JPH1114865A - 光ファイバ用コネクタおよび光ファイバ用コネクタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は簡単な構成で組み付性が良く、光損
失が変動しない光ファイバコネクタを提供することを課
題とする。 【解決手段】 光ファイバ１が挿着されるハウジング１
０と、該ハウジングの後方光ファイバ挿入側に接続され
るハウジングカバー２０とから成り、前記ハウジングは
光ファイバを収容するハウジング本体部１１の前方に光
ファイバの芯線を収容するフェルール部１２を設け、後
方光ファイバ挿入側に軸方向にスリットを設けて複数の
接続嵌合部１４（１４ａ〜１４ｄ）を形成すると共に、
該接続嵌合部の内面には軸方向と直交して光ファイバを
押圧する複数の突起１５を設け、前記ハウジングカバー
の前記接続嵌合部の外周と接触する面には、前記ハウジ
ングが該ハウジングカバーに挿入されるに従って前記接
続嵌合部が光ファイバを押圧するテーパ面２１ａを設け
てある。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバが挿着
された光ファイバ用コネクタおよび該コネクタを挿入し
て光信号を伝達するスリーブとで構成される光ファイバ
用コネクタ装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】特開昭６１−１７０７０９号公報には、
図６および７に示すような光ファイバコネクタが記載さ
れている。図６において、光ファイバの芯線５１はフェ
ルール支持体５２の中心軸上に設けた細孔５２ａを貫通
している。該フェルール支持体５２の先端部には嵌合用
凹部５２ｂが設けられ、該凹部５２ｂにはフェルール５
３の後端部が圧入固定されている。フェルール５３は中
心軸上に芯線５１を挿入する細孔５４が形成され、芯線
５１の挿入口には面取り部５５が設けられ、また、反対
側のフェルール５３の先端部には外周に面取り部５６が
設けられている。光ファイバの芯線５１の保護用皮膜５
７は略筒状のホルダ５８内に嵌挿、固定されている。該
ホルダ５８の先端部には嵌合用凹部５８ａが設けられ、
フェルール支持体５２の後端部に嵌合することによっ
て、ホルダ５８にはフェルール支持体５２が固定されて
いる。フェルール支持体５２の外周には後述するアダプ
タ側と結合するねじ部５９を有するナット部材６０が回
転自在に取付けられている。なお、６０ａはナット部材
６０の後端側内周に設けた環状突起で、フェルール支持
体５２の先端側外周に設けた突起５２ｃと係合すること
によって、ナット部材６０の先端方向への抜け出しが防
止される。

【０００３】図７は図６に示したプラグを両側からアダ
プタに挿入して結合した光ファイバコネクタの断面図を
示す。スリーブ６１は外周にねじ部６２を有するハウジ
ング６３に挿着されている。スリーブ６１の内径はフェ
ルール５３の外径と略等しく、フェルール５３を嵌挿し
たときに隙間ができないようになっている。スリーブ６
１の両側からフェルール５３が差し込まれると、フェル
ール５３の先端面同志が突き合わせられて、低損失な接
続ができる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の光ファイバコネクタはフェルール５３、フェルール支
持体５２、ホルダ５８、ナット部材６０などのように構
成部品も多く、光ファイバおよびその芯線５１をフェル
ール５３に接着法で固定していたため、組み付け工数を
多く必要としていた。また、フェルール５３をスリーブ
６１に挿入するとき、挿入を容易にするために、スリー
ブ６１の径をフェルール５３の径より大きくしており、
このため、車両等のように振動する物体に光ファイバコ
ネクタを取付けた場合はフェルール５３が振動して光フ
ァイバの角度ずれが生じ、振動によって光損失が大きく
変動する問題があった。

【０００５】本発明は、構造が簡単で組み付性が良く、
かつ光損失が変動しない光ファイバ用コネクタおよび光
ファイバ用コネクタ装置を提供することを課題とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明の光ファイバ用コネクタは請求項１に記載
のように、光ファイバが挿着されるハウジングと、該ハ
ウジングの後方光ファイバ挿入側に接続されるハウジン
グカバーとから成り、前記ハウジングは光ファイバを収
容するハウジング本体部の前方に光ファイバの芯線を収
容するフェルール部を設け、後方光ファイバ挿入側に軸
方向にスリットを設けて複数の接続嵌合部を形成すると
共に、該接続嵌合部の内面には軸方向と直交して光ファ
イバを押圧する複数の突起を設け、前記ハウジングカバ
ーの前記接続嵌合部の外周と接触する面には、前記ハウ
ジングが該ハウジングカバーに挿入されるに従って前記
接続嵌合部が光ファイバを押圧するテーパ面を設けたこ
とを特徴とする。ハウジング本体部の光ファイバ挿入側
に軸方向にスリットを設けて複数の接続嵌合部を設け、
内面に軸方向と直交して突起を設け、ハウジングカバー
の前記接続嵌合部の外周と接触する面にハウジングがハ
ウジングカバーに挿入されるに従って接続嵌合部が光フ
ァイバを押下するテーパ面を設けるようにしたので、構
成部品が少なく簡単な構造で組み付性を良くすることが
できる。

【０００７】請求項２の発明においては、前記ハウジン
グカバーのテーパ面に、前記ハウジングの接続嵌合部を
ガイドする溝を設けたことを特徴とする。ハウジングカ
バーのテーパ面に接触嵌合部の挿入をガイドする溝を設
けるようにしたので、容易にハウジングをハウジングカ
バーに嵌合させることができると共に、ハウジングカバ
ーと接触嵌合部との接触面積が増加し固定力を増加させ
ることができる。

【０００８】請求項３の発明においては、前記ハウジン
グにおけるハウジング本体部とフェルール部との中間外
周が先端に向って次第に細くなるテーパ面として形成さ
れていることを特徴とする。ハウジングの光ファイバ結
合側即ち、フェルール部とハウジング本体部の中間外周
をテーパ面としたので、後述するスリーブ内の前記テー
パ面と接触する位置決め部との係合により、振動しても
ハウジングは位置決め部と接触して位置づれが発生せ
ず、光損失が増大することが無くなる。

【０００９】光ファイバ用コネクタ装置は、請求項４に
記載のように、請求項１乃至３記載の光ファイバ用コネ
クタと、該光ファイバ用コネクタを受け入れるスリーブ
とから成り、該スリーブは前記光ファイバ用コネクタの
前記テーパ面と接触して光ファイバの芯線を正確な位置
に位置決めする位置決め部を備えているから、芯ずれが
なく、光結合ロスの少ないコネクタ結合を行うことがで
きる。

【００１０】請求項５の発明においては、前記ハウジン
グ本体部の外周に前記スリーブとの嵌合を固定するため
の突起部を設け、前記スリーブの内周に前記突起部と係
合する受部を設けたことを特徴とする。ハウジング本体
部の外周に突起部を設け、スリーブの内周に前記突起部
を受け入れる受部を設けるようにしたので、容易にハウ
ジングとスリーブとの嵌合を固定することができる。

【００１１】また、請求項６の発明においては、光ファ
イバ用コネクタまたは前記スリーブにロッキングアーム
を設け、前記スリーブまたは光ファイバ用コネクタに該
ロッキングアームと係合する受部を設けたことを特徴と
する。光ファイバ用コネクタまたはスリーブにロッキン
グアームを設け、スリーブまたはコネクタに前記ロッキ
ングアームと係合する受部を設けるようにしたので、光
ファイバ用コネクタがスリーブと嵌合した状態において
該コネクタが他の機器に接触しても嵌合状態が変化せず
安定な光信号の伝達を行うことができる。

【００１２】

【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図１乃至
図３を参照して説明する。図１は本発明の実施例である
光ファイバ用コネクタの分離した状態の断面図、図２は
図１のハウジングとハウジングカバーを組み合わせ嵌合
した状態の断面図、また図３はハウジングカバーの斜視
図である。図１および図２において、光ファイバ用コネ
クタ（以下、単にコネクタという）Ａは、光ファイバ１
を収容する合成樹脂製のハウジング１０と同じくハウジ
ングカバー２０とで構成されている。

【００１３】図１に示されるように、ハウジング１０は
円筒形であり、光ファイバ１を挿入するハウジング本体
１１の前方に光ファイバ１の芯線２のみを挿通する小径
のフェルール部１２が設けられ、該フェルール部１２と
ハウジング本体１１の中間外周は先に行くほど細くなる
テーパ面１３として形成されている。

【００１４】ハウジング本体１１の後方光ファイバ挿入
側には軸方向に複数のスリットを設けて接続嵌合部１４
ａ〜１４ｃ（実施例の場合は４分割している）を開閉可
能に形成し、その内壁には光ファイバ１を固定するため
の複数の突起１５が軸方向と直交して設けられている。
また、ハウジング本体１１の外周には、後述するスリー
ブＢとの嵌合を固定するための環状の突起１６が設けら
れている。なお、ハウジング１０の前記前端部分の細先
のテーパ面１３はスリーブＢとの嵌合時に光ファイバ１
を正確に位置決め固定するためのものである。

【００１５】ハウジングカバー２０はハウジング１０と
光ファイバ１を保護固定するためのものであり、ハウジ
ング１０の接続嵌合部１４ａ〜１４ｄ（代表して表す場
合は１４）を挿入して嵌合する孔２１を有し、孔２１の
内面は接続嵌合部１４が挿入されるに従って次第に押下
させるテーパ面２１ａとなっている。また、ハウジング
カバー２０の内周面には図３に示すように、相対向する
接続嵌合部１４ａ，１４ｃを容易にスライドして挿入さ
せるための溝２２ａ，２２ｂが軸方向に沿って対向して
設けられており、該溝２２ａと２２ｂの終端には前記接
続嵌合部１４ａ，１４ｂの外周面に設けた係止爪（図示
せず）と係合する係止孔２３が設けられている。さら
に、ハウジングカバー２０の外周には、立上り基部２４
を介して後述するスリーブＢとの嵌合を係止するための
ロッキングアーム２５が設けられており、該アーム２５
の前方自由端には下向きにフック状の係止爪２５ａが設
けられ、後端側には操作用のつまみ２５ｂが設けられて
いる。

【００１６】光ファイバ１をハウジング１０に挿着する
には、先ず光ファイバ１の外皮３を剥いで芯線２を露出
させ、芯線２をフェルール部１２の細孔１２ａに貫通さ
せる。その後、図２に示されるように、ハウジング１０
の接続嵌合部１４にハウジングカバー２０を被せる。即
ち、対向する接続嵌合部１４ａ，１４ｃを対応する溝２
２ａ，２２ｂにスライドさせながらハウジング１０をハ
ウジングカバー２０に押し込む。ハウジングカバー２０
の内面および溝２２ａ，２２ｂはテーパ面２１ａとなっ
ているため、ハウジング１０がハウジングカバー２０に
挿入されるにしたがって接続嵌合部１４の内面に設けら
れた突起１５が押し下げられて外皮３に喰い込み、光フ
ァイバ１が固定される。

【００１７】ハウジング１０がハウジングカバー２０に
十分押込められた状態においては、両者の接触抵抗およ
び前記係止孔２３と前記図示しない係止爪との係合によ
ってハウジング１０がハウジングカバー２０より抜け出
すことはなく、光ファイバ１はハウジング１０に固定さ
れる。なお、接触抵抗を増すには、ハウジングカバー２
０およびハウジング１０の接続嵌合部１４を合成樹脂な
どの適宜可撓弾性を有する材料で構成することが望まし
い。

【００１８】図４において、ＢはコネクタＡを受入れる
雌形のコネクタとしてのスリーブであり、該スリーブＢ
は、ハウジング１０を挿入する挿入孔３１と、ハウジン
グ１０に挿着された光ファイバ１の芯線２を位置決めす
るための位置決め用突起３２を備えると共に、該突起３
２を挟む反対側に光部品４をセットする段付の凹陥部３
３を設けて構成される。なお、位置決め用突起３２は図
示の例ではハウジング１０のテーパ面１３に当接する環
状の突壁として形成されているいるが、複数のの突壁と
して分割して形成されていてもよい。

【００１９】図４で示したスリーブＢはコネクタＡに挿
着された光ファイバ１よりの光信号を光部品４と結合さ
せるためのいわば相手方のコネクタであり、光ファイバ
同士を結合させるためのスリーブとするには、光部品４
を置載する部分に代えて従来例の図７で示したように、
左右対称に挿入孔３１および位置決め用突起３２を設け
るようにすればよい。

【００２０】また、スリーブＢの挿入孔３１の内面には
ハウジング本体１１の外周に設けた環状の突起１６と嵌
合する受部３４が設けられており、挿入されたハウジン
グ１０が逆戻りするのを防止している。

【００２１】このようなハウジング１０の逆戻りを防止
する構造としては、図５（Ａ）に示すように、環状の突
起１６と嵌合する環状の溝３４ａと、溝３４ａに至る挿
入孔３１の内面３４ｂを広くする方法、（Ｂ）に示すよ
うに、溝３４ａに至る挿入孔３１の内面も他と同じとし
てハウジング１０を押込む方法、（Ｃ）に示すように、
挿入孔３１の内面をテーパ面３４ｃにして該テーパ面３
４ｃと突起１６との接触抵抗によって固定する方法、お
よび（Ｄ）に示すように、挿入孔３１の先端に環状の突
起３４ｄを設け、ハウジング１０の突起１６に代えてハ
ウジング本体１１の外周に環状の溝１６ａを周設し、該
突起３４ｄと溝１６ａとを嵌合させて固定する方法を用
いることができる。

【００２２】ハウジング１０をスリーブＢの挿入孔３１
に押込むと、その先端部のテーパ面１３は位置決め用突
起３２と線接触し、光ファイバ１の芯線２は所定の位置
に位置決めされる。このように位置決め状態において
は、前記ハウジング本体１１に設けられた環状の突起１
６とスリーブＢに設けられた受部３４が係合してハウジ
ング１０すなわちコネクタＡの逆戻りを防止する。

【００２３】また、スリーブＢの外周壁には、ハウジン
グカバー２０に設けられたロッキングアーム２５の係止
爪２５ａと係合する受部３５が設けられ、コネクタＡと
スリーブＢとの結合状態が保持される。なお、実施例で
はハウジングカバー２０側（即ち光ファイバコネクタＡ
側）にロッキングアーム２５を設けていたが、これをス
リーブＢ側に設け、ハウジングカバー２０側に受部３５
を設けて係止させるようにしてもよい。

【００２４】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果が得られる。ハウジング本体部の光ファイバ挿入
側に軸方向にスリットを設けて複数の接続嵌合部を設
け、内面に軸方向と直交して突起を設け、ハウジングカ
バーの前記接続嵌合部の外周と接触する面にハウジング
がハウジングカバーに挿入されるに従って接続嵌合部が
光ファイバを押下するテーパ面を設けるようにしたの
で、構成部品が少なく簡単な構造で組み付性を良くする
ことができる（請求項１）。

【００２５】ハウジングカバーのテーパ面に接触嵌合部
の挿入をガイドする溝を設けるようにしたので、容易に
ハウジングをハウジングカバーに嵌合させることができ
ると共に、ハウジングカバーと接触嵌合部との接触面積
が増加し固定力を増加させることができる（請求項
２）。

【００２６】ハウジングの光ファイバ結合側即ち、フェ
ルール部とハウジング本体部の中間外周をテーパ面とし
たので、後述するスリーブ内の前記テーパ面と接触する
位置決め部との係合により、振動してもハウジングは位
置決め部と接触して位置づれが発生せず、光損失が増大
することが無くなる（請求項３）。

【００２７】光ファイバ用コネクタ装置は、前記光ファ
イバ用コネクタと、該光ファイバ用コネクタを受け入れ
るスリーブとから成り、該スリーブは前記光ファイバ用
コネクタの前記テーパ面と接触して光ファイバの芯線を
正確な位置に位置決めする位置決め部を備えているか
ら、芯ずれがなく、光結合ロスの少ないコネクタ結合を
行うことができる（請求項４）。

【００２８】ハウジング本体部の外周に突起部を設け、
スリーブの内周に前記突起部を受け入れる受部を設ける
ようにしたので、容易にハウジングとスリーブとの嵌合
を固定することができる（請求項５）。

【００２９】光ファイバ用コネクタまたはスリーブにロ
ッキングアームを設け、スリーブまたはコネクタに前記
ロッキングアームと係合する受部を設けるようにしたの
で、光ファイバ用コネクタがスリーブと嵌合した状態に
おいて該コネクタが他の機器に接触しても嵌合状態が変
化せず安定な光信号の伝達を行うことができる（請求項
６）。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す光ファイバ用コネクタ
のハウジングとハウジングカバーを分離した状態の断面
図である。

【図２】図１の組み合わせ嵌合状態の縦断面図である。

【図３】図１のハウジングカバーの斜視図である。

【図４】本発明の光ファイバ用コネクタ装置を構成する
図１のコネクタと相手方のスリーブとの嵌合状態の縦断
面図である。

【図５】図１のハウジング１０がスリーブＢより逆戻り
するのを防止するための構造を説明するための図であ
る。

【図６】従来の光ファイバ用コネクタの縦面図である。

【図７】図６のコネクタ同士の接続状態を示す縦断面図
である。

【符号の説明】

Ａ （光ファイバ用）コネクタ Ｂ スリーブ １ 光ファイバ ２ 芯線 １０ ハウジング １１ フェルール部 １３ テーパ面 １４ 接続嵌合部 １５ 突起 １６ 環状の突起 ２０ ハウジングカバー ２１ 孔 ２１ａ テーパ面 ２２ 溝 ２５ ロッキングアーム ３１ 挿入孔 ３２ 位置決め用突起 ３４，３５ 受部

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 光ファイバが挿着されるハウジングと、
   該ハウジングの後方光ファイバ挿入側に接続されるハウ
   ジングカバーとから成り、 前記ハウジングは光ファイバを収容するハウジング本体
   部の前方に光ファイバの芯線を収容するフェルール部を
   設け、後方光ファイバ挿入側に軸方向にスリットを設け
   て複数の接続嵌合部を形成すると共に、該接続嵌合部の
   内面には軸方向と直交して光ファイバを押圧する複数の
   突起を設け、 前記ハウジングカバーの前記接続嵌合部の外周と接触す
   る面には、前記ハウジングが該ハウジングカバーに挿入
   されるに従って前記接続嵌合部が光ファイバを押圧する
   テーパ面を設けたことを特徴とする光ファイバ用コネク
   タ。
2. 【請求項２】 前記ハウジングカバーのテーパ面に、前
   記ハウジングの接続嵌合部をガイドする溝を設けたこと
   を特徴とする請求項１記載の光ファイバ用コネクタ。
3. 【請求項３】 前記ハウジングにおけるハウジング本体
   部とフェルール部との中間外周が先端に向って次第に細
   くなるテーパ面として形成されていることを特徴とする
   請求項１または２記載の光ファイバ用コネクタ。
4. 【請求項４】 請求項１乃至３記載の光ファイバ用コネ
   クタと、該光ファイバ用コネクタを受け入れるスリーブ
   とから成り、 該スリーブは前記光ファイバ用コネクタの前記テーパ面
   と接触して光ファイバの芯線を正確な位置に位置決めす
   る位置決め部を備えることを特徴とする光ファイバ用コ
   ネクタ装置。
5. 【請求項５】 前記ハウジング本体部の外周に前記スリ
   ーブとの嵌合を固定するための突起部を設け、前記スリ
   ーブの内周に前記突起部と係合する受部を設けたことを
   特徴とする請求項４記載の光ファイバ用コネクタ装置。
6. 【請求項６】 光ファイバ用コネクタまたは前記スリー
   ブにロッキングアームを設け、前記スリーブまたは光フ
   ァイバ用コネクタに該ロッキングアームと係合する受部
   を設けたことを特徴とする請求項４または５記載の光フ
   ァイバ用コネクタ装置。