JP2940874B2 - 多心光リセプタクル - Google Patents

多心光リセプタクル

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JP2940874B2
JP2940874B2 JP1306682A JP30668289A JP2940874B2 JP 2940874 B2 JP2940874 B2 JP 2940874B2 JP 1306682 A JP1306682 A JP 1306682A JP 30668289 A JP30668289 A JP 30668289A JP 2940874 B2 JP2940874 B2 JP 2940874B2
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ferrule
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秀行 半沢
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/381Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres
    • G02B6/3823Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres containing surplus lengths, internal fibre loops
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    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3897Connectors fixed to housings, casing, frames or circuit boards

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、多心光コネクタプラグと組み合う多心光リ
セプタクルに関する。
[従来の技術] 複数本の光ファイバ心線を一括して被覆し、一本の多
心光ファイバケーブルを用いて高密度の光信号の伝送を
行なう通信伝送路が多方面で発展している。この通信伝
送路の布設に用いられる多心光ファイバケーブル同士の
接続や、多心光ファイバケーブルと光学装置との接続
に、多心光コネクタプラグおよび、このプラグと組み合
うプラグ受具、例えば、多心リセプタクルが使用され
る。この多心リセプタクル内には、光信号のソースとし
て、組み合う相手側の例えば発光ダイオード等の複数の
受光・発光素子(以下、光素子と略記する)が配置され
ている。かかる場合に、光ファイバケーブルの光軸に対
して光素子の発光面が直角になるように正確に位置付け
られなければならず、また、一旦所定の位置に位置付け
られた場合に、光素子がわずかでも浮動しないような構
造であることが必要である。すなわち、光素子の発光面
が設定角度よりも僅かでも傾斜したり、浮動したりする
と、例えば多心光コネクタプラグとの接続損失を大きく
させるからである。したがって、光素子は多連スリーブ
の素子収容部に正確かつ確実に固定されなければならな
い。また、この多連スリーブはリセプタクル本体に対し
て固定されるが、該リセプタクル本体に相手側の多心光
コネクタプラグが組み合うので、これらの間の接続損失
を最小限に抑えるために、結局、多連スリーブもリセプ
タクル本体に対して高精度に位置決めされて固定される
構造を備えていなければならない。しかも多心リセプタ
クルの場合、複数の光素子を横一列に同一条件で固定し
なければならない。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の多心光リセプタクルの構造は、
内蔵される複数の光素子を所定位置に高精度に位置決め
し、かつ、一括して固定し得る構造を備えておらず、位
置決め精度的に改良の余地があるとともに、外形小さい
部品を多数取り扱う組立作業も煩雑である。さらに、光
素子の固定状態も不十分な面があり、このため、組み合
う多心光コネクタプラグ等との接続損失を招来させると
いう解決すべき課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされ
たもので、小部品である光素子を一括して取扱い、組立
容易でかつ高精度の位置決めと確実な固定ができ、しか
も相手側となる多心光コネクタプラグ等との接続損失を
最小限に抑制し得る多心光リセプタクルを提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の多心光リセプタクルは多心光コネクタプラグ
と嵌合接続されるようになっており、軸方向前面側に多
心光コネクタプラグの複数のフェルールをそれぞれ受容
可能な複数の筒体部を幅方向に並んで一体に有し、軸方
向後面側に開口するとともにそれぞれ光素子を収容可能
な複数の素子収容部を幅方向に並んで有し、筒体部と素
子収容部とがそれぞれ小径の透光を介して前後に連通し
てなる多連スリーブと、複数の筒体部をそれぞれ挿入さ
せる複数の貫通孔を幅方向に並んで有し、これら貫通孔
に筒体部を後面側から挿入させて多連スリーブを受容保
持するリセプタクル本体と、素子収容部にそれぞれ収納
され、後面側から後方に突出するとともに下方に直角に
曲がって延びるリードを有する複数の光素子と、多連ス
リーブの後面側に係合して取り付けられて素子収容部に
収容された光素子の後面を押圧して固定保持する素子押
え板と、素子押え板および多連スリーブを覆ってリセプ
タクル本体の後面側に取り付けられ、素子押え板および
多連スリーブを挟持してリセプタクル本体に固定保持さ
せる後面カバーとを備えて構成される。そして、多連ス
リーブの後面下部には、後方に突出するとともに光素子
のリードの下方に延びる部分を受容する溝が形成された
リード受部が設けられ、素子押え板の前面には光素子の
リードの折れ曲がり部を受容する溝が形成されており、
素子収容部に光素子が収容された状態でリードにおける
下方に直角に曲がって延びる部分がリード受け部の溝に
受容され、この上に素子押え板が取り付けられた状態で
リードにおける下方に直角に折れ曲がる部分が素子押え
板の溝に受容され、リードがリード受け部と素子押え板
とに挟持されて固定保持される。
本発明の多心光リセプタクルにおいてはさらに、素子
押え板の前面に複数の小突起を設け、これら小突起を光
素子の後面に形成させる円盤状フランジ部の回りに対向
して位置させ、素子押え板がリセプタクル本体の後面側
に取り付けられたときに素子収容部に収容された光素子
の円盤状フランジ部に小突起が当接して光素子を素子収
容部内に固定保持するように構成するのが好ましい。
[作用] 本発明の多心光リセプタクルにおいては、多連スリー
ブの素子収容部にそれぞれ光素子を収容し、且つこの光
素子の後面から後方に延びるリードを直角に折り曲げて
下方に延びた状態とする。このとき、リードの下方に延
びる部分が、多連スリーブの後面下部に設けられたリー
ド受部の溝内に受容される。この多連スリーブの後面側
に素子押え板が係合して取り付けられ、素子収容部に収
容された光素子が押圧されて固定保持される。さらにこ
のとき、光素子のリードにおける直角に折れ曲がる部分
が素子押え板の溝に受容され、このリードはリード受部
と素子押え板とにより挟持されて固定保持される。そし
て、多連スリーブの筒体部が貫通孔内に後面側から挿入
されて、素子押え板が取り付けられた状態の多連スリー
ブが多心光リセプタクルに取り付けられ、素子押え板お
よび多連スリーブを覆うようにして後面カバーがリセプ
タクル本体の後面側に取り付けられる。この結果、素子
押え板と多連スリーブが後面カバーに挟持されてリセプ
タクル本体に固定され、多心光リセプタクルが作られ
る。
このように構成されているため、光素子の多連スリー
ブへの固定、更にこの多連スリーブのリセプタクル本体
への固定が確実且つ高精度に位置決めされて行われる。
その結果、接続される相手多心光コネクタプラグとの軸
ずれ、軸傾斜等が減少し、接続損失を最小にすることが
できる。また、外形の小さい光素子を多連スリーブに対
して一括して固定し、リセプタクル本体に対して一つ一
つ組み込む必要がないので、組立作業が容易になる。さ
らに、光素子から後方に延びるとともに直角に下方に折
れ曲がって延びるリードが、リード受部と素子押え板の
溝に受容された状態で挟持されて固定保持されるため、
リードの保持および位置決めを確実に行うことができ
る。
[実施例] 以下に、本発明の一実施例を図を参照して詳細に説明
する。
第1図は、本発明に係る多心光コネクタプラグと、こ
のプラグと組み合わせられるプラグ受け具としての多心
光リセプタクルとを一部を断面とした斜視図であり、第
2図は、上記多心光コネクタプラグのみの分解斜視図で
ある。これらの図において、多心光コネクタプラグ1
は、第2図に良く示されているように、同一形状に形成
され、例えば、絶縁性樹脂により形成された上カバー2
と、下カバー3と、各フェルールを収容するためのフェ
ルールハウジング4と、このフェルールハウジング4に
案内支持した各フェルール5を後方から押さえるフェル
ール押さえカバー6と、第4図の分解斜視図に良く示さ
れているように、光ファイバケーブル7の補強繊維8を
固定するための2つの径の異なる補強繊維固定用パイプ
9,10と、光ファイバケーブル7の外被を支持し固定する
ケーブルフード11との合計7部材から構成されている。
次に、個々に構成部材について説明する。
まず、上記の上カバー2および下カバー3は次のよう
に構成されている。すなわち、第3図に良く示されてい
るように、互いに対向する両端面が略平行となるホルダ
部14と、一方の先端に向かって所定のテーパをもって拡
径する心線ガイド部15とを備えている。上記ホルダ部14
には、前記2つの補強繊維固定用パイプ9,10を所定の位
置に位置決めするために、外側に位置する補強繊維固定
用パイプ10の外形に一致するように象った凹部16が形成
されている。この凹部16を挟んで、その両側に、第2図
に示した小ねじ12を挿通するための透孔17,17が形成さ
れ、この透孔17,17の一方の周縁には相対的に高さの高
い円筒部17aが形成されている。他方の透孔17の周縁に
は、前記円筒部17aの高さに略等しい深さの座ぐり部17b
が形成されている。この円筒部17aと座ぐり部17bは上カ
バー2と下カバー3とを重ね合わせた場合に、上カバー
2の円筒部17aが下カバー3の座ぐり部17bに収まり、逆
に、下カバー3の円筒部17aは、上カバー2の座ぐり部1
7bに収まり、いわゆる凹凸嵌合により、上、下カバー2,
3が所定の位置に、位置決めされるように構成されてい
る。
補強繊維固定用パイプ9,10を位置決めするための凹部
16の係止端部16aに隣接して、ケーブルフード用嵌入凹
部18が形成されている。また、ホルダ部14の略中央両端
には、ロック機構を構成するための第2図に示した一対
の係止金具19,19の後端部が収まるL字状溝20,20が形成
されている。
次に、上記ホルダ部14に連らなる心線ガイド部15の構
成について、詳細に説明する。
この心線ガイド部15には、ホルダ部14から分離された
複数の光ファイバ心線21、すなわち、この実施例では、
5本の光ファイバ心線21を所定の曲率半径(最小曲げ半
径ともいう)をもって個々に分離して心線ガイド部15の
前方に案内する隔壁22が複数条形成されている。隣接す
る一対の隔壁22,22の間隔は、光ファイバ心線21の外径
より若干大きく形成され、光ファイバ心線21が隔壁21,2
1間で幅方向に動き得る構成となっている。また、最外
側に配置された隔壁22の曲率半径が、それより内側に配
置された隔壁22の曲率半径よりも小さくなるが、上記最
外側の隔壁22の曲率半径についても一定以下にならない
ように製作上留意する重要な注目すべき点がある。すな
わち、光ファイバに対して極端に小さい曲折部が形成さ
れると、かかる部分でいわゆる曲げによる光信号の減衰
が生じ、伝送損失を助長させるという致命的な欠陥が生
じるからである。この実施例では、種々の実験の結果、
例えば、線径が0.60mmφの光ファイバ心線21(光ファイ
バ線径、0.25mmφ)では、最小でも曲率半径が40mmφ以
下にならないように、隔壁22を設計してある。また、隔
壁22の高さも線径に比較して、相対的に著しく高く形成
してある。このため、第4図に示すように、上カバー2
と下カバー3とを組み合わせた場合に、上下の隔壁22,2
2の端部同士が当接し、該隔壁22,22によって仕切られた
広い空隙部23が形成される。したがって、この空隙部23
に案内された光ファイバ心線21は、外力が加わることに
よって当該空隙部23内を左右上下に動き得るが、左右の
隔壁22,22および上カバー2、下カバー3の内面により
運動範囲が制限され、小曲折が効果的に防止される。次
に、上記隔壁22,22により形成された空隙部23に導かれ
た光ファイバ心線21の先端部には、該光ファイバ心線21
の中心に位置する光ファイバ素線24を、精度良く軸を合
わせして光ファイバ心線21とともに、所定の位置に固定
するためのフェルール5が設けられている。このフェル
ールへの固定構造は、従来のように、接着剤を用いた固
定構造と異なり、第5図(A),(B)に示すように、
外側に配置した合成樹脂製のフェルール25に対して、金
属製の補強パイプ26を圧入し、この補強パイプ26に対し
て、合成樹脂製のインナーフェルール27を圧入固定す
る。この固定構造は、製作容易で、かつ、光ファイバ素
線24をフェルールの中心位置に容易に精度良く位置決め
し得る構造となっている。
以下に、このフェルール固定構造について、第5図以
下を参照して詳細に説明する。
第5図(A)は、光ファイバ心線21および光ファイバ
素線24を挿入するための、最外側に配置されるアウター
フェルール25の中央縦断面図である。このアウターフェ
ルール25の先端部には、テーパ部28が形成され、該フェ
ルール25の後端部には、フランジ部29が形成されてい
る。上記先端部に形成されたテーパ部28は、相手方のプ
ラグ受け具、例えば、第1図に示した多心光リセプタク
ル200内の多連スリーブ201に対してスムーズに挿入さ
れ、ガイドとして役目を果たすものである。一方、後端
部のフランジ部29には、第5図(A)に良く示されてい
るように、該フランジ部29の外周対向部分を一部切り欠
いて軸方向の溝30,30が形成してある。この溝30,30は、
後に詳述するが、第2図に示したフェルールハウジング
4に対して、相対的に円周方向の回転を阻止するための
ものである。このフェルール25の先端部には、高精度な
精密加工によって形成した光ファイバ素線24の挿通用の
透孔31が、先端肉厚部32の中心に、軸方向に向かって形
成されている。上記の透孔31の後方には、拡径部31aが
形成され、光ファイバ素線24を上記透孔31へ挿入する場
合のガイドとしての役目を果たすものである。
フェルール25の先端肉厚部32には、環状溝33が形成さ
れ、この環状溝33の外径と、フェルール中空部34の内径
とが、一致するように形成されている。上記フェルール
中空部34には、第6図(B)に示すような補強パイプ35
が圧入される。この補強パイプ35は、一般に金属性のパ
イプが好適であり、本実施例の場合、内、外径を精密に
仕上げたステンレスパイプを用いた。したがって、上記
の補強パイプ35をフェルール中空部34に、図示しない圧
入工具を用いて圧入し、圧入を完了した状態では、第6
図に示すように、補強パイプ35の先端部が、前記フェル
ール25の環状溝33に安全にはまり込み、補強パイプ35の
後端が、フランジ部29の後端から所定寸法だけ後方に突
出した状態となる。この補強パイプ35の突出端部35a
は、後述するコイルばねの位置規制用として作用するも
のである。
次に、上記フェルール25内に挿入されるインナーフェ
ルール27の詳細を第7図および第9図に基づいて説明す
る。
これらの図において、インナーフェルール27は、例え
ば、合成樹脂により外径略円筒状に形成され、該インナ
ーフェルール27の外周面に、その軸方向に沿ってスリッ
ト27aが、軸対称位置に、2個所形成されている。この
スリット27aの幅は、先端部と後端部とで異なるように
形成してある。また、スリット27aは、先端部まで長手
方向全体に亘って形成しておらず、その先端部のみスリ
ット27aを設けていない。そのため、インナーフェルー
ル27の後方開口端を拡開することができ、第8図(B)
に示した光ファイバ心線21から露出する光ファイバ素線
24を、作業性良くインナーフェルール27の内部に固定で
きる。上記インナーフェルール27の中心には、光ファイ
バ心線21が収まる中空部27bが形成され、この中空部27b
に連通するように、インナーフェルール27の軸方向中心
部に、正確に位置付けられた透孔27cが形成されてい
る。また、インナーフェルール27の先端部には、縮径さ
れたガイド部27dが形成され、補強パイプ35への圧入時
の案内となる役割を果している。
上記のインナーフェルール27に、第8図(B)に示し
た光ファイバ素線24が露出する光ファイバ心線21を、後
端部から圧入し、光ファイバ素線24および光ファイバ心
線21をインナーフェルール27内の中心に、正確に位置決
めして固定する。この状態が、第9図に示されたいる。
さて、次に、補強パイプ35を圧入したアウターフェル
ール25の組立体に対して、光ファイバ心線21を圧入した
インナーフェルール27の組立体とを一体的に組み立て
る。
すなわち、アウターフェルール25の組立体の補強パイ
プ35の後方からインナーフェルール27の組立体を圧入す
る。この場合に、インナーフェルール25の先端部の光フ
ァイバ素線24は、アウターフェルール25の先端肉厚部32
に形成した拡径部31aに案内されて中心部の透孔31に、
スムーズに挿通され、しかも、光ファイバ素線24の中心
軸線とインナーフェルール27およびアウターフェルール
25の中心軸線が、互いに正確に一致することになる。
上記のフェルール固定構造の組立完了状態が、第5図
(A)の拡大正面図(A)および第5図(B)の拡大断
面図に良く示されている。
なお、第5図において、アウターフェルール25の外部
に突出された光ファイバ素線24は切断され、所定の方法
によりその端面が研磨される。以下同様の構造により本
実施例では5本の光ファイバ心線21の先端部に、アウタ
ーフェルール25がそれぞれ固定される。
上記のアウターフェルール25は、第2図に示したフェ
ルールハウジング4内に位置決め固定される。すなわ
ち、フェルールハウジング4の詳細は、第10図(A),
(B),(C)および(D)に示したように、外径略角
筒状に形成され、内部には、軸方向に、一列に、アウタ
ーフェルール25が挿入されるフェルールガイド孔41が、
5本形成されている。このフェルールガイド孔41の中央
部よりやや前方には、第10図(D)に良く示されている
ように、仕切り壁42がそれぞれ半径方向に形成されてい
る。この仕切り壁41には、透孔43がそれぞれ設けられて
いる。この透孔43の内径は、アウターフェルール25の先
端部が挿通されるのに必要にして十分な大きさとしてあ
る。仕切り壁41の後方に隣接し、かつ、フェルールガイ
ド孔41の内壁には、円周方向に例えば180゜ごとに、小
突起44が設けれられている。この軸対称位置にある小突
起44,44が、第11図の部分拡大断面図に示したように、
アウターフェルール25のフランジ部29に形成した左右対
称の溝30,30に嵌合し、アウターフェルール25の円周方
向の回転を阻止する。一方、仕切り壁41に穿設された透
孔43に、アウターフェルール25の先端部を挿入すると、
アウターフェルール25のフランジ部29が、仕切り壁42に
当接し、アウターフェルール25の先端部の各フェルール
ガイド孔41からの突出長さが規制されるとともに、各透
光43の内面によりフェルールガイド孔41の軸方向中心位
置に、5本のアウターフェルール25が、それぞれ位置決
めされることになる。
前記フェルールハウジング4の幅方向両端部には、フ
ェルールガイド孔41と平行に、第2図に示した2本の係
止金具19の先端部が挿入される隔室45,45が形成されて
いる。また、フェルールハウジング4の一方の外面46
(第10図(B)参照)には、二条の凹溝47,47が形成さ
れている。この凹溝47,47は、第1図に示した相手側な
る多心光リセプタクル200等の挿入時の方向性を規制す
るためのものである。さらに、フェルールハウジング4
の後端面には、4本の係止突起49が長手方向に、等間隔
で2列に形成されている。この係止突起49は、フェルー
ルハウジング4の後方開放端を閉塞するフェルール押え
カバー6を固定するためのものである。すなわち、第12
図および第13図に良く示されているように、フェルール
押えカバー6には、フェルールハウジング4に設けた係
止突起49が挿入される受孔61が、該係止突起49に略対応
する位置に設けられている。しかしながら、該受孔61の
ピッチは、前記係止突起49のピッチよりも若干狭く形成
されている。このため、係止突起49を受孔61の挿通する
場合には、該係止突起49が受孔61の位置に強制される。
すなわち、係止突起49の弾性に抗して若干内側に窄めら
れた状態で挿通され、受孔61を貫通したところで、前記
係止突起49が、それ自体の弾性により初期位置に復元
し、係止突起49の先端のフック部49aが、フェルール押
えカバー6の裏面側62を押えることにより該押えカバー
6が、フェルールハウジング4の開口端を完全に閉塞す
ることになる。他方、フェルール押えカバー6の表面側
63には、フェルールハウジング4のフェルールガイド孔
41に嵌入する5つのばね押え部64が、並列、かつ、突状
に形成されている。すなわち、この突状のばね押え部64
は、フェルールガイド孔41にはめ込まれ、コイルスプリ
ング65の一端を、それぞれ押圧するために設けられい
る。これにより第13図に示したように、フェルール押え
カバー6が、フェルールハウジング4に、係止突起49に
より係止された状態では、コイルスプリング65は、フェ
ルールガイド孔41内で圧縮され、その結果、アウターフ
ェルール25を、フェルールガイド孔41の前方に、常に、
付勢しながら支持することになる。
上記のようにして、アウターフェルール25を、所定の
位置に支持したフェルールハウジング4は、第3図に示
した上、下カバー2,3の内側に挿入され、かつ、固定さ
れる。この固定の方法は次の通りである。
すなわち、フェルールハウジング4の後方の対向する
外面46,46に、それぞれ凹溝50,50が設けられている。こ
の凹溝50,50の根端部には、該凹溝50,50の一部を覆うよ
うに、上壁50aが形成されている。
一方、上、下カバー2,3の内側、すなわち、上、下カ
バー2,3の心線ガイド部15の口縁部15aには、小舌片15c,
15c、が前方に突出するように設けられている。該口縁
部15aには、段部15bが形成され、この段部15bに、フェ
ルールハウジング4が位置決め固定される。その固定の
方法は、まず、上、下カバー2,3の口縁部15aに設けた小
舌片15c,15cを、フェルールハウジング4の凹溝50,50
に、特に、その根端部に、上壁50aを設けることによっ
て形成される図示しない袋孔に、小舌片15c,15cを差し
込む。次いで、フェルールハウジング4の後端部を段部
15bに落とし、位置決め固定する。そして、フェルール
ハウジング4に対するフェルール押えカバー6の後方に
導いた光ファイバ心線21は、上、下カバー2,3の隔壁22
によって形成される所定の曲率半径をもった空隙部23内
に、それぞれ収められる。この空隙部23の収束端部にお
いて、光ファイバケーブル7の端部から露出させた補強
繊維8が固定される。
そこで、次に、この補強繊維8を有する光ファイバケ
ーブルの端末固定方法について詳細に説明する。
まず、上カバー2および下カバー3のホルダ部14(第
3図)には、第15図のように、寸法の短い2個の補強繊
維固定用パイプ9,10が嵌入する凹部16が形成されてる。
外側に配置される補強繊維固定用パイプ10は、内側に配
置される補強繊維固定用パイプより肉厚が薄く形成され
ている。また、補強繊維固定用パイプ10の材質として
は、変形容易な軟金属であれば良いが、本発明の実施例
では、黄銅を使用した。なお、内側に配置される補強繊
維固定用パイプ9と外側に配置される補強繊維固定用パ
イプ10の材質を変え、すなわち、内側よりも外側の補強
繊維固定用パイプ10の方が軟質の金属を使用することに
より同様の効果を得ることができる。
以上により、内側の補強繊維固定用パイプ9上に外側
の補強繊維固定用パイプ10を被せた場合に、それらの間
に、環状の間隙が形成され、この間隙に光ファイバケー
ブル7の端部から露出させた補強繊維8を、円周方向に
均等に挟み込む。さらに詳しくは、光ファイバケーブル
7の外被7aに、内側の補強繊維固定用パイプ9を端部か
ら挿通する。次いで、この内側の補強繊維固定用パイプ
9の外周に、補強繊維8を端部から巻き込むように折り
返す。その後、補強繊維8を内面によりしごくようにし
て外側の補強繊維固定用パイプ10を挿通する。この状態
で前記上カバー2および下カバー3に形成した凹部16
に、2個の前記パイプ9,10を嵌入させる。凹部16の軸方
向後端には、第2図および第3図に良く示されているよ
うに、係止端部16aが形成され、この係止端部16aに、内
側および外側の補強繊維固定用パイプ9,10の一方の端
面、すなわち、後方端面が規制される。他方の端面、す
なわち、補強繊維固定用パイプ9,10の前方端面は、凹部
16に形成された前端部16bにより規制される。こうし
て、凹部16に嵌入した補強繊維固定用パイプ9,10は、光
ファイバケーブル7の軸方向いずれの方向にも移動しな
くなる。
上記の補強繊維固定用パイプ9,10の後方には、ケーブ
ルフード11が配置される。このケーブルフード11は、弾
性材料で形成され、例えば、ポリウレタン樹脂が好適で
ある。このケーブルフード11は、第2図に、その外形が
良く示されているように、フランジ状の本体部11aの一
側面から軸方向に突出するように筒体部11bが形成され
ている。そして、この筒体部11および前記本体部11aを
貫通して光ファイバケーブル7が挿通される。このケー
ブルフード11は、上、下カバー2,3の端部に形成したケ
ーブルフード嵌入用凹部18に、はめ込まれる。この状態
が第16図の拡大図に良く示されている。
なお、ケーブルフード11は、光ファイバケーブル7
に、補強繊維固定用パイプ9,10を挿通する以前に、挿通
しておく。
次に、上記のように構成の多心光コネクタプラグ1の
組立順序を説明する。
まず、下カバー3の心線ガイド部15に、フェルールハ
ウジング4を、前記したようにして固定する。次いで、
フェルールハウジング4のフェルール押えカバー6の後
方に導出された光ファイバ心線21を、隣接する隔壁22,2
2によって形成される空隙部23に、それぞれ分離して収
納する。光ファイバ心線21は心線ガイド部15からホルダ
部14に至る個所で、空隙部23が存在しなくなり、当該光
ファイバ心線21の収束部が、内側の補強繊維固定用パイ
プ9に挿通される。そして、光ファイバケーブル7の端
部から露出した補強繊維8を、前記のようにして、該パ
イプ9上に折り返した後、補強繊維8の外側に、他の補
強繊維固定用パイプ10を被せる。次に、この2個の補強
繊維固定用パイプ9,10とともに、該パイプ9,10の後方に
隣接して配置したケーブルフード11を、下カバー3の凹
部16およびケーブルフード嵌入用凹部18にそれぞれ嵌入
させる。
かかる状態で、下カバー3と対称形状に形成された上
カバー2を重ね合わせる。この場合に、前述したよう
に、ホルダー部14の内面より突出する円筒部17aと座ぐ
り部17bとが、上カバー2に形成した座ぐり部17bと、円
筒部17aとにそれぞれ凹凸嵌合し、上、下カバー2,3が位
置決めされる。
次に、上記円筒部17aおよび座ぐり部17bの中心に設け
た透孔17に、小ねじ12を挿通し、ナット13との組み合わ
せにより、小ねじ12を締め付ける。該小ねじ12を締め付
けるにしたがって、上、下カバー2,3の凹部16の内面に
より、外側に配置された相対的に肉薄の補強繊維固定用
パイプ10を押しつぶすように変形する。この場合、内側
に配置された補強繊維固定用パイプ9は、相対的に肉厚
に形成されているので、押圧力により変形せず、結局、
該パイプ9,10の間隙に挟まれた補強繊維が強固に固定さ
れることになる。この状態の断面図を第17図に示す。
上記の場合に、外側の補強繊維固定用パイプ10を全体
的に変形するため、光ファイバ素線24に対して、スポッ
ト的な集中荷重を加えず、不用意に損傷等を与えるおそ
れが効果的に回避できるというきわめて重要な効果を奏
する。さらに、従来では、補強繊維止め作業と、カバー
等への取付作業と2回の止め作業を必要としたが、上記
の方法によれば、上、下カバーのねじ止め時に同時に補
強繊維の固定ができ、いわゆる1回の止め作業により光
ファイバケーブル7の固定を行なうことができるので、
作業能率が向上する。
他方、ケーブルフード11も、上、下カバー2,3のケー
ブルフード嵌入用凹部18の内底面に互いに押圧され、弾
性部材により形成された該ケーブルフード11がおしつぶ
されるように変形し、このケーブルフード11に挿通され
た光ファイバケーブル7の外被7aが上、下カバー2,3間
に強固に保持・固定される。こうして、光ファイバケー
ブル7は、内部の補強繊維8が補強繊維固定用パイプ9,
10間で固定され、また、外被7aは、ケーブルフード11に
より固定するため、例え、光ファイバケーブル7に対し
て、軸方向後方への張力が加わったとしても、光ファイ
バ心線21、ひいては、その内部の光ファイバ心線21の内
部の光ファイバ素線24に、無理な張力を加えることがな
い。
こうして組み立てを完了した多心光コネクタプラグ1
を第14図(A),(B)に示す。
再び、第1図に戻って、上記の多心光コネクタプラグ
1と組み合うプラグ受け具、例えば、多心光リセプタク
ル100の構成を第18図以下の詳細図を参照して説明す
る。
各構成部品の天地を逆にした第18図に良く示されてい
るように、多心光リセプタクル100は、例えば、導電性
樹脂によって外形略角筒状に形成したリセプタクル本体
110と、この本体110内に収納・固定される多連スリーブ
130と、リセプタクル本体130内の前記多連スリーブ130
の後部に挿入配置される受光・発光素子140と、この受
光・発光素子140の後面に配置され、前記多連スリーブ1
30に固定されるスリーブ押え板150と、このスリーブ押
え板150の後面に配置される後面カバー金具170とから構
成されている。
リセプタクル本体110は、第18図以下に示されている
ように、その内部に該本体110の幅方向に延びる内壁111
が設けられている。この内壁111には、該内壁111を貫通
する複数、本実施例では5つの貫通孔112が、内壁の111
に沿って一列に形成されている。この貫通孔111の外周
を取り囲むように、波形の段部113が形成され、この段
部113に、後述する多連スリーブ130の筒体部131が、は
め込まれる構成となっている。
上記多連スリーブ131の詳細を第24図ないし第26図に
示す。
これらの図において、多連スリーブ131には、レーザ
ダイオード(LD)、受光・発光ダイオード(LED)等
(以下、光素子140と略記)のキャップ部が収容される
それぞれ独立した素子収容部132が、図における水平方
向に一連に形成されている。この素子収容部132と筒体
部113とは、第24図(E)に良く示されているように、
隔壁133により隔てられおり、この隔壁133の中心には、
第24図(F)の拡大背面図に良く示されているように、
光素子140の中心と正確に対峙する小径の透孔134が形成
されている。
素子収容部132内には、その内周面に沿って90゜隔て
た位置に、半径方向に突出するリブ135が設けてある。
このリブ135は、光素子140の外形寸法のばらつきを吸収
し、素子収容部132内に、光素子140が確実に固定される
ように設けてある。すなわち、半径方向に突出するリブ
135の頂点を通る仮想円よりも、光素子140の円筒部外径
が、わずかに大きくなるように寸法を設定してあり、該
光素子140を、素子収容部132に対して圧入する構造とな
っている。また、素子収容部132の開口端には、段部136
が形成され、この段部136の一部には、光素子140のキャ
ップ141(第18図を参照のこと)に設けた回転防止用小
舌片142を挿入するための切欠部137が形成されている。
前記素子収容部132に、光素子140を収容する場合、該
切欠部137に、光素子132の小舌片142を落とすことによ
り、光素子140の方向性が規制される。素子収容部132に
収納された光素子140としては、本実施例の場合、LEDを
使用し、そのリード部143およびリード144部は、第18図
に示すように、略直角に折曲げられ、素子収容部132に
端部に突設したリード受部138の溝138aに、それぞれ挿
入される。
なお、種類の異なる光素子140が挿入されるが、3本
のリードを有する光素子140にあっては、中央部に位置
するリード部は、リード受部138の中央部に形成された
深さの浅い溝138bに挿入され、その両側のリードは、相
対的に深さの深い前記溝138aに挿入される。
上記多連スリーブ130の背面には、第25図に示した素
子押え板150が配置される。
この素子押え板150は、多連スリーブ130の素子収容部
132にはめ込まれる。すなわち、該素子収容部132に収容
された光素子140を位置ずれさせることなく、しかも光
素子140の発光面が傾斜しないように、該素子収容部132
の底面となる隔壁133に密着させて固定させるために、
次のような精密な構造を有している。
すなわち、素子押え板150の素子収容部132の対向面に
は、第25図に示すように、小突起151が所定の配置で形
成されている。この小突起151の配置は、素子収容部132
に光素子140を収容した場合に、第26図に良く示されて
いるように、該素子140のキャップの周縁に形成された
フランジ部145の周りに、該小突起151が当接するように
な配置としてある。また、前記対向面には、第25図
(B)あるいは(D)に示されているように、光素子14
0のリード部を受ける細溝152が形成されている。この細
溝152は、3本1組として、収容する光素子140の数、本
実施例では、5個の光素子140を使用するため、5組の
細溝152が、横一列に平行に形成されている。また、1
組の細溝152のうち、両端の細溝152は、同一長さであ
り、中央の細溝153は、両端の細溝152より短く、かつ、
相対的に溝が深く形成されている。
次に、第26図に、多連スリーブ130の素子収容部132
に、光素子140を収容し、素子押え板150で固定した状態
の拡大断面図を示す。この図から明らかなように、素子
収容部132に収容された光素子140におけるキャップ141
のフランジ部145は、素子押え板150の小突起151により
押圧支持される。また、光素子140の、図示しないモー
ルド部から導出したリード部143,144および中央に位置
するリード部143aは、略直角に折曲げられ、多連スリー
ブ130側のリード受部138における相対的に深さの深い両
端の溝138aと、相対的に深さの浅い溝138bに、それぞれ
挿入される。一方、上記の各溝138a,138bに収まった各
リード部143,143a,144に対して、素子押え板150の細溝1
52,153が対向し、その細溝152,153の溝内の端面により
各リード部143,143a,144を押圧する。こうして、該各リ
ード部143,143a,144は、多連スリーブ130側の溝と素子
押え板150側の溝とを端面同士で互いに挟むようにして
反対方向に押圧され、溝内で確実に固定される。その結
果、素子押え板150側の小突起151による押えと相まって
5個の光素子140が、一括して素子収容部132に固定され
ることになる。すなわち、相手側の光軸に対して直角に
設定した光素子140の発光面を構造的に安定して保持す
ることができる。
次に、上記した多連スリーブ130と素子押え板150との
固定方法について、再び、第24図ないし第25図に戻って
説明する。
すなわち、多連スリーブ130には、第24図(B)の正
面図に良く示されているように、素子収容部132の上部
および下部の対向位置に、4つの角溝139が、隣接する
筒体部131,131間に、それぞれ形成されている。上記の
角溝139に対応して素子押え板150の上部および下部に
は、第25図に示すように、上、下一対の係合アーム154,
154が4組形成されている。この係合アーム154の先端部
にはフック部154aが、それぞれ形成されている。
そこで、多連スリーブ130と、素子押え板150との結合
は、該素子押え板150の係合アーム154を、多連スリーブ
130の角溝139に当てがって前方に押圧することにより、
上、下の係合アーム154,154が、それ自体の弾性に抗し
て押し拡げられ、係合アーム154,154が完全に角溝139に
挿入されたところで、係合アーム154,154の先端部のフ
ック部154aが、弾性により復元し、角溝139の段部と係
合することにより行なわれる。
次に、素子押え板150の後方に配置され、前記リセプ
タクル本体110内に圧入固定される後面カバー金具170に
ついて、その詳細を、第22図および第23図を参照して説
明する。
後面カバー金具170は、平面形状略コ字状に形成さ
れ、開口端に向かって平行に延びる差込み片172,172を
有する。この両開口端には、互いに対向する係止突起17
1,171が形成されている。この係止突起171,171は、例え
ば、第2図に示した多心光コネクタプラグ1の係止金具
19,19の係止孔19a,19aに嵌入し、両者のロック機構を構
成するものである。
後面カバー金具170の差込み片172,172の後部には、対
向位置に一対の折曲げ片173,173を有し、この折曲げ片1
73,173の対向する端面に、2つの係止突起174,174が形
成されている。さらに、差込み片172,172の上、下の端
面であって、前記係止突起171と折曲げ片173との間とな
る位置に、第23図に良く示されるように、係止突起175,
175が上、下一対、それぞれ設けられている。また、差
込み片172,172の下方端面には、第1図に示したプリン
ト基板200に対して固定するための取付片176,176が形成
されている。
上記の後面カバー金具170は、第18図および第19図に
良く示されているように、リセタプクル本体110の幅方
向両端に、側壁114,114に沿って内部に形成した角孔11
5,115に、それぞれ圧入される。そして、第22図に示し
たように、圧入時に、角孔115,115の側壁116,116に対し
て係止突起174,174が食い込む。また、角孔115,115の
上、下からの突出部115aには、第23図に示すように係止
突起175,175が食い込む。このように、後面カバー金具1
70は、リセタプクル本体110に対して合計4箇所で食い
込み、完全に両者の結合がなされ、その内面の多連スリ
ーブ130および素子押え板150をリセプタクル本体110に
対して強固に固定することになる。
次に、第27A図ないし第27F図に基づき、多心光リセプ
タクル100全体の組立順序を説明する。
第27図(A),(B)において、リセプタクル本体11
0に対し、多連スリーブ130と、5個の光素子140と、素
子押え板150と、後面カバー金具170が組み合わせられ
る。
そこで、まず、多連スリーブ130に対して5個の光素
子140を、第24図に示したそれぞれの素子収容部132に、
切欠部137を介して所定の位置決めを行なって収容す
る。次に、第27C図に示すように、光素子140を収容した
多連スリーブ130に対して、その後方から素子押え板150
を嵌合させる。
次いで、第27D図に示すように、リセプタクル本体110
に対して、前記の多連スリーブ組立体を挿入する。この
場合、多連スリーブ130の筒体部131を、第18図、第20図
および第21図等に示したリセプタクル本体110の貫通孔1
12に挿入することにより、正確な位置決めがなされるよ
うに、該貫通孔112および筒体部131が形成されている。
次に、第27E図に示すように、後面カバー金具170を、
リセプタクル本体110に対して挿入する。すなわち、第1
8図および第19図に良く示されているリセプタクル本体1
10の角孔115に、後面カバー金具170を所定の工具等を用
いて圧入する。この後面カバー金具170の圧入により多
連スリーブ組立体が、リセプタクル本体110に対して、
確実、かつ、強固に固定される。こうして完成した多心
光リセプタクル110が第27F図に示されている。この光リ
セプタクル100は概略次のような特徴を有する。
(1)複数の光素子140が多連スリーブ130の素子収容部
132にスリーブ押さ板150により確実に位置決め固定さ
れ、光素子140を浮動させることがないので、光軸が常
に一定し、光信号の伝送損失を生じさせることがない。
(2)リセプタクル本体110には、多連スリーブ130ごと
光素子140を組み込むため、外形の小さい光素子140を1
つ1つ該リセタプクル本体110に組み込む必要がなくな
り、取扱に便利で作業能率が向上する。
(3)一体的に形成した多連スリーブ130により、独立
した複数の光源を同一軸線上にきわめて容易に位置付け
ることができる。
次に、第28図および第29図を参照して上記多心リセプ
タクル100におけるリセプタクル本体を改良した実施例
を説明する。
第28図は従来のリセプタクル本体120を示し、このリ
セプタクル本体120は、ノイズ対策等の理由で、一般に
金属または導電性樹脂121により形成している。しかし
ながら、従来のこの構造ではリセプタクル本体120の表
面が導電性のため、例えばプリント基板200に実装した
場合に、このリセプタクル本体120表面と接触するプリ
ント基板200の表面201には、導電パターンを設けること
ができない。また、ケース表面が導電性の光モジュール
120等を電子機器に実装する際に、電子機器の筐体との
絶縁を図る必要がある場合には、他の絶縁部材を介在さ
せなければならないなどの手数がかかった。
そこで、第29図に示すように、リセプタクル本体120
を、導電性樹脂121の外側を絶縁性樹脂122で覆った構造
とする。このようにすると、プリント基板200の表面201
への導電パターンとの短絡の問題を回避し、他の絶縁部
材の介在なしので電子機器への実装が可能となり、部品
点数の削減と実用上の便宜が図られる。
以上のように、上記の実施例では、多心光コネクタプ
ラグ1の全体、およびこの多心光コネクタプラグ1のプ
ラグ受具としての多心光リセプタクル100全体について
詳細に説明してきたが、本発明の重要性を明確にするた
めに、かかる本発明における特許請求の範囲の構成に対
応する効果のみを、特に抽出して述べれば、以下の通り
である。
[発明の効果] 本発明の多心光リセプタクルによれば、多連スリーブ
の素子収容部にそれぞれ光素子を圧入し、該光素子のリ
ード部を略直角に折曲げて、素子収容部の外部に導出す
る。素子収容部の後方には素子押え板が配置され、該素
子押え板の係合アームを多連スリーブの角溝に係合させ
ることにより多連スリーブと素子押え板とを一体的に結
合する。この時、素子収容部に収容された光素子も素子
押え板に設けた小突起により押圧され、高精度に位置決
めしつつ、確実に固定される。さらに、光素子のリード
部も素子収容部の一端に設けたリード受部と、他方の素
子押え板に設けた細溝との端縁同士で挟持し、光素子の
固定を確実にする。
また、外形の小さい複数の光素子を多連に形成したス
リーブに対して素子押え板により一括して固定するた
め、リセプタクル本体には、1つ1つ組み込む必要がな
く多連スリーブごと組み込むことができ、組立作業が容
易になる。さらに、多連スリーブの筒体部もリセプタク
ル本体の内壁に設けた貫通孔に挿入された後、後面カバ
ー金具により簡単かつ確実に固定される。上記の構造に
より光素子の多連スリーブへの固定、該多連スリーブの
リセプタクル本体への固定が確実かつ所定位置への位置
決めが高精度に行ない得る結果、接続されるべき相手側
多心光コネクタプラグとの軸ずれ、軸傾斜等が減少し、
接続損失を最小限に抑制することができるなどの優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す多心光コネクタプラ
グおよびこのプラグ受具としての多心光リセプタクルの
斜視図、第2図は、上記多心光コネクタプラグの分解斜
視図、第3図は、多心光コネクタプラグの構造部品であ
る上カバーまたは下カバーを示し、同図(A)は、その
正面図、同図(B)は、その内面を示す平面図、同図
(C)は、その外側を示す平面図、第4図は、上カバー
と下カバーの組み合わせにより形成された空隙部を示す
拡大断面図、第5図は、上記多心光コネクタプラグの構
成部品であるフェルールを示し、同図(A)は、その拡
大正面図、同図(B)は、その縦断面図、第6図は、上
記フェルールの構成部品を示し、同図(A)は、そのア
ウターフェルールの縦断面図、同図(B)は、アウター
フェルール内に挿入される補強パイプの縦断面図、第7
図は、上記アウターフェルールに補強パイプを圧入した
状態の縦断面図、第8図は、インナーフェルールおよ
び、このインナーフェルールへ圧入される光ファイバ心
線を示し、同図(A)は、インナーフェルールの縦断面
図、同図(B)は、端部から光ファイバ素線が露出した
光ファイバ素線の正面図、同図(C)は、インナーフェ
ルールの斜視図、第9図は、インナーフェルールに光フ
ァイバ心線を圧入した状態の縦断面図、第10図は、上記
多心光コネクタプラグの構成部品であるフェルールハウ
ジングを示し、同図(A)は、その左側面図、同図
(B)は、その正面図、同図(C)は、その左側面図、
同図(D)は、フェルールハウジングの一部を切り欠い
た断面図、第11図は、フェルールハウジングに対して、
フェルールが位置決めされた状態を示す拡大断面図、第
12図は、フェルールハウジングに対するフェルールの固
定構造を説明するための部分断面図、第13図は、同じく
その部分断面図、第14図は、各構成部品を組み込んだ多
心光コネクタプラグを示し、同図(A)は、その正面
図、同図(B)は、その一部を断面とした平面図、第15
図は、光ファイバケーブル中の補強繊維の固定構造を説
明するための斜視図、第16図は、上記光ファイバケーブ
ルの上、下カバーへの固定構造を示す拡大断面図、第17
図は、第16図におけるA−A線に沿う断面図、第18図
は、上記多心光コネクタプラグに組み合う多心光リセプ
タクルの分解斜視図、第19図は、上記多心光リセプタク
ルの正面図、第20図は、第19図におけるA−A線に沿う
断面図、第21図は、第19図のB−B線に沿う断面図、第
22図および第23図も同じく、上記多心光リセプタクルへ
の後面カバー金具の係止状態を明瞭にするための断面図
であって、第22図は、第23図におけるB−B線に沿う断
面図、第23図は、第22図のA−A線に沿う断面図、第24
図は、上記多心光リセプタクルの構成部品である多連ス
リーブを示し、同図(A)は、その平面図、同図(B)
は、その正面図、同図(C)は、その側面図、同図
(D)は、同図(B)のA−A線に沿う断面図、同図
(E)は、同図(D)のB−B線に沿う拡大断面図、同
図(F)は、その拡大背面図、同図(G)は、さらに、
同図(F)の一部拡大図、第25図は、上記多心光リセプ
タクルの構成部品である素子押え板を示し、同図(A)
は、その平面図、同図(B)は、その内面を示す正面
図、同図(C)は、同図(B)のA−A線に沿う拡大断
面図、第26図は、多連スリーブへの光素子の固定状態を
説明するための部分断面図、第27A図、第27B図、第27C
図、第27D図、第27E図、および第27F図は、多心光リセ
プタクルの組立順序を示す説明図、第28図は、従来のリ
セプタクル本体の構成材料を説明するための断面図、第
29図は、これを改良したリセプタクル本体の一実施例を
を示す断面図である。 1……多心光コネクタプラグ、 2……上カバー、3……下カバー、 4……フェルールハウジング、 5……フェルール、 6……フェルール押えカバー、 7……光ファイバケーブル、7a……外被、 8……補強繊維、 9,10……補強繊維固定用パイプ、 11……ケーブルフード、 12……小ねじ、13……ナット、 14……ホルダ部、15……心線ガイド部、 15a……口縁部、15b……段部、 15c……小舌片、16……凹部、 16a……係止端部、 16b……先端部、17……透孔、 17a……円筒部、17b……座ぐり部、 18……ケーブルフード嵌入用凹部、 19……係止金具、19a……係止孔、 20……L字状溝、 21……光ファイバ心線、22……隔壁、 23……空隙部、24……光ファイバ素線、 25……アウターフェルール、 26……補強パイプ、 27……インナーフェルール、 27a……スリット、27b……中空部、 27c……透孔、27d……ガイド部、 28……テーパ部、29……フランジ部、 30……溝、31……透孔、 32……先端肉厚部、33……環状溝、 34……フェルール中空部、 35……補強パイプ、 41……フェルールガイド孔、 42……仕切り壁、43……透孔、 44……小突起、45……隔室、 46……外面、47……凹溝、 48……後端面、49……係止突起、 49a……フック部、50……凹溝、 61……受孔、62……裏面側、 63……表面側、64……ばね押え部、 65……コイルスプリング、 100……多心光リセプタクル、 110……リセタプタクル本体、 111……内壁、112……貫通孔、 113……段部、114……側壁、 115……角孔、115a……突出部、 116……側壁、 120……リセプタクル本体、 121……金属または導電性樹脂、 122……絶縁性樹脂、 130……多連スリーブ、 131……筒体部、 132……素子収容部、133……隔壁、 134……透孔、135……リブ、 136……段部、137……切欠部、 138……リード受部、138a……溝、 138b……浅い溝、139……角溝、 140……光素子、141……キャップ、 142……回転防止用小舌片、 143,144……リード部、 145……フランジ部、 150……素子押え板、151……口縁部、 152……小舌片、153……段部、 154……係合アーム、 154a……フック部、 170……後面カバー金具、 171……係止突起、172……差込み片、 173……折曲げ片、 174,175……係止突起、 176……取付片、200……プリント基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−106914(JP,U) 実開 昭61−129248(JP,U) 実開 昭55−123917(JP,U) 実開 昭61−56607(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/42

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多心光コネクタプラグと嵌合接続される多
    心光リセプタクルであって、 軸方向前面側に前記多心光コネクタプラグの複数のフェ
    ルールをそれぞれ受容可能な複数の筒体部を幅方向に並
    んで一体に有し、軸方向後面側に開口するとともにそれ
    ぞれ光素子を収容可能な複数の素子収容部を幅方向に並
    んで有し、前記筒体部と前記素子収容部とがそれぞれ小
    径の透孔を介して前後に連通してなる多連スリーブと、 前記複数の筒体部をそれぞれ挿入させる複数の貫通孔を
    幅方向に並んで有し、前記貫通孔に前記筒体部を後面側
    から挿入させて前記多連スリーブを受容保持するリセプ
    タクル本体と、 前記素子収容部にそれぞれ収納され、後面側から後方に
    突出するとともに下方に直角に曲がって延びるリードを
    有する複数の光素子と、 前記多連スリーブの後面側に係合して取り付けられ、前
    記素子収容部に収容された光素子の後面を押圧して固定
    保持する素子押え板と、 前記素子押え板および前記多連スリーブを覆って前記リ
    セプタクル本体の後面側に取り付けられ、前記素子押え
    板および前記多連スリーブを挟持して前記リセプタクル
    本体に固定保持させる後面カバーとを備えて構成され、 前記多連スリーブの後面下部には、後方に突出するとと
    もに前記光素子の前記リードの下方に延びる部分を受容
    する溝が形成されたリード受部が設けられ、前記素子押
    え板の前面には前記光素子の前記リードの折れ曲がり部
    を受容する溝が形成されており、 前記素子収容部に前記光素子が収容された状態で前記リ
    ードにおける下方に直角に曲がって延びる部分が前記リ
    ード受け部の溝に受容され、この上に前記素子押え板が
    取り付けられた状態で前記リードにおける下方に直角に
    折れ曲がる部分が前記素子押え板の溝に受容され、前記
    リードが前記リード受け部と前記素子押え板とに挟持さ
    れて固定保持されるように構成されていることを特徴と
    する多心光リセプタクル。
  2. 【請求項2】前記素子押え板の前面に複数の小突起が設
    けられ、 これら小突起は前記光素子の後面に形成される円盤状フ
    ランジ部の回りに対向して位置し、前記素子押え板が前
    記リセプタクル本体の後面側に取り付けられたときに前
    記素子収容部に収容された前記光素子の前記円盤状フラ
    ンジ部に当接して前記光素子を前記素子収容部内に固定
    保持するように構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の多心光リセプタクル。
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