JPH03167508A - 光コネクタプラグ - Google Patents

光コネクタプラグ

Info

Publication number
JPH03167508A
JPH03167508A JP1306680A JP30668089A JPH03167508A JP H03167508 A JPH03167508 A JP H03167508A JP 1306680 A JP1306680 A JP 1306680A JP 30668089 A JP30668089 A JP 30668089A JP H03167508 A JPH03167508 A JP H03167508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferrule
optical fiber
optical
core
connector plug
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1306680A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3104908B2 (ja
Inventor
Hideyuki Hanzawa
半沢 秀行
Etsuro Doi
土居 悦郎
Toshihiro Nonaka
野中 俊博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KERU KK
Kel Corp
Original Assignee
KERU KK
Kel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KERU KK, Kel Corp filed Critical KERU KK
Priority to JP01306680A priority Critical patent/JP3104908B2/ja
Priority to US07/617,990 priority patent/US5231685A/en
Publication of JPH03167508A publication Critical patent/JPH03167508A/ja
Priority to US08/139,046 priority patent/US5390270A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3104908B2 publication Critical patent/JP3104908B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3887Anchoring optical cables to connector housings, e.g. strain relief features
    • G02B6/3888Protection from over-extension or over-compression
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3873Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
    • G02B6/3874Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls using tubes, sleeves to align ferrules
    • G02B6/3878Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls using tubes, sleeves to align ferrules comprising a plurality of ferrules, branching and break-out means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野ゴ 本発明は、複数の心線を一括し、補強繊維とともに、合
或樹脂製の外被によって被覆した多心光ファイバケーブ
ルを接続するためのコネクタプラグに関し、特に、多心
光ファイバケーブルの端末から露出させた光ファイバ心
線を案内する案内溝を備えた光コネクタプラグに関する
[従来の技術コ 複数本の光ファイバ心線を一括して被覆し、本の多心光
ファイバケーブルを用いて高密度の光信号の伝送を行な
う通信伝送路が多方面で発展している。この通信伝送路
の布設に用いられる多心光ファイバケーブル同士の接続
や、多心光ファイバケーブルと光学装置との接続に,光
コネクタプラグおよび、このプラグを受けるプラグ受具
,例えば、多心リセプタクルが使用される。上記のコネ
クタプラグに対する多心光ファイバケーブル、特に、該
ファイバケーブルの外被端部から露出させた光ファイバ
心線は、その先端部に固定されるフエルールと、コネク
タカバーの一端に固定される多心光ファイバケーブルの
外被との間で小曲折が生じないように配慮する必要があ
る。すなわち、光ファイバ心線に小曲折が生じると、光
ファイバ素線のコア部に伝わる光のクラッド部との境界
面に入射する角度が臨界角より大きくなくる場合がある
.その場合に光エネルギーの一部がクラツド部へ放射モ
ードして漏れてしまう。このため,光の伝送ロスが増加
することになる。したがって、この小萌折が生じないよ
うにすることが重要である。
[発明が解決しようとする課題] 従来では、光コネクタプラグにおいて、上、下カバー内
に収納される光ファイバ心線に対して、小曲折を生じな
いような配慮は特にされていなかった。
ところで、光ファイバ心線の先端部に固定したフェルー
ルは、一般にコイルスプリングで支持された浮’IA構
造を採用している。このため、フエルールを相手側のプ
ラグ受具、例えば多心光りセプタクルに接続する場合に
は、フエルールが光コネクタプラグ内で、コイルスプリ
ングのばね力に抗して、後方に押し戻される。結局、フ
エルールが固定された光ファイバ心線が後方へ押江され
ることになる。一方、光ファイバの外被は、ケーブルフ
ードを介して上、下カバーの一端に固定されているため
、フエルールの後方への押正により光ファイバ心線は、
上、下カバー内で曲折されることになる。この曲折によ
る曲率半径(曲げ半径)が小さくなると、曲げ損失が発
生し、光信号の伝送損失を生じさせるという解決するべ
き課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされた
もので、光ファイバ心線の上、下カバー内での曲げ損失
を極力減少させ、光信号の伝送損失を少なくした構造の
光コネクタプラグを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の光コネクタプラグは、光ファイバケーブルの外
被端部が上、下カバー内に固定され、該外被端部から露
出させた複数本の光ファイバ心線の先端部にフェルール
が固定され、該フエルールが前記上、下カバー内に支持
される構造の光コネクタプラグにおいて、前記上、下カ
バーの内面に、前記光ファイバ心線を案内する一定の曲
率半径を備えた複数の案内溝を設けたものである。
[作用コ 本発明の光コネクタプラグによれば、上、下カバーの内
面に、光ファイバ心線を案内する一定の[111率半径
を備えた複数の案内溝を設けたので、該案内溝内でのみ
、光ファイバ心線が遊動し、該案内溝の壁面に規制され
て一定の曲率半径以下には、曲折されない.したがって
、極端な小曲折による曲げ損失が回避でき、光信号の伝
送損失を極力抑制することができる。
[実施例コ 以下に、本発明の一実施例を図を参照して詳細に説明す
る. 第■図は、本発明に係る光コネクタプラグと、このプラ
グと組み合わせられるプラグ受け具としての多心光りセ
タプクルとを一部を断面とした斜視図であり、第2図は
、上記光コネクタプラグのみの分解斜視図である。これ
らの図において、多心光コネクタプラグ1は、第2図に
良く示されているように、同一形状に形成され、例えば
、絶縁性樹脂により形成された上カバー2と、下カバー
3と、各フエルールを収容するためのフエルールハウジ
ング4と、このフエルールハウジング4に案内支持した
各フエルール5を後方から押さえるフェルール押さえカ
バー6と、第4図の分解斜視図に良く示されているよう
に、光ファイバケーブル7の補強繊維8を固定するため
の2つの径の異なる捕IJ!維固定用パイプ9,10と
、光ファイバケーブル7の外被を支持し固定するケーブ
ルフード11との合計7部材から構成されている。
次に、これらの個々の構或部材について詳細に説明する
まず、上記の上カバー2および下カバー3は次のように
構成されている。すなわち、第3図に良く示されている
ように、互いに対向する両端面が略平行となるホルダ部
14と、一方の先端に向かって所定のテーパをもって拡
径する心線ガイド部15とを備えている。上記ホルダ部
14には、前記2つの補強繊維固定用パイプ9,10を
所定の位置に位置決めするために、外側に位置する補I
7JI繊維固定用パイプ10の外形に一致するように象
った凹部16が形成されている。この凹部16を挟んで
、その両側に、第2図に示した小ねじ12を挿通するた
めの透孔17,17が形或され、この透孔17,17の
一方の周縁には相対的に高さの高い円筒部17aが形成
されている。
他方の透孔17の周縁には、前記円筒部17aの高さに
略等しい深さの座ぐり部17bが形成されている。この
円筒部17aと座ぐり部17bは上カバー2と下カバー
3とを重ね合わせた場合に、上カバー2の円筒部17a
が下カバー3の座ぐり部17bに収まり、逆に、下カバ
ー3の円筒部17aは、上カバー2の座ぐり部17bに
収まり、いわゆる凹凸嵌合により、上、下カバー2,3
が所定の位置に、位置決めされるように構威されている
補強繊維固定用パイプ9.10を位置決めするための凹
部16の係止端部16aに隣接して、ケーブルフード用
嵌入凹部18が形或されている。
また、ホルダ部14の略中央両端には,ロック機構を構
成するための第2図に示した一対の係正金具19.19
の後端部が収まるL字状溝20,20が形或されている
次に、上記ホルダ部14に連らなる心線ガイド部15の
構戒について、詳細に説明する。
この心線ガイド部15には、ホルダ部14から分離され
た複数の光ファイバ心線21、すなわち、この実施例で
は、5本の光ファイバ心線21を所定の曲率半径(最小
藺げ半径ともいう)をもって個々に分離して心線ガイド
部15の前方に案内する隔壁22が複数条形威されてい
る。
隣接する」対の隔壁22.22の間隔は、光ファイバ心
線21の外径より若干大きく形威され,光ファイバ心線
21が隔壁21.21間で幅方向に動き得るn戊となっ
ている。また、最外側に配置された隔壁22の曲率半径
が、それより内側に配置された隔壁22の曲率半径より
も小さくなるが、上記最外側の隔壁22の曲率半径につ
いても一定以下にならないように製作上留意する重要な
注目すべき点がある。すなわち、光ファイバに対してi
端に小さい曲折部が形戊されると、かかる部分でいわゆ
る曲げによる光信号の減衰が生じ、伝送損失を助長させ
るという致命的な欠陥が生じるからである。この実施例
では、種々の実験の結果、例えば、線径が0.60mm
φの光ファイバ心線21(光ファイバ素線径、0.25
mmφ)は、最小でも曲率半径が4 0 m mφ以下
にならないように、隔壁22を設計してある. また、隔壁22の高さも線径に比較して,相対的に著し
く高く形威してある。このため、第4図に示すように、
上カバー2と下カバー3とを組み合わせた場合に、上下
の隔壁22.22の端部同士が当接し、該隔壁22.2
2によって仕切られた広い空隙部23が形威される。し
たがって、この空隙部23に案内された光ファイバ心線
21は、外力が加わることによって当該空隙部23内を
左右上下に動き得るが、左右の隔壁22.22および上
カバー2、下カバ−3の内面により運動範囲が制限され
、小曲折が効果的に防止される.次に、上記隔壁22.
22により形成された空隙部23に導かれた光ファイバ
心線21の先端部には、該光ファイバ心線21の中心に
位置する光ファイバ素線24・を、精度良く軸を合わせ
して光ファイバ心線21とともに、所定の位置に固定す
るためのフェルール5が設けられている。このフェルー
ルへの固定構造は,従来のように、接着剤を用いた固定
構造と異なり、第5図(A),(B)に示すように、外
側に配置した合成樹脂製のフェルール25に対して、金
属製の補強パイプ26をκ人し、この?18強パイプ2
6に対して、合成樹脂製のインナーフェルール27を圧
入固定する。この固定構造は、製作容易で、かつ、光フ
ァイバ素線24をフェルールの中心位置に容易に精度良
く位置決めし得る構造となっている。
以下に、このフェルール固定vIi造について、第5F
女1以下を参照して詳細に説明する。
第51M](A)は,光ファイバ心線21および光ファ
イバ索線24を押入するための、最外側に配万されるア
ウターフェルール25の中央縦断面図である。このアウ
ターフエルール25の先端部には、テーパ部28が形或
され、該フエルール25の後端部には、フランジ部29
が形成されている。
上記先端部に形成されたテーパ部28は,相手方のプラ
グ受けJL.例えば、第1図に示した多心光りセプタク
ル200内の多連スリーブ201に対してスムーズに揮
入され、ガイドとして役目を果たすものである。一方、
後端部のフランジ部29には、第5図(A)に良く示さ
れているように、該フランジ部29の外周対向部分を一
部切り欠いて軸方向の溝30.30が形成してある。こ
の溝30.30は、後に詳述するが,第2図に示したフ
ェルールハウジング4に対して、相対的に円周方向の四
転を咀止するためのものである。このフェルール25の
先端部には、高精度な精密加工によって形成した光ファ
イバ素線24の挿通用の透孔31が、先端肉淳部32の
中心に、軸方向に向かって形戊されている。上記の透孔
31の後方には、拡tt部31aが形威され、光ファイ
バ素線24を上記透孔31へ押入する場合のガイドとし
ての役目を果たすものである。
フェルール25の先端肉厚部32には、環状溝33が形
成され、この環状溝33の外径と、フェルール中空部3
4の内径とが、一致するように形威されている。上記フ
ェルール中空部34には、第6図(B)に示すような補
強パイプ35がIf入される。この補強パイプ35は、
一般に金属性のパイプが好適であり、本実施例の場合、
内、外径を精密に仕上げたステンレスパイプを用いた。
したがって、上記の補強パイプ35をフエルール中空部
34に、図示しない圧入工具を用いて圧入し、/−E人
を完了した状態では、第6図に示すように、補強パイプ
35の先端部が、前記フェルール25の環状満33に完
全にはまり込み、補強パイプ35の後端が,フランジ部
29の後端から所定寸法だけ後方に突出した状態となる
。この補強パイプ35の突出端部35aは、後述するコ
イルばねのイQ置規制用として作用するものである。
次に、上記フェルール25内に挿入されるインナーフェ
ルール27の詳細を第7図および第9図に基づいて説明
する。
これらの図において、インナーフエルール27は、例え
ば、合成樹脂により外形略円筒状に形成され、該インナ
ーフェルール27の外周面に,その軸方向に沿ってスリ
ット27aが、軸対称位置に、2個所形成されている。
このスリット27aの幅は、先端部と後端部とで異なる
ように形成してある.また、スリット27aは、先端部
まで長手方向全体に亘って形成しておらず、その先端部
のみスリット27aを設けていない。そのため、インナ
フェルール27の後方開口端を拡開することができ、第
8図(B)に示した光ファイバ心線21から露出する光
ファイバ素線24を、作業性良くインナーフェルール2
7の内部に固定できる。
上記インナーフエルール27の中心には、光ファイバ心
線21が収まる中空部27bが形戊され,この中空部2
7bに連通ずるように、インナーフエルール27の軸方
向中心部に、正確に位置付けられた透孔27cが形或さ
れている。また、インナーフェルール27の先端部には
、縮径されたガイド部27dが形威され、補強パイプ3
5への圧入時の案内となる役割を果している。
」一記のインナーフェルール27に、第8図(B)に示
した光ファイバ素線24が露出する光ファイバ心線21
を、後端部から圧入し、光ファイバ素線24および光フ
ァイバ心線21をインナーフェルール27内の中心に、
正確に位置決めして固定する。この状態が、第9図に示
されている。
さて、次に、補強パイプ35を圧入したアウターフェル
ール25の組立体に対して、光ファイバ心線21を圧入
したインナーフエルール27の組立体とを一体的に組み
立てる。
すなわち,アウターフェルール25の組立体の抽強パイ
プ35の後方からインナーフェルール27の組立体を圧
スする。この場含に,インナーフェルール25の先端部
の光ファイバ素線24は、アウターフェルール25の先
端肉厚部32に形成した拡径部31aに案内されて中心
部の透孔31に、スムーズに押通され、しかも、光ファ
イバ素線24の中心軸線とインナーフェルール27およ
びアウターフェルール25の中心軸線が、互いに正確に
一致することになる、 上記のフェルール固,定構造の組立完了状態が,第5図
(A)の拡大正面図(A)およびm5図(B)の拡大断
面図に良く示されている。
なお、第5図において、アウターフエルール25の外部
に突出された光ファイバ素線24は切断され、所定の方
法によりその端而が研磨される。
以下同様の構造により本実施例では5本の光ファイバ心
線21の先@部に、アウターフェルール25がそれぞれ
固定される。
1―記のアウターフェルール25は,第2図に示したフ
エルールハウジング4内に位置決め固定される。すなわ
ち、フェルールハウジング4の詳細は、第10図(A)
,(B),(C)および(D)に示したように、外形略
角筒状に形或され、内部には、幅方向に、一列に、アフ
ターフエルール25がtIlf入されるフェルールガイ
ド孔41が、5本形成されている。このフエルールガイ
ド孔4■の中央部よりやや前方には、第10図(D)に
良く示されているように、仕切り壁42がそれぞれ半径
方向に形成されている.この仕切り壁41には、透孔4
3がそれぞれ設けられている。この透孔43の内径は、
アウターフェルール25の先端部が挿通されるのに必要
にして十分な大きさとしてある。仕切り壁41の後方に
隣接し、かつ、フエルールガイド孔41の内壁には、円
周方向に、例えば180゜ごとに、小突起44が設けれ
られている。この軸対称位置にある小突起44.44が
、第11r14の部分拡大断面図に示したように,アウ
ターフェルール25の7ランジ部29に形成した左右対
称の溝30.30に嵌合し、アウターフエルール25の
円周方向の回転を阻止する,一方,仕切り壁41に穿設
された透孔43に、アウターフエルール25の先端部を
挿入すると、アウターフェルール25のフランジ部29
が、仕切り壁42に当接し、アウターフェルール25の
先端部の各フエルールガイド孔41からの突出長さが規
制されるとともに、各透孔43の内面によりのフエルー
ルガイド孔41の軸方向中心位置に、5本のアウターフ
ェルール25が、それぞれ位置決めされることになる。
前記フェルールハウジング4の幅方向両端部には、フェ
ルールガイド孔41と平行に、第2図に示した2本の係
止金具19の先端部が挿入される隔室4.5.45が形
成されている。また、フエル−ルハウジング4の一方の
外面46(第10図(B)参照)には、二条の凹溝47
,47が形成されている.この凹溝47,47は、第1
図に示した相手側なる多心光りセタプクル200等の押
入時の方向性を規制するためのものである。さらに、フ
ェルールハウジング4の後端面には、4本の係正突起4
9が長手方向に、等間隔で2列に形成されている。この
係止突起49は、フェルールハウジング4の後方開放端
を閉塞するフェルール押えカバー6を固定するためのも
のである。すなわち、第12図および第13図に良く示
されているように,フェルール押えカバー6には、フェ
ルールハウジング4に設けた係止突起49が挿入される
受孔61が、該係止突起49に略対応するfit置に設
けられている。しかしながら、該受孔6】のピッチは、
前記係止突起49のピッチよりも若干狭く形成されてい
る。このため、係止突起49を受孔6↓の揮通する場合
には、該係市突起49が受孔61の位置に強制される。
すなわち、係止突起49の弾蛇に抗して若干内側に窄め
られた状態で揮通され,受孔61を貢通したところで、
前記係止突849がそれ自体の弾性により初期位置に復
元し、脩止突起49の先端のフック部49aがフェルー
ル押えカバー6の裏面側62を押えることにより該押え
カバー6が、フェルールハウジング4の開目端を完全に
閉塞することになる。他方、フェルール押えカバー6の
表面側63には、フェルールハウジング4のフェルール
ガイド孔4lに嵌スする5つのばね押え部64が、並列
、かつ、突状に形成されている。すなわち、この突状の
ぱね押え部64は,フェルールガイド孔41にはめ込ま
れ、コイルスプリング65の一端を、それぞれ押圧する
ために設けられいる。これにより第13図に示したよう
に、フェルール押えカバー6が、フェルールハウジング
4に、係止突起49により係止された状態では、コイル
スプリング65は、フェルールガイド孔41内で圧縮さ
れ、その結果、アウターフェルール25を、フェルール
ガイド孔41の前方に、常に,付勢しながら支持するこ
とになる。上記のようにして、アウターフェルール25
を、所定の拉置に支持したフェルールハウジング4は、
第3図に示した上、下カバ−2,3の内側に押入され、
かつ、固定される。この固定の方法は次の通りである。
すなわち,フェルールハウジング4の後方の対向する外
面46,4.6に、それぞれ凹溝50,50が設けられ
ている。
この凹溝50,50の根端部には、該凹溝50,50の
一部を覆うように、上壁50aが形戊されている。一方
、上、下カバ−2,3の内側、すなわち、上、下カバー
2,3の心線ガイド部l5の口縁部L5aには、小舌片
15c,15c、が前方に突出するよう番こ股けられて
いる。該口縁部l5aには、段部15bが形成され、こ
の段部■5bに、フエルールハウジング4が位置決め固
定される。その同定の方法は、まず、上、下カバー2,
3の口縁部15aに設けた小舌片15c,15cを、フ
ェルールハウジング4のr!!J溝50.50に差し込
む。すなわち、上壁50aによって形成される図示しな
い袋孔に開口から小舌片15c,15cを差し込む。次
いで、フェルールハウジング4の後端部を段部15bに
落とし、位置決め固定する。そして、フェルールハウジ
ング4に対するフェルール押えカバー6の後方に導いた
光ファイバ心線21は、上,下カバー2,3の隔壁22
によって形戊される所定の曲率半径をもった空隙部23
内に、それぞれ収められる.この空隙部23の収束端部
において、光ファイバケーブル7の端部から露出させた
補強繊維8が固定される。
そこで、次に、この捕強繊維8を有する光ファイバケー
ブルの外被端部の固定方法について詳細に説明する。
まず、」二カバー2および下カバー3のホルダ部14(
第3図参照)には、第15図のように、寸法の短い2個
の捕強繊維固定用パイプ9,10が嵌入する凹部16が
形威されてる。外側に配置される補強繊維固定用パイプ
10は、内側に配置される補強繊維固定用パイプより肉
淳が薄く形威されている6また、flit 強m維固定
用パイプ10の材質としては、変形容易な軟金属であれ
ば良いが,本発明の実施例では、fI7銅を使用した。
なお、内側に配置される補強繊維固定用パイプ9と外側
に配置される補強U&維固定用パイプ10の材質を変え
、すなわち、内側よりも外側の補強繊維固定用パイプ1
0の方が軟質の金属を使用することにより同様の効果を
得ることができる。
以上により、内側の補強繊維固定用パイプ9上に外側の
補強繊維固定用パイプ10を被せた場合に、それらの間
に,環状の間隙が形成され、この間隙に光ファイバケー
ブル7の端部から露出させた補強繊維8を、円周方向に
均等に挟み込む。さらに詳しくは、光ファイバケーブル
7の外被7aに、内側の補強繊維固定用パイプ9を端部
から挿通する。次いで、この内側の補強V&維固定用パ
イプ9の外周に、抽強繊維8を端部から巻き込むように
折り返す。その後、補強繊維8を内面によりしごくよう
にして外側の補強繊維固定用パイプ10を押通する。こ
の状態で前記上カバー2および下カバー3に形或した凹
部16に,2個の前記パイプ9,10を嵌入させる。凹
部16の軸方向後端には、第2図および第3図に良く示
されているように,係止端部16aが形成され、この係
止端部16aに、内側および外側の補強繊維固定用パイ
プ9,10の一方の端面、すなわち、後方端而が規制さ
れる。他方の端面,すなわち、補強繊維同定用パイプ9
,10の前方端而は、凹部16に形威された前端部16
bにより規制される。こうして、四部16に嵌入した補
強繊維固定用パイプ9,10は、光ファイバケーブル7
の軸方向いずれの方向にも移動しなくなる。
」二記の補強繊維固定用パイプ9,10の後方には、ケ
ーブルフード11が配置される。このケーブルフード1
1は、弾性材料で形成され、例えば、ポリウレタン樹脂
が好適である。このケーブルフード↓1は、第2図に、
その外形が良く示されているように、フランジ状の本体
部11aの一側面から軸方向に突出するように筒体部1
lbが形成されている。そして、この筒体部11および
前記本体部1. 1 aを貫通して光′ファイバケーブ
ル7が挿通される。このケーブルフード11は、上、下
カバ−2,3の端部に形成したケーブルフード廐入用凹
部18に、はめ込まれる。この状態が第16図の拡大図
に良く示されている。
なお、ケーブルフード11は、光ファイバケーブル7に
、捕強繊維固定用パイプ9,10を押通する以前に、挿
通しておく。
次に、上記のように構或の多心光コネクタプラグ1の組
立順序を説明する。
まず、下カバー3の心線ガイド部15に、フェルールハ
ウジング4を、前記したようにして固定する。次いで、
フェルールハウジング4のフェルール押えカバー6の後
方に導出された光ファイバ心線21を、隣接する隔壁2
2.22によって形成される空隙部23に、それぞれ分
離して収納する。光ファイバ心線21は心線ガイド部1
5からホルダ部14に至る個所で、空隙部23が存在し
なくなり,当該光ファイバ心線21の収束部が、内側の
補強繊維固定用パイプ9に挿通される。そして、光ファ
イバケーブル7の端部から露出した補強繊維8を.、前
記のようにして、該パイプ9上に折り返した後、補強繊
維8の外側に、他の補強繊維固定用パイプ10を被せる
。次に、この2個の補!繊維固定用パイプ9.10とと
もに、該パイプ9,10の後方に隣接して配置したケー
ブルフード11を、下カバ−3の凹部16およびケーブ
ルフード嵌入用凹部18にそれぞれ嵌入させる。
かかる状態で、下カバー3と対称形状に形成された上カ
バー2を重ね合わせる。 この場合に、前述したように
、ホルダ一部14の内面より突出する円筒部17aと座
ぐり部17bとが,上カバー2に形成した座ぐり部].
 7 bと、円筒部17aとにそれぞれ四西嵌合し、上
、下カバー2,3が位i6決めされる。
次に,上記円筒部17aおよび座ぐり部17bの中心に
設けた透孔17に,小ねじ12を挿通し、ナット13と
の組み合わせにより、小ねじ12を締め付ける。該小ね
じ12を締め付けるにしたがって、上,下カバー2.3
の凹部16の内面により、外側に配置された相対的に肉
薄の補強繊維固定用パイプ10を押しつぶすように変形
する。この場合、内側に配置された補強繊維固定用パイ
プ9は、相対的に肉厚に形成されているので,押圧力に
より変形せず、結局、該パイプ9.10の間隙に挟まれ
た補強繊維が強固に固定されることになる。
この状態の断面図を第17図に示す。
上記の場合に、外側の補強繊維固定用パイプ10を全体
的に変形するため,光ファイバ素線24に対して、スポ
ット的な集中荷重を加えず、不用意に損傷等を与えるお
それが効果的に回避できるというきわめて重要な効果を
奏する.さらに、従来では、補強繊維止め作業と、カバ
ー等への取付作業と2回の止め作業を必要としたが、上
記の方法によれば、上、下カバーのねじ止め時に同晴に
袖強繊維の固定ができ、いわゆる1回の止め作業により
光ファイバケーブル7の固定を行なうことができるので
、作業能率が向上する。
他方、ケーブルフード11も、上,下カバー2,3のケ
ーブルフード嵌入用凹部18の内底面に互いに押圧され
,弾性部材により形成された該ケーブルフード1lがお
しつぶされるように変形し、このケーブルフード11に
押通された光ファイバケーブル7の外被7aが上、下カ
バー2,3間に強固に保持・固定される。こうして、光
ファイバケーブル7は、内部の補強繊維8が補強繊維固
定用パイプ9,10l1aで固定され、また、外被7a
は、ケーブルフード1lにより固定するため、例え、光
ファイバケーブル7に対して、軸方向後方への張力が加
わったとしても、光ファイバ心線21,ひいては、その
内部の光ファイバ心線21の内部の光ファイバ素線24
に、無理な張力を加えることがない。
こうして組み立てを完了した多心光コネクタプラグ1を
第14図(A),(B)に示す。
再び、第l図に戻って、上記の多心光コネクタプラグ1
と組み合うプラグ受け具,例えば、多心光りセプタクル
100の構或を第18図以下の詳細図を参照して説明す
る。
各構或部品の天地を逆にした第18図に良く示されてい
るように、多心光りセプタクル100は、例えば、導電
性樹脂によって外形略角筒状に形成したりセプタクル本
体■10と、この本体110内に収納・固定される多連
スリーブ130と、リセプタクル本体130内の前記多
連スリーブ130の後部に押入配置される発光素子14
0と、この発光素子140の後面に配置され、前記多連
スリーブ130に固定されるスリーブ押え板150と、
このスリーブ押え板150の後面に配置される後面カバ
ー金具170とから構成されている。
リセプタクル本体110は,第18図以下に示されてい
るように、その内部に該本体110の幅方向に延びる内
lj1! 1 1 1が設けられている。この内壁11
1には,該内壁111を貫通する複数、本実施例では5
つの賞通孔112が、内壁の111に沿って一列に形或
されている。この貫通孔111の外周を取り聞むように
、波形の段部113が形成され、この段部113に、後
述する多連スリーブ130の筒体部131が、はめ込ま
れる構或となっている。
上記多連スリーブ131の詳細を第24図ないし第26
図,に示す。
これらの図において、多連スリーブ131には、レーザ
ダイオード(LD).発光ダイオード(LED)等(以
下、発光素子140と略記)のキャップ部が収容される
それぞれ独立した素子収容部132が、図における水平
方向に一連に形成されている。この素子収容部132と
筒体部113とは、第24図(E)に良く示されている
ように、隔壁133により隔てられおり,この隔壁13
3の中心には、第24図(F)の拡大背面図に良く示さ
れているように、発光素子140の中心と正確に対峙す
る小径の透孔134が形成されている。
素子収容部132内には、その内周面に沿って90″隔
てた位置に、半径方向に突出するリブ135が設けてあ
る。このリプ135は、発光素子140の外形寸法のば
らつきを吸収し、素子収容部132内に,15′i!光
素子140が確実に固定されるように設けてある。すな
わち、半径方向に突出するリブ135の頂点を通る仮想
円よりも、発光素子140の円筒部外径が、わずかに大
きくなるように寸法を設定してあり、該発光素:P14
0を,素子収容部132に対して圧入する構造となって
いる.また,素子収容部132の開口端には、段部13
6が形成され、この段部136の一部には、発光素子1
40のキャップ141(第18図を参照のこと)に設け
た回転防止用小舌片142を押入するための切欠部13
7が形成されている。
前記素子収容部132に,発光素子140を収容する場
合、該切欠部137に、発光素子132の小舌片142
を落とすことにより、発光素子l40の方向性が規制さ
れる。素子収容部132に収納された発光素子140と
しては、本実施例の場合、LEDを使用し、そのリード
部143およびリード144部は、第18図に示すよう
に、略K(角に折曲げられ、素子収容部132の端部に
突設したリード受部138の溝138aに、それぞれ挿
入される。
なお、種類の異なる発光素子140が押入されるが、3
本のリードを有する発光素子140にあっては、中央部
に位置するリード部は、リード受部138の中央部に形
成された深さの浅い溝138bに押入され、その両側の
リードは、相対的に深さの深い前記溝138aに押入さ
れる。
上記多連スリーブ130の背面には,第25図に示した
素子押え板150が配置される。
この素子押え板150は、多連スリーブ130の素子収
容部132にはめ込まれる。すなわち,該素子収容部1
32に収容された発光素子140を位置ずれさせること
なく、しかも発光素子l40の発光面が傾斜しないよう
に、該素子収容部132の底面となる隔壁133に密着
させて固定させるために、次のような精密な構造を有し
ている。
すなわち,素子押え板150の素子収容部l32の対向
面には、第25図に示すように、小突起151が所定の
配置で形或されている。この小突起151の配置は、素
子収容部132に発光素子1 4. 0を収容した場合
に、第26図に良く示されているように、該素子140
のキャップの周縁に形成されたフランジ部145の周り
に、該小突起151が当接するようにな配置としてある
。また、前記対向面には、第25図(B)あるいは(D
)に示されているように、発光素子140のリード部を
受ける測溝152が形成されている。この細満152は
、3本1組として,収容する発光素子140の数、本実
施例では、5個の発光素子140を使用するため−,5
組の細溝152が、横一列に平行に形成されている.ま
た、1組の細溝152のうち、両端の細溝152は、同
一長さであり、中央の細溝153は、両端の細溝152
より短く、かつ、相対的に溝が深く形成されている。
次に、第26図に、多連スリーブ130の素子収容部1
32に、発光素子140を収容し、素子押え板150で
固定した状態の拡大断面図を示す。
この図から明らかなように、素子収容部132に収容さ
れた発光素子140におけるキャップ141のフランジ
部工45は、素子押え板150の小突起151により押
圧支持される。また,発光素子1−40の、図示しない
モールド部から導出したリード部143,144および
中央に位置するリード部143aは、略直角に折曲げら
れ、多連スリーブ130側のリード受部138における
相対的に深さの深い両端の溝138aと、相対的に深さ
の浅い?flt 1 3 8 bに,それぞれ挿入され
る。一方、上記の各溝138a,138bに収まった各
リード部143,143a,144に対して、素子押え
板150の細溝152,153が対向し、その細溝15
2,153の溝内の端而により各リード部143,14
3a,144を押圧する。こうして、該各リード部14
3,143a,144は、多連スリーブ130側の清と
素子押え板150側の溝との端面同士で互いに反対方向
に押圧され、溝内で確実に固定される。その結果、素子
押え板150側の小突起151による押えと相まって5
個の発光素子1 4. 0が、一括して素子収容部13
2に固定されることになる.すなわち、相手側の光軸に
対して直角に設定した発光素子140の発光面を構造的
に安定して保持することができる。
次に、上記した多連スリーブ130と素子押え板150
との固定方法について、再び、第24図ないし第25図
に戻って説明する。
すなわち、多連スリーブ130には、第24図(B)の
正面図に良く示されているように、素子収容部132の
上部および下部の対向位置に、4つの角溝139が、隣
接する筒体部131,131間に,それぞれ形威されて
いる。上記の角満139に対応して素子押え板150の
上部および下部には、第25図に示すように,上、下一
対の係合アーム154,154が4組形成されている。
この係合アーム154の先端部にはフック部154aが
、それぞれ形威されている, そこで,多連スリーブ130と、素子押え板150との
結合は、該素子押え板150の係合アーム154を、多
連スリーブ130の角溝139に当てがって前方に押圧
することにより、上、下の係合アーム154,154が
、それ自体の弾性に抗して押し拡げられ、係合アーム1
 5 4 e 1 5 4が完全に角溝139に押入さ
れたところで、係合アーム154,154の先端部のフ
ック部154aが,弾性により復元し,角溝・139の
段部と係合することにより行なわれる。
次に、素子押え板150の後方に配置され、前記リセプ
タクル本体110内に圧入固定される後面カバー金具1
70について、その詳細を、第22図および第23図を
参照して説明する。
後直カバー金具170は、平面形状略コ字状に形成され
、開口端に向かって平行に延びる差込み片172,17
2を有する。この両開口端には、互いに対向する係止突
起171,171が形或されている。この係止突起1.
71,171は、例えば、第2図に示した多心光コネク
タプラグ1の係止金具19,1.9の係止孔19a,1
9aに嵌入し、両者のロック!l1構を構成するもので
ある。
後面カバー金具170の差込み片172,172の後部
には、対向位置に一対の折曲げ片173,173を有し
、この折■げ片173,173の対向する端面に、2つ
の係止突起174,174が形或されている.さらに、
差込み片172,172の上、下の端面であって、前記
係止突起171と折曲げ片173との間となる位置に、
第23図に良く示されるように、係止突起175,17
5が上、下一対、それぞれ設けられている。また、差込
み片172,172の下方端而には、第l図に示したプ
リント基板200に対して固定するための取付片176
,176が形或されている。
上記の後面カバー金具170は、第18図および第19
図に良く示されているように、リセタプクル本体110
の幅方向両端に、側壁114,114に沿って内部に形
或した角孔115,115に、それぞれ尼入される。そ
して、第22図に示したように、圧入時に、角孔115
,11.5の側壁116,116に対して係止突起17
4,174が食い込む。また、角孔115,115の上
、下からの突出部115aには、第23図に示すように
係止突起175,175が食い込む。このように、後面
カバー金具170は、リセタプクル本体110に対して
合計4個所で食い込み、完全に両者の結合がなされ、そ
の内面の多連スリーブ130および素子押え板150を
リセプタクル本体110に対して強固に固定することに
なる。
次に、第27A図ないし第27F図に基づき、多心光り
セプタクル100全体の組立順序を説明する。
第27図(A),(B)において、リセプタクル本体1
10に対し,多連スリーブ130と、5個の発光素子1
40と、素子押え板150と、後面カバー金具170が
組み合わせられる。
そこで、まず、多連スリーブ130に対して5個の発光
素子140を,第24図に示したそれぞれの素子収容部
132に、切欠部137を介して所定の位置決めを行な
って収容する。次に、第27C図に示すように、発光素
子1 4. 0を収容した多連スリーブ130に対して
、その後方から素子押え板150を嵌合させる。
次いで、第27D図に示すように,リセプタクル本体1
10に対して、前記の多連スリーブ組立体を挿入する.
この場合,多連スリーブ130の筒体部131を、第1
8図,第20図および第21図等に示したりセプタクル
本体110の貫通孔112に挿入することにより、正確
な位置決めがなされるように、該貢通孔112および筒
体部l31が形或されている。
次に、第27E図に示すように、後面カバー金具170
を、リセプタクル本体110に対して押入する.すなわ
ち、第18図および第19図に良く示されているリセタ
プクル本体110の角孔115に、後面カバー金具17
0を所定の工具等を用いて圧入する。この後面カバー金
具170の圧入により多連スリーブ組立体が、リセプタ
クル本体110に対して、確実、かつ,強固に固定され
る。こうして完或した多心光りセプタクル110が第2
7F図に示されている。この光りセプタクル100は概
略次のような特徴を有する。
(1)複数の発光素子140が多連スリーブ130の素
子収容部132にスリーブ押さ板150により確実に位
置決め固定され、発光素子140を浮動させることがな
いので、光軸が常に一定し、光信号の伝送損失を生じさ
せることがない,(2)リセプタクル本体110には、
多連スリーブ130ごと発光素子140を組み込むため
、外形の小さい発光素子140をtつ1つ該リセタプク
ル本体110に組み込む必要がなくなり、取扱に便利で
作業能率が向上する. (3)一体的に形或した多連スリーブ130により、独
立した複数の光源を同一軸線上にきわめて容易に位置付
けることができる。
次に,第28図および第29図を参照して上記多心リセ
プタクル100におけるリセプタクル本体を改良した実
施例を説明する。
第28図は従来のりセプタクル本体120を示し、この
リセプタクル本体120は、ノイズ対策等の理由で,一
般に金属または導電性樹脂121により形戊している。
しかしながら、従来のこの構造ではりセプタクル本体1
20の表面が導電性のため、例えばプリント基板200
に実装した場合に、このリセプタクル本体120表面と
接触するプリント基板200の表面201には、導電パ
ターンを設けることができない。また、ケース表面が導
電性の光モジュール120等を電子機器に実装する際に
、電子機器の筐体との絶縁を図る必要がある場合には,
他の絶縁部材を介在させなければならないなどの手数が
かかった。
そこで、第29図に示すように、リセプタクル本体12
0を、導電性樹脂121の外側を絶縁性樹脂122で覆
った構造とする。このようにすると、プリント基板20
0の表面201への導電パターンとの短絡の問題を回避
し、他の絶縁部材の介在なしので電子機器への実装が可
能となり、部品点数の削減と実用上の便宜が図られる。
以上のように、上記の実施例では,多心光コネクタプラ
グ1の全体、およびこの多心光コネクタプラグ1のプラ
グ受具としての多心光りセプタクル100全体について
詳細に説明してきたが,本発明の重要性を明確にするた
めに、かかる本発明における特許請求の範囲の構戒に対
応する効果のみを、特に抽出して述べれば、以下の通り
である。
[発明の効果コ 本発明は、光ファイバケーブルの補強繊維が上、下カバ
ー内に固定され、該外被端部から露出させた複数本の光
ファイバ心線の先端部にフエルールが固定され、該フェ
ルールが前記上、下カバー内に支持される構造の多心光
コネクタプラグにおいて、前記上、下カバーの内面に、
前記光ファイバ心線を案内する一定の曲率半径を備えた
複数の案内溝を設けたので、該案内溝内でのみ、光ファ
イバ心線が遊動し,該案内溝の壁面に規制されて一定の
曲率半径以下には、光ファイバ心線が曲折されない.し
たがって,極端な小曲折による曲げ損失が回避でき、光
信号の伝送損失を極力抑制することができるなどの優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
第■図は、本発明の一実施例を示す多心光コネクタプラ
グおよびこのプラグ受具としての多心光りセプタクルの
斜視図、第2図は、上記多心光コネクタプラグの分解斜
視図、第3図は、多心光コネクタプラグの構戊部品であ
る上カバーまたは下カバーを示し、同図(A)は、その
正面図、同図CB)は、その内面を示す平面図、同図(
C)は、その外側を示す平面図、第4図は、上カバーと
下カバーの組み合わせにより形成された空隙部を示す拡
大断面図、第5図は、上記多心光コネクタプラグの構威
部品であるフエルールを示し、同図(A)は、その拡大
正面図、同図(B)は,そのaFlri面図、第6図は
、上記フエルールの構或部品を示し、同図(A)は、そ
のアウターフエルールの縦断面図、同図(B)は、アウ
ターフエルール内に押入される補強パイプの縦断面図、
第7図は、上記アウターフェルールに補強パイプを圧ス
した状態の縦断面図、第8図は、インナーフエルールお
よび、このインナーフエルールヘ圧入される光ファイバ
心線を示し、同図(A)は、インナーフェルールの縦断
面図、同図(B)は、端部から光ファイバ素線が露出し
た光ファイバ素線の正面図、同図(C)は,インナーフ
ェルールの斜視図、第9図は、インナーフエルールに光
ファイバ心線を圧入した状態の縦断面図、第10図は、
上記多心光コネクタプラグの構成部品であるフェルール
ハウジングを示し,同図(A)は、その左側面図、同図
CB)は、その正面図、同図(C)は,その左側面図、
同図(D)は、フェルールハウジングの一部を切り欠い
た断面図、第l↓図は、フェルールハウジングに対して
、フェルールが位置決めされた状態を示す拡大断面図、
・第12図は、フェルールハウジングに対するフエルー
ルの固定構造を説明するための部分断面図、第■3図は
、同じくその部分断面図、第14図は、各構或部品を組
み込んだ多心光コネクタプラグを示し、同図(A)は、
その正面図、同図(B)は、その一部を断面とした平面
図、第l5図は、光ファイバケーブル中の補強繊維の固
定構造を説明するための斜視図、第16図は、上記光フ
ァイバの上、下カバーへ固定構造を示す拡大断面図,第
17図は、第16図におけるA−A線に沿う断面図、第
18図は、上記多心光コネクタプラグに組み合う多心光
りセプタクルの分解斜視図、第19図は、上記多心光り
セプタクルの正面図、第20図は、第19図におけるA
−A線に沿う断面図、第21図は、第19図のB−B線
に沿う断面図、第22図および第23図も同じく、上記
多心光りセプタクルへの後面カバー金具の係止状態を明
瞭にするための断面図であって,第22図は、第23図
におけるB−B線に沿う断面図、第23図は、第22図
のA−A線に沿う断面図、第24図は、上記多心光りセ
プタクルの構或部品である多連スリーブを示し、同図(
A)は、その平面図、同図(B)は、その正面図、同図
(C)は,その側面図、同図(D)は、同図(B)のA
−A線に沿う断面図、同図(E)は、同図(D)のB−
B線に沿う拡大断面図、同図(F)は:その拡大背面図
、同図CG)は、さらに、同図(F)の一部拡大図、第
25図は、上記多心光りセプタクルの構成部品であるス
リーブ押え板を示し、同図(A)は、その平面図、同図
(B)は、その内面を示す正面図、同図(C)は、同図
(B)のA−A線に沿う拡大断面図、第26図は、多連
スリーブへの発光素子の固定状態を説明するための部分
断面図、第27A図、第27B図,第27C図、第27
D図,第27E図、および第27F図は,多心光りセプ
タクルの組立順序を示す説明図、第28図は、従来の光
モジュールのケースの断面図、第29図は、これを改良
した光モジュールのケースの断面図である。 1・・・多心光コネクタプラグ、 ?・・・上カバ− 3・・・下カバー 4・・・フェルールハウジング、 5・・・フェルール、 6・・・フェルール押えカバー 7・・・光ファイバケーブル、7a・・・外被、8・・
・補強繊維、 9,10■・・・捕強繊維固定用パイプ、11・・・ケ
ーブルフード、 12・・・小ねじ、13・・・ナット、14・・・ホル
ダ部、■5・・・心線ガイド部、15a・・・口縁部、
15b・・・段部、15c・・・小舌片、 {6・・・凹部、16a・・・係止端部、16b・・・
先端部、 17・・・透孔、17a・・・円筒部、17b・・・座
ぐり部、 18・・・ケーブルフード嵌入用凹部、19・・・係止
金具、19a・・・係止孔、20・・・L字状溝、 21・・・光ファイバ心線,22・・・隔壁、23・・
・空隙部、24・・・光ファイバ素線、25・・・アウ
ターフエルール、 26・・・補強パイプ、 27・・・インナーフエノレール、 27a・・・スリット、27b・・・中空部、27c・
・・透孔、27d・・・ガイド部、28・・・テーパ部
、29・・・フランジ部、30・・・溝、3l・・・透
孔、 32・・・先端肉厚部、33・・・環状溝、34・・・
フエルール中空部、 35・・・補強パイプ、 4l・・・フェルールガイド孔、 42・・・仕切り壁, 43・・・透孔、44・・・小突起、 45・・・隔室、46・・・外面、 47・・・凹溝、48・・・後端面、 49・・・係止突起、49a・・・フック部、50・・
・凹溝、61・・・受孔、 62・・・裏面側、63・・・表面側、64・・・ばね
押え部、 65・・・コイルスプリング、 100・・・多心光りセプタクル、 110・・・リセタプタクル本体、 111・・・内壁、112・・・貫通孔,113・・・
段部、114・・・側壁、115・・・角孔、115a
・・・突出部、116・・・側壁、120・・・光モジ
ュール、121・・・金属または導電性樹脂、 122・・・絶縁性樹脂、 130・・・多連スリーブ、131・・・筒体部、13
2・・・素子収容部、133・・・隔壁、134・・・
透孔、135・・・リブ、136・・・段部、137・
・・切欠部、138・・・リード受部、138a・・・
溝、138b・・・浅い溝,139・・・角溝,140
・・・発光素子、141・・・キャップ,142・・・
小舌片、 143,144・・・リード部、 145・・・フランジ部、 150・・・スリーブ押え板、 151・・・小突起,152・・・細溝、153・・・
細溝、154・・・係合アーム、154a・・・フック
部、 170・・・後面カバー金具、 171・・・係止突起、172・・・差込み片、173
・・・折曲げ片、 174,175・・・係止突起、 176・・・取付片、200・・・プリント基板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光ファイバケーブルの補強繊維が上、下カバー内に
    固定され、ケーブル端部から露出させた複数本の光ファ
    イバ心線の先端部にフエルールが固定され、該フエルー
    ルが前記上、下カバー内に支持される構造の多心光コネ
    クタプラグにおいて、前記上、下カバーの内面に、前記
    光ファイバ心線を案内する一定の曲率半径を備えた複数
    の案内溝を設けたことを特徴とする光コネクタプラグ。 2、前記案内溝のうち、少なくとも最外側に位置する案
    内溝は、前記上、下カバーの先端部に向かって、一定の
    曲率半径をもつて放射状に拡るように形成されているこ
    とを特徴とする請求項第1項記載の光コネクタプラグ。 3、前記案内溝の溝幅は、前記光ファイバ心線が幅方向
    に遊動できる大きさであることを特徴とする請求項第1
    項または第2項に記載の光コネクタプラグ。 4、前記案内溝の溝深さは、前記光ファイバ心線が深さ
    方向に遊動できる大きさであることを特徴とする請求項
    第1項、第2項または第3項に記載の光コネクタプラグ
    。 5、少なくとも最外側に位置する案内溝の曲率半径は、
    0.25mmφの光ファイバ心線の場合、40mmφ以
    上となるように設定したことを特徴とする請求項第1項
    ないし第4項のいずれかに記載された光コネクタプラグ
JP01306680A 1989-11-28 1989-11-28 光コネクタプラグ Expired - Fee Related JP3104908B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01306680A JP3104908B2 (ja) 1989-11-28 1989-11-28 光コネクタプラグ
US07/617,990 US5231685A (en) 1989-11-28 1990-11-26 Multi-way electro-optic connector assemblies and optical fiber ferrule assemblies therefor
US08/139,046 US5390270A (en) 1989-11-28 1993-08-16 Optical fiber ferrule assemblies

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01306680A JP3104908B2 (ja) 1989-11-28 1989-11-28 光コネクタプラグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03167508A true JPH03167508A (ja) 1991-07-19
JP3104908B2 JP3104908B2 (ja) 2000-10-30

Family

ID=17960026

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01306680A Expired - Fee Related JP3104908B2 (ja) 1989-11-28 1989-11-28 光コネクタプラグ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3104908B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0521214U (ja) * 1991-09-03 1993-03-19 ケル株式会社 多芯光コネクタ
JPH07281052A (ja) * 1991-09-11 1995-10-27 At & T Corp 光学相互接続装置
EP0731930A1 (en) * 1993-02-26 1996-09-18 Porta Systems Corporation Ferrule holder for fiber optic connector
US7261470B2 (en) 2003-01-10 2007-08-28 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Optical receptacle adapted for connection to an optical plug
US7367718B2 (en) 2002-09-06 2008-05-06 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical module
JP2011027856A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Fujikura Ltd 光コネクタ、光コネクタの組立方法
KR102087633B1 (ko) * 2019-02-14 2020-03-11 주식회사 옵토웰 다채널 송수신 모듈

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0521214U (ja) * 1991-09-03 1993-03-19 ケル株式会社 多芯光コネクタ
JPH07281052A (ja) * 1991-09-11 1995-10-27 At & T Corp 光学相互接続装置
JP2574611B2 (ja) * 1991-09-11 1997-01-22 エイ・ティ・アンド・ティ・コーポレーション 光学相互接続装置
EP0731930A1 (en) * 1993-02-26 1996-09-18 Porta Systems Corporation Ferrule holder for fiber optic connector
EP0731930A4 (en) * 1993-02-26 1996-11-20 Porta Systems Corp FERRULE SUPPORT FOR FIBER OPTIC CONNECTOR
US7367718B2 (en) 2002-09-06 2008-05-06 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical module
US7261470B2 (en) 2003-01-10 2007-08-28 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Optical receptacle adapted for connection to an optical plug
JP2011027856A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Fujikura Ltd 光コネクタ、光コネクタの組立方法
KR102087633B1 (ko) * 2019-02-14 2020-03-11 주식회사 옵토웰 다채널 송수신 모듈

Also Published As

Publication number Publication date
JP3104908B2 (ja) 2000-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5231685A (en) Multi-way electro-optic connector assemblies and optical fiber ferrule assemblies therefor
CA1063398A (en) Optical waveguide connector
KR910006839B1 (ko) 광파이버 케이블 접속부
US5499310A (en) Optical fiber connector with sleeve for resiliently fitting an optical fiber thereto
US7431514B2 (en) Multifiber optical connector
US4515434A (en) Fiber optic connector
EP0088410A1 (en) Optical fiber connectors
EP0846965B1 (en) Optical fiber connector
JP2966329B2 (ja) 多心コネクタ
GB2239104A (en) Multi-way electro-optic connectors
US4312564A (en) Multi-fiber optic connector
JPS6258209A (ja) 光フアイバ用コネクタ
KR100384963B1 (ko) 광섬유 커넥터 페룰의 제조 방법
JP3778479B2 (ja) 発光素子モジュール及び受光素子モジュールの位置決め方法、光コネクタ、及びハイブリッドコネクタ
US6751392B1 (en) Cable management system for connector assemblies
JPH03167508A (ja) 光コネクタプラグ
JP2940874B2 (ja) 多心光リセプタクル
JP2862294B2 (ja) 光コネクタプラグのフェルール
JP2825293B2 (ja) 多心光コネクタプラグ
JPH10170762A (ja) 光コネクタの光ファイバケーブル保持機構
JP2003014983A (ja) 光コネクタプラグ
JP2001167837A (ja) ハイブリッドコネクタの支持構造
US7204643B2 (en) Method of producing a receptacle-type optical connector
KR100570421B1 (ko) 플라스틱 광 케이블용 커넥터
JPS6021362B2 (ja) 光フアイバコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees