JPH11151633A - ベッドに非角形クーラント排出溝を有する工作機械 - Google Patents
ベッドに非角形クーラント排出溝を有する工作機械Info
- Publication number
- JPH11151633A JPH11151633A JP36200097A JP36200097A JPH11151633A JP H11151633 A JPH11151633 A JP H11151633A JP 36200097 A JP36200097 A JP 36200097A JP 36200097 A JP36200097 A JP 36200097A JP H11151633 A JPH11151633 A JP H11151633A
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- JP
- Japan
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- coolant
- bed
- machine tool
- groove
- chips
- Prior art date
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- Pending
Links
- 239000002826 coolant Substances 0.000 title claims abstract description 47
- 238000007599 discharging Methods 0.000 title claims abstract description 11
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 3
Landscapes
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】切り屑などを含有したクーラントを回収しクー
ラント清浄装置へ排出するための工作機械のベッド溝部
断面形状に、前記クーラントを確実にクーラント清浄装
置に排出するために有利な、新規な形状を採用したベッ
ドを有する工作機械を提供すること。 【解決手段】クーラント排出溝を採用したベッドを有す
る工作機械のベッド１１には、半卵形状の溝１２が設け
られている。このことによりクーラントの流量が比較的
少量の場合でも切り屑などが溝部に堆積しにくい形状と
なったため、ベッドの角部への切り屑などの堆積を防ぐ
ことができる。また半円形状の溝、Ｖ字形状の溝とする
ことによっても、同様の効果が期待できる。
ラント清浄装置へ排出するための工作機械のベッド溝部
断面形状に、前記クーラントを確実にクーラント清浄装
置に排出するために有利な、新規な形状を採用したベッ
ドを有する工作機械を提供すること。 【解決手段】クーラント排出溝を採用したベッドを有す
る工作機械のベッド１１には、半卵形状の溝１２が設け
られている。このことによりクーラントの流量が比較的
少量の場合でも切り屑などが溝部に堆積しにくい形状と
なったため、ベッドの角部への切り屑などの堆積を防ぐ
ことができる。また半円形状の溝、Ｖ字形状の溝とする
ことによっても、同様の効果が期待できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、クーラントを使用し、
使用後のクーラントを回収しクーラント清浄装置へ排出
する溝を有するベッドを具備した工作機械に関する。
使用後のクーラントを回収しクーラント清浄装置へ排出
する溝を有するベッドを具備した工作機械に関する。
【０００２】
【従来の技術】産業界では、リサイクル性の向上のた
め、工作機械の切削加工、研削加工などにより発生した
切り屑などを含有しているクーラントを、工作機械のベ
ッド上に回収し、クーラント清浄装置へ円滑に排出する
ことが要望されている。そこで、従来より工作機械から
クーラント清浄装置へ切り屑などを含有しているクーラ
ントを排出するため、ベッドに角形の断面を有する溝を
設ける手段がはかられていた。
め、工作機械の切削加工、研削加工などにより発生した
切り屑などを含有しているクーラントを、工作機械のベ
ッド上に回収し、クーラント清浄装置へ円滑に排出する
ことが要望されている。そこで、従来より工作機械から
クーラント清浄装置へ切り屑などを含有しているクーラ
ントを排出するため、ベッドに角形の断面を有する溝を
設ける手段がはかられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明に係る請求項
１、請求項２、請求項３は、前記した方式とは異なり、
切り屑を含有したクーラントを回収しクーラント清浄装
置へ排出するための工作機械の溝部断面形状に、前記ク
ーラントを確実にクーラント清浄装置に排出するために
有利な新規な形状を採用したベッドを具備する工作機械
を提供することを課題とする。
１、請求項２、請求項３は、前記した方式とは異なり、
切り屑を含有したクーラントを回収しクーラント清浄装
置へ排出するための工作機械の溝部断面形状に、前記ク
ーラントを確実にクーラント清浄装置に排出するために
有利な新規な形状を採用したベッドを具備する工作機械
を提供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る工作機械
は、切り屑などを含有したクーラントを回収し、クーラ
ント清浄装置へ排出するための半卵形状の断面を持つ溝
を有するベッドを具備していることを特徴とするもので
ある。請求項２に係る工作機械は、切り屑などを含有し
たクーラントを回収し、クーラント清浄装置へ排出する
ための半円形状の断面を持つ溝を有するベッドを具備し
ていることを特徴とするものである。請求項３に係る工
作機械は、切り屑などを含有したクーラントを回収し、
クーラント清浄装置へ排出するためのＶ字形状の断面を
持つ溝を有するベッドを具備していることを特徴とする
ものである。
は、切り屑などを含有したクーラントを回収し、クーラ
ント清浄装置へ排出するための半卵形状の断面を持つ溝
を有するベッドを具備していることを特徴とするもので
ある。請求項２に係る工作機械は、切り屑などを含有し
たクーラントを回収し、クーラント清浄装置へ排出する
ための半円形状の断面を持つ溝を有するベッドを具備し
ていることを特徴とするものである。請求項３に係る工
作機械は、切り屑などを含有したクーラントを回収し、
クーラント清浄装置へ排出するためのＶ字形状の断面を
持つ溝を有するベッドを具備していることを特徴とする
ものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の代表的な実施形態
を図面を参照して説明する。本実施形態に係る工作機械
は、切削加工、研削加工などにより発生した切り屑など
を含有したクーラントを回収し、クーラント清浄装置へ
円滑に排出させるための溝を有するベッドを具備した研
削盤をはじめとする工作機械である。研削盤などの工作
機械から排出される切り屑などを含有したクーラント
は、工作機械内に切り屑などを溜めることなく、切り屑
などと共に円滑にクーラント清浄装置に排出されること
が望まれている。本実施形態に係る新規な溝を採用した
ベッドを具備する工作機械のベッド１１においては、図
１及び図２から理解できるように、半卵形状の溝１２が
設けられている。この事によりクーラントの流量が少な
い場合においても、切り屑などが溝部に堆積しにくい形
状となったためベッドの角部１３への切り屑などの堆積
を防ぐことができる。半卵形状の溝にすることにより角
形状の溝に比較し、流量に比較的無関係に流速が確保で
きることは、マニング公式において知られている通りで
ある。またこの事によりベッド上を流れるクーラントの
流速も速くなるため、ベッド上のあらゆる箇所に切り屑
などが溜まることもすくなくなる。また図３に示す半円
形上の溝１４、図４に示すＶ字形状の溝１５とすること
により、同様の効果が期待できる。その他本発明装置
は、上記しかつ図面に示した実施例に限定されるもので
はなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更し得るもの
である。
を図面を参照して説明する。本実施形態に係る工作機械
は、切削加工、研削加工などにより発生した切り屑など
を含有したクーラントを回収し、クーラント清浄装置へ
円滑に排出させるための溝を有するベッドを具備した研
削盤をはじめとする工作機械である。研削盤などの工作
機械から排出される切り屑などを含有したクーラント
は、工作機械内に切り屑などを溜めることなく、切り屑
などと共に円滑にクーラント清浄装置に排出されること
が望まれている。本実施形態に係る新規な溝を採用した
ベッドを具備する工作機械のベッド１１においては、図
１及び図２から理解できるように、半卵形状の溝１２が
設けられている。この事によりクーラントの流量が少な
い場合においても、切り屑などが溝部に堆積しにくい形
状となったためベッドの角部１３への切り屑などの堆積
を防ぐことができる。半卵形状の溝にすることにより角
形状の溝に比較し、流量に比較的無関係に流速が確保で
きることは、マニング公式において知られている通りで
ある。またこの事によりベッド上を流れるクーラントの
流速も速くなるため、ベッド上のあらゆる箇所に切り屑
などが溜まることもすくなくなる。また図３に示す半円
形上の溝１４、図４に示すＶ字形状の溝１５とすること
により、同様の効果が期待できる。その他本発明装置
は、上記しかつ図面に示した実施例に限定されるもので
はなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更し得るもの
である。
【０００６】
【発明の効果】本発明のベッドを具備する研削盤をはじ
めとする工作機械によれば、ベッドの角部への切り屑な
どの堆積を極力少なくできるばかりか、従来のものと比
較しベッド上のあらゆる箇所におけるクーラントの流速
も速くなるため、ベッド上への切り屑などの堆積も少な
くすることができる。それらの効果により、ベッドから
のクーラントのオーバーフロー、ベッドへのクーラント
貯留によるクーラント不足、クーラントの腐敗等の問題
を避け、反復使用する工作機械のクーラントに関し、清
浄度を維持し寿命を延長させることにより、工作機械の
性能を保持でき全体的に稼働費用の低減に寄与できるも
のである。
めとする工作機械によれば、ベッドの角部への切り屑な
どの堆積を極力少なくできるばかりか、従来のものと比
較しベッド上のあらゆる箇所におけるクーラントの流速
も速くなるため、ベッド上への切り屑などの堆積も少な
くすることができる。それらの効果により、ベッドから
のクーラントのオーバーフロー、ベッドへのクーラント
貯留によるクーラント不足、クーラントの腐敗等の問題
を避け、反復使用する工作機械のクーラントに関し、清
浄度を維持し寿命を延長させることにより、工作機械の
性能を保持でき全体的に稼働費用の低減に寄与できるも
のである。
【図１】本発明の半卵形状のクーラント排出溝を有する
ベッドの斜視図である
ベッドの斜視図である
【図２】本発明のベッドにおける半卵形状のクーラント
排出溝の断面図である
排出溝の断面図である
【図３】本発明のベッドにおける半円形状のクーラント
排出溝の断面図である
排出溝の断面図である
【図４】本発明のベッドにおけるＶ字形状のクーラント
排出溝の断面図である
排出溝の断面図である
【図５】従来の角形状のクーラント排出溝を有するベッ
ドの斜視図である
ドの斜視図である
１１・・・ベッド １２・・・半卵形状の溝 １３・・・ベッド角部 １４・・・半円形状の溝 １５・・・Ｖ字形状の溝 １６・・・角形状の溝
Claims (3)
- 【請求項１】水溶性、不水溶性クーラントを使用する工
作機械において、使用後のクーラントを回収しクーラン
ト清浄装置へ排出するためのベッドの溝部断面を、半卵
形状とすることを特徴とする工作機械。 - 【請求項２】請求項１記載の工作機械のベッド溝におい
て、その断面形状を半円形状とすることを特徴とする工
作機械。 - 【請求項３】請求項１記載の工作機械のベッド溝におい
て、その断面形状をＶ字形状とすることを特徴とする工
作機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36200097A JPH11151633A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | ベッドに非角形クーラント排出溝を有する工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36200097A JPH11151633A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | ベッドに非角形クーラント排出溝を有する工作機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11151633A true JPH11151633A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18475570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36200097A Pending JPH11151633A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | ベッドに非角形クーラント排出溝を有する工作機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11151633A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015193066A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | Dmg森精機株式会社 | 工作機械の切屑排出装置 |
-
1997
- 1997-11-19 JP JP36200097A patent/JPH11151633A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015193066A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | Dmg森精機株式会社 | 工作機械の切屑排出装置 |
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