JPH1115032A - 波長多重伝送用光周波数変換器及び波長多重伝送用光源 - Google Patents

波長多重伝送用光周波数変換器及び波長多重伝送用光源

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JPH1115032A
JPH1115032A JP9169119A JP16911997A JPH1115032A JP H1115032 A JPH1115032 A JP H1115032A JP 9169119 A JP9169119 A JP 9169119A JP 16911997 A JP16911997 A JP 16911997A JP H1115032 A JPH1115032 A JP H1115032A
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light
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optical frequency
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JP9169119A
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English (en)
Inventor
Yusuke Kuze
祐輔 久世
Norifumi Kobayashi
憲文 小林
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Hitachi Cable Ltd
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主な目的は、簡単な構成で光周波数変換を行
うことができる波長多重伝送用光周波数変換器を提供す
ることにあり、他の目的は一つの光源から簡単な構成で
複数の波長の光信号を発生することができる波長多重伝
送用光源を提供することにある。 【解決手段】 波長多重伝送用光周波数変換器20は、散
乱光発生用光ファイバ24に単一モードの光信号を入力光
L2として入力した時に後方散乱として発生する誘導ブ
リルアン散乱光L3が入力光L2から光周波数がシフト
しているので、これを光サーキュレータ23及び終端器25
を用いて取り出すことにより光周波数変換できる。ま
た、波長多重伝送用光源28は、波長多重伝送用光周波数
変換器20−1,20−2、…と光分岐器26,27,29,…と
を多段に接続することにより、一つの光源21から複数の
異なる波長の光信号を発生させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長多重伝送用光
周波数変換器及び波長多重伝送用光源に関する。
【0002】
【従来の技術】少ない光ファイバ芯線数で大容量の信号
伝送を行う方式として波長多重伝送方式がある。波長多
重伝送方式は、送信局で光波長(光周波数)の異なる複
数の光信号を、それぞれ別々の情報を有する電気信号で
変調した後、光合波器を用いて多重化し、波長多重信号
として1本の光ファイバを用いて受信局へ伝送する方式
であり、受信局では、光ファイバを介して伝送された波
長多重信号を光分波器で光波長毎に分離した後、別々の
光受信器で復調するようになっている。受信局の構成と
しては、光分波器で分離した後直接受信するストレート
検波方式があるが、局部発振光源を用いたヘテロダイン
検波方式もある。
【0003】このように波長多重伝送方式は、1本の光
ファイバで1波長の光信号を伝送する場合に比べて多重
数倍に伝送容量を増加することができる。
【0004】図5は従来の波長多重伝送用光源を用いた
波長多重伝送システムの光送信系のブロック図である。
【0005】同図に示す光送信系1の光送信器2は、単
一モード発振する光源3と、光源3からの出力光の一部
を分岐する光分岐器4と、基準となる波長の光を出力す
る波長基準器5と、光分岐器で分岐された出力光の波長
と波長基準器5からの出力光の波長とを比較してその波
長差に応じた誤差信号を出力する比較器6と、誤差信号
が小さくなるように光源3の発振波長を制御する制御回
路7と、光分岐器4で分岐された出力光を伝送信号によ
り変調する外部変調器8とで構成されている。
【0006】光源3に使用される半導体レーザ(以下
「LD」という)は、環境温度やバイアス電流の変化に
より10GHz/℃、1GHz/mA程度の波長依存性
をもつため、制御回路7は誤差信号をLD温度やLDバ
イアス電流へフィードバックすることにより発振波長を
制御する。
【0007】外部変調器8の出力は光合波器9に出力信
号光として入力される。
【0008】他の光送信器10,11も同様に異なる波
長の出力信号光として光合波器9に入力されて合波さ
れ、多重信号光として光ファイバ12に出力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各光送信器
2,10,11の光源の発振波長が変動すると、2つ以
上の発振光の波長が接近する。受信局ではその波長差に
相当する周波数のビート雑音が発生するため、これを防
止するため各光源の発振波長は精密に制御する必要があ
る。
【0010】しかし、上述した従来の光送信系において
は、光源の発振波長が製造ロット等によって大きくばら
ついているので、所望の発振波長の光源を入手するには
精密に発振波長を測定する等の選別作業が必要である。
【0011】また、光源の発振波長の間隔を10GHz
程度の狭間隔に高密度多重する場合、高精度の波長制御
回路が各光源毎に必要となるため、装置規模が大きくな
り、コスト高になるという問題があった。
【0012】そこで、本発明の主な目的は、上記課題を
解決し、簡単な構成で光周波数変換を行うことができる
波長多重伝送用光周波数変換器を提供することにあり、
他の目的は一つの光源から簡単な構成で複数の波長の光
信号を発生することができる波長多重伝送用光源を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の波長多重伝送用光周波数変換器は、入力した
光信号の光周波数を異なる光周波数に変換する波長多重
伝送用光周波数変換器において、端子Aから端子B、端
子Bから端子Cへの順方向伝達特性を有し、端子Aに単
一モード発振した光が入力光として入力される光サーキ
ュレータと、端子Bに接続され入力光と音響フォノンと
の相互作用により入力光の光周波数から僅かに光周波数
シフトされ入力光の伝搬方向とは逆方向に伝搬する誘導
ブリルアン散乱光を発生させると共に端子Cから誘導ブ
リルアン散乱光を出力させるための散乱光発生用光ファ
イバと、散乱光発生用光ファイバ伝搬後の入力光が端子
B方向へ反射するのを防止するための光終端器とを備え
たものである。
【0014】上記構成に加え本発明の波長多重伝送用光
周波数変換器は、光サーキュレータの端子Aの前段に、
入力光を増幅する光増幅器を設けてもよい。
【0015】上記構成に加え本発明の波長多重伝送用光
周波数変換器は、光サーキュレータの端子Bと散乱光発
生用光ファイバとの間に、入力光を増幅する増幅媒体
と、増幅媒体を励起するための励起装置とを設けてもよ
い。
【0016】本発明の波長多重伝送用光源は、異なる光
周波数の光信号を発生するための波長多重伝送用光源に
おいて、単一モード発振する光源と、光源の出力光を2
分岐する第1の光分岐器と、第1の光分岐器の一方の端
子に接続され出力光の光周波数を異なる光周波数に変換
する第1の波長多重伝送用光周波数変換器と、第1の光
分岐器の他方の端子に接続された第2の光分岐器と、第
2の光分岐器の一方の端子に接続された第2の波長多重
伝送用光周波数変換器とを備え、光分岐器と波長多重伝
送用光周波数変換器とが多段に縦続接続され第1及び第
2の光分岐器を初めとする光分岐器の空いている他方の
端子からブリルアン周波数シフト間隔に光周波数が異な
る複数の光信号を出力するものである。
【0017】上記構成に加え本発明の波長多重伝送用光
源は、波長多重伝送用光周波数変換器が、端子Aから端
子B、端子Bから端子Cへの順方向伝達特性を有し、端
子Aに単一モード発振した光が入力光として入力される
光サーキュレータと、端子Bに接続され入力光と音響フ
ォノンとの相互作用により入力光の光周波数から僅かに
光周波数シフトされ入力光の伝搬方向とは逆方向に伝搬
する誘導ブリルアン散乱光を発生させると共に端子Cか
ら誘導ブリルアン散乱光を出力させるための散乱光発生
用光ファイバと、散乱光発生用光ファイバ伝搬後の入力
光が端子B方向へ反射するのを防止するための光終端器
とを有するのが好ましい。
【0018】上記構成に加え本発明の波長多重伝送用光
源は、光サーキュレータの端子Aの前段に、入力光を増
幅する光増幅器を設けてもよい。
【0019】上記構成に加え本発明の波長多重伝送用光
源は、光サーキュレータの端子Bと散乱光発生用光ファ
イバとの間に、入力光を増幅する増幅媒体と、増幅媒体
を励起するための励起装置とを設けてもよい。
【0020】上記構成の波長多重伝送用光周波数変換器
によれば、単一モード発振した光信号を光増幅器等によ
りある一定レベル以上の光強度に増幅し、これを入力光
として光サーキュレータの端子Bに接続された散乱光発
生用光ファイバ内に入力することにより、散乱光発生用
光ファイバ内で入力光と音響フォノンとの相互作用によ
り入力光の光周波数から僅かに光周波数がシフトすると
共に入力光の伝搬方向とは逆方向に伝搬する誘導ブリル
アン散乱光が発生する。この誘導ブリルアン散乱光が光
サーキュレータの端子Bを経て端子Cから出力される。
散乱光発生用光ファイバの出力端まで伝搬した入力光
は、光終端器により誘導ブリルアン散乱光が伝搬する端
子B方向への反射が防止されるため、端子Cからは光周
波数シフトを受けた誘導ブリルアン散乱光のみが出力さ
れる。
【0021】また、光サーキュレータの端子Aの前段、
或いは端子Bと散乱光発生用光ファイバとの間に、光増
幅媒体と励起装置とで構成した光増幅器を設けることに
より入力光だけでなく誘導ブリルアン散乱光も増幅する
ことができ、大きな出力の誘導ブリルアン散乱光が得ら
れる。
【0022】さらに、上記構成の波長多重伝送用光源に
よれば、第1の波長多重伝送用光周波数変換器からは、
入力光からブリルアン周波数シフトされた第1の誘導ブ
リルアン散乱光が出力される。第2の波長多重伝送用光
周波数変換器からは、第1の誘導ブリルアン散乱光が入
力光となるため、その出力光は波長基準器からの出力光
の光周波数から2倍のブリルアン周波数シフトを受けて
出力される。光周波数変換器が多段に接続されているた
め、ブリルアン周波数シフト間隔の複数の波長多重光信
号が発生し、各光分岐器の空いた端子から出力すること
ができる。すなわち、一つの光源から複数の異なる光周
波数の光信号を発生させることができる。
【0023】ブリルアン周波数シフト量は、受動部品で
ある光ファイバの組成により決定されるため、出力され
る光信号の光周波数は安定である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0025】図1は本発明の波長多重伝送用光周波数変
換器(以下「光周波数変換器」という)の一実施の形態
を示すブロック図である。
【0026】同図に示す光周波数変換器20は、単一モ
ード発振する光源21からの光L1を増幅する光増幅器
22と、端子Aから端子B、端子Bから端子Cへの順方
向伝達特性を有する光サーキュレータ23と、光増幅器
22で増幅された光が入力光として光サーキュレータ2
3の端子Aに入力され、端子Bには入力光L2と音響フ
ォノン(図示せず)との相互作用により誘導ブリルアン
散乱光L3を発生させるための散乱光発生用光ファイバ
24と、散乱光発生用光ファイバ24を伝搬した後の入
力光L2が端子B方向へ反射するのを防止する光終端器
25とで構成されている。
【0027】ここで、散乱光発生用光ファイバ24内
に、ある一定レベル以上の光強度の光信号を入力光L2
として入力すると、入力光L2と音響フォノンとの相互
作用により、入力光L2の光周波数から僅かに光周波数
がシフトすると共に、入力光L2とは逆方向に伝搬する
誘導ブリルアン散乱光L3が発生することが知られてお
り、本発明の光周波数変換器20はこの原理を利用した
ものである。
【0028】図2は入力光及び誘導ブリルアン散乱光の
光周波数関係を示す図である。
【0029】同図において横軸は光周波数を示し、縦軸
は強度を示している。
【0030】ブリルアン散乱光L3の信号光(入力光)
L2からのズレ(周波数シフト量)ΔFは、散乱光発生
用光ファイバ24の組成により若干異なるものの、光信
号L2の波長が1.55μm帯の場合10〜12GHz
程度に安定している。
【0031】光増幅器22により増幅された入力光を光
サーキュレータ23の端子Aから端子Bを介して散乱光
発生用光ファイバ24の一端に入力することにより、散
乱光発生用光ファイバ24内において誘導ブリルアン散
乱光L3が発生し、入力光L2とは逆の伝搬方向に端子
Bを経て端子Cから出力光L4が出力される。
【0032】散乱光発生用光ファイバ24の他端には斜
め研磨コネクタ等で構成された光終端器25が接続され
ているため、散乱光発生用光ファイバ24の他端におい
て入力光L2は誘導ブリルアン散乱光L3が伝搬する端
子B方向へは反射されない。そのため、端子Cからはブ
リルアン周波数シフトを受けた誘導ブリルアン散乱光L
3のみを取り出すことができる。これにより入力光L2
は、ブリルアン周波数シフトΔF分だけ光周波数変換さ
れる。
【0033】このように、光サーキュレータ23、散乱
光発生用光ファイバ24及び光終端器25の少ない部
品、かつ、受動部品のみの簡単な構成で光周波数変換を
行うことができる。
【0034】次に、異なる光周波数の光信号を発生する
ための波長多重伝送用光源について説明する。
【0035】図3は本発明の波長多重伝送用光源のブロ
ック図である。尚、図1に示した光周波数変換器と同様
の部材には共通の符号を用いた。
【0036】単一モード発振する光源21には、光源2
1からの光を2分岐する第1の光分岐器26の入力端2
6aが接続され、第1の光分岐器26の一方の出力端2
6bには、第1の光周波数変換器20−1の入力端20
−1aが接続されている。第1の光周波数変換器20−
1の出力端20−1bには、出力光を2分岐する第2の
光分岐器27の入力端27aが接続されている。第2の
光分岐器27の一方の出力端27bには第2の光周波数
変換器20−2の入力端20−2aが接続される。
【0037】以下、光分岐器と光周波数変換器とが多段
に縦続接続されて波長多重伝送用光源28が構成されて
いる。
【0038】各光分岐器26,27,29の出力におい
て、光周波数変換器が接続されていない他方の出力端2
6c,27c,29cは異なる光周波数の光信号を発生
する出力端子となる。
【0039】このような構成により、第1の光周波数変
換器20−1においては、入力光が誘導ブリルアン周波
数シフトされた第1の誘導ブリルアン散乱光が出力さ
れ、光分岐器26の他方の出力端26cから取り出すこ
とができる。第2の光周波数変換器20−2において
は、第1の誘導ブリルアン散乱光が入力光となるため、
その出力光がさらにブリルアン周波数分だけシフトされ
た光信号が出力端27cから取り出すことができる。
【0040】以下、各光周波数変換器において、異なる
波長のブリルアン散乱光が各光分岐器の他方の出力端か
ら出力されるので、光周波数変換器を多段に接続するこ
とにより、ブリルアン周波数シフト間隔の波長多重光信
号群を発生させることができる。
【0041】このような波長多重伝送用光源28の光分
岐器26,27,29,…の他方の出力端26c,27
c,29c,…を外部変調器30,31,32,…に接
続し、各光信号を異なる情報の信号で変調することによ
り波長多重伝送用の光送信器33を構成することができ
る。尚、「…」は同様の部材が続くことを意味する。
【0042】以上において、一つの光源21と、受動部
品のみで構成された光周波数変換器20−1,20−
2,…と、光分岐器26,27,29,…という簡単な
構成で、略等光周波数間隔の波長多重伝送に使用可能な
光信号群を発生させることができる。
【0043】図4は本発明の波長多重伝送用光周波数変
換器の他の実施の形態を示すブロック図である。
【0044】図1に示した光周波数変換器20との相違
点は、入力光L2を増幅する光増幅器22の代わりに、
光サーキュレータ23の端子Bと誘導ブリルアン散乱光
L3を発生させるための散乱光発生用光ファイバ24と
の間に、入力光L2を増幅するための増幅媒体となるE
r等の希土類添加光ファイバ34と、この希土類添加光
ファイバ34を励起するための励起光源35と、入力光
L2と励起光源35からの励起光とを合波して希土類添
加光ファイバ34へ入力する光合波器36とで構成され
た励起装置37が設けられている点である。
【0045】このような構成により、端子Bから入力さ
れる入力光L2が増幅されると共に、入力光L2とは逆
方向へ伝搬する誘導ブリルアン散乱光L3が増幅され
る。
【0046】以上において本発明によれば、光増幅器以
外は、光ファイバ、光サーキュレータ及び光終端器等の
受動部品のみで光周波数変換を行うことができる。その
ため、少ない部品数、かつ簡単な装置構成であるため信
頼性が向上する。
【0047】単一モード発振した光の発振周波数からの
周波数シフト量は、光ファイバ組成により略決定される
ため、調整箇所が少なく光周波数は安定している。
【0048】光分岐器と光周波数変換器とを縦続接続す
るだけで、容易にチャネル数を増加することができる。
【0049】基準となる波長基準器の出力光の波長が変
動しても、他の全ての光信号の光周波数が同様に変動す
るため、各光源間の光周波数間隔は変動しない。このた
め、受信局においてビート雑音が発生することがなく、
波長多重伝送システムの信頼性を向上させることができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0051】(1) 光ファイバに単一モードの光信号を入
力した時に後方散乱光として発生する誘導ブリルアン散
乱光は、入力光から光周波数シフトしているので、この
誘導ブリルアン散乱光を光サーキュレータ及び光終端器
を用いた簡単な構成で光周波数変換を行うことができる
波長多重伝送用光周波数変換器の提供を実現することが
できる。
【0052】(2) 波長多重伝送用光周波数変換器と光分
岐器とを多段に接続することにより、簡単な構成で一つ
の光源から複数の波長の光信号を発生することができる
波長多重伝送用光源の提供を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の波長多重伝送用光周波数変換器の一実
施の形態を示すブロック図である。
【図2】入力光及び誘導ブリルアン散乱光の光周波数関
係を示す図である。
【図3】本発明の波長多重伝送用光源のブロック図であ
る。
【図4】本発明の波長多重伝送用光周波数変換器の他の
実施の形態を示すブロック図である。
【図5】従来の波長多重伝送用光源を用いた波長多重伝
送システムの光送信系のブロック図である。
【符号の説明】
20,20−1,20−2,20−3,… (波長多重
伝送用)光周波数変換器 21 光源 23 光サーキュレータ 24 散乱光発生用光ファイバ 26,27,29,… 光分岐器 28 波長多重伝送用光源

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した光信号の光周波数を異なる光周
    波数に変換する波長多重伝送用光周波数変換器におい
    て、端子Aから端子B、端子Bから端子Cへの順方向伝
    達特性を有し、上記端子Aに単一モード発振した光が入
    力光として入力される光サーキュレータと、上記端子B
    に接続され上記入力光と音響フォノンとの相互作用によ
    り上記入力光の光周波数から僅かに光周波数シフトされ
    上記入力光の伝搬方向とは逆方向に伝搬する誘導ブリル
    アン散乱光を発生させると共に上記端子Cから上記誘導
    ブリルアン散乱光を出力させるための散乱光発生用光フ
    ァイバと、該散乱光発生用光ファイバ伝搬後の入力光が
    上記端子B方向へ反射するのを防止するための光終端器
    とを備えたことを特徴とする波長多重伝送用光周波数変
    換器。
  2. 【請求項2】 上記光サーキュレータの端子Aの前段
    に、入力光を増幅する光増幅器を設けた請求項1に記載
    の波長多重伝送用光周波数変換器。
  3. 【請求項3】 上記光サーキュレータの端子Bと上記散
    乱光発生用光ファイバとの間に、入力光を増幅する増幅
    媒体と、該増幅媒体を励起するための励起装置とを設け
    た請求項1に記載の波長多重伝送用光周波数変換器。
  4. 【請求項4】 異なる光周波数の光信号を発生するため
    の波長多重伝送用光源において、単一モード発振する光
    源と、該光源の出力光を2分岐する第1の光分岐器と、
    該第1の光分岐器の一方の端子に接続され上記出力光の
    光周波数を異なる光周波数に変換する第1の波長多重伝
    送用光周波数変換器と、上記第1の光分岐器の他方の端
    子に接続された第2の光分岐器と、該第2の光分岐器の
    一方の端子に接続された第2の波長多重伝送用光周波数
    変換器とを備え、光分岐器と波長多重伝送用光周波数変
    換器とが多段に縦続接続され上記第1及び第2の光分岐
    器を初めとする光分岐器の空いている他方の端子からブ
    リルアン周波数シフト間隔に光周波数が異なる複数の光
    信号を出力することを特徴とする波長多重伝送用光源。
  5. 【請求項5】 上記波長多重伝送用光周波数変換器が、
    端子Aから端子B、端子Bから端子Cへの順方向伝達特
    性を有し、上記端子Aに単一モード発振した光が入力光
    として入力される光サーキュレータと、上記端子Bに接
    続され上記入力光と音響フォノンとの相互作用により上
    記入力光の光周波数から僅かに光周波数シフトされ上記
    入力光の伝搬方向とは逆方向に伝搬する誘導ブリルアン
    散乱光を発生させると共に上記端子Cから上記誘導ブリ
    ルアン散乱光を出力させるための散乱光発生用光ファイ
    バと、該散乱光発生用光ファイバ伝搬後の入力光が上記
    端子B方向へ反射するのを防止するための光終端器とを
    有する請求項4に記載の波長多重伝送用光源。
  6. 【請求項6】 上記光サーキュレータの端子Aの前段
    に、入力光を増幅する光増幅器を設けた請求項4に記載
    の波長多重伝送用光源。
  7. 【請求項7】 上記光サーキュレータの端子Bと上記散
    乱光発生用光ファイバとの間に、入力光を増幅する増幅
    媒体と、該増幅媒体を励起するための励起装置とを設け
    た請求項4に記載の波長多重伝送用光源。
JP9169119A 1997-06-25 1997-06-25 波長多重伝送用光周波数変換器及び波長多重伝送用光源 Pending JPH1115032A (ja)

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