JPH11146682A - ブラシレスdcモータ駆動装置 - Google Patents

ブラシレスdcモータ駆動装置

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JPH11146682A
JPH11146682A JP9319183A JP31918397A JPH11146682A JP H11146682 A JPH11146682 A JP H11146682A JP 9319183 A JP9319183 A JP 9319183A JP 31918397 A JP31918397 A JP 31918397A JP H11146682 A JPH11146682 A JP H11146682A
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JP
Japan
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current
motor
brushless
signal
power supply
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9319183A
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English (en)
Inventor
Masaru Yamanoi
勝 山野井
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Nidec Advanced Motor Corp
Original Assignee
Nidec Servo Corp
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Publication date
Application filed by Nidec Servo Corp filed Critical Nidec Servo Corp
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Publication of JPH11146682A publication Critical patent/JPH11146682A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のブラシレスDCモータ駆動装置におい
ては、検出電流が大きい場合の電流検出手段のコスト及
び、部品実装に問題があり、駆動装置の小型化、低価格
化を実現できない欠点があった。 【解決手段】 本発明のブラシレスDCモータ駆動装置
においては、2つの単電源式電流センサ及び4つの比較
器により電流検出手段を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラシレスDCモ
ータ駆動装置、特に、電動式スクーターなどに用いられ
るバッテリー駆動のブラシレスDCモータに適用される
ブラシレスDCモータ駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来技術のブラシレスDCモータ
駆動装置を示し、1は制御回路、2は駆動素子、2Aは
駆動電源、3は上記駆動素子2と駆動電源2Aによって
駆動されるブラシレスDCモータ、4はブラシレスDC
モータ3の磁極位置を検出する磁極位置検出手段、例え
ばホール素子である。
【0003】このような従来のブラシレスDCモータ駆
動装置においては、制御回路1はブラシレスDCモータ
3に内蔵された回転子の磁極位置を検出するホール素子
4より出力される磁極位置信号aを受け、駆動素子2を
制御する制御信号bを出力する。
【0004】駆動素子2は制御信号bによって制御さ
れ、ブラシレスDCモータ3を駆動する。その際、駆動
電源2AからブラシレスDCモータ3に流れる電流を電
流検出抵抗5によって検出して得た、検出電流信号d1
とブラシレスDCモータ3に流れる最大電流を設定する
基準信号s1及び比較器6aとで構成する電流検出手段
7より生成される電流制限信号c1を制御回路1に加
え、ブラシレスDCモータ3に流れる電流が設定された
制限値を超えないように制御している。8a〜8cは夫
々モータ巻線である。
【0005】又、図4は電流検出手段7に2電源式電流
センサを使用した場合の従来技術を示す。この例におい
ては、ブラシレスDCモータ3に対する電流は3個のモ
ータ巻線8a,8b及び8cの中のいずれか2個を双方
向に流れる為、図4に示すように電流検出手段7を、モ
ータ巻線8a,8b及び8cの中の何れか1個、例えば
モータ巻線8bの双方向電流を検出し、検出電流信号d
2を出力する2電源式電流センサ9と、他の1個、例え
ばモータ巻線8cの双方向電流を検出し、検出電流信号
d3を出力する2電源式電流センサ10と、検出電流信
号d2及びd3を演算し、モータ巻線8a,8b及び8
cに流れる電流の最大値を示す検出電流信号d1を出力
する演算器11と、ブラシレスDCモータ3に流れる最
大電流を設定する基準信号s2及び比較器6bとにより
構成している。ここで、6bは比較器、c2は電流制限
信号、2B及び2Cは2電源式電流センサ9,10及
び、演算器11を動作させる正電源及び負電源である。
【0006】例えば2電源式電流センサ9及び、10が
図5に示す特性を有し、最大電流を100Aに設定した
場合、駆動素子2よりモータ巻線8bに向かって流れる
電流を2電源式電流センサ9の正方向(+)電流、モー
タ巻線8bより駆動素子2に向かって流れる電流を負方
向(−)電流、又、駆動素子2よりモータ巻線8cに向
かって流れる電流を2電源式電流センサ10の正方向
(+)電流、モータ巻線8cより駆動素子2に向かって
流れる電流を負方向(−)電流とすると、2電源式電流
センサ9及び10より出力される検出電流信号d2及び
d3は夫々、正方向電流が+100Aの時+5V、負方
向電流が−100Aの時−5Vとなる。演算器11は検
出電流信号d2及びd3の負電圧信号を正電圧信号に符
号変換し、常に検出電流信号d2又はd3のどちらか大
きい方を選択し、検出電流信号d1を正電圧信号で出力
する。従って、正方向電流、負方向電流に関わらず、検
出電流が100Aであれば、検出電流信号d1は+5V
となり、基準信号s2を+5Vに設定することにより最
大電流を100Aに制限できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示すような電流検出抵抗5を用いた従来のブラシレスD
Cモータ駆動装置においては、検出電流が大きくなると
電源検出抵抗5は、許容損失を大きく、抵抗値を低くす
る必要があり、電流検出抵抗5のコストが上がり、形状
も大きくなるという問題点がある。
【0008】又、図4に示すような2電源式電流センサ
9及び、10を用いた従来のブラシレスDCモータ駆動
装置においては、正電源2B及び負電源2Cと、演算器
11が必要となる為、コストが上がり、実装面積が増え
るという問題点がある。
【0009】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、単電源式電流センサ及び比較器により電流
制限信号を生成することにより、駆動装置の小型化、低
価格化を実現したブラシレスDCモータ駆動装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のブラシレスDC
モータ駆動装置は、ブラシレスDCモータを駆動する駆
動素子と、単電源式電流センサを用いて上記ブラシレス
DCモータに流れる電流を検出する電流検出手段と、こ
の電流検出手段からの電流信号を上記ブラシレスDCモ
ータに流れる最大電流を設定した基準信号と比較して電
流制限信号を生成する比較器と、上記ブラシレスDCモ
ータの磁極位置を検出する磁極位置検出手段と、この磁
極位置検出手段からの磁極位置信号と、上記電流制限信
号とを受けて上記駆動素子の制御信号を生成し、上記ブ
ラシレスDCモータに過大な電流を流さないように制御
する制御回路とより成ることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
例を説明する。
【0012】図1は本発明に係るブラシレスDCモータ
駆動装置の1実施例を示すブロック図である。本発明に
おいては、図1に示すように、図4における従来のブラ
シレスDCモータ駆動装置に使用している2電源式電流
センサ9及び10の代わりにブラシレスDCモータに流
れる電流を検出し、検出電流信号d4及びd5を出力す
る単電源式電流センサ12及び13を用い、ブラシレス
DCモータの双方向に流れる最大電流を設定する2つの
基準信号s3及びs4と、検出電流信号d4及びd5と
を夫々4つの比較器6c,6d,6e,6fにより比較
し、電流制限信号c3を生成する。
【0013】例えば、単電源式電流センサ12及び13
が図2に示す特性を有し、最大電流を100Aに設定し
た場合、駆動素子2よりモータ巻線8bに向かって流れ
る電流を単電源式電流センサ12の正方向(+)電流、
モータ巻線8bより駆動素子2に向かって流れる電流を
負方向(−)電流、又、駆動素子2よりモータ巻線8c
に向かって流れる電流を単電源式電流センサ13の正方
向(+)電流、モータ巻線8cより駆動素子2に向かっ
て流れる電流を負方向(−)電流とすると単電源式電流
センサ12及び、13より出力される検出電流信号d4
及びd5は夫々、正方向電流が+100Aの時+12
V、負方向電流が−100Aの時+2Vとなる。従っ
て、基準信号s3を+12V、基準信号s4を+2Vに
設定することにより最大電流を100Aに制限できる。
【0014】本発明のブラシレスDCモータ駆動装置に
おいては、上記のようにブラシレスDCモータに流れる
電流を単電源式電流センサ12及び13で検出し、比較
器6c〜6fにより電流制限信号c3を発生する為、従
来方式のように、電流検出抵抗5又は、負電源2C及び
演算器11を使用する必要がない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るブラ
シレスDCモータ駆動装置においては、単電源式電流セ
ンサ及び比較器により電流制限信号を発生することがで
き、従って、駆動装置の小型化、低価格化が、実現でき
る大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブラシレスDCモータ駆動装置の
実施の形態を示したブロック図である。
【図2】単電源式電流センサの特性線図である。
【図3】従来技術のブラシレスDCモータ駆動装置のブ
ロック図である。
【図4】従来技術の他のブラシレスDCモータ駆動装置
のブロック図である。
【図5】2電源式電流センサの特性線図である。
【符号の説明】
1 制御回路 2 駆動素子 2A 駆動電源 2B 正電源 2C 負電源 3 ブラシレスDCモータ 4 ホール素子 5 電流検出抵抗 6a 比較器 6b 比較器 6c 比較器 6d 比較器 6e 比較器 6f 比較器 7 電流検出手段 8a モータ巻線 8b モータ巻線 8c モータ巻線 9 2電源式電流センサ 10 2電源式電流センサ 11 演算器 12 単電源式電流センサ 13 単電源式電流センサ s1 基準信号 s2 基準信号 s3 基準信号 s4 基準信号 c1 電流制限信号 c2 電流制限信号 c3 電流制限信号 d1 検出電流信号 d2 検出電流信号 d3 検出電流信号 d4 検出電流信号 d5 検出電流信号 a 磁極位置信号 b 制御信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシレスDCモータを駆動する駆動素
    子と、単電源式電流センサを用いて上記ブラシレスDC
    モータに流れる電流を検出する電流検出手段と、この電
    流検出手段からの電流信号を上記ブラシレスDCモータ
    に流れる最大電流を設定した基準信号と比較して電流制
    限信号を生成する比較器と、上記ブラシレスDCモータ
    の磁極位置を検出する磁極位置検出手段と、この磁極位
    置検出手段からの磁極位置信号と、上記電流制限信号と
    を受けて上記駆動素子の制御信号を生成し、上記ブラシ
    レスDCモータに過大な電流を流さないように制御する
    制御回路とより成ることを特徴とするブラシレスDCモ
    ータ駆動装置。
JP9319183A 1997-11-06 1997-11-06 ブラシレスdcモータ駆動装置 Withdrawn JPH11146682A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9319183A JPH11146682A (ja) 1997-11-06 1997-11-06 ブラシレスdcモータ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9319183A JPH11146682A (ja) 1997-11-06 1997-11-06 ブラシレスdcモータ駆動装置

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JPH11146682A true JPH11146682A (ja) 1999-05-28

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ID=18107350

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9319183A Withdrawn JPH11146682A (ja) 1997-11-06 1997-11-06 ブラシレスdcモータ駆動装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100375530B1 (ko) * 1999-10-28 2003-03-10 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 브러시리스 모터용 전류 모드 pwm 기법에 관한 시스템및 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100375530B1 (ko) * 1999-10-28 2003-03-10 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 브러시리스 모터용 전류 모드 pwm 기법에 관한 시스템및 방법

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