JPH11145435A - 階層的回路接続データ抽出方法およびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

階層的回路接続データ抽出方法およびそのプログラムを記録した記録媒体

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JPH11145435A
JPH11145435A JP9304349A JP30434997A JPH11145435A JP H11145435 A JPH11145435 A JP H11145435A JP 9304349 A JP9304349 A JP 9304349A JP 30434997 A JP30434997 A JP 30434997A JP H11145435 A JPH11145435 A JP H11145435A
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Keiichi Inoue
恵一 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】効率的な階層回路接続検証が行える、基本セル
と機能セル内配線セルとからなるゲートアレイデータの
階層的回路接続を抽出し、またレイアウトデータの階層
構造を展開することなく、階層的な回路接続データの抽
出を行い、処理時間を大幅に短縮する。 【解決手段】階層構造を有する電子回路のレイアウトデ
ータ101 から基本セルをアレイ化する処理202 と、その
レイアウトデータ101 から機能セル内配線セル(FBセ
ル)の配置情報を作成する処理201 と、機能セル内配線
セルとアレイ化された基本セル(BAセル)とを重ね合
わせる処理203 と、重ね合わせたパターンがすでに存在
するか否かを判別する検索処理204 と、重ね合わせたパ
ターン情報105 から階層的なレイアウトデータ106 を作
成する処理205 と、そのレイアウトデータ106 から階層
的回路接続データ107 を抽出する処理とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲートアレイの階
層的回路接続データ抽出方法に関し、特に基本セルと機
能セル内配線セルとにより構成されるゲートアレイの階
層的回路接続データ抽出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の階層的回路接続データ抽
出は、階層構造を有する電子回路のレイアウトデータか
ら回路接続データを抽出することに用いられている。こ
の抽出した回路接続データを用いて回路接続検証が行わ
れる。この時の回路接続検証は、基本セルと機能セル内
配線セルとにより構成される機能セル単位で行われる。
【0003】ここで、図17のこれらセルのレイアウト
図を参照すると、基本セル20は、ゲートアレイデータ
のマスタチップ(下地)に二次元的に規則正しく配置さ
れた、ゲートを構成する拡散やポリシリコンの繰り返し
の基本単位であり、1対のCMOSトランジスタからな
るP,N型の基本素子21,22から構成される。ま
た、機能セル内配線セル23は、基本セル20上に配置
することによりNANDやNORなどの基本論理機能を
実現できる配線24を配置したものである。また、機能
セル25は、機能セル内配線セル23により一個ないし
複数個の基本セル20を用いることによりできる基本論
理機能を有するセルであり、例えばNANDやNORな
どを機能セルとする。
【0004】セルベースICのように機能セル単位で階
層構造を有するレイアウトデータの場合は、階層を保持
したまま回路接続データを抽出することができる。しか
し、ゲートアレイの場合は、基本セルと機能セル内配線
セルとが別階層にあり、機能セル単位の階層構造ではな
い。このため、ゲートアレイにおいては従来よりレイア
ウトデータの階層構造を展開して回路接続データを抽出
していた。
【0005】図18(a)(b)はレイアウトデータ階
層構造を示すツリー図である。この図18(a)はゲー
トアレイのレイアウトデータ(以下、基本セル型レイア
ウトデータという)の階層構造を示し、トップセル29
の下に基本セル20、機能セル内配線セル23,23
a、電源配線セル27、セル内配線データ28がある。
また図18(b)は機能セル単位で階層構造を有するレ
イアウトデータ(以下機能セル型レイアウトデータとい
う)の階層構造であり、トップセル29の下に機能セル
25,25a,25bセル23,23aおよびセル内配
線データ28がある。
【0006】図19はゲートアレイデータの一般的なマ
スタチップレイアウトの構成例の配置図であり、基本セ
ル31は機能セル(入出力バッファ)の基本セルであ
り、チップの四方に規則正しく配置されている。基本セ
ル20は機能セル(内部セル)の基本セルであり、二次
元的に規則正しく配置されている。電源配線34はチッ
プレベルの電源配線であり、これらによりマスタチップ
レイアウト30が構成される。このマスタチップレイア
ウト30上に、所定機能を実現するためにいくつかの入
出力バッファ用や内部セル用の機能セル内配線セルが複
数個配置される。
【0007】ここで図20のこれらセルの配置方向を示
すレイアウト図を参照すると、基本セル20、機能セル
内配線セル23が8通りの方向に配置させる。だたし、
実際のレイアウトデータでは、配置例52,56,5
4,58のE・FE・W・FWのように90度回転して
配置されるのは入出力バッファ部分のみであり、入出力
バッファ以外では配置例51,55,53,57のN・
FN・S・SWの4通りで配置される。
【0008】図21はゲートアレイデータにおける従来
の回路接続データ抽出方法の一例を示すブロック図であ
る。基本セル型レイアウトデータ101は階層構造を有
するレイアウトデータであり、全展開処理501は基本
セル型階層レイアウトデータの階層を展開し、フラット
なレイアウトパターン401にする。フラットなレイア
ウトデータ401は階層構造をもたないレイアウトデー
タであり、このレイアウトデータ401から回路接続抽
出処理502はフラットな回路接続データ502を抽出
する。この回路接続データ402はフラットなレイアウ
トパターンから回路接続処理により抽出された階層構造
をもたない回路接続データである。
【0009】回路接続データ抽出にかかる処理時間およ
び記憶装置への負担を削減するために、階層構造を展開
して抽出された回路接続データ中の同一接続データをセ
ルにし、階層的な回路接続データを作成する方法があ
る。その一例が、特開平7−121594号公報(公知
例)に記載されている。この公知例の階層的回路接続デ
ータ抽出方法は、レイアウト設計に対する制約がなく、
また出力結果の完全性を図ることができるよう、階層的
レイアウトパターンデータから回路接続データを抽出す
るために用いられていた。
【0010】図22はこの公知例の回路接続データ抽出
方法を示すブロック図である。この図によると、階層的
レイアウトパターンデータ411をルートセルに全展開
処理してフラットなレイアウトパターンデータ412と
し(ステップ511)、フラットなレイアウトパターン
データ412からフラットな回路接続データ413を抽
出する(ステップ512)。フラットな回路接続データ
413から部分回路を有する初期の階層構造を生成し
(ステップ513)、フラットな回路接続データ中の各
素子に対応付けられている図形と、階層的レイアウトパ
ターンデータ411から全展開処理(ステップ517)
得た規準層図形データ415との図形とを比較し、各素
子の回路接続データの部分回路に割付ける(ステップ5
14)。次に外部接続ネットを特定するとともに(ステ
ップ515)、同一性を有する部分回路について、冗長
性を除去して代表部分回路で他の部分回路を置き換える
(ステップ516)ことで実現していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にお
ける第1の問題点は、セルベースICのように効率的な
階層回路接続検証が行えないことである。その理由は、
回路接続検証は機能セルもしくは機能ブロック単位で行
われ、機能セル型レイアウトデータであるセルベースI
Cは、階層を保持したまま回路接続データが抽出でき
る。この抽出された回路接続データは機能セル単位の階
層を保持しているため、そのまま階層的な回路接続検証
が行える。これに対し基本セル型レイアウトデータであ
るゲートアレイは、階層を保持したまま回路接続データ
を抽出すると、基本セルと機能セル内配線が別階層のた
め、機能セル単位での抽出ができない。つまり、セルベ
ースICと同様の回路接続データ抽出および回路接続検
証を行うことができない。
【0012】また第2の問題点は、回路接続データ抽出
にかかる処理時間および記憶装置への負担が膨大になる
ことである。その理由は、基本セル型レイアウトデータ
の場合は、機能セル単位の回路接続データが抽出できな
いので、レイアウトデータの階層構造を展開して回路接
続データを抽出しており、そのため、1セルの接続デー
タ量が膨大になるからである。
【0013】第3の問題点は、抽出された回路接続デー
タには、同じ回路セルが複数回使われているため、全く
同じ接続になる回路接続データが複数存在する。このた
め記憶装置への負担が膨大になることである。その理由
は、階層を保持したまま回路接続データを抽出できる機
能セル型レイアウトデータの場合は、ひとつの機能セル
に対して一つの回路接続データを抽出できる。しかし、
階層構造を展開して回路接続データを抽出する基本セル
型レイアウトデータの場合は、一つの回路セルに対し
て、その回路セルが存在する個数分の回路接続データが
抽出されるからである。
【0014】第4の問題点は、階層構造を展開して抽出
された回路接続データ中の同一接続データをセルにし、
階層的な回路接続データを作成する前述の公知例の方法
にしても、回路接続データ抽出にかかる処理時間および
記憶装置への負担が膨大になることである。その理由
は、抽出された回路接続データの同一接続データの部分
回路化および除去(冗長性の削除)を行うにしても、公
知例の方法では、第2の問題点と同じく、レイアウトデ
ータの階層構造を展開するため、処理時間および記憶装
置への負担が膨大になり、また冗長性の除去に関しても
判断するキーとなるものがセル識別名しかなく、全ての
レイアウトパターンの図形を比較照合しているために時
間がかかる。
【0015】本発明の目的は、これらの問題を解決し、
効率的な階層回路接続検証が行える、基本セルと機能セ
ル内配線セルとにより構成されるゲートアレイデータの
階層的な回路接続の抽出方法を提供することにある。
【0016】本発明の他の目的は、レイアウトデータの
階層構造を展開することなく、階層的な回路接続データ
の抽出を行い、処理時間を大幅に短縮した階層的回路接
続データ抽出方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の階層的回路接続
データ抽出方法の構成は、基本セル型レイアウトデータ
に含まれる基本セルをアレイ化する処理と、基本セル型
レイアウトデータに含まれる機能セル内配線セル(以下
FBセルという)の配置情報とアレイ化された基本セル
(以下BAセルという)の情報とを重ね合わせる処理
と、重ね合わせたパターンが新規のパターンであるか既
存のパターンであるかを検索する処理と、重ね合わせた
パターンから機能セル型レイアウトデータを作成する処
理と、重ね合わせたパターンから作成された機能セル型
レイアウトデータから回路接続データを抽出する処理と
からなることを特徴とする。
【0018】本発明において、基本セル型レイアウトデ
ータから機能セル内配線セル配置情報を作成し、前記機
能セル内配線セル配置情報から全てのインスタンスを順
次取り出し、これらインスタンスの配置情報から前記機
能セル内配線セルと前記アレイ化された基本セルとを重
ね合わせ、この重ね合せ情報が全て登録されていること
を確認した後、前記重ね合わせたパターン情報から階層
的なレイアウトデータを作成することもでき、またこの
重ね合せ情報が登録された後、前記重ね合わせたパター
ン情報から階層的なレイアウトデータを作成し、その階
層的なレイアウトデータを抽出し、前記機能セル内配線
セル配置情報の全てのインスタンスがなくなるまで実行
することができる。
【0019】さらに、この重ね合せ情報が登録された
後、前記重ね合わせたパターン情報から階層的なレイア
ウトデータを作成し、その階層的なレイアウトデータを
抽出し、前記機能セル内配線セル配置情報の全てのイン
スタンスがなくなるまで実行することができ、またその
重ね合せ情報が登録された後、前記重ね合わせたパター
ン情報から階層的なレイアウトデータを作成し、前記機
能セル内配線セル配置情報の全てのインスタンスがなく
なるまで実行し、そのインスタンスがなくなった時、前
記階層的レイアウトデータから階層的回路接続データを
抽出することができる。
【0020】また、本発明の構成として、これら各処理
方法を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体
も含むことができる。
【0021】本発明の構成によれば、基本セル型レイア
ウトデータに含まれる基本セルをアレイ化し記憶し、ま
た基本セル型レイアウトデータに含まれるFBセルの配
置情報を記憶する。これら記憶したBAセルとFBセル
との重ね合わせを行い、重ね合わせ済みのパターンが新
規のパターンであるか既存のパターンであるか検索され
る。この検索結果が新規のパターンである場合は重ね合
わせパターン情報を記憶し、重ね合わせパターン情報か
ら機能セル型レイアウトデータが作成される。この作成
された機能セル型レイアウトデータから階層的回路接続
データを抽出することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実
施形態を示すブロック図である。図において、この階層
的回路接続データ抽出方法は、基本セル型レイアウトデ
ータ101と、FBセル配置情報の作成処理201と、
FBセルの配置情報(FBセル配置情報)103と、基
本セルのアレイ化処理202と、BAセルの配置情報
(BAセル情報)104と、FB処理置情報とBAセル
情報の重ね合わせ処理203と、重ね合わせパターンの
検索処理204と、重ね合わせパターン情報105と、
機能セル型レイアウトデータの作成処理205と、機能
セル型レイアウトデータ106と、回路接続データ抽出
処理206と、階層的回路接続データ107とから構成
される。
【0023】図2は図1における処理フローを実行する
ための情報処理システムの機器構成図である。図に示す
ように、この情報処理システムは、磁気ディスク装置等
からなるデータ入力装置11と、プログラム制御により
動作するデータ処理装置12と、各種プログラムやデー
タからなる情報を記憶する記憶装置14と、磁気ディス
ク装置等からなるデータ出力装置13とを含んている。
【0024】基本セル型レイアウトデータ101は、ゲ
ートアレイのレイアウトデータの情報をあらかじめ記憶
している。FBセル配置情報の作成処理201は、基本
セル型レイアウトデータ101に含まれるFBセルのイ
ンスタンスの配置情報を取り出す。FBセル配置情報1
03は、FBセル配置情報の作成処理201により取り
出されたFBセルについての情報を記憶している。
【0025】基本セルのアレイ化処理202は、基本セ
ル型レイアウトデータ101に含まれる基本セルを規則
性を有する図形の集合に分割しアレイ化する。ここでア
レイ化とは、たとえば、図3のマスタチップレイアウト
の配置図および図4のアレイ化チップレイアウト40の
配置図により説明する。図3において、マスタチップレ
イアウト30は、基本セル20を基本単位とし、また電
源配線も電源配線セル27を基本単位とする。これら基
本単位は、図4において、基本セルの基本単位41を8
列4行のアレイとし、基本セルの基本単位41をY軸反
転した基本単位42を8列4行のアレイとする。また、
電源配線セルの基本単位43を2行2列のアレイとす
る。このとき、電源配線セルの基本単位42もひとつの
基本セルとして扱う。
【0026】BAセル情報104は、基本セルのアレイ
化処理202によりアレイ化されたBAセルについての
情報を記憶している。FBセルとBAセルの重ね合わせ
処理203は、FBセル配置情報103とBAセル情報
104の情報から重ね合わせパターンを作成する。
【0027】重ね合わせパターンの検索処理204は、
FBセルとBAセルの重ね合わせ処理203により作成
された重ね合わせパターンが、重ね合わせパターン情報
105にすでに登録されているかを検索し、未登録の重
ね合わせパターンである場合は、重ね合わせパターン情
報105に登録する。重ね合わせパターン情報105
は、FBセルとBAセルの重ね合わせ処理203により
作成された重ね合わせパターンについての情報を記憶す
る。
【0028】階層的レイアウトデータの作成処理205
は、重ね合わせパターン情報105をもとに機能セル型
の階層的なレイアウトデータ106を作成する。この機
能セル型レイアウトデータ106は、階層的レイアウト
データの作成処理205により作成された階層構造を有
する機能セル型レイアウトデータである。回路接続デー
タ抽出の処理206は、機能セル型レイアウトデータ1
06の階層構造を保持したまま回路接続データ107を
抽出する。この階層的回路接続データ107は、回路接
続データ抽出処理206により抽出された階層構造を有
する回路接続データを記憶している。記憶される回路接
続データは、重ね合わせパターンの検索処理により同一
接続となるデータはひとつのみとなっている。
【0029】次に、図1、図5のフロー図を参照して、
本発明の第1の実施の形態の動作について説明する。基
本セル型レイアウトデータ101に含まれるインスタン
スについてFBセル名、配置XY座標、向きを取り出
す。取り出した情報をFBセル配置情報103に登録す
る(ステップ201)。
【0030】図6は配置情報などのデータ構成を説明す
る図である。この図6(a)を参照すると、インスタン
ス“FBCELL−1”について、FBセル名“NAN
D−1”と配置座標“x1,y1”と向き“N”を登録
する。ここで、向きは、図20の配置を参照すると、配
置例51〜58のN・E・S・W・FN・FE・FS・
FWの8通りが設定される。基本セル型レイアウトデー
タ101に含まれる基本セルの繰り返し情報をもとにア
レイ化し、BAセル情報104に登録する(ステップ2
02)。また図6(b)を参照すると、BAセル“ba
cell−1”について、配置座標“x1,y1”と向
き“N”とアレイ情報“Xp−1,Yp−1,c−1,
r−1”をBAセル情報“BACELL−1”として登
録する。
【0031】またアレイ情報は、図7の各セルの座標図
を参照すると、X方向に隣のセルまでの距離をXp(X
ピッチ)、Y方向に隣のセルまでの距離をYp(Yピッ
チ)、X方向へのセルの個数をc(column)、Y
方向へのセルの個数をr(row)となる。
【0032】次に、FBセル配置情報103からインス
タンスをひとつ取り出す(ステップ302)。このイン
スタンスを取り出すことができなかった場合は終了す
る。インスタンスを取り出すことができた場合は、FB
セル配置情報103からインスタンスの配置情報を取り
出す(ステップ304)。
【0033】図6(c)を参照すると、たとえばインス
タンス“FBCELL−1”が取り出された場合は、こ
のインスタンスのFBセル名、配置座標、向きが取り出
される。取り出したFBセルの配置情報と、BAセル情
報104の各BAセルの配置情報から重なりを検出し重
ね合わせを行う(ステップ305)。重ね合わされたパ
ターンが、重ね合わせパターン情報105に登録されて
いるかを検索する(ステップ204)。登録されていな
い場合は、作成した重ね合わせパターンを重ね合わせパ
ターン情報105に登録する(ステップ308)。図6
(c)によると、例えばインスタンス“FBCELL−
1”とBAセル“BACELL−2”とが重ね合わされ
た場合、このパターンを重ね合わせパターン情報105
で検索するが、重ね合わせパターン情報105にはすで
に重ね合わせパターン“pattern−1”として登
録されているため、新規の登録は行われない。
【0034】ここでFBセルを原点にNの向きに配置し
た際の切り出したBAセルのアレイ開始座標(BAセル
相対座標)は、図8のセル座標図を参照すると、図8
(a)の重ね合わせパターンレイアウトでは(x1,y
1)となり、また図8(b)の重ね合わせパターンレイ
アウトはBAセルが複数存在し、BAセルの向きが異な
る場合であり、この場合、BAセルの相対座標は(x
1,y1)、(x2,y1)、(x3,y2)となる。
ここで、取り出したインスタンスがBAセル情報のいず
れとも重ならない場合は、重なるBAセル情報のないパ
ターンとして登録する。
【0035】FBセル配置情報103から全てのインス
タンスを取り出し、重ね合わせパターンの作成が完了し
た重ね合わせパターン情報105の情報をもとに重ね合
わせ後の階層構造を有するレイアウトデータを作成する
(ステップ205)。作成されたレイアウトデータから
階層構造を保持したまま回路接続データを抽出し、階層
的回路接続データ107を作成する(ステップ20
6)。
【0036】次に本実施形態に特有の効果について説明
する。この第1の実施形態は、重ね合わせパターン情報
を保存し、重ね合わせパターンの検索を行い、パターン
の重複をさけるようにしているため、記憶装置への負担
が減少する。また本実施形態は、機能セル内配線セル、
基本セルのセル名および配置情報のみで重ね合わせパタ
ーンの作成を行い、各セル内のレイアウトデータに関す
る情報を保持しないため、記憶装置への負担が減少す
る。さらに本実施形態では、機能セル内配線セル、基本
セルのセル名および配置情報のみで重ね合わせパターン
の検索を行い、各セル内の接続情報を比較のキーとしな
いため、同一パターンの検索速度が向上する。
【0037】次に図9の本発明の第2の実施の形態のフ
ローについて説明する。図9において、本実施形態は、
ステップ205で機能セル型レイアウトデータの一部と
なる機能セルのレイアウトデータ(機能セルレイアウト
データ)が作成されるタイミングが、図5に示される第
1の実施の形態と異っている。図9における各ステップ
の処理内容は、第1の実施形態に示す内容と同一である
ため省略する。
【0038】本第2の実施形態の動作について説明す
る。第1の実施形態では、FBセル配置情報103から
全てのインスタンスを取り出し、重ね合わせパターン情
報105の登録が完了した後に機能セルレイアウトデー
タを作成する。しかし、第2の実施の形態では、重ね合
わせパターンの新規登録のたびに機能セルレイアウトデ
ータの作成を行っている。
【0039】次にこの第2の実施の形態に特有の効果に
ついて説明する。本実施形態は、基本セル型レイアウト
データのインスタンスの処理がすべて終了する前に、機
能セルレイアウトデータを作成する。このため、重ね合
わせパターンの作成、検索と並行して、作成された機能
セルレイアウトデータの表示確認などの処理が可能とな
る。
【0040】次に図10の本発明の第3の実施の形態に
ついてする。図10によると、本実施形態は、ステップ
206で回路接続データが抽出されるタイミングが、図
9に示される第2の実施形態と異る。図10の各ステッ
プの処理内容の説明は、第1の実施形態と同一であるた
め省略する。第1の実施形態では、FBセル配置情報1
03から全てのインスタンスを取り出し、重ね合わせパ
ターン情報105の登録が完了した後に機能セル型レイ
アウトデータを作成しているが、第3の実施形態では、
重ね合わせパターンの新規登録のたびに機能セルレイア
ウトデータの作成および回路接続データの抽出を行う。
【0041】この実施形態に特有の効果について説明す
る。この実施形態は、基本セル型レイアウトデータのイ
ンスタンスの処理がすべて終了する前に、機能セルレイ
アウトデータの作成および回路接続データを抽出する。
このため、第2の実施形態と同様に、機能セルレイアウ
トデータの表示確認などの処理が可能となり、また抽出
された回路接続データの回路接続検証などの処理が可能
となる。
【0042】次に図11の本発明の第4の実施の形態に
ついて説明する。 図11において、この第4の実施形
態は、ステップ205で階層的レイアウトデータを作成
するタイミングと、ステップ206で回路接続データを
抽出するタイミングが、図10に示される第3の実施形
態と異る。図11の各ステップの処理内容も第1の実施
形態と同一であるため省略する。本実施形態は重ね合わ
せパターンの登録チェックを、重ね合わせパターン情報
105のみで行っているため、階層的レイアウトデータ
の作成と回路接続データの抽出は、ステップ302から
ステップ308までの処理と並行して処理することがで
きる。
【0043】この実施形態に特有の効果について説明す
る。本実施形態は、重ね合わせパターンの作成および検
索と、機能セルレイアウトデータの作成と回路接続デー
タの抽出を並行処理するため、第2および第3の実施形
態と同様の効果がある。また、並列処理により回路抽出
処理の全体の速度が向上する。
【0044】本発明の実施形態では、切り出されるBA
セルにより、実際の回路接続には不要な素子が抽出され
る。たとえば、図12のレイアウト図に示すように、不
要素子領域60がある場合である。しかし、この不要な
素子は回路接続検証における未使用・不要素子削除処理
において削除されるため、回路接続検証で素子の不一致
がおこることはない。
【0045】また本発明の実施形態では、たとえば、図
13のレイアウト図に示すように、機能セル内配線セル
が基本セル上に正常に配置された場合は図13(a)の
ようになり、機能セル内配線セルが正常に配置されず、
ずれて配置された場合は、図13(b)のようになり、
ずれた回路接続データが抽出される。このようにずれて
配置された場合は、抽出された回路接続データを用いて
の回路接続検証で不正データを検出することができる。
【0046】また本発明の第5の実施形態として、あら
かじめ機能セル内配線セルが配置可能な基本セルの種類
と、機能セル内配線セルと配置可能な基本セルとの相対
座標を設定することで、実際のレイアウトデータから重
ね合わせパターン作成する時点で、不正に配置された機
能セル内配線セルを検出することができる。
【0047】さらに本発明の第6の実施の形態として、
組み合わせパターン情報にそのパターンに属するインス
タンスの情報を記憶する。組み合わせパターンから抽出
された回路接続データを用いての回路接続検証でエラー
を検出した場合、エラーが検出された組み合わせパター
ンに属するインスタンスのみを解析する。このため接続
検証での問題箇所の特定が容易になる。
【0048】本発明の実施形態では、ゲートアレイデー
タの特徴を生かして、基本セルと機能セル内配線データ
との重ね合わせパターンを作成することで、階層的な回
路接続データを抽出する方法を説明したが、ゲートアレ
イ以外のレイアウトデータでセル内の接続を完結させる
要素が別階層に存在するデータでも、FBセル配置情報
103に登録するセルと、BAセル情報104に登録す
るセルを変更することで、展開処理を行うことなく階層
的な回路接続データを抽出することができることによ
り、階層構造の制約がなくなるため、レイアウト設計手
法に対する制限もなくなる。
【0049】また本発明の実施形態では、重ね合わされ
るBAセル情報がアレイ化される方法を説明したが、必
ずしもアレイ化される必要はない。アレイ化できないセ
ルに関しても1×1のアレイであるとして処理するの
で、同様に重ね合わせパターンの作成を行うことがで
き、階層的な回路接続データを抽出することができる。
【0050】本発明の実施形態では、一つのFBセルに
対して、BAセルは複数種類重ね合わされる。例えば、
FBセルに対して内部セルのBAセルと電源配線セルの
BAセルを重ね合わせる。また、内部セルのBAセルを
複数種類重ね合わせられ、例えば、BiCMOSやCB
A(セルベースアレイ)などである。
【0051】本発明の実施形態では、重ね合わせパター
ン情報は、実際にチップレイアウト上に配置されたセル
の向きのままパターン化されている。この重ね合わせパ
ターンは回転、XY軸反転を行っても抽出される回路接
続データは同一となる。重ね合わせパターンにおいて同
一のFBセル情報、同一のBAセル情報からなるパター
ンを回転したパターン、XY軸反転したパターンを同一
のパターンとして登録するので、重ね合わせパターン数
を削減できる。
【0052】
【実施例】次に、本発明の一実施例の動作を詳細に説明
する。 図6において、例えば、FBセル配置情報10
3、BAセル情報104、重ね合わせパターン情報10
5がそれぞれ登録されている。FBセル配置情報103
からインスタンスを1つ取り出す。取り出したインスタ
ンスが“FBCELL−2”だったとすると、取り出し
たインスタンスとBAセル情報104の各BAセルとの
重なりを検索すると、BAセル情報“BACELL−
3”との重なりがあり、インスタンス“FBCELL−
2”とBAセル情報“BACELL−3”との重ね合わ
せパターンを重ね合わせパターン情報105で検索した
が、同一のパターンが存在しないので、この重ね合わせ
パターンを重ね合わせパターン情報105に登録する。
【0053】取り出したインスタンスが“FBCELL
−1”だったとすると、BAセルとの重なりを検索する
とBAセル情報“BACELL−1”と“BACELL
−3”のふたつに重なりがあり、この場合は、インスタ
ンス1つに対してBAセル情報2つで重ね合わせパター
ンを作成する。重ね合わせパターン情報105を検索す
ると、この重ね合わせパターンはすでに登録されている
ので、新規に登録は行わない。
【0054】FBセル配置情報103から全てのインス
タンスを取り出し、重ね合わせパターン105の作成が
完了する。この重ね合わせパターン情報105をもとに
重ね合わせ後の階層的レイアウトデータを作成する。作
成された階層的レイアウトデータから階層的回路接続デ
ータを抽出し、階層的回路接続データ107を作成す
る。
【0055】次に、図14のFBセルとFAセルの配置
情報のデータ構造図および図15のパターン管理番号お
よび重ね合せパターン情報のデータ構造図を参照して、
本発明の他の実施例の動作を説明する。重ね合わせパタ
ーンの作成、検索を高速に行うために、例えば、次のよ
うなデータ構造を用いて処理を行う。FBセル配置情
報、BAセル情報、重ね合わせパターン情報は、それぞ
れ図14のFBセル配置情報データ構造、BAセル情報
データ構造、図15のパターン番号管理データ構造、重
ね合わせパターン情報データ構造に記憶される。基本セ
ル型レイアウトデータから取り出されたインスタンスの
情報をFBセル配置情報データ構造に登録する。
【0056】ここで図14(a)の第1のデータ構造A
にインスタンス名、第2のデータ構造BにFBセル名、
FBセルの配置座標、FBセルの向きが記憶される。基
本セル型レイアウトデータから取り出されアレイ化され
たBAセルの情報をBAセル情報データ構造に登録す
る。また図14(b)の第1のデータ構造CにBAセル
名、第2のデータ構造DにBAセルの配置座標、BAセ
ルの向き、BAセルのアレイ情報(Xピッチ、Yピッ
チ、column数、row数)が記憶される。
【0057】次にステップ304で、順次FBセル配置
情報データ構造より取り出したインスタンスに対して、
BAセル情報データ構造のBAセルと重ねあわせ(ステ
ップ305)、BAセルを切り出す。この時、BAセル
のアレイ情報(重なるBAセルのBAセル名、BAセル
の向き、BAセルの相対配置座標、切り出し後のアレイ
情報、以下パターンという)が下地の構成により複数切
り出される。
【0058】次に、この切り出された重ね合わせパター
ンの組み合わせの各パターンに対してパターン番号を求
める。このために、パターン番号管理データ構造を検索
し、既存の場合はその番号を、新規の場合は登録し番号
を得る(ステップ308)。
【0059】図15(a)のデータ構造Eはパターン名
でのハッシュのエントリの配列である。パターン名は切
り出したBAセルのセル名、向き、相対座標、アレイ情
報をもとに「BAセル名_向き_BAセル相対X座標_
BAセル相対Y座標_アレイ情報Xピッチ_アレイ情報
Yピッチ_アレイ情報column数_アレイ情報ro
w数」のように設定する。例えば「bacell_N_
−10_−5_10_20_3_2」のようになる。こ
のハッシュの検索で既存でないことが確認できた場合、
このパターンを新規(パターン番号は既存パターン数+
1)としてパターン番号管理データ構造(含むハッシュ
の管理データ)に登録する。この検索と登録によりこの
インスタンスに重さなるBAセルのパターン番号の集合
が得られる。
【0060】さらに、現在注目しているインスタンスの
FBセルに対してこのパターンの組み合わせが、新規の
場合、重ね合わせパターン情報データ構造に登録する
(ステップ308)。ここで図15(b)のデータ構造
Jはセル名でのハッシュのエントリの配列である。既存
かどうかの判定はハッシュでの検索により該当FBセル
のデータ構造Kを検索し、それよりリスト化されている
各組み合わせのパターンLの各組み合わせのパターン番
号M,Nの集合と上記第2で得られたパターン番号の集
合が一致するものがあるかどうかで行える。各組み合わ
せのパターンLのリスト上に重ね合わせパターンの集合
が一致するものが存在しない場合、このパターン集合を
重ね合わせパターン情報データ構造に登録する。
【0061】すべてのインスタンスに対して第1から第
3の処理を完了後、図5に示すように重ね合わせパター
ン情報データ構造とパターン番号管理データ構造より機
能セル型レイアウトデータを作成し、さらに階層的回路
接続データを抽出する。また、FBセルに複数パターン
の組み合わせがある時、FBセル名に通し番号(たとえ
ば「FBセル名_1_」「FBセル名_2_」)を付加
して機能セル型レイアウトデータを作成する。
【0062】なお、図16のレイアウト図のように、F
Bセル602とFBセル603は同じBAセル、同じ向
き、同じBAセル相対座標、同じBAセルピッチである
が、columnの繰り返し数が異なる。つまり、FB
セルがチップの下地よりはみ出した場合、アレイ情報と
してBAセルの繰り返しのcolumn数、row数を
記憶しているので、別のパターンとなり、重ね合わせパ
ターン情報データ構造上では同じFBセルの別の組み合
わせパターンLとして扱われる。このため、回路接続検
証の時点でFBセル603のデータのエラーを検出でき
る。
【0063】
【発明の効果】以上説明した本発明の構成による第1の
効果は、基本セル型レイアウトデータから階層的な回路
接続データを抽出でき、その結果、セルベースICのよ
うな階層的な回路接続検証が行える。その理由は、基本
セル型レイアウトデータを階層的回路接続検証が行える
機能セル型レイアウトデータにし、回路接続データを抽
出するからである。
【0064】第2の効果は、基本セル型レイアウトデー
タの階層を展開することなく、階層的な回路接続データ
を抽出でき、その結果、記憶装置への負担を削減でき,
また処理時間も削減できる。その理由は、基本セル型レ
イアウトデータの階層を展開することなく、基本セル型
レイアウトデータに含まれる基本セルをアレイ化し、機
能セル内配線セルとの重ね合わせパターンを作成し、重
ね合わせパターンから機能セル型レイアウトデータを作
成し、作成された機能セル型レイアウトデータから階層
的回路接続データを抽出するからである。
【0065】第3の効果は、重ね合わせパターン情報を
保持し、重ね合わせパターンの検索を行い、重ね合わせ
パターンの重複をさけていることにある。この結果、記
憶装置への負担を削減できる。その理由は、重ね合わせ
パターンの重複をさけているため、同一パターンとなる
データを複数もたずに回路接続データを抽出する。抽出
された回路接続データは同一の接続データが複数存在し
ないからである。
【0066】第4の効果は、基本セル、機能セル内配線
セルのセル名および配置情報のみで重ね合わせパターン
の作成、検索をおこなうことにある。この結果、記憶装
置への負担を削減できる。その理由は、各セル内のレイ
アウト図形(アルミ配線やポリシリコン、拡散などの図
形)に関する情報を保持しないからである。
【0067】第5の効果は、基本セル、機能セル内配線
セルのセル名および配置情報のみで重ね合わせパターン
の検索をおこなうことにある。この結果、処理速度を向
上できる。その理由は、重ね合わせパターンの比較に、
セル名および配置情報のみを利用し、各セル内のレイア
ウト図形情報および接続関係を比較のキーとしないから
である。
【0068】第6の効果は、同一接続となる回路接続デ
ータは複数抽出しないことにある。この結果、データ出
力装置への負担を削減できる。その理由は、重ね合わせ
パターンの重複をさけ、同一パターンとなるデータを複
数もつことがなく、回路接続データを抽出する。このた
め抽出された回路接続データは同一接続となる回路接続
データが複数抽出されないためである。
【0069】本発明の効果について、具体的数値を用い
て説明する。例えば、基本セルが4種類(内部セル用に
2種類、電源配線セルに1種類、入出力バッファ用に1
種類)、インスタンス数が1,000,000個(1M
個)、使われているFBセルの種類数が内部セル用に1
00種類、入出力バッファ用に10種類、FBセルは平
均20トランジスタ(Tr)、20ネットで構成されて
いる、チップレベルでのネット数が1M個のような基本
セル型レイアウトデータがある。ここで、1Trのデー
タ量を1データ量、1ネットのデータ量を1/4データ
量とし、電源配線セルの基本セルは、図9を参照する
と、内部セルの基本セルの8×2個分の大きさであるも
のとする。また、FBセルは下地に対してすれがなく正
しく配置されいるものとする。
【0070】従来の手法で抽出される回路規模はチップ
全体で、{(20Tr×1データ量+20ネット×1/
4データ量)×1Mインスタンス}+(1Mネット×1
/4データ量)=25,250,000データ量とな
る。一方本発明では、内部セルに関して、FBセルは通
常90度回転がなく、また下地に対するずれもない。F
Bセルに対して内部セルの基本セル2種類と電源配線セ
ルの基本セル1種類を重ね合わせることで、FBセル1
つに対して最大32個(平均16個)程度の回路が抽出
される。入出力バッファに関しては、実際の配置では9
0度回転も反転もあるが、下地も90度回転しているた
め、下地との相対的な配置は2パターン程度しかないの
で、FBセル1つに対して2個程度の回路が抽出され
る。抽出される回路規模は、内部セルに関しては、
{(20Tr×1データ量+20ネット×1/4データ
量)×100種類}×16パターン=40,000デー
タ量となる。入出力バッファに関しては、{(20Tr
×1データ量+20ネット×1/4データ量)×10種
類}×2パターン=500データ量となる。抽出される
回路規模はチップ全体で、40,000データ量+50
0データ量+(1Mネット×1/4データ量)=29
0,500データ量となり、従来の手法に比べて1/8
5程度となる。
【0071】このため回路接続データの抽出における記
憶装置への負担が削減され、また、処理速度が向上し、
さらにデータ出力装置への負担が削減される。また、抽
出される回路規模が1/85程度に小さくなるため、こ
の抽出された回路接続データを用いての回路接続検証に
かかる記憶装置への負担を削減でき、また処理速度が向
上する。
【0072】また、チップ全体の回路規模が増加して
も、FBセルの種類数は用意されたライブラリの数が上
限である。つまり、ある一定数以上は増加しない。ある
一定数以上は1つのFBセルの配置個数が増えるだけと
なり、種類数が増えることはない。
【0073】次に処理時間について、同様のデータを用
いて説明する。例えば、基本セルは4種類で、内部セル
用に2種類の基本セル(図4の基本セル41、基本セル
42)が1000×2000と1000×2000のア
レイで配置、電源配線セルに1種類の基本セル(図4の
基本セル43)が250×1000のアレイで配置、入
出力バッファ用に1種類の基本セル(図19の基本セル
20)が1000×1のアレイでチップの四方に配置さ
れて、図19のように構成されている。インスタンス数
が1,000,000個(1M個)(内部セルが0.9
M個、入出力バッファが0.1M個)、使われているF
Bセルの種類数が内部セル用に100種類、入出力バッ
ファ用に10種類で構成されている。チップレベルでの
ネット数が1M個のような基本セル型レイアウトデータ
がある。内部セルの基本セルは15矩形、入出力バッフ
ァの基本セルは30矩形、電源配線セルの基本セルは2
0矩形、FBセルは平均40矩形で構成される。ここ
で、1データの処理(座標計算など)にかかる時間を1
計算量とする。
【0074】従来の手法で展開処理に要する時間は、内
部セルの基本セルの展開処理で(1000×2000×
15矩形)+(1000×2000×15矩形)=60
M個の矩形を扱う。各基本セルの原点を求めるためにピ
ッチと繰り返し回数の計算をXY座標の2回行い、矩形
のXY座標計算を矩形の左下X座標Y座標、右上X座標
Y座標の4回行う。内部セルの基本セルの展開処理に要
する時間は60M矩形×6座標計算×1計算量=360
M計算量となる。同様に入出力バッファの基本セルの展
開処理は(1000×1×4方向×30矩形)×6座標
計算×1計算量=0.72M計算量となる。電源配線セ
ルの基本セルの展開処理は(250×1000×20矩
形)×6座標計算×1計算量=30M計算量となる。F
Bセルは(1M×40矩形)×4座標×1計算量=16
0M計算量となる。従って、チップ全体では、360M
計算量+0.72M計算量+30M計算量+160M計
算量+(1Mネット×1矩形×4座標×1計算量)=5
54.72M計算量となる。
【0075】本発明での重ね合わせパターン作成は、重
ね合わせ処理と、重ね合わせパターンのパターン番号生
成と、重ね合わせパターンの組み合わせの検索と登録と
からなる。まず、内部セルについて、1つのFBセルに
対して3種類(内部セルの基本セル2種類と電源配線セ
ルの基本セル1種類)のBAセルが重ね合わされ、1つ
のFBセルに対して最大32個程度の重ね合わせパター
ンが作成される。
【0076】この重ね合わせ処理に要する時間は、BA
セル相対座標の計算と、切り出し後のアレイ情報の計算
とに要する時間となる。BAセル相対座標の計算は、重
ね合わされるBAセル3種類に対してX座標とY座標の
2つの計算を行うので、0.9M個×3種類×2座標計
算×1計算量=5.4M計算量となる。切り出し後のア
レイ情報の計算は、重ね合わされるBAセル3種類に対
してcolumn数とrow数の2つの計算を行うの
で、0.9M個×3種類×2計算×1計算量=5.4M
計算量となる。よって、内部セルに関する重ね合わせ処
理に要する時間は、5.4M計算量+5.4M計算量=
10.8M計算量となる。
【0077】重ね合わせパターンのパターン番号生成に
要する時間は、パターン名のハッシュ値の算出と、同じ
ハッシュ値を持つパターン名の比較(図15の第2のデ
ータ構造の検索)と、パターン番号の作成とに要する時
間となる。ここで第1のデータ構造は1つのハッシュ値
に対して平均2つのパターン名となるよう十分な大きさ
を持っている。また、パターン名は平均40文字程度
(BAセル名が6文字、向きが1文字、相対XY座標が
それぞれ6文字、XYピッチがそれぞれ6文字、col
umn数が1文字、row数が1文字、それぞれをつな
ぐ「_」が7文字の計40文字)となり、4文字の比較
を1計算量とすると、パターン名の比較は10計算量を
必要とする。パターン名のハッシュ値の算出は、1つの
FBセルに対して重ね合わせるBAセルは3種類あるの
で、0.9M個×3種類×1計算量=2.7M計算量と
なる。同じハッシュ値をもつパターン名の比較は、0.
9M個×2個×3種類×10計算量=54M計算量とな
る。パターン番号の作成は、0.9M個×3種類×1計
算量=2.7M計算量となる。よって、内部セルに関す
る重ね合わせパターンのパターン番号生成に要する時間
は、2.7M計算量+54M計算量+2.7M計算量=
59.4M計算量となる。
【0078】重ね合わせパターンの組み合わせの検索と
登録に要する時間は、FBセル名のハッシュ値の算出
と、重ね合わせパターンの比較とに要する時間となる。
ここで重ね合わせパターンの比較は、1つのFBセルに
ついて最大32個程度のパターンがあり、平均8回行わ
れる。FBセル名のハッシュ値の算出は、0.9M個×
1計算量=0.9M計算量となる。重ね合わせパターン
の比較は、0.9M個×3種類×8比較回数×1計算量
=21.6M計算量となる。よって、内部セルに関する
重ね合わせパターンの組み合わせの検索と登録に要する
時間は、0.9M計算量+21.6M計算量=22.5
M計算量となる。
【0079】よって、内部セルに関する重ね合わせパタ
ーン作成に要する時間は、10.8M計算量+59.4
M計算量+22.5M計算量=92.7M計算量とな
る。
【0080】同様に入出力バッファについて、1つのF
Bセルに対して1種類(入出力バッファの基本セル1種
類)のBAセルが重ね合わされ、1つのFBセルに対し
て最大2個程度の重ね合わせパターンが作成される。
【0081】重ね合わせ処理に要する時間は、(0.1
M個×1種類×2座標計算×1計算量)+(0.1M個
×1種類×2計算×1計算量)=0.4M計算量とな
る。重ね合わせパターンのパターン番号生成に要する時
間は、(0.1M個×1種類×1計算量)+(0.1M
個×2個×1種類×10計算量)+(0.1M個×1種
類×1計算量)=2.2M計算量となる。
【0082】重ね合わせパターンの組み合わせの検索と
登録に要する時間は、(0.1M個×1計算量)+
(0.1M個×1種類×1比較回数×1計算量)=0.
2M計算量となる。よって、入出力バッファに関する重
ね合わせパターン作成に要する時間は、0.4M計算量
+2.2M計算量+0.2M計算量=2.8M計算量と
なる。チップ全体では、92.7M計算量+2.8M計
算量=95.5M計算量となり、回路接続データの抽出
に用いるレイアウトデータの作成までに要する処理時間
は、従来の手法の展開処理に比べて、本発明の重ね合わ
せパターンの作成処理は1/6程度で済む。
【0083】さらに、回路接続データの抽出、および回
路接続検証に要する処理時間は、処理する回路規模に比
例する。抽出される回路規模が従来に比べて1/85程
度となるので、処理時間も1/85程度となり、検証全
体として大幅に処理速度は向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を説明するための階層的回
路接続データ抽出処理を示したブロック図。
【図2】図1における処理フローを実行する情報処理シ
ステムのブロック図。
【図3】本実施形態のマスタチップレイアウトデータ
(下地)、基本セル、電源配線セルのレイアウトイメー
ジを示したレイアウト図。
【図4】図3をアレイ化したレイアウトイメージを示し
たレイアウト図。
【図5】図1の実施形態を説明する階層的回路接続デー
タ抽出処理を示したフロー図。
【図6】図5の処理における基本セル型レイアウトデー
タ、機能セル型レイアウトデータそれぞれのレイアウト
データの階層構造を示したツリー図。
【図7】図6におけるBAセル情報のアレイ情報につい
て説明するツリー図。
【図8】図6におけるFBセルを原点に配置した際の切
り出したBAセルのアレイ開始座標について説明する座
標図。
【図9】本発明の第2の実施形態を説明するための階層
的回路接続データ抽出処理を示したフロー図。
【図10】本発明の第3の実施形態を説明するための階
層的回路接続データ抽出処理を示したフロー図。
【図11】本発明の第4の実施形態を説明するための階
層的回路接続データ抽出処理を示したフロー図。
【図12】本実施形態の未使用・不要素子の削除処理に
ついて説明する配置図。
【図13】本実施形態の基本セルと機能セル内配線セル
の重ね合わせイメージを示す配置図。
【図14】本実施形態のFBセル配置情報のデータ構造
とBAセル情報のデータ構造について説明するツリー
図。
【図15】本実施形態の重ね合わせパターン情報のデー
タ構造を説明するツリー図。
【図16】図6におけるBAセル情報のアレイ情報を説
明するレイアウト図。
【図17】従来の基本セル、機能セル内配線セル、機能
セルのレイアウトイメージを示したレイアウト図。
【図18】図17のFBセル配置情報、BAセル情報、
重ね合わせパターン情報について説明するツリー図。
【図19】ゲートアレイのマスタチップレイアウトデー
タを示したレイアウト図。
【図20】各セルの配置方向を示したレイアウト図。
【図21】従来技術を説明する回路接続データ抽出処理
の一例を示したブロック図。
【図22】従来技術を説明する回路接続データ抽出処理
の他例を示したブロック図。
【符号の説明】
11 データ入力装置 12 データ処理装置 13 データ出力装置 14 記憶装置 20 基本セル 21,22 基本素子 23 機能セル内配線セル 24 配線部 25 機能セル 26 配線セル 27 電源配線セル 28 トップセル配線データ 29 トップセル 30 マスタチップレイアウト 31,32 入出力バッファの基本セル 34 チップ電源配線 40 アレイ化チップレイアウト 41,42 アレイ化基本セルの基本単位 43 アレイ化電源配線セルの基本単位 51〜58 セルの向き 101 基本セル型レイアウトデータ 103 FBセル配置情報 104 BAセル情報 105 重ね合わせパターン情報 106 機能セル型レイアウトデータ 107 階層的回路接続データ 201 FBセル配置情報の作成処理 202 基本セルのアレイ化処理 203 FBセルとBAセルの重ね合わせ処理 204 重ね合わせパターンの検索処理 205 階層的レイアウトデータの作成処理 206 回路接続データの抽出処理 302〜308 処理ステップ 401 フラットなレイアウトデータ 402,413 フラットな回路接続データ 411 階層的なレイアウトパターンデータ 412 フラットなレイアウトパターンデータ 414 階層的な回路接続データ 415 規準層図形データ 501,502,511〜516 処理

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階層構造を有する電子回路のレイアウト
    データから基本セルをアレイ化する処理と、機能セル内
    配線セルとアレイ化された基本セルとを重ね合わせる処
    理と、重ね合わせたパターンがすでに存在するか否かを
    判別する検索処理と、重ね合わせたパターン情報から階
    層的なレイアウトデータを作成する処理と、作成された
    階層的レイアウトデータから階層的回路接続データを抽
    出する処理とからなることを特徴とする階層的回路接続
    データ抽出方法。
  2. 【請求項2】 電子回路のレイアウトデータから機能セ
    ル内配線セル配置情報を作成し、前記機能セル内配線セ
    ル配置情報から全てのインスタンスを順次取り出し、こ
    れらインスタンスの配置情報から前記機能セル内配線セ
    ルと前記アレイ化された基本セルとを重ね合わせ、この
    重ね合せ情報が全て登録されていることを確認した後、
    前記重ね合わせたパターン情報から階層的なレイアウト
    データを作成する請求項1記載の階層的回路接続データ
    抽出方法。
  3. 【請求項3】 電子回路のレイアウトデータから機能セ
    ル内配線セル配置情報を作成し、前記機能セル内配線セ
    ル配置情報から全てのインスタンスを順次取り出し、こ
    れらインスタンスの配置情報から前記機能セル内配線セ
    ルと前記アレイ化された基本セルとを重ね合わせ、この
    重ね合せ情報が登録された後、前記重ね合わせたパター
    ン情報から階層的なレイアウトデータを作成し、その階
    層的なレイアウトデータを抽出し、前記機能セル内配線
    セル配置情報の全てのインスタンスがなくなるまで実行
    する請求項1記載の階層的回路接続データ抽出方法。
  4. 【請求項4】 前記重ね合せ情報が登録された後、前記
    重ね合わせたパターン情報から階層的なレイアウトデー
    タを作成し、その階層的なレイアウトデータを抽出する
    処理を並列的に実行する請求項3記載の階層的回路接続
    データ抽出方法。
  5. 【請求項5】 電子回路のレイアウトデータから機能セ
    ル内配線セル配置情報を作成し、前記機能セル内配線セ
    ル配置情報から全てのインスタンスを順次取り出し、こ
    れらインスタンスの配置情報から前記機能セル内配線セ
    ルと前記アレイ化された基本セルとを重ね合わせ、この
    重ね合せ情報が登録された後、前記重ね合わせたパター
    ン情報から階層的なレイアウトデータを作成し、前記機
    能セル内配線セル配置情報の全てのインスタンスがなく
    なるまで実行し、そのインスタンスがなくなった時、前
    記階層的レイアウトデータから階層的回路接続データを
    抽出する請求項1記載の階層的回路接続データ抽出方
    法。
  6. 【請求項6】 電子回路がゲートアレイである請求項1
    乃至5記載の階層的回路接続データ抽出方法。
  7. 【請求項7】 階層構造を有する電子回路のレイアウト
    データから基本セルをアレイ化する処理と、機能セル内
    配線セルとアレイ化された基本セルとを重ね合わせる処
    理と、重ね合わせたパターンがすでに存在するか否かを
    判別する検索処理と、重ね合わせたパターン情報から階
    層的なレイアウトデータを作成する処理と、作成された
    階層的レイアウトデータから階層的回路接続データを抽
    出する処理とを実行させるためのプログラムを記録した
    記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項2乃至6記載の階層的回路接続デ
    ータ抽出処理を実行させるためのプログラムを記録した
    記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100363087B1 (ko) * 2000-04-06 2002-12-02 삼성전자 주식회사 비표준 셀을 포함하는 집적회로의 설계 및 레이아웃 방법및 이를 기록한 기록매체
JP2006285572A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Toshiba Corp 半導体集積回路のレイアウト方法

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