JPH11151898A - 転写フィルム - Google Patents

転写フィルム

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JPH11151898A
JPH11151898A JP22923498A JP22923498A JPH11151898A JP H11151898 A JPH11151898 A JP H11151898A JP 22923498 A JP22923498 A JP 22923498A JP 22923498 A JP22923498 A JP 22923498A JP H11151898 A JPH11151898 A JP H11151898A
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JP
Japan
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resin
layer
transfer film
film
release agent
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JP22923498A
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English (en)
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Kasaku Ooishi
佳作 大石
Hisanaga Yoshikawa
久長 吉川
Yasushi Shibata
裕史 芝田
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NIPPON GRAVURE KOGYO KK
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NIPPON GRAVURE KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表面に凹凸を有する化粧板基材の、凹凸に同調
した意匠性の高い化粧板を効率よく製造する転写フイル
ムを提供する。 【解決手段】厚さ0.025mm〜0.150mm、印
刷面処理の濡れ指数が35dyn/cm(350μN/
cm)〜52dyn/cm(520μN/cm)の無延
伸のポリオレフィンフィルム(1)の表面処理面に、繊
維素系樹脂の離型剤層(3)、アクリル樹脂系、又は熱
可塑性飽和ポリエステル樹脂系の絵柄印刷層(5)を形
成させてなることを特徴とする転写フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面に凹凸、及び複雑
な形状を有する化粧板基材上に凹凸、及び複雑な形状に
同調して効率良く絵柄層を転移させることのできる転写
フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】従来の転写フィルムは、塩
化ビニル樹脂フィルムを支持体として、その支持体の片
側に離型剤層、ついで絵柄層を順に積層したものが用い
られている。この転写フィルムを予め接着剤を塗布して
ある基材上に印刷面を合わせるようにして置き、加熱加
圧下で絵柄層を基材上に転移させる。
【0003】支持体として塩化ビニル樹脂フィルムが用
いられる理由は、塩化ビニル樹脂が汎用樹脂であり、製
造コストが低いこと、加工性が他の樹脂と比較して、良
好であることに起因している。しかしながら、昨今の環
境問題に関連して、焼却処理したときに塩化水素ガスを
発生するため、廃材の処理手段として焼却処理すること
に難点がある、そのため塩素を含まない塩化ビニル樹脂
以外のフィルムを支持体とした転写フィルムが求められ
ている。
【0004】一方、塩化ビニル樹脂フィルムが有するこ
のような欠点を克服する転写フィルムとして、支持体フ
ィルムにポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフ
ィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル樹脂を用い
た転写フィルムが提案されている。しかし、支持体フィ
ルムにこれらの塩化ビニル樹脂以外の樹脂を用いた転写
フィルムは、離型剤層との離型条件が塩化ビニル樹脂を
用いた転写フィルムよりも狭〈、実用的ではなかった
り、凹凸や複雑な形状では部分的に転写できない箇所が
発生したりするといった問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは塩化ビニ
ル樹脂以外の樹脂を用いた転写フィルムであっても、塩
化ビニル樹脂を用いた転写フィルムと同等の転写が可能
な転写フィルムについて鋭意研究を行った結果、厚さと
表面濡れ指数が一定範囲の無延伸のポリオレフィンフィ
ルムを支持体として離型剤層、絵柄層が順に積層された
転写フィルムが、前記公知技術の課題を解決することが
できることを見出し、本発明を完成した。
【0006】以上の記述から明らかなように本発明の目
的は、廃材の処理手段として焼却処理を利用する際に塩
化水素等の発生がなく、適切な転写条件を有し、転写斑
がない、転写フィルムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)厚さが0.025
mm〜0.150mm、少なくとも片面の表面濡れ指数
が35dyn/cm(350μN/cm)〜52dyn
/cm(520μN/cm)になるように表面処理され
た無延伸のポリオレフィン系樹脂フィルムを支持体とし
てその支持体の表面処理された面に離型剤層、ついで絵
柄層が順に積層されていることを特徴とする転写フィル
ム。 (2)離型剤層が繊維素系樹脂100重量部に対して、
可塑剤5重量部〜30重量部の割合からなる離型剤の層
である請求項1記載の転写フィルム。 (3)離型剤層が繊維素系樹脂100重量部に対して、
可塑剤5重量部〜30重量部、合成樹脂が300重量部
以下の割合からなる離型剤の層である請求項1記載の転
写フィルム。 (4)絵柄層がガラス転移点40℃〜100℃の熱可塑
性樹脂を含む層である請求項1記載の転写フィルム。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を説明
する。本発明の無延伸のポリオレフィン系樹脂フィルム
の製造に用いられるポリオレフィン系樹脂としては、次
のようなものを例示できる: ・高密度ポリエチレン; ・結晶性プロピレン単独重合体またはプロピレンを主成
分とし、これと他のα−オレフィンまたは極性モノマー
との結晶性プロピレン系共重合体およびこれらの樹脂の
2種以上の混合物であり、結晶性を有するポリオレフィ
ン樹脂であれば、原料樹脂の種類に制限されることはな
い。
【0009】また、上記ポリオレフィン樹脂にマレイン
酸、アクリル酸、フマル酸などの不飽和カルボン酸、そ
の他酸無水物またはエステルなどの誘導体を共重合もし
くはグラフト共重合させた改質ポリオレフィン樹脂、上
記ポリオレフィン樹脂を電離性放射線処理したり、架橋
剤によって架橋した改質ポリオレフィン樹脂も用途に応
じて用いることができる。本発明において、上記ポリオ
レフィン系樹脂には各種のフィラー(または補強材)を
添加することができる。用いられるフィラーとしては、
ガラス繊維、炭素繊維、ビニロン繊維などの繊維状フィ
ラー、マイカ、タルクなどのフレーク状フィラー、ガラ
スビーズなどの球状のフィラー、炭酸カルシウム、木片
などの不定形フィラーがあげられる。これらのフィラー
(または補強材)の表面には、配合される樹脂に対する
親和性を付与するため、表面処理が施されていることが
好ましい。このような表面処理としては、例えば不飽和
カルボン酸もしくはその酸無水物等付加、不飽和アミン
付加またはゴム質被覆等が挙げることができる。またこ
れらのフィラーの他に、増量剤、着色剤、難燃剤、劣化
防止剤、帯電防止剤、潤滑剤を添加することもできる。
【0010】本発明に係るポリオレフィン系樹脂からな
る支持体フィルムは、前記ポリオレフィン系樹脂を用い
て、公知の成形方法例えば押出成形法、カレンダー成形
法、圧縮成形法、注型成形法等により製造する方法が例
示できる。該公知の成形方法の中でも生産性の点から、
押出成形法、カレンダー成形法が好ましい。具体的に
は、押出成形法では、押出機、Tダイ、賦形部、冷却ロ
ール、トリミングカッター、マスキング、定尺切断カッ
ター、巻き取り機で構成されたものである。また、カレ
ンダー成形法ではバンバリミキサー、ミキシングロー
ル、ウォーミングロール、ストレーナー、カレンダーロ
ール、テイクオフロール、冷却ロール、トリミングカッ
ター、マスキング、定尺切断カッター、巻き取り機で構
成される。
【0011】本発明に係るポリオレフィン系樹脂からな
る支持体フィルムは、前記成形法で製造するが、このと
き該フィルムは実質的に無配向状態で製造しなければな
らない。実質的に無配向とは延伸比1〜2、好ましくは
1〜1.5、更に好ましくは1〜1.2で製造されたも
のである。この範囲であれば、凹凸や複雑な形状の基材
表面に斑なく、均一に転写することが可能となる。ここ
で用いられる延伸比とは、押出成形法では賦型部と冷却
ロール間での速度比で表され、カレンダー成形法ではカ
レンダーロールと冷却ロール間での速度比で表される。
【0012】本発明に係るポリオレフィン系樹脂からな
る支持体フィルムは、離型剤層との接着及び該フィルム
から基材への転移とのバランスから少なくとも離型剤層
を塗布する面の濡れ指数が35dyn/cm(350μ
N/cm)〜52dyn/cm(520μN/cm)、
好ましくは38dyn/cm(380μN/cm)〜4
8dyn/cm(480μN/cm)、更に好ましくは
40dyn/cm(400μN/cm)〜45dyn/
cm(450μN/cm)になるように表面処理する必
要がある。この範囲内であると、支持体フィルムと離型
剤層との接着バランスが良好となり、転写斑が発生しな
い。
【0013】本発明の支持体フィルムの表面処理は、コ
ロナ放電処理、オゾン処理、火炎処理等の公知の方法で
処理される。
【0014】本発明に係るポリオレフィン系樹脂からな
る支持体フィルムの厚みは、0.025mm〜0.15
0mm、好ましくは0.040mm〜0.130mm、
特に好ましくは0.050mm〜0.100mmであ
る。厚みがこの範囲にある支持体フィルムを使用する
と、得られる転写フィルムが転写時に熱が適正に、かつ
均一に加わり基材に良好な転写を行うことができる。
【0015】本発明において用いられる離型剤層は、好
ましくは繊維素系樹脂を単独または二種類以上を混合し
たもの100重量部に、可塑剤5重量部〜30重量部の
割合で混合したもの、およびこれにさらに合成樹脂を0
〜300重量部の割合で添加したものを、酢酸エチル、
メチルエチルケトン、イソプロピルアルコール、トルエ
ン等の単独または二種類以上の溶剤に溶解させてニスと
してグラビア印刷法等で該支持体フィルム上の表面処理
した面に形成される。このときの溶剤の量は、樹脂と可
塑剤との総量割合が5〜60重量%になるように調整す
る。繊維素系樹脂、可塑剤、合成樹脂が、該重量部割合
で混合されているとき耐候性が良く、安定し、良好な離
型剤層が得られる。
【0016】本発明において用いられる繊維素系樹脂と
しては、硝酸繊維素樹脂、硝酸繊維素系樹脂、酪酸硝酸
繊維素系樹脂、キサントーゲン酸繊維素系樹脂、メチル
繊維素系樹脂、エチル繊維素系樹脂、ベンジル繊維素系
樹脂、カルボキシメチル繊維素系樹脂、ヒドロキシエチ
ル繊維素系樹脂等の単独または二種類以上を混合したも
のである。これらの中で安定性が良い酪酸硝酸繊維素系
樹脂、エチル繊維素系樹脂、ヒドロキシエチレン繊維素
系樹脂が好ましく使用される。
【0017】本発明において用いられる可塑剤として
は、フタル酸エステル、脂肪族二塩基酸エステル、塩素
化パラフィン、ポリエステル系可塑剤、クエン酸系可塑
剤、エポキシ系可塑剤等を単独または二種類以上を混合
したものを挙げることができる。
【0018】本発明において用いられる合成樹脂として
は、アクリル系樹脂、塩化ビニール・酢酸ビニール共重
合樹脂等を単独または二種類以上を混合したものを挙げ
ることができる。
【0019】本発明に係る離型剤層を形成するためのニ
スには、前記樹脂、溶剤以外にグラビア印刷性、転写
性、安定性を確保するために可塑剤の他に、増粘剤、マ
ット剤、耐候剤、安定剤等を添加することが可能であ
る。
【0020】本発明の絵柄印刷層としては、抽象柄印刷
層、ベタ柄印刷層及びオーク、チーク、ウォルナツト、
杉、桧等の柾目、板目状の木目模様等を現出する模様柄
印刷層等が、従来の塩化ビニール・酢酸ビニール共重合
樹脂系、塩化ビニール・酢酸ビニール共重合樹脂−アク
リル系、アクリルーポリオール系のバンイダー用樹脂を
利用した印刷インキにより、多色でグラビア印刷法によ
って形成される。そして、例えば、木目の「照り」を良
く表現できるようにするためには、パール顔料や金属粉
などの光輝性顔料を添加したものが好ましい。
【0021】本発明の絵柄層に用いられる印刷インキの
バインダー用熱可塑性樹脂は、ガラス転移点が40℃〜
100℃、好まし〈は50℃〜80℃、更に好ましくは
55℃〜70℃である。このガラス転移点温度であれば
印刷操作が容易に行うことができ、かつ基材へ転写され
たとき絵柄層に浮き等が生じない。
【0022】本発明の転写フィルムを基材上に転写する
方法としては、基材である木材、集積材、石膏ボード、
ケイ酸カルシウム板等に予め酢酸ビニル系、ポリウレタ
ン系、ポリエステル系樹脂、塩酢ビ系樹脂、塩酢ビ−ア
クリル系樹脂等の接着剤を塗布し、該塗布面に印刷面を
合わせるように転写フィルムを置きロール転写、真空熱
転写法等を用いて加熱・加圧下で行うことが好ましい。
【0023】本発明の転写フィルムは、図2に示すよう
に、支持体(1)の片面に表面処理(2)を施し、その
上に離型剤層(3)及び絵柄層(5)を順に積層した構
成をしている。場合により、図3のように絵柄層の表面
に、さらに、二液型ポリウレタン樹脂、UV硬化型樹脂
等のトップコート層(4)を印刷、又はコーティングす
ることもできる。トップコート層(4)を設ける場合の
トップコートとしては、例えば二液反応硬化型樹脂が用
いられる。この二液反応硬化型樹脂としては、主剤とし
て例えばアクリルポリオール樹脂を使用し、これに硬化
剤としてイソシアネート系の硬化剤を添加したものが使
用される。その他主剤樹脂としてポリエステル系樹脂も
使用することができる。
【0024】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はこれらの実施例によって限定される
ものではない。実施例および比較例において採用した測
定方法は下記のとおりである。
【0025】a)濡れ指数:JIS K6768に準拠
して測定した。 b)ガラス転移点:JIS K7121に準拠して測定
した。 c)転写性 :転写後の絵柄層と基材との剥離状態が良
好な場合を〇、不良の場合を×とした。 d)密着性 :基材に転写された絵柄層に浮きがない場
合を〇、ある場合を×とした。
【0026】実施例1〜8、比較例1〜8 後述の表1に記載のポリオレフィン系樹脂(チッソ
(株)製)をコロナ処理装置をもつフィルム押出成形機
を用いてTダイ法により、押出温度230℃で厚み0.
06mm、幅1000mm、濡れ指数40dyn/cm
(400μN/cm)の転写用支持体フィルムを作製し
た。
【0027】上記方法で作製した支持体フィルムの表面
処理面に対してグラビア印刷機で、酢酸酪酸セルローズ
100重量部、クエン酸系可塑剤15重量部、酢酸エチ
ル、トルエン、イソプロピルアルコールの混合溶媒を配
合したニスをグラビアコーターを用いてコートし、離型
剤層を形成させた。このニスの樹脂と可塑剤の総濃度は
30重量%とした。続いて上記離型剤層の上に、酢酸エ
チル、トルエン、イソプロピルアルコールの混合溶剤を
用い、アクリル系樹脂をビヒクルとしたインキを使用し
て、グラビア印刷機により木目の絵柄層を形成し、転写
フィルムを作製した。
【0028】深さ5mmの半円形溝を有する縦の長さ3
00mm、横の長さ200mmの木材に予めアクリル系
接着剤を塗布し、転写フィルムの絵柄層をその接着剤面
に重ねてロール転写機で温度140℃、速度:6m/m
inの条件で転写を行った。転写した木材の状態を観察
し、その結果を表1及び表2に示した。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【発明の効果】本発明の転写フィルムは、無延伸で特定
の厚みおよび特定の濡れ指数になるように表面処理を施
したポリオレフィンフィルムを支持体としてその表面処
理を施した面に離型剤層を形成し、更にその上に絵柄層
を印刷した転写フィルムであるため、転写フィルムを焼
却処理しても塩化水素等のガスを発生せず、廃材の処理
手段として焼却手段を利用することが出来る。また、特
定の濡れ指数と厚みの支持体のフィルムを使用している
ため転写性が良好で生産性が改良された転写フィルムで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転写フィルムの支持体フィルムを示す
断面図である。
【図2】本発明の転写フィルム構成を示す断面図であ
る。
【図3】本発明のトップコート層を施した転写フィルム
の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 支持体 2 処理面 3 離型剤層 4 トップコート層 5 絵柄印刷層 10 転写フィルム 20 転写フィルム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚さが0.025mm〜0.150mm、
    少なくとも片面の表面濡れ指数が35dyn/cm(3
    50μN/cm)〜52dyn/cm(520μN/c
    m)になるように表面処理された無延伸のポリオレフィ
    ン系樹脂フィルムを支持体としてその支持体の表面処理
    を施した面に離型剤層、ついで絵柄層が順に積層されて
    いることを特徴とする転写フィルム。
  2. 【請求項2】離型剤層が繊維素系樹脂100重量部に対
    して、可塑剤5重量部〜30重量部の割合からなる離型
    剤の層である請求項1記載の転写フィルム。
  3. 【請求項3】離型剤層が繊維素系樹脂100重量部に対
    して、可塑剤5重量部〜30重量部、合成樹脂が300
    重量部以下の割合からなる離型剤の層である請求項1記
    載の転写フィルム。
  4. 【請求項4】絵柄層がガラス転移点40℃〜100℃の
    熱可塑性樹脂を含む層である請求項1記載の転写フィル
    ム。
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