JPH1114534A - パーティクルカウンタの検査方法とそれに用いる校正基準ウェハ - Google Patents
パーティクルカウンタの検査方法とそれに用いる校正基準ウェハInfo
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- JPH1114534A JPH1114534A JP16363897A JP16363897A JPH1114534A JP H1114534 A JPH1114534 A JP H1114534A JP 16363897 A JP16363897 A JP 16363897A JP 16363897 A JP16363897 A JP 16363897A JP H1114534 A JPH1114534 A JP H1114534A
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パーティクルカウンタの状態を正確に把握で
きるパーティクルカウンタの検査方法と、製造性ならび
に精度的にも優れた校正基準ウェハを得る。 【解決手段】 シリコンウェハ2の酸化膜3上の一定微
小領域4内に、粒径を規定された標準粒子の散乱する光
強度と同等の散乱光強度を有した1個または複数個の略
同一の大きさの微小ピット5を生成して、微小ピット群
6を形成した校正基準ウェハ1を準備し、校正基準ウェ
ハ1に、パーティクルカウンタよりレーザー光を照射し
その散乱光の測定結果に基づいて、パーティクルカウン
タを校正するものである。
きるパーティクルカウンタの検査方法と、製造性ならび
に精度的にも優れた校正基準ウェハを得る。 【解決手段】 シリコンウェハ2の酸化膜3上の一定微
小領域4内に、粒径を規定された標準粒子の散乱する光
強度と同等の散乱光強度を有した1個または複数個の略
同一の大きさの微小ピット5を生成して、微小ピット群
6を形成した校正基準ウェハ1を準備し、校正基準ウェ
ハ1に、パーティクルカウンタよりレーザー光を照射し
その散乱光の測定結果に基づいて、パーティクルカウン
タを校正するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パーティクルカ
ウンタの検査方法とそれに用いる校正基準ウェハに関す
るものである。
ウンタの検査方法とそれに用いる校正基準ウェハに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、VLSIデバイスの歩留まり向上
および装置管理のために、製造ラインのクリーン化が必
要不可欠となってきており、パーティクル管理が重要な
ポイントとなっている。それにともなって、高精度のパ
ーティクルカウンタの使用が必要不可欠である。また、
パーティクルカウンタを用いる上で、精度とトレーサビ
リティとを保持するためには、パーティクルカウンタの
検査を行う校正基準ウェハが欠かせない。
および装置管理のために、製造ラインのクリーン化が必
要不可欠となってきており、パーティクル管理が重要な
ポイントとなっている。それにともなって、高精度のパ
ーティクルカウンタの使用が必要不可欠である。また、
パーティクルカウンタを用いる上で、精度とトレーサビ
リティとを保持するためには、パーティクルカウンタの
検査を行う校正基準ウェハが欠かせない。
【0003】以下、従来のパーティクルカウンタの検査
方法とそれに用いる校正基準ウェハについて説明する。
図9は従来の校正基準ウェハ21の平面図であり、シリ
コンウェハ上に成膜した酸化膜をエッチングすることに
より、特定の大きさの微小ピット群22が作られてい
る。通常、この微小ピット群22は、例えば0.1μm
φ,0.3μmφ,0.5μmφ,1.0μmφの4種
類の大きさを持った微小ピットからなる。これらの微小
ピットは、複数の校正基準ウェハ21に各々1種類ずつ
配置されていることもあれば、1枚の校正基準ウェハ2
1に数種類配置されていることもある。
方法とそれに用いる校正基準ウェハについて説明する。
図9は従来の校正基準ウェハ21の平面図であり、シリ
コンウェハ上に成膜した酸化膜をエッチングすることに
より、特定の大きさの微小ピット群22が作られてい
る。通常、この微小ピット群22は、例えば0.1μm
φ,0.3μmφ,0.5μmφ,1.0μmφの4種
類の大きさを持った微小ピットからなる。これらの微小
ピットは、複数の校正基準ウェハ21に各々1種類ずつ
配置されていることもあれば、1枚の校正基準ウェハ2
1に数種類配置されていることもある。
【0004】以上のように構成された校正基準ウェハ2
1を用いてパーティクルカウンタの検査を行う。すなわ
ち、校正基準ウェハ21の微小ピット群22内に4種類
の微小ピットを形成した校正基準ウェハ21を用いてレ
ーザー散乱型表面異物検査装置(以下パーティクルカウ
ンタ)を検査すると、図10に示すような各微小ピット
群22における微小ピットの検出個数分布図が得られ
る。23は0.1μmφの微小ピット,24は0.3μ
mφの微小ピット,25は0.5μmφの微小ピット,
26は1.0μmφの微小ピットである。
1を用いてパーティクルカウンタの検査を行う。すなわ
ち、校正基準ウェハ21の微小ピット群22内に4種類
の微小ピットを形成した校正基準ウェハ21を用いてレ
ーザー散乱型表面異物検査装置(以下パーティクルカウ
ンタ)を検査すると、図10に示すような各微小ピット
群22における微小ピットの検出個数分布図が得られ
る。23は0.1μmφの微小ピット,24は0.3μ
mφの微小ピット,25は0.5μmφの微小ピット,
26は1.0μmφの微小ピットである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
校正基準ウェハ21の場合、酸化膜をエッチングして、
0.1μmφ,0.3μmφ,0.5μmφ,1.0μ
mφの4種類の大きさの異なる微小ピットを正確に複数
個作成することは非常に困難であり、製造性ならびに精
度的にも劣るという問題があった。このように、精度的
に劣る校正基準ウェハを用いてパーティクルカウンタの
検査を行っても、得られる検査結果の精度も低く、パー
ティクルカウンタの状態を正確に把握し難いという問題
があった。
校正基準ウェハ21の場合、酸化膜をエッチングして、
0.1μmφ,0.3μmφ,0.5μmφ,1.0μ
mφの4種類の大きさの異なる微小ピットを正確に複数
個作成することは非常に困難であり、製造性ならびに精
度的にも劣るという問題があった。このように、精度的
に劣る校正基準ウェハを用いてパーティクルカウンタの
検査を行っても、得られる検査結果の精度も低く、パー
ティクルカウンタの状態を正確に把握し難いという問題
があった。
【0006】この発明は上記従来の問題点を解決するも
ので、パーティクルカウンタの状態を正確に把握できる
パーティクルカウンタの検査方法と、製造性ならびに精
度的にも優れた校正基準ウェハを提供することを目的と
する。
ので、パーティクルカウンタの状態を正確に把握できる
パーティクルカウンタの検査方法と、製造性ならびに精
度的にも優れた校正基準ウェハを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のパーティ
クルカウンタの検査方法は、基板の薄膜上の一定微小領
域内に、粒径を規定された標準粒子の散乱する光強度と
同等の散乱光強度を有した1個または複数個の略同一の
大きさの微小ピットを生成して、微小ピット群を形成し
た校正基準ウェハを準備し、校正基準ウェハに、パーテ
ィクルカウンタよりレーザー光を照射しその散乱光の測
定結果に基づいて、パーティクルカウンタを校正するも
のである。
クルカウンタの検査方法は、基板の薄膜上の一定微小領
域内に、粒径を規定された標準粒子の散乱する光強度と
同等の散乱光強度を有した1個または複数個の略同一の
大きさの微小ピットを生成して、微小ピット群を形成し
た校正基準ウェハを準備し、校正基準ウェハに、パーテ
ィクルカウンタよりレーザー光を照射しその散乱光の測
定結果に基づいて、パーティクルカウンタを校正するも
のである。
【0008】請求項1記載のパーティクルカウンタの検
査方法によると、薄膜上の一定微小領域内に、略同一の
大きさの1個または複数個の微小ピットを生成すること
で、散乱光強度の異なる微小ピット群を形成した校正基
準ウェハを用いるので、従来のように大きさの異なる微
小ピットを生成するのに比べ、校正基準ウェハの製造が
容易となり、かつ精度も向上する。よって、精度の良い
校正基準ウェハでもってパーティクルカウンタを検査す
ることで、検査結果の精度も向上する。
査方法によると、薄膜上の一定微小領域内に、略同一の
大きさの1個または複数個の微小ピットを生成すること
で、散乱光強度の異なる微小ピット群を形成した校正基
準ウェハを用いるので、従来のように大きさの異なる微
小ピットを生成するのに比べ、校正基準ウェハの製造が
容易となり、かつ精度も向上する。よって、精度の良い
校正基準ウェハでもってパーティクルカウンタを検査す
ることで、検査結果の精度も向上する。
【0009】請求項2記載のパーティクルカウンタの検
査方法は、基板の薄膜上の一定微小領域内に、粒径を規
定された標準粒子の散乱する光強度と同等の散乱光強度
を有した1個または複数個の略同一の大きさの微小ピッ
トを生成して、微小ピット群を形成した校正基準ウェハ
を準備し、校正基準ウェハに、パーティクルカウンタよ
りレーザー光を照射しその散乱光の測定結果と、校正基
準ウェハの天地を反転してパーティクルカウンタよりレ
ーザー光を照射しその散乱光の測定結果とに基づいて、
パーティクルカウンタを校正するものである。
査方法は、基板の薄膜上の一定微小領域内に、粒径を規
定された標準粒子の散乱する光強度と同等の散乱光強度
を有した1個または複数個の略同一の大きさの微小ピッ
トを生成して、微小ピット群を形成した校正基準ウェハ
を準備し、校正基準ウェハに、パーティクルカウンタよ
りレーザー光を照射しその散乱光の測定結果と、校正基
準ウェハの天地を反転してパーティクルカウンタよりレ
ーザー光を照射しその散乱光の測定結果とに基づいて、
パーティクルカウンタを校正するものである。
【0010】請求項2記載のパーティクルカウンタの検
査方法によると、薄膜上の一定微小領域内に、略同一の
大きさの1個または複数個の微小ピットを生成すること
で、散乱光強度の異なる微小ピット群を形成した校正基
準ウェハを用いるので、従来のように大きさの異なる微
小ピットを生成するのに比べ、校正基準ウェハの製造が
容易となり、かつ精度も向上する。よって、精度の良い
校正基準ウェハでもってパーティクルカウンタを検査す
ることで、検査結果の精度も向上する。しかも、校正基
準ウェハの天地を反転して、パーティクル測定を2度行
うことで、検査結果の精度がより一層向上する。
査方法によると、薄膜上の一定微小領域内に、略同一の
大きさの1個または複数個の微小ピットを生成すること
で、散乱光強度の異なる微小ピット群を形成した校正基
準ウェハを用いるので、従来のように大きさの異なる微
小ピットを生成するのに比べ、校正基準ウェハの製造が
容易となり、かつ精度も向上する。よって、精度の良い
校正基準ウェハでもってパーティクルカウンタを検査す
ることで、検査結果の精度も向上する。しかも、校正基
準ウェハの天地を反転して、パーティクル測定を2度行
うことで、検査結果の精度がより一層向上する。
【0011】請求項3は、請求項1または請求項2記載
のパーティクルカウンタの検査方法に用いる校正基準ウ
ェハであって、基板と、この基板上に成膜した薄膜と、
この薄膜上に形成した微小ピット群とを備え、微小ピッ
ト群は、薄膜上の一定微小領域内に、粒径を規定された
標準粒子の散乱する光強度と同等の散乱光強度を有した
1個または複数個の略同一の大きさの微小ピットを生成
してなることを特徴とするものである。
のパーティクルカウンタの検査方法に用いる校正基準ウ
ェハであって、基板と、この基板上に成膜した薄膜と、
この薄膜上に形成した微小ピット群とを備え、微小ピッ
ト群は、薄膜上の一定微小領域内に、粒径を規定された
標準粒子の散乱する光強度と同等の散乱光強度を有した
1個または複数個の略同一の大きさの微小ピットを生成
してなることを特徴とするものである。
【0012】なお、薄膜が酸化膜であり、この酸化膜上
にエッチングにより微小ピットを生成する。また、薄膜
がレジストであり、このレジスト上にパターンニングに
より微小ピットを生成する。さらに、校正基準ウェハ
は、微小ピット群を、散乱光強度の小さい順に、基板の
中心から同心円状に配列してもよい。
にエッチングにより微小ピットを生成する。また、薄膜
がレジストであり、このレジスト上にパターンニングに
より微小ピットを生成する。さらに、校正基準ウェハ
は、微小ピット群を、散乱光強度の小さい順に、基板の
中心から同心円状に配列してもよい。
【0013】請求項3記載の校正基準ウェハによると、
薄膜上の一定微小領域内に、略同一の大きさの1個また
は複数個の微小ピットを生成することで、散乱光強度の
異なる微小ピット群を形成したので、従来のように大き
さの異なる微小ピットを生成するのに比べ、校正基準ウ
ェハの製造が容易となり、かつ精度も向上する。
薄膜上の一定微小領域内に、略同一の大きさの1個また
は複数個の微小ピットを生成することで、散乱光強度の
異なる微小ピット群を形成したので、従来のように大き
さの異なる微小ピットを生成するのに比べ、校正基準ウ
ェハの製造が容易となり、かつ精度も向上する。
【0014】
第1の実施の形態 この発明の第1の実施の形態について、図1ないし図3
を参照しながら説明する。図1は、校正基準ウェハ1の
斜視図を示しており、基板となる8インチシリコンウェ
ハ2上に、薄膜となる100nm厚の酸化膜3を熱酸化
法により成膜してなる。酸化膜3の上面をドライエッチ
ングすることにより、20μm□の微小領域4内に略同
一の大きさ(平均値±20%以内)の3個の微小ピット
5を生成して微小ピット群6を形成している。
を参照しながら説明する。図1は、校正基準ウェハ1の
斜視図を示しており、基板となる8インチシリコンウェ
ハ2上に、薄膜となる100nm厚の酸化膜3を熱酸化
法により成膜してなる。酸化膜3の上面をドライエッチ
ングすることにより、20μm□の微小領域4内に略同
一の大きさ(平均値±20%以内)の3個の微小ピット
5を生成して微小ピット群6を形成している。
【0015】ここで、パーティクルカウンタでの測定に
おいて、1個の微小ピット5から散乱される散乱光強度
は、0.1μmφの粒径を持つ標準粒子のラテックス球
からの散乱光量と一致するように構成されている。ま
た、この微小ピット5を20μm□の微小領域4内に3
個作ることにより、パーティクルカウンタの測定スポッ
トエリアが、走査1回につき20μm□である場合、パ
ーティクルカウンタはこのスポットエリア内には標準粒
子0.3μmφ相当の異物(凹型あるいは凸型の異物)
があると認識するように構成されている。
おいて、1個の微小ピット5から散乱される散乱光強度
は、0.1μmφの粒径を持つ標準粒子のラテックス球
からの散乱光量と一致するように構成されている。ま
た、この微小ピット5を20μm□の微小領域4内に3
個作ることにより、パーティクルカウンタの測定スポッ
トエリアが、走査1回につき20μm□である場合、パ
ーティクルカウンタはこのスポットエリア内には標準粒
子0.3μmφ相当の異物(凹型あるいは凸型の異物)
があると認識するように構成されている。
【0016】さらに、この3個の微小ピット5を含んだ
微小ピット群6を校正基準ウェハ1の約半面に1000
個程度作る(図2)。これにより、この校正基準ウェハ
1は、パーティクルカウンタで測定した場合、標準粒子
0.3μmφのラテックス球を1000個程度持ったウ
ェハと同等の散乱光強度を与えることができる(図
3)。
微小ピット群6を校正基準ウェハ1の約半面に1000
個程度作る(図2)。これにより、この校正基準ウェハ
1は、パーティクルカウンタで測定した場合、標準粒子
0.3μmφのラテックス球を1000個程度持ったウ
ェハと同等の散乱光強度を与えることができる(図
3)。
【0017】以上のように構成された校正基準ウェハ1
を用いてパーティクルカウンタの検査を行う。まず、校
正基準ウェハ1のノッチ部7を手前側に向けて水平に設
置し、通常のパーティクルカウンタの検査を行なう。こ
の際、パーティクルカウンタには、波長488nmのA
rレーザー斜め入射を照射部に持ち、その受光部は入射
光と反対側の一方にしかない集光系を持つレーザー散乱
型表面異物検査装置を用いる。そして、検査結果とし
て、図2に示すようなパーティクルマップおよび図3の
粒径0.3μmφに対する検出個数の分布図が得られ
る。ここでもし、測定結果が図2のようにならなかった
り、図3に示すように0.3μmのところに分布が得ら
れなかった場合には、レーザーの強度校正が不十分であ
るということなので、パーティクルカウンターのレーザ
ーの交換や再調整が必要となる。
を用いてパーティクルカウンタの検査を行う。まず、校
正基準ウェハ1のノッチ部7を手前側に向けて水平に設
置し、通常のパーティクルカウンタの検査を行なう。こ
の際、パーティクルカウンタには、波長488nmのA
rレーザー斜め入射を照射部に持ち、その受光部は入射
光と反対側の一方にしかない集光系を持つレーザー散乱
型表面異物検査装置を用いる。そして、検査結果とし
て、図2に示すようなパーティクルマップおよび図3の
粒径0.3μmφに対する検出個数の分布図が得られ
る。ここでもし、測定結果が図2のようにならなかった
り、図3に示すように0.3μmのところに分布が得ら
れなかった場合には、レーザーの強度校正が不十分であ
るということなので、パーティクルカウンターのレーザ
ーの交換や再調整が必要となる。
【0018】このように構成されたパーティクルカウン
タの検査方法とそれに用いる校正基準ウェハによると、
酸化膜3上の一定微小領域4内に、略同一の大きさの3
個の微小ピット5を生成することで、標準粒子0.3μ
mφに相当する散乱光強度の微小ピット群6を形成で
き、従来のように大きさの異なる微小ピットを生成する
のに比べ、校正基準ウェハ1の製造が容易となり、複製
の製造も簡単に行える。
タの検査方法とそれに用いる校正基準ウェハによると、
酸化膜3上の一定微小領域4内に、略同一の大きさの3
個の微小ピット5を生成することで、標準粒子0.3μ
mφに相当する散乱光強度の微小ピット群6を形成で
き、従来のように大きさの異なる微小ピットを生成する
のに比べ、校正基準ウェハ1の製造が容易となり、複製
の製造も簡単に行える。
【0019】また、同一の大きさの微小ピット5にて微
小ピット群6を形成するので、校正基準ウェハ1の精度
が向上する。よって、精度の良い校正基準ウェハ1を用
いてパーティクルカウンタの検査を行った結果、検査結
果の精度も向上し、パーティクルカウンタの状態を正確
に把握できる。また、校正基準ウェハ1にごみが付いた
り、汚れたりした場合でも、N2 ブローやソフトな洗浄
により、簡単にウェハの清浄度を回復できる。
小ピット群6を形成するので、校正基準ウェハ1の精度
が向上する。よって、精度の良い校正基準ウェハ1を用
いてパーティクルカウンタの検査を行った結果、検査結
果の精度も向上し、パーティクルカウンタの状態を正確
に把握できる。また、校正基準ウェハ1にごみが付いた
り、汚れたりした場合でも、N2 ブローやソフトな洗浄
により、簡単にウェハの清浄度を回復できる。
【0020】なお、校正基準ウェハ1を180度天地を
反転し(すなわち、水平姿勢にてノッチ部7を奥側に向
けて)、パーティクル検査を2度行ってもよい。第2の
実施の形態この発明の第2の実施の形態について、図4
ないし図8を参照しながら説明する。
反転し(すなわち、水平姿勢にてノッチ部7を奥側に向
けて)、パーティクル検査を2度行ってもよい。第2の
実施の形態この発明の第2の実施の形態について、図4
ないし図8を参照しながら説明する。
【0021】図4は、校正基準ウェハ11の平面図を示
している。校正基準ウェハ11は、8インチシリコンウ
ェハ上に100nm厚の酸化膜を熱酸化法により成膜し
てなり、この酸化膜をドライエッチングすることによ
り、略同一の大きさ(平均値±20%以内)の微小ピッ
トからなる微小ピット群が作成されている。ここで、パ
ーティクルカウンタでの測定において、微小ピット1個
から散乱される散乱光強度は、0.1μmφの粒径の大
きさを持つ標準粒子のラテックス球からの散乱光量と一
致するように構成されている。
している。校正基準ウェハ11は、8インチシリコンウ
ェハ上に100nm厚の酸化膜を熱酸化法により成膜し
てなり、この酸化膜をドライエッチングすることによ
り、略同一の大きさ(平均値±20%以内)の微小ピッ
トからなる微小ピット群が作成されている。ここで、パ
ーティクルカウンタでの測定において、微小ピット1個
から散乱される散乱光強度は、0.1μmφの粒径の大
きさを持つ標準粒子のラテックス球からの散乱光量と一
致するように構成されている。
【0022】微小ピットの個数は、20μm□の微小領
域内に、0.1μmφの標準粒子と同等の散乱光強度を
持つ微小ピット群12では1個、0.3μmφの標準粒
子と同等の散乱光強度を持つ微小ピット群13では3
個、0.5μmφの標準粒子と同等の散乱光強度を持つ
微小ピット群14では5個、1.0μmφの標準粒子と
同等の散乱光強度を持つ微小ピット群15では10個作
られている。
域内に、0.1μmφの標準粒子と同等の散乱光強度を
持つ微小ピット群12では1個、0.3μmφの標準粒
子と同等の散乱光強度を持つ微小ピット群13では3
個、0.5μmφの標準粒子と同等の散乱光強度を持つ
微小ピット群14では5個、1.0μmφの標準粒子と
同等の散乱光強度を持つ微小ピット群15では10個作
られている。
【0023】また、20μm□の微小領域内に、1個ま
たは複数個の微小ピットを作ることにより、パーティク
ルカウンターの測定スポットエリアが走査1回につき2
0μm□である場合、パーティクルカウンタは微小ピッ
ト群12のスポットエリア内には標準粒子0.1μmφ
相当の異物、微小ピット群13内には0.3μmφ相当
の異物、微小ピット群14内には0.5μmφ相当の異
物、微小ピット群15内には1.0μmφ相当の異物が
あると認識するように構成されている。
たは複数個の微小ピットを作ることにより、パーティク
ルカウンターの測定スポットエリアが走査1回につき2
0μm□である場合、パーティクルカウンタは微小ピッ
ト群12のスポットエリア内には標準粒子0.1μmφ
相当の異物、微小ピット群13内には0.3μmφ相当
の異物、微小ピット群14内には0.5μmφ相当の異
物、微小ピット群15内には1.0μmφ相当の異物が
あると認識するように構成されている。
【0024】さらに、これらの微小ピット群12,1
3,14,15は、散乱光強度の小さい順に、校正基準
ウェハ11の中心から同心円状に配列されている。この
校正基準ウェハ11を、まずウェハのノッチ部16を手
前側に向けて水平に設置し、通常のパーティクル検査を
行なう。この場合、レーザー斜め入射で、受光部が入射
光と反対側の一方にしかないパーティクルカウンタ−を
用いるものとする。そして、その結果、図5に示すよう
なパーティクルマップおよび図6の各粒子に対する粒径
の検出個数の分布図が得られる。
3,14,15は、散乱光強度の小さい順に、校正基準
ウェハ11の中心から同心円状に配列されている。この
校正基準ウェハ11を、まずウェハのノッチ部16を手
前側に向けて水平に設置し、通常のパーティクル検査を
行なう。この場合、レーザー斜め入射で、受光部が入射
光と反対側の一方にしかないパーティクルカウンタ−を
用いるものとする。そして、その結果、図5に示すよう
なパーティクルマップおよび図6の各粒子に対する粒径
の検出個数の分布図が得られる。
【0025】次に、この同じ校正基準ウェハ11を18
0度天地を反転し(すなわち、水平姿勢にてノッチ部1
6を奥側に向け)パーティクル検査を行なう。その際の
測定条件は、前記反転前と同様である。その結果、図7
のパーティクルマップおよび図8の各粒子に対する粒径
の検出個数の分布図のようになったとする。すると、図
5と比べると図7のパーティクルマップでは、校正基準
ウェハ11上の一部のパターン(0.5μmφ)が検出
できていない様子が観察される。また、このとき、図6
と比べると図8の各粒子に対する粒径の検出個数の分布
図では、ある特定の粒径の粒子(0.5μmφ)が十分
に検出できてない様子が観察される。
0度天地を反転し(すなわち、水平姿勢にてノッチ部1
6を奥側に向け)パーティクル検査を行なう。その際の
測定条件は、前記反転前と同様である。その結果、図7
のパーティクルマップおよび図8の各粒子に対する粒径
の検出個数の分布図のようになったとする。すると、図
5と比べると図7のパーティクルマップでは、校正基準
ウェハ11上の一部のパターン(0.5μmφ)が検出
できていない様子が観察される。また、このとき、図6
と比べると図8の各粒子に対する粒径の検出個数の分布
図では、ある特定の粒径の粒子(0.5μmφ)が十分
に検出できてない様子が観察される。
【0026】また、図7において、校正基準ウェハ11
上の一部のパターン(1.0μmφ)が増加している様
子が観察される。また、このとき、図8の各粒子に対す
る粒径の検出個数の分布図では、ある特定の粒径の粒子
(1.0μmφ)が増加している様子が観察される。こ
れにより、装置の水平度に問題があることがわかる。ま
た、全体のレベルを見ることにより、レーザーの感度チ
ェックも行うことができる。このチェックは、レーザー
照射が垂直で、散乱光の受光部が一方向のみに付いてい
るパーティクルカウンターや、レーザー照射が斜め入射
であるようなパーティクルカウンターの場合に特に有効
である。
上の一部のパターン(1.0μmφ)が増加している様
子が観察される。また、このとき、図8の各粒子に対す
る粒径の検出個数の分布図では、ある特定の粒径の粒子
(1.0μmφ)が増加している様子が観察される。こ
れにより、装置の水平度に問題があることがわかる。ま
た、全体のレベルを見ることにより、レーザーの感度チ
ェックも行うことができる。このチェックは、レーザー
照射が垂直で、散乱光の受光部が一方向のみに付いてい
るパーティクルカウンターや、レーザー照射が斜め入射
であるようなパーティクルカウンターの場合に特に有効
である。
【0027】このように構成されたパーティクルカウン
タの検査方法とそれに用いる校正基準ウェハによると、
酸化膜上の一定微小領域内に、略同一の大きさの1個ま
たは複数個の微小ピットを生成することで、標準粒子
0.1μmφ,0.3μmφ,0.5μmφ,1.0μ
mφに相当する散乱光強度の微小ピット群12,13,
14,15を形成でき、従来のように大きさの異なる微
小ピットを生成するのに比べ、校正基準ウェハ11の製
造が容易となり、複製の製造も簡単に行える。
タの検査方法とそれに用いる校正基準ウェハによると、
酸化膜上の一定微小領域内に、略同一の大きさの1個ま
たは複数個の微小ピットを生成することで、標準粒子
0.1μmφ,0.3μmφ,0.5μmφ,1.0μ
mφに相当する散乱光強度の微小ピット群12,13,
14,15を形成でき、従来のように大きさの異なる微
小ピットを生成するのに比べ、校正基準ウェハ11の製
造が容易となり、複製の製造も簡単に行える。
【0028】また、同一の大きさの微小ピットにて微小
ピット群12,13,14,15を形成するので、校正
基準ウェハ11の精度が向上する。よって、精度の良い
校正基準ウェハ11を用いてパーティクルカウンタの検
査を行った結果、検査結果の精度も向上し、パーティク
ルカウンタの状態を正確に把握できる。また、校正基準
ウェハ11にごみが付いたり、汚れたりした場合でも、
N2 ブローやソフトな洗浄により、簡単にウェハの清浄
度を回復できる。
ピット群12,13,14,15を形成するので、校正
基準ウェハ11の精度が向上する。よって、精度の良い
校正基準ウェハ11を用いてパーティクルカウンタの検
査を行った結果、検査結果の精度も向上し、パーティク
ルカウンタの状態を正確に把握できる。また、校正基準
ウェハ11にごみが付いたり、汚れたりした場合でも、
N2 ブローやソフトな洗浄により、簡単にウェハの清浄
度を回復できる。
【0029】また、パーティクルカウンタの検査におい
て、校正基準ウェハ11の天地を反転して、同じ測定条
件でパーティクル測定を2度行うことで、検査結果の精
度がより一層向上し、パーティクルカウンタの水平度や
安定度、レーザーの感度等をチェックして、パーティク
ルカウンタの状態を正確に把握することができる。な
お、前記各実施の形態では、0.1μmφの粒径の標準
粒子の散乱光量に一致する微小ピットにより、0.1μ
mφ,0.3μmφ,0.5μmφ,1.0μmφの4
種類の微小ピット群を形成したが、これら4種類の大き
さの微小ピット群に限るものではない。また、微小ピッ
トについても、0.1μmφの粒径の標準粒子の散乱光
量に一致するものに限るものではなく、異なる粒径の標
準粒子の散乱光量に一致する微小ピットを1個または複
数個生成して微小ピット群を形成してもよい。さらに、
基板上に薄膜となるレジストを形成し、フォトリソグラ
フィー技術によるレジストのパターニングにより微小ピ
ットを生成してもよい。
て、校正基準ウェハ11の天地を反転して、同じ測定条
件でパーティクル測定を2度行うことで、検査結果の精
度がより一層向上し、パーティクルカウンタの水平度や
安定度、レーザーの感度等をチェックして、パーティク
ルカウンタの状態を正確に把握することができる。な
お、前記各実施の形態では、0.1μmφの粒径の標準
粒子の散乱光量に一致する微小ピットにより、0.1μ
mφ,0.3μmφ,0.5μmφ,1.0μmφの4
種類の微小ピット群を形成したが、これら4種類の大き
さの微小ピット群に限るものではない。また、微小ピッ
トについても、0.1μmφの粒径の標準粒子の散乱光
量に一致するものに限るものではなく、異なる粒径の標
準粒子の散乱光量に一致する微小ピットを1個または複
数個生成して微小ピット群を形成してもよい。さらに、
基板上に薄膜となるレジストを形成し、フォトリソグラ
フィー技術によるレジストのパターニングにより微小ピ
ットを生成してもよい。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載のパーティクルカウンタの
検査方法によると、薄膜上の一定微小領域内に、略同一
の大きさの1個または複数個の微小ピットを生成するこ
とで、散乱光強度の異なる微小ピット群を形成した校正
基準ウェハを用いるので、従来のように大きさの異なる
微小ピットを生成するのに比べ、校正基準ウェハの製造
が容易となり、かつ精度も向上する。よって、精度の良
い校正基準ウェハでもってパーティクルカウンタを検査
することで、検査結果の精度も向上し、パーティクルカ
ウンタの状態を正確に把握することができる。
検査方法によると、薄膜上の一定微小領域内に、略同一
の大きさの1個または複数個の微小ピットを生成するこ
とで、散乱光強度の異なる微小ピット群を形成した校正
基準ウェハを用いるので、従来のように大きさの異なる
微小ピットを生成するのに比べ、校正基準ウェハの製造
が容易となり、かつ精度も向上する。よって、精度の良
い校正基準ウェハでもってパーティクルカウンタを検査
することで、検査結果の精度も向上し、パーティクルカ
ウンタの状態を正確に把握することができる。
【0031】請求項2記載のパーティクルカウンタの検
査方法によると、薄膜上の一定微小領域内に、略同一の
大きさの1個または複数個の微小ピットを生成すること
で、散乱光強度の異なる微小ピット群を形成した校正基
準ウェハを用いるので、従来のように大きさの異なる微
小ピットを生成するのに比べ、校正基準ウェハの製造が
容易となり、かつ精度も向上する。よって、精度の良い
校正基準ウェハでもってパーティクルカウンタを検査す
ることで、検査結果の精度も向上する。しかも、校正基
準ウェハの天地を反転して、パーティクル測定を2度行
うことで、検査結果の精度がより一層向上し、パーティ
クルカウンタの状態を正確に把握することができる。
査方法によると、薄膜上の一定微小領域内に、略同一の
大きさの1個または複数個の微小ピットを生成すること
で、散乱光強度の異なる微小ピット群を形成した校正基
準ウェハを用いるので、従来のように大きさの異なる微
小ピットを生成するのに比べ、校正基準ウェハの製造が
容易となり、かつ精度も向上する。よって、精度の良い
校正基準ウェハでもってパーティクルカウンタを検査す
ることで、検査結果の精度も向上する。しかも、校正基
準ウェハの天地を反転して、パーティクル測定を2度行
うことで、検査結果の精度がより一層向上し、パーティ
クルカウンタの状態を正確に把握することができる。
【0032】請求項3記載の校正基準ウェハによると、
薄膜上の一定微小領域内に、略同一の大きさの1個また
は複数個の微小ピットを生成することで、散乱光強度の
異なる微小ピット群を形成したので、従来のように大き
さの異なる微小ピットを生成するのに比べ、校正基準ウ
ェハの製造が容易となり、かつ精度も向上し、パーティ
クルカウンタの状態を正確に把握することができる。
薄膜上の一定微小領域内に、略同一の大きさの1個また
は複数個の微小ピットを生成することで、散乱光強度の
異なる微小ピット群を形成したので、従来のように大き
さの異なる微小ピットを生成するのに比べ、校正基準ウ
ェハの製造が容易となり、かつ精度も向上し、パーティ
クルカウンタの状態を正確に把握することができる。
【図1】この発明の第1の実施の形態における校正基準
ウェハの斜視図である。
ウェハの斜視図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態における校正基準
ウェハを用いて検査した結果のパーティクルマップ図で
ある。
ウェハを用いて検査した結果のパーティクルマップ図で
ある。
【図3】この発明の第1の実施の形態における校正基準
ウェハを用いて検査した結果の各粒径の検出個数分布図
である。
ウェハを用いて検査した結果の各粒径の検出個数分布図
である。
【図4】この発明の第2の実施の形態における校正基準
ウェハの平面図である。
ウェハの平面図である。
【図5】この発明の第2の実施の形態における校正基準
ウェハを用いて検査した結果のパーティクルマップ図で
ある。
ウェハを用いて検査した結果のパーティクルマップ図で
ある。
【図6】この発明の第2の実施の形態における校正基準
ウェハを用いて検査した結果の各粒径の検出個数分布図
である。
ウェハを用いて検査した結果の各粒径の検出個数分布図
である。
【図7】この発明の第2の実施の形態における校正基準
ウェハを天地逆に用いて検査した結果のパーティクルマ
ップ図である。
ウェハを天地逆に用いて検査した結果のパーティクルマ
ップ図である。
【図8】この発明の第2の実施の形態における校正基準
ウェハを天地逆に用いて検査した結果の各粒径の検出個
数分布図である。
ウェハを天地逆に用いて検査した結果の各粒径の検出個
数分布図である。
【図9】従来例における校正基準ウェハの平面図であ
る。
る。
【図10】従来例における校正基準ウェハを用いて検査
した結果の各粒径の検出個数分布図である。
した結果の各粒径の検出個数分布図である。
1,11 校正基準ウェハ 2 シリコンウェハ(基板) 3 酸化膜(薄膜) 4 微小領域 5 微小ピット 6,12,13,14,15 微小ピット群
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // H01L 21/02 H01L 21/02 B
Claims (6)
- 【請求項1】 基板の薄膜上の一定微小領域内に、粒径
を規定された標準粒子の散乱する光強度と同等の散乱光
強度を有した1個または複数個の略同一の大きさの微小
ピットを生成して、微小ピット群を形成した校正基準ウ
ェハを準備する工程と、 前記校正基準ウェハに、パーティクルカウンタよりレー
ザー光を照射しその散乱光の測定結果に基づいて、前記
パーティクルカウンタを校正する工程とを含むパーティ
クルカウンタの検査方法。 - 【請求項2】 基板の薄膜上の一定微小領域内に、粒径
を規定された標準粒子の散乱する光強度と同等の散乱光
強度を有した1個または複数個の略同一の大きさの微小
ピットを生成して、微小ピット群を形成した校正基準ウ
ェハを準備する工程と、 前記校正基準ウェハに、パーティクルカウンタよりレー
ザー光を照射しその散乱光の測定結果と、前記校正基準
ウェハの天地を反転して前記パーティクルカウンタより
レーザー光を照射しその散乱光の測定結果とに基づい
て、前記パーティクルカウンタを校正する工程とを含む
パーティクルカウンタの検査方法。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のパーティ
クルカウンタの検査方法に用いる校正基準ウェハであっ
て、 基板と、この基板上に成膜した薄膜と、この薄膜上に形
成した微小ピット群とを備え、 前記微小ピット群は、前記薄膜上の一定微小領域内に、
粒径を規定された標準粒子の散乱する光強度と同等の散
乱光強度を有した1個または複数個の略同一の大きさの
微小ピットを生成してなることを特徴とする校正基準ウ
ェハ。 - 【請求項4】 薄膜が酸化膜であり、この酸化膜上にエ
ッチングにより微小ピットを生成することを特徴とする
請求項3記載の校正基準ウェハ。 - 【請求項5】 薄膜がレジストであり、このレジスト上
にパターンニングにより微小ピットを生成することを特
徴とする請求項3記載の校正基準ウェハ。 - 【請求項6】 微小ピット群を、散乱光強度の小さい順
に、基板の中心から同心円状に配列したことを特徴とす
る請求項3または請求項4または請求項5記載の校正基
準ウェハ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16363897A JPH1114534A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | パーティクルカウンタの検査方法とそれに用いる校正基準ウェハ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16363897A JPH1114534A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | パーティクルカウンタの検査方法とそれに用いる校正基準ウェハ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1114534A true JPH1114534A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15777752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16363897A Pending JPH1114534A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | パーティクルカウンタの検査方法とそれに用いる校正基準ウェハ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1114534A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107978586A (zh) * | 2016-10-25 | 2018-05-01 | 上海新昇半导体科技有限公司 | 校准晶片及其制造方法 |
KR20190019747A (ko) * | 2017-08-18 | 2019-02-27 | 주식회사삼영에스앤씨 | 광산란형 먼지 센서 |
KR20190019746A (ko) * | 2017-08-18 | 2019-02-27 | 경상대학교산학협력단 | 광산란형 먼지 센서 교정 방법 |
CN115266487A (zh) * | 2022-06-14 | 2022-11-01 | 中国电子科技集团公司第十三研究所 | 标准样板定值方法、装置、终端设备及标准样板 |
-
1997
- 1997-06-20 JP JP16363897A patent/JPH1114534A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107978586A (zh) * | 2016-10-25 | 2018-05-01 | 上海新昇半导体科技有限公司 | 校准晶片及其制造方法 |
KR20190019747A (ko) * | 2017-08-18 | 2019-02-27 | 주식회사삼영에스앤씨 | 광산란형 먼지 센서 |
KR20190019746A (ko) * | 2017-08-18 | 2019-02-27 | 경상대학교산학협력단 | 광산란형 먼지 센서 교정 방법 |
CN115266487A (zh) * | 2022-06-14 | 2022-11-01 | 中国电子科技集团公司第十三研究所 | 标准样板定值方法、装置、终端设备及标准样板 |
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