JPH11154174A - データ自動集計方法及びその装置並びに処理計画立案装置 - Google Patents

データ自動集計方法及びその装置並びに処理計画立案装置

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JPH11154174A
JPH11154174A JP32119497A JP32119497A JPH11154174A JP H11154174 A JPH11154174 A JP H11154174A JP 32119497 A JP32119497 A JP 32119497A JP 32119497 A JP32119497 A JP 32119497A JP H11154174 A JPH11154174 A JP H11154174A
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    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、生産管理における処理時間データな
どの実績を示すデータを保存するデータベースを自動的
に作成・保守する。 【解決手段】各工程毎に処理条件コードを付し、これら
工程の処理時間データを処理条件コードに対応させて処
理時間データベース3に保存し、かつデータ更新部5に
より処理時間データベース3に保存された処理時間デー
タのうち類似する処理時間データを検索し、この類似す
る処理時間データに対応する工程の各処理条件コードを
統合して各処理時間データを集計する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば生産管理の
主要な一部の生産計画や負荷計画を行うために必要な各
工程の処理時間等のデータを収集するデータ自動集計方
法及びその装置、並びにこれら工程の処理時間を参照し
て処理計画を立案する処理計画立案装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生産管理の主要な機能の一部として生産
計画や負荷計画がある。このうち生産計画は、図12に
示すように工程単位の開始/終了の予定を立案すること
であり、負荷計画は、製造設備などの主要なリソースの
占有時間の合計と所望の生産数量とを比較し、生産負荷
が生産能力に収まるように生産量・稼働日数・設備計画
を立てることである。
【0003】これら生産計画及び負荷計画は、いずれも
生産する製品の工程毎の開始から終了までの時間が基本
データであり、例えば各工程毎の工数のデータが用いら
れる。例えば、機械加工の分野では、図面のデータから
例えばバイト等の切削ツールの移動距離を割り出し、こ
れと装置の能力から工数データを計算することも試みら
れている。
【0004】生産活動では、能力が負荷を大きく上回る
ようだと生産能力に無駄があることになり、反対に負荷
が能力を越えるような生産は実行不可能である。このよ
うな事から生産計画や負荷計画では、生産の実行に先だ
って、負荷が能力の範囲にちょうど収まるような計画を
立案する。この計画の精度が悪いままで生産活動を実行
しようとすると、生産量不足、納期遅れ、生産設備の遊
休を生じ、製造業としての利潤の獲得に悪い影響を与え
る。
【0005】従って、工程の処理時間データは、生産計
画や負荷計画を立案する上で基本となるデータであり、
一般にこの精度が高いと計画の精度も高くなる。そこ
で、従来は、このような各工程毎の工数のデータを求め
るために、過去の経験値などを頼りに人間がデータベー
スに工程の処理時間データや工数データを入力し、必要
に応じてこれら処理時間データや工数データを読み出
し、これらデータの参照や修正を行う方式がとられてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな工程毎の工数データをデータベースに入力する方式
では、品種や工程が多くなると、その処理時間データや
工数データの入力に手間がかかり、又、入力値の誤差が
大きくて、入力値と実際の値とを比較して修正する必要
が生じた場合にはそのための作業の手間も必要となる。
【0007】さらに、図面データから工数を計算する方
法では、加工済みの製品や部品の形状から加工の順番を
想定しなければならず、自動的に実施するためには複雑
なアルゴリズムを持つソフトウエアが必要となる。
【0008】又、これらデータには、工程単位の工数と
なる正味の加工時間に加えて、装置の調整や部品の取り
付け取り外しなどの図面データからは得ることができな
い時間も加算しなければならない。これらの値は、やは
り過去の経験値などから人が判断して入力することが避
けられない。
【0009】そこで本発明は、生産管理における処理時
間データなどの実績を示すデータを保存するデータベー
スを自動的に作成・保守するデータ自動集計方法及びそ
の装置を提供することを目的とする。
【0010】又、本発明は、生産管理の一部である生産
計画や負荷計画に必要な精度の高い処理時間データなど
のデータを与えることができる処理計画立案装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、各種
処理対象の各実績を示す各データを収集し、これら収集
したデータからそれぞれ少なくとも処理時間データを求
め、既に処理時間データベースに保存されている処理時
間データを更新するデータ自動集計方法において、各種
処理対象に対してそれぞれ処理条件コードを付すステッ
プと、各種実績データに対応する処理時間データを処理
条件コードに対応させて処理時間データベースに保存す
るステップと、処理時間データベースに保存された処理
時間データのうち類似する処理時間データを検索し、こ
の類似する処理時間データに対応する各種処理対象の各
処理条件コードを統合して各処理時間データを集計する
ステップと、を有するデータ自動集計方法である。
【0012】請求項2によれば、各種処理対象の各実績
を示す各データを収集し、これら収集したデータからそ
れぞれ少なくとも処理時間データを求め、既に処理時間
データベースに保存されている処理時間データを更新す
るデータ自動集計装置において、各種処理対象に対する
各処理条件コードが保存された条件データベースと、こ
の条件データベースから各種処理対象に対する処理条件
コードを検索し、処理時間データを処理条件コードに対
応させて処理時間データベースに保存する実績保存手段
と、処理時間データベースに保存された処理時間データ
のうち類似する処理時間データを検索し、この類似する
処理時間データに対応する各種処理対象の各処理条件コ
ードを統合し、この統合された処理条件コードで類似す
る各種処理対象の処理時間データを集計する処理条件コ
ード統合手段と、を備えたデータ自動集計装置である。
【0013】請求項3によれば、請求項2記載のデータ
自動集計装置において、処理条件コード統合手段は、各
処理時間データについて少なくとも処理時間の平均、処
理時間の分散がそれぞれ所定の範囲内であれば、各処理
時間データが類似していると判断する機能を有する。
【0014】請求項4によれば、請求項3記載のデータ
自動集計装置において、処理条件コード統合手段は、各
種実績データの数が予め定められた数以上の各種処理対
象に対して類似の判断を行う機能を有する。
【0015】請求項5において、各種処理対象に対する
少なくとも各処理時間データを予め保存し、かつこれら
処理時間データを読み出して各種処理対象を用いた処理
計画を立案する処理計画立案装置において、処理時間デ
ータを保存する処理時間データベースと、各種処理対象
に対する各処理条件コードが保存された条件データベー
スと、この条件データベースから各種処理対象に対する
処理条件コードを検索し、処理時間データを処理条件コ
ードに対応させて処理時間データベースに保存する実績
保存手段と、処理時間データベースに保存された処理時
間データのうち類似する処理時間データを検索し、この
類似する処理時間データに対応する各種処理対象の各処
理条件コードを統合し、この統合された処理条件コード
で類似する各種処理対象の処理時間データを集計する処
理条件コード統合手段と、各種処理対象を用いた処理計
画を立案するための処理時間の問い合わせに対して処理
時間データベースから処理時間データを読み出すデータ
ベース管理手段と、を備えた処理計画立案装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1はデータ自動集計装
置を適用した処理計画立案装置の全体構成図である。デ
ータベース管理システム1には、処理条件データベース
2、処理時間データベース3及び装置機種データベース
4が接続され、かつデータ更新部5を介して実績収集部
6が接続されている。
【0017】このうち処理条件データベース2には、図
2に示すように製品の品種を特定するコードである品
種、各工程を特定するコードである工程が保存され、か
つ品種や工程によらず品種工程毎に処理条件を特定する
処理条件コードが保存されている。なお、品種・工程が
異なっても、処理条件コードが等しければ、同じ機種で
処理した処理時間は常に等しいものとなる。なお、上記
品種工程毎に処理条件コードが関連付けられており、こ
の関係をn対mとすると、nは1以上、mは常に1とな
っている。
【0018】処理時間データベース3には、図3に示す
ように処理条件コード、装置機種コード、処理時間サン
プル数、処理時間平均、処理時間分散、処理時間総和、
処理時間自乗総和が保存されるものとなっている。ここ
で、平均や分散を統合する一般的な手順について説明す
ると、統計処理において以下のように記号を定める。
【0019】
【数1】 但し、xi は個々のサンプル。
【0020】2つの統計処理があり、これらの統計値を
A とNB 、SA とSB 、…、VとV と表し、統
合された統計値をNo 、So 、…、Vo により表すと、
これら統計値は次式により求められる。
【0021】
【数2】
【0022】装置機種データベース4には、図4に示す
ように装置機種コード、装置が保存されるものとなって
いる。上記実績収集部6は、生産装置7での実績を示す
データすなわち生産実績データD1 を収集し、処理条件
データベース2に保存されている処理条件と装置機種デ
ータベース4に保存されている機種とから処理時間デー
タD2 を得てデータ更新部5に送出する機能を有してい
る。
【0023】ここで、生産実績データD1 は処理装置、
処理した品種と工程、処理開始又は終了のフラグの内容
となっており、又処理時間データD2 は処理装置、処理
した品種と工程、処理時間の内容となっている。
【0024】例えば実績収集部6には、図5に示すよう
にローカルエリアネットワーク(LAN)8を介して複
数の稼働監視装置9−1〜9−nが接続されている。こ
れら稼働監視装置9−1〜9−nは、生産装置7として
の各製造装置10−1〜10−nの稼働状況を監視し、
その監視結果として例えば各製造装置10−1〜10−
nの生産実績データD1 をLAN8を介して実績収集部
6に送出する機能を有している。
【0025】上記データ更新部5は、図6に示すデータ
更新フローチャートに従って動作することにより次の各
機能を有している。すなわち、データ更新部5は、実績
収集部6から送出された処理時間データD2 を受け、こ
の処理時間データD2 に対する処理時間データベース3
へのデータベース操作要求Sをデータベース管理システ
ム1に対して行い、かつその処理時間データベース3に
対するデータベース操作の結果Fを受ける機能を有して
いる。
【0026】ここで、データベース操作要求Sは各種デ
ータベース2〜4の検索、更新要求の内容であり、又デ
ータベース操作結果Fはデータベース操作要求に対応し
た検索結果、更新結果の内容である。
【0027】又、このデータ更新部5には、実績保存部
11及び処理条件コード統合部12の各機能を有してい
る。このうち実績保存部11は、装置機種データベース
4から各製造装置10−1〜10−nに対する装置機種
コードを検索し、処理条件データベース2から品種・工
程に対する処理条件コードを検索し、処理時間データD
2 の処理装置及び品種・工程をそれぞれ装置機種及び処
理条件コードに対応させて処理時間データベース3に保
存する機能を有している。
【0028】処理条件コード統合部12は、処理時間デ
ータベース3に保存された処理時間データのうち類似す
る処理時間データを検索し、この類似する処理時間デー
タに対応する各処理条件コードを統合し、この統合され
た処理条件コードで類似する処理時間データを集計する
機能を有している。
【0029】又、この処理条件コード統合部12は、各
処理時間データについて少なくとも処理時間の平均、処
理時間の分散がそれぞれ所定の範囲内であれば、各処理
時間データが類似していると判断する機能を有してい
る。
【0030】又、この処理条件コード統合部12は、各
種実績データのサンプル数が予め定められた数以上の工
程に対して類似の判断を行う機能を有している。一方、
計画立案システム13は、データベース管理システム1
に対して品種、工程、各製造装置10−1〜10−nに
対する処理時間問い合わせQを行い、かつこの問い合わ
せQに対するデータベース管理システム1からの処理時
間のデータP、例えば処理時間平均、処理時間分散、処
理時間サンプル数を受け取り、この処理時間データPに
基づいて生産計画Wや負荷計画を立案するものとなって
いる。
【0031】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて図6に示すデータ更新フローチャートに従って説明
する。生産装置7において、各稼働監視装置9−1〜9
−nは、各製造装置10−1〜10−nの稼働状況を監
視し、その監視結果として例えば各製造装置10−1〜
10−nの生産実績データD1 をLAN8を介して実績
収集部6に送出する。
【0032】この実績収集部6は、ステップ#1におい
て、各稼働監視装置9−1〜9−nから送出される各製
造装置10−1〜10−nの生産実績データD1 を収集
し、かつステップ#2において装置機種データベース4
に保存されている機種を読み取り、次のステップ#3に
おいて処理条件データベース2に保存されている処理条
件コードを得る。
【0033】そして、実績収集部6は、ステップ#4に
おいて、処理条件コードと機種とから処理時間データD
2 を得てデータ更新部5に送出する。このデータ更新部
5は、実績収集部6から送出された処理時間データD2
を受け、この処理時間データD2 に対する処理時間デー
タベース3へのデータベース操作要求Sをデータベース
管理システム1に対して行う。
【0034】すなわち、このデータ更新部5の実績保存
部11は、データベース操作要求Sを送出することによ
り処理条件データベース2から品種工程に対する処理条
件コードを検索し、装置機種データベース4から各製造
装置10−1〜10−nに対する装置機種コードを検索
し、この装置機種コードと処理時間コードとに対応する
処理時間データD2 を更新保存する。
【0035】このときデータ更新部5は、処理時間デー
タベース3の処理時間サンプル数を1だけ加算し、かつ
処理時間データに基づいて処理時間平均、処理時間分
散、処理時間総和、処理時間自乗総和を求め、これらを
処理時間データベース3において更新する。
【0036】例えば、図7に示すように品種Aの流れる
工程「1」と、品種Bの流れる工程「2」とがあり、こ
のうち工程「1」には装置x1 の製造装置MCがあり、
工程「2」には装置x2 の製造装置MCが設置されてい
る。又、他にも工程があるが、ここでは省略する。
【0037】これら工程「1」「2」に対し、処理条件
データベース2には、図8に示すように品種A、工程
「1」に対して処理条件コード「001」が付され、品
種B、工程「2」に対して処理条件コード「002」が
付され、さらに品種C、工程「3」に対して処理条件コ
ード「003」が付されている。
【0038】又、処理時間データベース3には、図9に
示すように処理条件コード「001」「002」…に対
応して機種、処理時間、分散、サンプル数などの各欄が
形成されている。
【0039】又、装置機種データベース4には、図10
に示すように機種xに対して装置x1 、x2 、x3 …が
保存されている。そこで、このような各工程「1」
「2」…が動作し、これら工程「1」「2」…の各処理
時間データD2 がそれぞれデータ変更部5に入力する
と、このデータ変更部5は、データベース管理システム
1を通して処理条件データベース2から各工程「1」
「2」に対応する各処理条件コード「001」「00
2」を検索する。
【0040】そして、データ変更部5は、各工程「1」
「2」…に対し、それぞれ各処理時間データD2 に基づ
いて各処理時間平均T1 、T2 、…各処理時間分散σ
1 、σ2 …を求め、処理時間データベース3の各処理条
件コード「001」「002」に対応する各処理時間平
均T1 、T2 …、各処理時間分散σ1 、σ2 …を更新す
る。
【0041】以降、随時各工程「1」「2」…の各処理
時間データD2 を受け、各処理時間平均T1 、T2 …、
各処理時間分散σ1 、σ2 …を求めて処理時間データベ
ース3を更新する。
【0042】このように処理時間データD2 が更新保存
されると、データ更新部5は、データベース管理システ
ム1から送出される処理時間データベース3に対するデ
ータベース操作の結果Fを受ける。
【0043】この後、処理条件コード統合部12は、ス
テップ#8に移り、処理時間データベース3に保存され
た処理時間データD2 として例えば処理時間平均T1
2…、各処理時間分散σ1 、σ2 …のうち類似する値
を検索する。
【0044】この類似の検索の結果、各工程「1」
「2」の各処理時間平均T1 、T2 、各処理時間分散σ
1 、σ2 がそれぞれ所定の範囲内で、かつ工程「1」
「2」の各サンプル数N1 、N2 が予め定められた数以
上のあれば、処理条件コード統合部12は、これら処理
時間平均T1 、T2 及び処理時間分散σ1 、σ2 が類似
していると判断する。
【0045】次に処理条件コード統合部12は、ステッ
プ#9に移り、図11に示すように類似していると判断
した各処理条件コード「001」「002」のうち例え
ば処理条件コード「002」を処理時間データベース3
から削除し、処理条件コード「001」を残す。
【0046】次に処理条件コード統合部12は、ステッ
プ#10に移り、削除された処理条件コード「002」
であった処理時間平均T2 、各処理時間分散σ2 、サン
プル数N2 などを、処理条件コード「001」の処理時
間平均T1 、各処理時間分散σ1 、サンプル数N1 など
に統合する。
【0047】これ以降、工程「1」の処理時間平均T
1 、処理時間分散σ1 、サンプル数N1 などは、処理時
間データベース3の処理条件コード「001」に対応し
て保存されるのは変わらないが、工程「2」の処理時間
平均T1 、処理時間分散σ1 、サンプル数N1 なども同
じ処理条件コード「001」に対応して保存されること
になる。
【0048】一方、計画立案システム13は、データベ
ース管理システム1に対して品種、工程、各製造装置1
0−1〜10−nに対する処理時間問い合わせQを行
い、かつこの問い合わせQに対するデータベース管理シ
ステム1からの処理時間のデータP、例えば処理時間平
均T1 、処理時間分散σ1 、処理時間サンプル数N1
受け取り、この処理時間データPに基づいて生産計画W
や負荷計画を立案する。
【0049】このように上記一実施の形態においては、
各工程毎に処理条件コードを付し、これら工程の処理時
間データを処理条件コードに対応させて処理時間データ
ベース3に保存し、この処理時間データベース3に保存
された処理時間データのうち類似する処理時間データを
検索し、この類似する処理時間データに対応する工程の
各処理条件コードを統合して各処理時間データを集計す
るようにしたので、人間が行っていたデータの保守作業
が不要となり、生産管理における処理時間データなどの
実績を示すデータを保存する処理時間データベース3を
自動的に作成・保守でき、生産管理の一部である生産計
画や負荷計画に必要な精度の高い処理時間データなどの
データを与えることができる。
【0050】これにより、一般的な生産システムでは、
精度の高い生産管理活動を実現でき、製造業としての利
潤を増加できる。このような装置を適用する生産形態と
しては次のものが挙げられる。 (a) 同一機種の製造装置で同一品種の同一工程を処理し
た場合の処理時間は、装置や処理の時期が異なっても、
実用上等しいものとみなす。 (b) ある品種のある工程を処理できる製造装置は1台以
上あるが、全てひとつの機種に属する。 (c) 同一品種の製品が繰り返し生産される。
【0051】なお、本発明は上記一実施の形態に限定さ
れるものでなく次の通り変形してもよい。例えば、上記
一実施の形態では、処理条件データベース2において品
種工程毎に付与する処理条件コードと処理する装置機種
コードとにより同一の処理時間である製造工程を括って
いる。製品や製造方法によっては、例えば半導体ウエハ
加工工程では、品種工程毎に製造装置の制御手順がシー
ケンスプログラムとして予め規定されている。機械加工
の分野でもNCプログラムなどにより加工手順が決めら
れている。
【0052】一般に、実際に処理を実施する際には、こ
れらのプログラム制御手順を規定するこれらプログラム
と、手順毎の制御パラメータのセットで一連の処理を実
施する。
【0053】本発明のように品種工程毎にではなく、こ
れらの制御手順を一意に定めるコードを発行し、そのコ
ードとパラメータのセット毎に処理条件コードを付与す
る手段としても上記一実施の形態と同様な効果を奏する
ことができる。
【0054】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の請求項1に
よれば、生産管理における処理時間データなどの実績を
示すデータを保存するデータベースを自動的に作成・保
守するデータ自動集計方法を提供できる。
【0055】又、本発明の請求項2〜4によれば、生産
管理における処理時間データなどの実績を示すデータを
保存するデータベースを自動的に作成・保守するデータ
自動集計装置を提供できる。
【0056】又、本発明の請求項5によれば、生産管理
の一部である生産計画や負荷計画に必要な精度の高い処
理時間データなどのデータを与えることができる処理計
画立案装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるデータ自動集計装置を適用した
処理計画立案装置の一実施の形態を示す全体構成図。
【図2】同装置における処理条件データベースの模式
図。
【図3】同装置における処理時間データベースの模式
図。
【図4】同装置における装置機種データベースの模式
図。
【図5】同装置の処理対象となる生産装置の具体的な構
成図。
【図6】同装置におけるデータ更新部のデータ更新フロ
ーチャート。
【図7】工程の一列を示す図。
【図8】処理条件データベースを用いた一例を示す模式
図。
【図9】処理時間データベースを用いた一例を示す模式
図。
【図10】装置機種データベースを用いた一例を示す模
式図。
【図11】処理条件コードの統合作用を示す模式図。
【図12】生産計画を立案した一例を示す図。
【符号の説明】
1…データベース管理システム、 2…処理条件データベース、 3…処理時間データベース、 4…装置機種データベース、 5…データ更新部、 6…実績収集部、 7…生産装置、 10−1〜10−n…製造装置、 11…実績保存部、 12…処理条件コード統合部、 13…計画立案システム。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種処理対象の各実績を示す各データを
    収集し、これら収集したデータからそれぞれ少なくとも
    処理時間データを求め、既に処理時間データベースに保
    存されている処理時間データを更新するデータ自動集計
    方法において、 前記各種処理対象に対してそれぞれ処理条件コードを付
    すステップと、 前記各種実績データに対応する前記処理時間データを前
    記処理条件コードに対応させて前記処理時間データベー
    スに保存するステップと、 前記処理時間データベースに保存された前記処理時間デ
    ータのうち類似する前記処理時間データを検索し、この
    類似する前記処理時間データに対応する前記各種処理対
    象の前記各処理条件コードを統合して前記各処理時間デ
    ータを集計するステップと、を有することを特徴とする
    データ自動集計方法。
  2. 【請求項2】 各種処理対象の各実績を示す各データを
    収集し、これら収集したデータからそれぞれ少なくとも
    処理時間データを求め、既に処理時間データベースに保
    存されている処理時間データを更新するデータ自動集計
    装置において、 前記各種処理対象に対する各処理条件コードが保存され
    た条件データベースと、 この条件データベースから前記各種処理対象に対する処
    理条件コードを検索し、前記処理時間データを前記処理
    条件コードに対応させて前記処理時間データベースに保
    存する実績保存手段と、 前記処理時間データベースに保存された前記処理時間デ
    ータのうち類似する前記処理時間データを検索し、この
    類似する前記処理時間データに対応する前記各種処理対
    象の前記各処理条件コードを統合し、この統合された処
    理条件コードで類似する前記各種処理対象の前記処理時
    間データを集計する処理条件コード統合手段と、 を具備したことを特徴とするデータ自動集計装置。
  3. 【請求項3】 前記処理条件コード統合手段は、前記各
    処理時間データについて少なくとも処理時間の平均、処
    理時間の分散がそれぞれ所定の範囲内であれば、前記各
    処理時間データが類似していると判断する機能を有する
    ことを特徴とする請求項2記載のデータ自動集計装置。
  4. 【請求項4】 前記処理条件コード統合手段は、前記各
    種実績データの数が予め定められた数以上の前記各種処
    理対象に対して類似の判断を行う機能を有することを特
    徴とする請求項3記載のデータ自動集計装置。
  5. 【請求項5】 各種処理対象に対する少なくとも各処理
    時間データを予め保存し、かつこれら処理時間データを
    読み出して前記各種処理対象を用いた処理計画を立案す
    る処理計画立案装置において、 前記処理時間データを保存する処理時間データベース
    と、 前記各種処理対象に対する各処理条件コードが保存され
    た条件データベースと、 この条件データベースから前記各種処理対象に対する処
    理条件コードを検索し、前記処理時間データを前記処理
    条件コードに対応させて前記処理時間データベースに保
    存する実績保存手段と、 前記処理時間データベースに保存された前記処理時間デ
    ータのうち類似する前記処理時間データを検索し、この
    類似する前記処理時間データに対応する前記各種処理対
    象の前記各処理条件コードを統合し、この統合された処
    理条件コードで類似する前記各種処理対象の前記処理時
    間データを集計する処理条件コード統合手段と、 前記各種処理対象を用いた処理計画を立案するための処
    理時間の問い合わせに対して前記処理時間データベース
    から前記処理時間データを読み出すデータベース管理手
    段と、を具備したことを特徴とする処理計画立案装置。
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