JPH11153942A - 外壁材選択装置 - Google Patents

外壁材選択装置

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JPH11153942A
JPH11153942A JP32014097A JP32014097A JPH11153942A JP H11153942 A JPH11153942 A JP H11153942A JP 32014097 A JP32014097 A JP 32014097A JP 32014097 A JP32014097 A JP 32014097A JP H11153942 A JPH11153942 A JP H11153942A
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JP
Japan
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house
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Application number
JP32014097A
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English (en)
Inventor
Osamu Hebikusa
修 蛇草
Masanori Nakamura
正典 中村
Toshiharu Miura
敏治 三浦
Tomoaki Fujii
知昭 藤井
Takahiro Dobashi
孝博 土橋
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、住宅建築予定者が外壁材を選択する場
合は、カタログやパンフレット等を見て色やデザインを
決定していたので、該住宅建築予定者が、掲載された写
真等により想像していた外壁材の色やデザインのイメー
ジと、完工して実際に出来上がった住宅の外壁材のイメ
ージとが相違してしまうことがあった。 【解決手段】 多数の種類の外壁材25を機能別に分類
して、一箇所に纏めて配置し、住宅購入予定者が実際に
様々な種類の外壁材25を見た上で、該外壁材25を選
択できるように外壁材選択装置1を構成し、該外壁材選
択装置1を、住宅設計情報提供施設内の一壁面に配設し
て、住宅購入予定者が該外壁材選択装置1を一望できる
ように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅建築予定者が
住宅の建設に際して、決定すべき事項の一つである外壁
材料を選択する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅建築予定者が住宅を建設する
際において、住宅の外壁材を決定する場合には、様々な
種類の外壁材を一度に見ることができる場所がなかった
ので、住宅建築予定者は、住宅展示場等に建設されたモ
デル住宅の外壁材を基にして、カタログやパンフレット
等に掲載された様々な色やデザインの外壁材を比較検討
した上で、どの外壁材にするかを決定していた。
【0003】しかし、住宅建築予定者がカタログやパン
フレット等を見て外壁材の色やデザインを決定した場
合、該住宅建築予定者が、掲載された写真等により想像
していた外壁材の色やデザインのイメージと、完工して
実際に出来上がった住宅の外壁材のイメージとが相違し
てしまうことがあり、住宅完成後にトラブルの原因とな
る恐れがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のこの
ような不具合を解消するために構成したものであり、様
々な種類の外壁材を一箇所に纏めて配置することで、住
宅購入予定者が、実際に様々な種類の外壁材を見た上
で、建設する住宅に使用する外壁材を選択できるように
し、該住宅購入予定者が想像するイメージと、実際に出
来上がった住宅の外壁材のイメージとの相違をなくそう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、多数の種類の外壁材を機能別
に分類して、一箇所に纏めて配置し、住宅購入予定者が
実際に様々な種類の外壁材を見た上で、該外壁材を選択
できるように構成したことである。
【0006】また、前記外壁材選択装置を、住宅設計情
報提供施設内の一壁面に配設して、住宅購入予定者が該
外壁材選択装置を一望できるように構成したことであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の外壁材選択装置を配置した住宅設
計情報提供施設等の住宅設計に関する知識を習得する場
所を示す平面図、図2は同じく外壁材選択装置の部分の
拡大平面図、図3は外壁材選択装置を示す俯瞰図、図4
は同じく正面図、図5は同じく側面断面図、図6は外壁
ボードの取り付け状態を示す斜視図である。
【0008】まず、本発明の外壁材選択装置を配置した
住宅設計情報提供施設の全体構成について説明する。図
1に示す住宅設計情報提供施設においては、住宅建築予
定者が住宅設計の際に見ておく必要のある住宅建設に関
する様々な情報が配置され、展示されている。
【0009】例えば、本発明の外壁材選択装置1をはじ
めとして、その他に吊り戸の高さが体験できる装置2
や、キッチンの大きさが体験できる装置や、通路間隔を
体験できる装置3や、外壁材の防火性能が体験できる装
置や、収納棚の奥行きを体験することができる装置4
や、内装設備を実際に手に取って体験できる装置や、基
礎工事から内装工事までの構造を体験できる装置等が配
置されている。また、本住宅設計情報提供施設には、打
ち合わせを行う打ち合わせ室5や、来訪者が寛いだり、
色々なイベントを催すことができるサロン6等も併設さ
れている。
【0010】このように、住宅設計のために必要な情報
をシミュレーションしながら様々な設備を体験して、最
も適切な大きさ、形状、及び、材質等を確認・選択でき
るように、この住宅設計情報提供施設が構成されてい
る。この中の一つとして、本発明の外壁材選択装置1が
配置されているのである。
【0011】図2に示すように、住宅設計情報提供施設
の一壁面には、外壁材選択装置1の展示パネル11が配
設され、該展示パネル11の下方にはカウンター12が
設置されている。該展示パネル11には、外壁材を一定
の大きさの板状部材に形成した、後述の外壁ボード25
・25・・・が多数取り付けられており、住宅建築予定
者がこれらの外壁ボード25・25・・・を一望できる
ように構成している。
【0012】図3乃至図5に示すように、展示パネル1
1には複数の上レール22・22・・・及び下レール2
3・23・・・が交互に水平方向に横設され、上レール
22と下レール23とによって多数の前記外壁ボード2
5・25・・・が展示パネル11に取り付けられてい
る。即ち、外壁ボード25の上方に上レール22が、下
方に下レール23が配設され、該上下レール22・23
に外壁ボード25を係合させることで、該外壁ボード2
5を展示パネル11に取り付けている。
【0013】上下一対の上下レール22・23の間に
は、左右方向に多数の外壁ボード25・25・・・が取
り付けられ、外壁ボード25・25・・・を取り付けて
いる一対の上下レール22・23は、上下方向に複数段
配置されている。このようにして、多数の外壁ボード2
5・25・・・が上下左右に並べられて展示パネル11
に取り付けられ、展示されているのである。
【0014】さらに、前記カウンター12の上面にも、
複数の外壁ボード25・25・・・を載置して展示して
いる。このように、カウンター12上に展示した外壁ボ
ード25・25・・・や、展示パネル11の下部に取り
付けられた外壁ボード25・25・・・は、住宅建築予
定者が実際に手で触れて、感触等を確かめることもでき
るのである。
【0015】そして、展示パネル11やカウンター12
上面に展示された外壁ボード25・25・・・は、材質
・デザイン・色等の機能別に分類して配置されており、
住宅建築予定者が、それぞれの嗜好に合った外壁材が簡
単に選択できるように構成されている。例えば、外壁ボ
ード25・25・・・をデザイン別に分類して展示した
場合は、同じデザインに形成されて色等が異なる外壁ボ
ード25・25・・・が纏めて配置されており、住宅建
築予定者はある一つのデザインを選べば、そのデザイン
に用意された色等の種類を実際に見比べることができて
容易に外壁材の種類を選択することができるのである。
【0016】また、機能別に分類した外壁ボード25・
25・・・毎に施工見本26を展示している。即ち、施
工見本26は、例えば、一つの分類に属する外壁ボード
25・25・・・の中から代表的な外壁材を使用して、
実際に住宅を建築した場合の外観を写真等で表したもの
であり、外壁ボード25と同様の板状に形成されて、該
外壁ボード25に併設して展示されている。該施工見本
26は、例えば、一つの分類に対して一枚又は数枚が展
示されている。この施工見本26を見ることにより、住
宅建築予定者が選択したタイプの外壁材が、実際に住宅
に使用された場合にどのような感じになるかを、該住宅
建築予定者は、おおよそ知ることができるのである。
【0017】図4、図5に示すように、外壁ボード25
の上端部には上部金具27が、下端部には下部金具28
が固設され、該外壁ボード25はこの上部金具27及び
下部金具28の部分で上下レール22・23へ取り付け
られている。そして、上部金具27の表面には表示部2
9を設けて、 該表示部29に外壁ボード25の外壁材の
品名や品番等を記して表示している。これにより、住宅
建築予定者が、ある種類の外壁ボード25を選択した場
合には、この外壁ボード25の表示部29に記された品
名や品番等を住宅設計者へ伝えることで、自分が選択し
た外壁材の種類を確実に住宅設計者へ伝えることができ
る。
【0018】また、外壁ボード25は、展示パネル11
へ簡単に着脱できるように構成している。図6に示すよ
うに、外壁ボード25を展示パネル11へ取り付ける場
合には、該外壁ボード25上端部の上部金具27の部分
を上レール22内の上端まで嵌入した後に、外壁ボード
25の下端部を下レール23へ嵌入すれば、外壁ボード
25の上下端部が上下レール22・23に係合して、該
外壁ボード25を展示パネル11へ取り付けることがで
きる。尚、このように取り付けた外壁ボード25・25
・・・は、左右方向に移動可能に構成されている。
【0019】一方、展示パネル11へ取り付けた外壁ボ
ード25を取り外す場合には、外壁ボード25の上端と
上レール22内の上端との間には間隙が形成されるよう
に構成されているので、該外壁ボード25をこの間隙分
だけ上方へ持ち上げる。すると、外壁ボード25の下端
部と下レール23との係合状態が解除されるので、外壁
ボード25を取り付ける場合とは逆に、該外壁ボード2
5の下端部を展示パネル11から遠ざかる方向へ引き出
した後に、該外壁ボード25の上端部を上レール22か
ら取り外すのである。
【0020】このように、外壁ボード25は展示パネル
11へ簡単に取り付けたり、取り外したりできるように
構成されているので、展示パネル11に展示している外
壁ボード25・25・・・を並び変えたり、新しい外壁
ボード25を展示パネル11に付け加えたりすることが
手軽に行えるのである。尚、本実施例においては、住宅
設計情報提供施設の一壁面に配設した展示パネル11に
外壁ボード25・25・・・を取り付けているが、住宅
設計情報提供施設の一壁面に直接外壁ボード25・25
・・・を取り付けて展示してもよい。
【0021】以上のように、多数の種類の外壁ボード2
5・25・・・を材質・デザイン・色等の機能別に分類
して、一箇所に纏めて配置して外壁材選択装置1を構成
することにより、住宅購入予定者が実際に様々な種類の
外壁材を見ながら、該外壁材を選択できることとなっ
て、実際に出来上がった住宅の外壁材のイメージと、住
宅購入予定者が想像していたイメージとの相違がなくな
り、住宅完成後にトラブル等が発生することもなくな
る。また、外壁ボード25・25・・・を機能別に分類
して配置することで、住宅建築予定者が、それぞれの嗜
好に合った外壁材を簡単に選択できるようになるのであ
る。
【0022】さらに、前記外壁材選択装置1を、住宅設
計情報提供施設内の一壁面に配設して、住宅購入予定者
が該外壁材選択装置1を一望できるように構成すること
により、多数の種類の外壁ボード25・25・・・を一
度に比較しながら選択することができるので、簡便に、
漏れなく、又、確実に外壁材を選択することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1記載の如
く、多数の種類の外壁材を機能別に分類して、一箇所に
纏めて配置し、住宅購入予定者が実際に様々な種類の外
壁材を見ながら、該外壁材を選択できるように構成した
ので、住宅建築予定者が、それぞれの嗜好に合った外壁
材を簡単・便利に選択できるようになり、実際に出来上
がった住宅の外壁材のイメージと、住宅購入予定者が想
像していたイメージとの相違がなくなって、住宅完成後
にトラブル等が発生することもなくなった。
【0024】更に、請求項2記載の如く、前記外壁材選
択装置を、住宅設計情報提供施設内の一壁面に配設し
て、住宅購入予定者が該外壁材選択装置を一望できるよ
うに構成したので、多数の種類の外壁材を一度に比較し
ながら選択することができるので、簡便に、漏れなく、
又、確実に外壁材を選択することができるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外壁材選択装置を配置した住宅設計情
報提供施設等の住宅設計に関する知識を習得する場所を
示す平面図である。
【図2】同じく外壁材選択装置の部分の拡大平面図であ
る。
【図3】外壁材選択装置を示す俯瞰図である。
【図4】同じく正面図である。
【図5】同じく側面断面図である。
【図6】外壁ボードの取り付け状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 外壁選択装置 11 展示パネル 12 カウンター 22 上レール 23 下レール 25 外壁ボード(外壁材) 26 施工見本 29 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 知昭 大阪府大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハウス株式会社内 (72)発明者 土橋 孝博 大阪府大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハウス株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の種類の外壁材を機能別に分類し
    て、一箇所に纏めて配置し、住宅購入予定者が実際に様
    々な種類の外壁材を見ながら、該外壁材を選択できるよ
    うに構成したことを特徴とする外壁材選択装置。
  2. 【請求項2】 前記外壁材選択装置を、住宅設計情報提
    供施設内の一壁面に配設して、住宅購入予定者が該外壁
    材選択装置を一望できるように構成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の外壁材選択装置。
JP32014097A 1997-11-20 1997-11-20 外壁材選択装置 Pending JPH11153942A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32014097A JPH11153942A (ja) 1997-11-20 1997-11-20 外壁材選択装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32014097A JPH11153942A (ja) 1997-11-20 1997-11-20 外壁材選択装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11153942A true JPH11153942A (ja) 1999-06-08

Family

ID=18118163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32014097A Pending JPH11153942A (ja) 1997-11-20 1997-11-20 外壁材選択装置

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JP (1) JPH11153942A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020052185A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 積水ハウス株式会社 外壁の展示構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020052185A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 積水ハウス株式会社 外壁の展示構造

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Effective date: 20040928

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Effective date: 20050215

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