JPH11147404A - 航空機用空気入りタイヤ - Google Patents

航空機用空気入りタイヤ

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JPH11147404A
JPH11147404A JP10253783A JP25378398A JPH11147404A JP H11147404 A JPH11147404 A JP H11147404A JP 10253783 A JP10253783 A JP 10253783A JP 25378398 A JP25378398 A JP 25378398A JP H11147404 A JPH11147404 A JP H11147404A
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JP
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tire
rubber
aircraft
bead
tread rubber
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JP10253783A
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Masanori Aoyama
正憲 青山
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Bridgestone Corp
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    • B60C1/00Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/04Tread patterns in which the raised area of the pattern consists only of continuous circumferential ribs, e.g. zig-zag
    • B60C11/042Tread patterns in which the raised area of the pattern consists only of continuous circumferential ribs, e.g. zig-zag further characterised by the groove cross-section
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/0008Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts characterised by the tread rubber
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    • B60C2011/0025Modulus or tan delta
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の耐摩耗性、耐発熱性、耐グルーブクラ
ック性、耐セパレーション性及び良好な作業性を保持
し、耐シェブロンカット性を大幅に向上させた航空機用
空気入りタイヤを提供する。 【解決手段】 航空機用空気入りタイヤは、100 〜40重
量部のNR及び0 〜60重量部のBRと、N2SAが50〜160m2/gr
でDBP 吸着量が80〜200ml/100gr であるカーボンブラッ
クと、加硫促進剤ACCと硫黄Sとの比ACC/ Sの値がO.
25〜1.0 となるA CC及びSとを配合成分に有し、24℃に
て、130 〜230kgf/cm2の300 %モジュラスM300 と、40
0 %以上の伸びEB と、50%以上の反ぱつ弾性率とを有
するトレッドゴムを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、航空機用空気入
りタイヤ、より詳細には航空機用空気入りバイアスタイ
ヤ及び航空機用空気入りラジアルタイヤに関し、特に従
来の満足される耐摩耗性、耐発熱性、耐グルーブクラッ
ク性及び耐セパレーション性を保持した上で、耐シェブ
ロンカット性(詳細後述)を向上させた航空機用空気入
りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、航空機の大型化、高速化に伴い、
航空機用空気入りタイヤのトレッドゴムに対して要求さ
れる耐摩耗性及び耐発熱性の一層の向上は重要課題であ
り、この課題に十分に対応し得るトレッドゴムの開発と
その実用化が推進されている。なお航空機用空気入りタ
イヤにはバイアスタイヤとラジアルタイヤの双方が存在
し、以下これらを含め航空機用空気入りタイヤ乃至航空
機用タイヤという。
【0003】しかし上記の課題を解決したトレッドゴム
は以下に述べるカット傷を受け易いい性質をもつ。すな
ち、航空機の大型化に伴い航空機用空気入りタイヤに負
荷される荷重も、他の大型車両用タイヤなどに比し、タ
イヤ寸法諸元が著しく小さいにもかかわらず極めて大き
く、その上ランディング時も含めタクシーング時の機体
速度も一段と高速化されている結果、機体のランディン
グ時に、滑走路を横断する向きに形成されている排水用
ランウエイグルーブの縁により、タイヤのトレッドゴム
はシェブロンカットと呼ばれる、松かさ状乃至ササクレ
状のカット傷を受け易い、というものである。このシェ
ブロンカットは、特に規定内圧(詳細は後述)が14.
062kgf/cm2 (200psi 、13.79bar)以上の高
圧タイヤに発生し易い傾向をもつ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】シェブロンカット受傷
状態を図7のタイヤ正面図に示すように、この種のカッ
ト傷はトレッド幅方向に延び、単に外観を損ない耐摩耗
性を低下させるばかりでなく、再三にわたるランディン
グの繰り返し、タクシーング時の制動力の作用などによ
りシェブロンカット傷が進展する結果、他の種のタイヤ
に比し大幅に薄いゲージをもつ航空機用タイヤ特有のト
レッドゴムの下に存在するブレーカ(バイアスタイ
ヤ)、ベルト(ラジアルタイヤ)乃至カーカス近傍にシ
ェブロンカット傷が容易に達し易い。この状態でテイク
オフ時又はランディング時における航空機用タイヤの高
速転動時にトレッドゴムに働く遠心力によりシェブロン
カット傷からトレッドゴムの一部乃至全体がタイヤから
離脱する、チャンクアウトと呼ばれる重大故障が発生す
るうれいが生じる。
【0005】トレッドゴムのチャンクアウトにより飛散
したゴム片は機体に損傷を与える場合もあり、たとえ機
体に損傷を与えなくとも、ブレーカ、ベルト又はカーカ
スが露出したタイヤは更生(リャップ)タイヤとして不
適合であり、本来航空機用タイヤは再三にわたるリャッ
プを前提としているので、リャップ不適合タイヤの増加
は使用者側から問題とされる。
【0006】従ってこの発明の請求項1〜4に記載した
発明は、従来から今日まで使用者に十分満足されている
耐摩耗性、耐発熱性、耐グルーブクラック性及び耐セパ
レーション性などの諸性能を優位に保持し、かつタイヤ
生産の際の良好な作業性を保持させた上で、トレッドゴ
ムの耐シェブロンカット性を大幅に向上させた航空機用
空気入りタイヤの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の請求項1に記載した発明は、一対のビー
ド部内にそれぞれ埋設した1個以上のビードコア相互間
にわたり、各ビード部に連なる一対のサイドウォール部
と、両サイドウォール部にトロイド状をなして連なるト
レッド部とを補強する複数プライのカーカスと、トレッ
ド部にトレッドゴムとを備える航空機用空気入りタイヤ
において、上記トレッドゴムは、100〜40重量部の
範囲内の天然ゴムNR及び0〜60重量部の範囲内のブ
タジエンゴムBRと、窒素吸着法比表面積N2 SAが5
0〜160(m2/gr)の範囲内で、かつジブチルフタレー
トDBP吸着量が80〜200(ml/100gr) の範囲内で
あるカーボンブラックと、加硫促進剤ACCと硫黄Sとの
比ACC/ Sの値が0.25〜1.0の範囲内となる加硫
促進剤ACC及び硫黄Sとを配合成分に有し、上記トレッ
ドゴムは、24℃における物性につき、130〜230
(kgf/cm2)の範囲内の300%モジュラス(M300)と、
400%以上の伸び(EB ) と、50%以上の反ぱつ弾
性率とを有することを特徴とする航空機用空気入りタイ
ヤである。
【0008】ここに、上記窒素吸着法比表面積N2 SA
(m2/gr)の値は、液体窒素温度においてカーボンブラッ
ク粒子の表面に窒素の単分子層を吸着させ、表面積測定
装置又はそれに相当する機能を有する装置により求めた
ものであり、上記DBP吸着量(ml/100gr) の値は、J
IS K 6221−1982に記載されたゴム用カー
ボンブラック試験方法のうち吸油量の項のA法に従い求
めた吸油量OA(ml/100gr) である。
【0009】また、上記300%モジュラスM300 (kgf
/cm2) 、伸びEB (%)及び反ぱつ弾性率(%)は、J
IS K 6301−1995に記載された加硫ゴム物
理試験方法に従い、300%モジュラスM300 (kgf/c
m2) は引張応力の測定の項の引張応力の場合のMn によ
り、伸びEB (%)は同じく引張応力の測定の項の伸び
の場合のEB により、反ぱつ弾性率(%)は反ぱつ弾性
試験の項による。
【0010】請求項1に記載した航空機用空気入りタイ
ヤの耐シェブロンカット性が実際上有効に発揮するタイ
ヤは、請求項2に記載した発明のように、規定リムに組
み付けたタイヤに荷重無負荷時の規定内圧を充てんした
タイヤとリムとの組立体を、幅7mm、深さ7mmの断
面正方形の三辺をなす直状溝を25mm間隔で配置した
金属平板に対し、タイヤ回転軸線を直状溝が延びる方向
に合わせて上記タイヤの規定荷重の下で垂直に押圧した
際のトレッドゴムの直状溝への最大食い込み量が1.8
mm以下である、規定内圧が14.062kgf/cm2 以上
のタイヤである。
【0011】ここに上記規定リム、荷重無負荷時の規定
内圧及び規定荷重とは、1998年AIRCRAFT YEAR BOOK
THE TIRE and RIM ASSOCIATION INC.又はETRTO AIRCRA
FTTYRE AND RIM DATA BOOK 1998に記載された、タ
イヤサイズ毎のリム(RIM又は表RIMS)、無負荷時内圧
(Un-loaded inf.又はInflation Pressure(bar),Unload
ed)及荷重(Max Load又はMax.Static Load(kg) )に従
う。なお括弧内は前者がTRA の表記により、後者がETRT
O の表記による。
【0012】請求項1又は2に記載した発明は、請求項
3に記載した発明のように、各ビード部は複数個のビー
ドコアを有し、各ビードコア相互間にわたる2プライ以
上のクロスバイアス配列コードのゴム被覆になるバイア
スカーカスを有するタイヤの場合と、請求項4に記載し
た発明のように、各ビード部は1個のビードコアを有
し、各ビードコア相互間にわたる2プライ以上のラジア
ル配列コードのゴム被覆になるラジアルカーカスを有す
るタイヤの場合との双方にわたる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態例を
図1〜図6に基づき説明する。図1は、航空機用空気入
りバイアスタイヤの線図的左半断面図であり、図2は、
航空機用空気入りラジアルタイヤの線図的左半断面であ
り、図3は、航空機のランディング領域のランウエイグ
ルーブ再現グルーブ付きプレートの斜視図であり、図4
は、図3に示すプレートのグルーブ長手方向に直交する
IV−IV線に沿う断面図であり、図5は、タイヤとリムと
の組立体に荷重を負荷するアムスラー試験機の概要を示
す正面図であり、図6は、ランウエイグルーブ再現プレ
ートと荷重負荷タイヤの接地領域との側面図である。
【0014】図1において、航空機用空気入りバイアス
タイヤ(以下バイアスタイヤという)1Bは、一対のビ
ード部(片側のみ示す)2と、各ビード部2に連なる一
対のサイドウォール部(片側のみ示す)3と、両サイド
ウォール部3にトロイド状をなして連なるトレッド部4
とを有する。
【0015】ビード部2内に埋設した複数個、図示例は
3個のビードコア5相互間にわたり多数プライのクロス
バイアス配列コードのゴム被覆になるバイアスカーカス
6がビード部2、サイドウォール部3及びトレッド部4
を補強する。ビードコア5は、タイヤ1の内側から外側
へ向かってそれぞれ独立にインナービードコア5I 、メ
ディアムビードコア5M 、アウタービードコア5O から
なり、いわゆるトリプルビードコアタイプである。ただ
しダブルビードコアタイプのタイヤも可とする。
【0016】バイアスカーカス6は、インナービードコ
ア5I を巻上げる複数プライ(図では1本の実線で示
す、以下同じ)のインナープライ6I 、メディアムビー
ドコア5M を巻上げる複数プライのメディアムプライ6
M 、アウタービードコア5O を巻上げる複数プライのア
ウタープライ6O 及びこれらのカーカスを外側から包み
込む複数プライのダウンプライ6D を有する。ただしメ
ディアム部材を有せず2個のビードコア5相互間にわた
り延びるバイアスカーカス6を有するタイヤも含む。ダ
ウンプライ6D の終端部はインナービードコア5I のタ
イヤ半径方向内側まで延びるのが良い。バイアスカーカ
ス6のプライコードには6ナイロンコードや6,6ナイ
ロンコードなどの有機繊維コードが適合する。
【0017】図2において、航空機用空気入りラジアル
タイヤ(以下ラジアルタイヤという)1Rは、一対のビ
ード部(片側のみ示す)2と、各ビード部2に連なる一
対のサイドウォール部(片側のみ示す)3と、両サイド
ウォール部3にトロイド状をなして連なるトレッド部4
とを有し、ビード部2内に埋設した1個のビードコア7
相互間にわたり2プライ以上、図示例は6プライのラジ
アル配列コードのゴム被覆になるラジアルカーカス8が
ビード部2、サイドウォール部3及びトレッド部4を補
強する。ラジアルカーカス8のプライコードは6,6ナ
イロンコードなどの有機繊維コードが適合する。
【0018】ラジアルカーカス8は、ビードコア7周り
をタイヤ内側から外側に巻上げる巻上げ部を有する、い
わゆるターンアッププライ8U と、ターンアッププライ
Uを巻上げ部も含め外包みするダウンプライ8D とを
有する構成とするのが適合し、図示例では4プライのタ
ーンアッププライ8U と、2プライのダウンプライ8 D
との構成になる。ダウンプライ8D の終端部はビードコ
ア7のタイヤ半径方向内側に位置させる。
【0019】図1、2において、バイアスカーカス6の
外周に、図示を省略したブレーカを有する場合とブレー
カ無しの場合とを含み、ラジアルカーカス8の外周には
ベルト9を配置し、いずれのカーカスの場合もタイヤ1
B、1Rの外周側に比較的薄いゲージのトレッドゴム1
0を備え、トレッドゴム10とサイドウォールゴム11
とは接合面Pにて接合するが、トレッド部4はその両側
に航空機用タイヤ独特の大きなラウンドショルダ部を有
する。トレッドゴム10には直状溝12、13を設け
る。
【0020】トレッドゴム10は、100〜40重量部
の範囲内の天然ゴムNR及び0〜60重量部の範囲内の
ブタジエンゴムBRと、窒素吸着法比表面積N2 SAが
50〜160m2/gr の範囲内で、かつDBP吸着量が8
0〜200ml/100grの範囲内であるカーボンブラック
と、加硫促進剤ACCと硫黄Sとの比ACC/ Sの値が0.
25〜1.0の範囲内となる加硫促進剤ACC及び硫黄S
とを必須配合成分として有することが必要である。なお
加硫促進剤ACCの適合重量部は0.5〜1.5の範囲
内、硫黄Sの適合重量部は1.0〜4.0の範囲内であ
るのが望ましい。
【0021】ここに、ブタジエンゴムはトレッドゴム1
0の耐摩耗性向上に有力なポリマーであるから耐摩耗性
向上に寄与する一方、破壊強度の点では天然ゴムに比し
劣るため、チャンクアウトを生じ難くするために必要と
する破壊強度の保持と耐摩耗性の向上との双方を両立さ
せるには、ブタジエンゴムは60重量部以下でなければ
ならない。
【0022】またトレッドゴム10に使用するカーボン
ブラックはゴムの補強剤として重要な立場を占めるが、
それには粒度が大きく関与し、そのためカーボンブラッ
ク粒子の表面積を特定するため、その一として窒素吸着
法があり、窒素吸着法比表面積N2 SAが50m2/gr 以
上であり、その二としてDBP吸着量があり、それが8
0ml/100gr以上であれば良好な耐摩耗性を確保すること
ができ、これらの値未満では耐摩耗性が不足する。その
一方で良好な耐発熱性及び作業性を確保するため窒素吸
着法比表面積N2 SAは160m2/gr 以下であり、かつ
DBP吸着量が200ml/100gr以下であることが必要で
ある。これらの値を超えると耐発熱性及び作業性が共に
低下して不可である。
【0023】さらに、加硫生産性の良し悪しは当然なが
らタイヤコストを左右する重要な要素であり、この点で
加硫促進剤ACCと硫黄Sとの比ACC/ Sの値が0.25
以上であれば十分な加硫効果を得ることができて作業性
が向上し、この値未満では不充分な加硫効果となるため
不可である。よって比ACC/ Sの値は大きい程良いがこ
の値が1.0を超えると加硫速度が速くなり過ぎ、ゴム
練りから押出しまでの工程で“ゴムやけ”が発生し易く
なるなど、却って作業性を損ねる結果となるので、比A
CC/ Sの値は0.25〜1.0の範囲内が適正な作業性
を確保する。
【0024】トレッドゴム10が前記配合成分を有する
ことにより、他のゴム薬品を添加するにしても、トレッ
ドゴム10は24℃の室温にて以下に述べる物性を具え
る必要がある。すなわち、(1)300%モジュラスM
300 が、130〜230kgf/cm2 の範囲内にあること、
(2)伸びEB が、400%以上であること、(3)反
ぱつ弾性率が、50%以上であること、である。
【0025】以上の物性をもつトレッドゴム10は、ま
ず、機体ランディング時のトレッドゴムのランウエイグ
ルーブ内への食い込み量の多寡とシェブロンカットの度
合いとが比例関係をもつので、トレッドゴム10の30
0%モジュラスM300 が130kgf/cm2 以上であること
により、ランウエイグルーブ内への食い込み量を従来タ
イヤより一層低減させることができ、耐シェブロンカッ
ト性の向上を達成することを得、この値未満では耐シェ
ブロンカット性の改善効果が不十分となり、300%モ
ジュラスM300 が230kgf/cm2 以下であることにより
他の部材、すなわちブレーカ乃至カーカス6、ベルト9
との剛性差を成るべく小さくして優れた耐セパレーショ
ン性を確保し、この値を超えるとセパレーション故障が
発生し易くなるとを阻止する。
【0026】次に、伸びEB が400%以上であること
により、超重荷重負荷の下で転動するタイヤ1の著しく
大きなひずみ集中が生じる直状溝9、10の溝底におけ
る十分な耐グルーブクラック性を確保し、この値未満で
生じ易いグルーブクラック故障の発生を阻止し、一方伸
びEB (%)の値は高いほど耐破壊性が高まるため特に
上限値は規定しない。
【0027】最後に、反ぱつ弾性率が50%以上である
ことにより、いかに薄ゲージトレッドゴム10とはいえ
多量の発熱量による高温度化が不可避であるところを、
適度な高温度に止め、50%未満で生じるヒートセパレ
ーション故障発生やヒートバースト(破裂)発生を阻止
し、一方反ぱつ弾性率(%)の値は高いほど耐発熱性が
有利となるので特に上限値は規定しない。
【0028】以上述べた通り、トレッドゴム10を備え
るタイヤ1は、耐摩耗性、耐発熱性、耐グルーブクラッ
ク性及び耐セパレーション性などの諸性能を優位に発揮
することができ、しかもタイヤ生産の際の良好な作業性
を保持することが可能であって、耐シェブロンカット性
が大幅に向上する。
【0029】ここでバイアスタイヤ1B、ラジアルタイ
ヤ1Rのうち規定内圧が14.062kgf/cm2 (TRA で
は200psi )以上のタイヤ1B、1Rにあっては、こ
れらタイヤ1B、1Rをその規定リム(先に説明したリ
ム)に組み付けたタイヤとリムとの組立体に、荷重無負
荷時の内圧(先に説明した内圧)を充てんし、この内圧
を充てんした組立体を、図3に示す、飛行場の滑走路に
おけるランウエイグルーブを再現したグルーブ15g付
きプレート15に、タイヤ1B、1Rの規定荷重(先に
説明した荷重)の下で押し当てたときのグルーブ15g
への最大食い込み量が1.8mm以下であることを要す
る。
【0030】図4に示すように、プレート15に多数本
設けたグルーブ15gはそれぞれ、深さが7mm、幅が
7mmの断面正方形の三辺をなす直状溝であり、互いに
隣り合うグルーブ15gの配列間隔は25mm一定であ
る。このグルーブ15gの諸元と配列とは実際の滑走路
に設けられている排水用ランウエイグルーブを代表する
ものである。
【0031】タイヤ1B、1Rとリムとの組立体をプレ
ート15に所定荷重で押圧する手段は種別を問わず、一
例としてここでは図5に正面図を示すアムスラー試験機
16を用いるものとし、組立体はシャフト17を介して
アムスラー試験機16に固着取付ける。このときプレー
ト15の多数本のグルーブ15gが延びる方向とタイヤ
1B、1Rのタイヤ赤道面Eとが直交する向き、換言す
れば多数本のグルーブ15gが延びる方向とシャフト1
7の軸線とが互いに平行となる向きにプレート15を位
置させ、プレート15の平面に対しシャフト17の軸線
を平行とする。
【0032】プレート15は、油圧機構(図示省略)に
より図5に示す両端矢印方向に昇降自在な押圧プレート
18に取付け、押圧プレート18を上昇させて組立体に
所定荷重を負荷させる。このとき組立体に対する荷重作
用方向は垂直である。組立体にはキャンバー角を付さな
い。タイヤ1B、1Rへの荷重負荷の状態を図6の側面
図に示す。図6に示すように、トレッドゴム10は接地
面内でグルーブ15gに食い込み、食い込み量a(m
m)を測定し、得られた食い込み量a(mm)のうち最
大食い込み量aMAX が1.8mm以下である、というこ
とである。通常、最大食い込み量aMAX はシャフト17
の軸線直下近傍で得られる。プレート15は金属製、例
えば加工や取扱が容易なアルミニウム合金製とする。
【0033】食い込み量a(mm)を精密に測定するた
め、一例として、押圧プレート18を上昇させる直前に
タイヤ1B、1Rの接地領域を十分にカバーする領域の
グルーブ15g内に石膏又はシュールフレックスなどの
時間硬化性の印象材を充てんし、タイヤ1B、1Rに所
定荷重の負荷を30分の間継続させ、印象材が十分に硬
化した状態で荷重を取り除く方法を採用する。図6の下
方に荷重負荷下のトレッドゴム10のグルーブ15gへ
の食い込み状態と、斜線を施した印象材とを示す。硬化
した印象材を取り出し、印象材の最小高さb(mm)を
測定し、(7−b)mmから食い込み量a(mm)を測
定し、そられのうちの最大食い込み量a MAX (mm)を
用いる。
【0034】ここに最大食い込み量aMAX とシェブロン
カットの傷深さとは強い相関関係を有し、シェブロンカ
ットの実機テストを実施せずとも最大食い込み量aMAX
の大小で耐シェブロンカット性の優劣を判定することが
可能である。これまで蓄積したグルーブ15gへの食い
込み量a(mm)データと実機データとを突き合わせる
と、最大食い込み量aMAX が1.8mm以下ではシェブ
ロンカットが生じてもカット傷の深さは浅く、問題が生
じることはない。
【0035】これに対し最大食い込み量aMAX が1.8
mmを超えると、シェブロンカットの傷深さが著しく深
くなり、シェブロンカット傷が、タイヤ1Bではカーカ
ス6に達し、タイヤ1Rではベルト9に達し、共にトレ
ッドゴム10のチャンクアウトのうれいが生じ、たとえ
カット傷がカーカス6やベルト9に到達せずとも、シェ
ブロンカット傷が機体のタクシーングが進むにつれ次第
に深く成長し、やがてはトレッドゴム10のチャンクア
ウトに至ることが分かっており、不可である。
【0036】
【実施例】[実施例A]航空機用空気入りバイアスタイ
ヤ1Bで、サイズがH49×19.0−2232PRで
あり、その内部構成は図1に示すタイヤ1Bに従うもの
としたが、先に触れたようにこの種のタイヤは幾度とな
くリキャップを繰り返すのでリキャップタイヤでの問題
有無を確かめるため、上記サイズのリキャップ用台タイ
ヤを用いてこれに実施例1〜3及び比較例1〜3のトレ
ッドゴムを適用した。カーカス6は18プライの構成に
なり、インナープライ6I は8プライ、メディアムプラ
イ6M 及びアウタープライ6O はそれぞれ4プライであ
り、ダウンプライ6D は2プライであり、プライコード
は1260D/2の6,6ナイロンコードである。
【0037】リキャップタイヤの成型は実際の成型工程
に合わせ、概要を述べれば、台タイヤの使用済み旧トレ
ッドゴムの残り部分をバフにより取り除き、これに実施
例1〜3及び比較例1〜3の未加硫トレッドゴムを張付
け、通例の加硫条件にて加硫成型を施した。特に旧トレ
ッドゴムと新トレッドゴムとの張合わせ面の作業には、
後のセパレーションテストにバイアスが掛からないよ
う、台タイヤに受けているカット傷部分の修理などの作
業上のバラツキが生じないよう極力意を用いた。実施例
1〜3及び比較例1〜3の配合内容と加硫成型後のゴム
物性とを纏めて表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】表1中の配合内容について、天然ゴムはN
Rで、カーボンブラックはCBで、加硫促進剤はA
CCで、硫黄はSでそれぞれ簡略表記した。さらにゴム物
性について、300%モジュラスはM300(kgf/cm2)で、
伸びはEB (%) でそれぞれ表記した。実施例1〜3及び
比較例1〜3に用いたカーボンブラックのタイプはN2
34であり、このN234の窒素吸着法比表面積N2
Aは120m2/gr であり、DBP吸着量は125ml/100
grである。
【0040】実施例1〜3及び比較例1〜3のトレッド
ゴムを備えるタイヤ1を供試タイヤとして以下に記す3
種類の評価テストを実施した。 (1)耐シェブロンカット性の代用試験としての、先に
述べた多数本のランウエイグルーブ15gを設けた押圧
プレート15とアムスラー試験機16と印象材とによる
トレッドゴムの最大食い込み量aMAX (mm)の測定。 各供試タイヤ1B(比較例タイヤを含む)とリムとの組
立体に、1998年AIRCRAFT YEAR BOOK THE TIRE and
RIM ASSOCIATION INC.が定めるUn-loaded Inflation Pr
essure14.41kgf/cm2 (205psi )を充てんし、
同上AIRCRAFTYEAR BOOKが定めるLoad Capacity (Max.L
oad) 25, 674kg(56,600lb. )に相当する
荷重を負荷し、最大食い込み量aMAX (mm)を測定す
る。
【0041】(2)溝底クラックテスト;FAA(アメ
リカ連邦航空局)が定める認可用条件第AC−145号
に記載された規定空気圧、規定荷重及び規定速度に従
い、ドラム試験機により50回の離着陸テストを実施し
た後に、溝9、10の底にクラックが生じているか否か
を外観から評価した。その結果を“有り”、“無し”と
して表1の下段に記載した。
【0042】(3)上記第(2)項に記載した認可用条
件の下で、離着陸テスト20回毎に試験を一旦中断し、
ホログラフィ検査によりセパレーション故障発生の有
無、セパレーション進展をチェック、記録した。この検
査結果によるセパレーション発生の“有り”、“無し”
を表1の最下段に記載した。
【0043】表1の記載から、比較例1〜3の最大食い
込み量aMAX はいずれも1.8mmを大幅に超えている
のに対し、実施例1〜3の最大食い込み量aMAX はいず
れも1.8mm以下の小さな値を示し、これは耐シェブ
ロンカット性が向上していることをあらわす。また比較
例2のタイヤには溝底クラックが発生し、比較例3のタ
イヤには溝底クラックの発生は見られないがセパレーシ
ョン故障が発生し、いずれも実用上の欠点を備えてい
る。これに対し実施例1〜3のタイヤは溝底クラック発
生もセパレーション故障発生もなく、最大食い込み量a
MAX (mm)の大幅低下、すなわち耐シェブロンカット
性の大幅向上を達成していることが分かる。
【0044】[実施例B]実施例4のタイヤは、航空機
用空気入りバイアスタイヤ1Bで、サイズがH54×2
1.0−24 36PRであり、このタイヤの内部構成
は図1に示すタイヤ1Bに従い、ビードコア5及びバイ
アスカーカス6は実施例1〜3と同じ構成を有し、実施
例5のタイヤは、航空機用空気入りラジアルタイヤ1R
で、サイズが46×17.0R20 30PRであり、
このタイヤの内部構成は図2に示すタイヤ1Rに従い、
ラジアルカーカス8は4プライのターンアッププライ8
U と、2プライのダウンプライ8D とを有し、プライコ
ードは1890D/3の6,6ナイロンコードである。
実施例4のタイヤ1Rのトレッドゴム10には表1に示
す実施例1ゴムを適用し、実施例5のタイヤ1Rのトレ
ッドゴム10には表1に示す実施例2ゴムを適用した。
【0045】これに対し実施例4のタイヤと同サイズで
同一内部構成を有し、表1の比較例1のトレッドゴムを
適用した比較例4のタイヤと、実施例5のタイヤと同サ
イズで同一内部構成を有し、表1の比較例2のトレッド
ゴムを適用した比較例5のタイヤとを準備し、これらタ
イヤを供試タイヤとして[実施例A]と同じ試験方法に
より最大食い込み量aMAX (mm)を測定し、併せて実
施例4、5のタイヤ及び比較例4、5のタイヤを実際の
航空機に装着し離着陸を70〜100回繰り返したとこ
ろで、シェブロンカット受傷の程度を確認した。
【0046】但し、サイズがH54×21.0−24
36PRの実施例4のタイヤ及び比較例4のタイヤには
AIRCRAFT YEAR BOOK THE TIRE and RIM ASSOCIATION IN
C.が定めるUn-loaded Inflation Pressure14.91kg
f/cm2 (212psi )を充てんし、同上AIRCRAFT YEAR
BOOKが定めるLoad Capacity (Max.Load) 32, 754
kg(72,200lb. )に相当する荷重を負荷し、サイ
ズが46×17.0R20 30PRの実施例5のタイ
ヤ及び比較例5のタイヤには上記AIRCRAFT YEAR BOOK定
めるUn-loaded Inflation Pressure15.61kgf/cm2
(222psi )を充てんし、同上AIRCRAFT YEAR BOOKが
定めるLoad Capacity (Max.Load) 20, 866kg(4
6,000lb. )に相当する荷重を負荷して最大食い込
み量aMA X (mm)を測定した。また実機テストの内圧
は上記の値とした。
【0047】最大食い込み量aMAX (mm)について
は、実施例4のタイヤが1.75mm、実施例5のタイ
ヤが1.6mmであったのに対し、比較例4のタイヤで
は2.2mm、比較例5のタイヤで2.0mmであり、
比較例4、5のタイヤの最大食い込み量aMAX はいずれ
も1.8mmを大幅に超えるものであった。また実機テ
ストの結果は、実施例4、5のタイヤは微小なシェブロ
ンカット受傷で済んだのに対し、比較例4、5のタイヤ
では深く大きなシェブロンカット損傷を受けていた。
【0048】
【発明の効果】この発明の請求項1〜4に記載した発明
によれば、耐摩耗性、耐発熱性、耐グルーブクラック性
及び耐セパレーション性などの諸性能を従来対比同等以
上に優位に保持し、かつタイヤ生産の際の良好な作業性
を保持させた上で、バイアスタイヤ、ラジアルタイヤを
問わずにトレッドゴムの耐シェブロンカット性を大幅に
向上させることが可能な航空機用空気入りタイヤを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態例の航空機用空気入り
タイヤの左半断面図である。
【図2】この発明の実施の他の形態例の航空機用空気入
りタイヤの左半断面図である。
【図3】ランウエイグルーブ再現のプレートの斜視図で
ある。
【図4】図3に示すグルーブの長手方向と直交するIV−
IV線に沿う断面図である。
【図5】アムスラー試験機とそれに装着したタイヤ及び
リム組立体との概要を示す正面図を示す
【図6】ランウエイグルーブ再現プレートと荷重負荷タ
イヤの接地領域との側面図である。
【図7】従来タイヤのシェブロンカットの状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
1B バイアスタイヤ 1R ラジアルタイヤ 2 ビード部 3 サイドウォール部 4 トレッド部 5、7 ビードコア 6 バイアスカーカス 8 ラジアルカーカス 9 ベルト 10 トレッドゴム 11 サイドウォールゴム 12、13 直状溝 15 ランウエイグルーブ再現テスト用プレート 15g ランウエイグルーブ再現溝 16 アムスラー試験機 17 シャフト 18 押圧プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 9/00 C08L 9/00 // B60C 9/08 B60C 9/08 D 15/00 15/00 J C08L 7/00 C08L 7/00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のビード部内にそれぞれ埋設した1
    個以上のビードコア相互間にわたり、各ビード部に連な
    る一対のサイドウォール部と、両サイドウォール部にト
    ロイド状をなして連なるトレッド部とを補強する複数プ
    ライのカーカスと、トレッド部にトレッドゴムとを備え
    る航空機用空気入りタイヤにおいて、 上記トレッドゴムは、100〜40重量部の範囲内の天
    然ゴム(NR)及び0〜60重量部の範囲内のブタジエ
    ンゴム(BR)と、窒素吸着法比表面積(N2SA)が
    50〜160(m2/gr)の範囲内で、かつジブチルフタレ
    ート(DBP)吸着量が80〜200(ml/100gr) の範
    囲内であるカーボンブラックと、加硫促進剤(ACC) と
    硫黄(S)との比(ACC/ S)の値が0.25〜1.0
    の範囲内となる加硫促進剤(ACC) 及び硫黄(S)とを
    配合成分に有し、 上記トレッドゴムは、24℃における物性につき、13
    0〜230(kgf/cm2)の範囲内の300%モジュラス
    (M300)と、400%以上の伸び(EB ) と、50%以
    上の反ぱつ弾性率とを有することを特徴とする航空機用
    空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 規定リムに組み付けたタイヤに荷重無負
    荷時の規定内圧を充てんしたタイヤとリムとの組立体
    を、幅7mm、深さ7mmの断面正方形の三辺をなす直
    状溝を25mm間隔で配置した金属平板に対し、タイヤ
    回転軸線を直状溝が延びる方向に合わせて上記タイヤの
    規定荷重の下で垂直に押圧した際のトレッドゴムの直状
    溝への最大食い込み量が1.8mm以下である、規定内
    圧が14.062kgf/cm2 以上の請求項1に記載したタ
    イヤ。
  3. 【請求項3】 各ビード部は複数個のビードコアを有
    し、各ビードコア相互間にわたる2プライ以上のクロス
    バイアス配列コードのゴム被覆になるバイアスカーカス
    を有する請求項1又は2に記載したタイヤ。
  4. 【請求項4】 各ビード部は1個のビードコアを有し、
    各ビードコア相互間にわたる2プライ以上のラジアル配
    列コードのゴム被覆になるラジアルカーカスを有する請
    求項1又は2に記載したタイヤ。
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