JPH11148716A - 給湯器 - Google Patents

給湯器

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JPH11148716A
JPH11148716A JP9317460A JP31746097A JPH11148716A JP H11148716 A JPH11148716 A JP H11148716A JP 9317460 A JP9317460 A JP 9317460A JP 31746097 A JP31746097 A JP 31746097A JP H11148716 A JPH11148716 A JP H11148716A
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Sadao Okada
貞雄 岡田
Hirofumi Harada
弘文 原田
Kumiko Ankei
久美子 安谿
Naoki Tajima
直樹 田島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】給湯を停止した後、迅速に給湯を再開すること
のできる給湯器を提供することを目的とする。 【解決手段】感熱応動弁8の上流側に給湯路1から分岐
した排出路10を設け、更に、感熱応動弁8が閉弁・開
弁したときに開弁・閉弁して排出路10を開閉する排出
弁9とを設ける。所定温度より高温の湯が流れてきたと
きは、感熱応動弁8が閉弁するとともに、排出弁9が開
弁する。これにより、所定温度より高温の湯は排出路1
0に流され、所定温度より低温の湯又は水が給湯路1の
上流から感熱応動弁8まで流れてくることが可能にな
る。所定温度より低温の湯又は水が流れてきたときは、
感熱応動弁8が開弁するとともに、排出弁9が閉弁す
る。従って、給湯が停止しても、その後迅速に給湯を再
開することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給湯器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスバーナを用いた熱交換器と、
熱交換器で加熱された湯を供給する給湯路とを設けた給
湯器がある。この給湯器において、使用者による誤操作
のため、或いは給湯停止後の熱交換器の余熱により給湯
路内の水が熱交換器により過加熱されるいわゆる後沸き
のため、所定温度より高温の湯が生じる場合がある。こ
の所定温度は、これより高温の湯が供給されると使用者
に不快を与えるおそれのある温度である。
【0003】かかる所定温度より高温の湯の供給を停止
するため、自身近傍の給湯路の水温が所定温度以上にな
ると応答して閉弁する感熱応動弁を熱交換器より下流側
の給湯路に設けた給湯器が知られている(例えば、特許
第2507244号参照)。この給湯器によれば、所定
温度より高温の湯に感熱応動弁が閉弁して給湯路が遮断
されるため、この所定温度より高温の湯は供給されず、
使用者は給湯器の使用に際して不快に感じることがな
い。
【0004】給湯停止により、自身の誤操作等に気づい
た使用者が給湯器の再操作等をすると、所定温度より低
温の湯が供給されうる状態になる。しかし、給湯路内に
残った所定温度より高温の湯がこの所定温度より低温ま
で自然冷却されない限り、感熱応動弁が閉弁されたまま
である。従って、給湯の停止から再開までにある程度長
時間を要し、使用者はその間給湯器を使用できないとい
う不都合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記不都合を
解消して、給湯が停止された後、迅速に給湯を再開する
ことのできる給湯器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の給湯器は、水加熱器と、該水加熱器で加熱さ
れた湯を供給する給湯路と、該水加熱器より下流側の給
湯路に設けられ、該給湯路内の水温に応じて該給湯路を
開閉する感熱応動弁とを有する給湯器において、前記感
熱応動弁より上流側の前記給湯路に設けられ、感熱応動
弁が閉弁したときには、給湯路から湯又は水を排出し、
感熱応動弁が開弁したときには、給湯路から湯又は水の
排出を停止する排出手段を有することを特徴とする。
【0007】前記感熱応動弁は、所定温度領域の湯又は
水(以下「適温水」)に応答して開弁し、前記所定温度
領域外の温度の湯又は水(以下「不適温水」)に応答し
て閉弁するように構成されている。この所定温度領域
は、使用者が快適な使用感が得られるように設定されて
いる。この給湯器において不適温水が生じても、感熱応
動弁が閉弁して給湯路を遮断するので、不適温水は供給
されず、使用者は不快に感じることなく給湯器を使用で
きる。
【0008】前記給湯器においては感熱応動弁が閉弁し
たとき、排出手段により感熱応動弁の上流側の給湯路に
ある不適温水が排出される。従って、適温水が供給され
る状態になれば、給湯路内の水温が時間を置かずに適温
水の温度となる。この適温水に応答して感熱応動弁が開
弁し、使用者への給湯・給水が再開される。このよう
に、排出手段を備えることにより、適温水が供給される
状況になると迅速に感熱応動弁が再度開弁する。従っ
て、給湯・給水の停止から再開までに要する時間が短縮
され、使用者は給湯器をより快適に使用できる。
【0009】不適温水として使用者に不快感を与えるお
それのある所定温度より高温の湯を設定した場合、感熱
応動弁はこの高温の湯に応答して閉弁する。従って、所
定温度より高温の湯は供給されないので使用者は不快に
感じることはない。また、この高温の湯が排出されるこ
とにより給湯路の遮断から再開までの時間が短縮可能と
なり、使用者は快適に給湯器を使用できる。
【0010】不適温水として使用者に不快感を与えるお
それのある所定温度よりも低温の水を設定した場合、感
熱応動弁はこの低温の水に応答して閉弁する。所定温度
より低温の水が給湯器の使用開始前に給湯路にあると
き、給湯器の使用開始から給湯路内の水が水加熱器によ
り該所定温度以上まで昇温されて供給開始されるまでの
間、この低温の水は排出されて供給されないので使用者
は不快に感じることはない。給湯器使用中に所定温度よ
り低温の水が生じた場合も同様である。また、この低温
の水の排出により給湯路の遮断から再開までの時間が短
縮可能となり、使用者は快適に給湯器を使用できる。
【0011】前記排出手段としては、給湯路から分岐し
て設けられた排出路と、給湯路の水圧に応じて排出路を
開閉する排出弁とよりなるものが好適である。
【0012】この排出弁は、自身にかかる圧力が所定圧
力より大きくなると開弁し、小さくなると閉弁するよう
に構成されている。不適温水に応答して感熱応動弁が閉
弁して給湯路が遮断されると、給湯路内の水圧が上昇
し、排出弁にかかる圧力が上昇する。この圧力が前記所
定圧力より大きくなると、排出弁が開弁され、不適温水
が給湯路から排出路へ排出される。これにより、時間を
置かずに給湯路内の水温が適温水の温度となる。この適
温水に応答して感熱応動弁が開弁し、給湯路が連通され
ると、給湯路内の水圧が降下し、排出弁にかかる圧力が
降下する。この圧力が前記所定圧力より小さくなると、
排出弁は閉弁する。このようにこの排出弁は、感熱応動
弁の閉弁・開弁に伴う給湯路内の水圧の上昇・下降に応
答して開弁・閉弁し、不適温水のみを排出路を介して排
出できる。
【0013】他の態様の前記排出手段としては、給湯路
から分岐して設けられた排出路と、給湯路の水温に応じ
て排出路を開閉する排出弁とよりなるものが好適であ
る。
【0014】この排出弁は、適温水に応じて閉弁し、不
適温水に応じて開弁するように構成されている。不適温
水が流れてくると、感熱応動弁が閉弁するとともに、排
出弁が開弁し、不適温水が給湯路から排出路へ排出され
る。これにより、時間を置かずに適温水が流れてくるこ
とができる。適温水が流れてくると、感熱応動弁が開弁
するとともに、排出弁が閉弁する。このようにこの排出
弁は、水温に応答して感熱応動弁の閉弁・開弁と同時に
開弁・閉弁し、不適温水のみを排出路を介して排出でき
る。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、添付の図面を参照しなが
ら、本発明の給湯器の実施形態について説明する。図1
は本発明の給湯器の説明的構成図であり、図2乃至図5
は本発明の給湯器における感熱応動弁及び排出弁の説明
的断面図である。
【0016】まず、本発明の第一実施形態の給湯器につ
いて、図1乃至図5に従って説明する。図1の給湯器に
おいて、1は湯又は水が通過する給湯路、2はバーナ3
により加熱されて給湯路1を通過する水を昇温させる熱
交換器、4はバーナ3にガスを供給するガス供給路であ
る。
【0017】給湯路1には、熱交換器2の上流側に水圧
受動部5及び水量調節弁6が設けられ、下流側には給湯
栓7、感熱応動弁8が設けられている。感熱応動弁8の
近傍かつ給湯路の上流側には、給湯路1より分岐し、排
出弁9により開閉される排出路10が設けられている。
給湯路1の末端には湯又は水をシャワー状にして使用者
に供給するためのシャワーヘッド11が設けられてい
る。
【0018】水圧受動部5は給湯路1の水流圧力に応じ
て駆動される。水流調節弁6は温度制御部12の操作に
より給湯路1の開口度を制御して通水量を調節する。給
湯栓7はつまみの操作により開閉され、給湯路1を遮断
・連通させる。感熱応動弁8は、その近傍の水温が所定
温度より高温のときには開弁し、低温のときには閉弁す
るように構成されている。以下、後述の第二実施形態の
給湯器の説明に用いる所定温度と区別するため、本実施
形態においてはこの所定温度を第1所定温度ということ
にする。第1所定温度は、これより高温の湯が供給され
ると使用者に不快を与えるおそれのある温度に設定され
ている。排出弁9は、感熱応動弁8の閉弁・開弁に伴っ
て開弁・閉弁するように構成されている。
【0019】ガス供給路4には、水圧応動弁13と、ガ
ス量調節弁14と、ガスガバナ15とが設けられてい
る。水圧応動弁13は水圧受動部5と一体的に形成され
ており、水圧受動部5が給湯路1を流れる水の圧力によ
り駆動されると、それに応じて開弁駆動される。ガス量
調節弁14は、温度制御部12の操作によりガス供給路
4の開口度を制御してバーナ3へのガス供給量を調節す
る。ガスガバナ15はバーナ3に供給されるガスのガス
圧を一定にする。
【0020】使用者が給湯を開始させるべく、温度制御
部12を操作し、給湯栓7を開くと、これに応じて水量
調節弁6及びガス量調節弁14の開口度が適宜調節され
るとともに図示しない水道管より給湯路1に水が供給さ
れる。水流の圧力により水圧受動部5が駆動されるとと
もに、水圧応動弁13が開弁駆動され、バーナ3にガス
が供給され、このガスが図示しない点火手段により点火
されてバーナ3に燃焼炎が生じる。バーナ3の燃焼炎に
より加熱された熱交換器2により、給湯路1を通過する
水が加熱され、シャワーヘッド11を介して供給され
る。また、使用者が給水を開始させるべく、温度制御部
12を操作し、給湯栓7を開くと、これに応じてガス量
調節弁14が閉弁された状態で給湯路1に水が供給され
る。ガス量調節弁14が閉弁しているので、バーナ3に
ガスが供給されず、バーナ3には燃焼炎が生じない。従
って、給湯路1を通過する水が熱交換器2により加熱さ
れないでシャワーヘッド11を介して供給される。な
お、本実施形態の給湯器においては、水を加熱する手段
として、バーナ3により加熱される熱交換器2を用いた
が、電熱器等の手段を用いてもよい。
【0021】第一実施形態の給湯器の主要部である感熱
応動弁8及び排出弁9について図2及び図3を用いて説
明する。感熱応動弁8は、有底筒状の弁本体16と、弁
本体16の内部に軸方向に可動に内挿された略筒状の弁
体17とを有する。弁本体16内には弁体17をその右
方向に付勢しているバネ18と、形状記憶合金よりな
り、弁体17をその左方向に付勢している感熱バネ19
とが設けられている。
【0022】弁本体16の側壁右端にバネシート20が
設けられている。バネシート20には流入口21が開設
されている。また、弁本体16の側壁には、流出口2
2、開口23が開設されている。更に、弁本体16の流
出口22より右側、左側の側壁内周には、弁本体16の
底壁に向かって徐々に縮径した弁座24、25が形成さ
れている。弁本体16の弁座25よりさらに底壁側には
環状台座26が形成されている。弁体17の側壁外周に
はOリング27、28が装着されている。また、弁体1
7の側壁右端、左端にはそれぞれガイド29、30が設
けられている。ガイド29、30には、湯又は水が通過
可能なように、各々流通スリット29a、30aが開設
されている。更に、弁体17の側壁内周には顎部31が
形成されている。バネ18は弁本体16の底壁と弁体1
7の側壁左端との間に介装されている。感熱バネ19は
バネシート21と弁体17の顎部31との間に介装され
ている。感熱バネ19は、第1所定温度より低温の湯又
は水に接触しているときはその弾性力がバネ18の弾性
力より充分に小さくなり、第1所定温度より高温の湯に
接触しているときはその弾性力がバネ18の弾性力より
充分に大きくなるように構成されている。
【0023】排出弁9は、略筒状の弁本体32と、弁本
体32に取り付けられた略筒状の管33とを有する。ま
た、弁本体32と管33との間に形成された収納部34
には、軸方向に可動に内挿された弁体35と、弁体35
をその上方向に付勢しているバネ36とが設けられてい
る。
【0024】弁本体32の上端には流出口37が開設さ
れている。弁本体32の排出口37付近の内壁には環状
弁座38が形成されている。弁本体32の側壁内周下部
にはネジ部39が形成されている。管33の側壁外周に
はOリング40が装着されている。また、管33の側壁
外周上部にはネジ部41が形成されている。ネジ部39
とネジ部41とが螺合し、Oリング40が弁本体32の
側壁内周に摺接することにより弁本体32と管33とが
接続されている。弁体35にはディスクバルブ42が装
着されている。また、弁体35の側壁外周には湯又は水
が通過可能なように溝43が設けられている。弁体35
の下端にはストッパ44が設けられている。ストッパ4
4には、湯又は水が通過可能なように、流通スリット4
4aが開設されている。バネ36は、管33の側壁上端
と弁体35の下端との間に介装されている。
【0025】感熱応動弁8は、弁本体16の内部が流入
口21、流出口22を通じて給湯路1の上流、下流に各
々連通するように設けられている。排出弁9は、弁本体
32の内部が流出口37を通じて給湯路1の上流に、管
33を通じて排出路10に各々連通するように設けられ
ている。
【0026】第1所定温度より高温の湯が感熱応動弁8
の弁本体16内に流入してきて感熱バネ19に接触した
とき、感熱バネ19の弾性力がバネ18の弾性力よりも
充分大きくなる。従って、図2のように、弁体17が左
方向に駆動され、Oリング27、28がそれぞれ弁座2
4、25に摺接することにより、流出口22が閉じられ
る。このとき、ガイド30が環状台座26に当接して弁
体17の左方向への移動が規制され、Oリング27、2
8が弁座24、25に必要以上の力で押し付けられて損
傷されることを防止する。流出口22が閉じられること
により給湯路1が遮断される。給湯路1の上流側の水圧
が上昇し、ディスクバルブ42にかかる圧力が上昇す
る。この圧力がバネ36の弾性力より充分大きくなる
と、図2のように弁体35は下方向に駆動され、ディス
クバルブ42が環状弁座38から離反することにより、
流出口37が開かれれる。ストッパ44が管33の側壁
上端に当接して弁体35の下方向への移動が規制され
る。流出口22が閉じられ、流出口37が開かれるの
で、第1所定温度より高温の湯は矢印のように流出口3
7を通過して排出路10に流れる。
【0027】第1所定温度より低温の湯又は水が感熱応
動弁8の弁本体16内に流入してきて感熱バネ19に接
触したとき、感熱バネ19の弾性力がバネ18の弾性力
よりも充分小さくなる。従って、図3のように弁体17
が右方向に駆動され、Oリング27、28がそれぞれ弁
座24、25から離反することにより、流出口22が開
かれる。このとき、ガイド29がバネシート20に当接
して弁体17の右方向への移動が規制される。流出口2
2が開かれることにより給湯路1が連通される。第1所
定温度より低温の湯又は水が給湯路1の下流に流れてい
くことにより、給湯路1の上流側の水圧が降下し、ディ
スクバルブ42にかかる圧力が降下する。この圧力がバ
ネ36の弾性力より充分小さくなると、図3のように、
弁体35は上方向に駆動され、ディスクバルブ42が環
状弁座38に当接することにより、流出口37が閉じら
れる。流出口22が開かれ、流出口37が閉じられるの
で、第1所定温度より低温の湯又は水は矢印のように流
出口22を通過して給湯路1の下流に流れる。
【0028】以上のように第一実施形態の給湯器によれ
ば、第1所定温度より高温の湯に応答して感熱応動弁8
が閉弁し、給湯・給水を停止するので、第1所定温度よ
り高温の湯は使用者に供給されず、使用者は不快に感じ
ることはない。また、排出弁9は、第1所定温度より高
温の湯を排出路10に流すので、時間を置かずに第1所
定温度より低温の湯又は水が感熱バネ19まで流れてく
ることが可能となる。これにより、感熱応動弁8が閉弁
してから再度開弁し、給湯・給水が再開されるまでに要
する時間がわずかとなり、使用者は快適に給湯器を使用
できる。
【0029】第一実施形態の給湯器の主要部である感熱
応動弁8及び排出弁9の他の構成例について図4及び図
5を用いて説明する。図4及び図5のように、本構成例
では、感熱応動弁8及び排出弁9の間には、駆動体45
が設けられている。駆動体45を介して両弁が駆動され
る。感熱応動弁8は、有底筒状の弁本体46の内部に、
軸方向に可動に内挿された略筒状の弁体47とを有す
る。弁本体46内には弁体47を上方向に付勢している
バネ48と、形状記憶合金よりなり、弁体47を下方向
に付勢している感熱バネ49とが設けられている。
【0030】弁本体46の側壁上端にストッパ50が設
けられている。また、弁本体46の側壁には、流出口5
1が開設されている。更に、弁本体46の流出口51よ
り上側、下側の側壁内周には、弁本体46の底壁に向か
って徐々に縮径した弁座52、53が形成されている。
弁本体46の弁座53よりさらに底壁側には環状台座5
4が形成されている。弁体45の側壁外周にはOリング
55、56が装着されている。また、弁体47の側壁上
端、下端にはそれぞれガイド57、58が設けられてい
る。ガイド57、58には、湯又は水が通過可能なよう
に、各々流通スリット57a、58aが開設されてい
る。更に、弁体47の側壁内周には顎部59が形成され
ている。バネ48は弁本体46の底壁と弁体47の側壁
下端との間に介装されている。感熱バネ49は、第1所
定温度より低温の湯又は水に接触しているときはその弾
性力がバネ48の弾性力及び後述のバネ64の弾性力よ
り小さくなるように構成されている。また、感熱バネ4
9は、第1所定温度より高温の湯に接触しているときは
その弾性力がバネ48の弾性力及びバネ64の弾性力よ
り大きくなるように構成されている。
【0031】排出弁9は、略筒状の弁本体60と、弁本
体60に取り付けられた略筒状の管61とを有する。ま
た、弁本体60と管61との間に形成された収納部62
には、軸方向に可動に内挿された弁体63と、弁体63
を下方向に付勢しているバネ64とが設けられている。
【0032】弁本体60の下端壁には流出口65が開設
されている。弁本体60の側壁内周には環状弁座66が
形成されている。弁本体60の側壁内周上部にはネジ部
67が形成されている。管61の側壁外周にはOリング
68が装着されている。また、管61の側壁外周下部に
はネジ部69が形成されている。ネジ部67とネジ部6
9とが螺合し、Oリング68が弁本体60の側壁内周に
摺接することにより弁本体60と管61とが接続されて
いる。弁体63にはディスクバルブ70が装着されてい
る。また、弁体63の側壁外周には湯又は水が通過可能
なように溝71が設けられている。弁体63の上端には
ストッパ72が設けられている。ストッパ72には、湯
又は水が通過可能なように、流通スリット72aが開設
されている。バネ64は管61の側壁下端と弁体63の
上端との間に介装されている。
【0033】駆動体45は基部と、基部上の上縁フラン
ジと、基部上面から突出したロッドとが一体になって形
成されている。ロッドの上端は、ディスクバルブ70下
端に当接している。フランジ下端は感熱バネ49の上端
に当接し、基盤上端にはストッパ73が設けられてい
る。ストッパ73には、自身を介して湯又は水が通過可
能なように、流通スリット73aが開設されている。
【0034】感熱応動弁8は、弁本体46の内部が、上
端開口、流出口51を通じて給湯路1の上流、下流に各
々連通するように設けられている。排出弁9は、弁本体
60の内部が流出口65を通じて給湯路1の上流に、管
61を通じて排出路10に各々連通するように設けられ
ている。
【0035】第1所定温度より高温の湯が給湯路1の上
流から流れてきて感熱バネ49に接触したとき、感熱バ
ネ49の弾性力がバネ48の弾性力よりも充分大きくな
る。従って、図4のように弁体47が下方向に駆動さ
れ、Oリング55、56がそれぞれ弁座52、53に摺
接することにより流出口51が閉じられる。ガイド58
が環状台座54に当接して弁体47の下方向への移動が
規制され、Oリング55、56が弁座52、53に必要
以上の力で押し付けられて損傷されることを防止する。
また、このとき同時に感熱バネ49の弾性力がバネ64
の弾性力よりも充分大きくなる。従って、図4のように
弁体63は上方向に駆動されてディスクバルブ70が環
状弁座66から離反することにより、流出口65が開か
れる。ストッパ72が管61の側壁下端に当接して弁体
63の上方向への移動が規制される。流出口51が閉じ
られ、流出口65が開かれるので、第1所定温度より高
温の湯は矢印のように排出口65を通過して排出路10
に流れる。
【0036】第1所定温度より低温の湯又は水が給湯路
1の上流から流れてきて感熱バネ49に接触したとき、
感熱バネ49の弾性力がバネ48の弾性力よりも充分小
さくなる。従って、図5のように、弁体47が上方向に
駆動され、Oリング55、56がそれぞれ弁座52、5
3から離反することにより、流出口51が開かれる。ガ
イド57がストッパ50に当接して弁体47の上方向へ
の移動が規制される。また、このとき同時に、感熱バネ
49の弾性力がバネ64の弾性力よりも充分小さくな
る。従って、図5のように、弁体63は下方向に駆動さ
れ、ディスクバルブ70が環状弁座66に当接すること
により、流出口65が閉じられる。流出口51が開か
れ、流出口65が閉じられるので、第1所定温度より低
温の湯又は水は矢印のように流出口51を通過して給湯
路1の下流に流れる。
【0037】本構成例の感熱応動弁8、排出弁9を用い
た給湯器も前述と同様の効果を示す。即ち、第1所定温
度より高温の湯は使用者に供給されず、使用者は不快に
感じることはない。また、給湯・給水が停止してから再
開されるまでに要する時間がわずかとなり、使用者は快
適に給湯器を使用できる。
【0038】本発明の第二実施形態の給湯器について図
1乃至図5を用いて説明する。図1のように、前記実施
形態の給湯器における感熱応動弁8、排出弁9が、本実
施形態の給湯器においては感熱応動弁74、排出弁75
に各々置き換えられている以外は同一の構成である。図
1乃至図5において、同一の構成については同一の符号
を用い、異なる構成については括弧付き符号を用いて説
明することとし、以下においても同様とする。感熱応動
弁74は、所定温度より低温の水に応答して閉弁し、該
所定温度より高温の湯又は水に応答して開弁するように
構成されている。以下、前述の第一実施形態における第
1所定温度と区別するため、本実施形態における所定温
度を第2所定温度ということにする。第2所定温度は第
1所定温度より低温であり、第2所定温度より低温の水
が供給されると、使用者に不快を与えるおそれがある温
度に設定されている。また、排出弁75の構成は、排出
弁9の構成と全て同じである。
【0039】第二実施形態の給湯器の主要部である感熱
応動弁74及び排出弁75について図2及び図3を用い
て説明する。感熱応動弁74は、バネ18、感熱バネ1
9が各々感熱バネ76、バネ77に置き換えられている
以外は感熱応動弁8と同じ構造である。感熱バネ76は
第2所定温度より低温の水に接触しているときはその弾
性力がバネ77の弾性力より充分に小さくなり、第2所
定温度より高温の湯又は水に接触しているときはその弾
性力がバネ77の弾性力より充分に大きくなるように構
成されている。
【0040】感熱応動弁74は、弁本体16の内部が流
入口21、流出口22を通じて給湯路1上流、下流に各
々連通するように設けられている。排出弁75は、弁本
体32の内部が流出口37を通じて給湯路1の上流に、
管33を通じて排出路10に各々連通するように設けら
れている。
【0041】第2所定温度より低温の水が感熱応動弁7
4の弁本体16内に流入してきて感熱バネ76に接触し
たとき、感熱バネ76の弾性力がバネ77の弾性力より
も充分小さくなる。従って、図2のように、弁体17が
左方向に駆動され、流出口22が閉じられて給湯路1が
遮断される。この遮断に伴う給湯路1の上流側の水圧上
昇により、排出弁9の弁体35が下方向に駆動されて排
出口37が開かれる。従って、第2所定温度より低温の
水は矢印のように流出口37を通過して排出路10に流
れる。
【0042】第2所定温度より高温の水又は湯が感熱応
動弁74の弁本体16内に流入してきて感熱バネ76に
接触したとき、感熱バネ76の弾性力がバネ77の弾性
力よりも充分大きくなる。従って、図3のように、弁体
17が右方向に駆動され、流出口22が開かれて給湯路
1が連通される。この連通に伴う給湯路1の上流側の水
圧降下により、排出弁9の弁体35は上方向に駆動され
て流出口37が閉じられる。従って、第2所定温度より
高温の水又は湯は矢印のように流出口22を通過して給
湯路1の下流に流れる。
【0043】以上のように第二実施形態の給湯器によれ
ば、第2所定温度より低温の水に応答して感熱応動弁7
4が閉弁して給湯・給水を停止するので、第2所定温度
より低温の水は使用者に供給されず、使用者は不快に感
じることはない。また、排出弁9は第2所定温度より低
温の水を排出路10に流すので、時間を置かずに第2所
定温度より高温の水又は湯が感熱バネ76まで流れてく
ることが可能となる。これにより、感熱応動弁74が閉
弁してから再度開弁し、給湯・給水が再開されるまでに
要する時間がわずかとなり、使用者は快適に給湯器を使
用できる。
【0044】第二実施形態の給湯器の主要部である感熱
応動弁74及び排出弁75の他の構成例について図4及
び図5を用いて説明する。図4及び図5のように本構成
例の感熱応動弁74は、バネ64がバネ78に置き換え
られている以外は排出弁9と同じ構造である。また、排
出弁75は、バネ48がバネ79に置き換えられている
以外は感熱応動弁8と同じ構造である。感熱応動弁74
と排出弁75との間には感熱バネ80が介装されてい
る。感熱バネ80は、第2所定温度より低温の水に接触
しているときはその弾性力がバネ78の弾性力及びバネ
79の弾性力より小さくなるように構成されている。ま
た、感熱バネ80は、第2所定温度より高温の水又は湯
に接触しているときはその弾性力がバネ78の弾性力及
びバネ79の弾性力より大きくなるように構成されてい
る。
【0045】感熱応動弁74は、弁本体60の内部が流
出口65、管61を通じて給湯路1の上流、下流に各々
連通するように設けられている。排出弁75は、弁本体
46の内部が上端開口を通じて給湯路1に、流出口51
を通じて排出路10に各々連通するように設けられてい
る。
【0046】本構成例において、感熱応動弁74は、弁
体63が上下に駆動されて、ディスクバルブ70と弁本
体60の環状弁座66との離反・当接により開弁・閉弁
される。また、排出弁9は、弁体47に装着されたOリ
ング55、56と弁本体46の弁座52、53との離反
・摺接により開弁・閉弁される。
【0047】第2所定温度より低温の水が給湯路1の上
流から流れてきて感熱バネ80に接触すると、該感熱バ
ネ80の弾性力がバネ78及びバネ79の弾性力よりも
充分小さくなる。従って、図5のように流出口51は開
かれ、排出口65が閉じられて、第2所定温度より低温
の水は矢印に沿って排出路10に流れる。
【0048】第2所定温度より高温の水又は湯が給湯路
1の上流から流れてきて感熱バネ80に接触すると、該
感熱バネ80の弾性力がバネ78及びバネ79の弾性力
よりも充分大きくなる。従って、図4のように流出口5
1は閉じられ、排出口65が開かれて、第2所定温度よ
り高温の水又は湯は矢印に沿って給湯路1の下流に流れ
る。
【0049】本構成例の感熱応動弁74、排出弁75を
用いた給湯器も前述と同様の効果を示す。即ち、第1所
定温度より高温の湯は使用者に供給されず、使用者は不
快に感じることはない。また、給湯・給水が停止してか
ら再開されるまでに要する時間がわずかとなり、使用者
は快適に給湯器を使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給湯器の説明的構成図
【図2】本発明の給湯器における感熱応動弁及び排出弁
の説明的断面図
【図3】本発明の給湯器における感熱応動弁及び排出弁
の説明的断面図
【図4】本発明の給湯器における感熱応動弁及び排出弁
の説明的断面図
【図5】本発明の給湯器における感熱応動弁及び排出弁
の説明的断面図
【符号の説明】
1‥給湯路、2‥熱交換器(水加熱器)、8‥感熱応動
弁、9‥排出弁(排出手段)、10‥排出路(排出手
段)、74‥感熱応動弁、75‥排出弁(排出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田島 直樹 愛知県名古屋市中川区福住町2番26号 リ ンナイ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水加熱器と、該水加熱器で加熱された湯を
    供給する給湯路と、該水加熱器より下流側の給湯路に設
    けられ、該給湯路内の水温に応じて該給湯路を開閉する
    感熱応動弁とを有する給湯器において、 前記感熱応動弁より上流側の前記給湯路に設けられ、感
    熱応動弁が閉弁したときには、給湯路から湯又は水を排
    出し、感熱応動弁が開弁したときには、給湯路から湯又
    は水の排出を停止する排出手段を有することを特徴とす
    る給湯器。
  2. 【請求項2】前記感熱応動弁が、前記給湯路の水温が所
    定温度より高いと閉弁し、低いと開弁するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の給湯器。
  3. 【請求項3】前記感熱応動弁が、前記給湯路の水温が所
    定温度より低いと閉弁し、高いと開弁するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の給湯器。
  4. 【請求項4】前記排出手段が、前記給湯路から分岐して
    設けられた排出路と、該給湯路の水圧に応じて該排出路
    を開閉する排出弁とよりなることを特徴とする請求項1
    乃至請求項3のいずれか1つに記載の給湯器。
  5. 【請求項5】前記排出手段が、前記給湯路から分岐して
    設けられた排出路と、該給湯路の水温に応じて該排出路
    を開閉する排出弁とよりなることを特徴とする請求項1
    乃至請求項3のいずれか1つに記載の給湯器。
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