JPH1115329A - 画像形成装置および定着用温調制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
画像形成装置および定着用温調制御プログラムを記録した記録媒体Info
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- JPH1115329A JPH1115329A JP9167517A JP16751797A JPH1115329A JP H1115329 A JPH1115329 A JP H1115329A JP 9167517 A JP9167517 A JP 9167517A JP 16751797 A JP16751797 A JP 16751797A JP H1115329 A JPH1115329 A JP H1115329A
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- power supply
- power consumption
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低消費電力モード時の消費電力を抑えると共
に、低消費電力モードを解除した後の復帰時間を短縮さ
せ、操作性を向上させることが可能な画像形成装置およ
び定着用温調制御プログラムを記録した記録媒体。 【解決手段】 モード設定手段52により、電力消費量
を低くする低消費電力モードに設定し、該設定された信
号を検出し、該検出結果に基づいて、第2の電源回路1
7の動作を停止させ、かつ、第1の電源回路15からの
電力を定着手段21に供給して温度制御を行うことによ
り、低消費電力モードを実行する。
に、低消費電力モードを解除した後の復帰時間を短縮さ
せ、操作性を向上させることが可能な画像形成装置およ
び定着用温調制御プログラムを記録した記録媒体。 【解決手段】 モード設定手段52により、電力消費量
を低くする低消費電力モードに設定し、該設定された信
号を検出し、該検出結果に基づいて、第2の電源回路1
7の動作を停止させ、かつ、第1の電源回路15からの
電力を定着手段21に供給して温度制御を行うことによ
り、低消費電力モードを実行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定着装置や電源回
路の電力制御を行うことにより、省力化が可能な画像形
成装置および定着用温調制御プログラムを記録した記録
媒体に関する。
路の電力制御を行うことにより、省力化が可能な画像形
成装置および定着用温調制御プログラムを記録した記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の画像形成装置における電
源部を中心とした制御回路の概略構成を示す。
源部を中心とした制御回路の概略構成を示す。
【0003】従来においては、電源22および制御回路
23は、1つのブロックのみで構成されている。制御回
路23に供給されている電源22は、記録紙上に転写さ
れた像を定着するための定着ヒータ21およびその温度
センサ29や、画像形成の動作および種々の条件の設定
を行う操作パネル24の他に、装置本体の種々な負荷に
も電力を供給している。
23は、1つのブロックのみで構成されている。制御回
路23に供給されている電源22は、記録紙上に転写さ
れた像を定着するための定着ヒータ21およびその温度
センサ29や、画像形成の動作および種々の条件の設定
を行う操作パネル24の他に、装置本体の種々な負荷に
も電力を供給している。
【0004】その負荷としては、原稿照明ランプ25、
記録紙の搬送や感光体の駆動および原稿照明ランプ25
等の駆動系負荷26、潜像を形成して現像し記録紙上に
転写を行うための高圧電源27、各種制御を行うための
各種センサ28等がある。この場合、定着ヒータ21を
制御するための制御回路23を動作させるためには、電
源22を常に動作させておく必要がある。
記録紙の搬送や感光体の駆動および原稿照明ランプ25
等の駆動系負荷26、潜像を形成して現像し記録紙上に
転写を行うための高圧電源27、各種制御を行うための
各種センサ28等がある。この場合、定着ヒータ21を
制御するための制御回路23を動作させるためには、電
源22を常に動作させておく必要がある。
【0005】ところで、操作パネル24上に設けられ
た、低消費電力モードを設定するスイッチ24aと、画
像形成が可能なスタンバイモードを設定するスイッチ2
4bとの切り替えが行われている。この場合、電源22
は動作しているが、画像形成動作が行われていない状態
(スタンバイモードの状態)においては、電源22、制
御回路23には常に電力が供給されており、その消費電
力は画像形成装置が大型の場合には、電源22だけでも
数10Wにもなる。
た、低消費電力モードを設定するスイッチ24aと、画
像形成が可能なスタンバイモードを設定するスイッチ2
4bとの切り替えが行われている。この場合、電源22
は動作しているが、画像形成動作が行われていない状態
(スタンバイモードの状態)においては、電源22、制
御回路23には常に電力が供給されており、その消費電
力は画像形成装置が大型の場合には、電源22だけでも
数10Wにもなる。
【0006】そこで、スタンバイ状態における電力エネ
ルギーの無駄をなくすために、操作パネル24上に設け
られた低消費電力モードのスイッチ24a等を用いて、
定着ヒータ21の温調温度を下げた状態にすることによ
って、そのスタンバイモードの状態を継続するような手
法がとられている。また、再度、画像形成を行う場合に
は、操作パネル24上に設けられた低消費電力モードの
スイッチ24aを再度押下することにより、その低消費
電力モードが解除される。この解除により、定着ヒータ
21の温調温度は、画像形成に必要な温度になるまで上
昇させ、その後、画像形成が可能な状態になるように制
御される。
ルギーの無駄をなくすために、操作パネル24上に設け
られた低消費電力モードのスイッチ24a等を用いて、
定着ヒータ21の温調温度を下げた状態にすることによ
って、そのスタンバイモードの状態を継続するような手
法がとられている。また、再度、画像形成を行う場合に
は、操作パネル24上に設けられた低消費電力モードの
スイッチ24aを再度押下することにより、その低消費
電力モードが解除される。この解除により、定着ヒータ
21の温調温度は、画像形成に必要な温度になるまで上
昇させ、その後、画像形成が可能な状態になるように制
御される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
においては、低消費電力モード中であっても、定着ヒー
タ21に供給されている電力のみならず、制御回路23
およびこの制御回路23に電力を供給する電源22が動
作している。特に、その電源22においては、画像形成
動作中に駆動系負荷26等に大きな電力を供給する必要
があるため、駆動系負荷26の非動作時においても、電
力の損失が生じていた。
においては、低消費電力モード中であっても、定着ヒー
タ21に供給されている電力のみならず、制御回路23
およびこの制御回路23に電力を供給する電源22が動
作している。特に、その電源22においては、画像形成
動作中に駆動系負荷26等に大きな電力を供給する必要
があるため、駆動系負荷26の非動作時においても、電
力の損失が生じていた。
【0008】また、低消費電力モードが解除され、画像
形成が可能な状態になるまでに定着ヒータ21に供給す
る電力は、入力側の源の電力量に制限があるために、電
源22の電力を差し引いた残りの電力量となる。このた
め、電源22の電力が大きい場合には、低消費電力モー
ドを解除した後、画像形成が可能な定着ヒータ21の温
度になるまでに時間がかかるという問題が生じる。
形成が可能な状態になるまでに定着ヒータ21に供給す
る電力は、入力側の源の電力量に制限があるために、電
源22の電力を差し引いた残りの電力量となる。このた
め、電源22の電力が大きい場合には、低消費電力モー
ドを解除した後、画像形成が可能な定着ヒータ21の温
度になるまでに時間がかかるという問題が生じる。
【0009】そこで、本発明の目的は、低消費電力モー
ド時の消費電力を抑え、また、その低消費電力モードを
解除した後の復帰時間を短縮させ、操作性を向上させる
ことが可能な画像形成装置および定着用温調制御プログ
ラムを記録した記録媒体を提供することにある。
ド時の消費電力を抑え、また、その低消費電力モードを
解除した後の復帰時間を短縮させ、操作性を向上させる
ことが可能な画像形成装置および定着用温調制御プログ
ラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録紙上に形
成された画像を、定着手段を用いて固着させる画像形成
装置であって、電力供給源から電力が供給される第1の
電源回路と、前記電力供給源から、前記第1の電源回路
とは独立して電力が供給される第2の電源回路と、前記
第1の電源回路により電力が供給され、前記定着手段の
温度制御および前記第2の電源回路の動作制御を行う第
1の制御手段と、前記第2の電源回路により電力が供給
され、画像形成に伴う前記定着手段以外の構成手段の動
作制御を行う第2の制御手段とを具えることによって、
画像形成装置を構成する。
成された画像を、定着手段を用いて固着させる画像形成
装置であって、電力供給源から電力が供給される第1の
電源回路と、前記電力供給源から、前記第1の電源回路
とは独立して電力が供給される第2の電源回路と、前記
第1の電源回路により電力が供給され、前記定着手段の
温度制御および前記第2の電源回路の動作制御を行う第
1の制御手段と、前記第2の電源回路により電力が供給
され、画像形成に伴う前記定着手段以外の構成手段の動
作制御を行う第2の制御手段とを具えることによって、
画像形成装置を構成する。
【0011】ここで、前記第1の制御手段は、電力消費
量を低くする低消費電力モードに設定するモード設定手
段と、前記モード設定手段からの信号を検出する検出手
段と、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記第2の
電源回路の動作を停止させ、かつ、前記第1の電源回路
からの電力を前記定着手段に供給して温度制御を行うこ
とにより、前記低消費電力モードを実行するモード実行
手段とを含むことができる。
量を低くする低消費電力モードに設定するモード設定手
段と、前記モード設定手段からの信号を検出する検出手
段と、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記第2の
電源回路の動作を停止させ、かつ、前記第1の電源回路
からの電力を前記定着手段に供給して温度制御を行うこ
とにより、前記低消費電力モードを実行するモード実行
手段とを含むことができる。
【0012】また、前記第1の制御手段は、装置本体が
操作されていない時間を計数し、該計数値が所定時間に
達したときに前記低消費電力モードを実行するための信
号を出力する出力手段と、前記出力手段からの信号を検
出する検出手段とをさらに具え、前記検出手段の検出結
果に基づいて、前記モード実行手段により低消費電力モ
ードを実行することができる。
操作されていない時間を計数し、該計数値が所定時間に
達したときに前記低消費電力モードを実行するための信
号を出力する出力手段と、前記出力手段からの信号を検
出する検出手段とをさらに具え、前記検出手段の検出結
果に基づいて、前記モード実行手段により低消費電力モ
ードを実行することができる。
【0013】また、前記第1の制御手段は、前記低消費
電力モードを解除する解除手段と、前記解除手段の信号
を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づ
いて、前記定着手段の制御温度値を再設定し、該制御温
度値が目標値に達した後に、前記第2の電源回路の動作
を開始させる復帰手段とをさらに具えることができる。
電力モードを解除する解除手段と、前記解除手段の信号
を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づ
いて、前記定着手段の制御温度値を再設定し、該制御温
度値が目標値に達した後に、前記第2の電源回路の動作
を開始させる復帰手段とをさらに具えることができる。
【0014】また、本発明は、コンピュータによって定
着手段の温調制御をするための制御プログラムを記録し
た媒体であって、該制御プログラムはコンピュータに、
モード設定手段による電力消費量を低くするための低消
費電力モードの設定を検出させ、該検出結果に基づい
て、電力供給源から第1の電源回路とは独立して電力が
供給される第2の電源回路の動作を停止させ、前記第1
の電源回路からの電力を前記定着手段に供給させて温度
制御を行わせることにより、低消費電力モードを実行さ
せることができる。
着手段の温調制御をするための制御プログラムを記録し
た媒体であって、該制御プログラムはコンピュータに、
モード設定手段による電力消費量を低くするための低消
費電力モードの設定を検出させ、該検出結果に基づい
て、電力供給源から第1の電源回路とは独立して電力が
供給される第2の電源回路の動作を停止させ、前記第1
の電源回路からの電力を前記定着手段に供給させて温度
制御を行わせることにより、低消費電力モードを実行さ
せることができる。
【0015】ここで、前記制御プログラムはコンピュー
タに、装置本体が操作されていない時間を計数させ、該
計数値が所定時間に達したときに前記低消費電力モード
を実行させるための信号を出力手段から出力させ、前記
出力手段からの信号を検出させ、該検出結果に基づい
て、低消費電力モードを実行させることができる。
タに、装置本体が操作されていない時間を計数させ、該
計数値が所定時間に達したときに前記低消費電力モード
を実行させるための信号を出力手段から出力させ、前記
出力手段からの信号を検出させ、該検出結果に基づい
て、低消費電力モードを実行させることができる。
【0016】前記制御プログラムはコンピュータに、前
記低消費電力モードを解除させ、該解除された信号を検
出させ、該検出結果に基づいて前記定着手段の制御温度
値を再設定させ、該制御温度値が目標値に達した後に、
前記第2の電源回路の動作を開始させることができる。
記低消費電力モードを解除させ、該解除された信号を検
出させ、該検出結果に基づいて前記定着手段の制御温度
値を再設定させ、該制御温度値が目標値に達した後に、
前記第2の電源回路の動作を開始させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0018】本発明の実施の形態を、図1〜図6に基づ
いて説明する。なお、前記図7に示した電源部を主とし
た制御回路と同様な部分については同一符号を付し、説
明は省略する。
いて説明する。なお、前記図7に示した電源部を主とし
た制御回路と同様な部分については同一符号を付し、説
明は省略する。
【0019】まず、本発明を適用した画像形成装置の概
略構成を、図6に基づいて説明する。
略構成を、図6に基づいて説明する。
【0020】61は、原稿を載置するための原稿台ガラ
ス面である。62は、露光光源として用いる原稿照明ラ
ンプ(前記原稿正面ランプ25と同様)であり、63
は、そのカバーである。
ス面である。62は、露光光源として用いる原稿照明ラ
ンプ(前記原稿正面ランプ25と同様)であり、63
は、そのカバーである。
【0021】ここで、画像形成の過程を簡略化して説明
する。原稿正面ランプ62により原稿台ガラス面61上
に置かれた原稿に光が照射され、その反射光64は、レ
ンズ65、ミラー66を介して、感光体ドラム67上に
照射され、潜像を形成する。感光体ドラム67は、予め
帯電器68により一定電位に帯電されており、これによ
り感光体ドラム67上の潜像は、現像器69により現像
され、非露光部分には現像剤(トナー)が静電吸着して
像が形成される。
する。原稿正面ランプ62により原稿台ガラス面61上
に置かれた原稿に光が照射され、その反射光64は、レ
ンズ65、ミラー66を介して、感光体ドラム67上に
照射され、潜像を形成する。感光体ドラム67は、予め
帯電器68により一定電位に帯電されており、これによ
り感光体ドラム67上の潜像は、現像器69により現像
され、非露光部分には現像剤(トナー)が静電吸着して
像が形成される。
【0022】一方、転写紙は、カセット70からローラ
71を経由して、原稿の先端画像と転写紙の先端とが一
致するように制御された状態で搬送されてくる。感光体
ドラム67上の画像は、転写器72により転写紙側に静
電転写され、その転写紙は搬送ベルト73により定着装
置74の位置まで搬送される。この定着装置74におい
て、転写紙上の現像剤は、加熱・加圧されることによっ
て転写紙に固着され、これにより複写画像の形成が行わ
れる。
71を経由して、原稿の先端画像と転写紙の先端とが一
致するように制御された状態で搬送されてくる。感光体
ドラム67上の画像は、転写器72により転写紙側に静
電転写され、その転写紙は搬送ベルト73により定着装
置74の位置まで搬送される。この定着装置74におい
て、転写紙上の現像剤は、加熱・加圧されることによっ
て転写紙に固着され、これにより複写画像の形成が行わ
れる。
【0023】次に、本発明に係る画像形成装置における
電源部を主とした制御回路の構成を、図1に基づいて説
明する。
電源部を主とした制御回路の構成を、図1に基づいて説
明する。
【0024】本装置には、制御回路(A)16に電力を
供給するための電源(A)15と、制御回路(B)18
および画像形成装置の定着ヒータ21以外の負荷等(構
成手段25〜28)に電力を供給するための電源(B)
17とが設けられている。
供給するための電源(A)15と、制御回路(B)18
および画像形成装置の定着ヒータ21以外の負荷等(構
成手段25〜28)に電力を供給するための電源(B)
17とが設けられている。
【0025】制御回路16は、定着ヒータ21の温度制
御を行うと共に、電源17の動作、非動作の制御も行っ
ている。
御を行うと共に、電源17の動作、非動作の制御も行っ
ている。
【0026】図2は、制御回路16の詳細な構成を示
す。33はマイクロコンピュータ、34はメモリであ
る。32は、定着ヒータ21を駆動するためのSSRで
ある。定着ヒータ21の温度制御は、温度センサ29に
より検出された温度に基づいて、所定温度になるように
マイクロコンピュータ33により制御される。
す。33はマイクロコンピュータ、34はメモリであ
る。32は、定着ヒータ21を駆動するためのSSRで
ある。定着ヒータ21の温度制御は、温度センサ29に
より検出された温度に基づいて、所定温度になるように
マイクロコンピュータ33により制御される。
【0027】図3は、操作パネル19の詳細な構成を示
す。52は、低消費電力モードに入るためのスイッチで
ある。51は、低消費電力モードであることを表示する
ためのLEDである。また、低消費電力モードの状態
で、スイッチ52を再度操作すると、画像形成可能なス
タンバイモードの状態に復帰し、LED51は消灯す
る。
す。52は、低消費電力モードに入るためのスイッチで
ある。51は、低消費電力モードであることを表示する
ためのLEDである。また、低消費電力モードの状態
で、スイッチ52を再度操作すると、画像形成可能なス
タンバイモードの状態に復帰し、LED51は消灯す
る。
【0028】また、制御回路16は、操作パネル19上
のスイッチ52の操作を検出し、その検出した状態に応
じたモードで、電源17および定着ヒータ21の温度制
御を行う。
のスイッチ52の操作を検出し、その検出した状態に応
じたモードで、電源17および定着ヒータ21の温度制
御を行う。
【0029】ここで、制御回路16による制御例を、図
4のフローチャートに基づいて説明する。
4のフローチャートに基づいて説明する。
【0030】例えば、操作パネル19上のスイッチ部5
0において、低消費電力モードの設定が行われると(ス
テップS1)、制御回路16によってその設定された状
態を検出する。この検出により、制御回路16は、電源
17の駆動を停止させる(ステップS3)と同時に、定
着ヒータ21の制御温度をスタンバイモード時の制御温
度よりも低い温度に設定し(ステップS4)、温度セン
サ29を用いて温度制御を行う。
0において、低消費電力モードの設定が行われると(ス
テップS1)、制御回路16によってその設定された状
態を検出する。この検出により、制御回路16は、電源
17の駆動を停止させる(ステップS3)と同時に、定
着ヒータ21の制御温度をスタンバイモード時の制御温
度よりも低い温度に設定し(ステップS4)、温度セン
サ29を用いて温度制御を行う。
【0031】この場合、画像形成装置内では、電源15
および制御回路16、定着ヒータ21だけに通電が行わ
れ、上記以外の負荷には電力は供給されない。また、電
源15は、制御回路16を駆動するための電力供給源で
あり、その容量は数W程度のもので十分である。従っ
て、本装置に供給される電カのほとんどは、定着ヒータ
21に供給することが可能となる。
および制御回路16、定着ヒータ21だけに通電が行わ
れ、上記以外の負荷には電力は供給されない。また、電
源15は、制御回路16を駆動するための電力供給源で
あり、その容量は数W程度のもので十分である。従っ
て、本装置に供給される電カのほとんどは、定着ヒータ
21に供給することが可能となる。
【0032】また、低消費電力モードのスイッチ52の
操作によらず、操作パネル19が所定時間操作されてい
ないことを制御回路18により検出して、その検出した
信号を制御回路16に送ることにより、自動的に低消費
電力モードに入ることも可能である。
操作によらず、操作パネル19が所定時間操作されてい
ないことを制御回路18により検出して、その検出した
信号を制御回路16に送ることにより、自動的に低消費
電力モードに入ることも可能である。
【0033】例えば、前記図4において、操作パネル1
9は、制御回路18により制御されており、操作パネル
19上の入力操作が行われているか否かを、制御回路1
6内のマイクロコンピュータ33により検出し(ステッ
プS2)、操作されていない時間が所定時間以上になる
と、制御回路18から制御回路16へコマンド(信号)
を送る。制御回路16では、制御回路18からのコマン
ドに基づいて、低消費電力モードに入り、以下低消費電
力モードのキーが設定された場合と同様な制御を行う。
9は、制御回路18により制御されており、操作パネル
19上の入力操作が行われているか否かを、制御回路1
6内のマイクロコンピュータ33により検出し(ステッ
プS2)、操作されていない時間が所定時間以上になる
と、制御回路18から制御回路16へコマンド(信号)
を送る。制御回路16では、制御回路18からのコマン
ドに基づいて、低消費電力モードに入り、以下低消費電
力モードのキーが設定された場合と同様な制御を行う。
【0034】次に、低消費電力モードの状態から、スタ
ンバイモードの状態に復帰する場合の例を、図5に基づ
いて説明する。
ンバイモードの状態に復帰する場合の例を、図5に基づ
いて説明する。
【0035】低消費電力モードの状態で、制御回路16
が操作パネル19上のスイッチ52の操作により解除の
状態を検出すると(ステップS10)、定着ヒータ21
の温調温度を画像形成に必要な温度に設定し(ステップ
S11)、その目標温度に達するように定着ヒータ21
の制御を行う。そして、定着ヒータ21の温度が、目標
温度に達したことを制御回路16が温度センサ29によ
り検出する(ステップS12)と、制御回路16は電源
17を動作させる(ステップS13)。これにより、画
像形成装置全体の電源15,17が投入され、画像形成
の動作が可能となる。
が操作パネル19上のスイッチ52の操作により解除の
状態を検出すると(ステップS10)、定着ヒータ21
の温調温度を画像形成に必要な温度に設定し(ステップ
S11)、その目標温度に達するように定着ヒータ21
の制御を行う。そして、定着ヒータ21の温度が、目標
温度に達したことを制御回路16が温度センサ29によ
り検出する(ステップS12)と、制御回路16は電源
17を動作させる(ステップS13)。これにより、画
像形成装置全体の電源15,17が投入され、画像形成
の動作が可能となる。
【0036】従って、定着ヒータ21が目標温度に達す
るまでの間は、画像形成装置に供給されている電力をほ
とんど定着ヒータ21に供給できることから、低消費電
力モードから画像形成が可能なスタンバイモードの状態
に復帰する時間を短縮させることが可能となる。
るまでの間は、画像形成装置に供給されている電力をほ
とんど定着ヒータ21に供給できることから、低消費電
力モードから画像形成が可能なスタンバイモードの状態
に復帰する時間を短縮させることが可能となる。
【0037】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明はシステム或いは装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることはいうまでもない。この場合、本発明を達
成するためのソフトウェアによって表されるプログラム
を格納した記憶媒体を該システム或いは装置に読み出す
ことによって、そのシステム或いは装置が、本発明の効
果を享受することが可能となる。
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明はシステム或いは装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることはいうまでもない。この場合、本発明を達
成するためのソフトウェアによって表されるプログラム
を格納した記憶媒体を該システム或いは装置に読み出す
ことによって、そのシステム或いは装置が、本発明の効
果を享受することが可能となる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
低消費電力モード時に定着手段に供給できる電力の割合
を多くすることができるので、低消費電力モード時の消
費電力を低くすることができ、また、同じ消費電力値に
おいては定着器の温度をより高く維持することができ、
スタンバイ状態になるまでに短時間で復帰することが可
能となる。
低消費電力モード時に定着手段に供給できる電力の割合
を多くすることができるので、低消費電力モード時の消
費電力を低くすることができ、また、同じ消費電力値に
おいては定着器の温度をより高く維持することができ、
スタンバイ状態になるまでに短時間で復帰することが可
能となる。
【0039】さらに、低消費電力モードから通常の機械
の使用状態に短時間に復帰できるため、待ち時間が少な
くなり、操作性も向上させることができる。
の使用状態に短時間に復帰できるため、待ち時間が少な
くなり、操作性も向上させることができる。
【図1】本発明の実施の形態の形態である画像形成装置
における電源部を中心とした回路構成を示すブロック図
である。
における電源部を中心とした回路構成を示すブロック図
である。
【図2】定着器の制御構成を示す回路図である。
【図3】操作部の構成を示す正面図である。
【図4】本発明に係る制御系の動作を説明するフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】本発明に係る制御系の動作を説明するフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】画像形成装置の画像形成を中心とした構成を示
す断面図である。
す断面図である。
【図7】従来の画像形成装置における電源部を中心とし
た回路構成を示すブロック図である。
た回路構成を示すブロック図である。
11 電力供給源 15 第1の電源回路 16 第1の制御手段 17 第2の電源回路 18 第2の制御手段 21 定着手段 52 モード設定手段
Claims (7)
- 【請求項1】 記録紙上に形成された画像を、定着手段
を用いて固着させる画像形成装置であって、 電力供給源から電力が供給される第1の電源回路と、 前記電力供給源から、前記第1の電源回路とは独立して
電力が供給される第2の電源回路と、 前記第1の電源回路により電力が供給され、前記定着手
段の温度制御および前記第2の電源回路の動作制御を行
う第1の制御手段と、 前記第2の電源回路により電力が供給され、画像形成に
伴う前記定着手段以外の構成手段の動作制御を行う第2
の制御手段とを具えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記第1の制御手段は、 電力消費量を低くする低消費電力モードに設定するモー
ド設定手段と、 前記モード設定手段からの信号を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、前記第2の電源回
路の動作を停止させ、かつ、前記第1の電源回路からの
電力を前記定着手段に供給して温度制御を行うことによ
り、前記低消費電力モードを実行するモード実行手段と
を含むことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記第1の制御手段は、 装置本体が操作されていない時間を計数し、該計数値が
所定時間に達したときに前記低消費電力モードを実行す
るための信号を出力する出力手段と、 前記出力手段からの信号を検出する検出手段とをさらに
具え、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記モード
実行手段により低消費電力モードを実行することを特徴
とする請求項2記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記第1の制御手段は、 前記低消費電力モードを解除する解除手段と、 前記解除手段の信号を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、前記定着手段の制
御温度値を再設定し、該制御温度値が目標値に達した後
に、前記第2の電源回路の動作を開始させる復帰手段と
をさらに具えたことを特徴とする請求項2又は3記載の
画像形成装置。 - 【請求項5】 コンピュータによって定着手段の温調制
御をするための制御プログラムを記録した媒体であっ
て、 該制御プログラムはコンピュータに、 モード設定手段による電力消費量を低くするための低消
費電力モードの設定を検出させ、 該検出結果に基づいて、電力供給源から第1の電源回路
とは独立して電力が供給される第2の電源回路の動作を
停止させ、 前記第1の電源回路からの電力を前記定着手段に供給さ
せて温度制御を行わせることにより、低消費電力モード
を実行させることを特徴とする定着用温調制御プログラ
ムを記録した記録媒体。 - 【請求項6】 前記制御プログラムはコンピュータに、 装置本体が操作されていない時間を計数させ、該計数値
が所定時間に達したときに前記低消費電力モードを実行
させるための信号を出力手段から出力させ、 前記出力手段からの信号を検出させ、 該検出結果に基づいて、低消費電力モードを実行させる
処理をさらに具えたことを特徴とする請求項5記載の定
着用温調制御プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項7】 前記制御プログラムはコンピュータに、 前記低消費電力モードを解除させ、 該解除された信号を検出させ、 該検出結果に基づいて、前記定着手段の制御温度値を再
設定させ、該制御温度値が目標値に達した後に、前記第
2の電源回路の動作を開始させる処理をさらに具えたこ
とを特徴とする請求項5又は6記載の定着用温調制御プ
ログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9167517A JPH1115329A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 画像形成装置および定着用温調制御プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9167517A JPH1115329A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 画像形成装置および定着用温調制御プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1115329A true JPH1115329A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15851166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9167517A Pending JPH1115329A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 画像形成装置および定着用温調制御プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1115329A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006011319A (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-12 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2011199983A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 電力供給制御装置、画像処理装置、電力供給制御プログラム |
-
1997
- 1997-06-24 JP JP9167517A patent/JPH1115329A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006011319A (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-12 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP4480142B2 (ja) * | 2004-06-29 | 2010-06-16 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2011199983A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 電力供給制御装置、画像処理装置、電力供給制御プログラム |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040603 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050929 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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