JPH11154107A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH11154107A
JPH11154107A JP9321661A JP32166197A JPH11154107A JP H11154107 A JPH11154107 A JP H11154107A JP 9321661 A JP9321661 A JP 9321661A JP 32166197 A JP32166197 A JP 32166197A JP H11154107 A JPH11154107 A JP H11154107A
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JP
Japan
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data
information processing
preliminary
mail
processing apparatus
Prior art date
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JP9321661A
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English (en)
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Takahiro Mori
孝弘 森
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶装置の増設および記憶媒体の接続構造の
追加を行なわずに、データのバックアップを行う。 【解決手段】 情報処理装置1の予備管理制御部10
は、処理部8が削除、更新、新規作成等のデータに関す
る処理を開始する時点の前にまたは処理が終了した時点
の後に、あるいは予め定める基準時間が経過するたび
に、記憶装置7に記憶された処理対象の対象データを複
写して予備データを作成し、電子メール送信機能を用い
データ入出力インタフェイス16を介して、その予備デ
ータを予め定める外部情報処理装置に送信する。外部情
報処理装置は、予備データを含む電子メールを保存す
る。外部情報処理装置に記憶された予備データを参照す
ることによって、情報処理装置1の記憶装置7に記憶さ
れた対象データの状態を、現時点の状態よりも前の状態
に、容易に戻すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、電子メールを送受
する機能と、データのバックアップのためにデータを管
理する機能とを有する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータおよび携帯情報
端末を含む情報処理装置では、情報処理装置内に記憶さ
れたデータを間違って削除することによって、および該
データを記憶する記憶装置の不調によって、保存するべ
き必要なデータを失うことがある。必要なデータの喪失
を防止するための従来の手法には、以下の2つがある。
【0003】第1の手法は、たとえばパーソナルコンピ
ュータのオペレーティングシステムに用いられるもので
あり、情報処理装置の記憶装置のデータ保存領域内にご
み箱フォルダと称される記憶領域を予め設定して、デー
タ保存領域内のごみ箱フォルダ以外の領域だけを見かけ
上のデータ保存領域としておく。操作者がデータの削除
を指示した時点では、実際にデータ保存領域からデータ
を削除せず、代わりに処理対象のデータを見かけ上のデ
ータ保存領域からごみ箱フォルダに移動させる。
【0004】この第1の手法では、データの削除指示後
にも削除対象のデータがデータ保存領域内に残っている
ので、データ保存領域全体に記憶されるデータの量は削
除指示前後で変化しない。このために、ごみ箱フォルダ
を設定した場合も見かけ上のデータ保存領域がデータの
処理に用いるのに充分な大きさになるデータ保存領域を
有する記憶装置を備えることが困難な情報処理装置で
は、第1の手法を用いることは難しい。特に、携帯情報
端末および携帯電話端末等の携帯用の情報処理装置は、
小型化および軽量化のために記憶装置の記憶容量にも制
限を受けるので、前記充分な大きさになる記憶装置を用
意することが難しい。ゆえに、第1の手法によって必要
なデータの喪失を防止することは困難である。
【0005】第2の手法では、情報処理装置にフロッピ
ーディスク等の記憶媒体を予め取付ておき、予め定める
タイミングで、データ保存領域に記憶されたデータと同
じデータをいわゆるバックアップデータとして作成して
記憶媒体に記憶させる。この第2の手法では記憶媒体を
情報処理装置に取付ける必要があり、情報処理装置の操
作者の手間が増える。また、情報処理装置に記憶媒体と
情報処理装置との接続のための構造が備えられていない
と、記憶媒体にデータを記憶させることは困難である。
特に携帯用の情報処理装置は、小型化および軽量化のた
めに前記接続のための構造が備えられていないことが多
いので、第2の手法によって必要なデータの喪失を防止
することは困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、情報
処理装置に用途が限定されたデータ保存領域および記憶
媒体との接続のための構成を備えさせることなく、なら
びに操作者が面倒な操作を行うこともなく、必要なデー
タと同じデータを保存することができる情報処理装置を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、処理対象のデ
ータを記憶するデータ記憶手段と、データに関する処理
を行い処理したデータをデータ記憶手段に記憶させるデ
ータ処理手段と、他の情報処理装置に対してデータを送
信するデータ送信手段とを含む情報処理装置において、
データ記憶手段に記憶されたデータと等しい予備データ
を作成し、予備データをデータ送信手段によって予め定
める外部情報処理装置に送信させて記憶させる予備管理
制御手段とを含むことを特徴とする情報処理装置であ
る。
【0008】本発明に従えば、情報処理装置の予備管理
制御手段は、上述の予備データをデータ送信手段によっ
て外部情報処理装置に送信して外部情報処理装置内に記
憶させる。この際、データ記憶手段には予備データと同
じデータが残される。これによって、予備データを、い
わゆるデータのバックアップのために外部情報処理装置
に自動的に記憶させることができる。したがって、たと
えばデータ記憶手段に記憶されたデータが失われた場
合、外部情報処理装置に失われたデータと同じ予備デー
タが残っているので、この予備データを参照して失われ
たデータを容易に復元することができる。
【0009】また予備データの送信は予備管理制御手段
が自動的に行うので予備データの送信を操作者が意識的
に行う必要がない。ゆえに、予備データを記憶させるた
めの操作者の操作が簡略化されるため、情報処理装置が
使い易くなる。さらにまた、予備データが外部情報装置
にデータ送信手段によって送信されるので、情報処理装
置自体に予備データを記憶するための記憶手段および予
備データを記憶媒体に記憶させるための記憶媒体の接続
構造を備える必要がない。ゆえに、従来技術の情報処理
装置よりも情報処理装置の部品点数が減少し構造が簡略
化されるので、小型化および軽量化が容易になる。した
がって、本請求項の情報処理装置は、携帯用の情報処理
装置、たとえばいわゆる携帯電話端末、PHS(パーソ
ナル・ハンディホン・システム)端末、および携帯情報
端末に適している。
【0010】また本発明は、前記予備管理制御手段は、
前記データ処理手段が前記データ記憶手段に記憶された
データに関する処理を開始する時点よりも前の時点に、
前記予備データを送信させることを特徴とする。
【0011】本発明に従えば、情報処理装置の予備管理
制御手段は、上述の時点に予備データをデータ送信手段
に送信させる。これによって、データに関する処理が施
されていない元のデータが予備データとして外部情報処
理装置に記憶される。ゆえに、データに関する処理が行
われた後で、その時点でデータ記憶手段に記憶される処
理が施されたデータを、この予備データを参照して前記
元のデータに戻すことが容易にできる。特に、データに
関する処理がたとえばデータの削除処理および更新処理
である場合、削除処理および更新処理の処理対象となる
データをその処理の実行の直前に送信させておけば、削
除および更新処理で誤って失われた元のデータを容易に
復元することができる。
【0012】また本発明は、前記予備管理制御手段は、
前記データ処理手段がデータに関する処理を行った時点
よりも後の時点に、前記予備データを送信させることを
特徴とする。
【0013】本発明に従えば、情報処理装置の予備管理
制御手段は、上述の時点に予備データをデータ送信手段
に送信させる。これによって、データ処理手段の処理が
既に施されたデータが、予備データとして外部情報処理
装置に記憶される。ゆえに、データに関する処理が行わ
れた後にその処理が施されたデータが失われた場合、こ
の外部情報処理装置に失われたデータと同じ予備データ
が残っているので、データ記憶手段から失われたデータ
を復元することができる。特に、データに関する処理が
たとえばデータの新規作成処理および更新処理である場
合、記憶手段に記憶されたデータのうちで新規作成処理
および更新処理が施されたデータをその処理の実行の後
に送信させておけば、新規作成処理および更新処理の後
に記憶手段が不調になったために誤って失われたデータ
を容易に復元することができる。
【0014】また本発明は、前記予備管理制御手段は、
予め定める基準時間が経過するたびに前記予備データを
送信させることを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、情報処理装置の予備管理
制御手段は、上述の時点に予備データをデータ送信手段
に送信させる。これによって、基準時間が経過するたび
に、その時点でデータ記憶手段に記憶されたデータと同
じ予備データが外部情報処理装置に送信されて記憶され
る。ゆえに、外部情報処理装置に、データ記憶手段に基
準時間が経過した時点で記憶されていたデータと同じ予
備データを順次記憶させることができる。このため、こ
の外部情報処理装置に記憶された予備データを参照し
て、データ記憶手段に記憶されたデータを現時点よりも
前の状態に容易に戻すことができる。
【0016】また本発明は、前記外部情報処理装置から
送信された前記予備データを受信するデータ受信手段
と、データ受信手段が受信した予備データに基づいて前
記処理対象のデータを復元して前記データ記憶手段に記
憶させる復元制御手段とをさらに含むことを特徴とす
る。
【0017】本発明に従えば、情報処理装置においてデ
ータ記憶手段に記憶されたデータを復元する場合、外部
情報処理装置に、情報処理装置から送信されて記憶して
いたデータをデータ受信手段に対して送信させれば、情
報処理装置の復元制御手段が、データ受信手段が受信し
たデータに基づいて上述のようにデータを復元する。こ
れによって、情報処理装置において失われたデータを自
動的に復元することができるので、失われたデータの復
元のための操作者の操作を簡略化することができる。
【0018】また本発明は、前記予備管理制御手段は、
前記予備データを圧縮し、圧縮された予備データを前記
データ送信手段に送信させることを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、情報処理装置の予備管理
制御手段は、上述のように、予備データを圧縮してから
送信する。これによって、送信するデータの量が圧縮し
ない予備データを送信する場合よりも減少する。ゆえに
予備データを圧縮しない場合と比較して、予備データの
送信に要する時間を短縮することができ、また外部情報
処理装置に記憶する予備データの数を増加させることが
できる。
【0020】また本発明は、前記外部情報処理装置から
送信された前記予備データを受信するデータ受信手段
と、データ受信手段が受信した前記予備データを伸長
し、伸長された予備データに基づいて前記処理対象のデ
ータを復元して前記データ記憶手段に記憶させる復元制
御手段とをさらに含むことを特徴とする。
【0021】本発明に従えば、情報処理装置の復元制御
手段は、上述のように、受信したデータを伸長、すなわ
ち解凍してから、伸長したデータに基づいてデータを復
元する。これによって、たとえば送信時間の短縮のため
にデータを圧縮した場合にも、データを自動的に復元す
ることができる。したがって、この場合にもデータの復
元のための操作者の操作を簡略化することができる。
【0022】また本発明は、前記復元制御手段は、デー
タを復元するか否かを選択させ、復元することが選択さ
れた場合にデータを復元して前記データ記憶手段にデー
タを記憶させ、復元しないことが選択された場合休止す
ることを特徴とする。
【0023】本発明に従えば、情報処理装置の復元制御
手段は、上述のように、データの復元を行うか否かを選
択させる。これによって、情報処理装置の動作状況、た
とえば情報処理装置のデータの記憶の仕方に応じて操作
者がデータの復元の有無を選択することができるので、
情報処理装置が使い易くなる。
【0024】また本発明は、前記データ記憶手段には、
予備データの保存が予め要求されるデータと、予備デー
タの保存が予め要求されていないデータとが記憶され、
前記予備管理制御手段は、前記データ記憶手段に記憶さ
れたデータのうちで予備データの保存が予め要求された
データの予備データだけを送信させることを特徴とす
る。
【0025】本発明に従えば、情報処理装置の予備管理
制御手段は、上述のように、予め予備データの保存が要
求されるデータの予備データだけを外部情報処理装置に
対して送信する。これによって、たとえば使用者が予備
データの保存を要求するデータの予備データだけが選択
的に送信されるので、全てのデータの予備データを送信
する場合よりもデータの送信の回数を減少させることが
できる。
【0026】また本発明は、前記データ送信手段は、作
成した前記予備データを含む電子メールをさらに作成
し、公衆電話回線を介して前記外部情報処理装置に作成
した電子メールを送信することを特徴とする。
【0027】本発明に従えば、情報処理装置のデータ送
信手段は、上述のように予備データを送信する。すなわ
ちデータ送信手段は、いわゆる電子メール送信機能によ
って、予備データを送信する。これによって、情報処理
装置が電子メール送信機能を備えている場合、バックア
ップのために外部情報処理装置に予備データを記憶させ
ることができる。また、データ受信手段も、いわゆる電
子メール受信機能によって、データを受信してもよい。
これによって、情報処理装置が電子メール送信および受
信機能を備えていれば、この機能のための構成が予備デ
ータの送信手段を兼ねるので、他の送信手段を準備する
必要がなくなる。特に携帯用の情報処理装置は、従来か
ら電子メール送信および受信機能を備えていることが多
いので、従来の構造に予備データの記憶のための新たな
構造を付加する必要がなく、部品点数の増加および構造
の複雑化を防止することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施形態で
ある情報処理装置1の電気的構成を示すブロック図であ
る。情報処理装置1は入力装置3、入力制御装置4、表
示装置5、表示制御部6、記憶装置7、処理部8、デー
タ管理部9、予備管理制御部10、およびデータ入出力
インタフェイス16を含む。予備管理制御部10は、デ
ータ符号化部11、データ圧縮処理部12、電子メール
作成部13、電子メール送信部15を含む。入力装置3
および表示装置5以外の上述の部品4,6,7,9,1
1〜16は、それぞれ処理部8に接続されており、処理
部8を介して相互に信号およびデータを授受することが
できる。以後の説明では、処理部8を介する部分の説明
は省略する。情報処理装置1は、電子メールを作成して
情報処理装置1以外の外の情報処理装置に対して送信す
る電子メール送信機能を有する。電子メール(Electron
ic Mail)とは、複数の情報処理装置間で情報を送受す
る通信網において、送受のために作成されかつ複数の情
報処理装置間で送受される電子的な情報を指す。
【0029】入力装置3は、操作者がデータおよび制御
命令の入力のために操作する操作手段であり、たとえば
キーボード、マウス、およびボタン装置を含んで実現さ
れ、入力制御部4によって制御される。また入力装置3
は、音響を入力するためのマイクロフォンをさらに含む
ことがある。表示装置5は、画像を表示するための表示
画面を含み、表示制御部6によって制御される。表示装
置5は、音響を出力するためのスピーカをさらに含むこ
とがある。記憶装置7は、処理部8が処理対象とするデ
ータである1または複数の対象データを記憶する。記憶
装置7は、たとえばデータの書込みと消去とが可能なメ
モリによって実現される。
【0030】処理部8は、記憶装置7に記憶される対象
データに関する処理と、情報処理装置1全体の制御とを
行う。情報処理装置1全体の制御のために、処理部8は
複数のアプリケーションソフトウエアを備え、各アプリ
ケーションソフトウエアに基づいて情報処理装置1全体
を動作させる。アプリケーションソフトウエアに基づい
た動作としては、たとえば、入力された音響を表す音響
データを音響メモデータとして記憶する音響メモ機能が
挙げられる。音響メモ機能においては、音響メモデータ
が対象データに相当する。処理部8は、この動作の内部
の処理またはこの動作と別個の処理として、対象データ
に関する処理を行う。対象データに関する処理には、入
力装置3から入力されたデータを対象データとして記憶
装置7に記憶させる新規作成処理、記憶装置7に記憶さ
れた対象データを読出し修正を加えて修正後の対象デー
タを記憶装置7に再び記憶させる更新処理、および記憶
装置7から対象データを削除する削除処理が含まれると
仮定する。
【0031】データ管理部9は、処理部8が記憶装置7
に記憶された対象データを管理するための管理データを
記憶する。管理データには複数の項目のデータが含ま
れ、たとえば、対象データのデータ種別、対象データを
処理する際に処理部8が実行するアプリケーションソフ
トウエアの名称、対象データを作成した日時、および対
象データの現在の状態が含まれる。データ種別は、対象
データがどのような情報を表すものであるかを示し、た
とえば、音響を表す音響データ、画像を表す画像デー
タ、および文字を予め定める文字コードによって表すテ
キストデータが挙げられる。データ種別が異なると、対
象データの信号構成が異なる。
【0032】予備管理制御部10は、概略的には、処理
部8が行う対象データに関する処理に連動して、処理対
象の対象データと同じデータをデータのバックアップの
ための予備データとして該対象データとは別に保存させ
る予備管理処理を行う。予備管理処理は、概略的には、
対象データを複写して予備データを作成し、情報処理装
置1とは別の情報処理装置である予め定める外部情報処
理装置に対して予備データを電子メール機能によって送
信して、外部情報処理装置の記憶装置に予備データを記
憶させる。この予備データは、情報処理装置1の記憶装
置7に記憶される対象データを現時点の状態よりも前の
時点の状態に戻すデータ復元処理に用いられる。
【0033】データ符号化部11は、予備データの信号
形態を電子メールとして送信可能な信号形態に変換する
符号化処理を行う。データ圧縮処理部12は、予備デー
タを圧縮してデータ量を減少させる圧縮処理を行う。電
子メール作成部13は、符号化および圧縮された予備デ
ータを含む電子メールを作成する。予備データを含む電
子メールを、以後コピーメールと称する。送信用の一時
記憶装置14は、電子メール作成部13で作成されたコ
ピーメールを一時的に記憶するバッファである。電子メ
ール送信部15は、一時記憶装置14に記憶されたコピ
ーメールおよびその他の電子メールを、データ入出力イ
ンタフェイス16を制御して、外部情報処理装置に対し
て送信させる。
【0034】データ入出力インタフェイス16は、電子
メールを他の情報処理装置との間で送信および受信する
データ送信手段およびデータ受信手段として働く。デー
タ入出力インタフェイス16は、たとえば、公衆回線網
を用いた通信のためのモデム、およびLAN(Local Ar
ea Network)を用いた通信のためのインタフェイスによ
って実現される。
【0035】外部情報処理装置は、中央演算処理回路
と、電子メールを送受するためのデータ入出力インタフ
ェイスと、電子メールを記憶するためのメール記憶装置
とを含む。中央演算処理回路は、情報処理装置1から送
信されたコピーメールをデータ入出力インタフェイスに
よって受信して、メール記憶装置に記憶させて保存す
る。メール記憶装置は、情報処理装置1の記憶装置7よ
りも記憶容量が大きいことが好ましい。外部情報処理装
置は操作者によって予め指定され、これに併せてコピー
メールを外部情報処理装置に送信するための送信条件デ
ータが予め設定されている。送信条件データは、電子メ
ールの送信先を表す宛て先を含み、たとえば電子メール
作成部13の内部に記憶される。
【0036】記憶装置7に記憶される対象データは、そ
の対象データを処理部8の処理対象とした場合に該対象
データに関する処理に連動して予備管理処理を実行する
必要があるか否かがそれぞれ定められており、この設定
結果が予備管理制御データとしてデータ管理部9に記憶
される。予備管理処理の実行の有無は、たとえば、各対
象データ毎に個別に設定してもよく、また対象データの
種類に応じて設定してもよい。この種類とは、たとえ
ば、対象データを取扱う際に処理部8が実行するアプリ
ケーションソフトウエアの違いに相当する。
【0037】処理部8、データ符号化部11,データ圧
縮処理部12、電子メール作成部13および電子メール
送信部15は、たとえば、中央演算処理回路17の演算
処理によって実現される。勿論、各部8,11〜13,
15は、個別の演算回路によって実現されてもよく、こ
のうちの幾つかの部が同じ演算回路の処理で実現されて
もよい。また同時に、入力制御部4,表示制御部6,お
よびデータ管理部9の少なくとも1つが、中央演算処理
回路17の演算処理によって実現されてもよい。この場
合、図1の各部4,6,8,9,11〜13,15のう
ちの演算処理によって実現される部のブロックは、中央
演算処理回路17を動作させるためのプログラム内にお
いて各部4,6,8,9,11〜13,15に定義付け
られた処理を行うための一連の処理ルーチンに相当す
る。
【0038】図2は、予備管理処理を含む情報処理装置
1のデータの削除制御動作を説明するためのフローチャ
ートである。削除制御動作を実行する前提条件として、
記憶装置7に削除処理の処理対象とする対象データが既
に記憶されており、また対象データの予備管理制御デー
タと外部情報処理装置の送信条件データとが、既に設定
されて記憶されているものとする。
【0039】削除制御動作の実行の有無は、操作者が入
力装置3を操作して指示する。全ての対象データ内でそ
の削除制御動作において処理対象とする対象データも、
操作者が選択してその選択結果を入力装置3を操作して
入力する。入力装置3に対する操作の有無とその操作内
容とは、入力制御部4が検出して処理部8に与える。削
除制御動作の実行を指示する操作と対象データの選択の
ための操作とが行われると、ステップa1からステップ
a2に進む。
【0040】ステップa2では、処理部8が、処理対象
の対象データがコピーメールを送信する必要があるデー
タであるか否かを、データ管理部9に問合わせる。すな
わち、処理対象の対象データに関する処理を行う際に予
備管理処理を実行する必要があるか否かを、データ管理
部9に記憶される予備管理制御データに基づいて判定す
る。予備管理処理を実行する必要がある場合、ステップ
a2からステップa3に進み、ステップa3〜ステップ
a7の予備管理処理を行う。
【0041】予備管理処理では、まずデータ符号化部1
1が、ステップa3で、処理対象の対象データのデータ
種別を、データ管理部9に問合わせる。すなわちデータ
符号化部11は、データ管理部9から、処理対象の対象
データの管理データ内のデータ種別を読出す。次いで、
ステップa4で、データ符号化部11が、記憶装置7に
記憶された対象データを読出しかつ記憶装置7内の対象
データをそのまま保つ。これによって、対象データが複
写されることになり、以後、読出した対象データを処理
対象の対象データの予備データとして用いる。さらにス
テップa4で、データ符号化部11とデータ圧縮処理部
12とは、処理対象の対象データのデータ種別に基づい
て、予備データに符号化処理と圧縮処理とを施す。
【0042】処理対象の対象データのデータ種別に基づ
いて符号化処理を行うのは、音響データおよび画像デー
タなどがその内部に電子メール機能を用いて送信するこ
とができない形態の記号を含んでいる可能性があるため
に、音響データおよび画像データを電子メール機能を用
いて送信することができる形態に変換する必要があるか
らである。このためデータ符号化部11は、処理対象の
対象データのデータ種別が音響データおよび画像データ
である場合、処理対象の対象データの信号形態を、テキ
ストデータと同じ信号形態に変換する。これによって、
予備データの信号形態が電子メール機能によって送信す
ることができる形態に変換される。データ圧縮処理部1
2は、符号化処理の前に予備データを圧縮して圧縮後の
予備データを符号化させてもよく、符号化処理が施され
た予備データを圧縮してもよい。データを圧縮すること
によって、予備データのデータ量を減少させることがで
きる。
【0043】次いで電子メール作成部13が、ステップ
a5で、予備データを用いてデータ復元処理を行う際に
必要となるデータを、データ管理部9に問合わせる。復
元処理時に必要となる前記データとしては、処理対象の
対象データを処理する際に処理部8が実行するアプリケ
ーションソフトウエアの名称、該対象データを作成した
日時、および予備データを作成した時点の該対象データ
の状態が挙げられる。具体的には、実行するアプリケー
ションソフトウエアが前述の音響メモ機能のアプリケー
ションである場合、必要となるデータは、アプリケーシ
ョンソフトウエアの名称である「音響メモ」と、データ
種別である「音響データ」との他に、処理対象となる音
響メモデータを作成した日時、該音響メモデータの番
号、該音響メモデータが表す音響の記録時間が含まれ
る。この音響メモデータの番号とは、音響メモ機能にお
いて用いることができる音響メモデータが複数個、たと
えば10個ある場合そのうちの何番目の音響メモデータ
であるかを示す。これらのデータは処理対象の対象デー
タの管理データの各項目のデータとして、データ管理部
9に記憶されている。すなわち電子メール作成部13
は、具体的には、データ管理部9から、処理対象の対象
データの管理データの各項目のデータを読出す。
【0044】続いて電子メール作成部13は、ステップ
a6で、予備データとこれまでに得られたデータに基づ
いてコピーメールを作成する。たとえば、符号化および
圧縮された予備データおよびステップa3〜a5で取得
された管理データの各項目のデータに、電子メールの発
信元が情報処理装置1であることを示す予め定める発信
元データと、この電子メールがコピーメールであること
と該コピーメールが対象データに関するどのような処理
の対象となる対象データの予備データを含んでいるかと
を表す識別データと、前述の宛て先データとを付加し
て、これらのデータの集合をコピーメールとする。削除
制御動作時の予備管理処理では、識別データは、削除処
理の処理対象の対象データの予備データを含むコピーメ
ールであることを示す。作成されたコピーメールは、送
信用の一時記憶装置14に記憶される。ステップa3〜
a6の処理によって、コピーメールを送信するための準
備が整うことになる。
【0045】電子メール送信部15は、ステップa7
で、前記外部情報処理装置に対してコピーメールの送信
を行う。すなわち電子メール送信部15は、データ入出
力インタフェイス16に、予め設定される宛て先データ
を与えて電子メールの送信先とするべき情報処理装置を
特定し、データ入出力インタフェイス16によってその
情報処理装置に対して送信用の一時記憶装置14に記憶
されたコピーメールを送信させる。これによって、コピ
ーメールは外部情報処理装置に対して送信されるので、
外部情報処理装置がそのコピーメールを受信してメール
記憶装置に記憶する。したがって、処理対象の対象デー
タと同じデータである予備データが、外部情報処理装置
のメール記憶装置に記憶される。これで予備管理処理が
終了する。
【0046】ステップa7で予備管理処理が終了した場
合、ステップa7からステップa8に進む。また、ステ
ップa2で予備管理処理を実行する必要がないと判定さ
れた場合、ステップa2からステップa8に進む。ステ
ップa8では、処理部8がデータの削除処理を行う。こ
れによって、記憶装置7から処理対象の対象データが削
除される。データ削除後、ステップa9で削除制御動作
を終了する。
【0047】このように削除制御動作では、処理部8が
データの削除処理を行う前に、予備管理制御部10が処
理対象の対象データの予備データを作成して外部情報処
理装置に対し電子メール機能を用いて送信させる。これ
によって、削除制御動作終了後にも、削除された対象デ
ータと同じ予備データが外部情報処理装置のメール記憶
装置に記憶される。したがって操作者は、外部情報処理
装置のメール記憶装置に記憶された予備データを参照し
て、削除された対象データを復元して再び記憶装置7に
記憶させることができる。
【0048】対象データを復元する手法の例は、たとえ
ば以下のとおりである。操作者は、まず外部情報処理装
置に予備データを表示させ、次いで表示された予備デー
タを参照しつつ入力装置3を操作して予備データと同じ
データを情報処理装置1に入力する。最後に処理部8
が、入力されたデータを、復元された対象データとし
て、記憶装置7に記憶させることによって、対象データ
が復元される。このように、予備データを外部情報処理
装置に記憶させておけば、削除された対象データを、容
易に復元することができる。
【0049】また、図2のフローチャートにおいて、ス
テップa1からステップa2に移行する際の動作を更新
処理に関する操作に置換え、さらにステップa8の削除
処理を更新処理に置換えることもできる。これによって
情報処理装置1は、更新処理によって処理対象の対象デ
ータを書換える前に、処理対象のデータの予備データを
作成し、その予備データを含むコピーメールを作成して
外部情報処理装置に送信する。ゆえに操作者は、更新処
理終了後に、外部情報処理装置のメール記憶装置に記憶
された予備データを参照して、更新された対象データを
更新処理前の状態に戻すことができる。また、削除処理
および更新処理を対象データに関する他の処理に置換え
ても、前記他の処理後に、処理が施されたデータを処理
が施される前の状態に容易に戻すことができる。
【0050】さらにまた、たとえば新規作成処理の実行
が指示された場合、まず新規作成処理を実行して新たな
対象データを作成して記憶装置7に記憶させ、次いで作
成された新たな対象データを処理対象の対象データとし
て上述のステップa2〜a7の予備管理処理を行っても
良い。また、更新処理の実行が指示された場合、まず処
理対象の対象データに更新処理を施して処理後の対象デ
ータを記憶装置7に記憶させ、次いで更新後の対象デー
タを処理対象の対象データとして上述のステップa2〜
a7の予備管理処理を行っても良い。これらのことによ
って、新たに作成された対象データの予備データおよび
更新処理が施された後の対象データの予備データが、外
部情報処理装置に対して電子メール送信機能を用いて送
信されて記憶される。
【0051】すなわち、データに関する処理の実行が指
示された場合、まず処理部8が指示された処理を実行し
て処理を施した対象データを記憶装置7に記憶させ、次
いで、その処理が施された対象データの予備データを電
子メール送信機能によって外部情報処理装置に送信して
記憶させる。したがって、たとえば記憶装置7の不調に
起因して、処理が施された対象データ、たとえば新たに
作成された対象データおよび更新された対象データが失
われた場合、操作者は、外部情報処理装置のメール記憶
装置に記憶された予備データを参照して、失われた対象
データを復元して再び記憶装置7に記憶させることがで
きる。この場合のデータの復元の具体的な手法は、たと
えばデータに関する処理の前に予備管理処理を行う場合
の手法と等しいので、失われた対象データを容易に復元
することができる。
【0052】さらにまた、処理部8がデータに関する処
理を実行するか否かに拘わらず、予め定める基準時間が
経過するたびに、記憶装置7に記憶された対象データの
予備データを、電子メール送信機能を用いて外部情報処
理装置に送信してもよい。基準時間は、たとえば1〜9
日である。これによって、基準時間が経過するたびにそ
の時点の対象データと同じ予備データを外部情報処理装
置に記憶させることができる。したがって、対象データ
が失われた場合、この予備データを用いて、対象データ
を容易に復元することができる。
【0053】上述の説明では、予備データを電子メール
送信機能を用いて送信しているが、電子メール送信機能
に限らず、情報処理装置1と外部情報処理装置との間で
対象データを送受することができる通信機能であれば、
他の通信機能を用いても良い。また上述の説明では、予
備管理処理において電子メール送信機能を用いるために
音響データおよび画像データをそのまま送信することが
困難なので符号化処理を行っているが、音響データおよ
び画像データをそのまま送信することができる通信機能
を用いる場合、符号化処理を省略してもよい。さらにま
た、予備データのデータ量の削減および送信時間の短縮
のために予備データの圧縮処理を行っているが、この圧
縮処理を省略してもよい。さらにまた、コピーメールの
作成時に予備データに付加された各種の他のデータの一
部または全てを付加しないでコピーメールを作成しても
よい。
【0054】以下に、本発明の第2実施形態である情報
処理装置21について説明する。情報処理装置21は、
第1実施形態の情報処理装置1と比較して、対象データ
を記憶装置7に復元する場合の動作およびその動作に関
する構造が異なり、他は等しい。ゆえに、第1実施形態
の情報処理装置1と同じ部品には同じ符号を付し、また
説明の同じ部分の記載は省略する。
【0055】図3は、情報処理装置21の電気的構成を
示すブロック図である。情報処理装置21は入力装置
3、入力制御装置4、表示装置5、表示制御部6、記憶
装置7、処理部8、データ管理部9、予備管理制御部1
0,データ入出力インタフェイス16、データ格納管理
部23、および復元制御部24を含む。ここで、予備管
理制御部10の構造は、第1実施形態と等しく、1つの
ブロックで簡略化して記載する。復元制御部24は、電
子メール受信部26,受信メール解析部27,データ復
号化部28、データ解凍処理部29、一時記憶装置30
を含む。また、入力装置3および表示装置4以外の上述
の部品4,6,7,9,10,16,23,26〜30
は、それぞれ処理部8に接続されており、処理部8を介
して相互に信号およびデータを授受することができる。
以後の説明では、処理部8を介して信号を送受する部分
の説明は省略する。情報処理装置21は、電子メール送
信機能と、他の情報処理装置から情報処理装置1に対し
て送信された電子メールを受信する電子メール受信機能
とを有する。また処理部8は、第1実施形態で説明した
動作に加えて、以後の説明で記載する動作をさらに行
う。
【0056】データ格納管理部23は、記憶装置7に記
憶された対象データの記憶状態を処理部8が管理するた
めの状態管理データを記憶する。状態管理データには、
たとえば、記憶装置7のデータ保存領域内で各対象デー
タが記憶される場所を表すアドレスデータ、データ保存
領域内に追加して記憶可能な対象データの数を表す残数
データ、および全ての対象データの作成日時を記憶する
一覧テーブルを含む。復元制御部24は、概略的には、
外部情報処理装置から転送されるコピーメールに基づい
て、記憶装置7に記憶された対象データの状態をコピー
メール送信時の状態に戻す復元処理を行う。
【0057】電子メール受信部26は、他の情報処理装
置から送信された電子メールを、データ入出力インタフ
ェイス16を制御して受信させる。電子メール解析部2
7は、データ入出力インタフェイス16が受信した電子
メールから各種のデータを切出し、切出したデータに基
づいた処理を行う。データ復号化部28は、予備データ
の信号形態を電子メールによって送信可能な信号形態か
ら該予備データのデータ種別に応じた信号形態に変換す
る復号化処理を行う。データ解凍処理部29は予備デー
タを解凍して圧縮前の状態に戻す解凍処理を行う。受信
用の一時記憶装置30は、データ復号化処理部28およ
びデータ解凍処理部29で処理された予備データ、すな
わち復元された対象データを一時的に記憶するバッファ
である。
【0058】処理部8、予備管理制御部10、電子メー
ル受信部26,受信メール解析部27,データ復号化部
28,およびデータ解凍部29は、たとえば中央演算処
理回路17の演算処理によって実現される。勿論、各部
8,10,26〜29は、個別の演算回路によって実現
されてもよく、このうちの幾つかの部が同じ演算回路の
処理で実現されてもよい。また同時に、入力制御部4,
表示制御部6,データ管理部9、およびデータ格納管理
部23の少なくとも1つが、中央演算処理回路17の演
算処理によって実現されてもよい。この場合、図1の各
部4,6,8〜10,23,26〜29のうちの演算処
理で実現される部のブロックは、中央演算処理回路17
を動作させるためのプログラム内において各部4,6,
8〜10,23,26〜29に定義付けられた処理を行
うための一連の処理ルーチンに相当する。
【0059】データ復元動作を行う場合の操作者の概略
的な動作を以下に説明する。データ復元動作の前提条件
として、情報処理装置21が既に予備管理処理を実行し
ており、外部情報処理装置にコピーメールが記憶されて
いることが必要である。データ復元動作を行う場合、ま
ず操作者は、外部情報処理装置に記憶されたコピーメー
ルのうちで復元すべき復元対象の対象データの予備デー
タを含むものを、外部情報処理装置の電子メール送信機
能を用いて、外部情報処理装置から情報処理装置21に
対して送信させる。この場合の送信手順は、外部情報処
理装置がコピーメール以外の電子メールを送信する場合
の手順と等しい。操作者の操作はこれで終了する。情報
処理装置21は、コピーメールを受信すると、図4に示
す電子メール受信動作を実行する。
【0060】図4は、データ復元処理を含む情報処理装
置21の電子メール受信動作を説明するためのフローチ
ャートである。電子メール受信部26がデータ入出力イ
ンタフェイス16によって電子メールを受信した時点
で、ステップb1からステップb2に進む。電子メール
の受信は、その電子メールがコピーメールであってもそ
の他の電子メールであってもよい。
【0061】まず受信メール解析部27が、ステップb
2で、受信した電子メールがコピーメールであるのかコ
ピーメール以外の他の電子メールであるのかを判定す
る。受信した電子メールが前記他の電子メールである場
合、ステップb2からステップb3に進み、受信メール
処理を行う。受信メール処理は、電子メールを受信した
場合に一般的に実行する処理であれば何でも良く、たと
えば、受信した電子メールをその言語体系に基づいて表
示する処理である。受信メール処理終了後、ステップb
12で電子メール受信動作を終了する。受信した電子メ
ールがコピーメールである場合、ステップb2からステ
ップb4に進み、ステップb4〜b11のデータ復元処
理を行う。
【0062】受信メール解析部27は、ステップb4
で、受信した電子メール、すなわちコピーメールから、
該コピーメール内の予備データのデータ種別および該コ
ピーメールの元の状態に関するデータを読出す。たとえ
ば、受信した電子メールが音響メモ機能の音響メモデー
タの予備データを含むコピーメールである場合、該電子
メール内の予備データの対象データのデータ種別が音響
データであることが得られ、またコピーメールの元の状
態として、該電子メール内の予備データが音響メモ機能
によって作成されたものであることおよび該電子メール
内の予備データの作成日時が得られる。ステップb4で
得られたデータ種別およびコピーメールの元の状態に関
するデータは、データ復元処理の以後の処理で利用され
る。
【0063】さらに受信メール解析部27は、ステップ
b5で、受信した電子メールであるコピーメール内の予
備データに圧縮処理が施されているか否かを判定する。
このために、たとえばコピーメール内から予備データの
圧縮の有無に関するデータを読出し、そのデータに基づ
いて圧縮処理の有無を判定する。予備データが圧縮され
ていると判定された場合、ステップb5からステップb
6に進み、予備データが圧縮されていないと判定された
場合、ステップb5からステップb7に進む。
【0064】ステップb6では、コピーメール内の予備
データに対して解凍処理と復号化処理とが施される。ス
テップb7では、コピーメール内の予備データに対して
復号化処理が施される。この復号化処理によって、予備
データの信号形態がコピーメールとして送信された時点
に電子メール送信機能によって送信することができる信
号形態に変換されている場合、電子メール送信機能によ
って送信することができる信号形態から予備データのデ
ータ種別に応じた信号形態に自動的に戻すことができ
る。また、予備データに圧縮処理が施されていることが
ステップb5の判定で判る場合、ステップb6の処理に
おいて復号化処理に加えて圧縮処理が施されるので、圧
縮された予備データを自動的に解凍、すなわち伸長する
ことができる。ステップb6,b7の処理によって、受
信した電子メール内の予備データの状態が、予備管理処
理において該予備データを作成した時点の状態に戻る。
作成時の状態に戻された予備データは、一時記憶装置3
0に一時的に記憶される。予備データ記憶後、ステップ
b6,b7からステップb8に進む。
【0065】ステップb8では、処理部8は、データ格
納管理部23に対して、記憶装置7内で一時記憶装置3
0に記憶された予備データを記憶させるべき場所、およ
び該場所に記憶されるデータの状態管理データを予備デ
ータの状態に整合させるためにするべき処理について、
問い合わせる。ステップb9では、記憶装置7のデータ
保存領域内で予備データを記憶させるべき場所にデータ
が記憶されておらず空いているか否かを判定する。空い
ている場合、ステップb9からステップb10に進み、
予備データを記憶させるべき場所に一時記憶装置30に
記憶された予備データを記憶させる。同時に、データ格
納管理部23の記憶内容を予備データ作成時の状態に戻
す。さらに処理部8は、ステップb11で、受信した電
子メールを削除する。たとえば、受信した電子メールが
音響メモ機能の音響メモデータの予備データを含むコピ
ーメールである場合、まずメモ番号に基づいてステップ
b9で音響メモデータをデータ保存領域のどこに記憶さ
せればよいのかを問合わせ、問合わせて判る場所に音響
メモデータの予備データを格納する。さらに、状態管理
データのうちで、音響メモの保存可能残り数を減少さ
せ、音響メモ作成日時を記録した一覧テーブルを予備デ
ータに併せて書換える。電子メール削除後、ステップb
12で当該フローチャートの処理動作を終了する。ま
た、ステップb9の判定で予備データを記憶させる領域
が空いていないと判定された場合、ステップb9からス
テップb12にそのまま進んで当該フローチャートの処
理動作を終了する。
【0066】このようなデータの復元処理を含む電子メ
ール受信動作によって、操作者がコピーメールを外部情
報処理装置から情報処理装置21に対して転送させるだ
けで、自動的にデータを復元させることができる。ゆえ
に、データの復元に要する操作者の操作が容易になる。
【0067】また、上述のフローチャートのデータ復元
処理では、コピーメールの受信から記憶装置7へのデー
タの格納までの各処理が全て自動的に行われる。データ
復元処理の第1の他の例として、上述の図4のフローチ
ャートのステップb2とステップb3との間にデータ復
元処理を実行するか否かを操作者に判定させる処理のス
テップを加えてもよい。たとえば、データ復元処理にお
いて、外部情報処理装置から送信された電子メール内の
予備データを、該予備データに対応しその時点に記憶装
置7に記憶された既存の対象データに上書きすることに
よって記憶させる場合、既存の対象データを不容易に消
去させないために、データ復元処理を行っても良いか否
かを操作者に選択させることが好ましい。
【0068】このために、まず処理部8は、電子メール
を受信した時点で、表示制御部6を介して表示装置5
に、予備データを含む電子メールを受信したことを表す
表示を行う。操作者は、この表示が表示装置5に表示さ
れた場合、データ復元処理を行うか否かを選択して、選
択結果を入力装置3を入力して情報処理装置21に入力
する。処理部8は、入力装置3に対する操作に応答し、
データ復元処理を行うことが選択された場合、追加した
ステップからステップb4に進みステップb4〜b11
のデータ復元処理を実行する。データ復元処理を行わな
いことが選択された場合、追加したステップからそのま
まステップb12に進み当該フローチャートの処理を終
了する。これによって、データ復元処理の実行の有無の
操作者の選択を図4の電子メール受信動作に加えること
ができる。
【0069】さらにまた、上述のフローチャートのデー
タ復元処理では、対象データの復元後、受信したコピー
メールは自動的に削除される。受信したコピーメール
は、データ復元処理の後も消去せずに残しておいても良
く、対象データを復元した後に受信したコピーメールを
消去するか否かを操作者に判断させてその選択結果を入
力させ、入力された選択結果に基づいて受信したコピー
メールの消去の有無を決定するようにしてもよい。
【0070】以下に、本発明の第3実施形態の情報処理
装置である携帯電話端末41について説明する。この携
帯電話端末41は、無線空間および基地局を介して他の
電話機との間で音響およびデータを送受し、さらに電子
メール送信機能を備える。携帯電話端末41は、第1実
施形態の情報処理装置1と比較して、音響の送受に拘わ
る機能および電子メール送信機能の詳細な動作ならびに
その機能および動作に関する構造が異なり、他は等し
い。ゆえに、第1実施形態の情報処理装置1と同じ部品
には同じ符号を付し、また説明の同じ部分の記載は省略
する。
【0071】図5は、携帯電話端末41の電気的構成を
示すブロック図である。携帯電話端末41は、入力装置
3、入力制御装置4、表示装置5、表示制御部6、記憶
装置7、処理部8、データ管理部9、予備管理制御部1
0、マイクロフォン43,スピーカ44、音声処理部4
5,ダイアル処理部46、および無線送受部47を含
む。入力装置3、表示装置5、スピーカ44、およびマ
イクロフォン43以外の上記部品4,6,7,9,11
〜15,45,46,47は、それぞれ処理部8に接続
されており、処理部8を介して相互に信号およびデータ
を授受することができる。以後の説明では、処理部8を
介する部分の説明は省略する。
【0072】また入力装置3は、キーボードおよびマウ
スに代わって、携帯電話端末で用いられる入力装置、た
とえばハードキーおよびシャトルによって実現されるこ
とが好ましい。処理部8は、第1実施形態で説明した処
理の他に、携帯電話端末41と他の電話機および他の携
帯電話端末との間の通話に関する処理を行う。記憶装置
7には、たとえば、対象データとして、複数の電話番号
とその各電話番号の電話機の持主の名称と対応付けられ
て構成される電話帳データと、他の電話機および携帯電
話端末から送信され携帯電話端末41の操作者が聴取し
ていない音響データである留守録データとが記憶され
る。
【0073】マイクロフォン43には携帯電話端末以外
の他の電話機および携帯電話端末に対して送信するべき
音響が入力され、入力された音響を音響データに変換す
る。スピーカ44は、他の電話機および携帯電話端末か
ら送信された音響データを、音響に変換して出力する。
マイクロフォン43とスピーカ44との動作は、音声処
理部45によって制御される。
【0074】無線送受部47は、携帯電話端末41と他
の携帯電話端末および電話機とを公衆回線網を介して接
続して、携帯電話端末41と他の携帯電話端末および電
話機との間で音響データおよび電子メールを送受させ
る。ダイヤル処理部46は、音響データおよび電子メー
ルの送受を開始する際の電話発呼時に、無線送受部47
を制御する。この公衆回線網は、たとえば、無線空間を
含む携帯電話用の電話網である。無線送受部47は、T
DMA処理部48、変復調処理部49,およびアンテナ
部50を含む。TDMA処理部48は、無線空間への音
響データおよび電子メールを送受する動作を制御する。
変復調制御部49は、無線空間への音響データおよび電
子メールの送受時に音響データおよび電子メールの変調
および復調を行う。アンテナ部50は、無線空間に変調
された音響データおよび電子メールを送信し、無線空間
内の変調された音響データおよび電子メールを受信す
る。無線送受部47は、第1実施形態のデータ入出力イ
ンタフェイス16に相当する。
【0075】公衆回線網内には、電子メールを中継する
ための電子メールセンターが予め設置されている。電子
メールセンターとは、たとえば、現在携帯電話端末およ
びPHS端末間で文字を送受するサービスにおいて基地
局内でその文字データを記憶するための装置に相当す
る。携帯電話端末41が電子メール送信機能を用いて電
子メールを送信する場合、まず無線送受部47とダイヤ
ル処理部46とを用いて電子メールセンターと携帯電話
端末41とを接続し、次いで公衆回線網を介して電子メ
ールを送受するための通信規約に基づいて、予め定める
外部情報処理装置に対して送信するべき電子メールを電
子メールセンターに対して送信する。電子メールセンタ
ーは、送信された電子メールを記憶し、その電子メール
の宛て先に対してその電子メールを送信する。
【0076】この外部情報処理装置は、たとえば携帯電
話端末41を情報処理装置として用いる場合、電子メー
ルセンターと接続可能なコンピュータによって実現され
る。たとえば、携帯電話端末41の操作者が使用可能な
コンピュータを外部情報処理装置とすることが好まし
い。操作者が使用可能なコンピュータとは、たとえば、
操作者が勤務する会社で操作者が使用するコンピュー
タ、および操作者が自宅で使用するコンピュータであ
る。外部情報処理装置のメール記憶装置は、携帯電話端
末41の記憶装置7よりも記憶容量が大きいことが好ま
しい。
【0077】図6は、予備管理処理を含む携帯情報端末
41のデータの削除制御動作を説明するためのフローチ
ャートである。図6の削除制御動作のステップc1〜c
6の処理は図2の削除制御動作のステップa1〜a6の
処理とそれぞれ同じなので、これらステップの詳細な動
作の説明は省略する。削除制御動作を実行する前提条件
と削除制御動作を開始する際の動作とは、図2の削除制
御動作と等しい。入力装置3の操作によって削除処理を
行うことが選択結果として入力されると、ステップc1
からステップc2に進む。
【0078】ステップc2では、処理部8が、処理対象
の対象データがコピーメールを送信する必要があるデー
タであるか否かを、データ管理部9に問合わせる。たと
えば、処理対象の対象データが電話帳データである場
合、電話帳データに対して削除処理を行う際にコピーメ
ールを送信する必要があるか否かを判定する。送信する
必要がある場合、ステップc2からステップc3に進
み、ステップc3〜ステップc8の予備管理処理を行
う。
【0079】データ符号化部11は、まずステップc3
で処理対象の対象データのデータ種別をデータ管理部9
に問合わせる。次いでステップc4で、データ符号化部
11は、記憶装置7に記憶された処理対象の対象データ
を複写して処理対象の対象データの予備データを作成
し、データ符号化部11とデータ圧縮処理部12とが、
処理対象の対象データのデータ種別に応じて、上述の予
備データに符号化処理と圧縮処理とを施す。電子メール
作成部13は、ステップc5で、予備データを用いてデ
ータ復元処理を行う際に必要となるデータを、データ管
理部9に問合わせる。たとえば処理対象の対象データが
留守録データである場合、前記必要となるデータには、
対象データのデータ種別が音響データであることの他
に、対象データが留守録データであること、およびこの
対象データを作成した日時が含まれる。続いて電子メー
ル作成部13は、ステップc6で、予備データとこれま
でに得られた情報に基づいてコピーメールを作成する。
作成されたコピーメールは、送信用の一時記憶装置14
に記憶される。ステップc3〜c6の処理によって、電
子メールを送信するための準備が整うことになる。
【0080】電子メール送信部15は、ステップc7,
c8で、ダイアル処理部46および無線送受部47を用
いて、前記外部情報処理装置に対してコピーメールの送
信を行う。まず、電子メール送信部15は、ステップc
7でダイアル処理部46に、TDMA処理部48,変復
調処理部49,およびアンテナ部50を通して、電子メ
ールセンターに対して電話発呼処理を行わせる。携帯電
話端末41と電子メールセンターとの間で回線が接続さ
れると、次いでステップc8で、電子メール送信部15
は、TDMA処理部48,変復調処理部49,およびア
ンテナ部50を通して、一時記憶装置14に記憶された
コピーメールの送信を行う。これによって、コピーメー
ルは電子メールセンターを介して外部情報処理装置に受
信され、そのコピーメールが外部情報処理装置のメール
記憶装置に記憶される。したがって、処理対象の対象デ
ータと同じデータである予備データが、外部情報処理装
置のメール記憶装置に記憶されることになる。これで、
予備管理処理が終了する。
【0081】ステップc8で予備管理処理が終了した場
合、ステップc8からステップc9に進む。また、ステ
ップc2で予備管理処理を実行する必要がないと判定さ
れた場合、ステップc2からステップc9に進む。ステ
ップc9では、処理部8が、ステップa8と同様に、デ
ータの削除処理を行う。これによって、記憶装置7から
処理対象の対象データが削除される。データ削除後、ス
テップc10で削除制御処理を終了する。
【0082】このような削除制御処理を行うことによっ
て、削除制御処理終了後にも、削除された対象データと
同じ予備データが外部情報処理装置のメール記憶装置に
記憶される。したがって操作者は、外部情報処理装置の
メール記憶装置に記憶された予備データを参照して、削
除された対象データを復元して再び記憶装置に記憶させ
ることができる。この場合の具体的なデータの復元手法
の例は、第1実施形態の例と同じである。
【0083】また、予備管理処理は、第1実施形態で説
明したように、削除処理以外の他の対象データに関する
処理を実行する際に該処理に先立って行ってもよい。さ
らにまた、対象データに関する処理、たとえば新規作成
処理および更新処理を行った後に、処理後の対象データ
に対して予備管理処理を行ってもよい。さらにまた、予
備管理処理は、処理部8がデータに関する処理を実行す
るか否かに拘わらず、予め定める基準時間が経過するた
びに実行してもよい。これらの手順で予備管理処理を行
い予備データを外部記憶装置に記憶させておくことによ
って、携帯電話端末41では、対象データが失われた場
合、第1実施形態と同じ理由に基づいて、対象データを
容易に復元することができる。
【0084】上述の説明は、携帯電話端末を対象として
行ったが、携帯電話端末以外の他の携帯用の情報処理装
置においても、予備管理処理を対象データに関する処理
の前後の時点にまたは定期的に行うことが好ましい。他
の携帯用の情報処理装置としては、たとえば、電子メー
ル送信機能を備えたPHS端末、および電子メール送信
機能を備えた携帯情報端末が挙げられる。これは、以下
の理由からである。
【0085】携帯用の情報処理装置は、携帯しやすくす
るために小型化および軽量化を図ることが多いので、記
憶装置のデータ保存領域がパーソナルコンピュータより
も小さくなり易い。このため携帯用の情報処理装置で
は、データ保存領域内に新たな対象データを記憶するた
めの空白部を確保するために、使用しなくなった不要な
対象データをデータ保存領域から頻繁に削除する必要が
ある。これによって、削除処理の回数がパーソナルコン
ピュータにおける処理の回数よりも増加するので、削除
してはならない必要なデータを誤って削除することが起
こり得る。また、小型化および軽量化を図るために、い
わゆるごみ箱フォルダを設けるための記憶装置の増設お
よび記憶媒体の接続のための構成の追加は困難であるの
で、ごみ箱フォルダ内および記憶媒体内に予備データを
記憶させることは困難である。
【0086】この携帯用の情報処理装置において、予備
管理処理を対象データに関する処理の前後の時点にまた
は定期的に行わせれば、必要なデータが失われた場合で
もその対象データの予備データが自動的に外部情報処理
装置に記憶される。ゆえに、ごみ箱フォルダのための増
設および記録媒体との接続機能を設けることなく、必要
な対象データを失うことを防止することができる。した
がって、必要な対象データの保存のための記憶装置およ
び記憶媒体の接続のための構成が必要ない。ゆえに、こ
れらを用いて対象データを保存していた従来技術の情報
処理装置と比較して、部品点数が少なく構造が簡単であ
るため、小型化および軽量化が容易である。ゆえに、携
帯用の情報処理装置に向いている。以上の理由から、携
帯用の情報処理装置において、予備管理処理を対象デー
タに関する処理の前後の時点にまたは定期的に行うこと
が好ましい。
【0087】以下に、本発明の第4実施形態の情報処理
装置である携帯電話端末51について説明する。この携
帯電話端末51は、第3実施形態の情報処理装置41と
比較して、対象データを記憶装置7に復元する場合の動
作およびその動作に関する構造が異なり、他は等しい。
また対象データを記憶装置7に復元する場合の動作およ
びその動作に関する構造は、第2実施形態の情報処理装
置21と等しい。ゆえに、第1〜第3実施形態の情報処
理装置1,21,41と同じ部品には同じ符号を付し、
また説明の同じ部分の記載は省略する。
【0088】図7は、携帯電話端末51の電気的構成を
示すブロック図である。携帯電話端末51は、入力装置
3、入力制御装置4、表示装置5、表示制御部6、記憶
装置7、処理部8、データ管理部9、予備管理制御部1
0、復元制御部24,マイクロフォン43,スピーカ4
4、音声処理部45,ダイアル処理部46、および無線
送受部47を含む。復元制御部24は、電子メール受信
部26,受信メール解析部27,データ復号化部28,
データ解析部29,および予備データ記憶用の一時記憶
装置30を含む。入力装置3、表示装置5、スピーカ4
4,マイクロフォン43,変復調処理部49,およびア
ンテナ部50以外の上記部品4,6,7,9,10,2
3,26〜30,45〜47は、は、それぞれ処理部8
に接続されており、処理部8を介して相互に信号および
データを授受することができる。以後の説明では、処理
部8を介する部分の説明は省略する。
【0089】予備管理制御部10は第3実施形態のもの
と等しく、コピーメールを電子メールセンターを介して
外部情報処理装置に送信させるものであり、単一のブロ
ックで簡略化して記載する。この外部情報処理装置は、
たとえば操作者が会社または自宅で使用するコンピュー
タであると仮定する。また入力装置3は、キーボードお
よびマウスに代わって、携帯電話端末で用いられる入力
装置、たとえばハードキーおよびシャトルによって実現
される。処理部8は、第3実施形態で説明した動作に加
えて、図8のフローチャートで説明する動作を行う。記
憶装置7には、電話帳データと留守録データとが記憶さ
れる。
【0090】データ復元処理を行う場合の操作者の概略
的な操作を以下に説明する。データ復元処理の前提条件
として、携帯電話端末51が既に予備管理処理を実行し
ており、外部情報処理装置にコピーメールが記憶されて
いることが必要である。データ復元処理を行う場合、ま
ず操作者は、外部情報処理装置に記憶されたコピーメー
ルのうちで復元すべき復元対象の対象データの予備デー
タを含むコピーメールを、外部情報処理装置の電子メー
ル送信機能を用い、この外部情報処理装置から電子メー
ルセンターに対して送信させる。この送信手順は、外部
情報処理装置が電子メールセンターを介してコピーメー
ルの他の電子メールを送信する手順と等しいので、コピ
ーメールは一旦電子メールセンターに送信されて記憶さ
れる。次いで操作者は、入力装置3を操作して携帯電話
端末51に電子メールの受信動作の開始の指示を入力す
る。以上で操作者の操作は終了する。これによって、図
8の電子メール受信動作が実行される。
【0091】図8は、データ復元処理を含む情報処理装
置21の電子メール受信動作を説明するためのフローチ
ャートである。図8の電子メール受信動作のステップd
3〜d13の処理は図4の電子メール受信動作のステッ
プb2〜b11の処理とそれぞれ同じなので、これらス
テップの詳細な動作の説明は省略する。電子メール受信
動作の開始の指示のための入力装置3の操作に応答し
て、ステップd1からステップd2に進む。
【0092】まずステップd2で、ダイアル制御部46
が、無線送受部47を介して、電子メールセンターに対
して電話発呼処理を行う。この電話発呼処理によって携
帯電話端末51と電子メールセンターとの間で回線が接
続されたら、ステップd2からステップd3に進む。ス
テップd3では、電子メール受信部12は、無線送受部
47を制御して、電子メールセンターに記憶された電子
メールのうちから携帯電話端末51自身に対して送信さ
れるべき電子メールを読出させる。これによって、電子
メールセンターから携帯電話端末51に、携帯電話端末
51自身に対して送信させるべき電子メールが転送さ
れ、それが無線送受部47に受信される。
【0093】次いで、ステップd4で、受信メール解析
部27が、受信した電子メールがコピーメールであるの
かコピーメール以外の他の電子メールであるのかを判定
する。受信した電子メールが前記他の電子メールである
場合、ステップd5で受信メール処理を行い、ステップ
d14で電子メール受信動作を終了する。受信した電子
メールがコピーメールである場合、ステップd4からス
テップd6に進み、ステップd6〜d13のデータ復元
処理を行う。
【0094】受信メール解析部27は、ステップd6
で、受信した電子メールであるコピーメールから、該コ
ピーメール内の予備データのデータ種別および該コピー
メールの元の状態に関するデータを読出す。たとえば、
受信した電子メールが留守録データの予備データを含む
コピーメールである場合、該電子メール内の予備データ
の対象データのデータ種別が音響データであることが得
られ、またコピーメールの元の状態として、該電子メー
ル内の予備データが留守録データとして作成されたもの
であることおよび該電子メール内の予備データの作成日
時が得られる。ステップd4で得られたデータ種別およ
びコピーメールの元の状態に関するデータは、データ復
元処理の以後の処理で利用される。
【0095】さらに受信メール解析部27は、ステップ
d7で、受信した電子メールであるコピーメール内の予
備データに圧縮処理が施されているか否かを判定する。
予備データが圧縮されていると判定された場合、ステッ
プd7からステップd8に進み、コピーメール内の予備
データに対して解凍処理と復号化処理とが施される。予
備データが圧縮されていないと判定された場合、ステッ
プd7からステップd9に進み、コピーメール内の予備
データに対して復号化処理が施される。ステップd8,
d9の処理によって作成時の状態に戻された予備データ
は、受信用の一時記憶装置30に一時的に記憶される。
予備データ記憶後、ステップd8,d9からステップd
10に進む。
【0096】ステップd10では、処理部8は、データ
格納管理部23に対して、記憶装置7内で一時記憶装置
30に記憶された予備データを記憶させるべき場所、お
よび該場所に記憶されるデータの状態管理データを予備
データの状態に整合させるためにするべき処理につい
て、問合わせる。ステップd11では、記憶装置7のデ
ータ保存領域内で予備データを記憶させるべき場所が空
いているか否かを判定する。空きがある場合、ステップ
d11からステップd12に進み、予備データを記憶さ
せるべき場所に一時記憶装置30に記憶された予備デー
タを記憶させる。同時に、データ格納管理部23の記憶
内容を予備データ作成時の状態に戻す。さらに処理部8
は、ステップd13で、受信した電子メールを削除す
る。たとえば、受信した電子メールが電話帳データの予
備データを含むコピーメールである場合、まずステップ
d11で電話帳データをデータ保存領域のどこに記憶さ
せればよいのかを問合わせ、問合わせて判る場所に電話
帳データの予備データを格納する。さらに、状態管理デ
ータのうちで、電話帳データの保存可能残り数を減少さ
せる。電子メール削除後、ステップd14で当該フロー
チャートの処理動作を終了する。また、ステップd11
の判定で予備データを記憶させる領域が空いていないと
判定された場合、ステップd11からステップd14に
そのまま進んで当該フローチャートの処理動作を終了す
る。
【0097】このようなデータの復元処理を含む電子メ
ール受信動作によって、操作者がコピーメールを外部情
報処理装置から携帯電話端末51に対して送信させ、携
帯電話端末51に電子メールの受信を指示するだけで、
自動的にデータを復元させることができる。ゆえに、デ
ータの復元に要する操作者の操作が容易になる。
【0098】また、上述のデータ復元処理では、電子メ
ールセンターへの電話発呼処理から記憶装置7へのデー
タの格納までの各処理が全て自動的に行われる。データ
復元処理の第1の他の例として、前述の図4のフローチ
ャートと同様に、図6のフローチャートのステップd4
とステップd6との間にデータ復元処理を実行するか否
かを操作者に判定させる処理のステップを加えて、デー
タ復元処理を行っても良いか否かを操作者に選択させる
ことが好ましい。この選択を行う理由は、第2実施形態
で説明した理由と等しい。さらにまた、上述のデータ復
元処理では、対象データの復元後に受信したコピーメー
ルを自動的に削除する代わりに、受信したコピーメール
は、データ復元処理の後も消去せずに残しておいても良
く、コピーメールを消去するか否かを操作者に判断させ
てその選択結果の入力のための操作に基づいて受信した
コピーメールの消去の有無を決定するようにしてもよ
い。
【0099】上述の説明では、携帯電話端末51におい
て上述のデータ復元処理を行うものとして説明したが、
携帯電話端末に限らず、電子メール受信機能を備えた携
帯情報端末およびPHS端末など、携帯用の情報処理装
置であれば、上述のデータ復元処理を行うことによっ
て、記憶装置の増設および記憶媒体の接続機能を備える
ことなく、予備データを記憶しかつそれを用いて容易に
データの復元を行うことができる。したがって、データ
の保存および復元を行う情報処理装置の部品点数の減少
および構造の簡略化を図ることができるので、小型化お
よび軽量化が容易になり、情報処理装置を携帯に適した
ものにすることができる。
【0100】第1および第2実施形態の情報処理装置
1,21ならびに第3および第4実施形態の携帯電話端
末41,51は、本発明の情報処理装置の例示であり、
主要な動作が等しければ、他の様々な形で実施すること
ができる。特に各装置および各部の詳細な動作は、同じ
出力が得られれば、これに限らず他の動作によって実現
されてもよい。さらに、上述の情報処理装置ならびに携
帯電話端末において予備管理処理と対象データに関する
処理とを含む動作およびデータ復元処理を含む電子メー
ル受信動作は、これら動作をコンピュータの中央演算処
理回路に行わせるためのソフトウエアをコンピュータに
よって読出し可能な記憶媒体に記憶させ、このソフトウ
エアをコンピュータにインストールして、コンピュータ
の中央演算処理回路にそのソフトウエアのプログラムを
実行させることによって実現してもよい。この記憶媒体
にはCD−ROMおよびフロッピーディスクが挙げられ
る。
【0101】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、情報処理
装置の管理制御手段は、データ記憶手段に記憶されたデ
ータと同じ予備データを、データ送信手段によって外部
情報処理装置に送信して外部情報処理装置内に記憶させ
る。これによって、予備データを参照することで、デー
タ記憶手段に記憶されたデータの状態を現時点の状態か
らその時点の前の状態に容易に戻すことができる。また
予備データを記憶させるための操作者の操作が簡略化さ
れるため、情報処理装置が使い易くなる。
【0102】また本発明によれば、情報処理装置の管理
制御手段は、データに関する処理の前に、予備データを
データ送信手段に送信させる。さらにまた本発明によれ
ば、情報処理装置の管理制御手段は、データに関する処
理が行われた後に、予備データをデータ送信手段に送信
させる。また本発明によれば、情報処理装置の管理制御
手段は、基準時間おきに予備データをデータ送信手段に
送信させる。これらのことによって、この外部情報処理
装置に記憶された予備データを参照して、たとえばデー
タ記憶手段から失われたデータを容易に復元することが
できる。
【0103】さらにまた本発明によれば、情報処理装置
においてデータを復元する場合、外部情報処理装置に情
報処理装置から送信されて記憶していた予備データを送
信させ、情報処理装置が予備データを受信して、その予
備データに基づいてデータを自動的に復元する。これに
よって、データを自動的に復元することができる。
【0104】また本発明によれば、情報処理装置の管理
制御手段は、予備データを圧縮してから送信する。これ
によって、予備データの送信に要する時間を短縮するこ
とができ、また外部情報処理装置に記憶される予備デー
タの数を増加させることができる。さらにまた本発明に
よれば、情報処理装置の復元制御手段は、受信した予備
データを解凍してから、解凍した予備データに基づいて
データを復元する。これによって、たとえば送信時間の
短縮のために予備データを圧縮した場合にも、データを
自動的に復元することができる。
【0105】また本発明によれば、情報処理装置の復元
制御手段は、データの復元を行うか否かを選択させる。
これによって、情報処理装置が使い易くなる。さらにま
た本発明によれば、情報処理装置の管理制御手段は、予
めデータ管理が要求されるデータの予備データだけを外
部情報処理装置に対して送信する。これによって、予備
データの送信の回数を減少させることができる。
【0106】また本発明によれば、情報処理装置のデー
タ送信手段は、いわゆる電子メール送信機能によって、
予備データを送信する。これによって、情報処理装置が
電子メール送信機能を備えている場合、他のデータ送信
手段を付加することなく、バックアップのために外部情
報処理装置に予備データを記憶させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である情報処理装置1の
電気的構成を示すブロック図である。
【図2】情報処理装置1における予備管理処理を含む削
除制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施形態である情報処理装置21
の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】情報処理装置21におけるデータ復元処理を含
む電子メール受信動作を説明するためのフローチャート
である。
【図5】本発明の第3実施形態である携帯電話端末41
の電気的構成を示すブロック図である。
【図6】携帯電話端末41における予備管理処理を含む
削除制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の第4実施形態である携帯電話端末51
の電気的構成を示すブロック図である。
【図8】携帯電話端末51におけるデータ復元処理を含
む電子メール受信動作を説明するためのフローチャート
である。
【符号の説明】
1,21 情報処理装置 7 記憶装置 8 処理部 10 予備管理制御部 11 データ符号化部 12 データ圧縮処理部 13 電子メール作成部 14,30 一時記憶装置 15 電子メール送信部 16 データ入出力インタフェイス 24 復元制御部 26 電子メール受信部 27 電子メール解析部 28 データ復号化部 29 データ解凍部 41,51 携帯電話端末

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象のデータを記憶するデータ記憶
    手段と、データに関する処理を行い処理したデータをデ
    ータ記憶手段に記憶させるデータ処理手段と、他の情報
    処理装置に対してデータを送信するデータ送信手段とを
    含む情報処理装置において、 データ記憶手段に記憶されたデータと等しい予備データ
    を作成し、予備データをデータ送信手段によって予め定
    める外部情報処理装置に送信させて記憶させる予備管理
    制御手段とを含むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記予備管理制御手段は、前記データ処
    理手段が前記データ記憶手段に記憶されたデータに関す
    る処理を開始する時点よりも前の時点に、前記予備デー
    タを送信させることを特徴とする請求項1記載の情報処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記予備管理制御手段は、前記データ処
    理手段がデータに関する処理を行った時点よりも後の時
    点に、前記予備データを送信させることを特徴とする請
    求項1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記予備管理制御手段は、予め定める基
    準時間が経過するたびに前記予備データを送信させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記外部情報処理装置から送信された前
    記予備データを受信するデータ受信手段と、 データ受信手段が受信した予備データに基づいて前記処
    理対象のデータを復元して前記データ記憶手段に記憶さ
    せる復元制御手段とをさらに含むことを特徴とする請求
    項1記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記予備管理制御手段は、前記予備デー
    タを圧縮し、圧縮された予備データを前記データ送信手
    段に送信させることを特徴とする請求項1記載の情報処
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記外部情報処理装置から送信された前
    記予備データを受信するデータ受信手段と、 データ受信手段が受信した前記予備データを伸長し、伸
    長された予備データに基づいて前記処理対象のデータを
    復元して前記データ記憶手段に記憶させる復元制御手段
    とをさらに含むことを特徴とする請求項6記載の情報処
    理装置。
  8. 【請求項8】 前記復元制御手段は、データを復元する
    か否かを選択させ、復元することが選択された場合にデ
    ータを復元して前記データ記憶手段にデータを記憶さ
    せ、復元しないことが選択された場合休止することを特
    徴とする請求項5または7記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記データ記憶手段には、予備データの
    保存が予め要求されるデータと、予備データの保存が予
    め要求されていないデータとが記憶され、前記予備管理
    制御手段は、前記データ記憶手段に記憶されたデータの
    うちで予備データの保存が予め要求されたデータの予備
    データだけを送信させることを特徴とする請求項1記載
    の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記データ送信手段は、作成した前記
    予備データを含む電子メールをさらに作成し、公衆電話
    回線を介して前記外部情報処理装置に作成した電子メー
    ルを送信することを特徴とする請求項1記載の情報処理
    装置。
JP9321661A 1997-11-21 1997-11-21 情報処理装置 Pending JPH11154107A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002157445A (ja) * 2000-11-16 2002-05-31 Ok Web Inc ヘルプデスクシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002157445A (ja) * 2000-11-16 2002-05-31 Ok Web Inc ヘルプデスクシステム

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