JPH11152722A - 融雪装置 - Google Patents
融雪装置Info
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- JPH11152722A JPH11152722A JP31959897A JP31959897A JPH11152722A JP H11152722 A JPH11152722 A JP H11152722A JP 31959897 A JP31959897 A JP 31959897A JP 31959897 A JP31959897 A JP 31959897A JP H11152722 A JPH11152722 A JP H11152722A
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- snow melting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型の融雪装置は、直接下水に排出する構成
となっていたので、排水溝へ排出するには、地中に埋設
した融雪装置の側方にマンホールを増設し、該マンホー
ル中に融雪水が流れ込むようにし、該マンホール内には
ポンプを内設し、該ポンプを作動させることによって融
雪水を排水溝に送るようにしなければならなかった。 【解決手段】 バーナー室26と融雪室21からなる融
雪装置36において、前記融雪装置36にポンプ装置3
7を隣接して着脱可能に設け、融雪装置36とポンプ装
置37とを排水口3を介して連通し、また、前記ポンプ
装置37に自動水中ポンプ33を配設して、該ポンプ装
置37を作動させて、融雪水を排水溝35に送るように
した。
となっていたので、排水溝へ排出するには、地中に埋設
した融雪装置の側方にマンホールを増設し、該マンホー
ル中に融雪水が流れ込むようにし、該マンホール内には
ポンプを内設し、該ポンプを作動させることによって融
雪水を排水溝に送るようにしなければならなかった。 【解決手段】 バーナー室26と融雪室21からなる融
雪装置36において、前記融雪装置36にポンプ装置3
7を隣接して着脱可能に設け、融雪装置36とポンプ装
置37とを排水口3を介して連通し、また、前記ポンプ
装置37に自動水中ポンプ33を配設して、該ポンプ装
置37を作動させて、融雪水を排水溝35に送るように
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積雪地帯の住宅の庭
や敷地の周囲や、車庫の前等に積雪した雪を除雪し、そ
の雪を投入して溶かして、通路を確保する融雪装置に関
する。
や敷地の周囲や、車庫の前等に積雪した雪を除雪し、そ
の雪を投入して溶かして、通路を確保する融雪装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、庭や車庫前等の地中に融雪機
を埋設して、該融雪室内へ除雪した雪を投入して溶かし
て排出する埋設型融雪装置に関する技術は公知となって
いる。そして小型の埋設型融雪装置の場合、例えば、図
6に示す特開平6−240634号の技術の如く、融雪
槽2の内部をバーナー室26と融雪室21に構成して、
融雪室21内部に炉体16を配置し、融雪室21内に雪
を投入し、バーナー17の熱によって雪を溶かすように
していた。そしてその溶けた雪(融雪水)は、排水口3
よりマンホール15に排出して処理するものであった。
を埋設して、該融雪室内へ除雪した雪を投入して溶かし
て排出する埋設型融雪装置に関する技術は公知となって
いる。そして小型の埋設型融雪装置の場合、例えば、図
6に示す特開平6−240634号の技術の如く、融雪
槽2の内部をバーナー室26と融雪室21に構成して、
融雪室21内部に炉体16を配置し、融雪室21内に雪
を投入し、バーナー17の熱によって雪を溶かすように
していた。そしてその溶けた雪(融雪水)は、排水口3
よりマンホール15に排出して処理するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記マンホールへ排出
された融雪水は、汚水と共に下水道を通って、最終的に
は下水処理場に送られ、浄化し、川や海へ放出された
り、再利用されるのである。しかし、前記融雪水が各家
庭から排出されるようになると、多量の融雪水となり、
その多量の融雪水を汚水と共に下水処理場に送ると、下
水処理場の汚水処理能力を超え、汚水処理をすることが
できなくなることが予想される。また、自治体によって
は融雪水の排出を規制しているところもある。
された融雪水は、汚水と共に下水道を通って、最終的に
は下水処理場に送られ、浄化し、川や海へ放出された
り、再利用されるのである。しかし、前記融雪水が各家
庭から排出されるようになると、多量の融雪水となり、
その多量の融雪水を汚水と共に下水処理場に送ると、下
水処理場の汚水処理能力を超え、汚水処理をすることが
できなくなることが予想される。また、自治体によって
は融雪水の排出を規制しているところもある。
【0004】そして、中・大型の融雪装置の場合には元
々ポンプが付設されていたので、下水または用水路や排
水溝等へ排出できるが、小型の融雪装置の場合には前述
の如く直接下水に排出する構成となっていたので、排水
溝へ排出するには、融雪装置自体を持ち上げるか、地中
に埋設した融雪装置の側方にマンホールを増設し、該マ
ンホール中に融雪水が流れ込むようにし、該マンホール
内にポンプを内設し、該ポンプを作動させることによっ
て融雪水を排水溝等に送るようにしなければならなかっ
たのである。
々ポンプが付設されていたので、下水または用水路や排
水溝等へ排出できるが、小型の融雪装置の場合には前述
の如く直接下水に排出する構成となっていたので、排水
溝へ排出するには、融雪装置自体を持ち上げるか、地中
に埋設した融雪装置の側方にマンホールを増設し、該マ
ンホール中に融雪水が流れ込むようにし、該マンホール
内にポンプを内設し、該ポンプを作動させることによっ
て融雪水を排水溝等に送るようにしなければならなかっ
たのである。
【0005】しかし、このマンホールの増設工事は面倒
で、その工事のコストは高くなるという問題があったの
である。
で、その工事のコストは高くなるという問題があったの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。即ち、バーナー室と融雪室からなる融
雪装置において、該融雪装置にポンプ装置を隣接して着
脱可能に設け、融雪装置とポンプ装置とを排水口を介し
て連通可能とし、前記ポンプ装置にはポンプを配置し、
該ポンプ装置を作動させて、融雪水を排水溝に排出する
ようにしたものである。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。即ち、バーナー室と融雪室からなる融
雪装置において、該融雪装置にポンプ装置を隣接して着
脱可能に設け、融雪装置とポンプ装置とを排水口を介し
て連通可能とし、前記ポンプ装置にはポンプを配置し、
該ポンプ装置を作動させて、融雪水を排水溝に排出する
ようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明のポンプ装置を備えた融雪装置の側面断面
図、図2は同じく平面図、図3はポンプ装置の正面断面
図、図4はポンプ装置を融雪装置の側方に隣接して設け
た際の平面図、図5はポンプによって融雪装置内に溜ま
った融雪水をくみ出すよう構成した際の側面断面図、図
6は従来の融雪装置の側面断面図である。
図1は本発明のポンプ装置を備えた融雪装置の側面断面
図、図2は同じく平面図、図3はポンプ装置の正面断面
図、図4はポンプ装置を融雪装置の側方に隣接して設け
た際の平面図、図5はポンプによって融雪装置内に溜ま
った融雪水をくみ出すよう構成した際の側面断面図、図
6は従来の融雪装置の側面断面図である。
【0008】図1、図2において全体構成から説明す
る。本実施例においては、融雪槽2の部分を地中に埋め
た状態で使用する。該融雪槽2の内部はバーナー室26
と融雪室21より構成されている。そしてバーナー室2
6と融雪室21の間をバーナー取付板25により分離し
ている。該融雪槽2の底面は融雪室21側が低くなるよ
うに傾斜状態に構成され、バーナー室26を高く、融雪
室21を低い位置としている。該融雪槽2の最も低くな
った位置に泥溜り隔離板23を介して、泥溜室22が構
成されている。該泥溜室22の上に泥溜室蓋4が配置さ
れており、該泥溜室蓋4は炉体16の方向に傾斜し、こ
の泥溜室蓋4の上に積雪が落下しても、融雪水溜り28
の方向へ雪が落下するように構成している。また、図1
に示すように、融雪室21の終端部の最も深い部分から
高さL1の位置に排水口3を設け、該高さL1の高さだ
け泥溜り隔離板23を立設し、該泥溜り隔離板23は網
目板または簀子板として、泥溜室蓋4を支持するが泥土
は通過可能としている。
る。本実施例においては、融雪槽2の部分を地中に埋め
た状態で使用する。該融雪槽2の内部はバーナー室26
と融雪室21より構成されている。そしてバーナー室2
6と融雪室21の間をバーナー取付板25により分離し
ている。該融雪槽2の底面は融雪室21側が低くなるよ
うに傾斜状態に構成され、バーナー室26を高く、融雪
室21を低い位置としている。該融雪槽2の最も低くな
った位置に泥溜り隔離板23を介して、泥溜室22が構
成されている。該泥溜室22の上に泥溜室蓋4が配置さ
れており、該泥溜室蓋4は炉体16の方向に傾斜し、こ
の泥溜室蓋4の上に積雪が落下しても、融雪水溜り28
の方向へ雪が落下するように構成している。また、図1
に示すように、融雪室21の終端部の最も深い部分から
高さL1の位置に排水口3を設け、該高さL1の高さだ
け泥溜り隔離板23を立設し、該泥溜り隔離板23は網
目板または簀子板として、泥溜室蓋4を支持するが泥土
は通過可能としている。
【0009】前記融雪室21から融雪水溜り28の水を
排水する排水口3が、泥溜室22の内部に開口されてお
り、該排出口3を、後述するポンプ装置37と接続する
ように構成している。該排水口3の下端の位置は融雪水
溜り28の水面と一致させ、該融雪水溜り28の水面は
炉体16の下端よりも上方位置としている。この排水口
3の下端の位置が炉体16の下端の位置よりも、距離L
2だけ上方に位置することにより、炉体16の下部は、
融雪作業において常時、融雪水溜り28の中に浸水状態
となるのである。これにより、炉体16の変形や孔開き
が回避出来るのである。
排水する排水口3が、泥溜室22の内部に開口されてお
り、該排出口3を、後述するポンプ装置37と接続する
ように構成している。該排水口3の下端の位置は融雪水
溜り28の水面と一致させ、該融雪水溜り28の水面は
炉体16の下端よりも上方位置としている。この排水口
3の下端の位置が炉体16の下端の位置よりも、距離L
2だけ上方に位置することにより、炉体16の下部は、
融雪作業において常時、融雪水溜り28の中に浸水状態
となるのである。これにより、炉体16の変形や孔開き
が回避出来るのである。
【0010】また融雪槽2の上部には、開閉可能とする
開閉蓋9が設けられている。該開閉蓋9は、融雪の必要
の無い場合には、融雪槽2の上面を閉鎖し、車輛の通行
をも可能としている。また、バーナー制御盤12にバー
ナー制御ボックス13が付設されている。
開閉蓋9が設けられている。該開閉蓋9は、融雪の必要
の無い場合には、融雪槽2の上面を閉鎖し、車輛の通行
をも可能としている。また、バーナー制御盤12にバー
ナー制御ボックス13が付設されている。
【0011】また、融雪室21の内部には車軸受け3
4,44が設けられており、該車軸受け34,44に移
動輪の軸を挿入すると、埋設型の融雪装置を移動型に変
更することも可能としている。
4,44が設けられており、該車軸受け34,44に移
動輪の軸を挿入すると、埋設型の融雪装置を移動型に変
更することも可能としている。
【0012】前記炉体16は正面視略三角形状に構成さ
れており、前後面に炎出口孔7が開口されている。また
炉体16のバーナー17側の側面に、燃焼部1を挿入す
るバーナー挿入孔が開口されている。
れており、前後面に炎出口孔7が開口されている。また
炉体16のバーナー17側の側面に、燃焼部1を挿入す
るバーナー挿入孔が開口されている。
【0013】また、炉体16のバーナー17とは逆の側
に冷却室遮蔽板6が固定されており、該冷却室遮蔽板6
により隔離された冷却水室31が、炉体16と一体的に
構成されている。該冷却水室31は上面が開口されてお
り、該上面の開口から、投入される積雪の一部が浸入
し、該冷却水室31の内部で溶けることにより、常時、
冷却水室31の内部には融雪水が存在することとなるの
である。この状態でバーナー17の炎が、冷却室遮蔽板
6の部分に衝突したとしても、冷却室遮蔽板6が大きく
変形したり、孔が開いたりすることが無くなったのであ
る。また炉体16は、融雪槽2の底面との間に支持板1
1、10により支持されて、浮いた状態とされている。
炉体16の内部に燃焼筒5が配置されている。
に冷却室遮蔽板6が固定されており、該冷却室遮蔽板6
により隔離された冷却水室31が、炉体16と一体的に
構成されている。該冷却水室31は上面が開口されてお
り、該上面の開口から、投入される積雪の一部が浸入
し、該冷却水室31の内部で溶けることにより、常時、
冷却水室31の内部には融雪水が存在することとなるの
である。この状態でバーナー17の炎が、冷却室遮蔽板
6の部分に衝突したとしても、冷却室遮蔽板6が大きく
変形したり、孔が開いたりすることが無くなったのであ
る。また炉体16は、融雪槽2の底面との間に支持板1
1、10により支持されて、浮いた状態とされている。
炉体16の内部に燃焼筒5が配置されている。
【0014】次に本発明のポンプ装置37について説明
する。図1、図2、図3に示すように、前記ポンプ装置
37は、融雪装置36の正面側に隣接して設けられ、該
ポンプ装置37のケース39は融雪装置36の幅に合わ
せた箱状に構成し、該ケース39は融雪装置36に対し
て着脱可能に構成している。つまり、融雪装置36と隣
接する隣接面39aには、排出口3を挿入するための挿
入孔が開口されており、該挿入口に排出口3を挿入する
ことによって、融雪室21とポンプ室8を連通し、融雪
室21で溶かした融雪水がポンプ室8内へ排出するよう
構成しており、また、前記ポンプ装置37と融雪装置3
6とは、ボルト34・34・34により固定できるよう
に構成している。
する。図1、図2、図3に示すように、前記ポンプ装置
37は、融雪装置36の正面側に隣接して設けられ、該
ポンプ装置37のケース39は融雪装置36の幅に合わ
せた箱状に構成し、該ケース39は融雪装置36に対し
て着脱可能に構成している。つまり、融雪装置36と隣
接する隣接面39aには、排出口3を挿入するための挿
入孔が開口されており、該挿入口に排出口3を挿入する
ことによって、融雪室21とポンプ室8を連通し、融雪
室21で溶かした融雪水がポンプ室8内へ排出するよう
構成しており、また、前記ポンプ装置37と融雪装置3
6とは、ボルト34・34・34により固定できるよう
に構成している。
【0015】また、前記ポンプ装置37には、排水口3
の下方に位置するように網32を配設しており、該網3
2によって、融雪水中に含まれるゴミや泥等を除去する
ことができる。さらに、該ポンプ室8内には自動水中ポ
ンプ33を内設し、該自動水中ポンプ33を作動させ
て、ポンプ室8に溜まった融雪水を排水溝35へ送るよ
う構成しているのである。
の下方に位置するように網32を配設しており、該網3
2によって、融雪水中に含まれるゴミや泥等を除去する
ことができる。さらに、該ポンプ室8内には自動水中ポ
ンプ33を内設し、該自動水中ポンプ33を作動させ
て、ポンプ室8に溜まった融雪水を排水溝35へ送るよ
う構成しているのである。
【0016】このような構成とすることにより、下水に
融雪水を流すことができる場合には、従来のまま融雪装
置を使用することができる。下水に融雪水を流すことが
できない場合には、融雪装置を設置する前であれば、出
荷前に工場において融雪装置36の側方にポンプ装置3
7を連結固定して、両方同時に埋設工事ができて、設置
が簡単に行える。また、融雪装置を設置した後で、後付
けする場合には、従来のように、融雪装置36の側方
に、手間の掛かるマンホール等の増設工事を行う必要は
なく、融雪装置36に隣接する部分に穴を掘ってポンプ
装置37を埋設すればよく、埋設工事は簡単に行え、コ
スト削減を行うことができるのである。
融雪水を流すことができる場合には、従来のまま融雪装
置を使用することができる。下水に融雪水を流すことが
できない場合には、融雪装置を設置する前であれば、出
荷前に工場において融雪装置36の側方にポンプ装置3
7を連結固定して、両方同時に埋設工事ができて、設置
が簡単に行える。また、融雪装置を設置した後で、後付
けする場合には、従来のように、融雪装置36の側方
に、手間の掛かるマンホール等の増設工事を行う必要は
なく、融雪装置36に隣接する部分に穴を掘ってポンプ
装置37を埋設すればよく、埋設工事は簡単に行え、コ
スト削減を行うことができるのである。
【0017】こうして、前記ポンプ装置37内に自動水
中ポンプ33を配置することで、融雪水がケース39内
に設定量溜まると、自動水中ポンプ33が作動して、吸
水して排水溝35に吐出し、設定水位以下となると自動
水中ポンプ33は停止される。このようにして、下水道
に融雪水を送ることはなくなり、下水道への悪影響はな
くなり、その結果、下水処理場における汚水処理は円滑
に行うことができるようになるのである。
中ポンプ33を配置することで、融雪水がケース39内
に設定量溜まると、自動水中ポンプ33が作動して、吸
水して排水溝35に吐出し、設定水位以下となると自動
水中ポンプ33は停止される。このようにして、下水道
に融雪水を送ることはなくなり、下水道への悪影響はな
くなり、その結果、下水処理場における汚水処理は円滑
に行うことができるようになるのである。
【0018】また、前記ポンプ装置37は、敷地面積や
その他建物や道路等に合わせて、前面側に配置すること
ができない場合には左右いずれかの側面に配置すること
もできる。つまり、第二実施例として、図4に示すよう
に、前記ポンプ装置37は、融雪装置36の側面側に隣
接して設け、排出口3をポンプ室8の側面に設けて、融
雪室21とポンプ室8を連通し、融雪室21で溶かした
融雪水がポンプ室8内へ排出するよう構成するのであ
る。そして前記同様に設定量の融雪水が溜まると自動水
中ポンプ33が作動して排水溝35に排出するのであ
る。
その他建物や道路等に合わせて、前面側に配置すること
ができない場合には左右いずれかの側面に配置すること
もできる。つまり、第二実施例として、図4に示すよう
に、前記ポンプ装置37は、融雪装置36の側面側に隣
接して設け、排出口3をポンプ室8の側面に設けて、融
雪室21とポンプ室8を連通し、融雪室21で溶かした
融雪水がポンプ室8内へ排出するよう構成するのであ
る。そして前記同様に設定量の融雪水が溜まると自動水
中ポンプ33が作動して排水溝35に排出するのであ
る。
【0019】また、前記ポンプ室8の自動水中ポンプ3
3を通常のポンプ40として、融雪装置36の周囲の任
意位置に配置することもできる。即ち、第三実施例とし
て、図5に示すように、ポンプ40を収納するポンプ室
8’を融雪装置36の側部に配置し、排出口3は閉じ
る。そして、ポンプ40はフロートスイッチ41の作動
で駆動されるように構成し、該フロートスイッチ41を
泥溜室22内に配置して、設定量溜まるとフロートスイ
ッチ41がONとなり、ポンプ40を作動して泥溜室2
2内の融雪水を吸水して排水溝35に排出し、水位が下
がりフロートスイッチ41がOFFとなるとポンプ40
が停止する構成としている。
3を通常のポンプ40として、融雪装置36の周囲の任
意位置に配置することもできる。即ち、第三実施例とし
て、図5に示すように、ポンプ40を収納するポンプ室
8’を融雪装置36の側部に配置し、排出口3は閉じ
る。そして、ポンプ40はフロートスイッチ41の作動
で駆動されるように構成し、該フロートスイッチ41を
泥溜室22内に配置して、設定量溜まるとフロートスイ
ッチ41がONとなり、ポンプ40を作動して泥溜室2
2内の融雪水を吸水して排水溝35に排出し、水位が下
がりフロートスイッチ41がOFFとなるとポンプ40
が停止する構成としている。
【0020】このように構成することで、ポンプ室8’
はポンプ40を収納するだけなので小さく構成でき、掘
り起こす部分も深さも少しで良く、融雪装置36の周囲
の任意位置に容易に設置することができる。但し、該ポ
ンプ室8’は地上に配置することも可能であり、邪魔に
ならない位置に配設することで、設置が容易に行える。
そして、自動水中ポンプ33が故障した際、メンテナン
ス作業が行い易いのである。
はポンプ40を収納するだけなので小さく構成でき、掘
り起こす部分も深さも少しで良く、融雪装置36の周囲
の任意位置に容易に設置することができる。但し、該ポ
ンプ室8’は地上に配置することも可能であり、邪魔に
ならない位置に配設することで、設置が容易に行える。
そして、自動水中ポンプ33が故障した際、メンテナン
ス作業が行い易いのである。
【0021】
【発明の効果】以上のような構成により本発明は次のよ
うな効果が得られるのである。バーナー室と融雪室から
なる融雪装置において、前記融雪装置にポンプ装置を隣
接して着脱可能に設けたので、下水道に融雪水を排水で
きる場合にはそのまま使用でき、排水できない場合には
ポンプ装置を付設して、融雪装置とポンプ装置を同時に
埋設することができ、設置が簡単に行える。また、既に
設置していた場合でも後付けが容易に行え、融雪装置と
ポンプ装置とを排水口を介して連通することにより、融
雪装置よりポンプ装置内へ融雪水を排出することができ
る。また、前記ポンプ装置に自動水中ポンプを配設した
ので、設定量溜まると自動的にポンプが作動して、融雪
水を排水溝に送ることができ、設定量以下となると自動
的に停止する。
うな効果が得られるのである。バーナー室と融雪室から
なる融雪装置において、前記融雪装置にポンプ装置を隣
接して着脱可能に設けたので、下水道に融雪水を排水で
きる場合にはそのまま使用でき、排水できない場合には
ポンプ装置を付設して、融雪装置とポンプ装置を同時に
埋設することができ、設置が簡単に行える。また、既に
設置していた場合でも後付けが容易に行え、融雪装置と
ポンプ装置とを排水口を介して連通することにより、融
雪装置よりポンプ装置内へ融雪水を排出することができ
る。また、前記ポンプ装置に自動水中ポンプを配設した
ので、設定量溜まると自動的にポンプが作動して、融雪
水を排水溝に送ることができ、設定量以下となると自動
的に停止する。
【図1】本発明のポンプ装置を備えた融雪装置の側面断
面図である。
面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】ポンプ装置の正面断面図である。
【図4】ポンプ装置を融雪装置の側方に隣接して設けた
際の平面図である。
際の平面図である。
【図5】ポンプによって融雪装置内に溜まった融雪水を
くみ出すよう構成した側面断面図である。
くみ出すよう構成した側面断面図である。
【図6】従来の融雪装置の側面断面図である。
2 融雪槽 3 排出口 17 バーナー 21 融雪室 26 バーナー室 35 排水溝 36 融雪装置 37 ポンプ装置
Claims (2)
- 【請求項1】 バーナー室と融雪室からなる融雪装置に
おいて、融雪装置に隣接してポンプ装置を着脱可能に設
け、前記融雪装置とポンプ装置とを排水口を介して連通
可能としたことを特徴とする融雪装置。 - 【請求項2】 前記ポンプ装置内に自動水中ポンプを配
置したことを特徴とする請求項1記載の融雪装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31959897A JPH11152722A (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 融雪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31959897A JPH11152722A (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 融雪装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11152722A true JPH11152722A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18112066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31959897A Pending JPH11152722A (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 融雪装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11152722A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113832902A (zh) * | 2021-08-31 | 2021-12-24 | 李小林 | 一种市政工程道路铺设结构 |
-
1997
- 1997-11-20 JP JP31959897A patent/JPH11152722A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113832902A (zh) * | 2021-08-31 | 2021-12-24 | 李小林 | 一种市政工程道路铺设结构 |
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