JPH11148546A - 変速比無限大無段変速機 - Google Patents

変速比無限大無段変速機

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JPH11148546A
JPH11148546A JP31387997A JP31387997A JPH11148546A JP H11148546 A JPH11148546 A JP H11148546A JP 31387997 A JP31387997 A JP 31387997A JP 31387997 A JP31387997 A JP 31387997A JP H11148546 A JPH11148546 A JP H11148546A
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planetary gear
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一浩 山田
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    • F16H37/084Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings with a plurality of driving or driven shafts; with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts with differential gearing with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts, i.e. with two or more internal power paths at least one power path being a continuously variable transmission, i.e. CVT
    • F16H37/086CVT using two coaxial friction members cooperating with at least one intermediate friction member

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変速比無限大無段変速機に1組のトロイダル
型無段変速機を用いた場合に小型軽量化を図る。 【解決手段】 無段変速機102は1組のトロイダル型
で構成され、出力ディスク122は入力側に、入力ディ
スク121はその反対側に配置され、動力循環モードク
ラッチ109はユニット入力軸101と同軸に配置さ
れ、直結モードクラッチ110はユニット出力軸106
と同軸に、かつ軸方向位置が無段変速機出力ギヤ列10
4と一定変速機103の間に配置され、遊星歯車機構1
05はユニット出力軸106と同軸に、かつ軸方向位置
が一定変速機103に対して入力側に配置され、これら
動力循環モードクラッチ109、直結モードクラッチ1
10、遊星歯車機構105は軸方向位置が互いにずれて
配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両などに採用さ
れる無段変速機、特に、FF車に採用される変速比無限
大無段変速機の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から車両の変速機として、ベルト式
やトロイダル型の無段変速機が知られており、このよう
な無段変速機の変速領域をさらに拡大するために、無段
変速機に遊星歯車機構を組み合わせて変速比を無限大ま
で制御可能とする変速比無限大無段変速機が知られてお
り、例えば、本出願人が提案した特願平8−15440
号がある。
【0003】これは、図13に示すように、エンジンに
結合される変速比無限大無段変速機のユニット入力軸1
に変速比を連続的に変更可能な無段変速機2とギヤ3
a、ギヤ3bから構成されて一定の変速比を備えた一定
変速機3(減速機)を並列的に連結するとともに、これ
らの出力軸を遊星歯車機構5で結合したもので、無段変
速機2の出力は無段変速機出力ギヤ列40(ギヤ2a、
ギヤ40a、ギヤ4a)を介して出力軸4に連結され、
出力軸4は遊星歯車機構5のサンギヤ5aに、一定変速
機3の出力軸3cは遊星歯車機構5のキャリア5bに連
結される一方、遊星歯車機構5のリングギヤ5cはユニ
ット出力軸6に結合される。
【0004】無段変速機2は、2組の入力ディスク21
と出力ディスク22の間にそれぞれ狭持された一対のパ
ワーローラ20の傾転角に応じて変速比を連続的に変更
するトロイダル型で構成されている。ユニット入力軸1
から遊星歯車機構5のキャリア5bへの伝達経路の途中
には、動力循環モードクラッチ9が介装され、無段変速
機の出力軸4からユニット出力軸6の伝達経路の途中に
は、直結モードクラッチ10が介装される。ユニット出
力軸6には変速機出力ギヤ7が設けられ、この変速機出
力ギヤ7は作動ギヤ8のファイナルギヤ12と歯合し、
所定の総減速比で差動ギヤ8と歯合した駆動軸11a、
11bに駆動力が伝達される。
【0005】このような変速比無限大無段変速機では、
動力循環モードクラッチ9を接続する一方、直結モード
クラッチ10を遮断することにより、無段変速機2と一
定変速機3の変速比に応じて、ユニット総減速比を負の
値から正の値まで無限大を含んでほぼ連続的に制御を行
う動力循環モードと、動力循環モードクラッチ9を遮断
する一方、直結モードクラッチ10を接続して無段変速
機2の変速比と無段変速機出力ギヤ列40の変速比の積
に応じた変速比となる無段変速機直結モードを選択的に
使用することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の変速比無限大無段変速機では、無段変速機が、2組
のトロイダル型無段変速機で構成されているため、変速
比無限大無段変速機が大型化していた。これを小型化す
るために、無段変速機を1組のトロイダル型無段変速機
で構成することが容易に考えられるが、動力循環モード
クラッチ、直結モードクラッチ、遊星歯車機構はそのま
まの配置とすると、図13の左側のトロイダル型無段変
速機1組とした場合には、ユニット出力軸と同軸の軸方
向寸法やユニット入力軸とユニット出力軸の軸間距離は
変化せずにそのままであり、図13の右側のトロイダル
型無段変速機1組とした場合には、ユニット入力軸と同
軸の軸方向寸法やユニット入力軸とユニット出力軸の軸
間距離は変化せずにそのままであり、変速比無限大無段
変速機を効果的に小型軽量化できないという問題点があ
った。
【0007】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、無段変速機を1組のトロイダル型無段変速
機で構成した場合において、変速比無限大無段変速機を
効果的に小型軽量化することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ユニット
入力軸にそれぞれ連結された無段変速機及び一定変速機
と、無段変速機の出力軸に連結したサンギヤと、シング
ルピニオンで構成されて一定変速機の出力軸に連結した
キャリアと、ユニット入力軸に平行なユニット出力軸に
連結したリングギヤと、からなる遊星歯車機構と、前記
ユニット入力軸からキャリアへの伝達経路の途中に介装
された動力循環モードクラッチと、前記遊星歯車機構の
サンギヤ、キャリア、リングギヤのうちの2つの要素の
間に介装された直結モードクラッチと、前記無段変速機
からの動力伝達経路となる無段変速機出力経路列と、を
備えた変速比無限大無段変速機において、前記無段変速
機は1組のトロイダル型で構成され、出力ディスクは入
力側に、入力ディスクはその反対側に配置され、前記動
力循環モードクラッチはユニット入力軸と同軸に配置さ
れ、前記直結モードクラッチはユニット出力軸と同軸
に、かつ軸方向位置が無段変速機出力経路列と一定変速
機の間に配置され、前記遊星歯車機構はユニット出力軸
と同軸に、かつ軸方向位置が一定変速機に対して入力側
に配置され、これら動力循環モードクラッチ、直結モー
ドクラッチ、遊星歯車機構は軸方向位置が互いにずれて
配置される。
【0009】また、第2の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記動力循環モードクラッチは、無段変速機出力
経路列と直結モードクラッチの間でユニット入力軸に配
設される。
【0010】また、第3の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記動力循環モードクラッチは、直結モードクラ
ッチと一定変速機の間でユニット入力軸に配設される。
【0011】また、第4の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記動力循環モードクラッチは、遊星歯車機構よ
りも入力側のユニット入力軸に配設される。
【0012】また、第5の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記動力循環モードクラッチは、遊星歯車機構と
一定変速機の間でユニット入力軸に配設される。
【0013】また、第6の発明は、ユニット入力軸にそ
れぞれ連結された無段変速機及び一定変速機と、無段変
速機の出力軸に連結したサンギヤと、シングルピニオン
で構成されて一定変速機の出力軸に連結したキャリア
と、ユニット入力軸に平行なユニット出力軸に連結した
リングギヤと、からなる遊星歯車機構と、前記ユニット
入力軸からキャリアへの伝達経路の途中に介装された動
力循環モードクラッチと、前記遊星歯車機構のサンギ
ヤ、キャリア、リングギヤのうちの2つの要素の間に介
装された直結モードクラッチと、前記無段変速機からの
動力伝達経路となる無段変速機出力経路列とを備えた変
速比無限大無段変速機において、前記無段変速機は1組
のトロイダル型で構成され、出力ディスクは入力側に、
入力ディスクはその反対側に配置され、前記動力循環モ
ードクラッチはユニット入力軸と同軸に配置され、前記
遊星歯車機構はユニット出力軸と同軸に、かつ軸方向位
置が無段変速機出力経路列と一定変速機の間に配置さ
れ、前記直結モードクラッチはユニット出力軸と同軸
に、かつ軸方向位置が一定変速機に対して入力側に配置
され、これら動力循環モードクラッチ、直結モードクラ
ッチ、遊星歯車機構は軸方向位置が互いにずれて配置さ
れる。
【0014】また、第7の発明は、前記第6の発明にお
いて、前記動力循環モードクラッチは、無段変速機出力
経路列と遊星歯車機構の間でユニット入力軸に配設され
る。
【0015】また、第8の発明は、前記第6の発明にお
いて、前記動力循環モードクラッチは、遊星歯車機構と
一定変速機の間でユニット入力軸に配設される。
【0016】また、第9の発明は、前記第6の発明にお
いて、前記動力循環モードクラッチは、直結モードクラ
ッチよりも入力側でユニット入力軸に配設される。
【0017】また、第10の発明は、前記第6の発明に
おいて、前記動力循環モードクラッチは、直結モードク
ラッチと一定変速機の間でユニット入力軸に配設され
る。
【0018】また、第11の発明は、ユニット入力軸に
それぞれ連結された無段変速機及び一定変速機と、無段
変速機の出力軸に連結したサンギヤと、シングルピニオ
ンで構成されて一定変速機の出力軸に連結したキャリア
と、ユニット入力軸に平行なユニット出力軸に連結した
リングギヤと、からなる遊星歯車機構と、前記ユニット
入力軸からキャリアへの伝達経路の途中に介装された動
力循環モードクラッチと、前記遊星歯車機構のサンギ
ヤ、キャリア、リングギヤのうちの2つの要素の間に介
装された直結モードクラッチと、前記無段変速機からの
動力伝達経路となる無段変速機出力経路列とを備えた変
速比無限大無段変速機において、前記無段変速機は、入
力側に出力ディスクを、その反対側に入力ディスクを配
置した1組のトロイダル型で構成され、前記動力循環モ
ードクラッチはユニット入力軸と同軸に配置され、前記
直結モードクラッチはユニット出力軸と同軸に、かつ軸
方向位置が無段変速機出力経路列と遊星歯車機構の間に
配置され、前記遊星歯車機構はユニット出力軸と同軸
に、かつ軸方向位置が直結モードクラッチと一定変速機
との間に配置され、これら動力循環モードクラッチ、直
結モードクラッチ、遊星歯車機構は軸方向位置が互いに
ずれて配置される。
【0019】また、第12の発明は、前記第11の発明
において、前記動力循環モードクラッチは、無段変速機
出力経路列と直結モードクラッチの間でユニット入力軸
に配設される。
【0020】また、第13の発明は、前記第11の発明
において、前記動力循環モードクラッチは、直結モード
クラッチと遊星歯車機構の間でユニット入力軸に配設さ
れる。
【0021】また、第14の発明は、前記第11の発明
において、前記動力循環モードクラッチは、一定変速機
よりも入力側でユニット入力軸に配設される。
【0022】また、第15の発明は、前記第11の発明
において、前記動力循環モードクラッチは、遊星歯車機
構と一定変速機の間でユニット入力軸に配設される。
【0023】また、第16の発明は、ユニット入力軸に
それぞれ連結された無段変速機及び一定変速機と、無段
変速機の出力軸に連結したサンギヤと、シングルピニオ
ンで構成されて一定変速機の出力軸に連結したキャリア
と、ユニット入力軸に平行なユニット出力軸に連結した
リングギヤと、からなる遊星歯車機構と、前記ユニット
入力軸からキャリアへの伝達経路の途中に介装された動
力循環モードクラッチと、前記遊星歯車機構のサンギ
ヤ、キャリア、リングギヤのうちの2つの要素の間に介
装された直結モードクラッチと、前記無段変速機からの
動力伝達経路となる無段変速機出力経路列とを備えた変
速比無限大無段変速機において、前記無段変速機は、入
力側に出力ディスクを、その反対側に入力ディスクを配
置した1組のトロイダル型で構成され、前記動力循環モ
ードクラッチはユニット入力軸と同軸に配置され、前記
遊星歯車機構はユニット出力軸と同軸に、かつ軸方向位
置が無段変速機出力経路列と直結モードクラッチの間に
配置され、前記直結モードクラッチはユニット出力軸と
同軸に、かつ軸方向位置が遊星歯車機構と一定変速機と
の間に配置され、これら動力循環モードクラッチ、直結
モードクラッチ、遊星歯車機構は軸方向位置が互いにず
れて配置される。
【0024】また、第17の発明は、前記第16の発明
において、前記動力循環モードクラッチは、無段変速機
出力経路列と遊星歯車機構の間でユニット入力軸に配設
される。
【0025】また、第18の発明は、前記第16の発明
において、遊星歯車機構と直結モードクラッチの間でユ
ニット入力軸に配設される。
【0026】また、第19の発明は、前記第16の発明
において、一定変速機よりも入力側でユニット入力軸に
配設される。
【0027】また、第20の発明は、前記第16の発明
において、直結モードクラッチと一定変速機の間でユニ
ット入力軸に配設される。
【0028】また、第21の発明は、ユニット入力軸に
それぞれ連結された無段変速機及び一定変速機と、無段
変速機の出力軸に連結したサンギヤと、シングルピニオ
ンで構成されて一定変速機の出力軸に連結したキャリア
と、ユニット入力軸に平行なユニット出力軸に連結した
リングギヤと、からなる遊星歯車機構と、前記ユニット
入力軸からキャリアへの伝達経路の途中に介装された動
力循環モードクラッチと、前記遊星歯車機構のサンギ
ヤ、キャリア、リングギヤのうちの2つの要素の間に介
装された直結モードクラッチと、前記無段変速機からの
動力伝達経路となる無段変速機出力経路列とを備えた変
速比無限大無段変速機において、前記無段変速機は、入
力側に出力ディスクを、その反対側に入力ディスクを配
置した1組のトロイダル型で構成され、前記動力循環モ
ードクラッチはユニット入力軸と同軸に配置され、前記
直結モードクラッチはユニット出力軸と同軸に、かつ軸
方向位置が一定変速機と遊星歯車機構の間に配置され、
前記遊星歯車機構はユニット出力軸と同軸に、かつ軸方
向位置が直結モードクラッチに対して入力側に配置さ
れ、これら動力循環モードクラッチ、直結モードクラッ
チ、遊星歯車機構は軸方向位置が互いにずれて配置され
る。
【0029】また、第22の発明は、前記第21の発明
において、前記動力循環モードクラッチは、一定変速機
と直結モードクラッチの間でユニット入力軸に配設され
る。
【0030】また、第23の発明は、前記第21の発明
において、前記動力循環モードクラッチは、直結モード
クラッチと遊星歯車機構の間でユニット入力軸に配設さ
れる。
【0031】また、第24の発明は、前記第21の発明
において、前記動力循環モードクラッチは、遊星歯車機
構よりも入力側でユニット入力軸に配設される。
【0032】また、第25の発明は、前記第21の発明
において、動力循環モードクラッチは、無段変速機出力
経路列と一定変速機の間でユニット入力軸に配設され
る。
【0033】また、第26の発明は、ユニット入力軸に
それぞれ連結された無段変速機及び一定変速機と、無段
変速機の出力軸に連結したサンギヤと、シングルピニオ
ンで構成されて一定変速機の出力軸に連結したキャリア
と、ユニット入力軸に平行なユニット出力軸に連結した
リングギヤと、からなる遊星歯車機構と、前記ユニット
入力軸からキャリアへの伝達経路の途中に介装された動
力循環モードクラッチと、前記遊星歯車機構のサンギ
ヤ、キャリア、リングギヤのうちの2つの要素の間に介
装された直結モードクラッチと、前記無段変速機からの
動力伝達経路となる無段変速機出力経路列とを備えた変
速比無限大無段変速機において、前記無段変速機は、入
力側に出力ディスクを、その反対側に入力ディスクを配
置した1組のトロイダル型で構成され、前記動力循環モ
ードクラッチはユニット入力軸と同軸に配置され、前記
遊星歯車機構はユニット出力軸と同軸に、かつ軸方向位
置が一定変速機と直結モードクラッチの間に配置され、
前記直結モードクラッチはユニット出力軸と同軸に、か
つ軸方向位置が遊星歯車機構に対して入力側に配置さ
れ、これら動力循環モードクラッチ、直結モードクラッ
チ、遊星歯車機構は軸方向位置が互いにずれて配置され
る。
【0034】また、第27の発明は、前記第26の発明
において、前記動力循環モードクラッチは、一定変速機
と遊星歯車機構の間でユニット入力軸に配設される。
【0035】また、第28の発明は、前記第26の発明
において、前記動力循環モードクラッチは、遊星歯車機
構と直結モードクラッチの間でユニット入力軸に配設さ
れる。
【0036】また、第29の発明は、前記第26の発明
において、前記動力循環モードクラッチは、直結モード
クラッチよりも入力側でユニット入力軸に配設される。
【0037】また、第30の発明は、前記第26の発明
において、前記動力循環モードクラッチは、無段変速機
出力経路列と一定変速機の間でユニット入力軸に配設さ
れる。
【0038】また、第31の発明は、前記第1ないし第
30の発明において、前記無段変速機出力経路列は、ユ
ニット入力軸と同軸のスプロケットと、チェーンと、ユ
ニット出力軸と同軸のスプロケットとから構成される。
【0039】また、第32の発明は、前記第1ないし第
30の発明において、前記ユニット出力軸回転方向は、
駆動軸回転方向と反対である。
【0040】また、第33の発明は、前記第1ないし第
30の発明において、前記ユニット出力軸回転方向は、
駆動軸回転方向と同じであり、変速機出力ギヤとファイ
ナルギヤの間にギヤを配設する。
【0041】また、第34の発明は、前記第1ないし第
30の発明において、前記無段変速機出力経路列は、複
数個のギヤから構成される。
【0042】また、第35の発明は、前記第1ないし第
30の発明において、前記無段変速機出力経路列は、遊
星歯車機構と、複数個のギヤと、から構成される。
【0043】
【発明の効果】第1ないし第35の発明は、無段変速機
出力が入力側から取り出せるため、ユニット出力軸と同
軸の軸方向寸法が過大になることを防止でき、ユニット
入力軸と同軸、またはユニット出力軸と同軸のどちらか
一方に集中して動力循環モードクラッチ、直結モードク
ラッチ、遊星歯車機構が配置されることがないため、変
速比無限大無段変速機のユニット入力軸と同軸の軸方向
寸法、またはユニット出力軸と同軸の軸方向寸法のどち
らか一方が長くなり、他方に無駄な空隙を生じさせるこ
とを防止できるとともに、動力循環モードクラッチと直
結モードクラッチ、及び動力循環モードクラッチと遊星
歯車機構が軸間方向に互いの半径寸法の合計以上離れて
配置されることなく干渉しないようにできるため、ユニ
ット入力軸とユニット出力軸の軸間距離が大きくなるこ
とを防止でき、変速比無限大無段変速機の小型軽量化を
効果的に行うことが可能となって、特に、エンジンルー
ム内の寸法的制約が厳しいFF車両への搭載性を向上さ
せることができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0045】図1は、本発明の一実施形態を示してお
り、図13の前記従来例と同一のものには同一の符号を
付して、重複説明を省略する。
【0046】変速比無限大無段変速機は、エンジンに結
合されるユニット入力軸101に変速比を連続的に変更
可能な無段変速機102と一定の減速比を備えた一定変
速機103(ギヤ103a、ギヤ103b)を並列的に
連結するとともに、これらの出力軸を遊星歯車機構10
5で結合したもので、無段変速機102の出力は無段変
速機出力ギヤ列140(無段変速機出力ギヤ102a、
ギヤ140a、ギヤ104a)を介して出力軸104に
連結され、出力軸104は遊星歯車機構105のサンギ
ヤ105aに、一定変速機103の出力軸103cは遊
星歯車機構105のキャリア105bに連結される一
方、遊星歯車機構105のリングギヤ105cはユニッ
ト出力軸106に結合される。
【0047】無段変速機102は、1組の入力ディスク
121と出力ディスク122の間にそれぞれ狭持された
複数個のパワーローラ120の傾転角に応じて変速比を
連続的に変更するトロイダル型で構成され、入力側(図
中右側)に出力ディスク122を、その反対側(図中左
側)に入力ディスク121を配置してある。
【0048】ユニット入力軸101から遊星歯車機構1
05のキャリア105bへの伝達経路の途中には、動力
循環モードクラッチ109が介装され、遊星歯車機構1
05のサンギヤ105a、キャリア105b、リングギ
ヤ105cのうちの2つの要素(この例では、サンギヤ
105aとキャリア105bと)の間には、これらを結
合する直結モードクラッチ110が設けられている。
【0049】この変速比無限大無段変速機では、動力循
環モードクラッチ109を接続する一方、直結モードク
ラッチ110を遮断することにより、無段変速機102
と一定変速機103の変速比に応じて、ユニット総減速
比を負の値から正の値まで無限大を含んでほぼ連続的に
制御を行う動力循環モードと、動力循環モードクラッチ
109を遮断する一方、直結モードクラッチ110を接
続すると、遊星歯車機構105の3個の要素、サンギヤ
105a、キャリア105b、リングギヤ105cは一
体で回転するので、無段変速機102の変速比と無段変
速機出力ギヤ列140の変速比の積に応じた変速比とな
る無段変速機直結モードを選択的に使用することができ
る。
【0050】動力循環モードクラッチ109はユニット
入力軸101と同軸に配置され、(この例では、その軸
方向位置が一定変速機103と遊星歯車機構105との
間にあり、)直結モードクラッチ110は、ユニット出
力軸106と同軸に配置され、その軸方向位置が無段変
速機出力ギヤ列140と一定変速機103との間にあ
り、また、遊星歯車機構105は、ユニット出力軸10
6と同軸に配置され、その軸方向位置が一定変速機10
3に対して入力側(図中右側)にあり、これら動力循環
モードクラッチ109、直結モードクラッチ110、遊
星歯車機構105は軸方向位置が互いにずれて配置され
ている。
【0051】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0052】無段変速機102の出力が入力側(出力デ
ィスク122側)から取り出せるため、ユニット出力軸
106と同軸の軸方向寸法が過大になることを防止で
き、ユニット入力軸101と同軸、またはユニット出力
軸106と同軸のどちらか一方に集中して動力循環モー
ドクラッチ109、直結モードクラッチ110、遊星歯
車機構105が配置されることがないため、変速比無限
大無段変速機のユニット入力軸101と同軸の軸方向寸
法、またはユニット出力軸106と同軸の軸方向寸法の
どちらか一方が長くなり、他方に無駄な空隙を生じさせ
ることを防止できるとともに、動力循環モードクラッチ
109と直結モードクラッチ110、及び動力循環モー
ドクラッチ109と遊星歯車機構105が軸間方向に互
いの半径寸法の合計以上離れて配置されることなく干渉
しないようにできるため、ユニット入力軸101とユニ
ット出力軸106の軸間距離が大きくなることを防止で
きる。
【0053】以上説明してきたように、第1実施形態の
変速比無限大無段変速機にあっては、無段変速機102
は1組のトロイダル型で構成され、出力ディスク122
は入力側に、入力ディスク121はその反対側に配置さ
れ、動力循環モードクラッチ109はユニット入力軸1
01と同軸に配置され、直結モードクラッチ110はユ
ニット出力軸106と同軸に配置される一方、その軸方
向位置が無段変速機出力ギヤ列140と一定変速機10
3の間にあり、遊星歯車機構105はユニット出力軸1
06と同軸に配置される一方、その軸方向位置が一定変
速機103に対して入力側にあり、これら動力循環モー
ドクラッチ、直結モードクラッチ、遊星歯車機構105
は軸方向位置が互いにずれて配置される構成としたた
め、無段変速機102の出力が入力側から取り出せ、ユ
ニット出力軸106と同軸の軸方向寸法が過大になるこ
とを防止でき、変速比無限大無段変速機のユニット入力
軸101と同軸の軸方向寸法、またはユニット出力軸1
06と同軸の軸方向寸法のどちらか一方が長くなり、他
方に無駄な空隙を生じさせることを防止できるととも
に、ユニット入力軸101とユニット出力軸106の軸
間距離が大きくなることを防止でき、変速比無限大無段
変速機を小型軽量化して、特に、エンジンルーム内の寸
法的制約が厳しいFF車両への搭載性の向上が可能にな
る。
【0054】なお、動力循環モードクラッチ109は、
その軸方向位置が一定変速機103と遊星歯車機構10
5との間に必ずしもある必要はなく、図2に示すよう
に、動力循環モードクラッチ109Aが無段変速機出力
ギヤ列140と直結モードクラッチ110の間に配置さ
れても、上記と同様の作用効果を得ることができ、ま
た、図3に示すように、動力循環モードクラッチ109
Bを直結モードクラッチ110と一定変速機103の間
に配置したり、図4に示すように、動力循環モードクラ
ッチ109Cを遊星歯車機構105に対して入力側に配
置してもよく、上記と同様の作用効果を得ることができ
る。
【0055】図5は、第2の実施形態を示し、前記第1
実施形態と同一のものには同一の符号を付して、重複説
明を省略する。
【0056】ユニット入力軸101から遊星歯車機構2
05のキャリア205bへの伝達経路の途中には、動力
循環モードクラッチ109が介装され、遊星歯車機構2
05のサンギヤ205a、キャリア205b、リングギ
ヤ205cのうちの2つの要素(この例では、キャリア
205bとリングギヤ205cと)の間には、これらを
結合する直結モードクラッチ210が設けられている。
【0057】動力循環モードクラッチ109は、ユニッ
ト入力軸101と同軸に配置され、(この例では、その
軸方向位置が一定変速機103と直結モードクラッチ2
10との間にあり、)遊星歯車機構205は、ユニット
出力軸206と同軸に配置され、その軸方向位置が無段
変速機出力ギヤ列140と一定変速機103との間にあ
り、また、直結モードクラッチ210は、ユニット出力
軸106と同軸に配置され、その軸方向位置が一定変速
機103に対して入力側(図中右側)にあり、これら動
力循環モードクラッチ109、直結モードクラッチ21
0、遊星歯車機構205は軸方向位置が互いにずれて配
置されている。
【0058】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0059】無段変速機102の出力が入力側から取り
出せるため、ユニット出力軸206と同軸の軸方向寸法
が過大になることを防止でき、ユニット入力軸101と
同軸、またはユニット出力軸206と同軸のどちらか一
方に集中して動力循環モードクラッチ109、直結モー
ドクラッチ210、遊星歯車機構205が配置されるこ
とがないため、変速比無限大無段変速機のユニット入力
軸101と同軸の軸方向寸法、またはユニット出力軸2
06と同軸の軸方向寸法のどちらか一方が長くなり、他
方に無駄な空隙を生じさせることを防止できるととも
に、動力循環モードクラッチ109と直結モードクラッ
チ210、及び動力循環モードクラッチ109と遊星歯
車機構205が軸間方向に互いの半径寸法の合計以上離
れて配置されることなく干渉しないようにできるため、
ユニット入力軸101とユニット出力軸206の軸間距
離が大きくなることを防止できる。
【0060】以上説明してきたように、無段変速機10
2は1組のトロイダル型で構成され、出力ディスク12
2は入力側に、入力ディスク121はその反対側に配置
され、動力循環モードクラッチ109はユニット入力軸
101と同軸に配置され、遊星歯車機構205はユニッ
ト出力軸206と同軸に配置される一方、その軸方向位
置が無段変速機出力ギヤ列140と一定変速機103の
間にあり、直結モードクラッチ210はユニット出力軸
206と同軸に配置される一方、その軸方向位置が一定
変速機103に対して入力側にあり、これら動力循環モ
ードクラッチ109、直結モードクラッチ210、遊星
歯車機構205は軸方向位置が互いにずれて配置される
構成としたため、無段変速機102の出力が入力側から
取り出せ、ユニット出力軸206と同軸の軸方向寸法が
過大になることを防止でき、変速比無限大無段変速機の
ユニット入力軸101と同軸の軸方向寸法、またはユニ
ット出力軸206と同軸の軸方向寸法のどちらか一方が
長くなり、他方に無駄な空隙を生じさせることを防止で
きるとともに、ユニット入力軸101とユニット出力軸
206の軸間距離が大きくなることを防止でき、変速比
無限大無段変速機を小型軽量化することが可能になる。
【0061】なお、動力循環モードクラッチ109は、
その軸方向位置が一定変速機103と直結モードクラッ
チ210との間に必ずしもある必要はなく、図示はしな
いが、無段変速機出力ギヤ列140と遊星歯車機構20
5の間に配置されても、遊星歯車機構205と一定変速
機103の間に配置されても、直結モードクラッチ21
0に対して入力側に配置されても、良い。
【0062】図6は、第3の実施形態を示し、前記第1
実施形態と同一のものには同一の符号を付して、重複説
明を省略する。
【0063】ユニット入力軸101から遊星歯車機構3
05のキャリア305bへの伝達経路の途中には、動力
循環モードクラッチ309が介装され、遊星歯車機構3
05のサンギヤ305a、キャリア305b、リングギ
ヤ305cのうちの2つの要素(この例では、サンギヤ
305aとキャリア305bと)の間には、これらを結
合する直結モードクラッチ310が設けられている。動
力循環モードクラッチ309はユニット入力軸101と
同軸に配置され、(この例では、その軸方向位置が遊星
歯車機構305と一定変速機103との間にあり、)直
結モードクラッチ310はユニット出力軸306と同軸
に配置される一方、その軸方向位置が無段変速機出力ギ
ヤ列140と遊星歯車機構305との間にあり、遊星歯
車機構305はユニット出力軸306と同軸に配置され
る一方、その軸方向位置が直結モードクラッチ310と
一定変速機103との間にあり、これら動力循環モード
クラッチ309、直結モードクラッチ310、遊星歯車
機構305は軸方向位置が互いにずれて配置されてい
る。
【0064】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0065】無段変速機102の出力が入力側から取り
出せるため、ユニット出力軸306と同軸の軸方向寸法
が過大になることを防止でき、ユニット入力軸101と
同軸、またはユニット出力軸306と同軸のどちらか一
方に集中して動力循環モードクラッチ309、直結モー
ドクラッチ310、遊星歯車機構305が配置されるこ
とがないため、変速比無限大無段変速機のユニット入力
軸101と同軸の軸方向寸法、またはユニット出力軸3
06と同軸の軸方向寸法のどちらか一方が長くなり、他
方に無駄な空隙を生じさせることを防止できるととも
に、動力循環モードクラッチ309と直結モードクラッ
チ310、及び動力循環モードクラッチ309と遊星歯
車機構305が軸間方向に互いの半径寸法の合計以上離
れて配置されることなく干渉しないようにできるため、
ユニット入力軸101とユニット出力軸306の軸間距
離が大きくなることを防止できる。
【0066】以上説明してきたように、無段変速機10
2は1組のトロイダル型で構成され、出力ディスク12
2は入力側に、入力ディスク121はその反対側に配置
され、動力循環モードクラッチ309はユニット入力軸
101と同軸に配置され、直結モードクラッチ310は
ユニット出力軸306と同軸に配置される一方、その軸
方向位置が無段変速機出力ギヤ列140と遊星歯車機構
305との間にあり、遊星歯車機構305はユニット出
力軸306と同軸に配置される一方、その軸方向位置が
直結モードクラッチ310と一定変速機103との間に
あり、これら動力循環モードクラッチ309、直結モー
ドクラッチ310、遊星歯車機構305は軸方向位置が
互いにずれて配置される構成としたため、無段変速機1
02の出力が入力側から取り出せ、ユニット出力軸30
6と同軸の軸方向寸法が過大になることを防止でき、変
速比無限大無段変速機のユニット入力軸101と同軸の
軸方向寸法、またはユニット出力軸306と同軸の軸方
向寸法のどちらか一方が長くなり、他方に無駄な空隙を
生じさせることを防止できるとともに、ユニット入力軸
101とユニット出力軸306の軸間距離が大きくなる
ことを防止でき、変速比無限大無段変速機を小型軽量化
することが可能になる。
【0067】なお、動力循環モードクラッチ309は、
その軸方向位置が遊星歯車機構305と一定変速機10
3との間に必ずしもある必要はなく、図示はしないが、
無段変速機出力ギヤ列140と直結モードクラッチ31
0の間に配置されても、直結モードクラッチ310と遊
星歯車機構305の間に配置されても、一定変速機10
3に対して入力側に配置されても、良い。
【0068】図7は、第4実施形態を示し、前記第1実
施形態と同一のものには同一の符号を付して、重複説明
を省略する。
【0069】ユニット入力軸101から遊星歯車機構4
05のキャリア405bへの伝達経路の途中には、動力
循環モードクラッチ309が介装され、遊星歯車機構4
05のサンギヤ405a、キャリア405b、リングギ
ヤ405cのうちの2つの要素(この例では、キャリア
405bとリングギヤ405cと)の間には、これらを
結合する直結モードクラッチ410が設けられている。
動力循環モードクラッチ309はユニット入力軸101
と同軸に配置され、(この例では、その軸方向位置が直
結モードクラッチ410と一定変速機103の間にあ
り、)遊星歯車機構405はユニット出力軸406と同
軸に配置され、その軸方向位置が無段変速機出力ギヤ列
140と直結モードクラッチ410との間にあり、直結
モードクラッチ410はユニット出力軸406と同軸に
配置され、その軸方向位置が遊星歯車機構405と一定
変速機103との間にあり、これら動力循環モードクラ
ッチ309、直結モードクラッチ410、遊星歯車機構
405は軸方向位置が互いにずれて配置されている。
【0070】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0071】無段変速機102の出力が入力側から取り
出せるため、ユニット出力軸406と同軸の軸方向寸法
が過大になることを防止でき、ユニット入力軸101と
同軸、またはユニット出力軸406と同軸のどちらか一
方に集中して動力循環モードクラッチ309、直結モー
ドクラッチ410、遊星歯車機構405が配置されるこ
とがないため、変速比無限大無段変速機のユニット入力
軸101と同軸の軸方向寸法、またはユニット出力軸4
06と同軸の軸方向寸法のどちらか一方が長くなり、他
方に無駄な空隙を生じさせることを防止できるととも
に、動力循環モードクラッチ309と直結モードクラッ
チ410、及び動力循環モードクラッチ309と遊星歯
車機構405が軸間方向に互いの半径寸法の合計以上離
れて配置されることなく干渉しないようにできるため、
ユニット入力軸101とユニット出力軸406の軸間距
離が大きくなることを防止できる。
【0072】以上説明してきたように、無段変速機10
2は1組のトロイダル型で構成され、出力ディスク12
2は入力側に、入力ディスク121はその反対側に配置
され、動力循環モードクラッチ309はユニット入力軸
101と同軸に配置され、遊星歯車機構405はユニッ
ト出力軸406と同軸に配置される一方、その軸方向位
置が無段変速機出力ギヤ列140と直結モードクラッチ
410との間にあり、直結モードクラッチ410はユニ
ット出力軸406と同軸に配置される一方、その軸方向
位置が遊星歯車機構405と一定変速機103との間に
あり、これら動力循環モードクラッチ309、直結モー
ドクラッチ410、遊星歯車機構405は軸方向位置が
互いにずれて配置される構成としたため、無段変速機1
02の出力が入力側から取り出せ、ユニット出力軸40
6と同軸の軸方向寸法が過大になることを防止でき、変
速比無限大無段変速機のユニット入力軸101と同軸の
軸方向寸法、またはユニット出力軸406と同軸の軸方
向寸法のどちらか一方が長くなり、他方に無駄な空隙を
生じさせることを防止できるとともに、ユニット入力軸
101とユニット出力軸406の軸間距離が大きくなる
ことを防止でき、変速比無限大無段変速機を小型軽量化
することが可能になる。
【0073】なお、動力循環モードクラッチ309は、
その軸方向位置が直結モードクラッチ410と一定変速
機103との間に必ずしもある必要はなく、図示はしな
いが、無段変速機出力ギヤ列140と遊星歯車機構40
5の間に配置されても、遊星歯車機構405と直結モー
ドクラッチ410の間に配置されても、一定変速機10
3に対して入力側に配置されても、良い。
【0074】図8は、第5の実施形態を示し、前記第1
実施形態と同一のものには同一の符号を付して、重複説
明を省略する。
【0075】ユニット入力軸101から遊星歯車機構5
05のキャリア505bへの伝達経路の途中には、動力
循環モードクラッチ509が介装され、遊星歯車機構5
05のサンギヤ505a、キャリア505b、リングギ
ヤ505cのうちの2つの要素(この例では、キャリア
505bとリングギヤ505cと)の間には、これらを
結合する直結モードクラッチ510が設けられている。
動力循環モードクラッチ509はユニット入力軸101
と同軸に配置され、(この例では、その軸方向位置が無
段変速機出力ギヤ列140と一定変速機103との間に
あり、)直結モードクラッチ510はユニット出力軸5
06と同軸に配置され、その軸方向位置が一定変速機1
03と遊星歯車機構505との間にあり、遊星歯車機構
505はユニット出力軸506と同軸に配置され、その
軸方向位置が直結モードクラッチ510に対して入力側
(図中右側)にあり、これら動力循環モードクラッチ5
09、直結モードクラッチ510、遊星歯車機構505
は軸方向位置が互いにずれて配置されている。
【0076】以上のように構成され、次に作用について
説明する。無段変速機102の出力が入力側から取り出
せるため、ユニット出力軸506と同軸の軸方向寸法が
過大になることを防止でき、ユニット入力軸101と同
軸、またはユニット出力軸506と同軸のどちらか一方
に集中して動力循環モードクラッチ509、直結モード
クラッチ510、遊星歯車機構505が配置されること
がないため、変速比無限大無段変速機のユニット入力軸
101と同軸の軸方向寸法、またはユニット出力軸50
6と同軸の軸方向寸法のどちらか一方が長くなり、他方
に無駄な空隙を生じさせることを防止できるとともに、
動力循環モードクラッチ509と直結モードクラッチ5
10、及び動力循環モードクラッチ509と遊星歯車機
構505が軸間方向に互いの半径寸法の合計以上離れて
配置されることなく干渉しないようにできるため、ユニ
ット入力軸101とユニット出力軸506の軸間距離が
大きくなることを防止できる。
【0077】以上説明してきたように、無段変速機10
2は1組のトロイダル型で構成され、出力ディスク12
2は入力側に、入力ディスク121はその反対側に配置
され、動力循環モードクラッチ509はユニット入力軸
101と同軸に配置され、直結モードクラッチ510は
ユニット出力軸506と同軸に配置される一方、その軸
方向位置が一定変速機103と遊星歯車機構505との
間にあり、遊星歯車機構505はユニット出力軸506
と同軸に配置される一方、その軸方向位置が直結モード
クラッチ510に対して入力側にあり、これら動力循環
モードクラッチ509、直結モードクラッチ510、遊
星歯車機構505は軸方向位置が互いにずれて配置され
る構成としたため、無段変速機102の出力が入力側か
ら取り出せ、ユニット出力軸506と同軸の軸方向寸法
が過大になることを防止でき、変速比無限大無段変速機
のユニット入力軸101と同軸の軸方向寸法、またはユ
ニット出力軸506と同軸の軸方向寸法のどちらか一方
が長くなり、他方に無駄な空隙を生じさせることを防止
できるとともに、ユニット入力軸101とユニット出力
軸506の軸間距離が大きくなることを防止でき、変速
比無限大無段変速機を小型軽量化することが可能にな
る。
【0078】なお、動力循環モードクラッチ509は、
その軸方向位置が無段変速機出力ギヤ列140と一定変
速機103との間に必ずしもある必要はなく、図示はし
ないが、一定変速機103と直結モードクラッチ510
の間に配置されても、直結モードクラッチ510と遊星
歯車機構505の間に配置されても、遊星歯車機構50
5に対して入力側に配置されても、良い。
【0079】図9は、第6の実施形態を示し、前記第1
実施形態と同一のものには同一の符号を付して、重複説
明を省略する。
【0080】ユニット入力軸101から遊星歯車機構6
05のキャリア605bへの伝達経路の途中には、動力
循環モードクラッチ509が介装され、遊星歯車機構6
05のサンギヤ、キャリア、リングギヤのうちの2つの
要素(この例では、サンギヤ605aとリングギヤ60
5cと)の間には、これらを結合する直結モードクラッ
チ610が設けられている。
【0081】動力循環モードクラッチ509はユニット
入力軸101と同軸に配置され、(この例では、その軸
方向位置が無段変速機出力ギヤ列140と一定変速機1
03との間にあり、)遊星歯車機構605はユニット出
力軸606と同軸に配置され、その軸方向位置が一定変
速機103と直結モードクラッチ610との間にあり、
直結モードクラッチ610はユニット出力軸606と同
軸に配置され、その軸方向位置が遊星歯車機構605に
対して入力側(図中右側)にあり、これら動力循環モー
ドクラッチ509、直結モードクラッチ610、遊星歯
車機構605は軸方向位置が互いにずれて配置されてい
る。
【0082】以上のように構成され、次に作用について
説明する。無段変速機102の出力が入力側から取り出
せるため、ユニット出力軸606と同軸の軸方向寸法が
過大になることを防止でき、ユニット入力軸101と同
軸、またはユニット出力軸606と同軸のどちらか一方
に集中して動力循環モードクラッチ509、直結モード
クラッチ610、遊星歯車機構605が配置されること
がないため、変速比無限大無段変速機のユニット入力軸
101と同軸の軸方向寸法、またはユニット出力軸60
6と同軸の軸方向寸法のどちらか一方が長くなり、他方
に無駄な空隙を生じさせることを防止できるとともに、
動力循環モードクラッチ509と直結モードクラッチ6
10、及び動力循環モードクラッチ509と遊星歯車機
構605が軸間方向に互いの半径寸法の合計以上離れて
配置されることなく干渉しないようにできるため、ユニ
ット入力軸101とユニット出力軸606の軸間距離が
大きくなることを防止できる。
【0083】以上説明してきたように、無段変速機10
2は1組のトロイダル型で構成され、出力ディスク12
2は入力側に、入力ディスク121はその反対側に配置
され、動力循環モードクラッチ509はユニット入力軸
101と同軸に配置され、遊星歯車機構605はユニッ
ト出力軸606と同軸に配置される一方、その軸方向位
置が一定変速機103と直結モードクラッチ610との
間にあり、直結モードクラッチ610はユニット出力軸
606と同軸に配置される一方、その軸方向位置が遊星
歯車機構605に対して入力側にあり、これら動力循環
モードクラッチ509、直結モードクラッチ610、遊
星歯車機構605は軸方向位置が互いにずれて配置され
る構成としたため、無段変速機102の出力が入力側か
ら取り出せ、ユニット出力軸606と同軸の軸方向寸法
が過大になることを防止でき、変速比無限大無段変速機
のユニット入力軸101と同軸の軸方向寸法、またはユ
ニット出力軸606と同軸の軸方向寸法のどちらか一方
が長くなり、他方に無駄な空隙を生じさせることを防止
できるとともに、ユニット入力軸101とユニット出力
軸606の軸間距離が大きくなることを防止でき、変速
比無限大無段変速機を小型軽量化することが可能にな
る。
【0084】なお、動力循環モードクラッチ509は、
その軸方向位置が無段変速機出力ギヤ列140と一定変
速機103との間に必ずしもある必要はなく、図示はし
ないが、一定変速機103と遊星歯車機構605の間に
配置されても、遊星歯車機構605と直結モードクラッ
チ610の間に配置されても、直結モードクラッチ61
0に対して入力側に配置されても、良い。
【0085】また、上記第1から第6の各実施形態にお
いて、図10に示すように、無段変速機102の出力デ
ィスク122と結合したサンギヤ713aと、回転を固
定されたキャリア713bと、無段変速機出力ギヤ70
2aと結合されたリングギヤ713cとを構成要素に持
つ遊星歯車機構713をユニット入力軸101と同軸に
配設し、前記出力ギヤ702aとユニット出力軸706
と同軸のギヤ704aとにより、無段変速機出力ギヤ列
740を構成しても良い。
【0086】また、上記第1から第6の各実施形態にお
いて、図11に示すように、無段変速機102の出力デ
ィスク122と結合したスプロケット814aと、チェ
ーン815と、ユニット出力軸806と同軸のスプロケ
ット814bと、により、無段変速機出力チェーン列8
40を構成しても良い。
【0087】また、上記第1から第6の各実施形態にお
いて、図12に示すように、無段変速機出力ギヤ902
aと、ギヤ904aにより無段変速機出力ギヤ列940
を構成し、ギヤ903a、903d、903bにより一
定変速機903を構成し、ユニット出力軸906の回転
方向を前記実施形態と反対に駆動軸11a、11bの回
転方向と同じにし、変速機出力ギヤ907とファイナル
ギヤ912の間にギヤ916を配設する構成としても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す変速比無限大無段変
速機の概念図。
【図2】他の構成を示す変速比無限大無段変速機の概念
図。
【図3】他の構成を示す変速比無限大無段変速機の概念
図。
【図4】他の構成を示す変速比無限大無段変速機の概念
図。
【図5】第2の実施形態を示す変速比無限大無段変速機
の概念図。
【図6】第3の実施形態を示す変速比無限大無段変速機
の概念図。
【図7】第4の実施形態を示す変速比無限大無段変速機
の概念図。
【図8】第5の実施形態を示す変速比無限大無段変速機
の概念図。
【図9】第6の実施形態を示す変速比無限大無段変速機
の概念図。
【図10】他の構成を示す変速比無限大無段変速機の概
念図
【図11】他の構成を示す変速比無限大無段変速機の概
念図
【図12】従来の変速比無限大無段変速機を示す概念
図。
【符号の説明】
11a、11b 駆動軸 12 ファイナルギヤ 101 ユニット入力軸 102 無段変速機 102a 無段変速機出力ギヤ 103 一定変速機 103a、103b ギヤ 103c 一定変速機出力軸 104 無段変速機出力軸 106 ユニット出力軸 105〜605 遊星歯車機構 105a〜605a サンギヤ 105b〜605b キャリア 105c〜605c リングギヤ 109、309、509 動力循環モードクラッチ 110、210、310、410、510、610 直
結モードクラッチ 120 パワーローラ 121 入力ディスク 122 出力ディスク 140 無段変速機出力ギヤ列

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット入力軸にそれぞれ連結された無
    段変速機及び一定変速機と、無段変速機の出力軸に連結
    したサンギヤと、シングルピニオンで構成されて一定変
    速機の出力軸に連結したキャリアと、ユニット入力軸に
    平行なユニット出力軸に連結したリングギヤと、からな
    る遊星歯車機構と、前記ユニット入力軸からキャリアへ
    の伝達経路の途中に介装された動力循環モードクラッチ
    と、前記遊星歯車機構のサンギヤ、キャリア、リングギ
    ヤのうちの2つの要素の間に介装された直結モードクラ
    ッチと、前記無段変速機からの動力伝達経路となる無段
    変速機出力経路列と、を備えた変速比無限大無段変速機
    において、前記無段変速機は1組のトロイダル型で構成
    され、出力ディスクは入力側に、入力ディスクはその反
    対側に配置され、前記動力循環モードクラッチはユニッ
    ト入力軸と同軸に配置され、前記直結モードクラッチは
    ユニット出力軸と同軸に、かつ軸方向位置が無段変速機
    出力経路列と一定変速機の間に配置され、前記遊星歯車
    機構はユニット出力軸と同軸に、かつ軸方向位置が一定
    変速機に対して入力側に配置され、これら動力循環モー
    ドクラッチ、直結モードクラッチ、遊星歯車機構は軸方
    向位置が互いにずれて配置される構成であることを特徴
    とする変速比無限大無段変速機。
  2. 【請求項2】 前記動力循環モードクラッチは、無段変
    速機出力経路列と直結モードクラッチの間でユニット入
    力軸に配設されたことを特徴とする請求項1に記載の変
    速比無限大無段変速機。
  3. 【請求項3】 前記動力循環モードクラッチは、直結モ
    ードクラッチと一定変速機の間でユニット入力軸に配設
    されたことを特徴とする請求項1に記載の変速比無限大
    無段変速機。
  4. 【請求項4】 前記動力循環モードクラッチは、遊星歯
    車機構よりも入力側のユニット入力軸に配設されたこと
    を特徴とする請求項1に記載の変速比無限大無段変速
    機。
  5. 【請求項5】 前記動力循環モードクラッチは、遊星歯
    車機構と一定変速機の間でユニット入力軸に配設された
    ことを特徴とする請求項1に記載の変速比無限大無段変
    速機。
  6. 【請求項6】 ユニット入力軸にそれぞれ連結された無
    段変速機及び一定変速機と、無段変速機の出力軸に連結
    したサンギヤと、シングルピニオンで構成されて一定変
    速機の出力軸に連結したキャリアと、ユニット入力軸に
    平行なユニット出力軸に連結したリングギヤと、からな
    る遊星歯車機構と、前記ユニット入力軸からキャリアへ
    の伝達経路の途中に介装された動力循環モードクラッチ
    と、前記遊星歯車機構のサンギヤ、キャリア、リングギ
    ヤのうちの2つの要素の間に介装された直結モードクラ
    ッチと、前記無段変速機からの動力伝達経路となる無段
    変速機出力経路列とを備えた変速比無限大無段変速機に
    おいて、前記無段変速機は1組のトロイダル型で構成さ
    れ、出力ディスクは入力側に、入力ディスクはその反対
    側に配置され、前記動力循環モードクラッチはユニット
    入力軸と同軸に配置され、前記遊星歯車機構はユニット
    出力軸と同軸に、かつ軸方向位置が無段変速機出力経路
    列と一定変速機の間に配置され、前記直結モードクラッ
    チはユニット出力軸と同軸に、かつ軸方向位置が一定変
    速機に対して入力側に配置され、これら動力循環モード
    クラッチ、直結モードクラッチ、遊星歯車機構は軸方向
    位置が互いにずれて配置される構成であることを特徴と
    する変速比無限大無段変速機。
  7. 【請求項7】 前記動力循環モードクラッチは、無段変
    速機出力経路列と遊星歯車機構の間でユニット入力軸に
    配設されたことを特徴とする請求項6に記載の変速比無
    限大無段変速機。
  8. 【請求項8】 前記動力循環モードクラッチは、遊星歯
    車機構と一定変速機の間でユニット入力軸に配設された
    ことを特徴とする請求項6に記載の変速比無限大無段変
    速機。
  9. 【請求項9】 前記動力循環モードクラッチは、直結モ
    ードクラッチよりも入力側でユニット入力軸に配設され
    たことを特徴とする請求項6に記載の変速比無限大無段
    変速機。
  10. 【請求項10】 前記動力循環モードクラッチは、直結
    モードクラッチと一定変速機の間でユニット入力軸に配
    設されたことを特徴とする請求項6に記載の変速比無限
    大無段変速機。
  11. 【請求項11】 ユニット入力軸にそれぞれ連結された
    無段変速機及び一定変速機と、無段変速機の出力軸に連
    結したサンギヤと、シングルピニオンで構成されて一定
    変速機の出力軸に連結したキャリアと、ユニット入力軸
    に平行なユニット出力軸に連結したリングギヤと、から
    なる遊星歯車機構と、前記ユニット入力軸からキャリア
    への伝達経路の途中に介装された動力循環モードクラッ
    チと、前記遊星歯車機構のサンギヤ、キャリア、リング
    ギヤのうちの2つの要素の間に介装された直結モードク
    ラッチと、前記無段変速機からの動力伝達経路となる無
    段変速機出力経路列とを備えた変速比無限大無段変速機
    において、前記無段変速機は、入力側に出力ディスク
    を、その反対側に入力ディスクを配置した1組のトロイ
    ダル型で構成され、前記動力循環モードクラッチはユニ
    ット入力軸と同軸に配置され、前記直結モードクラッチ
    はユニット出力軸と同軸に、かつ軸方向位置が無段変速
    機出力経路列と遊星歯車機構の間に配置され、前記遊星
    歯車機構はユニット出力軸と同軸に、かつ軸方向位置が
    直結モードクラッチと一定変速機との間に配置され、こ
    れら動力循環モードクラッチ、直結モードクラッチ、遊
    星歯車機構は軸方向位置が互いにずれて配置される構成
    であることを特徴とする変速比無限大無段変速機。
  12. 【請求項12】 前記動力循環モードクラッチは、無段
    変速機出力経路列と直結モードクラッチの間でユニット
    入力軸に配設されたことを特徴とする請求項11に記載
    の変速比無限大無段変速機。
  13. 【請求項13】 前記動力循環モードクラッチは、直結
    モードクラッチと遊星歯車機構の間でユニット入力軸に
    配設されたことを特徴とする請求項11に記載の変速比
    無限大無段変速機。
  14. 【請求項14】 前記動力循環モードクラッチは、一定
    変速機よりも入力側でユニット入力軸に配設されたこと
    を特徴とする請求項11に記載の変速比無限大無段変速
    機。
  15. 【請求項15】 前記動力循環モードクラッチは、遊星
    歯車機構と一定変速機の間でユニット入力軸に配設され
    たことを特徴とする請求項11に記載の変速比無限大無
    段変速機。
  16. 【請求項16】 ユニット入力軸にそれぞれ連結された
    無段変速機及び一定変速機と、無段変速機の出力軸に連
    結したサンギヤと、シングルピニオンで構成されて一定
    変速機の出力軸に連結したキャリアと、ユニット入力軸
    に平行なユニット出力軸に連結したリングギヤと、から
    なる遊星歯車機構と、前記ユニット入力軸からキャリア
    への伝達経路の途中に介装された動力循環モードクラッ
    チと、前記遊星歯車機構のサンギヤ、キャリア、リング
    ギヤのうちの2つの要素の間に介装された直結モードク
    ラッチと、前記無段変速機からの動力伝達経路となる無
    段変速機出力経路列とを備えた変速比無限大無段変速機
    において、前記無段変速機は、入力側に出力ディスク
    を、その反対側に入力ディスクを配置した1組のトロイ
    ダル型で構成され、前記動力循環モードクラッチはユニ
    ット入力軸と同軸に配置され、前記遊星歯車機構はユニ
    ット出力軸と同軸に、かつ軸方向位置が無段変速機出力
    経路列と直結モードクラッチの間に配置され、前記直結
    モードクラッチはユニット出力軸と同軸に、かつ軸方向
    位置が遊星歯車機構と一定変速機との間に配置され、こ
    れら動力循環モードクラッチ、直結モードクラッチ、遊
    星歯車機構は軸方向位置が互いにずれて配置される構成
    であることを特徴とする変速比無限大無段変速機。
  17. 【請求項17】 前記動力循環モードクラッチは、無段
    変速機出力経路列と遊星歯車機構の間でユニット入力軸
    に配設されたことを特徴とする請求項16に記載の変速
    比無限大無段変速機。
  18. 【請求項18】 前記動力循環モードクラッチは、遊星
    歯車機構と直結モードクラッチの間でユニット入力軸に
    配設されたことを特徴とする請求項16に記載の変速比
    無限大無段変速機。
  19. 【請求項19】 前記動力循環モードクラッチは、一定
    変速機よりも入力側でユニット入力軸に配設されたこと
    を特徴とする請求項16に記載の変速比無限大無段変速
    機。
  20. 【請求項20】 前記動力循環モードクラッチは、直結
    モードクラッチと一定変速機の間でユニット入力軸に配
    設されたことを特徴とする請求項16に記載の変速比無
    限大無段変速機。
  21. 【請求項21】 ユニット入力軸にそれぞれ連結された
    無段変速機及び一定変速機と、無段変速機の出力軸に連
    結したサンギヤと、シングルピニオンで構成されて一定
    変速機の出力軸に連結したキャリアと、ユニット入力軸
    に平行なユニット出力軸に連結したリングギヤと、から
    なる遊星歯車機構と、前記ユニット入力軸からキャリア
    への伝達経路の途中に介装された動力循環モードクラッ
    チと、前記遊星歯車機構のサンギヤ、キャリア、リング
    ギヤのうちの2つの要素の間に介装された直結モードク
    ラッチと、前記無段変速機からの動力伝達経路となる無
    段変速機出力経路列とを備えた変速比無限大無段変速機
    において、前記無段変速機は、入力側に出力ディスク
    を、その反対側に入力ディスクを配置した1組のトロイ
    ダル型で構成され、前記動力循環モードクラッチはユニ
    ット入力軸と同軸に配置され、前記直結モードクラッチ
    はユニット出力軸と同軸に、かつ軸方向位置が一定変速
    機と遊星歯車機構の間に配置され、前記遊星歯車機構は
    ユニット出力軸と同軸に、かつ軸方向位置が直結モード
    クラッチに対して入力側に配置され、これら動力循環モ
    ードクラッチ、直結モードクラッチ、遊星歯車機構は軸
    方向位置が互いにずれて配置される構成であることを特
    徴とする変速比無限大無段変速機。
  22. 【請求項22】 前記動力循環モードクラッチは、一定
    変速機と直結モードクラッチの間でユニット入力軸に配
    設されたことを特徴とする請求項21に記載の変速比無
    限大無段変速機。
  23. 【請求項23】 前記動力循環モードクラッチは、直結
    モードクラッチと遊星歯車機構の間でユニット入力軸に
    配設されたことを特徴とする請求項21に記載の変速比
    無限大無段変速機。
  24. 【請求項24】 前記動力循環モードクラッチは、遊星
    歯車機構よりも入力側でユニット入力軸に配設されたこ
    とを特徴とする請求項21に記載の変速比無限大無段変
    速機。
  25. 【請求項25】 前記動力循環モードクラッチは、無段
    変速機出力経路列と一定変速機の間でユニット入力軸に
    配設されたことを特徴とする請求項21に記載の変速比
    無限大無段変速機。
  26. 【請求項26】 ユニット入力軸にそれぞれ連結された
    無段変速機及び一定変速機と、無段変速機の出力軸に連
    結したサンギヤと、シングルピニオンで構成されて一定
    変速機の出力軸に連結したキャリアと、ユニット入力軸
    に平行なユニット出力軸に連結したリングギヤと、から
    なる遊星歯車機構と、前記ユニット入力軸からキャリア
    への伝達経路の途中に介装された動力循環モードクラッ
    チと、前記遊星歯車機構のサンギヤ、キャリア、リング
    ギヤのうちの2つの要素の間に介装された直結モードク
    ラッチと、前記無段変速機からの動力伝達経路となる無
    段変速機出力経路列とを備えた変速比無限大無段変速機
    において、前記無段変速機は、入力側に出力ディスク
    を、その反対側に入力ディスクを配置した1組のトロイ
    ダル型で構成され、前記動力循環モードクラッチはユニ
    ット入力軸と同軸に配置され、前記遊星歯車機構はユニ
    ット出力軸と同軸に、かつ軸方向位置が一定変速機と直
    結モードクラッチの間に配置され、前記直結モードクラ
    ッチはユニット出力軸と同軸に、かつ軸方向位置が遊星
    歯車機構に対して入力側に配置され、これら動力循環モ
    ードクラッチ、直結モードクラッチ、遊星歯車機構は軸
    方向位置が互いにずれて配置される構成であることを特
    徴とする変速比無限大無段変速機。
  27. 【請求項27】 前記動力循環モードクラッチは、一定
    変速機と遊星歯車機構の間でユニット入力軸に配設され
    たことを特徴とする請求項26に記載の変速比無限大無
    段変速機。
  28. 【請求項28】 前記動力循環モードクラッチは、遊星
    歯車機構と直結モードクラッチの間でユニット入力軸に
    配設されたことを特徴とする請求項26に記載の変速比
    無限大無段変速機。
  29. 【請求項29】 前記動力循環モードクラッチは、直結
    モードクラッチよりも入力側でユニット入力軸に配設さ
    れたことを特徴とする請求項26に記載の変速比無限大
    無段変速機。
  30. 【請求項30】 前記動力循環モードクラッチは、無段
    変速機出力経路列と一定変速機の間でユニット入力軸に
    配設されたことを特徴とする請求項26に記載の変速比
    無限大無段変速機。
  31. 【請求項31】 前記無段変速機出力経路列は、ユニッ
    ト入力軸と同軸のスプロケットと、チェーンと、ユニッ
    ト出力軸と同軸のスプロケットとから構成されたことを
    特徴とする請求項1ないし請求項30のいずれか一つに
    記載の変速比無限大無段変速機。
  32. 【請求項32】 前記ユニット出力軸回転方向は、駆動
    軸回転方向と反対であることを特徴とする請求項1ない
    し請求項30のいずれか一つに記載の変速比無限大無段
    変速機。
  33. 【請求項33】 前記ユニット出力軸回転方向は、駆動
    軸回転方向と同じであり、変速機出力ギヤとファイナル
    ギヤの間にギヤを配設することを特徴とする請求項1な
    いし請求項30のいずれか一つに記載の変速比無限大無
    段変速機。
  34. 【請求項34】 前記無段変速機出力経路列は、複数個
    のギヤから構成されることを特徴とする請求項1ないし
    請求項30のいずれか一つに記載の変速比無限大無段変
    速機。
  35. 【請求項35】 前記無段変速機出力経路列は、遊星歯
    車機構と、複数個のギヤと、から構成されることを特徴
    とする請求項1ないし請求項30のいずれか一つに記載
    の変速比無限大無段変速機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE19935991A1 (de) * 1999-07-27 2001-03-15 Nsk Ltd Stufenlos verstellbare Getriebevorrichtung
DE10231234A1 (de) * 2002-07-11 2004-01-22 Zf Friedrichshafen Ag Leistungsverzweigtes Zwei-Bereichs-Getriebe
KR102108484B1 (ko) * 2019-03-27 2020-06-02 한호인터내셔널 주식회사 전자식 클러치를 이용한 전기 자동차용 변속기

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