JPH11151838A - 記録装置および記録方法 - Google Patents

記録装置および記録方法

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JPH11151838A
JPH11151838A JP9321092A JP32109297A JPH11151838A JP H11151838 A JPH11151838 A JP H11151838A JP 9321092 A JP9321092 A JP 9321092A JP 32109297 A JP32109297 A JP 32109297A JP H11151838 A JPH11151838 A JP H11151838A
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Application number
JP9321092A
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English (en)
Inventor
Tsugi Suzuki
嗣 鈴木
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーコードなどの一見して内容を理解するこ
とが困難なキャラクタの入力を簡単に行うことができる
汎用的なシステムを提供する。 【解決手段】 表示用フォントおよび、それに対応した
バーコードの記録用フォントが収納されたフォントファ
イル36aと、表示用フォントのコードを記録用フォン
トのコードに変換する変換機能51を備えたプリンタド
ライバ7を用いる。バーコードを入力するときは、バー
コードに対応する理解できる表示用フォントがディスプ
レイ23に表示されるので容易に確認できる。印刷する
ときは、プリンタ3へ表示用フォントが変換された記録
用フォント(バーコード)を用いてビットイメージ化さ
れた印刷用データが送られバーコードが印刷される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォントファイル
に用意されたフォントを用いて印刷用紙などに記録する
記録装置および記録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に、パーソナルコンピュータ(パソ
コン)あるいはワークステーションなどのホストコンピ
ュータ(ホスト)1に直接あるいはネットワークなどを
介してプリンタ3が接続されたシステムを用いて、バー
コードを印刷するシステムを示してある。ホスト1に
は、キャラクタコードを入力できるワードプロセッサの
ようなアプリケーションプログラム5と、このアプリケ
ーションプログラム5で入力された文書を印刷可能なデ
ータに変換してプリンタ3に送信するプリンタドライバ
7とがインストールされている。
【0003】このアプリケーションプログラム5を用い
てバーコードを印刷するには、まず、アプリケーション
プログラム5の入力機能11を用いて印刷したいバーコ
ードフォントを指定したキャラクタコードのセットを入
力しバーコードをディスプレイに表示する。次に、アプ
リケーションプログラム5の書式設定機能13を用いて
コード入力したバーコードフォントの相互の間隔や各々
のサイズなどの印刷書式を指定し、その後、プリンタド
ライバ7を呼び出して印刷を行う。
【0004】プリンタドライバ7は、印刷データ作成機
能15により、アプリケーションプログラム5で入力さ
れたキャラクタコードセットと印刷間隔あるいはサイズ
などの印刷書式に基づいて、ディスプレイに表示された
バーコードフォントをその書式で印刷するための印刷デ
ータを作成する。次に、出力機能17により、作成され
た印刷データがプリンタ3に転送される。プリンタ3で
は、バーコードフォントを例えばアウトラインフォント
の形式で内蔵しており、印刷データに含まれたキャラク
タコードに従ってフォントを選択し、指定された印刷組
織で印刷を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシステムは、入力作業が面倒であり、また、入力間
違えが発生し易いという問題がある。すなわち、ユーザ
ーは、印刷するバーコードフォントのキャラクタコード
を入力する必要があるので、ある文字あるいは文字列な
どを意味するバーコードを印刷しようとすると、その文
字あるいは文字列を入力するのではなく、文字あるいは
文字列に対応するバーコードフォントを指定するキャラ
クタコード(以降においてはコード)を入力しなければ
ならない。従って、ユーザーは、バーコードフォントの
コードを予め知るか、あるいは入力のたびに調べる必要
がある。また、入力したコードあるいは入力したコード
に対応するバーコードフォントが入力モニターであるデ
ィスプレイに表示されても、それが正しいか否かを判別
することが難しい。このため、意図しないバーコードが
入力されていても間違いを見つけることは困難である。
【0006】このような事態は、バーコードを印刷する
場合に限らず、飾り文字などの通常入力する文字フォン
トと異なるフォントを使用したい場合にも発生し、その
フォントを示すキャラクタコードを1つ1つ調べて入力
する必要がある。さらに、ディフォルメされた飾り文字
などのように、印刷するフォントがモニターに表示され
てもすぐには読めないような場合は、意図しない文字を
間違って入力していても入力ミスを発見することは困難
である。
【0007】特殊な文字を入力できるように開発された
アプリケーションプログラムを用いれば、上記のような
問題の幾つかは解決できる場合もある。しかし、使い慣
れたワードプロセッサ(ワープロ)などの上で汎用的に
利用できるものはなく、また、バーコード印刷用などに
特化したアプリケーションプログラムがあるだけであ
り、他のフォントにも汎用的に利用できるシステムは開
発されていない。
【0008】また、図8に示してあるように、専用のア
プリケーションプログラムを用いる場合には、まず、ス
テップ81で表示用フォントファイルを選択した後にス
テップ82および83で文字列を入力して表示し、さら
に、ステップ84で印刷用フォントファイルを選択した
後にステップ85で印刷用フォントファイルを用いて表
示用フォントに該当するデータを印刷用データに変換し
て出力する必要がある。このように、表示用フォントフ
ァイルと印刷用フォントファイルを個別に指定する必要
があるので、手間がかかる。また、表示用と印刷用のフ
ォントファイルを取り違えたり、意図しない表示用ある
いは印刷用フォントファイルを間違って選択してしまう
ことも多い。
【0009】そこで、本発明においては、従来は専用の
アプリケーションプログラムを用いたり、あるいは、キ
ャラクタコードで指定しなくては入力できないようなバ
ーコードなどの特殊なフォントを簡単に入力でき、記録
用紙などに出力できる記録装置および記録方法を提供す
ることを目的としている。特に、バーコードや飾り文字
などのように、何を入力したのか、そのフォント自体で
は判別し難いフォントを間違いなく入力できると共に、
表示用に加えて記録用のフォントファイルを個別に設定
しなくても判別し難いデータを記録できる記録装置およ
び記録方法を提供することを目的としている。さらに、
ワープロなどで汎用的にその機能を利用できる記録装
置、記録方法およびこれらを使用するときに必要なフォ
ントファイルを記録した記録媒体を提供することも本発
明の目的の1つである。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、同一のフォントファイル内に、モニター用のディ
スプレイなどに表示する表示用フォント(表示用のフォ
ントデータ)と、記録用紙などに実際に記録する記録用
フォント(記録用のフォントデータ)とを用意し、見て
判る表示用フォントを形態の異なるバーコードフォント
などの記録用フォントに変換して出力できる記録装置お
よび記録方法を提供するようにしている。すなわち、本
発明の記録装置は、表示用フォントを、その表示用フォ
ントを備えたフォントファイルに用意された形態の異な
る記録用フォントに変換して出力可能なフォント変換機
能を有することを特徴としている。また、本発明の記録
方法においては、表示用フォントを、その表示用フォン
トを備えたフォントファイルに用意された形態の異なる
記録用フォントに変換して出力するフォント変換工程を
有することを特徴としている。
【0011】このような機能を備えた記録装置および記
録方法は、パソコンなどのホストで実行可能なプログラ
ムとして提供することが可能であり、表示用フォント
を、その表示用フォントを備えた同一のフォントファイ
ルに用意された形態の異なる記録用フォントに変換して
出力するフォント変換処理を実行する命令を有するプロ
グラムをコンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録
して提供することができる。もちろん、このプログラム
は、インターネットなどのコンピュータネットワークを
経由して提供することも可能である。
【0012】また、発明の記録装置および記録方法で
は、複数のフォントを備えた第1のフォント群と、この
第1のフォント群の少なくとも1部のフォントにそれぞ
れ対応し、第1のフォント群のフォントと形態の異なる
フォントを備えた第2のフォント群とを備えたフォント
ファイルを利用することが可能であり、第1のフォント
群を表示用フォントとして、また、第2のフォント群を
記録用フォントとして利用することができる。もちろ
ん、第1および第2のフォント群のフォントと形態の異
なるフォントを備えた第3のフォント群を同一のフォン
トファイル内に設けることも可能である。このようなフ
ォントファイルもコンピュータに読み取り可能な記録媒
体に記録して、あるいはコンピュータネットワークを経
由して提供することができる。
【0013】このような本発明の記録装置および記録方
法を用いると、入力された内容をユーザーに理解できる
表示用フォントで表示することが可能であり、印刷など
の記録を行うときにその表示用フォントを記録用フォン
トに変換して出力することができる。すなわち、1つの
フォントファイルを選択し、そのフォントファイルの表
示用フォントを用いて表示を行い、その表示用フォント
を有する同一のフォントファイルの記録用フォントを用
いて印刷可能な記録システムを構築できる。従って、表
示用および記録用とフォントファイルを切り換えること
なく、入力された内容を判り易いフォントで表示し、そ
の内容を所望の記録用フォントで印刷することができ
る。このため、フォントファイルを選択しなおす煩わし
さがなく、さらに、フォントファイルの選択を間違える
ことも未然に防止できる。
【0014】本発明の記録装置および記録方法において
は、入力は判り易い表示用フォントで行うことができ、
特殊なキャラクタコードを指定する必要はないので、入
力が非常に簡単になる。また、入力内容は表示用フォン
トで表示できるので、入力内容のエラーなどの確認も容
易となる。さらに、表示用フォントと記録用フォントを
同一のフォントファイルに収納することにより、印刷用
フォントに対応した表示用フォントのフォントファイル
を指定する必要がなく、印刷時の間違いも少なくなる。
従って、バーコードなどの読み取りにくいデータも確実
に入力することができる。
【0015】さらに、本発明の記録装置は表示用フォン
トと記録用フォントを同一のフォントファイル内に用意
し、表示用フォントを記録用フォントに変換して出力す
るようにしているので、通常は1つのフォントファイル
しか指定できないワープロなどの入力および表示機能を
備えたアプリケーションプログラムを用いて特殊な文字
が取り扱えるようになる。従って、ワープロ、その他の
アプリケーションに依存しない汎用性のあるプログラム
として提供することができる。さらに、フォントファイ
ルを指定するというワープロなどのアプリケーションプ
ログラムでは汎用的に用意されている機能だけで、バー
コード、飾り文字などの所望の特殊文字の切替ができ
る。このため、本発明の記録装置は、OSに組み込んで
利用されるプリンタドライバとして実現することが可能
であり、ワープロで入力されたデータをプリンタに出力
する際に記録用フォントに変換して出力することができ
る。
【0016】また、フォントファイルを備えた記録媒体
と、そのフォントファイルの記録用フォントを用いて印
刷を実行する印刷手段と、同一のフォントファイルの表
示用フォントを用いて表示する表示手段とを有すること
を特徴とする印刷システム、あるいはプリンタなどの周
辺機器、さらにその制御プログラムとして実現すること
も可能であり、ホスト側から入力された表示用フォント
を記録用フォントに変換して印刷用紙などの記録媒体に
出力することができる。
【0017】フォントがそれに対応するコード(キャラ
クタコード)を用いて指定される現行のシステムでは、
表示用フォントを示す第1のコードを、その表示用フォ
ントを有する同一のフォントファイルに用意された形態
の異なる記録用フォントを示す第2のコードに変換する
変換機能あるいは変換工程と、この第2のコード、また
は第2のコードにより示された記録用フォントのビット
イメージデータを出力するな出力機能あるいは出力工程
を備えた記録装置および記録方法により、表示用フォン
トを記録用フォントに変換して出力する機能を実現でき
る。さらに、複数種類の記録用フォントが同一のフォン
トファイルに含まれている場合は、第1のコードに対応
する第2のコードを選択できるようにすることにより、
記録用フォントの種類を変えることも可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明をさ
らに詳しく説明する。図1に、本発明に係る印刷システ
ムの例を示してある。本例の印刷システム10は、ホス
トコンピュータ1としてパソコン20を用いたシステム
であり、パソコン20にプリンタ3が接続されている。
パソコン20は、本体21と、データを入力するための
キーボード22と、入力されたデータなどを表示可能な
ディスプレイ23を備えている。本体21には、記録媒
体が固定されたハードディスクユニット24と、記録媒
体を持ち運び可能な移動型の記録装置であるCD−RO
Mユニット25とを備えており、記録媒体であるCD−
ROM26を差し込んで利用できるようになっている。
【0019】図2に、本例の印刷システム10の機能的
な構成をブロック図を用いて示してある。パソコン20
では、OS(オペレーティングシステム)30の上でワ
ープロ機能を備えたアプリケーションプログラム(アプ
リケーション)5が稼働しており、キーボードドライバ
31を介してキーボード22で入力された文字がアプリ
ケーションで編集され、編集された文字列がディスプレ
イドライバ32を介してディスプレイ23に表示され
る。アプリケーション5では、使用するフォントをハー
ドディスクユニット21などに設定された記憶領域35
に収納された複数のフォントファイル36のいずれかを
選択することで指定できるようになっており、ディスプ
レイドライバ32では指定されたフォントファイル36
aの表示用フォントを用いて表示する。
【0020】アプリケーション5で編集された文字列を
印刷する際は、プリンタドライバ7を介して文字列が印
刷データとしてプリンタ3に出力される。プリンタ3で
は、制御部55で印刷データが受信され、印刷機構56
によって記録用紙に記録される。プリンタ3に出力され
る印刷データとして、文字列を示すキャラクタコードを
備えているデータが出力される場合は、プリンタ3が内
蔵しているアウトラインフォントが使用されて制御部5
5でビットイメージデータに展開される。また、プリン
タドライバ7の側でキャラクタコードをビットイメージ
に展開してプリンタ3に送信することも可能であり、ビ
ットイメージに展開されたデータは、印刷機構56に送
られて印刷される。
【0021】本例のプリンタドライバ7は、OS30を
介してアプリケーション5から受信した文字列を示すキ
ャラクタコードを印刷用(記録用)フォントのキャラク
タコード(コード)に変換することができるコード変換
機能51と、変換されたコードを用いて印刷データを作
成して出力可能な出力機能52とを備えている。従っ
て、本例のプリンタドライバ7は、アプリケーション5
で取り扱われている表示用フォントを示すコードを、そ
れに対応するプリンタ3で取り扱う印刷用フォントを示
す異なったコードに変換することが可能であり、その変
換された印刷用フォントのコードに基づき印刷データを
作成することができる。
【0022】近年の印刷システム10では、ユーザーの
希望に合わせて様々な種類のフォントが簡単に取り扱え
るようにフォントファイル36を指定するだけでアプリ
ケーション5で用いるフォントを切り替えることができ
る。これに対応して、プリンタ3にパソコン20と同じ
数の種類の異なるフォントファイルを用意しておいても
良いが、大きな記憶容量が必要となる。このため、プリ
ンタドライバ7の側でパソコン20に用意されたフォン
トファイルを用いてビットイメージに展開したデータを
プリンタ3に送信する方式が一般的になっている。
【0023】図3に、本例の印刷システム10で用いら
れるフォントファイル36の一例を示してある。本例の
フォントファイル36aはJAN規格のバーコードを表
示および印刷するためのフォントファイルであり、コー
ド「80」(ヘキサ(16進)表示であり、以降におい
てもコードは全てヘキサ表示で示す)未満のコードの領
域が表示用のフォント(フォントデータ)を収納した表
示領域37となり、コード「80」以降が印刷用のフォ
ントを収納した記録領域38となっている。例えば、表
示領域37には、コード「30」から「39」には、数
字「0」から「9」を表示するための表示用フォント
(フォントデータ)が収納されている。一方、記録領域
38には、コード「82」から「8B」に数字「0」か
ら「9」を示す奇数パリティのバーコード記録用のフォ
ントが収納されており、コード「A6」から「AF」に
偶数パリティの左側のバーコード記録用のフォントが収
納され、コード「B0」から「B6」およびコード「B
8」から「BA」に偶数パリティの右側のバーコード記
録用のフォントが収納されている。
【0024】従って、本例のプリンタドライバ7は、入
力された文字列に対し、このフォントファイル36aが
指定されていると、コード変換機能51により表示領域
37のコードを適当な変換規則に従って記録領域38の
コードに変換し、記録領域38の記録用フォントで印刷
用のビットイメージデータを作成してプリンタ3に出力
する。このため、プリンタ3では、アプリケーション5
で編集された表示用フォントの文字列に対応する記録用
フォントの文字列が記録され出力される。さらに、コー
ド変換機能51は、奇数パリティのバーコードを印刷す
る場合は対応する記録用のフォント(コード「82〜8
B」)に変換し、偶数パリティのバーコードを印刷する
場合は位置も含めて対応する記録用のフォント(コード
「A6〜AF、B0〜B6およびB8〜BA」)に変換
する機能を備えている。従って、ユーザーはアプリケー
ション5で、このバーコード用のフォントファイル36
aを選択するだけでJAN規格のバーコードを印刷する
ことができる。
【0025】さらに、JAN規格とは異なる、例えば、
コード39規格のバーコードを印刷する場合には、その
規格用のフォントファイルが別に用意されているので、
そのフォントファイルを指定するだけで規格に則したバ
ーコードを印刷することが可能である。これらのバーコ
ード用のフォントファイルを用いると、入力は表示用の
フォントを用いて常にユーザーが容易に認識できるフォ
ントでモニターしながら行うことができる。もちろん、
アプリケーション5でプリンタドライバ7の機能を用い
て記録イメージをプレビューする場合も、表示用フォン
トが記録フォントに変換されたディスプレイ23に表示
される。
【0026】図4に、本例の印刷システムを用いてバー
コードを記録(印刷)する過程をフローチャートで示し
てある。先ず、ステップ61でアプリケーション5で印
刷したいバーコード用のフォントファイル36aを指定
する。次に、ステップ62でキーボード22などからバ
ーコード化したい文字列を入力する。キーボード22か
ら入力されるコードは通常の0〜9を示すコードであ
り、ステップ63ではディスプレイ23にフォントファ
イル36aの表示用フォント(コード「30〜39」)
を用いて入力された文字列が表示される。バーコードを
入力した場合には、例えば、図5(a)に示すように、
バーコード用のフォントファイル36aの表示用のフォ
ント領域37に収納されたフォントでディスプレイ23
に表示され、本例では入力された数字とバーコードの印
刷領域を示すマーク(縦線)が表示されるようになって
いる。従って、入力した内容と、印刷されたときにバー
コードが占める領域とが一目で判るようになっている。
【0027】ステップ64においてユーザーがこの表示
用フォントが表示された状態で入力内容および文書内の
バーコードが占めるレイアウトを確認し、さらにステッ
プ65で印刷を行う指示を出すと、プリンタドライバ7
に表示用フォントのコードで示された文字列が渡され
る。プリンタドライバ7では、ステップ66で表示用フ
ォントのコードをフォントファイル36aの記録領域3
8に用意された記録用フォントのコードに変換する。そ
して、ステップ67で表示用フォントが記録用フォント
に変換された印刷用データ(記録用データ)がプリンタ
3に出力され、図6(a)に示すようにバーコードが印
刷される。
【0028】このように、本例の印刷システム10で
は、アプリケーション5を用いてバーコードを印刷する
際に、バーコードを直に見て編集を行うのではなく、従
来の文字入力とほぼ同様の表示フォントを見て編集を行
うことができる。従って、バーコードを付すフォントサ
イズの変更なども容易であり、ステップ64で再編集を
選択し、ステップ62でフォントサイズを大きくする
と、ステップ63でその大きさに合わせて図5(b)に
示すように表示フォントが拡大される。この状態で印刷
を選択すると、プリンタドライバでは、上記と同様に表
示用フォントを記録用フォントに変換して記録するの
で、図6(b)に示すように、印刷されるバーコードの
サイズはアプリケーション5で編集された内容に従った
サイズとなる。
【0029】さらに、本例の印刷システム10では、バ
ーコードの印刷を行うために、表示用フォントおよび記
録用フォントの少なくとも2種類のフォントが同一のフ
ァイルに収納されたフォントファイルを用意し、表示用
フォントから記録用フォントへの変換をプリンタドライ
バ7で行うようにしている。このため、従来の専用アプ
リケーションのように表示用のフォントファイルと記録
用のフォントファイルの2つを個別に指定する必要はな
く、1つのフォントファイルを指定すれば良い。従っ
て、フォントファイルを指定し直したり、複数のフォン
トファイルを指定するといった面倒な作業は不要とな
り、また、フォントファイルを誤って選択するような誤
りも未然に防止することができる。
【0030】また、本例のプリンタドライバ7を用いる
ことにより、アプリケーション5には、バーコードを印
刷するための特殊な機能をなにも付加する必要はなく、
さらにOS30自体にも機能を付加する必要がない。バ
ーコード用のフォントファイル36aと、このフォント
ファイル36aを使用できるプリンタドライバ7をイン
ストールするだけで、汎用的なOSおよびワープロ用ソ
フトなどを用いて上述したようなバーコードの入力およ
び印刷を行うことができる。フォントファイル36aお
よびプリンタドライバ7は、CD−ROM26などの記
録媒体に記録して提供することが可能であり、システム
10を構築するパソコン20に簡単にインストールする
ことができる。また、フォントファイル36aおよびプ
リンタドライバ7は、インターネットなどのコンピュー
タネットワークを介して手軽に供給することも可能であ
り、ハードディスク24などの記録媒体に記録して利用
することができる。
【0031】さらに、プリンタ3には、フォントファイ
ル36aに用意されたバーコードを記録するための記録
用フォントで作成されたビットイメージデータが送られ
るので、精度の良いバーコードがプリントされ、記録エ
ラーやリードエラーをほぼ完全に防止することができ
る。さらに、バーコード用のフォントファイル36aが
プリンタ3の側にも用意されている場合は、プリンタ側
のフォントファイルを用いてビットイメージに展開する
ことも可能である。この場合は、プリンタドライバ7で
表示用フォントのコードを記録用フォントのコードに変
換した状態でプリンタ3に送信することができる。ま
た、プリンタ3の制御部55に表示用フォントのコード
を記録用フォントのコードに変換するコード変換機能を
持たせることも可能であり、変換したコードを用いてフ
ォントファイルからビットイメージ化された記録用デー
タを印刷機構部56に出力することができる。
【0032】さらに、本例の表示用および記録用のフォ
ントを備えたフォントファイル36、および表示用フォ
ントのコードを記録用フォントのコードに変換可能な機
能を備えたプリンタドライバ7あるいはプリンタの制御
部(制御プログラム)55を用いたシステムを用いる
と、上記の例に示したバーコードにかぎらず、従来はキ
ャラクタコードを直に指定しないと入力できなかったよ
うなキャラクタやグラフィックなどの入力をキーボード
などから簡単に入力することができる。
【0033】例えば、複雑なアルファベットの飾り文字
で、一見しただけでは判別が難しいようなキャラクタを
入力する場合は、表示用フォントとしてディスプレイに
表示される従来のアルファベットのフォントが記録さ
れ、記録用フォントとして飾り文字のフォントが記録さ
れたフォントファイルを用いることができる。そして、
このフォントファイルの表示用フォントのコードを、対
応するアルファベットの飾り文字の記録用フォントのコ
ードに変換可能な機能を備えたプリンタドライバを用意
することにより、入力文字を飾り文字に変換して出力す
ることができる。このようなフォントファイルと、プリ
ンタドライバを用いると、入力した文字列は通常のアル
ファベットでディスプレイに表示されるので、入力ミス
などをすぐに修正することが可能である。一方、印刷す
るときはプリンタドライバで自動的にアルファベットが
飾り文字に変換されるので、入力した文字列が飾り文字
に変換されて印刷される。
【0034】さらに、本例の印刷システムでは、アプリ
ケーション5でフォントファイルを切り換えるだけで、
バーコード用のフォントファイルを用いたバーコードの
入力と、飾り文字用のフォントファイルを用いた飾り文
字の入力を全く同様に行うことが可能である。そして、
アプリケーション5の機能としては、バーコードあるい
は飾り文字、あるいはその他の特殊な文字の入力のため
に特別な機能あるいは特別な構成などが不要である。従
って、本例のフォントファイルとドライバプログラムあ
るいは印刷プログラムを用いたシステムは極めて汎用的
なシステムであり、その応用分野はバーコードおよび飾
り文字に限定されず、さまざまなキャラクタなどの入力
に適用することができる。
【0035】また、記録用フォントはの出力先はプリン
タに限定されない。モニター用のディスプレイには表示
用フォントを用いて表示し、プレゼンテーション用のデ
ィスプレイには表示用フォントが変換された記録用フォ
ントを表示するなど、記録用フォントの出力先も多種多
用な分野に利用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、表示用フォントおよび記録用フォントを備えたフォ
ントファイルと、表示用フォントを記録用フォントに変
換して出力可能なプリンタドライバなどの記録装置を用
いたシステムを実現しており、これによって、従来はキ
ャラクタコードを指定しなくては入力できないようなバ
ーコードなどの特殊なフォントを簡単に入力でき、ま
た、専用のアプリケーションを用いてフォントファイル
を切り換える作業を行うことなく、簡単に特殊なフォン
トを記録用紙などに印刷することができる。
【0037】特に、バーコードや飾り文字などのよう
に、何を入力したのか、実際に印刷されるフォント自体
を見たのではその内容が判別し難いフォントを入力する
場合に、表示用フォントとしては記録用フォントに対応
したユーザーが理解できるキャラクタのフォントを用い
ることが可能であり、入力の誤りをなくし希望通りの記
録が可能な記録装置および記録方法を提供することがで
きる。そして、本発明の記録装置、記録方法およびフォ
ントファイルは、ワープロあるいは他の一般的なアプリ
ケーションソフトウェア上などで汎用的にその機能を利
用できるので、ユーザーが使い慣れたアプリケーション
を利用することが可能であり、さらに、同様のシステム
をバーコードにかぎらず、様々なキャラクタあるいはグ
ラフィックなどの入力に用いることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷システムを構成するハードウ
ェアの概略を示す図である。
【図2】本発明に係る印刷システムの概略機能を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明に係るフォントファイルの一例としてバ
ーコード用のフォントファイルの概要を示す図である。
【図4】本発明の印刷システムを用いてバーコードを印
刷する処理例を示すフローチャートである。
【図5】図4に示した処理において、バーコードを入力
したときの表示例を示す図である。
【図6】図4に示した処理において、入力されたバーコ
ードの印刷例を示す図である。
【図7】従来のバーコード印刷システムの例を示すブロ
ック図である。
【図8】専用のアプリケーションを用いて単純には読め
ないフォントを印刷する処理の一例を示す図である。
【符号の説明】
1・・ホストコンピュータ 3・・プリンタ 5・・アプリケーションプログラム 7・・プリンタドライバ 10・・印刷システム 20・・パソコン 21・・パソコン本体 22・・キーボード 23・・ディスプレイ 24・・ハードディスク 25・・CD−ROMディスク 30・・OS 36・・フォントファイル 37・・表示用フォントの領域 38・・記録用フォントの領域 51・・変換機能 52・・出力機能 55・・制御部 56・・印刷機構部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09G 5/22 690 B41J 3/12 C 5/24 610 G06F 15/20 564P

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示用フォントを、その表示用フォント
    を備えたフォントファイルに用意された形態の異なる記
    録用フォントに変換して出力可能なフォント変換機能を
    有することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 表示用フォントを示す第1のコードを、
    その表示用フォントを備えたフォントファイルに用意さ
    れた形態の異なる記録用フォントを示す第2のコードに
    変換可能なコード変換機能と、 前記第2のコード、または前記第2のコードにより示さ
    れた前記記録用フォントのビットイメージデータを出力
    可能な出力機能とを有することを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記表示用
    フォントは文字フォントであり、前記記録用フォントは
    バーコードフォントであることを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】 選択されたフォントファイルの表示用フ
    ォントを用いて表示可能な表示部と、 前記選択されたフォントファイルの記録用フォントを用
    いて印刷可能な印刷部とを有し、 前記記録用フォントの少なくとも1部は、前記表示用フ
    ォントの少なくとも1部に対応しており、その対応する
    表示用フォントと形態の異なる記録用フォントであるこ
    とを特徴とする記録システム。
  5. 【請求項5】 表示用フォントを、その表示用フォント
    を備えたフォントファイルに用意された形態の異なる記
    録用フォントに変換して出力するフォント変換工程を有
    することを特徴とする記録方法。
  6. 【請求項6】 表示用フォントを示す第1のコードを、
    その表示用フォントを備えたフォントファイルに用意さ
    れた形態の異なる記録用フォントを示す第2のコードに
    変換可能なコード変換工程と、 前記第2のコード、または前記第2のコードにより示さ
    れた前記記録用フォントのビットイメージデータを出力
    可能な出力工程とを有することを特徴とする記録方法。
  7. 【請求項7】 選択されたフォントファイルの表示用フ
    ォントを用いて表示する表示工程と、 前記選択されたフォントファイルの記録用フォントを用
    いて印刷する印刷工程とを有し、 前記記録用フォントの少なくとも1部は、前記表示用フ
    ォントの少なくとも1部に対応しており、その対応する
    表示用フォントと形態の異なる記録用フォントであるこ
    とを特徴とする記録方法。
  8. 【請求項8】 請求項5ないし7のいずれかにおいて、
    前記表示用フォントは文字フォントであり、前記記録用
    フォントはバーコードフォントであることを特徴とする
    記録方法。
  9. 【請求項9】 表示用フォントを、その表示用フォント
    を備えたフォントファイルに用意された形態の異なる記
    録用フォントに変換して出力するフォント変換処理を実
    行する命令を有するプログラムが記録されていることを
    特徴とする記録媒体。
  10. 【請求項10】 表示用フォントを示す第1のコード
    を、その表示用フォントを備えたフォントファイルに用
    意された形態の異なる記録用フォントを示す第2のコー
    ドに変換可能なコード変換処理と、 前記第2のコード、または前記第2のコードにより示さ
    れた前記記録用フォントのビットイメージデータを出力
    可能な出力処理とを実行可能な命令を有するプログラム
    が記録されていることを特徴とする記録媒体。
  11. 【請求項11】 複数のフォントを備えた第1のフォン
    ト群と、この第1のフォント群の少なくとも1部のフォ
    ントにそれぞれ対応し、前記第1のフォント群のフォン
    トと形態が異なるフォントを備えた第2のフォント群と
    を有するフォントファイルが記録されていることを特徴
    とする記録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記第1のフォ
    ント群が表示用フォントとして用いられ、前記第2のフ
    ォント群が記録用フォントとして用いられることを特徴
    とする記録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記表示用フォ
    ントは文字フォントであり、前記記録用フォントはバー
    コードフォントであることを特徴とする記録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項12または13に記載の記録媒
    体と、 前記記録用フォントを用いて印刷を実行する印刷手段
    と、 前記表示用フォントを用いて表示する表示手段とを有す
    ることを特徴とする印刷システム。
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