JPH11146231A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JPH11146231A
JPH11146231A JP9306873A JP30687397A JPH11146231A JP H11146231 A JPH11146231 A JP H11146231A JP 9306873 A JP9306873 A JP 9306873A JP 30687397 A JP30687397 A JP 30687397A JP H11146231 A JPH11146231 A JP H11146231A
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JP
Japan
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circuit
signal
compression
level
reference signal
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JP9306873A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Tanaka
知明 田中
Tamotsu Fukushima
保 福島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高輝度圧縮回路を装備したディジタル部を含
む信号処理装置において、高輝度圧縮特性を常に安定に
保ち、ディジタル高輝度伸張後にリニアリティの正確な
出力信号を得ることを目的とする。 【解決手段】 映像信号aの映像期間以外の期間に所定
の基準信号fを出力する基準信号発生回路6と、基準信
号付映像信号gの高輝度部分についてレベル圧縮を行う
高輝度圧縮回路2と、その出力をディジタル信号に変換
して出力するアナログディジタル変換回路3と、ディジ
タル出力信号cから高輝度圧縮回路2の圧縮特性を検出
する圧縮特性検出回路4を設け、圧縮特性の変化を常時
正確に観測し、圧縮特性制御回路5で常に高輝度圧縮回
路2がディジタル高輝度伸張特性と対応する特性となる
よう帰還制御することにより、リニアリティの正確な出
力信号を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョンカメ
ラ等の撮像装置において、撮像信号を処理する信号処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョンカメラ等の撮像装置におけ
る信号処理装置では、アナログディジタル変換器(以
下、A/D変換器と記す)のダイナミックレンジを稼ぐ
ため、A/D変換器の入力前段で映像信号の高輝度部分
をレベル圧縮する高輝度圧縮回路を搭載している。これ
は、情報量の比較的多い標準レベル程度の入力信号に対
してA/D変換器の量子化精度を高く保ち、かつ視覚的
にはさほど重要視されない高輝度レベルの信号は階調性
を保ちつつ圧縮することで、全体として広いダイナミッ
クレンジを確保するものである。
【0003】このような信号処理装置において、ディジ
タル部で正確なフレア補正量の測定や、高輝度部に及ぶ
ホワイトシェーディング補正を行う際は、高輝度圧縮さ
れたディジタル出力信号をリニアな特性の信号に戻して
から各処理を行わねばならない。一般には、特開平1−
218177号公報にあるように、圧縮されたディジタ
ル信号に対して高輝度圧縮特性の逆特性で高輝度伸張処
理を行い、元のリニアな特性の信号を再現していた。以
下、図9を用い、この従来技術について説明する。
【0004】図9において、92は高輝度圧縮回路であ
り、入力端子91より映像信号9aが入力される。高輝
度圧縮回路92は、例えば図4の実線で示すような折線
形特性になっており、入力信号9aがある一定のレベル
(以下、高輝度圧縮開始レベルと記す)を越えた時に、
そのゲインが小さくなるように設定されている。
【0005】93はA/D変換回路であり、高輝度圧縮
回路92によりレベル圧縮された信号9bをディジタル
変換し、ディジタル信号9cを出力する。ディジタル部
において、ディジタル信号9cは、高輝度圧縮特性の逆
特性(図4の破線で示す)で高輝度伸張処理され、元の
リニアな特性の信号に戻される。
【0006】ただし、元の映像信号のリニアリティを正
確に保つためには、アナログ回路である高輝度圧縮回路
92の特性と、ディジタル部で行われる高輝度伸張処理
の特性を高い精度で厳密に整合させる必要がある。この
ような技術として、例えば特開平6−233154号公
報に開示されたものがある。
【0007】ここに挙げられている第一の方法は、高輝
度圧縮回路92で映像ブランキング期間中に高輝度圧縮
開始レベルに相当するリファレンス信号を発生させ、こ
の信号を圧縮特性検出回路94で読みとり、このリファ
レンスレベルにあわせてディジタル側の高輝度伸張特性
を制御する方法である。
【0008】第二の方法は、カメラセットアップ時に参
照レベルを入力し、高輝度圧縮されたレベルの積分値を
圧縮特性検出回路94で観測し、これが所望の値となる
ように高輝度伸張特性を可変するか、もしくは圧縮特性
制御回路95により高輝度圧縮回路92の特性を制御す
る方法である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところがアナログ回路
である高輝度圧縮回路92は、部品バラツキや温度変動
等の外乱により、その変換特性が変化、変動することが
ある。前述した第一の方法では、リファレンスレベルの
変動によって生じる特性変化は検出できるが、高輝度圧
縮回路の特性自体が外乱により変動した場合、実際の高
輝度開始レベルとリファレンスレベルの誤差を補正でき
なかった。
【0010】さらに、第二の方法ではセットアップ時に
補正した後、一般被写体の撮像時に起こる特性変化に対
して補正が不可能であった。
【0011】また、いずれの場合も高輝度圧縮特性とし
て高輝度圧縮開始レベルのみを取り扱っていたため、圧
縮率が変動した場合は、特性補正できないばかりか、圧
縮開始レベル自体も正確に把握することができなかっ
た。
【0012】以上のような問題点により従来の信号処理
装置では、処理後再生された信号が入力信号に対してリ
ニアリティの不正確な出力信号となるため、フレア補正
量の測定やホワイトシェーディング補正をディジタル部
で正確に行うことができなかった。
【0013】本発明は、この高輝度圧縮特性を常に安定
に保ち、ディジタル高輝度伸張後にリニアリティの正確
な出力信号が得られる信号処理装置を提供することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明では、高輝度圧縮回路の特性の変化を常時正確
に観測し、常に高輝度圧縮回路がディジタル高輝度伸張
特性と対応する特性となるよう帰還制御するように構成
したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、映像信号の映像期間以
外の期間に所定の基準信号を出力する基準信号発生回路
と、映像信号に前記基準信号を重畳して基準信号付映像
信号を出力する加算回路と、前記基準信号付映像信号の
高輝度部分についてレベル圧縮を行う高輝度圧縮回路
と、前記高輝度圧縮回路からの信号出力をディジタル信
号に変換して出力するアナログディジタル変換回路と、
前記ディジタル信号から前記高輝度圧縮回路の圧縮特性
を検出する圧縮特性検出回路と、前記圧縮特性検出回路
の検出結果に基づいて制御信号を出力し、前記高輝度圧
縮回路の圧縮特性を制御する圧縮特性制御回路とを備
え、これにより、検出結果に基づいて高輝度圧縮開始レ
ベルを適正値に補正することができる。
【0016】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
信号処理装置の構成を示すブロック図である。図1にお
いて、6は基準信号発生回路であり、映像期間以外の期
間に、所定の基準信号fを発生する。この基準信号f
は、入力端子1より入力された映像信号aに加算回路7
によって重畳され、基準信号付映像信号gとなる。2は
高輝度圧縮回路であり、基準信号付映像信号gが入力さ
れる。
【0017】図2(a)は、本実施の形態における基準
信号付映像信号gの概略波形図である。本実施の形態で
は、基準信号fは、水平ブランキング期間中に存在し、
高輝度圧縮開始レベルより充分高い一定レベル出力が与
えられるものとする。
【0018】図3は、本実施の形態における高輝度圧縮
回路2の構成例を示すブロック図である。ここでは簡単
のため、折れ線形の入出力特性について説明する。図3
において、38はクリップ回路であり、高輝度圧縮開始
レベル以上の入力信号3gをクリップする。39はフェ
ーダ(可変比率混合)回路であり、入力信号3gとクリ
ップ信号とをn:1−n(0≦n≦1)の比率で加算す
る。nは外部からの制御電圧などで任意の値に設定で
き、この比率により圧縮率が決定される。ただし実施の
形態1では、説明を簡単にするため制御電圧は変動しな
いものとし、圧縮率は固定した状態を考える。
【0019】図4は、高輝度圧縮回路2の入出力特性で
ある。高輝度圧縮回路2は、図4に示すように、入力映
像信号gが高輝度圧縮開始レベルを越えた時にそのゲイ
ンが小さくなるような圧縮出力信号bを生成する。圧縮
出力信号bの概略波形図を図2(b)に示す。なお、同
図における破線は、入力信号である。
【0020】例えば、標準信号レベルに対して入力ダイ
ナミックレンジ600%の信号を扱うとする。このまま
A/D変換回路に入力するならば、標準レベル100%
までの信号についてはA/D変換回路の許容ダイナミッ
クレンジの6分の1を使用することになる。これではA
/D変換時の充分な量子化精度を保つのが難しい。
【0021】これに対し高輝度圧縮回路2で100%以
上600%までの信号を5分の1に圧縮して入力すれ
ば、A/D変換回路の許容ダイナミックレンジの2分の
1を標準レベル100%までの信号に充てることができ
る。圧縮せずに入力する場合に比べて信号100%まで
の量子化精度は3倍向上し、それ以上の信号については
量子化精度が落ちるが、階調性を保つことができる。
【0022】3はアナログディジタル変換回路であり、
圧縮出力信号bをディジタル変換したディジタル出力信
号cを生成する。4は圧縮特性検出回路であり、ディジ
タル出力信号cの水平ブランキング部分を観測し、高輝
度圧縮された基準信号レベルを検出する。
【0023】高輝度圧縮開始レベルが適正値であれば、
基準信号レベルは高輝度圧縮されて所定の値に一致す
る。しかし、例えば高輝度圧縮開始レベルが高レベル側
に変動していたとすると、図2(c)に示すように検出
レベルも所定値より高レベル側にシフトする。逆に低レ
ベル側に変動すれば、検出レベルも所定値より低レベル
にシフトする。
【0024】圧縮特性検出回路4は、検出レベルが所定
値と一致しているか、もしくは高低どちらにシフトして
いるかの情報を検出信号dとして出力する。5は圧縮特
性制御回路であり、検出信号dに基づき検出レベルが所
定値と一致するよう高輝度圧縮回路2の高輝度圧縮開始
レベルを制御する。すなわち、検出値が所定値より高け
れば高輝度圧縮開始レベルを低くする方向に、低ければ
高くする方向に帰還制御し、検出値が所定値と一致する
まで繰り返す。これにより、高輝度圧縮開始レベルを適
正値に補正できる。
【0025】以上のように本実施の形態によれば、基準
信号fを、高輝度圧縮回路2の高輝度圧縮開始レベルが
外的要因により変動する範囲より、充分高い一定レベル
とし、圧縮された後の基準信号のレベルにより高輝度圧
縮開始レベルを制御するので、高輝度圧縮特性を常に安
定に保つことができる。
【0026】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
よる信号処理装置の構成は、図1に示した実施の形態1
による回路構成と同じである。
【0027】図1の実施の形態1において、高輝度圧縮
開始レベルより十分に高い一定レベル出力の基準信号f
を入力した場合、ディジタル出力信号cの基準信号部分
は常に高輝度圧縮された信号となる。ここで例えば2値
の定レベル信号出力として、基準信号レベル1と基準信
号レベル2を考える。
【0028】図5は、この2値の基準信号レベルに対す
る高輝度圧縮回路2の入出力特性図である。図5に示す
ように、2つのレベルの差分は高輝度圧縮回路2の圧縮
率に比例しており、この差分を検出し、所定の値と比較
することで、圧縮率が当初設定した適正値か否か判定で
きる。補正は本発明の実施の形態1で述べた動作と同様
にして帰還制御で行う。この差分レベルは圧縮率(傾
き)のみによって決定されるため、高輝度圧縮開始レベ
ルが変動していても、圧縮率を適正値に補正することが
可能である。
【0029】圧縮率が適正値に固定された後、基準信号
レベル1と基準信号レベル2のどちらか一方の出力レベ
ルを検出する。図6に示すように圧縮率が正確な値なら
ば、出力レベルは高輝度圧縮開始レベルに依存して一意
に変化する。よって、この出力レベルが所定の値となる
よう制御することで、高輝度圧縮開始レベルを適正値に
補正できる。
【0030】以上のように本実施の形態によれば、基準
信号fを、異なるレベルからなる少なくとも2種の一定
レベルの信号とし、圧縮された後の基準信号の差分によ
り圧縮率を制御し、圧縮率が固定された後に、圧縮され
た後の基準信号のレベルにより高輝度圧縮開始レベルを
制御するので、高輝度圧縮特性を常に安定に保つことが
できる。
【0031】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
よる信号処理装置の構成は、図1に示した実施の形態1
による回路構成と同じである。
【0032】図7は、本発明の実施の形態3による基準
信号の図であり、高輝度圧縮回路2の入力前の信号を破
線で、出力後の信号を実線で示している。階段の各レベ
ルは高輝度圧縮開始レベルを含んで、同開始レベルの変
動範囲を網羅しているものとする。入力前の階段の段差
はすべて同じレベルであるが、出力後高輝度圧縮された
部分のみレベル差が減少することになる。
【0033】圧縮特性検出回路4は、レベル差の減少が
発生する最初の階段が何段目かを検出する。高輝度圧縮
開始レベルが適正値であれば、所定の段数でレベル差の
減少が発生する。しかし、例えば高輝度圧縮開始レベル
が高レベル側に変動していれば、検出される段数は所定
の段数より多い段数となる。逆に低レベル側なら少ない
段数が検出される。
【0034】この検出結果から圧縮特性制御回路5によ
って、検出段数が所定の段数より多ければ高輝度圧縮開
始レベルを下げる方向へ、少なければ同開始レベルを上
げる方向へ制御する。検出段数が所定の段数と一致する
まで帰還制御を続ける。
【0035】本実施の形態の場合、信号の変化点のみに
着目しているため、圧縮率が適正値に固定されていなく
ても高輝度圧縮開始レベルを正確に把握できる。
【0036】以上のように本実施の形態によれば、基準
信号fを、高輝度圧縮開始レベルとその変動範囲を含む
階段状の信号とし、圧縮された後の各段の差分レベルか
ら差分値の変化する段数を検出し、その段数が所定の段
数目となるように高輝度圧縮開始レベルを制御するの
で、高輝度圧縮特性を常に安定に保つことができる。
【0037】(実施の形態4)本発明の実施の形態4に
よる信号処理装置の構成は、図1に示した実施の形態1
による回路構成と同じである。
【0038】図8は、本発明の実施の形態4による基準
信号のタイミング図である。図8に示すように、各レベ
ルは垂直ブランキング期間内の水平ライン期間を利用し
て、その期間常に一定レベル出力にする。水平期間中の
信号変化がないため、特殊なパルスやそのための特殊な
回路は必要なく、基準信号発生回路6はラインカウンタ
とデコーダといった簡単な回路構成で実現できる。回路
の動作は、本発明における実施の形態1〜3で述べた動
作と同じため省略する。
【0039】ちなみに、レベルが一様に変化する鋸波な
どのテスト波形でも、本発明で示した実施の形態と同様
の動作は可能だが、このような波形をアナログ回路で発
生させる場合、発生回路自体に高い精度が要求されるの
で、回路が複雑になり消費電力も増加する。ディジタル
回路の場合もD/A変換回路やローパスフィルタが必要
となり回路規模や消費電力が増加する。
【0040】以上のように本実施の形態によれば、基準
信号fを、垂直ブランキング期間内の少なくとも1ライ
ン以上の所定の水平ライン期間において、その期間中常
に一定レベルの信号とし、上記実施の形態1〜3のよう
にして、高輝度圧縮開始レベルを制御するので、高輝度
圧縮特性を常に安定に保つことができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、部品バラ
ツキや温度変動等の外乱による高輝度圧縮特性の変化、
変動を帰還制御により補正し、信号処理装置のリニアリ
ティを常時正確に保つという効果が得られる。
【0042】基準信号を映像信号と同じ経路で処理した
後、特性を検出するため正確な補正が可能である。その
うえ、一般被写体の撮像時にも常に圧縮特性を検出し制
御するため、温度変動等の外乱による特性変化に対して
も補正が可能となる。
【0043】さらに、基準信号として水平期間中一定レ
ベル出力を用いるため、基準信号発生回路や圧縮特性検
出回路の設計が煩雑でなく、回路規模や消費電力も低減
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による信号処理装置の構
成を示すブロック図
【図2】同信号処理装置の基準信号の概略波形図
【図3】同信号処理装置の高輝度圧縮回路の構成例を示
すブロック図
【図4】同高輝度圧縮回路の入出力特性図
【図5】本発明の実施の形態2による信号処理装置の高
輝度圧縮回路の入出力特性図
【図6】同高輝度圧縮回路の入出力特性図
【図7】本発明の実施の形態3による信号処理装置での
基準信号の概略波形図
【図8】本発明の実施の形態4による信号処理装置での
基準信号のタイミング図
【図9】従来の信号処理装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
2 高輝度圧縮回路 3 アナログディジタル変換回路 4 圧縮特性検出回路 5 圧縮特性制御回路 6 基準信号発生回路 7 加算回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号の映像期間以外の期間に所定の
    基準信号を出力する基準信号発生回路と、映像信号に前
    記基準信号を重畳して基準信号付映像信号を出力する加
    算回路と、前記基準信号付映像信号の高輝度部分につい
    てレベル圧縮を行う高輝度圧縮回路と、前記高輝度圧縮
    回路からの信号出力をディジタル信号に変換して出力す
    るアナログディジタル変換回路と、前記ディジタル信号
    から前記高輝度圧縮回路の圧縮特性を検出する圧縮特性
    検出回路と、前記圧縮特性検出回路の検出結果に基づい
    て制御信号を出力し、前記高輝度圧縮回路の圧縮特性を
    制御する圧縮特性制御回路とを有する信号処理装置。
  2. 【請求項2】 高輝度圧縮回路の圧縮特性は、少なくと
    も1点以上の折れ曲がり点を持つ折線特性であることを
    特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
  3. 【請求項3】 基準信号は、高輝度圧縮回路の高輝度圧
    縮開始レベルが外的要因により変動する範囲の上限よ
    り、さらに高いレベルの一定レベル出力であることを特
    徴とする請求項1または2に記載の信号処理装置。
  4. 【請求項4】 基準信号は、異なるレベルから成る少な
    くとも2値以上の一定レベル出力を持ち、ディジタル化
    された前記一定レベル出力の差分が所定の値となるよ
    う、高輝度圧縮回路の圧縮率を帰還制御することを特徴
    とする請求項3記載の信号処理装置。
  5. 【請求項5】 圧縮率が固定された後、ディジタル化さ
    れた一定レベル出力が所定の値となるよう、高輝度圧縮
    回路の高輝度圧縮開始レベルを帰還制御することを特徴
    とする請求項4記載の信号処理装置。
  6. 【請求項6】 基準信号は、高輝度圧縮開始レベルとそ
    の変動範囲を含む少なくとも2段以上の階段状出力であ
    り、各段のレベル差がすべて同じ値であることを特徴と
    する請求項1または2に記載の信号処理装置。
  7. 【請求項7】 ディジタル化された階段状出力の各段の
    差分レベルを観測し、差分値が最初に変化するのは何段
    目であるかを検出し、この検出段数が所定の段数目とな
    るよう高輝度圧縮回路の高輝度圧縮開始レベルを帰還制
    御することを特徴とする請求項6記載の信号処理装置。
  8. 【請求項8】 基準信号は、垂直ブランキング期間内の
    少なくとも1ライン以上の所定の水平ライン期間におい
    て、その期間中常に一定レベル出力であることを特徴と
    する請求項1ないし7のいずれかに記載の信号処理装
    置。
JP9306873A 1997-11-10 1997-11-10 信号処理装置 Pending JPH11146231A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001094830A (ja) * 1999-09-20 2001-04-06 Asahi Kasei Microsystems Kk 非線形回路
JP2008185606A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Necディスプレイソリューションズ株式会社 画質改善装置および画質改善方法

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JP2001094830A (ja) * 1999-09-20 2001-04-06 Asahi Kasei Microsystems Kk 非線形回路
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