JPH11151137A - 折り畳みベッド - Google Patents

折り畳みベッド

Info

Publication number
JPH11151137A
JPH11151137A JP33768897A JP33768897A JPH11151137A JP H11151137 A JPH11151137 A JP H11151137A JP 33768897 A JP33768897 A JP 33768897A JP 33768897 A JP33768897 A JP 33768897A JP H11151137 A JPH11151137 A JP H11151137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
tilt
mat body
tilting
support portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33768897A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Shibata
耕蔵 芝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AMAMI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
AMAMI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AMAMI SEISAKUSHO KK filed Critical AMAMI SEISAKUSHO KK
Priority to JP33768897A priority Critical patent/JPH11151137A/ja
Publication of JPH11151137A publication Critical patent/JPH11151137A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】リクライニング可能な簡易型の折り畳みベッド
において、耐久性を向上すること。 【解決手段】人体が乗るマット体2,3のうち、人体の
上半身に対応する側の前マット体2の幅方向の中間部
に、人体を支持可能な細幅の傾動支持部2aを形成す
る。傾動支持部を形成する少なくとも前マット体に挿入
した骨枠は、上記傾動支持部に対応する部位に位置する
傾動枠と、該傾動枠を取付ける骨枠本体と、上記傾動枠
の傾動軸側に位置して、傾動枠を上記骨枠本体に対して
適宜角度に支持する傾斜支持機構とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、簡易型の折り畳
みベッドに関し、より詳しくは、リクライニングが可能
で安全性も高いような折り畳みベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】簡易形の折り畳みベッドは、使用しない
ときに場所を取らないよう箪笥と壁との空いたに収納し
たりできるように構成されたもので、例えば2つに折り
畳みができる。この種のベッドでは、使用中にテレビを
見たり本を読んだりしやすいように上半身を起こすリク
ライニングが可能に構成されているが、それは、座椅子
のリクライニング構造と同一である。すなわち、人体が
乗るマット体に、長方形状の枠体を装入するとともに、
該枠体の長手方向の中間部の相対向する位置に、相対回
動可能で相互の回動位置を適宜設定できる複数の部材か
らなる回動係止機構が設けられている。これにより、回
動係止機構より端部側が傾動し、適宜位置で固定でき
る。
【0003】しかし、ベッドは寝るためのものであるた
め、座椅子とは異なり、幅を広く設定しなければならな
い。このため、使用に当って若干の問題があった。ま
ず、人体をもたれ掛けた状態でも幅いっぱいに動くこと
が可能であるので、例えば床の上の物を取ろうと体を捩
じって下へ手を延ばしたときなど、一方の回動係止機構
のみに過大な負荷が掛かってしまう恐れがあった。この
ような一方のみへの過負荷は、回動係止機構にはねじれ
の力となってあらわれる。このねじれの力は、回動係止
機構にとって破壊に繋がるものである。
【0004】また幅広ゆえに、ベッドの上には複数人が
乗ることが形の上では可能であるので、例えば100k
g までと注意書きをしておいても、2人で乗ってしまう
ことまで阻止できず、回動係止機構に負担が掛かること
が考えられた。例えば、登録実用新案第3035934
号公報に、もたれ掛かる部分を上へ傾けたとき人体の臀
部が収まり楽に姿勢よく座ることができるよう、外側の
部分のみが傾動するようにしたベッドが提案されている
が、このベッドでも上述と同じ問題をはらんでいる。
【0005】
【解決すべき課題及びそのための手段】そこでこの発明
は、簡素な構成で価格を低く抑えながらも耐久性が良い
ような、リクライニング可能な折り畳みベッドの提供を
主たる課題とする。
【0006】そのための手段は、略方形状をなす前基枠
と後基枠とを折り畳み可能に連結して構成したフレーム
の、上記前基枠と後基枠とにそれぞれマット体を載置し
てなした折り畳みベッドであって、前記マット体のうち
の少なくとも前基枠に載置した前マット体の幅方向の中
間部に、人体を支持可能な細幅の傾動支持部を形成した
折り畳みベッドであることを特徴とする。
【0007】また、形態を保持する骨枠を装入した前マ
ット体と後マット体とを設け、これら前マット体と後マ
ット体とを折り畳み可能に連結して構成した折り畳みベ
ッドであって、少なくとも前記前マット体の幅方向に中
間部に、人体を支持可能な細幅の傾動支持部を形成した
折り畳みベッドであることを特徴とする。
【0008】なお、前記傾動支持部を形成する少なくと
も前マット体に挿入した骨枠は、上記傾動支持部に対応
する部位に位置する傾動枠と、該傾動枠を取付ける骨枠
本体と、上記傾動枠の傾動軸側に位置して、傾動枠を上
記骨枠本体に対して適宜角度に支持する傾斜支持機構と
で構成するとよい。
【0009】
【作用及び効果】すなわち、上述の構成によれば、少な
くとも、前マット体には、人体を支持可能な細幅の傾動
支持部を形成しているので、リクライニングさせるには
この傾動支持部を上へ起こせばよい。マット体の幅方向
の中間部で、もたれかかった人体を支えることができ
る。
【0010】傾動支持部は細幅であるので、テレビを見
たり本を読んだりするようなあまり移動の必要でないと
きの人体の動きを規制することができる。このため、一
方の回動係止機構のみに過負荷が掛かるような正しくな
い使用状態になることを阻止でき、安全な使用が期待で
きる。また、2人で乗るような正しくない使用も未然に
防ぎ、安全を確保できる。
【0011】さらに、傾動支持部を起こした時にはその
両側部分は残るので、この部分には、例えば、傾動支持
部を寝かせておいたときには必要だったが起こしたとき
に要らなくなった枕や本、小物等の適宜の物を置いてお
くことができる。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1は折り畳みベッド1(以下、ベッドとい
う)の斜視図であり、図2はそれを折り畳んだ状態の側
面図である。このベッド1は、方形状の2枚のマット体
(前マット体2と後マット体3)を山折り可能に連結し
て構成したものである。前マット体2は人体の上半身
側、後マット体3は下半身側に対応する。そして前マッ
ト体2には、背中をもたせかけることの出来るように人
体を支持可能な細幅の傾動支持部2aを形成している。
この傾動支持部2aは、腰が乗る幅があればよいので、
60cm程でよい。
【0013】図3はベッド1の分解斜視図で、前マット
体2と後マット体3は、中間脚体4で連結し、前マット
体2の端部には前脚体5を、後マット体3の端部には後
脚体6固定して、上記3つの脚体4,5,6で各マット
体2,3を所定高さに支持するようにしている。
【0014】中間脚体4は、各マット体2,3の幅に対
応した幅広のU字状の金属パイプ4aの両上端に、前後
に2つずつの固定金具4b…を枢着している。これらの
固定金具4b…を各マット体2,3の下面にネジ止めし
て各マット体2,3を連結する。
【0015】前脚体5と後脚体6は、逆U字状で、折り
畳んだ時に互いに当らないように幅寸法を違えている。
前脚体5の下端部の外側面には、折り畳み動作を円滑に
する支持突起7,7を装着し、その上側と上端の幅方向
の中間部とには、キャスタ8…を装着している。また、
後脚体6の下端には、使用状態と折り畳み動作中に接地
するコロ9を装着している。
【0016】基本となる骨組みの構成は以上の通りであ
るが、折り畳み動作を円滑にするため、ベッド1の下側
には引っ張りバネ10,10を架設し、中間脚体4の一
側には引き上げハンドル11を装着している。またベッ
ド1の側部には、布団ずれ落ち防止のための枠部材12
を固定している。
【0017】基本構造の一部となる前述の各マット体
2,3には、骨枠13を装入して使用に耐え得る剛性を
持たせている。骨枠13は、断面が長方形の角パイプを
縦長に使用するとよく、この上にクッション材等をおい
て、被覆地14で被覆している。
【0018】図4に前記傾動支持部2aを有する前マッ
ト体2の骨枠13と、それに固定する中間脚体4および
前脚体5を示している。この骨枠13は、方形枠状をな
す外枠15aを有した骨枠本体15の内側に、傾動支持
部をなす傾動枠16を、通常の座椅子に用いるような相
対回動可能で相互の回動位置をラチェットにより適宜設
定できる複数の部材からなる2つの回動係止機構17,
17を介して固定したものである。外枠15aには、前
後左右方向に桟部材を掛け渡しているが、前後方向に掛
け渡す2本の縦桟部材15b,15bは、回動係止機構
17,17を固定する位置から傾動枠16側を、傾動枠
16の両側に指先が入る程度、およそ20mmの隙間がで
きるように外側にずらせている。また、傾動枠16の遊
端側に掛け渡す横桟部材15cも同様に、傾動枠16と
の間には、20mm程度の隙間が出来るようにしている。
【0019】このような構成の骨枠13には、被覆地1
4で一体に被覆した後、骨枠本体15の裏面における傾
動枠16取付け位置に、傾動枠16の裏面を支える支持
部材18を掛け渡す。このことによって、傾動のための
回動係止機構17,17に普通の座椅子に用いるような
簡素なものを用いても、使用中に不測に抜け落ちてしま
うなどの事態を阻止でき、安全を確保できる。
【0020】なお、以上の各マット体2,3、すなわち
骨枠13に対する上述の各部材の固定は、骨枠の反固定
面側に装着した板状のナット部材にネジを螺合すること
により行なうとよい。
【0021】図6は、傾動支持部2aを前マット体2の
所定位置から遊端側全体に設定した例のベッド1の斜視
図である。このベッド1では、上記支持部材18は、図
7に示したように、傾動枠16の遊端位置に固定すれば
よい。この支持部材18の固定により、傾動支持部2a
(傾動枠16)を支持するとともに、骨枠本体15の形
態を安定させることができる。骨枠本体15の形態の安
定は前脚枠5の固定によっても図ることができ、充分な
強度を得ることができる。
【0022】図8と図9は、基本となる骨組みの構成に
マット体2,3を入れないベッド1、すなわち上述のベ
ッド1における各マット体2,3の位置に、方形枠状の
前基枠19と後基枠20を用いたベッド1の例を示して
いる。図8は、傾動支持部2aを前マット体2の内側
の、前後方向に所定長さの部分に、また図9は、傾動支
持部2aを前マット体2の内側の傾動軸側から遊端まで
の全体に設定した例を示している。このような構成のベ
ッド1では、各マット体2,3の骨枠13は、先の実施
例ほど丈夫なものでなくともよい。また、先の実施例で
説明した支持部材18は必ずしも必要ではない。前基枠
19がその役目も果たす。
【0023】使用に当っては、傾動支持部2aを手で上
へ起こせばよい。前マット体2の幅方向の中間部で、も
たれかかった人体を支えることができる。
【0024】この傾動支持部2aは、人体を支持する細
幅に設定しているので、もたれ掛かる位置と、人数とを
特定することになる。このため、一方の回動係止機構1
7のみに過負荷が掛かるような正しくない使用状態にな
ることを阻止でき、安全な使用が期待できる。また、2
人で乗るような正しくない使用も未然に防ぎ、安全を確
保できる。
【0025】また、傾動支持部2aを起こした時にはそ
の両側部分は残るので、この部分には例えば、傾動支持
部2aを寝かせておいたときには必要だったが起こした
ときに要らなくなった枕や本、小物等の適宜の物を置い
ておくことができる。
【0026】以上のように、傾動支持部2aを傾動可能
にするとともに所定角度に支持するための回動係止機構
17に過大な負荷が掛からず、また、ねじれのような不
自然な力が係るのを阻止でき、耐久性の向上を図ること
ができる。
【0027】また、傾動支持部2aを形成する前マット
体2に、傾動枠16と骨枠本体15と傾斜支持機構1
7,17とからなる骨枠13を装入しているので、前マ
ット体2の形態が安定するとともに、傾動支持部2aの
傾動が安定して行なえる。
【0028】さらに、回動係止機構17には普通の座椅
子と同様のものを用いているので、操作を簡単にして、
コストを抑えることができるとともに、上述のように掛
かる負荷を軽減できるのでその割りには高い耐久性を得
ることができる。また、クッション材や被覆地14等で
被覆しているので、人体が当っても邪魔にならず、外観
も良好にできる。
【0029】さらにまた、傾動枠16の周囲に指先が入
る程度の隙間を形成しているので、傾動支持部2aを倒
すときに、傾動支持部2aが倒れ込む部位に不測に手が
あっても、指を挟んでしまうようなことはなく、細かい
部分でも安全を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】折り畳みベッドの斜視図。
【図2】折り畳んだ状態の側面図。
【図3】折り畳みベッドの分解斜視図。
【図4】前マット体の骨枠の斜視図。
【図5】前マット体の骨枠の断面図。
【図6】他の例に係る折り畳みベッドの斜視図。
【図7】図6の前マット体の骨枠の斜視図。
【図8】他の例に係る折り畳みベッドの斜視図。
【図9】他の例に係る折り畳みベッドの斜視図。
【符号の説明】
1…折り畳みベッド 2…前マット体 2a…傾動支持部 3…後マット体 13…骨枠 14…被覆地 15…骨枠本体 16…傾動枠 17…回動係止機構 18…支持部材 19…前基枠 20…後基枠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略方形状をなす前基枠と後基枠とを折り畳
    み可能に連結して構成したフレームの、上記前基枠と後
    基枠とにそれぞれマット体を載置してなした折り畳みベ
    ッドであって、前記マット体のうちの少なくとも前基枠
    に載置した前マット体の幅方向の中間部に、人体を支持
    可能な細幅の傾動支持部を形成した折り畳みベッド。
  2. 【請求項2】形態を保持する骨枠を装入した前マット体
    と後マット体とを設け、これら前マット体と後マット体
    とを折り畳み可能に連結して構成した折り畳みベッドで
    あって、少なくとも前記前マット体の幅方向に中間部
    に、人体を支持可能な細幅の傾動支持部を形成した折り
    畳みベッド。
  3. 【請求項3】前記傾動支持部を形成する少なくとも前マ
    ット体に挿入した骨枠を、上記傾動支持部に対応する部
    位に位置する傾動枠と、該傾動枠を取付ける骨枠本体
    と、上記傾動枠の傾動軸側に位置して、傾動枠を上記骨
    枠本体に対して適宜角度に支持する傾斜支持機構とで構
    成した請求項1または請求項2記載の折り畳みベッド。
JP33768897A 1997-11-21 1997-11-21 折り畳みベッド Pending JPH11151137A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33768897A JPH11151137A (ja) 1997-11-21 1997-11-21 折り畳みベッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33768897A JPH11151137A (ja) 1997-11-21 1997-11-21 折り畳みベッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11151137A true JPH11151137A (ja) 1999-06-08

Family

ID=18311037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33768897A Pending JPH11151137A (ja) 1997-11-21 1997-11-21 折り畳みベッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11151137A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101933734A (zh) * 2010-07-26 2011-01-05 黄星远 一种多功能床

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101933734A (zh) * 2010-07-26 2011-01-05 黄星远 一种多功能床

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180000253A1 (en) Motorized mechanism and motorized furniture
RU2540392C2 (ru) Конструкция сиденья
JPS6395008A (ja) 可動シ−トと背もたれの付いた椅子
US20220322836A1 (en) Sofa bed with glide system
US8225438B2 (en) Seating unit convertible to bed
US20050050633A1 (en) Full-size steel bunk bed frame
JP3137036U (ja) 椅子
JP3049085U (ja) 折り畳みベッド
JPH11151137A (ja) 折り畳みベッド
KR200429165Y1 (ko) 소파 겸용 침대
KR101468048B1 (ko) 다용도 목욕의자
KR200395547Y1 (ko) 침대겸용 소파
KR100991359B1 (ko) 요추를 지지하는 돌출가능한 등받이판이 구비된 의자
CN219661303U (zh) 一种多功能折叠床
CN219845813U (zh) 一种可升降床头板结构
JP3561161B2 (ja) リクライニングチェア
KR200382243Y1 (ko) 소파 겸용 침대
JP2004195209A (ja) ベッド
KR20120092214A (ko) 좌식 흔들의자
JP3097695U (ja) 椅子
JPH0536420Y2 (ja)
KR890005342Y1 (ko) 의자 높이 조절 장치
JPH0753552Y2 (ja) 座の高さが変化するリクライニング椅子
JP3085398U (ja) ソファ兼用ベッド
JPH042595Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041007

A977 Report on retrieval

Effective date: 20061018

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070424