JPH11149327A - 携帯用情報電子機器 - Google Patents

携帯用情報電子機器

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Publication number
JPH11149327A
JPH11149327A JP9315605A JP31560597A JPH11149327A JP H11149327 A JPH11149327 A JP H11149327A JP 9315605 A JP9315605 A JP 9315605A JP 31560597 A JP31560597 A JP 31560597A JP H11149327 A JPH11149327 A JP H11149327A
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JP
Japan
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hinge
main body
portable information
information electronic
electronic device
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Application number
JP9315605A
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English (en)
Inventor
Kenichi Morinaga
健一 森永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補助機器の傾斜角度を自由に調整することが
できると共に、該補助機器を機器本体から容易に取り外
すこと。 【解決手段】 機器本体1と補助機器2とがヒンジ3を
介して互いに回動可能に接続された携帯用情報電子機器
において、前記ヒンジ3が、機器本体1及び補助機器2
の互いに対向する両接続用凹部8,16に挿入されるヒ
ンジ本体19と、該ヒンジ本体19の両端部に一対ずつ
出没可能に設けられてばね28により外方に付勢された
可動支軸20a〜20dとを有し、該各可動支軸20a
〜20dの先端部が各接続用凹部8,16の両側面に形
成したヒンジ孔29に係脱可能に嵌入されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理やデータ
通信などを行なうための携帯用情報端末などと称される
携帯用情報電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の情報電子機器の一例とし
て実公平7−26745号公報に記載のものがある。こ
れは、制御部を内蔵した機器本体とモニターを備えた補
助機器とを有し、該補助機器の上端部を前記機器本体の
上端部にヒンジを介して接続したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
ヒンジを中心に補助機器を回動させて、該補助機器の傾
斜角度を自由に調整することができるが、前記ヒンジに
より補助機器が機器本体に一体的に接続されているた
め、その機器本体から補助機器を取り外して運び易くし
たり、補助機器の機器本体に対する取り付け状態を変更
したりすることができず、使い勝手が悪いという欠点が
ある。
【0004】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、補助機
器の傾斜角度を自由に調整することができると共に、該
補助機器を機器本体から容易に取り外すことができ、し
かも、その補助機器の機器本体への取り付け状態を簡単
に変更することができる携帯用情報電子機器を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、機器本体と補助機器とがヒ
ンジを介して互いに回動可能に接続された携帯用情報電
子機器において、前記機器本体及び補助機器の外周縁に
接続用凹部が形成され、該両接続用凹部に前記ヒンジが
着脱可能に装着されていることを特徴としている。
【0006】上記構成によれば、ヒンジが両接続用凹部
内に装着されて機器本体及び補助機器の外部に突出して
いないので、外観上の体裁が良好である。また、前記ヒ
ンジを中心に補助機器を回動させて、該補助機器の傾斜
角度を自由に調整することができると共に、前記ヒンジ
を前記接続用凹部から離脱させることにより、機器本体
から補助機器を取り外して運び易くすることができる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記接続用凹部が、前記機器本体及び補助
機器の外周縁に複数形成されていることを特徴としてい
る。
【0008】上記構成によれば、ヒンジを装着するため
の接続用凹部が機器本体及び補助機器の外周縁に複数形
成されているから、例えば機器本体の上縁に補助機器を
横長に接続したり、機器本体の上縁に補助機器を縦長に
接続したり、または、機器本体の側縁に補助機器を横長
に接続したりして、補助機器の機器本体に対する取り付
け状態を自在に変更することができ、使い勝手が良好で
ある。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記ヒンジが、前記機器本体及び
補助機器の互いに対向する前記両接続用凹部に挿入され
るヒンジ本体と、該ヒンジ本体の両端部に一対ずつ出没
可能に設けられてばねにより外方に付勢された可動支軸
とを有し、該各可動支軸の先端部が前記各接続用凹部の
両側面に形成したヒンジ孔に係脱可能に嵌入されること
を特徴としている。
【0010】上記構成において、ヒンジ本体の両端部に
一対ずつ設けた可動支軸を中心に補助機器を回動させる
ことにより、該補助機器を機器本体に重合させて二つ折
り状態にしたり、前記補助機器を機器本体から離間させ
て展開状態にすることができる。
【0011】この場合、接続用凹部内のヒンジ本体を把
持して外方に強制的に引っ張るだけで、ヒンジ本体の両
端部に出没可能に設けた各可動支軸がばねに抗してヒン
ジ本体内に没入され、ヒンジを接続用凹部から容易に離
脱させることができる。また、ヒンジ本体を把持して接
続用凹部内に強制的に押し込むだけで、上記と逆の手順
で各可動支軸がヒンジ孔に嵌入され、ヒンジを接続用凹
部内に装着することができる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記ヒンジが、前記機器本体及び
補助機器の互いに対向する前記両接続用凹部に挿入され
るヒンジ本体と、該ヒンジ本体の一方端部に出没可能に
設けられてばねにより外方に付勢された一対の可動支軸
と、前記ヒンジ本体の他方端部に固定された一対の固定
支軸とを有し、その可動及び固定の各支軸の先端部がそ
れぞれ前記各接続用凹部の両側面に形成したヒンジ孔に
係脱可能に嵌入されることを特徴としている。
【0013】上記構成によれば、接続用凹部内のヒンジ
本体を把持して、該ヒンジ本体をその一方端部に出没可
能に設けた可動支軸側に押圧することにより、該可動支
軸をばねに抗してヒンジ本体内に没入させて、前記ヒン
ジ本体の他方端部に固定した固定支軸をヒンジ孔から脱
出させた後、前記ヒンジ本体を強制的に外方に引っ張る
だけで、ヒンジを接続用凹部から離脱させることができ
る。また、ヒンジ本体を把持して可動支軸をヒンジ孔に
嵌入させた後、ヒンジ本体を接続用凹部内に強制的に押
し込むだけで、上記とは逆の手順で固定支軸がヒンジ孔
に嵌入され、ヒンジを接続用凹部内に装着することがで
きる。更に、請求項3記載の発明に比べて、ばねの数が
半減されているので、その分だけ製作費を安くすること
ができる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項3または4
記載の発明において、前記ヒンジ本体が、左右一対の端
枠部と、該両端枠部間に平行に配置されてその両端部が
前記両端枠部に回転可能に連結された上下一対の主軸と
を有し、該各主軸の側面にコネクターが設けられ、前記
端枠部内及び両主軸内を通って前記両コネクターどうし
を電通するケーブルが設けられ、前記各コネクターを前
記各接続用凹部に設けたコネクターに嵌合させるように
したことを特徴としている。
【0015】上記構成によれば、コネクター及びケーブ
ルを介して機器本体と補助機器とを電通させることがで
きると共に、前記ケーブルが端枠部及び両主軸内に挿通
されており、外部に露出されていないので、外観上の体
裁が良好である。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1から5の
いずれかに記載の発明において、前記機器本体及び補助
機器の両方またはその一方にモニターが設けられている
ことを特徴としている。
【0017】上記構成によれば、モニターを機器本体及
び補助機器の両方に設けることにより、その機器本体か
ら補助機器にかけて大画面を形成することができる。ま
た、モニターを機器本体または補助機器の一方に設ける
ことにより、その他方に補助バッテリーやキーボードな
どを設けて、機器本体及び補助機器を機能的に活用する
ことができる。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、前記モニターが液晶画面からなり、その液
晶画面に透明タブレットが装着されていることを特徴と
している。
【0019】上記構成によれば、透明タブレットをタッ
チ操作して文書作成などを容易に行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図3は本発明の実施の一形
態である携帯用情報電子機器を示すものであって、ほぼ
同一の矩形状に形成された機器本体1と補助機器2とが
ヒンジ3を介して互いに回動可能に接続されている。
【0021】前記機器本体1は、マイクロコンピュータ
からなる主制御部(図示せず)を内蔵し、その上面に電
源スイッチ4と液晶画面からなる主モニター5とが設け
られ、該主モニター5に透明タブレット6が装着されて
おり、その透明タブレット6を操作ペン7でタッチ操作
することにより、各種の情報処理を行うことができる。
また、機器本体1の外周縁に、ヒンジ3を装着するため
の複数(この実施に形態では2つ)の接続用凹部8,9
と、ICカードと称されるカード状情報媒体10を挿入
するためのカード挿入口11と、操作ペン7を格納する
ためのペン格納溝12とが形成されている。
【0022】前記補助機器2は、マイクロコンピュータ
からなる補助制御部(図示せず)を内蔵し、その上面に
液晶画面からなる補助モニター14が設けられ、該補助
モニター14に透明タブレット15が装着されている。
また、補助機器2の外周縁にヒンジ3を装着するための
複数(この実施に形態では2つ)の接続用凹部16,1
7が形成されている。
【0023】前記ヒンジ3は、図4に示すように、機器
本体1及び補助機器2の互いに対向する両接続用凹部
8,16(または8,17、9,17)に挿入されるヒ
ンジ本体19と、該ヒンジ本体19の両端部に一対ずつ
設けられた可動支軸20a〜20dとを有し、前記ヒン
ジ本体19が、左右一対の端枠部21,22と、該端枠
部21,22間に設けた上下一対の主軸23,24とに
より構成されている。
【0024】上記構成によれば、ヒンジ3が両接続用凹
部8,16(または8,17、9,17)内に装着され
て機器本体1及び補助機器2の外部に突出していないの
で、外観上の体裁が良好である。また、ヒンジ3を中心
に補助機器2を回動させて、該補助機器2の傾斜角度を
自由に調整することができると共に、ヒンジ3を接続用
凹部8,16(または8,17、9,17)から離脱さ
せることにより、補助機器2を機器本体1から取り外し
て運び易くすることができる。
【0025】前記可動支軸20a〜20dは、図4に示
すように、各端枠部21,22内に形成したがガイド孔
26内に移動可能に挿通されると共に、該各可動支軸2
0a〜20dに突設した抜け止め用鍔部27に係合する
ばね28により、先端部が各端枠部21,22の側壁に
貫設した貫通孔を通って外部に出没可能に突出されて接
続用凹部8,16(または8,17、9,17)の側面
に貫設したヒンジ孔29に係脱可能に嵌入されている。
【0026】上記構成において、可動支軸20a〜20
dを中心に補助機器2を回動させることにより、該補助
機器2を機器本体1に重合させて二つ折り状態にしたり
(図2仮想線参照)、補助機器2を機器本体1から離間
させて展開状態にすることができる(図2実線参照)。
【0027】また、補助機器2を機器本体1に重合させ
た状態で(図3参照)、接続用凹部8,16(または
8,17、9,17)内のヒンジ本体19を把持して外
方に強制的に引っ張るだけで、各可動支軸20a〜20
dがばね28に抗して各端枠部21,22内に没入さ
れ、ヒンジ3を接続用凹部8,16(または8,17、
9,17)から容易に離脱させることができる(図3実
線参照)。更に、ヒンジ本体19を把持して接続用凹部
8,16(または8,17、9,17)内に強制的に押
し込むだけで、上記と逆の手順で各可動支軸20a〜2
0dがヒンジ孔29に嵌入され、ヒンジ3を接続用凹部
8,16(または8,17、9,17内に簡単に装着す
ることができる(図4参照)。
【0028】前記各主軸23,24は、図4及び図5に
示すように、その端板部の中央部に貫設した貫通孔23
a,24aを各端枠部21,22の側面に一対ずつ突設
した拡縮径可能なスリット付き円筒部31に嵌合させて
該各円筒部31の抜け止め突起部31aに係合させるこ
とにより、上側可動支軸20a,20c及び下側可動支
軸20b,20dと同心状態で各端枠部21,22に回
転可能に連結されている。また、各主軸23,24の側
面に雄型コネクター33が設けられ、一方の端枠部21
内及び両主軸23,24内を通って両雄型コネクター3
3どうしを電通するケーブル34が設けられており、各
雄型コネクター33を前記各接続用凹部8,9,16,
17に設けた雌型コネクター35に嵌合させるようにし
ている(図5参照)。
【0029】上記構成によれば、コネクター33,35
及びケーブル34を介して機器本体1の主制御部と補助
機器2の補助制御部とを電通させることができると共
に、ケーブル34が一方の端枠部21及び両主軸23,
24内に挿通されており、外部に露出されていないの
で、外観上の体裁が良好である。
【0030】上記構成に基づいて使用状態を説明する
と、図1に示すように、ヒンジ3を介して機器本体1の
上縁に補助機器2を横長に接続した状態で、電源スイッ
チ4を入れることにより、主及び補助の両モニター5,
14に初期メニューが表示され、その初期メニューの各
種機能のうち、例えば「文書作成」を操作ペン7により
タッチ操作して選択すると、図6に示すように、両モニ
ター5,14に文書作成部37とキーボード部38とが
表示され、そのキーボード部38を操作ペン7でタッチ
操作することにより、文書作成部37に文書を作成する
ことができる。
【0031】上記構成によれば、機器本体1から補助機
器2にかけて両モニター5,14により大画面を形成す
ることができ、横書きの文章を作成するのに適してい
る。
【0032】図7に示すように、ヒンジ3を介して機器
本体1の上縁に補助機器2を縦長に接続した状態で、電
源スイッチ4を入れ、前記と同様の操作を行うことによ
り、図8に示すように、縦書きの文章を作成するのに適
した状態にすることができる。
【0033】図9に示すように、ヒンジ3を介して機器
本体1の側縁に補助機器2を横長に接続した状態で、電
源スイッチ4を入れ、主及び補助の両モニター5,14
に表示された各種機能のうち、例えば「表計算」を選択
すると、図10に示すように、表計算部39とキーボー
ド部38とが表示され、そのキーボード部38を操作ペ
ン7でタッチ操作することにより、表計算部39に計算
した数値を表示することができる。
【0034】上記構成によれば、機器本体1から補助機
器2にかけてモニター5,14により横長の大画面を形
成することができるから、横幅の広い表でも、その全体
を表示することができ、表をスクロールにより横移動さ
せるという面倒な操作が不要であり、使い勝手がよい。
なお、作成した文章や表はカード状情報媒体10に記憶
される。
【0035】図11はヒンジ3の変形例を示すものであ
って、一方の端枠部21に出没可能に設けられてばね2
8により外方に付勢された一対の可動支軸40a,40
bと、他方の端枠部22に固定された一対の固定支軸4
0c,40dとを有し、その可動及び固定の各支軸40
a〜40dの先端部がそれぞれ各接続用凹部8,16
(または8,17、9,17)の両側面に貫設したヒン
ジ孔29に係脱可能に嵌入され、可動支軸40a,40
bの先端に突設した鍔部41が各接続用凹部8,16
(または8,17、9,17)の側面に当接されてい
る。上記以外の構成は図4に示すヒンジ3とほぼ同じで
あるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省略
する。
【0036】上記構成によれば、接続用凹部8,16
(または8,17、9,17)内のヒンジ本体19を把
持して、該ヒンジ本体19を可動支軸40a,40b側
に押圧することにより、図11に一点鎖線で示すよう
に、可動支軸40a,40bをばね28に抗して一方の
端枠部21内に没入させて、固定支軸40c,40dを
ヒンジ孔29から脱出させた後、ヒンジ本体19を強制
的に外方に引っ張るだけで、ヒンジ3を接続用凹部8,
16(または8,17、9,17)から離脱させること
ができる。また、ヒンジ本体19を把持して可動支軸4
0a,40bをヒンジ孔29に嵌入させた後、ヒンジ本
体19を接続用凹部8,16(または8,17、9,1
7)内に強制的に押し込むだけで、上記とは逆の手順で
固定支軸40c,40dがヒンジ孔29に嵌入され、ヒ
ンジ3を接続用凹部8,16(または8,17、9,1
7)内に簡単に装着することができる。更に、図4に示
すヒンジ3に比べて、ばね28の数が半減されているの
で、その分だけ製作費を安くすることができる。
【0037】上記実施の形態では、機器本体1及び補助
機器2の両方にモニター5,14を設けたが、これに限
定されるわけではなく、例えば、機器本体1にのみモニ
ター5を設け、補助モニター14に補助バッテリーを設
けてもよい。これによって、長時間連続使用することが
できる。また、補助機器2にのみモニター14を設け、
機器本体1にキーボードなどを設けてもよい。これによ
って、機器本体1及び補助機器2を機能的に活用するこ
とができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ヒンジが
両接続用凹部内に装着されて機器本体及び補助機器の外
部に突出していないので、外観上の体裁が良好である。
また、前記ヒンジを中心に補助機器を回動させて、該補
助機器の傾斜角度を自由に調整することができると共
に、前記ヒンジを前記接続用凹部から離脱させることに
より、機器本体から補助機器を取り外して運び易くする
ことができる。
【0039】請求項2記載の発明によれば、ヒンジを装
着するための接続用凹部が機器本体及び補助機器の外周
縁に複数形成されているから、例えば機器本体の上縁に
補助機器を横長に接続したり、機器本体の上縁に補助機
器を縦長に接続したり、または、機器本体の側縁に補助
機器を横長に接続したりして、補助機器の機器本体に対
する取り付け状態を自在に変更することができ、使い勝
手が良好である。
【0040】請求項3記載の発明によれば、接続用凹部
内のヒンジ本体を把持して外方に強制的に引っ張るだけ
で、ヒンジ本体の両端部に出没可能に設けた各可動支軸
がばねに抗してヒンジ本体内に没入され、ヒンジを接続
用凹部から容易に離脱させることができる。また、ヒン
ジ本体を把持して接続用凹部内に強制的に押し込むだけ
で、上記と逆の手順で各可動支軸がヒンジ孔に嵌入さ
れ、ヒンジを接続用凹部内に装着することができる。
【0041】請求項4記載の発明によれば、接続用凹部
内のヒンジ本体を把持して該ヒンジ本体をその一方端部
に出没可能に設けた可動支軸側に押圧することにより、
該可動支軸をばねに抗してヒンジ本体内に没入させて、
前記ヒンジ本体の他方端部に固定した固定支軸をヒンジ
孔から脱出させた後、前記ヒンジ本体を強制的に外方に
引っ張るだけで、ヒンジを接続用凹部から離脱させるこ
とができる。また、ヒンジ本体を把持して可動支軸をヒ
ンジ孔に嵌入させた後、ヒンジ本体を接続用凹部内に強
制的に押し込むだけで、上記とは逆の手順で固定支軸が
ヒンジ孔に嵌入され、ヒンジを接続用凹部内に装着する
ことができる。更に、請求項3記載の発明に比べて、ば
ねの数が半減されているので、その分だけ製作費を安く
することができる。
【0042】請求項5記載の発明によれば、コネクター
及びケーブルを介して機器本体と補助機器とを電通させ
ることができると共に、前記ケーブルが端枠部及び両主
軸内に挿通されており、外部に露出されていないので、
外観上の体裁が良好である。
【0043】請求項6記載の発明によれば、モニターを
機器本体及び補助機器の両方に設けることにより、その
機器本体から補助機器にかけて大画面を形成することが
できる。また、モニターを機器本体または補助機器の一
方に設けることにより、その他方に補助バッテリーやキ
ーボードなどを設けて、機器本体及び補助機器を機能的
に活用することができる。
【0044】請求項7記載の発明によれば、透明タブレ
ットをタッチ操作して文書作成などを容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態である携帯用情報電子
機器の正面図である。
【図2】 同側面図である。
【図3】 同分解斜視図である。
【図4】 同ヒンジの縦断面図である。
【図5】 同ヒンジの横断面図である。
【図6】 同モニターの正面図である。
【図7】 同補助機器を縦長に接続した状態の正面図で
ある。
【図8】 同縦長状態におけるモニターの正面図であ
る。
【図9】 同補助機器を横長に接続した状態の正面図で
ある。
【図10】 同横長状態におけるモニターの正面図であ
る。
【図11】 同ヒンジの変形例を示す一部切り欠き正面
図である。
【符号の説明】
1 機器本体 2 補助機器 3 ヒンジ 5 主モニター 6 透明タブレット 8,9 接続用凹部 14 補助モニター 15 透明タブレット 16,17 接続用凹部 19 ヒンジ本体 20a〜20d 可動支軸 21,22 端枠部 23,24 主軸 28 ばね 29 ヒンジ孔 33 雄型コネクター 34 ケーブル 35 雌型コネクター 40a,40b 可動支軸 40c,40d 固定支軸

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体と補助機器とがヒンジを介して
    互いに回動可能に接続された携帯用情報電子機器におい
    て、前記機器本体及び補助機器の外周縁に接続用凹部が
    形成され、該両接続用凹部に前記ヒンジが着脱可能に装
    着されていることを特徴とする携帯用情報電子機器。
  2. 【請求項2】 前記接続用凹部が、前記機器本体及び補
    助機器の外周縁に複数形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の携帯用情報電子機器。
  3. 【請求項3】 前記ヒンジが、前記機器本体及び補助機
    器の互いに対向する前記両接続用凹部に挿入されるヒン
    ジ本体と、該ヒンジ本体の両端部に一対ずつ出没可能に
    設けられてばねにより外方に付勢された可動支軸とを有
    し、該各可動支軸の先端部が前記各接続用凹部の両側面
    に形成したヒンジ孔に係脱可能に嵌入されることを特徴
    とする請求項1または2記載の携帯用情報電子機器。
  4. 【請求項4】 前記ヒンジが、前記機器本体及び補助機
    器の互いに対向する前記両接続用凹部に挿入されるヒン
    ジ本体と、該ヒンジ本体の一方端部に出没可能に設けら
    れてばねにより外方に付勢された一対の可動支軸と、前
    記ヒンジ本体の他方端部に固定された一対の固定支軸と
    を有し、その可動及び固定の各支軸の先端部がそれぞれ
    前記各接続用凹部の両側面に形成したヒンジ孔に係脱可
    能に嵌入されることを特徴とする請求項1または2記載
    の携帯用情報電子機器。
  5. 【請求項5】 前記ヒンジ本体が、左右一対の端枠部
    と、該両端枠部間に平行に配置されてその両端部が前記
    両端枠部に回転可能に連結された上下一対の主軸とを有
    し、該各主軸の側面にコネクターが設けられ、前記端枠
    部内及び両主軸内を通って前記両コネクターどうしを電
    通するケーブルが設けられ、前記各コネクターを前記各
    接続用凹部に設けたコネクターに嵌合させるようにした
    ことを特徴とする請求項3または4記載の携帯用情報電
    子機器。
  6. 【請求項6】 前記機器本体及び補助機器の両方または
    その一方にモニターが設けられていることを特徴とする
    請求項1から5のいずれかに記載の携帯用情報電子機
    器。
  7. 【請求項7】 前記モニターが液晶画面からなり、その
    液晶画面に透明タブレットが装着されていることを特徴
    とする請求項6記載の携帯用情報電子機器。
JP9315605A 1997-11-17 1997-11-17 携帯用情報電子機器 Pending JPH11149327A (ja)

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