JPH11149956A - カードコネクタ - Google Patents

カードコネクタ

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JPH11149956A
JPH11149956A JP9315131A JP31513197A JPH11149956A JP H11149956 A JPH11149956 A JP H11149956A JP 9315131 A JP9315131 A JP 9315131A JP 31513197 A JP31513197 A JP 31513197A JP H11149956 A JPH11149956 A JP H11149956A
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card
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slider
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card connector
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Hideki Nishiyama
英輝 西山
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードコネクタにおいて、カードセット空間
に挿入されたカードをばねを使わずにロックすることを
可能にする。カードのロック方式としてのハーフロック
及びフルロックのいずれの方式にも対応可能にする。 【解決手段】 ボディ1のアーム部13に傾斜したガイ
ド面19を設ける。ボディ1に前進後退可能に可動体3
を取り付けると共に、ガイド面19に沿って内外方向に
移動するスライダ4を取り付ける。可動体3に左右方向
に長い係合孔部35を設け、スライダ4に設けた突起4
2を係合孔部35に摺動自在に係合させる。可動体3
が、カードCの前端に係合する係合部33と、シャーシ
側に設けられるロック部材連携用の連結部34を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードコネクタ、
特にカードセット空間に挿入されたカードをその位置で
ロックする機能を備えたカードコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータなどの機器に取り付けられ
てICカードなどのカードとコンピュータとの間で信号
授受を行うカードコネクタにおいて、カードセット空間
に挿入されたカードをその位置でロックする方式とし
て、ハーフロック方式とフルロック方式とが知られてい
る。図14はハーフロック方式を採用したカードコネク
タを概略で示しており、図15はフルロック方式を採用
したカードコネクタを概略で示している。
【0003】図14(a)のカードコネクタは、ボディ
100に、先端が湾曲状の凸部201として形成された
板ばね110が取り付けられており、カードセット空間
に挿入されてきたカードCの側部に具備されている凹入
部Hにその凸部201が嵌まり込んでそのカードCを抜
け止めする構成になっている。同図(b)のカードコネ
クタは、ボディ100に、ばね120によって付勢され
た先端球状の突起130が設けられており、カードセッ
ト空間に挿入されてきたカードCの上記凹入部Hにその
突起130の先端が嵌まり込んでそのカードCを抜け止
めする構成になっている。
【0004】図14(a)(b)のカードコネクタにお
いては、カードCを矢符Aのように前進させてカードセ
ット空間に挿入するときに凸部201や突起130がそ
のカードCの側端面Sと弾接して擦れ合い、カードCが
カードセット空間に挿入されたときにそれらの凸部20
1や突起130がカードCの凹入部Hに嵌まり込んでカ
ードCを抜け止めする。このようなハーフロック方式の
カードコネクタによると、カードセット空間に挿入され
ているカードCが後退方向に引張られてそのカードCに
ある程度の引抜力が加えられると、それらの凸部201
や突起130がそれらを付勢しているばね力に抗してカ
ードCの凹入部Hから強制的に外側へ押し出され、その
後、カードCが引き抜かれて排出されるときにそれらの
凸部201や突起130がカードCの側端面Sと弾接し
て擦れ合う。
【0005】これに対し、図15(a)のカードコネク
タは、ボディ100に、ばね140によって付勢された
突起150が取り付けられている。この突起150は、
その先端前側の角張った係止部151とその先端後側の
傾斜ガイド部152とを有しており、カードセット空間
に挿入されてきたカードCの上記凹入部Hにその突起1
50が嵌まり込んでそのカードCを抜け止めする構成に
なっている。同図(b)のカードコネクタは、同図
(a)で説明した構成に加えて、ボディ100に、ばね
160により後方へ向けて付勢された押圧体170が設
けられており、カードセット空間に挿入されて上記突起
150に係止されているカードCの前端Fを押圧体17
0がばね160の力で常時カードCを後退方向に付勢す
るようになっている。
【0006】図15(a)(b)のカードコネクタにお
いても、カードCを矢符Aのように前進させてカードセ
ット空間に挿入するときに、カードCが突起150の傾
斜ガイド部152を押してその突起150をばね140
の付勢に抗して後退させた後その側端面Sが突起150
の先端と擦れ合って前進され、カードCがカードセット
空間に挿入されたときにそれらの突起150がカードC
の凹入部Hに嵌まり込み、それらの突起150の角張っ
た係止部151がその凹入部Hに係合する。そのため、
カードセット空間に挿入されているカードCが引張られ
てそのカードCに引抜力が加えられてもそのカードCが
引き抜かれることはない。したがって、このようなフル
ロック方式のカードコネクタによると、図15(a)の
ものでは、突起150をカードCの凹入部Hの外側へ後
退させるロック解除機構を付加し、そのロック解除機構
を操作して突起150を後退させることによってはじめ
てカードCの引抜きが可能になり、そのようにしてカー
ドCを引き抜くと、突起150がカードCの側端面Sと
弾接して擦れ合いながらそのカードCが後退して排出さ
れる。また、図15(b)のカードコネクタについて
は、突起150をカードCの凹入部Hの外側へ後退させ
るロック解除機構を付加し、そのロック解除機構を操作
して突起150を後退させると、押圧体170がばね1
60の力でカードCを後退方向に押してカードCを弾発
的に後退させる。そして、突起150がカードCの側端
面Sと弾接して擦れ合いながらカードCが後退して排出
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したところから判
るように、従来のカードコネクタでは、1つのカードコ
ネクタに対してハーフロック方式又はフルロック方式の
いずれかが採用されているだけであり、1つのカードコ
ネクタに対してそれら双方のロック方式を採用すること
が可能な構成にはなっていない。そのため、ハーフロッ
ク方式のカードコネクタが要求される場合には、図14
(a)(b)のような構成のカードコネクタを用意しな
ければならず、フルロック方式のカードコネクタが要求
される場合には、図15(a)(b)のような構成のカ
ードコネクタを用意しなければならないという不便があ
った。
【0008】また、図15(a)のフルロック方式を採
用したカードコネクタでは、ばね160の力で付勢され
た押圧体170がカードCを後方へ弾発的に押すので、
そのカードCがカードセット空間から勢いよく後方へ飛
び出し過ぎることがあるだけでなく、カードCがロック
されているときには常にばね160の力によってそのカ
ードCに常に付加が加わっているという状況になり好ま
しくなく、さらに、ばね160や押圧体170などの余
分な部品が必要になって部品点数を削減しにくいという
問題があった。
【0009】他方、図14や図15で説明したそれぞれ
のカードコネクタは、カードCを前進させてカードセッ
ト空間に挿入するときや、カードCを後退させてカード
セット空間から排出するときに、凸部201や突起13
0,150がカードCの側端面Sと擦れ合ってそのカー
ドCの側端面Sに擦り傷が付くという問題や、板ばね1
10やばね120,140,160などの耐用寿命によ
ってカードコネクタの耐用寿命が左右されるようにな
り、当該カードコネクタの寿命信頼性を高めにくいとい
う問題があった。
【0010】本発明は以上の事情や問題に鑑みてなされ
たものであり、カードセット空間に挿入されたカードを
ばねを使わずにロックすることを可能としてその寿命信
頼性を高めやすくなるカードコネクタを提供することを
目的とする。
【0011】また、本発明は、カードのロック方式とし
てのハーフロック及びフルロックのいずれの方式にも対
応可能であるにもかかわらず、必要な部品点数が少なく
て済むカードコネクタを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカードコネ
クタは、カードが前後方向で挿抜されるカードセット空
間を形成するボディに、前方にいくほどカードセット空
間の中心線に近づくように傾斜したガイド面が設けら
れ、このボディに、前進後退可能に可動体が取り付けら
れていると共に上記ガイド面に沿って内外方向に案内さ
れるスライダが取り付けられ、上記可動体と上記スライ
ダとに左右方向に長いガイド部とこのガイド部に摺動自
在に係合された被ガイド部とが振り分けて設けられ、上
記可動体に上記カードセット空間に挿入されるカードの
前端が係合する係合部が設けられ、上記係合部が上記カ
ードに押されて上記可動体が前進位置に達するときの上
記スライダの内方への移動により上記カードセット空間
に突出してそのカードの側部に設けられた凹入部に嵌入
することによりそのカードを抜け止めし、上記可動体が
その前進位置から後退するときの上記スライダの外方へ
の移動により上記カードの上記凹入部から抜け出て上記
カードセット空間から後退することによりそのカードの
抜止め状態を解除する掛止部が、上記スライダに設けら
れている、というものである。
【0013】この発明において、カードセット空間にカ
ードを挿入していくと、そのカードの前端が係合部に係
合するので、可動体がそのカードにより押されて前進す
る。こうして可動体が前進すると、可動体とスライダと
に振り分けて設けられているガイド部と被ガイド部とが
摺動自在に係合していることにより、ボディのガイド面
に沿ってスライダが内方へ案内される。そして、可動体
が前進位置に達するときに、スライダに設けられている
掛止部がカードセット空間に突出してそのカードの凹入
部に嵌入する。これによってカードがその位置でロック
される。
【0014】このときのカードのロック状態はハーフロ
ックである。すなわち、カードセット空間に挿入されて
いるカードCが後退方向に引張られても、そのときの引
抜力が小さいときには掛止部がカードの凹入部に嵌入し
たままになってカードを抜け止めしている。しかし、引
抜力がある程度に大きいときには、その引抜力がカード
の凹入部と掛止部との係合箇所を介してスライダに伝わ
り、そのスライダがガイド部に沿って外方へ移動するの
で、スライダの掛止部がカードの凹入部から抜け出てカ
ードセット空間から後退し、その掛止部によるカードの
抜止め状態が解除され、その後、カードが引き抜かれて
排出される。また、可動体は、スライダの外方への移動
に伴って後退される。
【0015】この発明のカードコネクタにおいて、カー
ドを挿入するときのスライダの内方への移動は可動体の
前進に追従し、カードを引き抜くときのスライダの外方
への移動は可動体の後退に追従して行われるので、カー
ドを挿入するときやカードを引き抜くときにカードの側
端面にスライダの掛止部が弾接してその側端面に擦り傷
を付けるといった事態が生じない。
【0016】上記したカードコネクタにおいては、上記
可動体に、その可動体を前進位置で位置決めするための
ロック部材が係脱されるロック部材連携用の連結部が設
けられていることが望ましい。
【0017】このように可動体にロック部材連携用の連
結部を設けておくと、その連結部を利用してカードのロ
ック状態をフルロックにすることが可能になる。すなわ
ち、この発明では、カードセット空間に挿入されたカー
ドの凹入部に嵌入している掛止部を備えたスライダが、
上記ガイド部と上記被ガイド部との係合箇所を介して可
動体に連結されているので、当該カードコネクタが取り
付けられる機器側シャーシにロック部材を設けておき、
そのロック部材によって可動体をその前進位置で位置決
めしておくと、カードセット空間に挿入されているカー
ドを後退方向に引張ってもカードが引き抜かれることは
ない。したがって、ロック部材による可動体の位置決め
状態を解除しない限り、カードをカードセット空間から
後退させて引き抜くことはできない。
【0018】上記したカードコネクタには、たとえば、
上記ボディが上記カードセット空間の両側に位置する左
右一対のアーム部を有し、その片側のアーム部にそのア
ーム部を斜めに横切る溝部が形成されてその溝部の溝壁
面が上記ガイド面となされていると共に、上記スライダ
が上記溝部に嵌合されて上記ガイド面により内外方向に
案内されるようになっており、上記可動体が左右一対の
上記アーム部に跨がって配備された金属製のカバー体で
なり、上記係合部がそのカバー体に設けられた切起し片
でなり、上記スライダに突起でなる上記被ガイド部が設
けられ、その被ガイド部が上記カバー体に形成された左
右方向に長い長孔状の上記ガイド部に係合されている、
という具体的構成を採用することができる。また、上記
連結部は、上記カバー体に設けられた切起し片によって
簡単に形成しておくことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1はカード挿入途中の状態での
本発明に係るカードコネクタを示す概略平面図、図2は
カードCがハーフロックされた状態での上記カードコネ
クタを示す概略平面図、図3は上記カードコネクタの要
部の分解斜視図、図4は図1のIV−IV線に沿う拡大
断面図、図5は図1のV−V線に沿う拡大断面図、図6
〜図8はカードCの凹入部Hの種々の形状を示した概略
斜視図、図9は他の実施形態に係る上記カードコネクタ
の要部の分解斜視図、図10はさらに他の実施形態に係
る上記カードコネクタの要部の分解斜視図、図11〜図
13はフルロック方式を採用する場合の説明図である。
【0020】図1及び図2に示したカードコネクタにお
いて、ボディ1は、ヘッド部11とこのヘッド部11の
左右の端部のそれぞれから後方へ延び出た一対のアーム
部12,13を有しており、これらのヘッド部11と左
右のアーム部12,13とによって囲まれた空間がカー
ドセット空間14として形成されている。ヘッド部11
には複数のコンタクト(図に表れていない)が左右方向
に所定の間隔を隔てて並設されていると共に、そのヘッ
ド部11の前側に、それぞれのコンタクトに連設された
端子15…が突き出している。また、左右のアーム部1
2,13には前後方向に長いガイド溝16,17が備わ
っており、これらのガイド溝16,17にカードCの左
右の側端部が案内されてカードCがカードセット空間1
4に挿入されたりカードセット空間14から引き抜かれ
たりする。そして、カードCがカードセット空間14に
挿入された状態では、そのカードCに具備された外部電
極(不図示)に上記コンタクトが弾接して電気的導通が
図られる。
【0021】ボディ1において、片側のアーム部13に
は、そのアーム部13を斜めに横切る溝部18が形成さ
れており、その溝部18の溝壁面が後述するスライダ4
を案内するガイド面19として形成されている。このガ
イド面19は、前方Aにいくほどカードセット空間14
の中心線L−Lに近づくように傾斜している。
【0022】ボディ1の左右一対のアーム部12,13
に跨がって金属製のカバー体でなる可動体3が設けられ
ている。この可動体3は、上板部31やこの上板部31
の左右両端部に設けられた側板部32,32などを備え
ており、ボディ1に前後方向Xに摺動可能(前進後退可
能)に保持されている。図1、図2及び図4を併せ見る
ことによって判るように、可動体3の上板部31の左右
両側に、上記カードセット空間14に内向きに突き出る
切起し片が形成されており、この切起し片が係合部3
3,33となされている。また、図1、図2及び図5を
併せ見ることによって判るように、上記上板部31の左
右方向中央部に外向きに突き出る切起し片が形成され、
この切起し片が後述するロック部材連携用の連結部34
となされている。さらに、上板部31の左右方向に長い
長孔でなる係合孔部35が形成されている。この係合孔
部35はガイド部の一例である。
【0023】図1〜図3において、4はスライダであ
る。このスライダ4は、上記したボディ1の溝部18に
嵌合されてそのガイド面19に沿って内外方向に案内さ
れるものであり、その内端側に掛止部41が備わってい
る。また、スライダ4には上向きに突き出た突起42が
設けられている。この突起42は、被ガイド部の一例で
あって、スライダ4と共に合成樹脂で一体成形されたも
のであっても、図3に示したような鍔43を有するピン
44をスライダ4に突設させることによって形成しても
よい。
【0024】図1及び図2のように、上記溝部18に嵌
合されたスライダ4の突起42が上記可動体3の係合孔
部35に係合されている。そして、可動体3が矢符Aの
ように前進されたときには、係合孔部35に係合してい
る突起42が可動体3によって前方Aへ引張られるので
スライダ4がガイド面19に沿って図2の矢符Eのよう
に内方へ移動し、可動体3が前進位置に達した状態で
は、そのスライダ4の掛止部41がアーム部13の内方
へ突き出てカードセット空間14に突出するようになっ
ている。その一方で、可動体3がその前進位置から後退
されたときには、係合孔部35に係合している突起42
が可動体3によって後方Bへ引張られるのでスライダ4
がガイド面19に沿って外方へ移動してスライダ4の掛
止部41がカードセット空間14から後退するようにな
っている。
【0025】図1及び図2のように、カードCの側部に
凹入部Hが設けられている。この凹入部Hの形状は、図
6のようなカードCの厚さ方向全体を凹入状に窪ませた
形状であっても、図7のようなカードCの厚さ方向の片
側を凹入状に窪ませた形状であっても、図8のようなカ
ードCの厚さ方向の中間部を凹入状に窪ませた形状であ
ってもよい。
【0026】以上説明したカードコネクタにおいて、カ
ードセット空間14にカードCが挿入されていない初期
状態では、図1のように、可動体3が後退位置に位置し
てスライダ4の掛止部41はカードセット空間14の外
側へ後退している。
【0027】この初期状態からカードCの左右の端部が
ガイド溝16,17に差し込んでカードセット空間14
側へ挿入していくと、そのガイド溝16,17によって
カードCが案内される。こうしてカードセット空間14
にカードCを挿入していくと、その挿入途中でカードC
の前端Fが図1のように係合部33に係合し、可動体3
がそのカードCにより前方Aへ押されて前進する。こう
して可動体3が前進すると、可動体3の係合孔部35に
係合している突起42と共にスライダ4が前方へ引張ら
れるので、ガイド面19に沿ってスライダ4が内方へ移
動する。そして、可動体3が前進位置に達するとき、す
なわちカードCがカードセット空間14に達するときに
は、スライダ4に設けられている掛止部41がカードセ
ット空間14に突出してそのカードCの凹入部Hに嵌入
する。これによってカードCがその位置でロックされ
る。このときのカードCのロック状態はハーフロックで
ある。このハーフロック状態では、カードセット空間1
4に挿入されているカードCが後退方向(後方B)に引
張られた場合、そのときの引抜力が小さいときには掛止
部41がカードCの凹入部Hに嵌入したままになってカ
ードCを抜け止めしているが、引抜力がある程度に大き
いときには、その引抜力がカードの凹入部Hと掛止部4
1との係合箇所を介してスライダ4に伝わり、そのスラ
イダ4がガイド面19に沿って外方へ移動し、スライダ
4の掛止部41がカードCの凹入部Hから抜け出てカー
ドセット空間14から後退し、掛止部41によるカード
Cの抜止め状態が解除される。したがって、カードCが
引き抜かれて排出される。また、可動体3は、スライダ
4の外方への移動に伴って後退される。
【0028】このカードコネクタにおいて、カードCを
挿入するときのスライダ4の内方への移動は可動体3の
前進に追従し、カードCを引き抜くときのスライダ4の
外方への移動は可動体3の後退に追従して行われるの
で、カードCを挿入するときやカードCを引き抜くとき
にカードCの側端面Sにスライダ4の掛止部41が弾接
してその側端面Sに擦り傷を付けるといった事態が生じ
ることはない。
【0029】以上説明したカードコネクタは、可動体3
に左右方向に長い係合孔部35でなるガイド部を設け、
スライダ4にその係合孔部35に摺動自在に係合された
突起42でなる被ガイド部を設けてあるけれども、この
点は、図9のように、可動体3に左右方向に長い係合溝
部35aでなるガイド部を設け、スライダ4にその係合
孔部35に摺動自在に係合された突起42でなる被ガイ
ド部を設けてもよい。また、図10のように、可動体3
に左右方向に長い板片部35bでなるガイド部を設け、
スライダ4にその板片部35bを摺動自在に挟む一対の
突起42a,42aを設けてもよい。なお、上記したそ
れぞれの形態のガイド部をスライダ側に設け、被ガイド
部を可動体側に設けてもよい。
【0030】上記したカードコネクタは、それ単独では
ハーフロック機能を有しているに過ぎないけれども、可
動体3の上板部31に連結部34を外側に向けて切起し
形成しているので、その連結部34を利用することによ
ってフルロック機能を付与することが容易に可能にな
る。図11〜図13にフルロック機能を付与する場合の
具体例を説明的に示してある。
【0031】図11に示した具体例において、51は機
器側のシャーシを示しており、このシャーシ51の内側
には引張ばね61によって常時前方側へ付勢されたカー
ド排出用押圧体62が取り付けられており、その押圧体
62の操作つまみ部62aがシャーシ51に設けられた
開口52からその外側に突き出ている。また、シャーシ
51には、段付状のストッパ部63を備えたスライド部
材64が図において上下に移動可能に取り付けられてい
る。そして、図1及び図2などで説明したカードコネク
タの可動体3に設けられている上記連結部34に上記レ
バー62が前後方向Xで対向して配備されている。
【0032】この構成において、図2のようにカードC
がハーフロックされているときには、図11(a)のよ
うに、レバー62が引張ばね61によって前方へ引き寄
せられており、そのレバー62に連結部34が後方から
対向している。このときに、図11(a)のスライド部
材64が矢符Uのように上動されてストッパ部63が連
結部34の後側に位置されていると、連結部34の後方
への移動がストッパ部63によって阻止され、その連結
部34を備えている可動体3が前進位置で位置決めされ
る。このため、図2のようにカードセット空間14に挿
入されているカードCを後退方向Bに引張ってもカード
Cが引き抜かれることはない。フルロック状態である。
フルロック状態を解除するときには、スライド部材64
を図11(b)の矢符Dのように下動させてストッパ部
63を連結部34との対向位置から退避させればよい。
こうしてフルロック状態を解除すると、カードCは図2
で説明したハーフロック状態になるので、レバー61の
操作つまみ部62aを引張ばね61の付勢に抗し後方に
引いて連結部34を後方に押すという操作(矢符a)を
行うと、ハーフロック状態が解除されて可動体3が後退
し、その可動体3の係合部33がカードCを押してカー
ドCを後退させる。
【0033】図12に示した具体例において、シャーシ
53の内側にはカード排出用レバー65が上下及び前後
に移動可能に取り付けられており、そのレバー65の操
作つまみ部65aがシャーシ53に形成された開口54
から外側に突き出ている。開口54にはストッパ部56
が備わっている。そして、図1及び図2などで説明した
カードコネクタの可動体3に設けられている上記連結部
34が上記レバー62に前後方向Xで掛止されている。
【0034】この構成において、図2のようにカードC
がハーフロックされているときに、図12(a)のよう
にレバー65が上動されてストッパ部56に対向されて
いると、レバー65の後方への移動がストッパ部56に
よって阻止されるので、そのレバー部65に掛止されて
いる連結部34は後方に移動することができない。その
ため、連結部34を備えている可動体3が前進位置で位
置決めされる。したがって、図2のようにカードセット
空間14に挿入されているカードCを後退方向Bに引張
ってもカードCが引き抜かれることはない。フルロック
状態である。フルロック状態を解除するときには、操作
つまみ部65aを図12(b)の矢符Dのように下動さ
せてレバー65を上記ストッパ部56から退避させれば
よい。こうしてフルロック状態を解除すると、カードC
は図2で説明したハーフロック状態になるので、図12
(c)のように操作つまみ部65aを後方に移動させて
連結部34を後方に移動させるという操作(矢符b)を
行うと、ハーフロック状態が解除されて可動体3が後退
し、その可動体3の係合部33がカードCを押してカー
ドCを後退させる。
【0035】図13に示した具体例において、シャーシ
57の内側には引張ばね66によって常時前方側へ付勢
されたカード排出用押圧体67が取り付けられており、
その押圧体67の操作つまみ部67aがシャーシ57に
設けられた開口58からその外側に突き出ている。ま
た、シャーシ57の内側に、ばね68により図中下向き
に付勢された出退部材69が取り付けられている。この
出退部材69は凹入状の係合部71と傾斜面72とを有
している。一方、図1及び図2で説明した可動体3に設
けられている上記連結部34には、傾斜面73を有する
アタッチメント74が取り付けられている。そして、図
1及び図2などで説明したカードコネクタの可動体3に
設けられている上記連結部34に上記押圧体67が前後
方向Xで対向して配備されている。
【0036】この構成において、図2のようにカードC
がハーフロックされているときに、図13(a)のよう
に出退部材69の係合部71がアタッチメント74の先
端に係合していると、アタッチメント74が取り付けら
れている連結部34の後方への移動が係合部71によっ
て阻止されるので、その連結部34を備えている可動体
3が前進位置で位置決めされる。したがって、図2のよ
うにカードセット空間14に挿入されているカードCを
後退方向Bに引張ってもカードCが引き抜かれることは
ない。フルロック状態である。フルロック状態を解除す
るときには、操作つまみ部67aを図13(b)の矢符
cのように後方へ移動させ、押圧体67で出退部材69
の傾斜面72を押してその出退部材69をばね68の付
勢に抗し後退させて係合部71をアタッチメント74か
ら退避させればよい。こうしてフルロック状態を解除す
ると、カードCは図2で説明したハーフロック状態にな
るので、操作つまみ部67aを後方に移動させて連結部
34を後方に移動させるという操作を行うと、ハーフロ
ック状態が解除されて可動体3が後退し、その可動体3
の係合部33がカードCを押してカードCを後退させ
る。なお、カード挿入時には、図13(a)の矢符eの
ようにアタッチメント74の傾斜面73が出退部材69
を押して後退させた後、そのアタッチメント74の先端
が係合部71に係合してフルロック状態になる。
【0037】図11〜図13において、ストッパ部63
を有するスライド部材64、ストッパ部56を有するシ
ャーシ53、係合部71を有する出退部材69は、それ
ぞれ可動体3を前進位置で位置決めするためのロック部
材を形成している。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、カードセット空間に挿
入されたカードをばねを使わずにハーフロックすること
が可能である。また、本発明によれば、カードのロック
方式としてのハーフロック及びフルロックのいずれにも
対応可能なカードコネクタを提供することが可能になる
だけでなく、必要な部品点数の少ないカードコネクタを
提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カード挿入途中の状態での本発明に係るカード
コネクタを示す概略平面図である。
【図2】カードがハーフロックされた状態でのカードコ
ネクタを示す概略平面図である。
【図3】カードコネクタの要部の分解斜視図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿う拡大断面図である。
【図5】図1のV−V線に沿う拡大断面図である。
【図6】カードの凹入部の形状を示した概略斜視図であ
る。
【図7】カードの凹入部の他の形状を示した概略斜視図
である。
【図8】カードの凹入部のさらに他の形状を示した概略
斜視図である。
【図9】他の実施形態に係るカードコネクタの要部の分
解斜視図である。
【図10】さらに他の実施形態に係るカードコネクタの
要部の分解斜視図である。
【図11】(a)はフルロック状態の説明図、(b)は
フルロック解除状態の説明図である。
【図12】(a)は他のフルロック状態の説明図、
(b)は他のフルロック解除状態の説明図、(c)はカ
ード排出状態の説明図である。
【図13】(a)はさらに他のフルロック状態の説明
図、(b)はさらに他のフルロック解除状態の説明図で
ある。
【図14】(a)は従来のハーフロック機能を備えたカ
ードコネクタの説明図、(b)は従来のハーフロック機
能を備えた他のカードコネクタの説明図である。
【図15】(a)は従来のフルロック機能を備えたカー
ドコネクタの説明図、(b)は従来のフルロック機能を
備えた他のカードコネクタの説明図である。
【符号の説明】
1 ボディ 3 可動体 4 スライダ 12,13 アーム部 14 カードセット空間 18 溝部 19 ガイド面 33 係合部 34 連結部 35 係合孔部(ガイド部) 35a 係合溝部(ガイド部) 35b 板片部(ガイド部) 41 掛止部 42,42a 突起(被ガイド部) C カード H 凹入部 X 前後方向 C−C カードセット空間の中心線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードが前後方向で挿抜されるカードセ
    ット空間を形成するボディに、前方にいくほどカードセ
    ット空間の中心線に近づくように傾斜したガイド面が設
    けられ、このボディに、前進後退可能に可動体が取り付
    けられていると共に上記ガイド面に沿って内外方向に案
    内されるスライダが取り付けられ、上記可動体と上記ス
    ライダとに左右方向に長いガイド部とこのガイド部に摺
    動自在に係合された被ガイド部とが振り分けて設けら
    れ、上記可動体に上記カードセット空間に挿入されるカ
    ードの前端が係合する係合部が設けられ、 上記係合部が上記カードに押されて上記可動体が前進位
    置に達するときの上記スライダの内方への移動により上
    記カードセット空間に突出してそのカードの側部に設け
    られた凹入部に嵌入することによりそのカードを抜け止
    めし、上記可動体がその前進位置から後退するときの上
    記スライダの外方への移動により上記カードの上記凹入
    部から抜け出て上記カードセット空間から後退すること
    によりそのカードの抜止め状態を解除する掛止部が、上
    記スライダに設けられていることを特徴とするカードコ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 上記可動体に、その可動体を前進位置で
    位置決めするためのロック部材が係脱されるロック部材
    連携用の連結部が設けられている請求項1に記載したカ
    ードコネクタ。
  3. 【請求項3】 上記ボディが上記カードセット空間の両
    側に位置する左右一対のアーム部を有し、その片側のア
    ーム部にそのアーム部を斜めに横切る溝部が形成されて
    その溝部の溝壁面が上記ガイド面となされていると共
    に、上記スライダが上記溝部に嵌合されて上記ガイド面
    により内外方向に案内されるようになっており、 上記可動体が左右一対の上記アーム部に跨がって配備さ
    れた金属製のカバー体でなり、上記係合部がそのカバー
    体に設けられた切起し片でなり、 上記スライダに突起でなる上記被ガイド部が設けられ、
    その被ガイド部が上記カバー体に形成された左右方向に
    長い長孔状の上記ガイド部に係合されている請求項1又
    は請求項2に記載したカードコネクタ。
  4. 【請求項4】 上記連結部が、上記カバー体に設けられ
    た切起し片でなる請求項2又は請求項3に記載したカー
    ドコネクタ。
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