JPH04129506A - 宝石類の展示台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、宝石類の展示台に関する。

（従来の技術） 従来、宝石類はガラスケースの中に平面的に配置して展
示されていた。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、この従来の宝石類を平面的に展示するガ
ラスケースでは、顔を真下に向けて覗き込まなければな
らず、大変見にくいという問題があった。また手前側と
奥側では視距離が違って奥側はど見難（なって（るので
、展示面の奥行きをあまり深（することができず、従っ
て宝石類の展示数も限られてくるという問題があった。

また、平面的に展示すると１店舗の床面積も広（必要と
なるし、折角の宝石類の輝きも遠くからは見難（店舗の
イメージアップにならない等の問題があった。

本発明は、かかる従来の問題点を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、顔を下に向けて覗
き込まないでも展示面の宝石類を手前側から奥側まで良
（見ることができ、また、展示面の奥行きを狭（形成し
ても多数の宝石類を展示することができ、また、遠くか
らでも宝石類の輝きが確認され店舗のイメージアップを
計ることができる宝石類の展示台を提供することにある
。

（課題を解決するための手段） 本発明の宝石類の展示台では、前記目的を達成するため
の手段として、多数の宝石類を展示する展示面を備えた
展示台であって、前記展示面の上部側が略垂直に配置さ
れると共に、展示面の下部側が該展示面の上部側の前方
に向けて湾曲して形成されている構成とした。

（作用） 本発明の宝石類の展示台では、展示面の下部側が斜め上
に向けて湾曲して形成されているため、展示台の手前側
でも顔を真下に向けなくても視線を斜め下方に落とすだ
けで宝石類を楽に見ることができる。また、展示面が人
と正対する状態となるので、どの位置の宝石類も遠くな
らずハツキリと見ることができ、また、店外へ展示面を
向けて展示することもできる。

また、展示面の下部側が湾曲している上、上部側が略垂
直に配置されているため、展示面を幅広（形成しても展
示台の奥行きは狭くなるので、狭い床面積で多数の宝石
類を展示することができる。

（実施例） 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。

まず、実施例の構成を説明する。

この実施例の宝石類の展示台Ａは、第１図〜第６図に示
すように、載置台１と、盗難防止具２と、トレー３と、
トレー配列台４とを主要な構成としている。

前記載置台１は、指輪５を単体ずつ立設させるものであ
って、第２図に示すように、平面形状に形成された載置
部１０の両側に脚部１１が設けられている。また、前記
載置部１０の中央上部に貫通穴１２が設けられている。

尚、該載置台ｌを多数集合させて載置部ｌＯの上面１３
を同一レベルにすることで、幅広い展示面１４が形成さ
れる。

また１図中１５は該載置台ｌをトレー３から引き出すと
きのつまみである。

前記盗難防止具２は、指輪５を立てた状態に保持すると
共に該指輪５の盗難を防止するものであって、第３図に
示すように先端に突起２０を有する挟持部２１と、該挟
持部２１の後端から前記突起２０と同一方向に設けた雄
ねじ部２２とで略し字状に形成され、また、雄ねじ部２
２には雌ねじ２３を備えている。

前記トレー３は、指輪５を保持した前記載置台ｌを縦横
に複数個ずつ並べて着脱自在に収容するものであって、
第５図に示すように、上面が開口孔 した箱状に形成され、内部は、着脱日次に装着した仕切
り板３０によって前記載置台ｌと略同−大きさに仕切ら
れている。また、その深さは、前記載置台ｌを収容した
別のトレーを重ねたとき、下のトレーの指輪が上のトレ
ーの底に接触しない寸法に形成されている。

前記トレー配列台４は、前記トレー３を縦横に複数個ず
つ保持するものであって、第１図および第６図に示すよ
うに、略人の腰の高さに形成された土台４０の上部に升
状に仕切った配列棚４１が設けられている。該配列棚４
１は、幅広い底板４２の上部側４３が垂直に配置される
と共に、前面側が仕切り板４５によって前記トレー３と
略同−大きさに縦横に複数個ずつ区切られ仕切り部４６
が形成されている。また、この仕切り部４６は、前記底
板４２の略中央で正面前方に設定した該底板４２に平行
な水平線ｇを中心に該水平線ｇより下方部分を一段ずつ
角度を増加させながら上向きに傾斜させることによって
、底板４２の下部側４４が斜め上方に向けて湾曲したよ
うに形成されている。

そして、前記載置台ｌを前記トレー３に所定数ずつ収容
させ、この載置台ｌを収容したトレー３を前記配列棚４
１の仕切り部４６にそれぞれ嵌め込むことによって展示
台Ａが形成される。

次に、この実施側の作用を説明する。

まず、第４図に示すように、載置部１０の上面１３に指
輪５を立設し、そのリング部５０の下部を盗難防止具２
の挟持部２１で押えると共に、雄ねじ部２２を貫通穴１
２に挿通し載置部ｌＯの裏側で雌ねじ２３を締め付けて
固定させた後トレー３に収容し、このトレー３を配列棚
４１の仕切り部４６に嵌め込むことによって、該載置部
ｌＯの上面１３によって形成された幅広い展示面１４に
多数の指輪５が林立したように展示される。また、前記
展示面１４は、その傾き状態が底板４２の傾き状態と一
致し、 ±垂±＝出址＝展示面１４の水平中央部から下方が斜め
上方に向けて湾曲したように形成される。

以上説明してきたように本実施例によれば、指輪５は、
載置台１ごとトレー３から取り外すことができるので、
自分の好みのものを取り出してリング部５０を含め全体
を見ることができる。また、展示面１４は、略中央部よ
り上方が垂直に形成され、また、中央部より下方が湾曲
して形成されているので、展示面１４を幅広（形成して
も奥行きが狭（、従って、狭い場所でも多数の指輪５を
展示することができる。また、展示面１４の奥行きが狭
い上、下方が斜め上方に向は湾曲しているので、顔を下
に向けなくても楽に展示面１４上の指輪全部を見ること
ができる。また、指輪５は、展示面１４上に林立したよ
うに保持され立体的であり、また、照明による反射部分
も多（なって展示効果を上げ、さらに前面にはガラス窓
もなく開放的である等の効果がある。

以上、本発明の詳細な説明してきたが、本発明の具体的
構成はこの実施例に限定されるものではな（、発明の要
旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含
まれる。

例えば、実施例では、展示面１４は略中央部より下方を
湾曲させるとしたが、これに限らず全体を湾曲させる等
任意に設定することができる。

また、実施例では、展示面１４は指輪５を１個ずつ立設
する載置台ｌを集合させて形成するとしたが、これに限
らず、展示面１４は一体に形成する等任意に形成するこ
とができる。

また、実施例では、載置台１に指輪５を１個ずつ取り付
けるとしたが、これに限らず、ベアで取り付けたり、ま
たは１０個単位で取り付けたり取り付は数等は任意に設
定することができる。

また、実施例では、展示台Ａは、土台４０の上部に配列
棚４１を形成して宝石類を展示するとしたが、これに限
らず、配列８１４１のみを形成して、これを壁面に取り
付は土台なしに展示するようにしてもよい。

また、展示するものは、指輪の外、ピアス、ネックレス
等任意である。

また、前記載置台ｌの表面とトレー３の内面を色違いに
着色しておき、載置台ｌを取り出したとき、その部分の
み色違い空間部が現出することで当人に盗難に対する無
言の警告を発すると共にカウンターから確認することが
できるようにしてもよい。

（発明の効果） 以上説明してきたように、本発明の宝石類の展示台にあ
っては、多数の宝石類を展示する展示面を備えた展示台
であって、前記展示面の上部側が略垂直に配置されると
共に、展示面の下部側が該展示面の上部側の前方に向け
て湾曲して形成されている構成としたため、顔を真下に
向けないでも楽に見ることができる。また、設置する床
面積が狭くても多数の宝石類を見易く展示することがで
きる等の効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の展示台を示す一部切欠側面図、
第２図は同上の載置台を示す斜視図、第３図は同上の盗
難防止具を示す斜視図、第４図は同上の載置台の使用状
態を示す斜視図、第５図は同上のトレーを示す斜視図、
第６図は同上の展示台を示す説明図である。 Ａ　：宝石類の展示台 ｇ　：水平線 ５　：指輪（宝石類） １３：載置台の上面 １４：展示面 ４３：上部側 ４４：下部側 特　　許　　出 株式会社 願　　人 ノウプル貿易 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）多数の宝石類を展示する展示面を備えた展示台であ
   って、前記展示面の上部側が略垂直に配置されると共に
   、展示面の下部側が該展示面の上部側の前方に向けて湾
   曲して形成されていることを特徴とする宝石類の展示台
   。