JPH1115427A - 表示器、表示機能検査装置および検査方法 - Google Patents

表示器、表示機能検査装置および検査方法

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JPH1115427A
JPH1115427A JP9168397A JP16839797A JPH1115427A JP H1115427 A JPH1115427 A JP H1115427A JP 9168397 A JP9168397 A JP 9168397A JP 16839797 A JP16839797 A JP 16839797A JP H1115427 A JPH1115427 A JP H1115427A
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JP9168397A
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Masahiro Kurosawa
政博 黒沢
Kazuyuki Azuma
和行 我妻
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Koito Industries Ltd
Original Assignee
Koito Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】指定した表示内容を実際に表示器が正常に表示
しているか否かを検査することのできる表示機能検査装
置および検査方法を提供する。 【解決手段】縦横マトリクス状に発光ダイオード51の
配置された表示面を複数のブロックに分けて、所定の表
示パターンを表示器50に設定した後、各ブロックごと
に順次点灯し、ブロックごとの電流量の変化パターンを
計測する。そして、測定した変化パターンを正常時の基
準変化パターンと比較照合することにより表示の正常性
を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縦横のマトリクス
状に発光素子の配置された表示面を複数のブロックに分
けて点灯し得る表示器が指定された表示パターンを正常
に表示するか否かを検査する表示機能検査装置、これを
内蔵する表示器および検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、発光ダイオード等の発光素子を縦
横のマトリクス状に多数配列した表示器が盛んに用いら
れている。たとえば、列車の乗降用ドアの上部や車両の
外壁面などに配置され、各種の車内案内や列車の行先表
示等に利用されている。
【0003】従来、この種の表示器が正常に動作するか
否かは、所定の表示パターンを表示した際に電流が流れ
るか否かによって検査していた。また指定した内容が正
常に表されているか否かは、表示内容を設定した後、目
視によって確認していた。たとえば、運転席からの遠隔
操作で車外の表示器に行き先表示として「東京」を表示
するように設定した場合、当該表示器に「東京」の文字
が実際に表示されているか否かは目視で確認していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来からの技術では、表示器に電流が流れるか否か
を基にして検査を行うので、電源系統の故障や信号伝送
路の断線など表示器が全体として動作しないような故障
については検出できるが、一部の発光素子に故障があり
内容の誤認を招くような事態が発生していてもそれを検
出することができなかった。また、設定した文字が実際
に表示されているか否かは目視によって検査していたの
で、検査に時間と手間がかかるという問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、指定した表示内容を
実際に表示器が正常に表示しているか否かを検査するこ
とのできる表示機能検査装置、これを内蔵した表示器お
よび検査方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]縦横のマトリクス状に発光素子(51)の配置さ
れた表示面(51a)を複数のブロックに分けて点灯し
得る表示器(50)が指定された表示パターンを正常に
表示するか否かを検査する表示機能検査装置(10)に
おいて、前記複数のブロックを予め定めた順序で1つず
つ点灯させて所定の表示パターンを正常な表示器(5
0)へ表示したとき当該正常な表示器(50)に流れる
電流量の変化パターンを示す基準変化パターンを予め記
憶した基準変化パターン記憶手段(23)と、検査対象
となる表示器(50)の有する複数のブロックを前記予
め定めた順序で1つずつ点灯させて前記所定の表示パタ
ーンを当該検査対象の表示器(50)に表示する表示制
御手段(56)と、前記表示制御手段(56)が前記検
査対象の表示器(50)へ前記所定の表示パターンを表
示しているとき当該表示器(50)に流れるブロックご
との電流量を計測する電流量計測手段(32、22)
と、前記電流量計測手段(32、22)によって計測さ
れたブロックごとの電流量の変化パターンと前記基準変
化パターンとを比較照合する比較照合手段(20)と、
前記比較照合手段(20)の比較照合結果を基にして、
前記検査対象の表示器(50)が前記所定の表示パター
ンを正常に表示したか否かを判定する判定手段(20)
と、を具備することを特徴とする表示機能検査装置(1
0)。
【0007】[2]縦横のマトリクス状に発光素子(5
1)の配置された表示面(51a)を複数のブロックに
分けて点灯し得る表示器(50)が指定された表示パタ
ーンを正常に表示するか否かを検査する表示機能検査装
置(10)において、前記複数のブロックを予め定めた
順序で1つずつ点灯させて所定の表示パターンを正常な
表示器(50)へ表示したとき当該正常な表示器(5
0)に流れる電流量の変化パターンを示す基準変化パタ
ーンを複数種類の表示パターンについて予め記憶した基
準変化パターン記憶手段(23)と、検査対象となる表
示器(50)の有する複数のブロックを前記予め定めた
順序で1つずつ点灯させて前記複数種類の表示パターン
のうち指定されたものを当該検査対象の表示器(50)
に表示する表示制御手段(56)と、前記表示制御手段
(56)が前記検査対象の表示器(50)へ前記指定さ
れた表示パターンを表示しているとき当該表示器(5
0)に流れるブロックごとの電流量を計測する電流量計
測手段(32、22)と、前記電流量計測手段(32、
22)によって計測されたブロックごとの電流量の変化
パターンと前記基準変化パターン記憶手段(23)に記
憶されている複数の基準変化パターンとを比較照合する
比較照合手段(20)と、前記比較照合手段(20)の
行った比較照合の結果を基にして、前記検査対象の表示
器(50)が前記指定された表示パターンと異なる他の
表示パターンを表示しているか否かを判定する判定手段
(20)と、を具備することを特徴とする表示機能検査
装置(10)。
【0008】[3]前記判定手段(20)は、前記比較
照合手段(20)の行った比較照合の結果を基にして、
表示器(50)に実際に表示された表示パターンを推定
することを特徴とする[2]記載の表示機能検査装置
(10)。
【0009】[4]縦横のマトリクス状に発光素子(5
1)の配置された表示面を複数のブロックに分けて点灯
し得る表示器(50)において、[1]、[2]または
[3]記載の表示機能検査装置を検査部(10)として
内蔵したことを特徴とする表示器(50)。
【0010】[5]分散して設置された複数の表示器
(50)の表示内容の異常の有無を検査する表示器集中
監視装置(90)において、前記分散配置される表示器
として[4]記載の表示器(50)を用いるかもしくは
[1]、[2]または[3]記載の表示機能検査装置の
うち少なくとも前記表示制御手段(56)および前記電
流量計測手段(32、22)を表示器側に配置し、通信
路(94)を介して遠隔から各表示器(50)の表示内
容が正常か否かを検査することを特徴とする表示器集中
監視装置(90)。
【0011】[6]縦横のマトリクス状に発光素子(5
1)の配置された表示面(51a)を複数のブロックに
分けて点灯し得る表示器(50)が指定された表示パタ
ーンを正常に表示するか否かを検査する表示機能検査方
法において、前記複数のブロックを予め定めた順序で1
つずつ点灯させて所定の表示パターンを正常な表示器
(50)へ表示したとき当該正常な表示器(50)に流
れる電流量の変化パターンを示す基準変化パターンを予
め記憶しておき、検査対象となる表示器(50)の有す
る複数のブロックを前記予め定めた順序で1つずつ点灯
させて前記所定の表示パターンを表示するとともにその
際当該検査対象の表示器(50)に流れるブロックごと
の電流量を計測し、計測されたブロックごとの電流量の
変化パターンと前記基準変化パターンとを比較照合した
結果を基にして前記検査対象の表示器(50)が前記所
定の表示パターンを正常に表示したか否かを判定するこ
とを特徴とする表示機能検査方法。
【0012】前記本発明は次のように作用する。基準変
化パターン記憶手段(23)は、縦横のマトリクス状に
発光素子(51)の配置された表示面(51a)を複数
に分割した後の各ブロックを予め定めた順序で1つずつ
点灯させて、所定の表示パターンを正常な表示器(5
0)へ表示した際に、当該正常な表示器(50)に流れ
る電流量の変化パターンを表した基準変化パターンを予
め記憶している。
【0013】表示制御手段(56)は、検査対象となる
表示器(50)の有する複数のブロックを先と同じ予め
定めた順序で1つずつ点灯させて所定の表示パターンを
当該検査対象の表示器(50)に表示する。電流量計測
手段(32、22)は、表示制御手段(56)が検査対
象の表示器(50)へ所定の表示パターンを表示してい
るとき当該検査対象の表示器(50)に流れるブロック
ごとの電流量を計測する。
【0014】比較照合手段(20)は、電流量計測手段
(32、22)によって計測されたブロックごとの電流
量の変化パターンと基準変化パターン記憶手段(23)
に記憶されている基準変化パターンとを比較照合し、判
定手段(20)は、比較照合手段(20)の比較照合結
果を基にして検査対象の表示器(50)が所定の表示パ
ターンを正常に表示したか否かを判定する。
【0015】表示器(50)に所定の文字を表示したと
き、表示面(51a)を複数に分割した各ブロック内に
存在する点灯中の発光素子(51)の個数は、通常、ブ
ロックごとに相違する。また表示器(50)に故障等が
無ければ、各ブロック内の点灯個数(ブロックごとの電
流量)は、表示する文字やその表示箇所が同じならば常
に一定になる。
【0016】そこで、複数のブロックを所定の順序で点
灯させた際に流れる電流量の変化パターンと正常時の基
準変化パターンとを比較照合することで、意図する表示
パターンが正常に表示されているか否かを判定する。
【0017】このように変化パターンの比較照合により
表示の正常性を判定するので、電流の絶対値を比較する
場合のように高い精度で電流検出を行う必要がなく、装
置の原価低減を図ることができるとともに、温度変化等
の影響を受けにくく、高い判定精度を得ることができ
る。なお、表示機能検査装置を検査部(10)として表
示器(50)に内蔵するようにしてもよい。
【0018】また、予め定めた複数種類の表示パターン
について基準変化パターンを登録しておき、これら複数
種類の表示パターンのうち外部装置から指定されたもの
を表示器(50)へブロックごとに順次点灯させて表示
した際に実測された電流量の変化パターンと、これら複
数種類の表示パターンに対応する複数の基準変化パター
ンとを比較照合する。
【0019】これにより、実際に表示された表示パター
ンが外部機器から指定されたものと相違しているか否か
を判定することができる。たとえば、列車の行き先案内
として、「東京」を表示するように指定したにもかかわ
らず、信号の伝送誤り等により「京都」と表示されたよ
うな場合、実際に表示された文字が「東京」でないこと
を検出できるのみならず、変化パターンの照合により
「京都」等の文字が誤表示されていることを検知するこ
ともできる。
【0020】さらに、通信路(94)を介して検査結果
を収集することにより、遠隔から各表示器の表示内容の
正否を検査することができる。たとえば、列車の車体外
部に設置された表示器(50)に指定した行き先が正常
に表示されているか否か等を列車の運転席から通信路
(94)を通じて検査することが可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。図2は、本発明にかかる表示機能
検査装置を検査部10として内蔵した表示器50を示し
ている。表示器50は、縦16×横16のマトリクス状
に256個の発光ダイオード51を配置した表示モジュ
ール52を横方向に4枚、上下に2段並べることによ
り、長方形の表示面を形成している。これら8枚の表示
モジュール52は、長方形の表示面に対応する開口部を
備えた図示しない箱形の本体ケースに収められている。
【0022】図1は、表示機能検査装置を検査部10と
して内蔵する表示器50の回路構成およびその周辺装置
を示したものである。電源30は、検査対象となる表示
器50の各表示モジュール52および検査部10へ電源
の供給を行う回路部分である。電源30から表示モジュ
ール52への電源供給経路には、電流センサ32が接続
されている。表示モジュール52の有する縦横マトリク
ス状に配置された発光ダイオード51はLEDマトリク
ス51aを形成している。LED表示制御部56は、L
EDマトリクス51aを駆動する回路部分である。な
お、LED表示制御部56は表示モジュール52の裏面
側に設けられている。
【0023】表示器50の有する複数の表示モジュール
52は、コネクタによって直列に接続されており、最も
端に位置する表示モジュールに電源を供給することです
べての表示モジュール52への電源供給が行われるよう
になっている。なお、表示機能検査装置としての検査部
10も電源30から電源の供給を受けるようになってい
る。
【0024】検査部10は、その動作を統括制御するた
めのCPU(中央処理装置)20を備えており、CPU
20には、各種回路装置が接続されている。このうち、
A/Dコンバータ22は、電流センサ32の検出したア
ナログの電流量を1024分解能で量子化して表した1
0ビットのディジタル信号に変換する回路である。な
お、電流センサ32は、表示モジュール52に流れる電
流量に対応した電圧信号を出力するようになっており、
A/Dコンバータ22は、その電圧値を10ビットのデ
ィジタル符号に変換するようになっている。
【0025】メモリー23は、CPU20の動作手順を
表したプログラムや各種の固定的データを予め記憶した
読み出し専用メモリ(ROM)と、プログラムを実行す
る際に一時的に必要になるデータを記憶するためのラン
ダム・アクセス・メモリ(RAM)とから構成されてい
る。メモリー23には、表示器50に表示される各種表
示パターンが記憶されている。
【0026】ここでは、表示器50を列車の車体外部側
面に配置し、当該列車の行先として「東京」、「名古
屋」、「京都」などの駅名表示に用いており、メモリー
23には、各種の駅名を示す表示パターンが予め記憶さ
れている。これら各表示パターンには固有のパターン番
号が割り当てられている。
【0027】LED表示指令部24は、各表示モジュー
ル52に向けて、表示パターンを示した表示パターン信
号25を出力する回路部分である。I/F(インターフ
ェース)部26は、外部のコントロール装置との間で各
種の信号を授受するための入出力回路であり、LAN
(ローカルエリアネットワーク)等による通信機能を備
えている。
【0028】図3は、表示器50に行先表示として「東
京」を表示した状態を示しており、図4は、「東京」を
表示した際における発光ダイオード51の点灯個数を一
覧で表したものである。表示器50は、図2に示すよう
に上下2段の表示モジュール52を組にした第1から第
4のグループ52a〜52dに区分けされており、それ
ぞれのグループ52a〜52dは、縦方向に連なる32
個の発光ダイオード51を単位とした最右列の第0列か
ら第15列に分けてある。
【0029】図4は、横方向に縦列の番号を、縦方向に
グループの番号をとってあり、これらの交差する箇所に
は、対応するグループおよび縦列における発光ダイオー
ド51の点灯個数を示してある。たとえば、行先として
「東京」を表示した際には、第1グループの第0列中に
おける発光ダイオード51の点灯個数(61a)は0個
であり、第2グループの第0列内での点灯個数(61
b)は8個になっている。このように第1から第4のグ
ループ52a〜52dの同一番号の4つの縦列を組にし
たものをブロックと呼び、縦列の番号に応じてこれらを
第0から第15ブロックと呼ぶことにする。
【0030】最下欄には、第1から第4のグループ52
a〜52dの点灯個数の合計を各縦列ごとに示してあ
る。たとえば、第1から第4グループ52a〜52dの
各第0列(第0ブロック)における点灯個数の合計(6
1c)は、18個になっている。
【0031】図5は、表示器50に行先表示として「京
都」を表示した状態を示しており、図6は、「京都」を
表示した際における発光ダイオード51の点灯個数を一
覧で表したものである。図6は、図4と同様の形式で横
方向に縦列の番号を、縦方向にグループ番号をとってあ
り、これらの交差する箇所には、対応するグループおよ
び縦列における発光ダイオード51の点灯個数を示して
ある。たとえば、第1グループの第0列中における発光
ダイオード51の点灯個数(71a)は0個であり、第
2グループの第0列内での点灯個数(71b)は12個
になっている。
【0032】最下欄には、第1から第4のグループ52
a〜52dの点灯個数の合計を各縦列ごとに示してあ
り、たとえば、「京都」を表示した際における第1から
第4グループ52a〜52dの各第0列(第0ブロッ
ク)における点灯個数の合計(71c)は、20個にな
っている。
【0033】なお、メモリー23には、図4および図5
の最下欄に示した値が、表示パターンにパターン番号と
対応つけて登録されている。すなわち、第0ブロックか
ら第15ブロックまでをブロックごとに順次点灯させた
とき、正常に動作する表示器50へ流れる電流量の変化
パターン(基準変化パターン)を各表示パターンごとに
予め登録してある。
【0034】次に、表示器50の有する検査部10の動
作を説明する。図7は、検査部10が表示器50の表示
内容の適否を検査する際に行う動作の流れを示してい
る。検査部10は、I/F部26を通じて図示しない外
部のコントロール装置から、検査の指示および表示内容
を示すパターン番号を受信すると(ステップS10
1)、受信したパターン番号に応じた表示データをLE
D表示指令部24から各表示モジュール52へ送出する
(ステップS102)。
【0035】次に、点灯させるブロック番号を示す変数
(N)を0に初期化し(ステップS103)、当該変数
Nの示すブロックを点灯させる(ステップS104)。
したがって、まず、第1から第4のグループ52a〜5
2dの各第0列(第0ブロック)が点灯される。
【0036】この状態で、表示器50の有する表示モジ
ュール52に流れる電流量を、電流センサ32によって
測定し、A/Dコンバータ22を通じてその値をCPU
20へ取り込む(ステップS105)。その後、ブロッ
ク番号を表す変数(N)の値を1ずつ増加させ(ステッ
プS107)、第0ブロックから第15ブロックまでの
各ブロックごとに電流量を測定する。
【0037】すべてのブロックについて電流量の測定を
終了すると(ステップS106;Y)、CPU20は、
第0ブロックから第15ブロックまでの各ブロックごと
に測定した電流量の変化するパターンと、予めメモリー
23に記憶してあるその表示パターンについての基準変
化パターンとを比較照合する(ステップS108)。
【0038】比較照合は、電流の絶対値ではなく、電流
量の変化パターン(相対変化)によって行われる。すな
わち、各ブロックから次のブロックへ点灯箇所が移行し
た際における電流の変化量を基準にして行う。これによ
り、温度変化や表示器50のの有する表示モジュール5
2の固体差によるバラツキの影響を受けることなく、比
較照合を行うことができる。また、各ブロックの電流量
の平均値を基準とし、これに対する各ブロックの電流量
の比率を求め、その比率の変化するパターンを比較照合
するようにすれば、より一層、温度変化等の影響を受け
にくくなる。
【0039】比較照合の結果、基準変化パターンと変化
の様相が一致しないとき(ステップS109;N)、表
示器50(表示モジュール52)の表示をオフし、所定
の警告信号を外部のコントロール装置へ送出する等のエ
ラー処理を行う(ステップS110)。
【0040】このように、指定された表示パターンに対
応する基準変化パターンと、当該表示パターンを表示器
50の有する各表示モジュール52へ実際に表示し測定
したブロックごとの電流量の変化パターンとを比較照合
することにより、表示器50が指定された表示パターン
を正常に表示しているか否かが検査される。また変化パ
ターンの比較照合により表示の正常性を判定するので、
電流の絶対値を比較する場合のように電流検出に高い精
度が要求されない。さらに、温度変化等の影響を受けに
くく、高い判定精度を得ることができる。
【0041】図8は、各ブロックごとに点灯させた際に
表示器50の有する表示モジュール52に流れる電流の
変化パターンを表している。図8では、縦軸に電流量
(発光している発光ダイオード51の個数)を、横軸に
ブロック番号をとってある。実線81は、図3で示した
「東京」の文字を正常に動作する表示器50上に表示し
た際における電流量の変化パターンを表し、破線82
は、図5に示した「京都」の文字を正常な表示器50上
に表示した際の電流量の変化パターンをそれぞれ示して
いる。
【0042】たとえば、「東京」と「京都」は、東海道
新幹線の行先駅の中では、互いに近似したものである
が、電流量の変化パターンは、図8に示すようにかなり
相違している。従って、測定した電流量の変化パターン
を各行先駅名の基準変化パターンと比較照合することに
より、「東京」と表示すべきところ「京都」と誤表示さ
れていることを検出することができる。
【0043】この際、指示されたパターン番号の基準変
化パターンと実測した変化パターンとが一致するか否か
をまず検査し、一致しないとき、メモリー23に記憶さ
れている他のすべてのパターン番号の基準変化パターン
と実測した変化パターンとを比較照合する。比較照合の
結果、一致するものを検出したとき、エラーの発生とと
もに、誤表示されていると推定されるパターン番号を外
部のコントロール装置へ返送する。これにより、外部の
コントロール装置は、検査部10の内部でパターン番号
を誤認するような障害の起きていることを認識すること
ができる。
【0044】また、測定した変化パターンがいずれの基
準変化パターンとも一致しないとき、パターン番号を誤
認するような障害ではなく、表示器50の有する発光ダ
イオード51の一部や、LED表示制御部56のうちそ
の一部の発光ダイオード51を駆動する回路部分に障害
が発生していると識別することができる。
【0045】さらに、実測した変化パターンと最も相関
度の高い基準変化パターンを選出し、当該基準変化パタ
ーンと実測した変化パターンの相違する箇所を発光ダイ
オード51等に故障の発生しているブロックであると識
別することもできる。
【0046】次に、表示機能検査装置としての検査部を
内蔵する表示器50を用いた表示器集中監視装置90に
ついて説明する。
【0047】図9は、表示器集中監視装置90を用いた
表示システムの構成を示したものである。表示器集中監
視装置90の監視対象となる複数の表示器50a、50
b、50c、50d…は、それぞれ表示機能検査装置と
して機能する検査部10a、10b、10c、10d…
を内蔵したものである。これら表示器50a、50b…
と表示器集中監視装置90の間は、LANを用いた通信
路94によって接続されている。表示器集中監視装置9
0は、表示機能の監視動作を統括制御する統括制御部9
5と、分散して配置された表示器50の表示内容が正常
か否かの検査結果を監視員に向けて表示するためのディ
スプレー装置96とを備えている。
【0048】表示器集中監視装置90を用いた本表示シ
ステムは、たとえば、列車に設置される行先案内表示器
の一部として構成され、表示器集中監視装置90本体部
は、先頭車両の運転席近傍等に設置され、表示器50
a、50b…は乗降ドアの脇など車体の外壁面に埋設さ
れる。表示器集中監視装置90は、表示器50に異常が
発生しているか否かのほか、表示器集中監視装置90か
ら指示したものと異なる内容(行先)が表示器50に表
示されていないか否かを検査する機能を備えている。
【0049】検査の際、表示器集中監視装置90は、通
信路94を通じて各表示器50a、50b…へ行先等を
表示する旨の指示とそのパターン番号とを送出する。こ
れを受けた各表示器50a、50b…の検査部10a、
10b…は、指定されたパターン番号の表示パターン
(行先)のデータを対応するLED表示制御部56へ、
ロードし、先に説明したようにブロックごとに点灯させ
て電流量を測定する。
【0050】検査部10a、10b…は、図7に示した
流れに従って測定した電流量の変化パターンと受信した
パターン番号に対応する基準変化パターンとを比較照合
し、その結果を基にして表示器50の表示内容が正常か
否か調べる。
【0051】すなわち、各表示器50の検査部10が表
示器集中監視装置90から通信路94を通じて受信した
と認識しているパターン番号に対応した内容が表示器5
0に正常に表示されているか否かを調べる。そして、電
流量の変化パターンが一致しないとき、表示器50に故
障が生じている旨を表示器集中監視装置90へ通知す
る。
【0052】表示器50a、50b…には、それぞれ識
別番号が割り当てられており、各表示器の内蔵する検査
部10は、自己に割当てられた識別番号とともに、検査
結果を表示器集中監視装置90へ送出する。表示器集中
監視装置90は、各表示器50a、50b…の検査部1
0a、10b…から送られてきた検査結果を基にして、
どの表示器50a、50b…が故障しているかをディス
プレー装置96上に表示する。
【0053】また検査部10は、実測した変化パターン
を示すデータ自体を表示器集中監視装置90へ送信す
る。表示器集中監視装置90は、すべての表示パターン
に対応する基準変化パターンを予め記憶しており、各表
示器の有する検査部10から送られてきた変化パターン
の実測データと自身の記憶している基準変化パターンと
を、検査部10と同様にして比較照合する。
【0054】表示器集中監視装置90は、各表示器50
へ指示したパターン番号に対応する基準変化パターンと
各表示器50の検査部10から送られてきた実測された
変化パターンとを比較することで、表示器50が表示器
集中監視装置90から指定した行先と異なる行先を誤表
示しているか否かを検査する。表示器集中監視装置90
から各表示器50へ向かう通信路94で伝送エラーが発
生し、各表示器50の検査部10の受信したパターン番
号が表示器集中監視装置90から送出したものと異なる
場合には、各表示器50の有する検査部10における検
査ではその異常を検出することができない。そこで、検
査部10から送られてくる変化パターンの実測データを
表示器集中監視装置90自身で比較照合し、通信路94
での障害の有無を検出している。
【0055】さらに、記憶しているすべての基準変化パ
ターンと比較照合することにより、伝送エラー等による
誤認のため、実際にどのパターン番号の表示パターン
(行先)が表示されているかを判別することができる。
【0056】以上説明した実施の形態では、第1から第
4のグループに属する同一番号の4つの縦列を組にした
ブロックを単位に、電流量の変化パターンを比較照合し
たが、これに限らず、変化パターンの相違を認識し得る
程度に表示器50の表示面を適宜の複数に分割して検査
すればよい。
【0057】また、実施の形態では、表示機能検査装置
を検査部として各表示器に内臓するようにしたが、検査
部を表示器に内臓せず、別途設けるようにしてもよい。
たとえば、検査部10を別基板にし、これを表示器の近
傍に配置するようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】本発明にかかる表示機能検査装置、これ
を内蔵する表示器および表示機能検査方法によれば、表
示面を複数のブロックに分けて、ブロックごとに点灯し
た際の電流量の変化パターンを、正常時の基準変化パタ
ーンと比較照合することにより表示の正常性を判定する
ので、電流の絶対値を比較する場合のように高い精度で
電流検出を行う必要がなく、装置の原価低減を図ること
ができるとともに、温度変化等の影響を受けにくく、高
い判定精度を得ることができる。
【0059】また、予め定めた複数種類の表示パターン
について基準変化パターンを登録しておき、これら複数
種類の基準変化パターンと実測した電流量の変化パター
ンとを比較照合するものでは、パターン番号等の誤認に
より指定された表示パターンと異なる表示パターンが表
示されているか否かを検査することができる。
【0060】さらに、本発明にかかる表示器集中監視装
置では、分散して設置された表示器として検査部を内蔵
したものを用いるかあるいは各表示器ごとに表示機能検
査装置を配置し、検査結果を通信路を介して収集するよ
うにしたので、分散して設置された複数の表示器の表示
内容の異常の有無を遠隔から一括して監視することがで
き、検査工数の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る表示機能検査装置
としての検査部を内蔵した表示器の回路構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る表示機能検査装置
としての検査部を内蔵した表示器を示す説明図である。
【図3】表示器に行先表示として「東京」を表示した状
態を示す説明図である。
【図4】表示器に行先表示として「東京」を表示した状
態における発光ダイオードの点灯個数を一覧で表した説
明図である。
【図5】表示器に行先表示として「京都」を表示した状
態を示す説明図である。
【図6】表示器に行先表示として「京都」を表示した状
態における発光ダイオードの点灯個数を一覧で表した説
明図である。
【図7】表示内容の適否を検査する際に検査部の行う動
作の流れを示した流れ図である。
【図8】各ブロックごとに点灯させた際に表示器へ流れ
る電流量の変化パターンを表した説明図である。
【図9】表示器集中監視装置を用いた表示システムの構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…検査部(表示機能検査装置) 20…CPU 22…A/Dコンバータ 23…メモリー 24…LED表示指令部 26…I/F部 30…電源 32…電流センサ 50…表示器 51…発光ダイオード 51a…LEDマトリクス 52…表示モジュール 56…LED表示制御部 90…表示内容集中監視装置 94…通信路 95…統括制御部 96…ディスプレー装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦横のマトリクス状に発光素子の配置され
    た表示面を複数のブロックに分けて点灯し得る表示器が
    指定された表示パターンを正常に表示するか否かを検査
    する表示機能検査装置において、 前記複数のブロックを予め定めた順序で1つずつ点灯さ
    せて所定の表示パターンを正常な表示器へ表示したとき
    当該正常な表示器に流れる電流量の変化パターンを示す
    基準変化パターンを予め記憶した基準変化パターン記憶
    手段と、 検査対象となる表示器の有する複数のブロックを前記予
    め定めた順序で1つずつ点灯させて前記所定の表示パタ
    ーンを当該検査対象の表示器に表示する表示制御手段
    と、 前記表示制御手段が前記検査対象の表示器へ前記所定の
    表示パターンを表示しているとき当該表示器に流れるブ
    ロックごとの電流量を計測する電流量計測手段と、 前記電流量計測手段によって計測されたブロックごとの
    電流量の変化パターンと前記基準変化パターンとを比較
    照合する比較照合手段と、 前記比較照合手段の比較照合結果を基にして、前記検査
    対象の表示器が前記所定の表示パターンを正常に表示し
    たか否かを判定する判定手段と、 を具備することを特徴とする表示機能検査装置。
  2. 【請求項2】縦横のマトリクス状に発光素子の配置され
    た表示面を複数のブロックに分けて点灯し得る表示器が
    指定された表示パターンを正常に表示するか否かを検査
    する表示機能検査装置において、 前記複数のブロックを予め定めた順序で1つずつ点灯さ
    せて所定の表示パターンを正常な表示器へ表示したとき
    当該正常な表示器に流れる電流量の変化パターンを示す
    基準変化パターンを複数種類の表示パターンについて予
    め記憶した基準変化パターン記憶手段と、 検査対象となる表示器の有する複数のブロックを前記予
    め定めた順序で1つずつ点灯させて前記複数種類の表示
    パターンのうち指定されたものを当該検査対象の表示器
    に表示する表示制御手段と、 前記表示制御手段が前記検査対象の表示器へ前記指定さ
    れた表示パターンを表示しているとき当該表示器に流れ
    るブロックごとの電流量を計測する電流量計測手段と、 前記電流量計測手段によって計測されたブロックごとの
    電流量の変化パターンと前記基準変化パターン記憶手段
    に記憶されている複数の基準変化パターンとを比較照合
    する比較照合手段と、 前記比較照合手段の行った比較照合の結果を基にして、
    前記検査対象の表示器が前記指定された表示パターンと
    異なる他の表示パターンを表示しているか否かを判定す
    る判定手段と、 を具備することを特徴とする表示機能検査装置。
  3. 【請求項3】前記判定手段は、前記比較照合手段の行っ
    た比較照合の結果を基にして、表示器に実際に表示され
    た表示パターンを推定することを特徴とする請求項2記
    載の表示機能検査装置。
  4. 【請求項4】縦横のマトリクス状に発光素子の配置され
    た表示面を複数のブロックに分けて点灯し得る表示器に
    おいて、 請求項1、2または3記載の表示機能検査装置を検査部
    として内蔵したことを特徴とする表示器。
  5. 【請求項5】分散して設置された複数の表示器の表示内
    容の異常の有無を検査する表示器集中監視装置におい
    て、 前記分散配置される表示器として請求項4記載の表示器
    を用いるかもしくは請求項1、2または3記載の表示機
    能検査装置のうち少なくとも前記表示制御手段および前
    記電流量計測手段を表示器側に配置し、通信路を介して
    遠隔から各表示器の表示内容が正常か否かを検査するこ
    とを特徴とする表示器集中監視装置。
  6. 【請求項6】縦横のマトリクス状に発光素子の配置され
    た表示面を複数のブロックに分けて点灯し得る表示器が
    指定された表示パターンを正常に表示するか否かを検査
    する表示機能検査方法において、 前記複数のブロックを予め定めた順序で1つずつ点灯さ
    せて所定の表示パターンを正常な表示器へ表示したとき
    当該正常な表示器に流れる電流量の変化パターンを示す
    基準変化パターンを予め記憶しておき、 検査対象となる表示器の有する複数のブロックを前記予
    め定めた順序で1つずつ点灯させて前記所定の表示パタ
    ーンを表示するとともにその際当該検査対象の表示器に
    流れるブロックごとの電流量を計測し、 計測されたブロックごとの電流量の変化パターンと前記
    基準変化パターンとを比較照合した結果を基にして前記
    検査対象の表示器が前記所定の表示パターンを正常に表
    示したか否かを判定することを特徴とする表示機能検査
    方法。
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