JPH11151876A - 送付印刷物 - Google Patents
送付印刷物Info
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- JPH11151876A JPH11151876A JP26411098A JP26411098A JPH11151876A JP H11151876 A JPH11151876 A JP H11151876A JP 26411098 A JP26411098 A JP 26411098A JP 26411098 A JP26411098 A JP 26411098A JP H11151876 A JPH11151876 A JP H11151876A
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- JP
- Japan
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- sealing
- printed matter
- main body
- tape
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】通常の規格印刷物を用いて安価に製作できると
共に封筒等を用いずに送付可能であり、小口のみならず
印刷物の上下が閉じられているにも拘わらず開封の容易
な送付印刷物を提供すること。 【解決手段】 少なくとも二つ折りにした印刷物本体2
と、この印刷物本体2の小口5を封緘するための封緘テ
ープ10とを備える。冊子状の印刷物本体2にはチラシ
等90を挟み込んである。封緘テープ10は、小口5に
沿って印刷物本体2における表紙3の表裏に跨る帯状の
テープ体10aと、このテープ本体10aを表紙3に剥
離可能に接着するための粘着材10bとを有している。
封緘テープ10はその上下を印刷物本体2よりも突出さ
せてあり、それら各々における対向部14a,14bを
互いにヒートシール等で接合してある。封緘テープ10
には送付種別情報部8aを設けてある。
共に封筒等を用いずに送付可能であり、小口のみならず
印刷物の上下が閉じられているにも拘わらず開封の容易
な送付印刷物を提供すること。 【解決手段】 少なくとも二つ折りにした印刷物本体2
と、この印刷物本体2の小口5を封緘するための封緘テ
ープ10とを備える。冊子状の印刷物本体2にはチラシ
等90を挟み込んである。封緘テープ10は、小口5に
沿って印刷物本体2における表紙3の表裏に跨る帯状の
テープ体10aと、このテープ本体10aを表紙3に剥
離可能に接着するための粘着材10bとを有している。
封緘テープ10はその上下を印刷物本体2よりも突出さ
せてあり、それら各々における対向部14a,14bを
互いにヒートシール等で接合してある。封緘テープ10
には送付種別情報部8aを設けてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冊子状や機械折り
により少なくとも二つ折りされたカタログやパンフレッ
ト等の印刷物本体を封筒に封入せずに送付することの可
能な送付印刷物に関する。
により少なくとも二つ折りされたカタログやパンフレッ
ト等の印刷物本体を封筒に封入せずに送付することの可
能な送付印刷物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カタログ等を送付する際にお
ける封筒への封入の労力軽減や資源節約の見地から、カ
タログ等を直接的に封緘して、そのまま送付することの
可能な印刷物が提唱されている。かかる印刷物として
は、例えば、特開昭48−37266号、実開昭49−
24317号及び実開昭62−126974号公報に記
載のものが知られている。
ける封筒への封入の労力軽減や資源節約の見地から、カ
タログ等を直接的に封緘して、そのまま送付することの
可能な印刷物が提唱されている。かかる印刷物として
は、例えば、特開昭48−37266号、実開昭49−
24317号及び実開昭62−126974号公報に記
載のものが知られている。
【0003】これらの公報においては、印刷物の表紙の
うち一方を他方よりも横方向に幅広に一体形成して折り
返し部を設け、この折り返し部により印刷物の小口を封
緘している。また、受取人である送付先の住所等の送付
先情報や、「料金後納郵便」「宅配便にてカタログを送
付」の文字等よりなる送付種別情報を表紙に直接記載し
ている。
うち一方を他方よりも横方向に幅広に一体形成して折り
返し部を設け、この折り返し部により印刷物の小口を封
緘している。また、受取人である送付先の住所等の送付
先情報や、「料金後納郵便」「宅配便にてカタログを送
付」の文字等よりなる送付種別情報を表紙に直接記載し
ている。
【0004】しかし、表紙等を横方向に幅広に一体形成
すると、その寸法がA版、B版又は菊版等の規格寸法外
の特注品となり、印刷及び裁断等の作業がコスト高とな
るため、古くから提唱されているにも拘わらず未だ実用
化されていない。特に、印刷物の小口を塞ぐだけでは、
印刷物の内側にチラシ等を挟み込むことができない。こ
の場合、仮に印刷物の上下にチラシ脱落防止用の折り返
しを設けたとすれば、同じく規格外寸法となって高コス
トとなる。一方、定形郵便にあっては、小口のみなら
ず、印刷物の上下が塞がれていることも必要である。
すると、その寸法がA版、B版又は菊版等の規格寸法外
の特注品となり、印刷及び裁断等の作業がコスト高とな
るため、古くから提唱されているにも拘わらず未だ実用
化されていない。特に、印刷物の小口を塞ぐだけでは、
印刷物の内側にチラシ等を挟み込むことができない。こ
の場合、仮に印刷物の上下にチラシ脱落防止用の折り返
しを設けたとすれば、同じく規格外寸法となって高コス
トとなる。一方、定形郵便にあっては、小口のみなら
ず、印刷物の上下が塞がれていることも必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の実状に鑑
みて、本発明の目的は、通常の規格印刷物を用いて安価
に製作できると共に封筒等を用いずに送付可能であり、
小口のみならず印刷物の上下が閉じられているにも拘わ
らず開封の容易な送付印刷物を提供することにある。
みて、本発明の目的は、通常の規格印刷物を用いて安価
に製作できると共に封筒等を用いずに送付可能であり、
小口のみならず印刷物の上下が閉じられているにも拘わ
らず開封の容易な送付印刷物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明にかかる送付印刷物の第一の特徴は、少なく
とも二つ折りにした印刷物本体と、この印刷物本体の小
口を封緘するための封緘片とを備え、前記封緘片は、前
記小口に沿って前記印刷物本体における表紙の表裏に跨
る帯状のテープ本体と、このテープ本体を前記表紙に剥
離可能に接着するための粘着材とを有しており、前記封
緘片の上下各々における対向部を互いに接合したことに
ある。
め、本発明にかかる送付印刷物の第一の特徴は、少なく
とも二つ折りにした印刷物本体と、この印刷物本体の小
口を封緘するための封緘片とを備え、前記封緘片は、前
記小口に沿って前記印刷物本体における表紙の表裏に跨
る帯状のテープ本体と、このテープ本体を前記表紙に剥
離可能に接着するための粘着材とを有しており、前記封
緘片の上下各々における対向部を互いに接合したことに
ある。
【0007】同第一の特徴によれば、封緘テープ等の封
緘片の上下が各々閉じられているので、印刷物本体に挟
み込んだチラシ等は、小口方向のみならず印刷物本体の
上下方向にも抜け落ちない。加えて、合理的な構造で極
めて簡易に張り付け加工ができ、且つその除去も非常に
容易である。
緘片の上下が各々閉じられているので、印刷物本体に挟
み込んだチラシ等は、小口方向のみならず印刷物本体の
上下方向にも抜け落ちない。加えて、合理的な構造で極
めて簡易に張り付け加工ができ、且つその除去も非常に
容易である。
【0008】また、本発明にかかる送付印刷物の第二の
特徴は、少なくとも二つ折りにした印刷物本体と、この
印刷物本体の小口を封緘するための第一封緘片と、前記
印刷物本体の上下開口部の夫々に前記表紙の表裏に跨る
第二封緘片とを備え、前記第一封緘片は、前記小口に沿
って前記表紙の表裏に跨る帯状を呈し、これら第一、第
二封緘片のうち少なくとも一方は前記表紙に剥離可能に
接着するための粘着材を有しており、これら第一、第二
封緘片を互いに接合したことにある。
特徴は、少なくとも二つ折りにした印刷物本体と、この
印刷物本体の小口を封緘するための第一封緘片と、前記
印刷物本体の上下開口部の夫々に前記表紙の表裏に跨る
第二封緘片とを備え、前記第一封緘片は、前記小口に沿
って前記表紙の表裏に跨る帯状を呈し、これら第一、第
二封緘片のうち少なくとも一方は前記表紙に剥離可能に
接着するための粘着材を有しており、これら第一、第二
封緘片を互いに接合したことにある。
【0009】同第二の特徴によれば、第一封緘片により
小口が閉じられているのみならず、第二封緘片により印
刷物本体の上下も閉じられているので、チラシ等が抜け
落ちにくく、且つ定形郵便物としても認められる。しか
も、第一、第二封緘片を互いに接合してあるので、一方
を除去することで他方も除去することができ、印刷物の
開封が容易である。
小口が閉じられているのみならず、第二封緘片により印
刷物本体の上下も閉じられているので、チラシ等が抜け
落ちにくく、且つ定形郵便物としても認められる。しか
も、第一、第二封緘片を互いに接合してあるので、一方
を除去することで他方も除去することができ、印刷物の
開封が容易である。
【0010】さらに、本発明にかかる送付印刷物の第三
の特徴は、少なくとも二つ折りにした印刷物本体と、こ
の印刷物本体の小口の長手方向に直交する方向で前記印
刷物本体の外周に巻き付く第一環状体と、小口の長手方
向で前記印刷物本体の外周に巻き付く第二環状体とを備
え、第一、第二環状体を互いに重ね合わせると共に、こ
れら一、第二環状体のうちより前記表紙より離れた側に
位置するものの重ね合わせ部又はその近傍に脆弱化の加
工を施したことにある。
の特徴は、少なくとも二つ折りにした印刷物本体と、こ
の印刷物本体の小口の長手方向に直交する方向で前記印
刷物本体の外周に巻き付く第一環状体と、小口の長手方
向で前記印刷物本体の外周に巻き付く第二環状体とを備
え、第一、第二環状体を互いに重ね合わせると共に、こ
れら一、第二環状体のうちより前記表紙より離れた側に
位置するものの重ね合わせ部又はその近傍に脆弱化の加
工を施したことにある。
【0011】同第三の特徴によれば、重ね合わせの下側
に位置する環状体を持ち上げることにより、重ね合わせ
の上側に位置する環状体の当該重ね合わせ部に力を加え
ることができる。この重ね合わせ部又はその近傍には脆
弱化の加工を施してあるので、一方の環状体を解くこと
で他方の環状体をも解くことができ、印刷物の開封が容
易となる。
に位置する環状体を持ち上げることにより、重ね合わせ
の上側に位置する環状体の当該重ね合わせ部に力を加え
ることができる。この重ね合わせ部又はその近傍には脆
弱化の加工を施してあるので、一方の環状体を解くこと
で他方の環状体をも解くことができ、印刷物の開封が容
易となる。
【0012】さらに、本発明にかかる送付印刷物の第四
の特徴は、前記封緘片に送付種別情報部を設けたことに
ある。
の特徴は、前記封緘片に送付種別情報部を設けたことに
ある。
【0013】
【発明の効果】このように、本発明にかかる送付印刷物
の上記各特徴によれば、別体の封緘片を用いるのである
から、表紙に封緘用やチラシ脱落防止用の折り返し等を
特に設けることなく通常の規格印刷物を用いて安価に製
作できるようになった。開封時において古紙再生の妨げ
となる印刷物本体の封緘片を除去でき、特に、上下を塞
ぐ封緘片等を小口を塞ぐ封緘片等と共に除去封緘片自体
を除去できて、送付印刷物の開封率向上という要求を満
たせるようになった。剥離後は印刷物本体の美観を損ね
ることもない。その結果、封筒を使用しない印刷物の送
付を印刷・紙工業界の既存の設備において現実問題とし
て初めて促進でき、古紙再生の促進や紙資源の節減によ
る環境保護に大幅に貢献し得るに至った。
の上記各特徴によれば、別体の封緘片を用いるのである
から、表紙に封緘用やチラシ脱落防止用の折り返し等を
特に設けることなく通常の規格印刷物を用いて安価に製
作できるようになった。開封時において古紙再生の妨げ
となる印刷物本体の封緘片を除去でき、特に、上下を塞
ぐ封緘片等を小口を塞ぐ封緘片等と共に除去封緘片自体
を除去できて、送付印刷物の開封率向上という要求を満
たせるようになった。剥離後は印刷物本体の美観を損ね
ることもない。その結果、封筒を使用しない印刷物の送
付を印刷・紙工業界の既存の設備において現実問題とし
て初めて促進でき、古紙再生の促進や紙資源の節減によ
る環境保護に大幅に貢献し得るに至った。
【0014】また、カタログ本体等の印刷物とは別体の
封緘片に送付種別情報部を設けたことで、封筒等を用い
ないにも拘わらず送付手段等を印刷物本体の印刷企画と
は別に決定できるようになった。その結果、印刷物本体
の発注・受注の時間的余裕を確保できると共に、共通の
印刷物本体を郵送や宅配便等の種々の異なる送付手段で
発送することも可能になった。
封緘片に送付種別情報部を設けたことで、封筒等を用い
ないにも拘わらず送付手段等を印刷物本体の印刷企画と
は別に決定できるようになった。その結果、印刷物本体
の発注・受注の時間的余裕を確保できると共に、共通の
印刷物本体を郵送や宅配便等の種々の異なる送付手段で
発送することも可能になった。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施形態についてさらに詳細に説明する。図1及び
図2に示すように、本発明の第一実施形態にかかる送付
印刷物1は、印刷物本体の一例であるカタログ本体2
と、第一封緘片たる第一封緘テープ10とを備えてい
る。カタログ本体2は、第二〜第四実施形態を除く以下
の他の実施形態及び本実施形態において、B5版及びA
4版等の規格印刷物ではあるがいわゆる非定形郵便物と
して構成されており、一対の表表紙(おもてひょうし)
3a及び裏表紙3bの間に複数ページの本文4を有し、
背6の側において後述するようにステープラーにより冊
子状に中綴じされている。すなわち、表紙3及び本文4
を構成する紙は、背6の側において少なくとも二つ折り
にされている。
明の実施形態についてさらに詳細に説明する。図1及び
図2に示すように、本発明の第一実施形態にかかる送付
印刷物1は、印刷物本体の一例であるカタログ本体2
と、第一封緘片たる第一封緘テープ10とを備えてい
る。カタログ本体2は、第二〜第四実施形態を除く以下
の他の実施形態及び本実施形態において、B5版及びA
4版等の規格印刷物ではあるがいわゆる非定形郵便物と
して構成されており、一対の表表紙(おもてひょうし)
3a及び裏表紙3bの間に複数ページの本文4を有し、
背6の側において後述するようにステープラーにより冊
子状に中綴じされている。すなわち、表紙3及び本文4
を構成する紙は、背6の側において少なくとも二つ折り
にされている。
【0016】第一封緘テープ10は、図2に示すよう
に、背6の反対側である小口5側において表表紙3aか
ら裏表紙3bにわたり接着して、このカタログ本体2に
おける小口5を封緘する。本実施形態では、第一封緘テ
ープ10は、カタログ本体2における上端側7aから下
端側7bのほぼ全幅にわたって小口5を封緘している。
に、背6の反対側である小口5側において表表紙3aか
ら裏表紙3bにわたり接着して、このカタログ本体2に
おける小口5を封緘する。本実施形態では、第一封緘テ
ープ10は、カタログ本体2における上端側7aから下
端側7bのほぼ全幅にわたって小口5を封緘している。
【0017】第一封緘テープ10におけるテープ本体1
0aの材質としては、いわゆる、OPPやCPP、ポリ
エチレン、布または紙を用いることが可能である。特
に、後述するようなカットテープを設けるときは、引き
裂きの容易なOPPやCPPを用いることが望ましい。
一方、粘着材10bには、酢酸エチルやノルマルヘキサ
ンを用いた剥離性の良いいわゆる弱粘着材を用いること
が望ましい。
0aの材質としては、いわゆる、OPPやCPP、ポリ
エチレン、布または紙を用いることが可能である。特
に、後述するようなカットテープを設けるときは、引き
裂きの容易なOPPやCPPを用いることが望ましい。
一方、粘着材10bには、酢酸エチルやノルマルヘキサ
ンを用いた剥離性の良いいわゆる弱粘着材を用いること
が望ましい。
【0018】先の第一封緘テープ10における表表紙3
a側に張り付ける第一封緘部11の表面には送付種別情
報8a及び送付先情報8bが設けられている。ここに、
送付種別情報8aは「料金後納郵便」「カタログ小包」
等の文字情報をあらかじめ印刷で記載したものであり、
さらに、第二封緘部12側に差出人の名称等を印刷して
も構わない。送付種別情報8aの内容は送付手段によっ
て変更され、郵便以外の宅配業者の流通経路を利用する
場合には、上記文字情報に換えて「このカタログは宅配
便にてお届けしております。」等の送付手段に応じた文
字情報が記載されることとなる。
a側に張り付ける第一封緘部11の表面には送付種別情
報8a及び送付先情報8bが設けられている。ここに、
送付種別情報8aは「料金後納郵便」「カタログ小包」
等の文字情報をあらかじめ印刷で記載したものであり、
さらに、第二封緘部12側に差出人の名称等を印刷して
も構わない。送付種別情報8aの内容は送付手段によっ
て変更され、郵便以外の宅配業者の流通経路を利用する
場合には、上記文字情報に換えて「このカタログは宅配
便にてお届けしております。」等の送付手段に応じた文
字情報が記載されることとなる。
【0019】送付先情報8bは、第一封緘テープ10と
は別体に形成された宛名ラベルである。この送付先情報
8bは、第一封緘テープ10をカタログ本体2に設けた
後に第一封緘テープ10上に張り付けてもよいが、第一
封緘テープ10に対し宛先の記入された送付先情報8b
を張り付けた状態でカタログ本体2に対しこの第一封緘
テープ10を張り付けることも可能である。また、第一
封緘テープ10の表面に送付種別情報8aとともに送付
先情報8bの欄を白インクなどで刷り込んでおき、カタ
ログ本体2に対する第一封緘テープ10の張り付け前後
において、この送付先情報8b欄にインクジェットプリ
ンター等により送付先の住所等をライン上又は別工程で
記入するようにしてもよい。
は別体に形成された宛名ラベルである。この送付先情報
8bは、第一封緘テープ10をカタログ本体2に設けた
後に第一封緘テープ10上に張り付けてもよいが、第一
封緘テープ10に対し宛先の記入された送付先情報8b
を張り付けた状態でカタログ本体2に対しこの第一封緘
テープ10を張り付けることも可能である。また、第一
封緘テープ10の表面に送付種別情報8aとともに送付
先情報8bの欄を白インクなどで刷り込んでおき、カタ
ログ本体2に対する第一封緘テープ10の張り付け前後
において、この送付先情報8b欄にインクジェットプリ
ンター等により送付先の住所等をライン上又は別工程で
記入するようにしてもよい。
【0020】図3に示すテープロール100は、封緘テ
ープ10をその長手方向に多数連続させたロール状の連
続体であり、光電管マーク101毎に一ピッチPをな
し、各ピッチ毎には先の送付種別情報8aをあらかじめ
印刷してある。このテープロール100は各光電管マー
ク101を光電管で感知すると共に一ピッチ毎に切断す
ることで単体の封緘テープ10となり、カタログ本体2
に貼付される。本実施形態では、テープ本体10aの裏
面におけるテープ本体10aの幅方向中間部に帯状の非
粘着部10eを設けている。また、封緘テープ10のう
ち送付種別情報8aを設けた第一封緘部11側における
第一粘着部10cの幅Wcは、第二封緘部12側におけ
る第二粘着部10dの幅Wdと等しく、非粘着部10e
の幅Weは先の小口の幅とほぼ等しいかそれよりも広く
なっている。なお、非粘着部10eは、粘着材10bを
塗布しないことで帯状に構成されている。
ープ10をその長手方向に多数連続させたロール状の連
続体であり、光電管マーク101毎に一ピッチPをな
し、各ピッチ毎には先の送付種別情報8aをあらかじめ
印刷してある。このテープロール100は各光電管マー
ク101を光電管で感知すると共に一ピッチ毎に切断す
ることで単体の封緘テープ10となり、カタログ本体2
に貼付される。本実施形態では、テープ本体10aの裏
面におけるテープ本体10aの幅方向中間部に帯状の非
粘着部10eを設けている。また、封緘テープ10のう
ち送付種別情報8aを設けた第一封緘部11側における
第一粘着部10cの幅Wcは、第二封緘部12側におけ
る第二粘着部10dの幅Wdと等しく、非粘着部10e
の幅Weは先の小口の幅とほぼ等しいかそれよりも広く
なっている。なお、非粘着部10eは、粘着材10bを
塗布しないことで帯状に構成されている。
【0021】本実施形態では、第一封緘テープ10の上
端7a,下端7b側を互いに綴じることで、本文4の間
に折込チラシ等90を脱落しない状態で挟み込めるよう
に構成してある。ここに、本実施形態における第一封緘
テープ10は、第一封緘部11及び第二封緘部12の横
方向における幅が互いに等しくなるように構成してあ
る。また、第一封緘テープ10はカタログ本体2の上端
7a及び下端7bよりもそれぞれさらに張り出してお
り、これらの張出部を上接着部14a及び下接着部14
bにおいて互いに接着させてある。これら各接着部14
a,14bにおける接着は、粘着材10b同士のみの粘
着力による他、ヒートシーラーで加熱してこれら張出部
同士を溶着により接着してもよい。これら上接着部14
a及び下接着部14bにおける接着は、ライン上におい
て連続する粘着材10bの切断と同時に行うことも可能
である。その場合、ヒートシーラー間にカッターを設け
れば、その加工工程をより合理的にできる。
端7a,下端7b側を互いに綴じることで、本文4の間
に折込チラシ等90を脱落しない状態で挟み込めるよう
に構成してある。ここに、本実施形態における第一封緘
テープ10は、第一封緘部11及び第二封緘部12の横
方向における幅が互いに等しくなるように構成してあ
る。また、第一封緘テープ10はカタログ本体2の上端
7a及び下端7bよりもそれぞれさらに張り出してお
り、これらの張出部を上接着部14a及び下接着部14
bにおいて互いに接着させてある。これら各接着部14
a,14bにおける接着は、粘着材10b同士のみの粘
着力による他、ヒートシーラーで加熱してこれら張出部
同士を溶着により接着してもよい。これら上接着部14
a及び下接着部14bにおける接着は、ライン上におい
て連続する粘着材10bの切断と同時に行うことも可能
である。その場合、ヒートシーラー間にカッターを設け
れば、その加工工程をより合理的にできる。
【0022】次に、図4及び図5を参照しつつ本発明の
第二実施形態について説明する。なお、本実施形態以降
の各実施形態において、特に明記のない限り先の第一実
施形態と同様の部材には同様の符号を付してある。
第二実施形態について説明する。なお、本実施形態以降
の各実施形態において、特に明記のない限り先の第一実
施形態と同様の部材には同様の符号を付してある。
【0023】本実施形態におけるカタログ本体2は、先
の実施形態同様、中綴じされた背6側においてステープ
ラーによって中綴じされた冊子状の印刷物であるが、そ
の寸法が14〜23.5cm×9〜12cmに収まるい
わゆる定形郵便物である。また、表表紙3aから裏表紙
3bにわたって設けられる第二封緘片たる一対の第二封
緘テープ30,30により、それらの上端7a,下端7
bがそれぞれ封緘されている。なお、第二封緘テープ3
0は、カタログ本体2の上端7a,下端7bに対向する
部分が先の非粘着部10eと同様の非粘着部を有するよ
うに構成してもよい。
の実施形態同様、中綴じされた背6側においてステープ
ラーによって中綴じされた冊子状の印刷物であるが、そ
の寸法が14〜23.5cm×9〜12cmに収まるい
わゆる定形郵便物である。また、表表紙3aから裏表紙
3bにわたって設けられる第二封緘片たる一対の第二封
緘テープ30,30により、それらの上端7a,下端7
bがそれぞれ封緘されている。なお、第二封緘テープ3
0は、カタログ本体2の上端7a,下端7bに対向する
部分が先の非粘着部10eと同様の非粘着部を有するよ
うに構成してもよい。
【0024】第一封緘テープ10の裏面には、第一封緘
部11、小口封緘部13ないし第二封緘部12にわたっ
てそのカタログ本体2の横方向に対し第一封緘テープ1
0を上下に切断するための開封用のカットテープ15を
設けてある。このカットテープ15上及びその近傍の帯
状部分は、それ以外の粘着部Xと異なり、粘着材10b
を設けない非粘着部Yとしてある。このようにカットテ
ープ15上及びその近傍に非粘着部Yを形成すること
で、カットテープ15による第一封緘テープ10の切断
後に第一封緘テープ10を剥離させるための摘みを形成
するように構成してある。また、先の第二封緘テープ3
0を設ける場合、あらかじめ第一封緘テープ10を表紙
3上に張り付けた後にその上に第二封緘テープ30を張
り付けることで、カットテープ15による第一封緘テー
プ10の剥離に続けて、第二封緘テープ30をも容易に
剥離することが可能となる。
部11、小口封緘部13ないし第二封緘部12にわたっ
てそのカタログ本体2の横方向に対し第一封緘テープ1
0を上下に切断するための開封用のカットテープ15を
設けてある。このカットテープ15上及びその近傍の帯
状部分は、それ以外の粘着部Xと異なり、粘着材10b
を設けない非粘着部Yとしてある。このようにカットテ
ープ15上及びその近傍に非粘着部Yを形成すること
で、カットテープ15による第一封緘テープ10の切断
後に第一封緘テープ10を剥離させるための摘みを形成
するように構成してある。また、先の第二封緘テープ3
0を設ける場合、あらかじめ第一封緘テープ10を表紙
3上に張り付けた後にその上に第二封緘テープ30を張
り付けることで、カットテープ15による第一封緘テー
プ10の剥離に続けて、第二封緘テープ30をも容易に
剥離することが可能となる。
【0025】図6、図7に示す第三実施形態では、第一
封緘テープ10の剥離を容易にするためのさらに別の構
成が示されている。本実施形態では、図3に示す如き非
粘着部10eが中間部に設けられているが、第一封緘テ
ープ10の第一粘着部10cの幅Wcを第二粘着部10
dの幅Wdよりも広く形成することにより第二封緘部を
第一封緘部よりも短く形成してある。また、本実施形態
では、第一粘着部10c、第二粘着部10d間の非粘着
部10eが、粘着材10bを塗布しないことで帯状に構
成されている。テープロール100長手方向に直交する
方向に対するこの非粘着部10eの幅We、すなわち第
一粘着部10c及び非粘着部10eの第一境界線H1
と、第二粘着部10d及び非粘着部10eの第二境界線
H2との距離は、小口5の幅、すなわちカタログ本体2
における小口5側の第一角部E1と第二角部E2との距
離よりも大きく形成してある。このような場合には、特
に、第一角部E1と第一境界線H1とを近接させること
が望ましい。
封緘テープ10の剥離を容易にするためのさらに別の構
成が示されている。本実施形態では、図3に示す如き非
粘着部10eが中間部に設けられているが、第一封緘テ
ープ10の第一粘着部10cの幅Wcを第二粘着部10
dの幅Wdよりも広く形成することにより第二封緘部を
第一封緘部よりも短く形成してある。また、本実施形態
では、第一粘着部10c、第二粘着部10d間の非粘着
部10eが、粘着材10bを塗布しないことで帯状に構
成されている。テープロール100長手方向に直交する
方向に対するこの非粘着部10eの幅We、すなわち第
一粘着部10c及び非粘着部10eの第一境界線H1
と、第二粘着部10d及び非粘着部10eの第二境界線
H2との距離は、小口5の幅、すなわちカタログ本体2
における小口5側の第一角部E1と第二角部E2との距
離よりも大きく形成してある。このような場合には、特
に、第一角部E1と第一境界線H1とを近接させること
が望ましい。
【0026】また、第二実施形態同様、定形郵便物とし
て形成されたカタログ本体2の裏表紙3b側の第二封緘
部12に対し、カタログ本体2の縦方向に沿って開封用
のミシン目16を第二角部E2と第二境界線H2と設け
てある。そうすれば、表表紙3aと接着しない開封用の
摘みがミシン目16の切断で形成され、しかも幅狭の第
二粘着部10dは幅広の第一粘着部10cに比べて剥離
しやすいからである。
て形成されたカタログ本体2の裏表紙3b側の第二封緘
部12に対し、カタログ本体2の縦方向に沿って開封用
のミシン目16を第二角部E2と第二境界線H2と設け
てある。そうすれば、表表紙3aと接着しない開封用の
摘みがミシン目16の切断で形成され、しかも幅狭の第
二粘着部10dは幅広の第一粘着部10cに比べて剥離
しやすいからである。
【0027】非粘着部10eを形成するに当たっては、
粘着材10bを塗らない部分を形成するほかに、図8の
第四実施形態に非常に脆弱な樹脂層や引き裂きの容易な
テープよりなる非粘着片17を表紙3と第一封緘テープ
10との間に介在させてもよい。かかる非粘着片17を
介在させることによって、テープ本体10aの裏面に対
する粘着材10bの部分的な非塗布加工を避けることが
可能となる。
粘着材10bを塗らない部分を形成するほかに、図8の
第四実施形態に非常に脆弱な樹脂層や引き裂きの容易な
テープよりなる非粘着片17を表紙3と第一封緘テープ
10との間に介在させてもよい。かかる非粘着片17を
介在させることによって、テープ本体10aの裏面に対
する粘着材10bの部分的な非塗布加工を避けることが
可能となる。
【0028】図9に比較例として示す第五実施形態で
は、先の各実施形態と異なり、カタログ本体2の裏表紙
3b上に送付種別情報8a及び送付先情報8bを直接設
けてある。この場合、第一封緘テープ10に対しては、
特に送付種別情報8a及び送付先情報8bを設ける必要
はない。カタログ本体2の背6の側において、ステープ
ラー9により表紙3と本文とが中綴じされている。な
お、本実施形態において、先の第二〜第四実施形態及び
後述する第六〜第十実施形態に示すような第二封緘片を
用いることで、折り込みチラシの脱落を防止できること
はいうまでもない。
は、先の各実施形態と異なり、カタログ本体2の裏表紙
3b上に送付種別情報8a及び送付先情報8bを直接設
けてある。この場合、第一封緘テープ10に対しては、
特に送付種別情報8a及び送付先情報8bを設ける必要
はない。カタログ本体2の背6の側において、ステープ
ラー9により表紙3と本文とが中綴じされている。な
お、本実施形態において、先の第二〜第四実施形態及び
後述する第六〜第十実施形態に示すような第二封緘片を
用いることで、折り込みチラシの脱落を防止できること
はいうまでもない。
【0029】図10及び図11に示す第六実施形態で
は、上記各実施形態とは異なり、第一封緘テープ10及
び第二封緘テープ30がそれぞれカタログ本体2の横方
向及び縦方向に帯状に一周巻き付けられいる。第一封緘
テープ10の高さ方向の幅は、カタログ本体2の高さよ
りもかなり狭くなっているが、第二封緘テープ30を小
口5側に近接させることで、カタログ本体2の小口5の
側における表紙3及び本文4の開きを防止している。
は、上記各実施形態とは異なり、第一封緘テープ10及
び第二封緘テープ30がそれぞれカタログ本体2の横方
向及び縦方向に帯状に一周巻き付けられいる。第一封緘
テープ10の高さ方向の幅は、カタログ本体2の高さよ
りもかなり狭くなっているが、第二封緘テープ30を小
口5側に近接させることで、カタログ本体2の小口5の
側における表紙3及び本文4の開きを防止している。
【0030】本実施形態において、送付種別情報8a及
び送付先情報8bは、ともに第一封緘テープ10の第一
封緘部11側に設けてある。第一封緘テープ10及び第
二封緘テープ30は、図面に示すテープ終端eの位置か
ら明らかなように、それぞれが重なり合って輪を形成し
ている。また、第二封緘テープ30は、第一封緘テープ
10よりも下側に位置し、その一端部を折り返して剥離
用の摘み30cを形成してある。この摘み30cは、第
一封緘テープ10の上側から一部露出しており、この摘
み30cの下側に指を挿入して第一封緘テープ10を切
断しつつ第二封緘テープ30を剥離させるように構成し
てある。座第二封緘テープ30と重なり合う第一封緘テ
ープ10の上側縁Sは、その引き裂きを促進するための
脆弱化の加工を施してある。もちろん、この摘み30c
は、第一封緘テープ10の上側ではなく下側に位置させ
ても構わない。
び送付先情報8bは、ともに第一封緘テープ10の第一
封緘部11側に設けてある。第一封緘テープ10及び第
二封緘テープ30は、図面に示すテープ終端eの位置か
ら明らかなように、それぞれが重なり合って輪を形成し
ている。また、第二封緘テープ30は、第一封緘テープ
10よりも下側に位置し、その一端部を折り返して剥離
用の摘み30cを形成してある。この摘み30cは、第
一封緘テープ10の上側から一部露出しており、この摘
み30cの下側に指を挿入して第一封緘テープ10を切
断しつつ第二封緘テープ30を剥離させるように構成し
てある。座第二封緘テープ30と重なり合う第一封緘テ
ープ10の上側縁Sは、その引き裂きを促進するための
脆弱化の加工を施してある。もちろん、この摘み30c
は、第一封緘テープ10の上側ではなく下側に位置させ
ても構わない。
【0031】図12及び図13に示す第七実施形態で
は、先の第一実施形態における第一封緘テープ10の代
わりに、粘着材を有しない第一封緘シート40を第一封
緘片として設けた点が異なる。第一封緘シート40及び
後述の第二封緘シート50は、先の第一封緘テープのテ
ープ本体と同様の材料により構成すればよい。この第一
封緘シート40のうち、裏表紙3b側に接当する第二封
緘部42に比較して、表表紙3a側に接当する第一封緘
部41の方が横方向に幅狭となっている。また、第二封
緘テープ30は、先の第二実施形態とは異なり、第一封
緘部41よりも横方向に幅狭に形成されており、その粘
着材30bを第一封緘部41の上部に接着した後、裏表
紙3b側において第二封緘部42及び裏表紙3bの双方
に接着し、さらに、下端7b側から表表紙3a側に回り
込んで再び第一封緘部41の下部に接着する。かかる裏
表紙3b及び第二封緘部42の双方に対する第二封緘テ
ープ30の第二封緘部32における接着が、第一封緘シ
ート40の小口5方向に対する抜けを防止する。
は、先の第一実施形態における第一封緘テープ10の代
わりに、粘着材を有しない第一封緘シート40を第一封
緘片として設けた点が異なる。第一封緘シート40及び
後述の第二封緘シート50は、先の第一封緘テープのテ
ープ本体と同様の材料により構成すればよい。この第一
封緘シート40のうち、裏表紙3b側に接当する第二封
緘部42に比較して、表表紙3a側に接当する第一封緘
部41の方が横方向に幅狭となっている。また、第二封
緘テープ30は、先の第二実施形態とは異なり、第一封
緘部41よりも横方向に幅狭に形成されており、その粘
着材30bを第一封緘部41の上部に接着した後、裏表
紙3b側において第二封緘部42及び裏表紙3bの双方
に接着し、さらに、下端7b側から表表紙3a側に回り
込んで再び第一封緘部41の下部に接着する。かかる裏
表紙3b及び第二封緘部42の双方に対する第二封緘テ
ープ30の第二封緘部32における接着が、第一封緘シ
ート40の小口5方向に対する抜けを防止する。
【0032】本実施形態において、送付種別情報8a
は、第二封緘テープ30におけるテープ本体30aの表
面にあらかじめ印刷されており、また、送付先情報8b
は第一封緘シート40の第一封緘部41にラベルとして
張り付けられている。この送付先情報8bは、第一封緘
シート40の表面に直接インクジェットプリンター等に
より印刷しても構わないことはもちろんである。その場
合、送付先情報8bと送付種別情報8aを分離し、郵送
情報や宅配情報等の異なる種々の送付種別情報8aを設
けた第二封緘テープ30を適宜第一封緘シート40と組
み合わせて用いることで、送付先に対する郵送又は宅配
便等の送付方法を選択することが可能となる。
は、第二封緘テープ30におけるテープ本体30aの表
面にあらかじめ印刷されており、また、送付先情報8b
は第一封緘シート40の第一封緘部41にラベルとして
張り付けられている。この送付先情報8bは、第一封緘
シート40の表面に直接インクジェットプリンター等に
より印刷しても構わないことはもちろんである。その場
合、送付先情報8bと送付種別情報8aを分離し、郵送
情報や宅配情報等の異なる種々の送付種別情報8aを設
けた第二封緘テープ30を適宜第一封緘シート40と組
み合わせて用いることで、送付先に対する郵送又は宅配
便等の送付方法を選択することが可能となる。
【0033】第一封緘シート40の上下方向中間部に
は、横方向に対し第一封緘部41,43,第二封緘部4
2にわたって一対の平行なミシン目46,46を設けて
ある。開封に当たっては、ミシン目46の端部を摘んで
第一封緘シート40を上下方向に分断することで、第二
封緘テープ30と共に第一封緘シート40をカタログ本
体2から除去することが可能となる。
は、横方向に対し第一封緘部41,43,第二封緘部4
2にわたって一対の平行なミシン目46,46を設けて
ある。開封に当たっては、ミシン目46の端部を摘んで
第一封緘シート40を上下方向に分断することで、第二
封緘テープ30と共に第一封緘シート40をカタログ本
体2から除去することが可能となる。
【0034】図14及び図15に示す第八実施形態で
は、第一実施形態とほぼ同様の第一封緘テープ10に加
え、第二封緘片たる一対の第二封緘シート50,50が
上端7a,下端7bをそれぞれ封緘するように第一封緘
テープ10の位置にほぼ対応させて設けてある。本実施
形態では、第一実施形態と異なり、第一封緘テープ10
の第一封緘部11及び第二封緘部12の横幅をほぼ同一
にすることが望ましく、また、望ましくは第二封緘シー
ト50の背6の側の端は、第一封緘部11及び第二封緘
部12の背6の側の端と同一、又は、それよりも背6の
側に位置させることが望ましい。第二封緘シート50の
背6の側の端をかかる配置にすることにより、第一封緘
部11及び第二封緘部12の上下端において、第二封緘
シート50及び第一封緘テープ10を離脱することが可
能となるからである。
は、第一実施形態とほぼ同様の第一封緘テープ10に加
え、第二封緘片たる一対の第二封緘シート50,50が
上端7a,下端7bをそれぞれ封緘するように第一封緘
テープ10の位置にほぼ対応させて設けてある。本実施
形態では、第一実施形態と異なり、第一封緘テープ10
の第一封緘部11及び第二封緘部12の横幅をほぼ同一
にすることが望ましく、また、望ましくは第二封緘シー
ト50の背6の側の端は、第一封緘部11及び第二封緘
部12の背6の側の端と同一、又は、それよりも背6の
側に位置させることが望ましい。第二封緘シート50の
背6の側の端をかかる配置にすることにより、第一封緘
部11及び第二封緘部12の上下端において、第二封緘
シート50及び第一封緘テープ10を離脱することが可
能となるからである。
【0035】図16及び図17に示す第九実施形態は、
図4に示す第二実施形態における第二封緘テープ30,
30と図12の第七実施形態に示す第一封緘シート40
とを組み合わせたものである。本実施形態においても、
先の図12におけるミシン目と同様のミシン目46,4
6を設けることによって、第一封緘シート40及び台に
封緘テープ30の剥離が容易となる。
図4に示す第二実施形態における第二封緘テープ30,
30と図12の第七実施形態に示す第一封緘シート40
とを組み合わせたものである。本実施形態においても、
先の図12におけるミシン目と同様のミシン目46,4
6を設けることによって、第一封緘シート40及び台に
封緘テープ30の剥離が容易となる。
【0036】また、図18に示す第十実施形態では、図
10に示す第六実施形態における第二封緘テープ30の
代わりに、第二封緘片として紐60を用いている点が異
なる。ここに紐60は、その端部60eをそれぞれ互い
に交差させて第一封緘部11の下側に通すことにより、
第一封緘テープ10の粘着材10bをもってそれらの端
部60e,60eを固定している。また、各端部60
e,60eを摘めるように、それぞれ若干量だけ第一封
緘部11の上下端から覗かせてある。端部60eを摘ん
で引き上げることで、第一封緘テープ10を引き裂いて
カタログ本体2を開封するのであるが、第一封緘テープ
10の上下端S,Sに引き裂き性を促進させる脆弱化の
加工を施すことが望ましいのはいうまでもない。
10に示す第六実施形態における第二封緘テープ30の
代わりに、第二封緘片として紐60を用いている点が異
なる。ここに紐60は、その端部60eをそれぞれ互い
に交差させて第一封緘部11の下側に通すことにより、
第一封緘テープ10の粘着材10bをもってそれらの端
部60e,60eを固定している。また、各端部60
e,60eを摘めるように、それぞれ若干量だけ第一封
緘部11の上下端から覗かせてある。端部60eを摘ん
で引き上げることで、第一封緘テープ10を引き裂いて
カタログ本体2を開封するのであるが、第一封緘テープ
10の上下端S,Sに引き裂き性を促進させる脆弱化の
加工を施すことが望ましいのはいうまでもない。
【0037】最後に、本発明のさらに他の実施形態の可
能性について列挙する。もちろん、上記各実施形態及び
以下の他の実施形態を相互に組み合わせて実施すること
は可能である。
能性について列挙する。もちろん、上記各実施形態及び
以下の他の実施形態を相互に組み合わせて実施すること
は可能である。
【0038】上記第一実施形態では、封緘テープ10の
上下をヒートシールにより接合した。これに限らず、第
一封緘テープ10の第一粘着部10cの幅Wcを第二粘
着部10dの幅Wdよりも広く形成することにより第二
封緘部を第一封緘部よりも短く形成し、且つ、封緘テー
プ10の上下をカタログ本体2の上端7a及び下端7b
よりもそれぞれさらに張り出させ、これらの張出部を裏
表紙3b側に折り曲げてもよい。この場合、第一封緘部
11が第二封緘部12より幅広で第一粘着部10cによ
り裏表紙3bに張り付けることができるから、これら上
端7a及び下端7bをも封緘することができる。
上下をヒートシールにより接合した。これに限らず、第
一封緘テープ10の第一粘着部10cの幅Wcを第二粘
着部10dの幅Wdよりも広く形成することにより第二
封緘部を第一封緘部よりも短く形成し、且つ、封緘テー
プ10の上下をカタログ本体2の上端7a及び下端7b
よりもそれぞれさらに張り出させ、これらの張出部を裏
表紙3b側に折り曲げてもよい。この場合、第一封緘部
11が第二封緘部12より幅広で第一粘着部10cによ
り裏表紙3bに張り付けることができるから、これら上
端7a及び下端7bをも封緘することができる。
【0039】上記各実施形態では、ステープラーによる
中綴じされたカタログ本体2を封緘する手段について説
明したが、このカタログ本体2は平綴じや無線綴じのも
のを用いても構わない。また、二つ折り、四つ折り、八
つ折りのチラシや巻き折り、観音折りにしたカタログや
パンフレット等も本発明の印刷物に含まれるものとす
る。これら四つ折り等の場合における小口とは、最後に
折り畳む際の折り目に当たる部分が背6に相当し、背6
に対向する反対側部分で最後に互いに合わせられる部分
が小口5に相当するものと定義する。
中綴じされたカタログ本体2を封緘する手段について説
明したが、このカタログ本体2は平綴じや無線綴じのも
のを用いても構わない。また、二つ折り、四つ折り、八
つ折りのチラシや巻き折り、観音折りにしたカタログや
パンフレット等も本発明の印刷物に含まれるものとす
る。これら四つ折り等の場合における小口とは、最後に
折り畳む際の折り目に当たる部分が背6に相当し、背6
に対向する反対側部分で最後に互いに合わせられる部分
が小口5に相当するものと定義する。
【0040】上記図9の第五実施形態を除く他の実施形
態では、送付先情報8bを第一封緘テープ10又は第一
封緘シート40等の封緘片上に直接的又は間接的に設け
たが、この送付先情報8bはカタログ本体2の表紙に直
接設けても構わない。但し、上述の如く封緘片を除去可
能に構成する場合において送付先情報8bを封緘片上に
設けておけば、封緘片の除去に伴って送付先情報8bを
除去できる利点がある。
態では、送付先情報8bを第一封緘テープ10又は第一
封緘シート40等の封緘片上に直接的又は間接的に設け
たが、この送付先情報8bはカタログ本体2の表紙に直
接設けても構わない。但し、上述の如く封緘片を除去可
能に構成する場合において送付先情報8bを封緘片上に
設けておけば、封緘片の除去に伴って送付先情報8bを
除去できる利点がある。
【0041】上記各実施形態と異なり、封緘片10、3
0等と表紙3との接着部を離脱不能とすることも可能で
ある。しかし、この場合には封緘片の開封に伴って封緘
片が表紙3上に一部残存して美観を損ねやすいことか
ら、上記各実施形態の様に、封緘片を除去可能に表紙3
に対して接着することが望ましい。
0等と表紙3との接着部を離脱不能とすることも可能で
ある。しかし、この場合には封緘片の開封に伴って封緘
片が表紙3上に一部残存して美観を損ねやすいことか
ら、上記各実施形態の様に、封緘片を除去可能に表紙3
に対して接着することが望ましい。
【0042】上記各実施形態では、封緘テープ10を表
紙3に接着するに当たり、粘着性の弱いいわゆる弱粘着
の粘着材を用いたが、封緘テープ10と表紙3との接当
部を共に樹脂で構成し、これら接当部を熱圧着により離
脱可能に接着してもよい。この場合、封緘テープ10の
剥離前後に接着材の粘着性が失われていてもよいが、剥
離後の再接着、小口に対向する封緘テープ10の部分に
対するゴミ等の付着防止、小口への粘着材の転写による
汚れ防止、張り付けの容易さという作用・効果は奏され
ない。また、これらの接着は上述の如く面状に行うほ
か、散点状に行っても構わない。
紙3に接着するに当たり、粘着性の弱いいわゆる弱粘着
の粘着材を用いたが、封緘テープ10と表紙3との接当
部を共に樹脂で構成し、これら接当部を熱圧着により離
脱可能に接着してもよい。この場合、封緘テープ10の
剥離前後に接着材の粘着性が失われていてもよいが、剥
離後の再接着、小口に対向する封緘テープ10の部分に
対するゴミ等の付着防止、小口への粘着材の転写による
汚れ防止、張り付けの容易さという作用・効果は奏され
ない。また、これらの接着は上述の如く面状に行うほ
か、散点状に行っても構わない。
【0043】本発明は、送付印刷物として説明したが、
送付以外の印刷物の封緘用としても実施可能である。特
に、本の立ち読み防止等や折り込み付録の添付等の用途
にも適している。
送付以外の印刷物の封緘用としても実施可能である。特
に、本の立ち読み防止等や折り込み付録の添付等の用途
にも適している。
【0044】なお、特許請求の範囲の項に記入した符号
は、あくまでも図面との対照を便利にするためのものに
すぎず、該記入により本発明は添付図面の構成に限定さ
れるものではない。
は、あくまでも図面との対照を便利にするためのものに
すぎず、該記入により本発明は添付図面の構成に限定さ
れるものではない。
【図1】本発明にかかる送付印刷物の第一実施形態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明に係る封緘用テープ連続体の斜視図であ
る。
る。
【図4】本発明の第二実施形態を示す送付印刷物の正面
図である。
図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】本発明の第三実施形態を示す送付印刷物の裏面
図である。
図である。
【図7】図6のC−C線断面図である。
【図8】本発明の第四実施形態を示す図7相当図であ
る。
る。
【図9】本発明の第一実施形態にかかる送付印刷物の裏
面側の斜視図である。
面側の斜視図である。
【図10】本発明の第六実施形態を示す図1相当図であ
る。
る。
【図11】図10のD−D線断面図である。
【図12】本発明の第七実施形態にかかる図1相当図で
ある。
ある。
【図13】図12のE−E線断面図である。
【図14】本発明の第八実施形態を示す図1相当図であ
る。
る。
【図15】図14のF−F線断面図である。
【図16】本発明の第九実施例を示す図1相当図であ
る。
る。
【図17】図16のG−G線断面図である。
【図18】本発明の第十実施形態を示す図10相当図で
ある。
ある。
X 粘着部 Y 非粘着部 e テープ端部 S 重ね合わせ部又はその近傍 1 送付印刷物 2 カタログ本体 3 表紙 3a表表紙 3b裏表紙 4 本文 5 小口 6 背(折り返し部) 7a上端 7b下端 8a送付種別情報(料金後納郵便、カタログ小包等) 8b送付先情報(送付先住所氏名等) 9 ステープラー 10 第一封緘テープ 10aテープ本体 10b粘着材 10c第一粘着部 10d第二粘着部 10e非粘着部 11 第一封緘部 12 第二封緘部 13 小口封緘部 14a上接着部 14b下接着部 15 カットテープ 16 ミシン目 17 非粘着片 30 第二封緘テープ 30aテープ本体 30b粘着材 30c摘み 31 第一封緘部 32 第二封緘部 40 第一封緘シート 41 第一封緘部 42 第二封緘部 46 ミシン目 50 第二封緘シート 51 第一封緘部 52 第二封緘部 60 紐 60e端部 90 折込チラシ等 100テープロール 101光電管マーク H1,H2 第一、第二境界線 E1,E2 第一、第二角部。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年9月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、本発明にかかる送付印刷物の第二の
特徴は、前記封緘片の上下各々における対向部も前記粘
着材を有しており、この粘着材により対向部を互いに接
合したことにある。
特徴は、前記封緘片の上下各々における対向部も前記粘
着材を有しており、この粘着材により対向部を互いに接
合したことにある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、本発明にかかる送付印刷物の第三の
特徴は、前記対向部を互いにヒートシーラーで溶着した
ことにある。
特徴は、前記対向部を互いにヒートシーラーで溶着した
ことにある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】さらに、本発明にかかる送付印刷物の第四
の特徴は、前記封緘片に送付種別情報部を設けたことに
ある。
の特徴は、前記封緘片に送付種別情報部を設けたことに
ある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】次に、図4を参照しつつ本発明の第二実施
形態について説明する。なお、本実施形態以降の各実施
形態において、特に明記のない限り先の第一実施形態と
同様の部材には同様の符号を付してある。
形態について説明する。なお、本実施形態以降の各実施
形態において、特に明記のない限り先の第一実施形態と
同様の部材には同様の符号を付してある。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】非粘着部10eを形成するに当たっては、
粘着材10bを塗らない部分を形成するほかに、非常に
脆弱な樹脂層や引き裂きの容易なテープよりなる非粘着
片17を表紙3と第一封緘テープ10との間に介在させ
てもよい。かかる非粘着片17を介在させることによっ
て、テープ本体10aの裏面に対する粘着材10bの部
分的な非塗布加工を避けることが可能となる。
粘着材10bを塗らない部分を形成するほかに、非常に
脆弱な樹脂層や引き裂きの容易なテープよりなる非粘着
片17を表紙3と第一封緘テープ10との間に介在させ
てもよい。かかる非粘着片17を介在させることによっ
て、テープ本体10aの裏面に対する粘着材10bの部
分的な非塗布加工を避けることが可能となる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】図4に比較例として示す第二実施形態で
は、先の各実施形態と異なり、カタログ本体2の裏表紙
3b上に送付種別情報8a及び送付先情報8bを直接設
けてある。この場合、第一封緘テープ10に対しては、
特に送付種別情報8a及び送付先情報8bを設ける必要
はない。カタログ本体2の背6の側において、ステープ
ラー9により表紙3と本文とが中綴じされている。
は、先の各実施形態と異なり、カタログ本体2の裏表紙
3b上に送付種別情報8a及び送付先情報8bを直接設
けてある。この場合、第一封緘テープ10に対しては、
特に送付種別情報8a及び送付先情報8bを設ける必要
はない。カタログ本体2の背6の側において、ステープ
ラー9により表紙3と本文とが中綴じされている。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】削除
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】削除
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】削除
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】削除
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】削除
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】削除
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】削除
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】削除
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】上記図4の第二実施形態を除く他の実施形
態では、送付先情報8bを第一封緘テープ10上に直接
的又は間接的に設けたが、この送付先情報8bはカタロ
グ本体2の表紙に直接設けても構わない。但し、上述の
如く封緘片を除去可能に構成する場合において送付先情
報8bを封緘片上に設けておけば、封緘片の除去に伴っ
て送付先情報8bを除去できる利点がある。
態では、送付先情報8bを第一封緘テープ10上に直接
的又は間接的に設けたが、この送付先情報8bはカタロ
グ本体2の表紙に直接設けても構わない。但し、上述の
如く封緘片を除去可能に構成する場合において送付先情
報8bを封緘片上に設けておけば、封緘片の除去に伴っ
て送付先情報8bを除去できる利点がある。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる送付印刷物の第一実施形態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明に係る封緘用テープ連続体の斜視図であ
る。
る。
【図4】本発明の第二実施形態にかかる送付印刷物の裏
面側の斜視図である。
面側の斜視図である。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 X 粘着部 Y 非粘着部 e テープ端部 S 重ね合わせ部又はその近傍 1 送付印刷物 2 カタログ本体 3 表紙 3a表表紙 3b裏表紙 4 本文 5 小口 6 背(折り返し部) 7a上端 7b下端 8a送付種別情報(料金後納郵便、カタログ小包等) 8b送付先情報(送付先住所氏名等) 9 ステープラー 10 第一封緘テープ 10aテープ本体 10b粘着材 10c第一粘着部 10d第二粘着部 10e非粘着部 11 第一封緘部 12 第二封緘部 13 小口封緘部 14a上接着部 14b下接着部 90 折込チラシ等 100テープロール 101光電管マーク H1,H2 第一、第二境界線 E1,E2 第一、第二角部。
【手続補正25】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正26】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図面5
【補正方法】削除
【手続補正27】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図面6
【補正方法】削除
【手続補正28】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図面7
【補正方法】削除
【手続補正29】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図面8
【補正方法】削除
【手続補正30】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図面9
【補正方法】削除
【手続補正31】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図面10
【補正方法】削除
【手続補正32】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図面11
【補正方法】削除
【手続補正33】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図面12
【補正方法】削除
【手続補正34】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図面13
【補正方法】削除
【手続補正35】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図面14
【補正方法】削除
【手続補正36】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図面15
【補正方法】削除
【手続補正37】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図面16
【補正方法】削除
【手続補正38】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図面17
【補正方法】削除
【手続補正39】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図面18
【補正方法】削除 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明にかかる送付印刷物の第一の特徴は、少なく
とも二つ折りにした印刷物本体と、この印刷物本体の小
口を封緘するための封緘片とを備え、前記封緘片は、前
記小口に沿って前記印刷物本体における表紙の表裏に跨
る帯状のテープ本体と、このテープ本体を前記表紙に剥
離可能に接着するための粘着材とを有しており、前記封
緘片の上下各々において前記印刷物本体の上端及び下端
よりそれぞれさらに張り出した対向部を互いに接合した
ことにある。
め、本発明にかかる送付印刷物の第一の特徴は、少なく
とも二つ折りにした印刷物本体と、この印刷物本体の小
口を封緘するための封緘片とを備え、前記封緘片は、前
記小口に沿って前記印刷物本体における表紙の表裏に跨
る帯状のテープ本体と、このテープ本体を前記表紙に剥
離可能に接着するための粘着材とを有しており、前記封
緘片の上下各々において前記印刷物本体の上端及び下端
よりそれぞれさらに張り出した対向部を互いに接合した
ことにある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】本実施形態では、第一封緘テープ10の上
端7a,下端7b側を互いに綴じることで、本文4の間
に折込チラシ等90を脱落しない状態で挟み込めるよう
に構成してある。ここに、本実施形態における第一封緘
テープ10は、第一封緘部11及び第二封緘部12の横
方向における幅が互いに等しくなるように構成してあ
る。また、第一封緘テープ10はカタログ本体2の上端
7a及び下端7bよりもそれぞれさらに張り出してお
り、これらのさらに張り出した上対向部14a及び下対
向部14bにおいて互いに接着させてある。これら各上
下対向部14a,14bにおける接着は、粘着材10b
同士のみの粘着力による他、ヒートシーラーで加熱して
各対向部同士を溶着により接着してもよい。これら上対
向部14a及び下対向部14bにおける接着は、ライン
上において連続する粘着材10bの切断と同時に行うこ
とも可能である。その場合、ヒートシーラー間にカッタ
ーを設ければ、その加工工程をより合理的にできる。
端7a,下端7b側を互いに綴じることで、本文4の間
に折込チラシ等90を脱落しない状態で挟み込めるよう
に構成してある。ここに、本実施形態における第一封緘
テープ10は、第一封緘部11及び第二封緘部12の横
方向における幅が互いに等しくなるように構成してあ
る。また、第一封緘テープ10はカタログ本体2の上端
7a及び下端7bよりもそれぞれさらに張り出してお
り、これらのさらに張り出した上対向部14a及び下対
向部14bにおいて互いに接着させてある。これら各上
下対向部14a,14bにおける接着は、粘着材10b
同士のみの粘着力による他、ヒートシーラーで加熱して
各対向部同士を溶着により接着してもよい。これら上対
向部14a及び下対向部14bにおける接着は、ライン
上において連続する粘着材10bの切断と同時に行うこ
とも可能である。その場合、ヒートシーラー間にカッタ
ーを設ければ、その加工工程をより合理的にできる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 X 粘着部 Y 非粘着部 e テープ端部 S 重ね合わせ部又はその近傍 1 送付印刷物 2 カタログ本体 3 表紙 3a 表表紙 3b 裏表紙 4 本文 5 小口 6 背(折り返し部) 7a 上端 7b 下端 8a 送付種別情報 (料金後納郵便、カタログ小包等) 8b 送付先情報 (送付先住所氏名等) 9 ステープラー 10 第一封緘テープ 10a テープ本体 10b 粘着材 10c 第一粘着部 10d 第二粘着部 10e 非粘着部 11 第一封緘部 12 第二封緘部 13 小口封緘部 14a 上対向部 14b 下対向部 90 折込チラシ等 100 テープロール 101 光電管マーク
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも二つ折りにした印刷物本体
(2)と、この印刷物本体(2)の小口(5)を封緘す
るための封緘片(10)とを備え、前記封緘片(10)
は、前記小口(5)に沿って前記印刷物本体(2)にお
ける表紙(3)の表裏に跨る帯状のテープ本体(10
a)と、このテープ本体(10a)を前記表紙(3)に
剥離可能に接着するための粘着材(10b)とを有して
おり、前記封緘片(10)の上下各々における対向部
(14a,14b)を互いに接合してある送付印刷物。 - 【請求項2】 少なくとも二つ折りにした印刷物本体
(2)と、この印刷物本体(2)の小口(5)を封緘す
るための第一封緘片(10,40)と、前記印刷物本体
(2)の上下開口部(7a,7b)の夫々に前記表紙
(3)の表裏に跨る第二封緘片(30)とを備え、前記
第一封緘片(10,40)は、前記小口(5)に沿って
前記表紙(3)の表裏に跨る帯状を呈し、これら第一、
第二封緘片(10,40,30)のうち少なくとも一方
は前記表紙(3)に剥離可能に接着するための粘着材
(10b)を有しており、これら第一、第二封緘片(1
0,40,30)を互いに接合してある送付印刷物。 - 【請求項3】 少なくとも二つ折りにした印刷物本体
(2)と、この印刷物本体(2)の小口(5)の長手方
向に直交する方向で前記印刷物本体(2)の外周に巻き
付く第一環状体(10)と、小口(5)の長手方向で前
記印刷物本体(2)の外周に巻き付く第二環状体(3
0,60)とを備え、第一、第二環状体(10,30,
60)を互いに重ね合わせると共に、これら一、第二環
状体(10,30,60)のうちより前記表紙(3)よ
り離れた側に位置するものの(10)重ね合わせ部又は
その近傍(S)に脆弱化の加工を施してある送付印刷
物。 - 【請求項4】 前記封緘片(10,40,30)に送付
種別情報部(8a)を設けてある請求項1又は2のいず
れかに記載の送付印刷物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-92281 | 1996-04-15 | ||
JP08092281 | 1996-04-15 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9737797A Division JPH1035154A (ja) | 1996-04-15 | 1997-04-15 | 送付印刷物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11151876A true JPH11151876A (ja) | 1999-06-08 |
JP2917151B2 JP2917151B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=14050028
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26002698A Expired - Fee Related JP2950477B2 (ja) | 1996-04-15 | 1998-09-14 | 送付印刷物及び送付印刷物封緘テープ |
JP26411098A Expired - Lifetime JP2917151B2 (ja) | 1996-04-15 | 1998-09-18 | 送付印刷物 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26002698A Expired - Fee Related JP2950477B2 (ja) | 1996-04-15 | 1998-09-14 | 送付印刷物及び送付印刷物封緘テープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP2950477B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003105291A (ja) * | 2001-09-30 | 2003-04-09 | Kyowa Ltd | 送付印刷物用粘着シート、該テープ送付印刷物小口への貼付方法、及び、その装置 |
-
1998
- 1998-09-14 JP JP26002698A patent/JP2950477B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1998-09-18 JP JP26411098A patent/JP2917151B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11147385A (ja) | 1999-06-02 |
JP2917151B2 (ja) | 1999-07-12 |
JP2950477B2 (ja) | 1999-09-20 |
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