる。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記の通りである。すなわち、第1の端子から供給され
るクロック信号を受けてそれれを2進の重みを持った制
御信号に対応して信号遅延を行わせる可変遅延回路を用
い、位相比較器により上記第1の端子から供給されるク
ロック信号と上記可変遅延回路を通した上記クロック信
号の遅延信号とを位相比較し、その比較出力によりカウ
ンタ回路を制御して、上記第1の端子から供給されるク
ロック信号に対して遅延信号が遅れているなら遅延量を
少なくするように−1のダウン計数動作を行い、進んで
いるなら遅延量を増加させるように+1のアップ計数動
作を行うようにすることにより、簡単な構成でしかも外
部クロック信号に位相同期させた内部クロック信号を形
成することができる。
ロック図である。
のタイミング図である。
ブロック図である。
である。
回路図である。
す回路図である。
ある。
号との関係を示す特性図である。
施例を示す回路図である。
す回路図である。
るための波形図である。
ルス発生回路の一実施例を示す回路図である。
ルス発生回路を用いた場合の同期化回路の動作波形図で
ある。
の他の一実施例を示すブロック図である。
の一実施例を示すブロック図である。
DLaの一実施例を示す回路図である。
の動作波形図である。
示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
回路の他の一実施例を示す回路図である。
波形図である。
ードを説明するたの構成図である。
の一実施例を示す全体ブロック図である。
を説明するための波形図である。
…分周回路、VDLC、VDLC1〜VDLC3…遅延
制御回路、VDL1〜VDL4,VDLa1,VDLa
2…可変遅延回路、DL1,DL11,DL12…一定
遅延回路、CLKG…クロック発生回路、SEL…セレ
クタ、COMP…逐次比較回路、COUNT…カウンタ
回路、AU…全加算回路、DFF…D型フリップフロッ
プ回路、10…モードレジスタ、20…コマンドデコー
ダ、30…タイミング発生回路、30…クロックバッフ
ァ、50…同期クロック発生回路、200A,200B
…メモリアレイ、201A,201B…ロウデコーダ、
202A,202B…センスアンプ及びカラム選択回
路、203A,203B…カラムデコーダ、205…カ
ラムアドレスバッファ、206…ロウアドレスバッフ
ァ、207…カラムアドレスカウンタ、208…リフレ
ッシュカウンタ、209…コントローラ、210…入力
バッファ、211…出力バッファ、212A,B…メイ
ンアンプ、213…ラッチ/レジスタ、214A,B…
ライトバッファ。
Claims (17)
- 【請求項1】 第1の端子から供給されるクロック信号
を受け、2進の重みを持った制御信号に対応した信号遅
延を行わせる第1の可変遅延回路と、 上記第1の可変遅延回路に対して2進の重みを持った遅
延制御信号を供給する遅延制御回路と、 上記第1の端子から供給されるクロック信号と、上記第
1の可変遅延回路を通した上記クロック信号の遅延信号
との位相比較を行い、その比較結果を上記遅延制御回路
に伝える位相比較器とを備え、 上記遅延制御回路は、動作開始時において上記遅延制御
信号の最上位ビットから順にセットして上記位相比較器
の出力により上記第1の端子から供給されるクロック信
号に対して遅延信号が遅れているならそのビットをリセ
ットし、進んでいるならそのビットをセットして上記遅
延制御信号を形成することを特徴とする半導体集積回路
装置。 - 【請求項2】 外部端子から供給されたクロック信号を
1/2分周して上記第1の端子に供給するクロック信号
を形成する第1の分周回路を更に備えてなることを特徴
とする請求項1の半導体集積回路装置。 - 【請求項3】 上記遅延制御回路は、上記第1の端子か
ら供給されたクロック信号を4分周以上されたクロック
信号により1ビット当たりの上記遅延制御信号を形成す
るための一連のシーケンス動作を行うものであり、 かかる一連のシーケンス動作は、上記第1の端子から供
給されたクロック信号に同期して発生されたリセット信
号により上記第1の可変遅延回路をリセットする動作
と、上記位相比較のための可変遅延量設定動作とを含む
ものであることを特徴とする請求項1又は請求項2の半
導体集積回路装置。 - 【請求項4】 上記第1の分周回路は、外部端子から供
給されるクロック信号の立ち上がりに同期してそれを1
/2分周して上記第1の端子に供給するものであり、上
記第1の端子のクロック信号とは逆相のクロック信号を
形成して第2の端子に供給する第2の分周回路、上記外
部端子から供給されるクロック信号の立ち下がりに同期
してそれを1/2分周して第3の端子に供給する第3の
分周回路及び上記3の端子のクロック信号とは逆相のク
ロック信号を形成して第4の端子に供給する第4の分周
回路と、 上記第2ないし第4の端子から供給されるクロック信号
をそれぞれ受け、上記2進の重みを持った制御信号に対
応した信号遅延を行わせ、かつ上記遅延制御回路により
形成された遅延制御信号を共通に受け、第1の可変遅延
回路と同一の回路から構成される第2ないし第4の可変
遅延回路と、 上記第1ないし第4の可変遅延回路の出力信号を組み合
わせて上記外部端子から供給されたクロック信号と同期
した内部クロック信号を形成する内部クロック信号発生
回路と上記第1の可変遅延回路の出力信号を第1の分周
回路及び上記内部クロック信号発生回路での信号遅延に
対応して遅延させて、上記位相比較器に伝える一定遅延
回路とを更に備えてなることを特徴とする請求項2又は
請求項3の半導体集積回路装置。 - 【請求項5】 上記外部端子から供給されるクロック信
号を1/2分周して上記第1の端子に供給するクロック
信号とは逆相のクロック信号を形成して第2の端子に供
給する第2の分周回路と、 上記第2の端子から供給されるクロック信号を受け、上
記2進の重みを持った制御信号に対応した信号遅延を行
わせ、かつ上記遅延制御回路により形成された遅延制御
信号を共通に受け、第1の可変遅延回路と同一の回路か
ら構成される第2の可変遅延回路と、 上記第1及び第2の可変遅延回路の出力信号の立ち上が
りエッジ又は立ち下がりエッジに同期して1ショットパ
ルスを発生させて上記外部端子から供給されたクロック
信号と同期した内部クロック信号を形成する内部クロッ
ク信号発生回路とを更に備えてなることを特徴とする請
求項2又は請求項3の半導体集積回路装置。 - 【請求項6】 上記外部端子から供給されるクロック信
号を1/2分周するとともに、上記第1の端子に供給す
るクロック信号の半周期分ずれたクロック信号を形成し
て第3の端子に供給する第3の分周回路と、 上記第3の端子から供給されるクロック信号を受け、上
記2進の重みを持った制御信号に対応した信号遅延を行
わせ、かつ上記遅延制御回路により形成された遅延制御
信号を共通に受け、第1の可変遅延回路と同一の回路か
ら構成される第3の可変遅延回路と、 上記第1及び第3の可変遅延回路の出力信号の排他的論
理和により上記外部端子から供給されたクロック信号と
同期した内部クロック信号を形成する内部クロック信号
発生回路とを更に備えてなることを特徴とする請求項2
又は請求項3の半導体集積回路装置。 - 【請求項7】 上記外部端子から供給されるクロック信
号を1/2分周して上記第1の端子に供給するクロック
信号とは逆相のクロック信号を形成して第2の端子に供
給する第2の分周回路、上記外部端子から供給されるク
ロック信号を1/2分周するとともに、上記第1の端子
に供給するクロック信号の半周期分ずれたクロック信号
を形成して第3の端子に供給する第3の分周回路及び上
記外部端子から供給されるクロック信号を1/2分周す
るとともに、第3の端子に供給するクロック信号とは逆
相のクロック信号を形成して第4の端子に供給する第4
の分周回路と、 上記第2ないし第4の端子から供給されるクロック信号
をそれぞれ受け、上記2進の重みを持った制御信号に対
応した信号遅延を行わせ、かつ上記遅延制御回路により
形成された遅延制御信号を共通に受け、第1の可変遅延
回路と同一の回路から構成される第2ないし第4の可変
遅延回路と、 上記第1ないし第4の可変遅延回路の出力信号の立ち上
がりエッジ又は立ち下がりエッジに同期して1ショット
パルスを発生させて上記外部端子から供給されたクロッ
ク信号の立ち上がり及び立ち下がりに同期した2倍周波
数からなる内部クロック信号を形成する内部クロック信
号発生回路とを更に備えてなることを特徴とする請求項
4の半導体集積回路装置。 - 【請求項8】 第1の端子から供給されるクロック信号
を受け、2進の重みを持った制御信号に対応した信号遅
延を行わせる第1の可変遅延回路と、 上記第1の可変遅延回路に対して2進の重みを持った遅
延量制御信号を供給する遅延制御回路と、 上記第1の端子から供給されるクロック信号と、上記第
1の可変遅延回路を通した上記クロック信号の遅延信号
との位相比較を行う位相比較器とを備え、 上記遅延制御回路は、上記位相比較器の出力によりによ
り上記第1の端子から供給されるクロック信号に対して
遅延信号が遅れているなら遅延量を少なくするように−
1のダウン計数動作を行い、進んでいるなら遅延量を増
加させるように+1のアップ計数動作を行うカウンタ回
路を含むものであることを特徴とする半導体集積回路装
置。 - 【請求項9】 外部端子から供給されたクロック信号を
1/2分周して上記第1の端子に供給するクロック信号
を形成する第1の分周回路を更に備えてなることを特徴
とする請求項8の半導体集積回路装置。 - 【請求項10】 第1の端子から供給されるクロック信
号を受け、2進の重みを持った制御信号に対応した信号
遅延を行わせる第1の可変遅延回路と、 上記第1の可変遅延回路に対して2進の重みを持った遅
延量制御信号を供給する遅延制御回路と、 上記第1の端子から供給されるクロック信号と、上記第
1の可変遅延回路を通した上記クロック信号の遅延信号
との位相比較を行い、その比較結果を上記遅延制御回路
に伝える位相比較器とを備え、 上記遅延制御回路は、 動作開始時において上記遅延量制御信号の最上位ビット
から順にセットして上記位相比較器の出力により上記第
1の端子から供給されるクロック信号に対して遅延信号
が遅れているならそのビットをリセットし、進んでいる
ならそのビットをセットして上記遅延制御信号を形成す
る第1の回路と、 上記位相比較器の出力によりにより上記第1の端子から
供給されるクロック信号に対して遅延信号が遅れている
なら遅延量を少なくするように−1のダウン計数動作を
行い、進んでいるなら遅延量を増加させるように+1の
アップ計数動作を行うカウンタ回路を含む第2の回路
と、 上記第1の回路で形成された遅延制御信号を上記第1の
可変遅延回路に供給しかかる第1の回路により全ビット
が確定した後に、上記第2の回路により形成された遅延
制御信号を上記第1の可変遅延回路に供給するマルチプ
レクサとを含むものであることを特徴とする半導体集積
回路装置。 - 【請求項11】 上記遅延制御回路は、上記第1の端子
から供給されたクロック信号を4分周以上されたクロッ
ク信号により1ビット当たりの上記遅延制御信号を形成
するための一連のシーケンス動作を行うものであり、 かかる一連のシーケンス動作は、上記第1の端子から供
給されたクロック信号に同期して発生されたリセット信
号により上記第1の可変遅延回路をリセットする動作
と、上記位相比較のための可変遅延量設定動作とを含む
ものであることを特徴とする請求項10の半導体集積回
路装置。 - 【請求項12】 上記外部端子から供給されるクロック
信号を1/2分周して上記第1の端子に供給するクロッ
ク信号とは逆相のクロック信号を形成して第2の端子に
供給する第2の分周回路、上記外部端子から供給される
クロック信号を1/2分周するとともに、上記第1の端
子に供給するクロック信号の半周期分ずれたクロック信
号を形成して第3の端子に供給する第3の分周回路及び
上記外部端子から供給されるクロック信号を1/2分周
するとともに、第3の端子に供給するクロック信号とは
逆相のクロック信号を形成して第4の端子に供給する第
4の分周回路と、 上記第2ないし第4の端子から供給されるクロック信号
をそれぞれ受け、上記2進の重みを持った制御信号に対
応した信号遅延を行わせ、かつ上記遅延制御回路により
形成された遅延制御信号を共通に受け、第1の可変遅延
回路と同一の回路から構成される第2ないし第4の可変
遅延回路と、 上記第1ないし第4の可変遅延回路の出力信号を組み合
わせて上記外部端子から供給されたクロック信号と同期
した内部クロック信号を形成する内部クロック信号発生
回路とを更に備えてなることを特徴とする請求項10又
は請求項11の半導体集積回路装置。 - 【請求項13】 上記外部端子から供給されるクロック
信号を1/2分周して上記第1の端子に供給するクロッ
ク信号とは逆相のクロック信号を形成して第2の端子に
供給する第2の分周回路と、 上記第2の端子から供給されるクロック信号を受け、上
記2進の重みを持った制御信号に対応した信号遅延を行
わせ、かつ上記遅延制御回路により形成された遅延制御
信号を共通に受け、第1の可変遅延回路と同一の回路か
ら構成される第2の可変遅延回路と、 上記第1及び第2の可変遅延回路の出力信号の立ち上が
りエッジ又は立ち下がりエッジに同期して1ショットパ
ルスを発生させて上記外部端子から供給されたクロック
信号と同期した内部クロック信号を形成する内部クロッ
ク信号発生回路とを更に備えてなることを特徴とする請
求項11又は請求項12の半導体集積回路装置。 - 【請求項14】 上記外部端子から供給されるクロック
信号を1/2分周して上記第1の端子に供給するクロッ
ク信号とは逆相のクロック信号を形成して第2の端子に
供給する第2の分周回路、上記外部端子から供給される
クロック信号を1/2分周するとともに、上記第1の端
子に供給するクロック信号の半周期分ずれたクロック信
号を形成して第3の端子に供給する第3の分周回路及び
上記外部端子から供給されるクロック信号を1/2分周
するとともに、第3の端子に供給するクロック信号とは
逆相のクロック信号を形成して第4の端子に供給する第
4の分周回路と、 上記第2ないし第4の端子から供給されるクロック信号
をそれぞれ受け、上記2進の重みを持った制御信号に対
応した信号遅延を行わせ、かつ上記遅延制御回路により
形成された遅延制御信号を共通に受け、第1の可変遅延
回路と同一の回路から構成される第2ないし第4の可変
遅延回路と、 上記第1ないし第4の可変遅延回路の出力信号の立ち上
がりエッジ又は立ち下がりエッジに同期して1ショット
パルスを発生させて上記外部端子から供給されたクロッ
ク信号の立ち上がり及び立ち下がりに同期した2倍周波
数からなる内部クロック信号を形成する内部クロック信
号発生回路とを更に備えてなることを特徴とする請求項
12の半導体集積回路装置。 - 【請求項15】 外部端子から供給されたクロック信号
を1/2分周して第1の端子に供給するクロック信号を
形成する第1の分周回路と、 上記外部端子から供給されるクロック信号を1/2分周
して上記第1の端子に供給するクロック信号とは逆相の
クロック信号を形成して第2の端子に供給する第2の分
周回路、上記第1の端子から供給されるクロック信号を
受け、2進の重みを持った制御信号に対応した信号遅延
を行わせる第1の可変遅延回路と、 上記第2の端子から供給されるクロック信号を受け、2
進の重みを持った制御信号に対応した信号遅延を行わせ
る第2の可変遅延回路と、 上記第1と第2の可変遅延回路に対して2進の重みを持
った第1の遅延制御信号を供給する第1の遅延制御回路
と、 上記第1の端子から供給されるクロック信号と、上記第
1の可変遅延回路を通した上記クロック信号の遅延信号
との位相比較を行い、その比較結果を上記第1の遅延制
御回路に伝える第1の位相比較器と、 上記第1の端子から供給されるクロック信号を受け、上
記第1の可変遅延回路と同一の回路で構成されて第1の
出力端子と、その半分の遅延出力を形成する第2の出力
端子とを持つ第5の可変遅延回路と、 上記第2の端子から供給されるクロック信号を受け、上
記第1の可変遅延回路の半分の遅延出力を形成する出力
端子とを持つ第6の可変遅延回路と、 上記第5と第6の可変遅延回路に対して2進の重みを持
った第2の遅延制御信号を供給する第2の遅延制御回路
と、 上記第2の端子から供給されるクロック信号と、上記第
5の可変遅延回路を通した上記クロック信号の遅延信号
との位相比較を行い、その比較結果を上記第2の遅延制
御回路に伝える第2の位相比較器と、 上記第5の可変遅延回路の出力信号を受け、2進の重み
を持った制御信号に対応した信号遅延を行わせる第3の
可変遅延回路と、 上記第6の可変遅延回路の出力信号を受け、2進の重み
を持った制御信号に対応した信号遅延を行わせる第4の
可変遅延回路と、 上記第3と第4の可変遅延回路に対して2進の重みを持
った第3の遅延制御信号を供給する第3の遅延制御回路
と、 上記第5の可変遅延回路の出力信号と、上記第3の可変
遅延回路を通した上記クロック信号の遅延信号との位相
比較を行い、その比較結果を上記第3の遅延制御回路に
伝える第3の位相比較器とを備え、 上記第1、第2及び第3の遅延制御回路のそれぞれは、 動作開始時において上記遅延量制御信号の最上位ビット
から順にセットして上記位相比較器の出力により上記第
1の端子から供給されるクロック信号に対して遅延信号
が遅れているならそのビットをリセットし、進んでいる
ならそのビットをセットして上記遅延制御信号を形成す
る第1の回路と、 上記位相比較器の出力によりにより上記第1の端子から
供給されるクロック信号に対して遅延信号が遅れている
なら遅延量を少なくするように−1のダウン計数動作を
行い、進んでいるなら遅延量を増加させるように+1の
アップ計数動作を行うカウンタ回路を含む第2の回路
と、 上記第1の回路で形成された第1ないし第3の遅延制御
信号をそれぞれに対応した第1ないし第6の可変遅延回
路に供給し、かかる第1の回路により全ビットが確定し
た後に、上記第2の回路により形成された第1ないし第
3の遅延制御信号をそれぞれに対応した第1ないし第6
の可変遅延回路に供給する第1ないし第3のマルチプレ
クサとを含むものであることを特徴とする半導体集積回
路装置。 - 【請求項16】 上記第1ないし第4の可変遅延回路の
出力信号の立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジに同
期して1ショットパルスを発生させて上記外部端子から
供給されたクロック信号の立ち上がり及び立ち下がりに
同期した2倍周波数からなる内部クロック信号を形成す
る内部クロック信号発生回路とを更に備えてなることを
特徴とする請求項15の半導体集積回路装置。 - 【請求項17】 上記半導体集積回路装置は、シンクロ
ナスダイナミック型RAMであり、上記外部端子から供
給されたクロック信号に同期した内部クロック信号によ
り少なくとも出力タイミングが制御されるものであるこ
とを特徴とする請求項1ないし請求項16のいずれか1
つに記載の半導体集積回路装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000259799A (ja) * | 1999-03-09 | 2000-09-22 | Hitachi Ltd | Icカードと半導体集積回路装置 |
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1997
- 1997-06-25 JP JP18451597A patent/JP3530346B2/ja not_active Expired - Fee Related
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TWI383592B (zh) * | 2008-03-28 | 2013-01-21 | Japan Display West Inc | 延遲鎖定迴路電路及顯示裝置 |
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