JPH11154157A - パーソナル情報抽出方法及び装置及びパーソナル情報抽出プログラムを格納した記憶媒体及び住所録更新支援方法及び装置及び住所録更新支援プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

パーソナル情報抽出方法及び装置及びパーソナル情報抽出プログラムを格納した記憶媒体及び住所録更新支援方法及び装置及び住所録更新支援プログラムを格納した記憶媒体

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JPH11154157A
JPH11154157A JP9319827A JP31982797A JPH11154157A JP H11154157 A JPH11154157 A JP H11154157A JP 9319827 A JP9319827 A JP 9319827A JP 31982797 A JP31982797 A JP 31982797A JP H11154157 A JPH11154157 A JP H11154157A
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JP9319827A
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Hisako Asano
久子 浅野
Tsuneaki Kato
恒昭 加藤
Shinichiro Takagi
伸一郎 高木
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メール部のヘッダ部とシグネチャ部から
のパーソナル情報の抽出に際して、既存の住所録との照
合を行うことにより、抽出処理を効率化すると共に、誤
抽出、未抽出を抑止し、抽出精度を向上させることが可
能なパーソナル情報抽出方法及び装置及びパーソナル情
報抽出プログラムを格納した記憶媒体及び住所録更新支
援方法及び装置及び住所録更新支援プログラムを格納し
た記憶媒体を提供する。 【解決手段】 本発明は、抽出対象となった電子メール
に対して、本人あるいは読み込み許可が与えられている
他人の既存住所録データを利用して、パーソナル情報を
抽出し、抽出されたパーソナル情報に基づいて、住所録
情報の変更や、新規登録者に関する更新情報を抽出し
て、蓄積しておき、住所録に反映させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナル情報抽
出方法及び装置及びパーソナル情報抽出プログラムを格
納した記憶媒体及び住所録更新支援方法及び装置及び住
所録更新支援プログラムを格納した記憶媒体に係り、特
に、電子メールからパーソナル情報を抽出し、住所録の
更新・作成支援を行うためのパーソナル情報抽出方法及
び装置及びパーソナル情報抽出プログラムを格納した記
憶媒体及び住所録更新支援方法及び装置及び住所録更新
支援プログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子メールのヘッダ部とシグネチ
ャ部の範囲の検出、及び当該範囲からのパーソナル情報
の抽出については、「特願平8−47789号パーソナ
ル情報抽出方法及び装置(浅野、大山)」に開示されて
いる。当該パーソナル情報の抽出は、電子メールヘッダ
から当該電子メールが持つべきフォーマットを用いて、
ヘッダ部及びシグネチャ部を判別し、それらが空でない
場合には、当該ヘッダ部及びシグネチャ部に存在する少
なくとも1つのパーソナル情報、各パーソナル情報を構
成すべき文字または、文字列の種別、または、複数の文
字または、文字列同士の並び方の特徴を利用したパーソ
ナル情報を抽出するものである。
【0003】また、これらの抽出結果を住所録の更新支
援に適用したものとして、「特願平8−330893号
住所録更新支援方法及び装置(浅野、加藤、高木、小
原)」が開示されている。この住所更新支援方法は、電
子メールの到着を契機に、パーソナル情報を抽出する対
象となる電子メールを自動的に選択し、抽出対象となっ
た電子メールに対してシグネチャ解析を行い、ユーザが
意識することなく、住所録情報の変更や新規登録者に関
する情報を蓄積し、一定の契機で蓄積した更新情報をユ
ーザに確認をとりながら、または自動的に実際の住所録
に反映させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法は、電子メールからの抽出結果と住所録データ
との照合を行っているが、パーソナル情報の抽出段階で
は照合を行っていない。住所録の更新を考えた場合、そ
の1レコード(1個人に対応)において、すべてのパー
ソナル情報が変更になることは殆どの場合あり得ない。
そこで、電子メールからのパーソナル情報抽出に際し
て、既存住所録のパーソナル情報を参照することは、抽
出処理の効率化、未抽出の抑止に役立つと考えられる。
しかし、従来のパーソナル情報抽出方法においては、既
存の住所録の情報が利用されていない。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、電子メール部のヘッダ部とシグネチャ部からのパー
ソナル情報の抽出に際して、既存の住所録との照合を行
うことにより、抽出処理を効率化すると共に、誤抽出、
未抽出を抑止し、抽出精度を向上させることが可能なパ
ーソナル情報抽出方法及び装置及びパーソナル情報抽出
プログラムを格納した記憶媒体及び住所録更新支援方法
及び装置及び住所録更新支援プログラムを格納した記憶
媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子メールの
ヘッダ部とシグネチャ部から、姓名、会社名、所属名、
メールアドレスに代表されるパーソナル情報を抽出する
パーソナル情報抽出方法において、本人あるいは読み込
み許可が与えられている他人の既存住所録データを利用
してパーソナル情報を抽出する。
【0007】図1は、本発明のパーソナル情報抽出方法
の原理を説明するための図である。本発明は、電子メー
ルの到着を契機に、ユーザが予め条件設定したパーソナ
ル情報を抽出する対象となる電子メールを選択し(ステ
ップ1)、抽出対象となった電子メールに対して、本人
あるいは読み込み許可が与えられている他人の既存住所
録データを利用して、パーソナル情報を抽出し(ステッ
プ2)、抽出されたパーソナル情報に基づいて、住所録
情報の変更や、新規登録者に関する更新情報を抽出して
(ステップ3)蓄積する(ステップ4)。
【0008】また、本発明は、パーソナル情報を抽出す
る際に、電子メールのヘッダ部とシグネチャ部を検出
し、既存住所録を利用するか否かを判定し、利用する場
合には、誰の住所録を利用するかを既存住所録利用可否
が設定されている情報を参照して判定し、電子メールの
“Fromフィールド”から得られるメールアドレスをキー
にして、住所録の検索を行い、マッチするレコードが存
在した場合には、そのレコードの全パーソナル情報を取
得し、姓名、会社名、所属名、メールアドレスを含むパ
ーソナル情報の抽出を行う。
【0009】また、本発明は、パーソナル情報を抽出す
る際に、抽出する属性の種類に応じて、属性値の抽出を
行ってから既存住所録を照合する属性と、既存住所録の
照合を行ってから属性値の抽出を行う属性を設定可能と
する。また、本発明は、電子メールより抽出したデータ
及び既存住所録のデータに対して、各属性に対応した正
規化処理を行う。
【0010】本発明は、電子メールのヘッダ部とシグネ
チャ部から、姓名、会社名、所属名、メールアドレスに
代表されるパーソナル情報を抽出するパーソナル情報抽
出装置であって、本人あるいは読み込み許可が与えられ
ている他人の既存住所録データを利用してパーソナル情
報を抽出する抽出手段を有する。図2は、本発明のパー
ソナル情報抽出装置の原理構成図である。
【0011】本発明は、電子メールの到着を契機に、ユ
ーザが予め条件設定したパーソナル情報を抽出する対象
となる電子メールを選択する電子メール選択手段10
と、電子メール選択手段10において抽出対象となった
電子メールに対して、本人あるいは読み込み許可が与え
られている他人の既存住所録データを利用して、パーソ
ナル情報を抽出するパーソナル情報抽出手段20と、パ
ーソナル情報抽出手段20で抽出されたパーソナル情報
に基づいて、住所録情報の変更や、新規登録者に関する
更新情報を抽出する更新情報抽出手段30と、更新情報
抽出手段30で抽出された情報を蓄積する更新情報蓄積
手段40とを有する。また、上記のパーソナル情報抽出
手段20は、電子メールのヘッダ部とシグネチャ部を検
出する手段と、既存住所録を利用するか否かを判定する
手段と、利用する場合には、誰の住所録を利用するかを
既存住所録利用可否が設定されている情報を参照して判
定する手段と、電子メールの“Fromフィールド”から得
られるメールアドレスをキーにして、住所録の検索を行
い、マッチするレコードが存在した場合には、そのレコ
ードの全パーソナル情報を取得し、姓名、会社名、所属
名、メールアドレスを含むパーソナル情報の抽出を行う
手段とを含む。
【0012】また、上記のパーソナル情報抽出手段20
は、抽出する属性の種類に応じて、属性値の抽出を行っ
てから既存住所録を照合する属性と、既存住所録の照合
を行ってから属性値の抽出を行う属性を設定可能とする
属性設定手段を含む。また、上記の属性設定手段は、電
子メールより抽出したデータ及び既存住所録のデータに
対して、各属性に対応した正規化処理を行う正規化手段
を含む。
【0013】本発明は、電子メールのヘッダ部とシグネ
チャ部から、姓名、会社名、所属名、メールアドレスに
代表されるパーソナル情報を抽出するパーソナル情報抽
出プログラムを格納した記憶媒体であって、本人あるい
は読み込み許可が与えられている他人の既存住所録デー
タを利用してパーソナル情報を抽出する抽出プロセスを
有する。
【0014】本発明は、電子メールの到着を契機に、ユ
ーザが予め条件設定したパーソナル情報を抽出する対象
となる電子メールを選択する電子メール選択プロセス
と、電子メール選択プロセスにおいて抽出対象となった
電子メールに対して、本人あるいは読み込み許可が与え
られている他人の既存住所録データを利用して、パーソ
ナル情報を抽出するパーソナル情報抽出プロセスと、パ
ーソナル情報抽出プロセスで 抽出されたパーソナル情
報に基づいて、住所録情報の変更や、新規登録者に関す
る更新情報を抽出し、記憶手段に蓄積する更新情報抽出
プロセスとを有する。
【0015】上記のパーソナル情報抽出プロセスは、電
子メールのヘッダ部とシグネチャ部を検出するプロセス
と、既存住所録を利用するか否かを判定するプロセス
と、利用する場合には、誰の住所録を利用するかを既存
住所録利用可否が設定されている情報を参照して判定す
るプロセスと、電子メールの“Fromフィールド”から得
られるメールアドレスをキーにして、住所録の検索を行
い、マッチするレコードが存在した場合には、そのレコ
ードの全パーソナル情報を取得し、姓名、会社名、所属
名、メールアドレスを含むパーソナル情報の抽出を行う
プロセスとを含む。
【0016】また、上記のパーソナル情報抽出プロセス
は、抽出する属性の種類に応じて、属性値の抽出を行っ
てから既存住所録を照合する属性と、既存住所録の照合
を行ってから属性値の抽出を行う属性を設定可能とする
属性設定プロセスを含む。また、上記の属性設定プロセ
スは、電子メールより抽出したデータ及び既存住所録の
データに対して、各属性に対応した正規化処理を行う正
規化プロセスを含む。
【0017】本発明は、電子メールのヘッダ部とシグネ
チャ部から抽出された姓名、会社名、所属名、メールア
ドレスに代表されるパーソナル情報を用いて住所録更新
を支援する住所録更新支援方法において、本人あるいは
読み込み許可が与えられている他人の既存住所録データ
を利用してパーソナル情報を抽出し、抽出されたパーソ
ナル情報を用いて住所録を更新する。
【0018】本発明の住所録更新支援方法は、電子メー
ルの到着を契機に、ユーザが予め条件設定したパーソナ
ル情報を抽出する対象となる電子メールを選択し、抽出
対象となった電子メールに対して、本人あるいは読み込
み許可が与えられている他人の既存住所録データを利用
して、パーソナル情報を抽出し、抽出されたパーソナル
情報に基づいて、住所録情報の変更や、新規登録者に関
する更新情報を抽出して蓄積し、蓄積されている更新情
報を、実際の住所録に書き込む。
【0019】また、本発明の住所録更新支援方法は、パ
ーソナル情報を抽出する際に、電子メールのヘッダ部と
シグネチャ部を検出し、既存住所録を利用するか否かを
判定し、利用する場合には、誰の住所録を利用するかを
既存住所録利用可否が設定されている情報を参照して判
定し、電子メールの“Fromフィールド”から得られるメ
ールアドレスをキーにして、住所録の検索を行い、マッ
チするレコードが存在した場合には、そのレコードの全
パーソナル情報を取得し、姓名、会社名、所属名、メー
ルアドレスを含むパーソナル情報の抽出を行う。
【0020】また、本発明の住所録新支援方法は、パー
ソナル情報を抽出する際に、抽出する属性の種類に応じ
て、属性値の抽出を行ってから既存住所録を照合する属
性と、既存住所録の照合を行ってから属性値の抽出を行
う属性を設定可能とする。また、本発明の住所録更新支
援方法は、電子メールより抽出したデータ及び既存住所
録のデータに対して、各属性に対応した正規化処理を行
う。
【0021】本発明は、電子メールのヘッダ部とシグネ
チャ部から抽出された姓名、会社名、所属名、メールア
ドレスに代表されるパーソナル情報を用いて住所録更新
を支援する住所録更新支援装置であって、本人あるいは
読み込み許可が与えられている他人の既存住所録データ
を利用してパーソナル情報を抽出する手段と、抽出され
たパーソナル情報を用いて住所録を更新する手段とを有
する。
【0022】本発明の住所録更新支援装置は、電子メー
ルの到着を契機に、ユーザが予め条件設定したパーソナ
ル情報を抽出する対象となる電子メールを選択する選択
手段と、抽出対象となった電子メールに対して、本人あ
るいは読み込み許可が与えられている他人の既存住所録
データを利用して、パーソナル情報を抽出するパーソナ
ル情報抽出手段と、パーソナル情報抽出手段において抽
出されたパーソナル情報に基づいて、住所録情報の変更
や、新規登録者に関する更新情報を抽出して蓄積する更
新情報蓄積手段と、更新情報蓄積手段に蓄積されている
更新情報を、実際の住所録に書き込む住所録更新手段と
を有する。
【0023】上記のパーソナル情報抽出手段は、電子メ
ールのヘッダ部とシグネチャ部を検出する検出手段と、
既存住所録を利用するか否かを判定する判定手段と、判
定手段において利用すると判定された場合には、誰の住
所録を利用するかを既存住所録利用可否が設定されてい
る情報を参照して判定する手段と、電子メールの“From
フィールド”から得られるメールアドレスをキーにし
て、住所録の検索を行い、マッチするレコードが存在し
た場合には、そのレコードの全パーソナル情報を取得
し、姓名、会社名、所属名、メールアドレスを含むパー
ソナル情報の抽出を行う手段とを含む。
【0024】上記のパーソナル情報抽出手段は、抽出す
る属性の種類に応じて、属性値の抽出を行ってから既存
住所録を照合する属性と、既存住所録の照合を行ってか
ら属性値の抽出を行う属性を設定可能とする属性設定手
段を含む。上記の属性設定手段は、電子メールより抽出
したデータ及び既存住所録のデータに対して、各属性に
対応した正規化処理を行う正規化手段を含む。
【0025】本発明は、電子メールのヘッダ部とシグネ
チャ部から抽出された姓名、会社名、所属名、メールア
ドレスに代表されるパーソナル情報を用いて住所録更新
を支援する住所録更新支援プログラムを格納した記憶媒
体であって、本人あるいは読み込み許可が与えられてい
る他人の既存住所録データを利用してパーソナル情報を
抽出するプロセスと、抽出されたパーソナル情報を用い
て住所録を更新するプロセスとを有する。
【0026】本発明の住所録更新支援プログラムを格納
した記憶媒体は、電子メールの到着を契機に、ユーザが
予め条件設定したパーソナル情報を抽出する対象となる
電子メールを選択する選択プロセスと、抽出対象となっ
た電子メールに対して、本人あるいは読み込み許可が与
えられている他人の既存住所録データを利用して、パー
ソナル情報を抽出するパーソナル情報抽出プロセスと、
パーソナル情報抽出プロセスにおいて抽出されたパーソ
ナル情報に基づいて、住所録情報の変更や、新規登録者
に関する更新情報を抽出して記憶手段に蓄積する更新情
報抽出プロセスと、記憶手段に蓄積されている更新情報
を、実際の住所録に書き込む住所録更新プロセスとを有
する。
【0027】上記のパーソナル情報抽出プロセスは、電
子メールのヘッダ部とシグネチャ部を検出する検出プロ
セスと、既存住所録を利用するか否かを判定する判定プ
ロセスと、判定プロセスにおいて利用すると判定された
場合には、誰の住所録を利用するかを既存住所録利用可
否が設定されている情報を参照して判定するプロセス
と、電子メールの“Fromフィールド”から得られるメー
ルアドレスをキーにして、住所録の検索を行い、マッチ
するレコードが存在した場合には、そのレコードの全パ
ーソナル情報を取得し、姓名、会社名、所属名、メール
アドレスを含むパーソナル情報の抽出を行うプロセスと
を含む。
【0028】上記のパーソナル情報抽出プロセスは、抽
出する属性の種類に応じて、属性値の抽出を行ってから
既存住所録を照合する属性と、既存住所録の照合を行っ
てから属性値の抽出を行う属性を設定可能とする属性設
定プロセスを含む。上記の属性設定プロセスは、電子メ
ールより抽出したデータ及び既存住所録のデータに対し
て、各属性に対応した正規化処理を行う正規化プロセス
を含む。
【0029】上記のように、本発明では、電子メールの
ヘッダ部とシグネチャ部から姓名、会社名、所属名、メ
ールアドレス等のパーソナル情報を抽出する際に、本人
あるいは読み込み許可が与えられている他人の既存住所
録データを利用してパーソナル情報を抽出することによ
り、既存住所録の情報を利用して照合を行うことが可能
であり、パーソナル情報の抽出処理の効率化が可能であ
る。
【0030】また、これらのパーソナル情報抽出処理を
利用して住所録の更新を容易に行うことが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】最初に本発明のパーソナル情報抽
出処理及び住所更新支援処理の概要を説明する。図3
は、本発明のパーソナル情報抽出処理及び住所更新支援
処理の一連の処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【0032】電子メールの到着を契機に(ステップ10
1)、ユーザが予め条件設定したパーソナル情報を抽出
する対象となる電子メールを選択し(ステップ10
2)、抽出対象となった電子メールに対してパーソナル
情報を抽出し(ステップ103)、パーソナル情報に基
づいて、住所録情報の変更や、新規登録者に関する更新
情報を抽出して、蓄積しておき(ステップ104)、蓄
積されている更新情報を、実際の住所録に反映させる
(ステップ105)。
【0033】上記の一連の処理において、ステップ10
3以外の処理は、例えば、「特願平8−330893
“住所録更新支援方法及び装置”」に開示されている処
理手順を用いる。本発明の主旨は、ステップ103にお
けるパーソナル情報抽出動作であり、その詳細を以下に
述べる。
【0034】図4は、本発明のパーソナル情報抽出装置
の構成を示す。同図に示すパーソナル情報抽出装置10
0は、ヘッダ・シグネチャ部検出部110、既存住所録
利用判定部120、既存住所録データ取得部130、パ
ーソナル情報抽出部140、選択設定ファイル150及
び住所録160から構成される。
【0035】ヘッダ・シグネチャ部検出部110は、処
理対象となる電子メールが選択されると、特願平8−4
7789に開示されている「パーソナル情報抽出方法及
び装置」の手段等を用いて電子メールのヘッダ部とシグ
ネチャ部を検出する。既存住所録利用判定部120は、
既存住所録を利用するか、利用する場合には誰の住所録
を利用するかを選択設定ファイル150を参照して判定
する。当該選択設定ファイル150は、特願平8−33
0893「住所録更新支援方法及び装置」に開示されて
いる選択設定ファイル150(シグネチャ解析部、更新
確認部の実行モードの設定、及びシグネチャ解析部の処
置対象電子メール条件が記述されたファイルであり、ユ
ーザ単位に保持する)を拡張し、既存住所録利用可否を
記入可能としたファイルである。
【0036】既存住所録データ取得部130は、既存住
所録利用判定部120で、既存住所録を利用すると判定
された場合にのみ処理を行う。処理実行時は、電子メー
ルの“Fromフィールド”から得られるメールアドレスを
キーにして、住所録160の検索を行う。マッチするレ
コードが当該住所録160に存在した場合には、そのレ
コードの全パーソナル情報を取得する。
【0037】ここで、他人の住所録を参照するには、
「第55回情報処理学会全国大会1X−7“情報交換に
電子メールを用いる個人情報サーバの実現(加藤、浅
野、中野)」等の方法を利用するものとする。パーソナ
ル情報抽出部140は、姓名、会社名、所属名、メール
アドレス等のパーソナル情報の抽出を行う。以下に、パ
ーソナル情報抽出部140の動作を詳細に説明する。
【0038】図5は、本発明のパーソナル情報抽出部の
構成を示す。同図に示すように、パーソナル情報抽出部
140は、属性値抽出部141と既存住所録照合部14
2から構成される。既存住所録照合部142は、既存住
所録利用判定部120において、既存住所録を利用しな
いと判定した場合、あるいは、既存住所録データ取得部
130で、既存住所録の該当レコードを取得できなかっ
た場合には、全ての属性において、既存住所録照合部1
42は起動しない。また、既存住所録データ取得部13
0で該当レコードを取得した場合にでも、その属性に対
する値が存在しない場合には、既存住所録照合部142
は起動しない。
【0039】図6は、本発明のパーソナル情報部の動作
を示すフローチャートである。抽出する属性の種類によ
り、同図(A)に示すように、従来の属性値の抽出(例
えば、“特願平8−47789「パーソナル情報抽出方
法及び装置」”に示す抽出方法)を行ってから(ステッ
プ301)、既存住所録を照合する(ステップ302)
属性と、その逆に、同図(B)に示すように、既存住所
録の照合を行ってから(ステップ401)、従来の属性
値の抽出を行う(ステップ402)属性を設定可能とす
る。
【0040】同図(A)に属する属性としては、例え
ば、電話、ファクシミリ番号、住所等が考えられる。こ
れは、これらの属性値は定型度が高いので、その値を電
子メールから抽出するのは容易であるが、複数記入され
ている場合(例:電話での直通番号と代表番号併記)や
省略形が多いためである。同図(B)に属する属性とし
ては、例えば、会社名、所属、姓名等が考えられる。こ
れは、これらの属性は定数度が低く、多義の絞り込みが
高付加となるので、それを軽減するため、及び、特に姓
名については、表記のゆれ等も他の属性と比較して極端
に少ないので、照合が容易なためである。
【0041】また、表示のゆれに対応するため、属性値
抽出部141、既存住所録照合部142では、電子メー
ルより抽出したデータ、既存住所録のデータに対し、正
規化テンプレート143を用いて、各属性に対応した正
規化を行う。正規化テンプレート143は、各属性別に
正規表現を用いて、正規化すべき表現を記述する。例え
ば、電話番号の表記では、同一の番号に対して、 「3333−3333」; 「03−3333−3333」; 「(03)3333−3333」; 「03(3333)3333」 等、多くの表記が考えられる。これをそのまま抽出結果
とすると、既存住所録等との照合が困難になるので、例
えば、 「03−3333−3333」 という表記に統一(正規化)する。
【0042】また、会社名においては、「(株)」と
「株式会社」といった単純な表記上のゆれと共に、略称
と正式名の正規化(例:「NTT(登録商標)」と「日
本電信電話株式会社(登録商標)」)も行う。上記の例
の正規化テンプレートの例を図7に示す。同図(A)
は、上述の電話番号の例であり、同図(B)は会社名の
例である。
【0043】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。以下の実施例では、図8に示す電子メールの例を対
象として、パーソナル情報抽出の具体的な例を説明す
る。図8は、本発明の一実施例の電子メールの例であ
る。
【0044】同図において、左側に記載されている番号
は、説明のために電子メールの先頭から付与した行番号
である。ここでは、メールアドレス、電話番号、ファク
シミリ番号、住所、姓名、社名、所属名、その他の情報
という9種類の属性をこの順序で抽出対象とすることに
する。
【0045】また、選択設定ファイル150では、本人
の住所録160を参照することとし、その該当するレコ
ード内容は図9に示すものとする。前述の図4におい
て、まず、ヘッダ部・シグネチャ部検出部110におい
て、第1行から第9行までをヘッダ部、第17行から第
22行までをシグネチャ部と判定する。
【0046】次に、既存住所録利用判定部120は、選
択設定ファイル150を参照し、本人の住所録を参照す
ると判定する。次に、既存住所録データ取得部130に
おいて、本人の住所録160に対し、
【0047】
【数1】
【0048】とマッチするレコードを検索し、図9に示
す既存住所録情報を取得する。次に、パーソナル情報抽
出部140は、図6(A)に示す方法によりパーソナル
情報の抽出を行う。なお、メールアドレスについては、
既存住所録の照合は行わず、電子メールから抽出した
値、
【0049】
【数2】
【0050】をそのまま抽出する。次に、図6(A)に
示すように、属性抽出部141で、電話番号として、
「0468(99)4444」と「0468(99)3
333」、ファクシミリ番号として「0468(99)
5555」を抽出する。そして、それぞれ正規化して、 「0468−99−4444」 「0468−99−3333」 「0468−99−5555」 とする。
【0051】既存住所録照合部142において、既存住
所録に情報をもつ電話番号の照合を行う。ここで抽出し
た2つの電話番号のうち、「0468−99−444
4」が、既存住所録データとマッチするので、「046
8−99−4444」を電話番号として抽出する。抽出
したファクシミリ番号「0468−99−5555」
は、既存住所録データ「0468−99−9999」と
マッチしないので、「0468−99−5555」を抽
出する。
【0052】次に、図6(A)に示すように、属性抽出
部141で、郵便番号「239」を抽出する。そして、
郵便番号は既存住所録にデータが存在しないので、既存
住所録照合部142は起動しない。次に、図6(A)に
示すように、属性値抽出部141で、住所「横須賀市光
の丘1−1」を抽出し、既存住所録照合部142で、既
存住所録データ「神奈川県横須賀市光の丘1−1」と照
合する。ここで、抽出したデータは、既存住所録データ
に完全に包含されるので、抽出したデータは省略部があ
ると判断し、既存住所録データ「神奈川県横須賀市光の
丘1−1」を住所として抽出する。
【0053】次に、図6(B)に示すように、既存住所
録照合部142で、既存住所録データの姓名「山田 太
郎」と一致するデータを、電子メールの第19行から抽
出し、姓名の変更は生じていないと判断し、属性値抽出
部141の処理は行わない。次に、図6(B)に示すよ
うに、既存住所録照合部142で、既存住所録データの
社名「ABCシステムズ株式会社」と正規化後一致する
データ(正規化前:ABCシステムズ(株)、正規化
後:ABCシステムズ株式会社)を、電子メールの第1
8行から抽出し、会社名の変更は生じていないと判断
し、属性値抽出部141の処理は行わない。
【0054】次に、図6(B)で所属名の既存住所録デ
ータは存在しないので、既存住所録照合部142の処理
は行わなわず、属性値抽出部141において、「CAI
開発グループ」を抽出する。最後にその他の情報として
抽出しなかった電話番号「0468−99−3333」
を抽出する。
【0055】以上により、図8に示す電子メールの例か
ら抽出したパーソナル情報を図10に示す。このように
して抽出されたパーソナル情報を蓄積しておき、任意の
タイミングで住所録に反映させる住所更新部を更に設け
ることが可能である。また、上記の実施例では、図4に
示すパーソナル情報抽出装置100の構成に基づいて説
明したが、この例に限定されることなく、ヘッダ部・シ
グネチャ部検出部110、既存住所録利用判定部12
0、既存住所録データ取得部130及びパーソナル情報
抽出部140の処理をプログラムとして構築し、当該パ
ーソナル情報抽出を行うコンピュータに接続されるディ
スク装置や、フロッピーディスクやCD−ROM等の可
搬記憶媒体に格納しておき、適宜インストールして実行
することにより本発明が容易に実現できる。
【0056】さらに、図4の構成に加えて、住所録蓄積
ファイルを用意し、パーソナル情報抽出装置で抽出され
た情報を当該ファイルに蓄積しておき、当該情報で住所
録を更新する住所更新部についてもプログラムとして構
築し、前述のパーソナル情報抽出プログラム実行後に実
行させることも可能である。なお、本発明は、上記の実
施例に限定されることなく、特許請求の範囲内で種々変
更・応用が可能である。
【0057】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、本人あ
るいは、読み込み許可が与えられている他人の既存住所
録データを利用してパーソナル情報を抽出することがで
きるので、抽出処理を効率化できると共に、誤抽出、未
抽出を抑止し、抽出精度を向上させることができる。
【0058】また、抽出されたパーソナル情報を蓄積し
ておき、任意のタイミングで住所録を更新することが可
能であり、変更された部分のパーソナル情報を住所録に
反映させることができるため、住所録の更新の効率化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパーソナル情報抽出方法の原理を説明
するための図である。
【図2】本発明のパーソナル情報抽出装置の原理構成図
である。
【図3】本発明のパーソナル情報抽出処理及び住所変更
支援処理の一連の処理を説明するための図である。
【図4】本発明のパーソナル情報抽出装置の構成図であ
る。
【図5】本発明のパーソナル情報抽出部の構成図であ
る。
【図6】本発明のパーソナル情報部の動作を示すフロー
チャートである。
【図7】本発明の正規化テンプレートの例である。
【図8】本発明の一実施例の電子メールの例である。
【図9】本発明の一実施例の既存住所録情報の例であ
る。
【図10】本発明の一実施例の抽出したパーソナル情報
の例である。
【符号の説明】
10 電子メール選択手段 20 パーソナル情報抽出手段 30 更新情報抽出手段 40 更新情報蓄積手段 100 パーソナル情報抽出装置 110 ヘッダ部・シグネチャ部検出部 120 既存住所録利用判定部 130 既存住所録データ取得部 140 パーソナル情報抽出部 141 属性値抽出部 142 既存住所録照合部 143 正規化テンプレート 150 選択設定ファイル 160 住所録

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールのヘッダ部とシグネチャ部か
    ら、姓名、会社名、所属名、メールアドレスに代表され
    るパーソナル情報を抽出するパーソナル情報抽出方法に
    おいて、 本人あるいは読み込み許可が与えられている他人の既存
    住所録データを利用してパーソナル情報を抽出すること
    を特徴とするパーソナル情報抽出方法。
  2. 【請求項2】 前記電子メールの到着を契機に、ユーザ
    が予め条件設定したパーソナル情報を抽出する対象とな
    る電子メールを選択し、 抽出対象となった前記電子メールに対して、本人あるい
    は読み込み許可が与えられている他人の既存住所録デー
    タを利用して、パーソナル情報を抽出し、 抽出された前記パーソナル情報に基づいて、住所録情報
    の変更や、新規登録者に関する更新情報を抽出して蓄積
    する請求項1記載のパーソナル情報抽出方法。
  3. 【請求項3】 前記パーソナル情報を抽出する際に、 前記電子メールのヘッダ部とシグネチャ部を検出し、 既存住所録を利用するか否かを判定し、 利用する場合には、誰の住所録を利用するかを既存住所
    録利用可否が設定されている情報を参照して判定し、 前記電子メールの“Fromフィールド”から得られるメー
    ルアドレスをキーにして、住所録の検索を行い、マッチ
    するレコードが存在した場合には、そのレコードの全パ
    ーソナル情報を取得し、姓名、会社名、所属名、メール
    アドレスを含むパーソナル情報の抽出を行う請求項2記
    載のパーソナル情報抽出方法。
  4. 【請求項4】 前記パーソナル情報を抽出する際に、 抽出する属性の種類に応じて、属性値の抽出を行ってか
    ら既存住所録を照合する属性と、既存住所録の照合を行
    ってから属性値の抽出を行う属性を設定可能とする請求
    項3記載のパーソナル情報抽出方法。
  5. 【請求項5】 前記電子メールより抽出したデータ及び
    前記既存住所録のデータに対して、各属性に対応した正
    規化処理を行う請求項4記載のパーソナル情報抽出方
    法。
  6. 【請求項6】 電子メールのヘッダ部とシグネチャ部か
    ら、姓名、会社名、所属名、メールアドレスに代表され
    るパーソナル情報を抽出するパーソナル情報抽出装置で
    あって、 本人あるいは読み込み許可が与えられている他人の既存
    住所録データを利用してパーソナル情報を抽出する抽出
    手段を有することを特徴とするパーソナル情報抽出装
    置。
  7. 【請求項7】 前記電子メールの到着を契機に、ユーザ
    が予め条件設定したパーソナル情報を抽出する対象とな
    る電子メールを選択する電子メール選択手段と、 前記電子メール選択手段において抽出対象となった前記
    電子メールに対して、本人あるいは読み込み許可が与え
    られている他人の既存住所録データを利用して、パーソ
    ナル情報を抽出するパーソナル情報抽出手段と、 前記パーソナル情報抽出手段で 抽出された前記パーソ
    ナル情報に基づいて、住所録情報の変更や、新規登録者
    に関する更新情報を抽出する更新情報抽出手段と、 前記更新情報抽出手段で抽出された情報を蓄積する更新
    情報蓄積手段とを有する請求項6記載のパーソナル情報
    抽出装置。
  8. 【請求項8】 前記パーソナル情報抽出手段は、 前記電子メールのヘッダ部とシグネチャ部を検出する手
    段と、 既存住所録を利用するか否かを判定する手段と、 利用する場合には、誰の住所録を利用するかを既存住所
    録利用可否が設定されている情報を参照して判定する手
    段と、 前記電子メールの“Fromフィールド”から得られるメー
    ルアドレスをキーにして、住所録の検索を行い、マッチ
    するレコードが存在した場合には、そのレコードの全パ
    ーソナル情報を取得し、姓名、会社名、所属名、メール
    アドレスを含むパーソナル情報の抽出を行う手段とを含
    む請求項7記載のパーソナル情報抽出装置。
  9. 【請求項9】 前記パーソナル情報抽出手段は、 抽出する属性の種類に応じて、属性値の抽出を行ってか
    ら既存住所録を照合する属性と、既存住所録の照合を行
    ってから属性値の抽出を行う属性を設定可能とする属性
    設定手段を含む請求項8記載のパーソナル情報抽出装
    置。
  10. 【請求項10】 前記属性設定手段は、 前記電子メールより抽出したデータ及び前記既存住所録
    のデータに対して、各属性に対応した正規化処理を行う
    正規化手段を含む請求項9記載のパーソナル情報抽出装
    置。
  11. 【請求項11】 電子メールのヘッダ部とシグネチャ部
    から、姓名、会社名、所属名、メールアドレスに代表さ
    れるパーソナル情報を抽出するパーソナル情報抽出プロ
    グラムを格納した記憶媒体であって、 本人あるいは読み込み許可が与えられている他人の既存
    住所録データを利用してパーソナル情報を抽出する抽出
    プロセスを有することを特徴とするパーソナル情報抽出
    プログラムを格納した記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記電子メールの到着を契機に、ユー
    ザが予め条件設定したパーソナル情報を抽出する対象と
    なる電子メールを選択する電子メール選択プロセスと、 前記電子メール選択プロセスにおいて抽出対象となった
    前記電子メールに対して、本人あるいは読み込み許可が
    与えられている他人の既存住所録データを利用して、パ
    ーソナル情報を抽出するパーソナル情報抽出プロセス
    と、 前記パーソナル情報抽出プロセスで 抽出された前記パ
    ーソナル情報に基づいて、住所録情報の変更や、新規登
    録者に関する更新情報を抽出し、記憶手段に蓄積する更
    新情報抽出プロセスとを有する請求項11記載のパーソ
    ナル情報抽出プログラムを格納した記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記パーソナル情報抽出プロセスは、 前記電子メールのヘッダ部とシグネチャ部を検出するプ
    ロセスと、 既存住所録を利用するか否かを判定するプロセスと、 利用する場合には、誰の住所録を利用するかを既存住所
    録利用可否が設定されている情報を参照して判定するプ
    ロセスと、 前記電子メールの“Fromフィールド”から得られるメー
    ルアドレスをキーにして、住所録の検索を行い、マッチ
    するレコードが存在した場合には、そのレコードの全パ
    ーソナル情報を取得し、姓名、会社名、所属名、メール
    アドレスを含むパーソナル情報の抽出を行うプロセスと
    を含む請求項12記載のパーソナル情報抽出プログラム
    を格納した記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記パーソナル情報抽出プロセスは、 抽出する属性の種類に応じて、属性値の抽出を行ってか
    ら既存住所録を照合する属性と、既存住所録の照合を行
    ってから属性値の抽出を行う属性を設定可能とする属性
    設定プロセスを含む請求項13記載のパーソナル情報抽
    出プログラムを格納した記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記属性設定プロセスは、 前記電子メールより抽出したデータ及び前記既存住所録
    のデータに対して、各属性に対応した正規化処理を行う
    正規化プロセスを含む請求項14記載のパーソナル情報
    抽出プログラムを格納した記憶媒体。
  16. 【請求項16】 電子メールのヘッダ部とシグネチャ部
    から抽出された姓名、会社名、所属名、メールアドレス
    に代表されるパーソナル情報を用いて住所録更新を支援
    する住所録更新支援方法において、 本人あるいは読み込み許可が与えられている他人の既存
    住所録データを利用してパーソナル情報を抽出し、 抽出された前記パーソナル情報を用いて住所録を更新す
    ることを特徴とする住所録更新支援方法。
  17. 【請求項17】 前記電子メールの到着を契機に、ユー
    ザが予め条件設定したパーソナル情報を抽出する対象と
    なる電子メールを選択し、 抽出対象となった前記電子メールに対して、本人あるい
    は読み込み許可が与えられている他人の既存住所録デー
    タを利用して、パーソナル情報を抽出し、 抽出された前記パーソナル情報に基づいて、住所録情報
    の変更や、新規登録者に関する更新情報を抽出して蓄積
    し、 蓄積されている前記更新情報を、実際の住所録に書き込
    む請求項16記載の住所録更新支援方法。
  18. 【請求項18】 前記パーソナル情報を抽出する際に、 前記電子メールのヘッダ部とシグネチャ部を検出し、 既存住所録を利用するか否かを判定し、 利用する場合には、誰の住所録を利用するかを既存住所
    録利用可否が設定されている情報を参照して判定し、 前記電子メールの“Fromフィールド”から得られるメー
    ルアドレスをキーにして、住所録の検索を行い、マッチ
    するレコードが存在した場合には、そのレコードの全パ
    ーソナル情報を取得し、姓名、会社名、所属名、メール
    アドレスを含むパーソナル情報の抽出を行う請求項17
    記載の住所録更新支援方法。
  19. 【請求項19】 前記パーソナル情報を抽出する際に、 抽出する属性の種類に応じて、属性値の抽出を行ってか
    ら既存住所録を照合する属性と、既存住所録の照合を行
    ってから属性値の抽出を行う属性を設定可能とする請求
    項18記載の住所録更新支援方法。
  20. 【請求項20】 前記電子メールより抽出したデータ及
    び前記既存住所録のデータに対して、各属性に対応した
    正規化処理を行う請求項19記載の住所録更新支援方
    法。
  21. 【請求項21】 電子メールのヘッダ部とシグネチャ部
    から抽出された姓名、会社名、所属名、メールアドレス
    に代表されるパーソナル情報を用いて住所録更新を支援
    する住所録更新支援装置であって、 本人あるいは読み込み許可が与えられている他人の既存
    住所録データを利用してパーソナル情報を抽出する手段
    と、 抽出された前記パーソナル情報を用いて住所録を更新す
    る手段とを有することを特徴とする住所録更新支援装
    置。
  22. 【請求項22】 前記電子メールの到着を契機に、ユー
    ザが予め条件設定したパーソナル情報を抽出する対象と
    なる電子メールを選択する選択手段と、 抽出対象となった前記電子メールに対して、本人あるい
    は読み込み許可が与えられている他人の既存住所録デー
    タを利用して、パーソナル情報を抽出するパーソナル情
    報抽出手段と、 前記パーソナル情報抽出手段において抽出された前記パ
    ーソナル情報に基づいて、住所録情報の変更や、新規登
    録者に関する更新情報を抽出して蓄積する更新情報蓄積
    手段と、 前記更新情報蓄積手段に蓄積されている前記更新情報
    を、実際の住所録に書き込む住所録更新手段とを有する
    請求項21記載の住所録更新支援装置。
  23. 【請求項23】 前記パーソナル情報抽出手段は、 前記電子メールのヘッダ部とシグネチャ部を検出する検
    出手段と、 既存住所録を利用するか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段において利用すると判定された場合には、
    誰の住所録を利用するかを既存住所録利用可否が設定さ
    れている情報を参照して判定する手段と、 前記電子メールの“Fromフィールド”から得られるメー
    ルアドレスをキーにして、住所録の検索を行い、マッチ
    するレコードが存在した場合には、そのレコードの全パ
    ーソナル情報を取得し、姓名、会社名、所属名、メール
    アドレスを含むパーソナル情報の抽出を行う手段とを含
    む請求項22記載の住所録更新支援装置。
  24. 【請求項24】 前記パーソナル情報抽出手段は、 抽出する属性の種類に応じて、属性値の抽出を行ってか
    ら既存住所録を照合する属性と、既存住所録の照合を行
    ってから属性値の抽出を行う属性を設定可能とする属性
    設定手段を含む請求項23記載の住所録更新支援方法。
  25. 【請求項25】 前記属性設定手段は、 前記電子メールより抽出したデータ及び前記既存住所録
    のデータに対して、各属性に対応した正規化処理を行う
    正規化手段を含む請求項24記載の住所録更新支援装
    置。
  26. 【請求項26】 電子メールのヘッダ部とシグネチャ部
    から抽出された姓名、会社名、所属名、メールアドレス
    に代表されるパーソナル情報を用いて住所録更新を支援
    する住所録更新支援プログラムを格納した記憶媒体であ
    って、 本人あるいは読み込み許可が与えられている他人の既存
    住所録データを利用してパーソナル情報を抽出するプロ
    セスと、 抽出された前記パーソナル情報を用いて住所録を更新す
    るプロセスとを有することを特徴とする住所録更新支援
    プログラムを格納した記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記電子メールの到着を契機に、ユー
    ザが予め条件設定したパーソナル情報を抽出する対象と
    なる電子メールを選択する選択プロセスと、 抽出対象となった前記電子メールに対して、本人あるい
    は読み込み許可が与えられている他人の既存住所録デー
    タを利用して、パーソナル情報を抽出するパーソナル情
    報抽出プロセスと、 前記パーソナル情報抽出プロセスにおいて抽出された前
    記パーソナル情報に基づいて、住所録情報の変更や、新
    規登録者に関する更新情報を抽出して記憶手段に蓄積す
    る更新情報抽出プロセスと、 前記記憶手段に蓄積されている前記更新情報を、実際の
    住所録に書き込む住所録更新プロセスとを有する請求項
    26記載の住所録更新支援プログラムを格納した記憶媒
    体。
  28. 【請求項28】 前記パーソナル情報抽出プロセスは、 前記電子メールのヘッダ部とシグネチャ部を検出する検
    出プロセスと、 既存住所録を利用するか否かを判定する判定プロセス
    と、 前記判定プロセスにおいて利用すると判定された場合に
    は、誰の住所録を利用するかを既存住所録利用可否が設
    定されている情報を参照して判定するプロセスと、 前記電子メールの“Fromフィールド”から得られるメー
    ルアドレスをキーにして、住所録の検索を行い、マッチ
    するレコードが存在した場合には、そのレコードの全パ
    ーソナル情報を取得し、姓名、会社名、所属名、メール
    アドレスを含むパーソナル情報の抽出を行うプロセスと
    を含む請求項27記載の住所録更新支援プログラムを格
    納した記憶媒体。
  29. 【請求項29】 前記パーソナル情報抽出プロセスは、 抽出する属性の種類に応じて、属性値の抽出を行ってか
    ら既存住所録を照合する属性と、既存住所録の照合を行
    ってから属性値の抽出を行う属性を設定可能とする属性
    設定プロセスを含む請求項28記載の住所録更新支援プ
    ログラムを格納した記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記属性設定プロセスは、 前記電子メールより抽出したデータ及び前記既存住所録
    のデータに対して、各属性に対応した正規化処理を行う
    正規化プロセスを含む請求項29記載の住所録更新支援
    プログラムを格納した記憶媒体。
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