JPH11154173A - 購買行動調査方法及びそれに用いる装置 - Google Patents

購買行動調査方法及びそれに用いる装置

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JPH11154173A
JPH11154173A JP32087597A JP32087597A JPH11154173A JP H11154173 A JPH11154173 A JP H11154173A JP 32087597 A JP32087597 A JP 32087597A JP 32087597 A JP32087597 A JP 32087597A JP H11154173 A JPH11154173 A JP H11154173A
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JP
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JP32087597A
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Yoshikazu Takenouchi
良和 竹之内
Haruhiko Ishikawa
治彦 石川
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Dentsu Tec Inc
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Dentsu Tec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費者の商品に対する意識を正確に調査し、
新商品の開発および既存商品のマーケティング戦略立案
に必要なデータを得る。 【解決手段】 表示部103(パーソナルコンピュータ
の画面等)に販売店の商品棚に並ぶ商品が表示され、そ
の商品の中から消費者が所望の商品を画面上で選択して
買い物を行う。この時、処理部102は指定した商品の
名称・価格及び内容量を表示部115に表示する表示手
段111、商品棚の指定商品を拡大して表示する商品拡
大手段110等を有し、買い物をする消費者に商品の詳
しい情報を提供する。そして、商品を選択する際に消費
者がどの表示手段を使用して商品を選択したか、どの順
番で商品を選択したか等のデータを選択商品データ記憶
手段106に記憶し、該記憶手段に記憶されたデータに
基づいて新商品の開発および既存商品のマーケティング
戦略の立案を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種新商品の開発
および既存商品のマーケティング戦略立案に必要な、消
費者が買い物をする際の、商品に対する関心事項を得る
ための購買行動調査方法及びその調査に用いる装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、買い物をする消費者の商品に対す
る意識を調査する場合には、一般的な方法としてアンケ
ート用紙を使用し、該用紙に記載されているあらかじめ
用意された質問事項に対して買い物が済んだ消費者が回
答をする方法が取られていた。
【0003】また、他の調査方法としては、買い物をす
る消費者の後ろで調査員が消費者の行動を細かくチェッ
クしたり、あるいは商品を選ぶごとになぜその商品を選
択したのか、その商品のどこに興味を持ったのか等を聞
いて調査する方法も取られていた。この場合、調査員は
チェック用紙を持ちながら、あらかじめ用意されたチェ
ック項目にしたがって、あるいは必要に応じては消費者
が商品を購入するまでに売り場の店員と交わした話の内
容までをもチェックしていた。
【0004】更に、米国においては、複数の商品を画面
上に表示して、その表示された商品の中から購入したい
商品を指でタッチするとその商品が購入できるような調
査方法が考え出され、選択された商品のデータをコンピ
ュータで管理し商品の売上げ予測を調査する方法が取ら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アンケ
ート用紙を使用して、買い物を済ませた消費者に対しあ
らかじめ用意された質問に回答してもらう方法にあって
は、買い物中の商品を選択する場合の消費者の意識と買
い物を済ませた後の消費者の商品に対する意識とにはか
なりのずれがあるために、正確な意識調査をすることは
困難であった。また、質問に対して回答を自由に記述し
てもらう場合には、問題によっては全ての回答者に記述
してもらえず量的にも十分なデータを集めるのに時間が
かかっていた。
【0006】また、買い物をする消費者の後で調査員が
調査する方法にあっては、買い物をする消費者一人一人
に調査員が付いて調査しなければならず、調査員数の確
保の問題と共に、データの数を十分に集めるにも時間が
かかってしまうという欠点があった。
【0007】そして、米国における、商品を画面表示し
てその中から購入したいものを画面上で選択する方法に
あっては、データがコンピュータで管理されているの
で、そのデータを使用して商品の売り上げ予測を行うに
は適する方法であった。しかし、この方法ではどの商品
が良く売れ、どれ位の売り上げとなるかは予測できて
も、なぜ消費者はその商品を選択したのか、その商品の
どこに関心があったのか等の選択する際の消費者の意識
まで理解することはできなかった。
【0008】本発明は上記問題に着目してなされたもの
で、消費者が買い物をして商品を選択する際に外部から
の影響を受けることなく、商品に対してどの部分に関心
を持ち、何を基準に商品を選択するのかを正確かつ容易
に把握することができる購買行動の調査方法及びその装
置を提供することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、請求項1の購買行動調査方法に係る発明は、複数種
類の商品のデータを画面上に表示し、入力装置を用いる
ことにより所望の商品を選択する商品選択の過程を繰り
返し行い、その結果を記憶装置に記憶させ、記憶された
データの中から必要なもののみを出力して購買行動の調
査をすることを特徴とするものである。
【0010】また、上記問題を解決するために、請求項
2の購買行動調査方法に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、画面上に表示される映像が、仮想現実の映像で
あることを特徴とするものである。
【0011】更に、上記問題を解決するために、請求項
3の購買行動調査装置に係る発明は、複数種類の商品が
画面上に表示され、一あるいは複数の処理装置に接続さ
れた商品指定手段によって選択される商品の名称と価格
あるいは内容量が表示される名称・価格あるいは内容量
表示手段と、前記選択された商品の合計の価格を表示す
る合計価格表示手段と、選択された商品を拡大して表示
する拡大表示手段と、選択された商品に関するデータが
記憶されるデータ記憶手段と、前記データの出力手段と
を備えたことを特徴とするものである。上記画面には、
コンピュータ装置の画面、あるいはその画面をスクリー
ン上に映写した画面が含まれる。また、商品指定手段
は、コンピュータ装置と一体のもの、あるいは処理装置
と接続されている多数の見かけ上分離しているものを含
む。
【0012】また、上記問題を解決するために、請求項
4の購買行動調査装置に係る発明は、請求項3の発明に
おいて、画面上に表示される映像が、仮想現実の映像で
あることを特徴とするものである。ここで「仮想現実」
とは、バーチャル・リアリティ(現実には存在しないが
本質において存在しているのと同等な事実や実際の出来
事)の意味であり、本発明においては、コンピュータや
情報機器を使用して人工的に合成された現実のことを指
す。「仮想現実」と同等のものとして、アーティフィシ
ャル・リアリティ(人工現実感)、シンセティック・リ
アリティ、仮想環境、仮想世界、サイバースペース、マ
イクロワールド等のことばの意味に含まれるものも、本
発明の映像に含まれる。そして、仮想現実の映像として
は、商品を含む商品陳列棚があたかもスーパーやコンビ
ニエンスストアの店内に配置されているような映像も含
む。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る購買行動調査
方法及びその装置の実施の形態を添付図面に基づいて説
明する。
【0014】図1は、本発明の装置の一形態を示す構成
図である。本発明に係る装置は図1に示すように、商品
(実施の形態においては、コーヒーを例にしているが、
これに限るものではない。)に関するデータが記憶され
ているメモリ部101と、中央演算装置等からなる処理
部102と、商品および商品に関するデータを表示する
ための表示部103とから構成されている。商品のデー
タとしては、その外観、意匠、名称、価格、内容量、原
材料名、使用上の注意、製造者名等がある。そして、こ
の装置のシステムは Windows95、Macintoshあるいはそ
の他のOSに対応しているパーソナルコンピュータにお
いて実現される。
【0015】まず、メモリ部101において、商品の名
称・価格・内容量の記憶手段104には、画面表示され
るすべての商品のそれぞれの名称と価格あるいは内容量
が記憶されている。また、商品説明データ記憶手段10
5には、それぞれの商品の特徴の説明、例えば商品パッ
ケージの裏面に記載されている原材料名、内容量、使用
上の注意、製造者等の事項が記憶されている。そして、
選択商品データ記憶手段106には、消費者が商品を選
択する際に商品のどの部分に注目している時間が長かっ
たか、複数種類の商品を選択した場合にはどの商品から
選択したか等のデータが記憶されている。さらに、商品
画像データ記憶手段107には、各商品に関する画像デ
ータが記憶されている。記憶手段としてはこの他に、C
D−ROM(外部記憶装置)を使用することもでき、こ
の場合にはCD−ROMに前記各商品に関するすべての
データが記憶されることになる。
【0016】次に、処理部102は、商品表示手段10
8、商品指定手段109、商品拡大手段110、名称・
価格・内容量表示手段111、合計価格表示手段11
2、演算部113及び調査データ表示・出力手段117
を備えている。商品表示手段108は商品の画像を表示
部に表示させる部分であり、商品指定手段109は表示
部103に表示された商品のなかから回答者が選択する
商品を指定するためのもので、キーボード、マウス等が
使用される。商品指定手段は、一あるいは複数の処理装
置に接続される。複数の処理装置に接続された場合に
は、各処理装置間で商品指定手段が選択したデータが転
送され、画面での確認あるいは記憶ができる。商品拡大
手段110は表示部103に表示された商品の中から特
定の商品だけを見たい場合、又はその商品の側面もしく
は裏面に記載されている特記事項を見たい場合に拡大し
て表示させることができる機能を有する。また、名称・
価格・内容量表示手段111は指定された商品の名称と
価格あるいは内容量を表示部に表示し、合計価格表示手
段112は選択した商品の合計の価格を表示部に表示
し、演算部113は前記選択した商品の合計価格を計算
する。更に、調査データ表示・出力手段117は前記メ
モリ部に記憶したデータを表示部に表示するとともに出
力装置を使用して前記データを出力する。
【0017】そして、表示部103において、商品表示
部114にはそれぞれの商品の画像が表示され、名称・
価格あるいは内容量表示部115には指定した商品の名
称と価格あるいは内容量が表示され、合計価格表示部1
16には選択された商品の合計価格が表示される。
【0018】表示部103に表示される画像にしたがっ
て本発明の一形態を説明する。まず図2に示すように、
本購買調査に回答していくために、パーソナルコンピュ
ータのキーボード121が使用される。なお、キーボー
ド121のほかに、必要なキーを備えた専用端末を用い
てもよい。調査の中で番号で回答する質問に対しては、
該当する回答の数字を数字キー122で選択する。尚、
調査の進行は[すすむ]キー123で行い、訂正したい
場合は訂正したい数字キーを再度押し、前の質問に戻り
たい場合は[戻り]キー124を押すことにより実行さ
れる。
【0019】[すすむ]キー123で進行すると、表示
画面上には最初の質問として、「スーパーの画像があら
われたら、ご自分が実際に購入することを想定して、買
いたいと思う商品を三つ以内で選んでカゴに入れて下さ
い。」と表示される。
【0020】更に[すすむ]キー123で進行していく
と、表示部103には、図3に例示するような「販売店
のレギュラーコーヒーの売り場」を再現した画像が表示
される。これは、売り場の棚にレギュラーコーヒーが並
んでいる画像を表したもの(以下、全体画像という)で
ある。図3において、コーヒーを並べる棚131には調
査対象となるレギュラーコーヒーが商品別に並べられ、
各種類のレギュラーコーヒーの値段表132が表示され
ている(図の場合は498円を示す)。そして左下には
回答者が選択したコーヒーを入れておくカゴ133が表
示されている。また、図3の右下には指定範囲の商品あ
るいは指定商品を拡大するための拡大ボタン134、指
定商品の特記事項(商品の裏面あるいは側面等に記載さ
れている説明事項)を拡大するための特記事項拡大ボタ
ン135、表示画面を拡大画面から全体画像へ切替える
ための切替ボタン136、買い物を終了し精算するため
の精算ボタン137が表示され、合計価格表示部138
には選択をした商品の合計価格が表示される。そして、
回答者はこの画面上で実際に買い物行動を行っていく。
【0021】ここで、全体画像の中から指定範囲139
を拡大して表示した画面を図4に示す。これは図3の指
定範囲139を任意の位置に移動し、そこでもう一度ク
リックすることにより実行できる。
【0022】また、画面表示されている商品上にポイン
タ405を移動させ一つの商品を指定することにより、
指定商品の名称、価格及び内容量あるいはそれらの一部
を画面上に表示することもできる。図4の401には、
商品402を指定したときの名称、価格、内容量が表示
されている。この指定商品の表示は何度でも繰り返し実
行することができ、回答者が確認したい商品上にポイン
タ405を移動させるごとにそのデータを401に表示
することができる。そして、この機能がどの商品に実行
されたかというデータは、図1のメモリ部101の選択
商品データ記憶手段106に調査データとして順次記憶
される。
【0023】更に、図5には、指定商品501の特記事
項部を拡大して表示した拡大画面502が示され、特記
事項503には指定商品の原材料、生産国名、製造者、
使用・保存方法、製造年月日、賞味期限等が表示されて
いる。この画面表示方法は、表示させたい商品上(この
場合には商品501)をクリックした後、特記事項拡大
ボタン135をクリックすることにより実行できる。そ
して、この機能を使用した商品に関しても、調査データ
として選択商品データ記憶手段106に記憶される。
【0024】上記のような表示機能を参考にして、回答
者は質問にしたがって商品を選択する。この時、選択さ
れた商品はカゴ133の中に入れられる。図5のカゴ1
33には、図4で選択された商品403が入れられてい
るようすが示されている。この操作方法は選択する商品
上をクリックした後、カゴ133内の部分をクリックす
ることにより実行される。この時、合計価格表示部13
8には選択された商品の価格の合計が表示されている。
尚、選択してカゴ133に入れた商品は返却することも
可能であり、その場合にはカゴ内の商品をクリックした
後に、カゴ外の任意の部分をクリックすることにより実
行できる。
【0025】商品の選択が終了すると、その選択した中
から一番購入したいと思う商品についての質問、そして
商品を選択する際に重視する点、また最近一番多く購入
した商品るいは一度でも購入したことのある商品、更に
レギュラーコーヒーを飲む頻度等についての質問が続
き、これらの回答も調査データとして選択商品データ記
憶手段106に記憶される。
【0026】図6にレギュラーコーヒーの新商品パッケ
ージに関する質問事項の一形態を示す。新商品のパッケ
ージ601を見て目新しい感じがするか、おいしそうだ
と感じるか、そして買ってみたいと思うか等の質問が画
面上に表示される。回答者はこれらの質問に対してあら
かじめ用意された、例えば回答602のなかから該当す
る番号を図2に示される数字キー122によって選択す
る。
【0027】以上で本発明の一形態であるレギュラーコ
ーヒーに関する購買行動の調査は終了するが、引き続き
他の商品に関しても同じような方法で質問に回答してい
くことにより調査することができ、購買行動を調査した
結果がメモリ部101に記憶される。なお、調査したデ
ータを処理する装置に複数のパーソナルコンピュータを
接続することにより、一度に多数の回答者のデータを得
ることができる。
【0028】ところで、前記購買行動調査方法において
画面表示される映像は平面的なものであるが、連続する
映像を仮想現実の映像として画面表示をする方法によっ
ても購買行動調査を行うことができる。例えば、まず販
売店の入口にいる買い物客を想定し、入口から見える店
内の映像を画面表示する(図9に示す)。回答者は実際
の買い物客と同様な視線で店内の見たい売り場へ移動し
買い物を行う。店内の移動は、あらかじめ画面上に表示
されている「矢印ボタン」901、902、903、9
04によって行う。画面表示される映像は買い物客の前
方の映像であり、進むボタン903をクリックすること
により通路に沿って前方に進むことができ、これとは逆
に戻りボタン904をクリックすることにより通路に沿
って買い物客の後方に戻ることができる。また、方向ボ
タン901あるいは902をクリックすることにより、
買い物客の見ている方向を変えることができ、方向ボタ
ン901をクリックすると左方向に、方向ボタン902
をクリックすると右方向に向きが変わると共に画面表示
される映像もその方向の映像に切り換わる(図9の位置
で方向ボタン902をクリックしたときに表示される映
像を図10に示す)。このようにして、前記矢印ボタン
を任意にクリックすることで通路に沿って自由に店内を
移動することができ、移動中に画面表示される映像は、
回答者が移動するにしたがって変化する店内の映像を連
続して表示する映像になる。そして、目的の売り場まで
移動した後は前記購買行動の調査で使用した各手段を使
って同じように買い物を行う。
【0029】また、上記映像(個別の映像、仮想現実の
映像等を含む)は、中央コンピュータに多数記憶された
映像(各商品のデータを映像化したデータベース)の中
から所望のもののみを、調査会場において使用される各
パーソナルコンピュータに転送して、購買行動の調査に
使用できる。
【0030】このようにして得られたデータは、商品の
品種別、質問の内容別、回答者の性別・年齢別、商品の
選択に要した時間別等によってまとめられ、選択商品デ
ータ記憶手段106に記憶されている。そして、調査員
はこれらのデータを調査データ表示・出力手段117に
より表示部103に表示させデータ内容を確認すること
が可能であるとともに、プリンタ等の出力装置により上
記データ内容を出力し確認することも可能である。
【0031】次に、図7および図8に、前記調査の買い
物過程のフローチャートを示す。ここで該買い物処理フ
ローチャートにしたがって実行される買い物過程の各ス
テップの説明を行う。ステップ701において、販売店
のレギュラーコーヒー売り場の全体画像(図3)を表示
部(図1の商品表示部114)に表示する。そして、ス
テップ702において買い物した商品の合計価格を表示
部(図1の合計価格表示部116)に表示する。ステッ
プ703においてマウスのポインタによって商品の指定
があれば、ステップ704で商品指定手段の使用および
指定された商品のデータをメモリ部(図1の選択商品デ
ータ記憶手段106)に記憶する。そして、ステップ7
06において指定商品の名称・価格あるいは内容量を表
示部(図1の名称・価格・内容量表示部115)に表示
する。次に、ステップ706において前記指定した商品
とは別のものが指定された場合には、ステップ704に
戻り新しく指定された商品のデータを前記メモリ部に記
憶する。そして、指定されない場合には、ステップ70
7において指定した商品を選択したか、即ち、購入する
ためにカゴの中に入れたかどうかを判別し、カゴに入れ
た場合にはラベル「買い物処理」に戻りステップ701
が実行され、カゴに入れていない場合にはステップ70
8で別のアイテムが選択されているかどうか判別する。
ここで、別のアイテムが選択されていない場合にはステ
ップ704に戻り、別のアイテムが選択されている場合
にはステップ709でどのアイテムが選択されているの
か判別する。ただし、ステップ704に戻った場合に指
定商品が同じであれば、データの記憶更新はされない。
ステップ709において、選択されたアイテムが拡大ア
イテムである場合にはラベル「拡大処理」に進みステッ
プ801を実行し、拡大アイテムでない場合にはステッ
プ710に進み精算アイテムであるかどうかを判別す
る。そして、選択されたアイテムが精算アイテムでない
場合には操作待ち状態であるラベル「操作待ち」に戻り
ステップ703を実行し、精算アイテムである場合には
ここで買い物が終了(RETURN)となる。
【0032】また、拡大アイテムが選択された場合のス
テップ801では、拡大アイテムが商品の裏面あるいは
側面等に記載されている商品説明(特記)拡大アイテム
であるかどうか判別し、特記拡大アイテムである場合に
はステップ808で拡大する商品が指定されているかど
うかを判別する。そして、拡大する商品が指定されてい
る場合にはステップ811で特記拡大手段の使用および
使用した商品のデータを前記メモリ部に記憶し、ステッ
プ812で特記事項の拡大画面を表示して(図5の50
3)、操作待ち状態であるラベル「操作待ち」に戻りス
テップ703を実行する。一方、商品が指定されていな
い場合にはステップ809で別のアイテムが選択されて
いるかどうか判別し、選択されていない場合にはステッ
プ808に戻り、選択されている場合にはステップ81
0において選択されたアイテムが全体画面のアイテムか
どうか判別する。そして、全体画面アイテムである場合
にはラベル「買い物処理」に戻りステップ701を実行
し、そうでない場合にはラベル「拡大処理」に戻りステ
ップ801を実行する。
【0033】また、ステップ801で特記拡大アイテム
でない場合にはステップ802で精算アイテムかどうか
を判別し、精算アイテムの場合にはそこで買い物が終了
(RETURN)となり、精算アイテムでない場合にはステッ
プ803で拡大する商品が指定されているかどうか判別
する。拡大する商品が指定されている場合にはステップ
806で商品拡大手段の使用および使用した商品のデー
タを前記メモリ部に記憶し、ステップ807で指定した
商品の拡大画面を表示し、そして、操作待ち状態である
ラベル「操作待ち」に戻りステップ703を実行する。
一方、商品が指定されていない場合にはステップ804
で別のアイテムが選択されているかどうか判別し、選択
されていない場合にはステップ803に戻り、選択され
ている場合にはステップ805で選択が全体画面のアイ
テムかどうか判別する。そして、全体画面アイテムであ
る場合にはラベル「買い物処理」に戻りステップ701
が実行され、そうでない場合にはラベル「拡大処理」に
戻りステップ801を実行する。
【0034】上述した商品表示手段、商品指定手段、商
品拡大手段、名称・価格・内容量表示手段、合計価格表
示手段、調査データ表示・出力手段等は、ソフトウェア
もしくはハードウェア又はソフトウェア及びハードウェ
アの組合せからなる。ハードウェアとしてはそれぞれの
手段ごとに論理回路の組合せ、あるいはそれらを集積回
路化したもの、及びその周辺回路素子により構成され
る。
【0035】
【発明の効果】請求項1に係る発明では、画面上に表示
された商品の中から所望の商品を選択し、その選択過程
の調査の結果を記憶装置に記憶させる方法をとったこと
により、調査員が消費者の後から調査する等の手数をか
けることなく、消費者の購買行動の調査データとしては
より正確なものを得ることができる。また、選択した商
品は前記画面上に表示されるため、消費者は、例えばス
ーパーでカゴを持って買い物をしている時と同じ感覚で
商品を選択していけるので、この点においてもより正確
な消費者の購買行動を調査することができる。そして、
商品の種類ごとに画面を作成しデータを記憶しているの
で、商品に関する情報の機密性を高めることができると
ともに記憶装置から必要な映像だけを出力、確認するこ
ともできる。更に、販売店の売り場に並ぶ商品のデータ
を、コンピュータや情報機器を用いて作成することによ
り、店頭環境の変更(売り場に並ぶ商品の並べ換え)が
実際に商品を並べ換える場合に比して、きわめて容易に
行えること、そして、複数のパーソナルコンピュータを
接続することにより多人数の消費者を一度に調査するこ
とができることから、一人一人個別に行っていた従来の
調査手法に比して、調査の時間的あるいは経済的な効果
を改善することができる。
【0036】請求項2及び4に係る発明では、画面表示
される映像を仮想現実の映像としたことにより、2次元
の画面を見ながら買い物を行う方法に比べて、回答者が
実際に店内を歩き回り買い物をしている意識により近づ
くことができるため、正確な購買行動の調査データを得
ることができる。また、あらかじめ画面上に表示された
店内を移動するための矢印ボタンを使用することによ
り、回答者は所望の売り場を自由に行き来することがで
きるので、この点からも実際に買い物をしている意識に
近付くことができ、より正確な調査データを得ることが
できる。
【0037】請求項3に係る発明では、請求項1に係る
発明において、商品指定手段によって選択される商品の
名称と価格あるいは内容量を表示する手段と、選択され
た商品の合計の価格を表示する手段と、選択された商品
を拡大して表示する手段と、選択された商品に関するデ
ータを記憶あるいは出力する手段とを備えたことによ
り、消費者は買い物をするうえで、指定している商品即
ち関心のある商品の情報および買い物した商品の合計価
格をいつでも簡単に知ることができる。そして、これら
の手段がどの商品に使用されたのか即ちどの商品に関心
が持たれたのか調査データとして項目ごとに記憶される
ので、消費者が買い物をする際の意識を細かくより正確
に調査することができるとともに、必要な調査データを
いつでも簡単に画面表示あるいは用紙上に出力して使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の購買行動調査方法及びそれに用いる装
置を示すブロック構成図である。
【図2】本発明の調査を進行させるために使用するキー
ボードを示す図である。
【図3】本発明の購買行動調査方法においてコーヒー売
り場の商品が並んでいる棚の表示状態を示す図である。
【図4】図3の指定範囲を拡大した棚の商品の表示状態
を示す図である。
【図5】図3の指定範囲および指定商品を拡大した棚の
商品の表示状態を示す図である。
【図6】本発明の購買行動調査方法において調査の一質
問内容の表示状態を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る購買方法を示すフロ
ーチャートである。
【図8】本発明の実施の形態に係る購買方法を示すフロ
ーチャートである。
【図9】本発明の購買行動調査方法において仮想現実の
映像として店内の映像を示した図である。
【図10】本発明の購買行動調査方法において仮想現実
の映像として店内の映像を示した図である。
【符号の説明】
101 メモリ部 102 処理部 103 表示部 106 選択商品データ記憶手段 108 商品表示手段 109 商品指定手段 110 商品拡大手段 111 名称・価格・内容量表示手段 112 合計価格表示手段 114 商品表示部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の商品のデータを画面上に表示
    し、入力装置を用いることにより所望の商品を選択する
    商品選択の過程を繰り返し行い、その結果を記憶装置に
    記憶させ、記憶されたデータの中から必要なもののみを
    出力して購買行動の調査をすることを特徴とする購買行
    動調査方法。
  2. 【請求項2】 画面上に表示される映像が、仮想現実の
    映像であることを特徴とする請求項1に記載の購買行動
    調査方法。
  3. 【請求項3】 複数種類の商品が画面上に表示され、一
    あるいは複数の処理装置に接続された商品指定手段によ
    って選択される商品の名称と価格あるいは内容量が表示
    される名称・価格あるいは内容量表示手段と、前記選択
    された商品の合計の価格を表示する合計価格表示手段
    と、選択された商品を拡大して表示する拡大表示手段
    と、選択された商品に関するデータが記憶されるデータ
    記憶手段と、前記データの出力手段とを備えたことを特
    徴とする購買行動調査装置。
  4. 【請求項4】 画面上に表示される映像が、仮想現実の
    映像であることを特徴とする請求項3に記載の購買行動
    調査装置。
JP32087597A 1997-11-21 1997-11-21 購買行動調査方法及びそれに用いる装置 Pending JPH11154173A (ja)

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