JPH11144453A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH11144453A
JPH11144453A JP9302843A JP30284397A JPH11144453A JP H11144453 A JPH11144453 A JP H11144453A JP 9302843 A JP9302843 A JP 9302843A JP 30284397 A JP30284397 A JP 30284397A JP H11144453 A JPH11144453 A JP H11144453A
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semiconductor memory
memory device
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Seiji Hashimoto
征史 橋本
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Texas Instruments Japan Ltd
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    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1051Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits

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Abstract

(57)【要約】 【課題】誤り訂正処理を行う場合に、メモリに記録され
た画素データを、X方向およびY方向にも効率よくアク
セスしたい。 【解決手段】データ出力部10においては、ページアド
レスを入力して所望の2×2の画素データW1〜W4か
らなる画素ブロックを指定し、出力画素選択信号V1,
V2を入力することにより、X方向またはY方向の任意
の方向に連続した画素データを出力させる。具体的に
は、信号V1,V2=0の場合、および、V1=0,V
2=1の場合にはX方向に連続した2画素W1,W2ま
たはW3,W4が選択され、信号V1=1,V2=0の
場合、および、V1,V2=1の場合には、Y方向に連
続した任意の2画素W1,W3またはW2,W4が選択
され、出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば画像デー
タのような2次元的な構成を有するデータを記憶するの
に好適であり、記憶されている画像データを、縦または
横の任意の方向に効率よく読み出すことができる半導体
記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DVD(Digital Video Disc)などのよう
なデジタルデータを処理する装置においては、ECC(E
rror Correction Coding) 技術を用いて、情報再生時や
伝達時の雑音によって生じるエラーをなくすようにして
いる。誤り検出および訂正は、伝達情報に冗長成分を付
加し、その冗長成分を用いて誤りの検出および訂正を行
うものであり、DVDなどでは、符号効率がよく誤り訂
正能力の高いリード・ソロモン(Reed Solomon)符号が用
いられている。
【0003】DVDにおけるエラー訂正符号において
は、さらに誤り訂正能力を高めるために、情報を予め決
められたサイズのブロックに分割し、そのブロックの情
報を数学的な二次元空間(XY空間)に展開し、X方向
とY方向の2方向に独立した冗長符号(Reed Solomon 符
号) を付加している。そのため、データ記録時には記録
すべき情報に冗長符号を付加して符号化するために、ま
た、データ再生時には再生した情報に誤り訂正処理を施
し正しい情報として復号するために、X方向およびY方
向にそれぞれ独立した演算を行うことになる。
【0004】具体的には、たとえばDVDにデータを記
録する場合には、記録するデータを一旦メモリに記憶
し、このメモリに記憶されたデータを用いて、データを
X方向およびY方向に走査をして読み出し誤り訂正符号
を生成する。そして、生成した誤り訂正符号と、元の記
録するデータとを組み合わせて記録用データを生成し、
実際にDVDに記録する。また、DVDからデータを再
生する場合には、再生したデータをやはり一旦メモリに
記憶し、このメモリに記憶されたデータを用いて、X方
向およびY方向に走査して読み出し誤り訂正符号を生成
する。そして、生成した誤り訂正符号と再生した誤り訂
正符号とを比較して正しいデータが再生されたか否かを
判定し、誤っている場合にはその訂正処理を行うことに
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、そのような
誤り訂正処理を行う場合などに、これまでのメモリ(半
導体記憶装置)を用いていたのでは効率よく処理を行う
ことができないという問題がある。前述したように、誤
り訂正処理を行う場合には、処理対象のデータが入力さ
れると、そのデータに対して、X方向およびY方向に各
々走査を行い、読み出したデータに対して演算を行うこ
とになるが、通常メモリにデータを記録する場合には、
複数のデータをパックして1つのワードとして記録する
場合が多く、このような場合に、X方向およびY方向に
ともに効率よくアクセスすることができないという問題
がある。
【0006】たとえば、メモリにデータを記録する場合
には、通常、8ビット、16ビット、32ビットなどを
単位とするワードごとに行われる。一方、画像データに
おいては1つの画素データは1ビット、2ビット、4ビ
ット、8ビット程度で表される場合が多い。このような
場合に、たとえば1つの画素データを4ビットとする
と、たとえばX方向に連続した2画素あるいは4画素の
データで構成される8ビット、あるいは16ビットのデ
ータにより1ワードを構成し、これを単位としてメモリ
に記録される場合が多い。
【0007】そしてこのような場合に、X方向に順次デ
ータを読み出して誤り訂正処理を行う場合には、1ワー
ドのデータを読み出すごとに順次必要な2画素あるいは
4画素のデータが読み出されるので問題がないが、Y方
向に順次データを読み出して誤り訂正処理を行おうとす
ると、1ワードの中に必要な画素データは1つだけであ
り、必要とするデータの他に、そのデータとX方向に連
続した余分な1画素あるいは3画素のデータが必ず含ま
れることになる。したがって、Y方向を走査して誤り訂
正処理を行う場合のメモリアクセス回数は、X方向を走
査して誤り訂正処理を行う場合のメモリアクセス回数の
2倍あるいは4倍かかり、当然処理時間もその程度に増
加する。
【0008】したがって、本発明の目的は、X方向およ
びY方向の位置で各データが特定されるような2次元的
な構成を有するデータを記憶した際に、X方向およびY
方向に連続するデータをともに効率よく高速にアクセス
することができ、たとえば記憶した画像データに対する
余り訂正符号生成の処理などを効率よく行うことができ
る半導体記憶装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、X方向およびY方向のN×N画素のデータを、メモ
リの、同時にアクセス可能な同じページあるいはワード
に記録するようにし、同時にアクセスした後に、その中
のX方向およびY方向に連続した所望のN個の画素のデ
ータを選択して出力できるようにした。
【0010】したがって、本発明の半導体記憶装置は、
第1の方向の位置および第2の方向の位置により各デー
タが特定される2次元的構成を有するデータを記憶する
記憶手段と、前記記憶されている2次元的構成を有する
データより、前記第1の方向または前記第2の方向のい
ずれか所望の方向に連なる所定の複数の前記データを実
質的に同時に読み出し出力する出力手段とを有する。
【0011】好適には、前記記憶手段は、前記2次元的
構成を有するデータを、前記第1の方向および前記第2
の方向各々N個のN×N個のデータを有するブロックご
とに、同時的に読み出し可能に記憶し、前記出力手段
は、前記記憶されている2次元的構成を有するデータよ
り、所望の前記ブロックを指定するブロック指定手段
と、前記指定されたブロックのN×N個のデータを再生
するデータ再生手段と、前記読み出されたブロックに含
まれる2×N種類の前記第1の方向または第2の方向に
連なるN個のデータの中の、1種類のN個のデータを指
定するデータ指定手段と、前記読み出されたN×N個の
データより、前記指定されたN個のデータを選択するデ
ータ選択手段と、前記選択されたN個のデータを出力す
るN個のデータ出力手段とを有する。
【0012】特定的には、前記データ選択手段は、前記
再生されたN×N個のデータ各々に対応して設けられ、
各々前記N個のデータ出力手段のいずれかに、前記第1
の方向および前記第2の方向において同じ列にないデー
タ同士が同一の前記データ出力手段に接続されるように
接続され、各々前記再生されたデータを出力するか否か
を制御するN×N個の出力制御手段を有し、前記指定さ
れたN個のデータに対応する前記出力制御手段が、対応
するデータを前記接続されたデータ出力手段に出力する
ことにより、前記読み出されたN×N個のデータより前
記指定されたN個のデータを選択する。
【0013】また特定的には、前記データ選択手段は、
前記再生されたN×N個のデータ各々に対応して設けら
れ、前記出力するN個のデータの指定に基づいて、各々
前記再生されたデータを出力するか否かを制御するN×
N個の制御手段と、前記N×N個の制御手段より選択的
に出力されるN個のデータを、前記第1の方向または前
記第2の方向に対して相互に所定の位置関係のデータと
なるように整列させて、前記N個のデータ出力手段に出
力するデータ切り換え手段とを有する。特定的には、前
記データは、各々所定数のビットで示されるデータであ
り、さらに特定的には、前記2次元的構成を有するデー
タは画像データであり、前記各データは、前記画像デー
タの各画素のデータである。
【0014】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 本発明の第1の実施の形態を図1〜図7を参照して説明
する。本実施の形態においては、本発明に係わる半導体
メモリについて説明するが、データ記憶部の構成、各デ
ータ記憶素子、データ記憶方法などは通常の半導体メモ
リと同じなので説明を省略し、既に記録されているデー
タをアクセスし出力する出力部について、その構成を示
し、そのデータ出力方法を詳細に説明する。また、本実
施の形態においては、この半導体メモリに画像データを
記録し、この画像データに対する誤り訂正符号を生成す
るために、この記録されている画像データを横方向(X
方向)、および、縦方向(Y方向)に順次読み出す場合
を例示して、そのデータ出力方法を説明する。
【0015】まず、本実施の形態の半導体メモリについ
て説明する。本実施の形態の半導体メモリは、入出力の
データ幅が8ビットのDRAMである。内部は、4ビッ
ト幅のサブブロックを4つ有するブロックが複数設けら
れた構成になっている。データ書き込み時には、指定さ
れたワードアドレスに基づいて、所望のブロックの4つ
のサブブロックのうちの2つのサブブロックの同一ペー
ジアドレスに、入力される8ビットデータが記録され
る。データ読み出し時にも、同じようにワードアドレス
を指定することにより、所望の8ビットデータを読み出
すことができるが、この半導体メモリにおいては、別の
読み出しモードとして、4つのサブブロックから出力さ
れる4つの4ビットデータを所定の組み合わせで読み出
すことができる。この時、4つのサブブロックの同時に
アクセスされる記憶領域は、同一のページアドレスが付
されているものとする。以後、このモードによる読み出
し方法について説明する。
【0016】まず、この半導体メモリに、図1に示すよ
うな2次元に配置された画素データからなる画像データ
が記録される。各画素は、横方向(X方向)および縦方
向(Y方向)の位置を示す座標値により特定される。ま
た、各画素データは4ビットで表される。このような画
像データは、図1に示すように、左上(X=0,Y=
0)より2×2画素ずつの4画素からなる画素ブロック
に順次分割され、各画素ブロックの4つの画素データが
各々4つのサブブロックに記録され、かつ、同じ画素ブ
ロックの4つの画素データが同じページアドレスの記憶
領域に記録されるように記録される。なお、以降の説明
において、この2×2画素の画素ブロックにおける各画
素を、図2に示すようにW1〜W4と示すものとする。
【0017】このように画像データが記録されている半
導体メモリより、横方向および縦方向に、順次画素デー
タを読み出す方法について説明する。まず、本実施の形
態の半導体メモリの、データ出力部の構成について図3
を参照して説明する。図3は、本実施の形態の半導体メ
モリの、データ出力部の構成を示す回路図である。図3
に示すように、本実施の形態の半導体メモリのデータ出
力部10は、第1〜第4のセンスアンプ11-1〜1
-4、第1〜第4の出力ゲート12-1〜12-4、XOR
素子13、4個のインバータ素子14〜17、4個のA
ND素子18-1〜18-4、第1のデータI/O線21お
よび第2のデータI/O線22を有する。
【0018】第1〜第4のセンスアンプ11-1〜11-4
は、前述した4つのサブブロックごとに設けられ、各サ
ブブロックでアクセスされた各々4ビットの記憶素子か
らの出力を増幅する。なお、図3において、各センスア
ンプ11-1〜11-4に対する(W1)〜(W4)の信号
は、各々4個のサブブロックから出力される4ビットの
データであり、図2に示した画素ブロックにおける同符
号の各画素のデータである。また、この第1〜第4のセ
ンスアンプ11-1〜11-4に入力される各画素データW
1〜W4は、半導体メモリに入力されるページアドレス
信号Y0〜Ynに基づいて、各サブブロックから読み出
された、半導体メモリに記録されている画像データの任
意の画素ブロックのデータである。
【0019】第1〜第4の出力ゲート12-1〜12
-4は、第1〜第4のセンスアンプ11-1〜11-4に対応
して設けられており、各々後述するAND素子18-1
18-4で生成される制御信号に基づいて、各センスアン
プ11-i(i=1〜4)で増幅されたデータを、第1の
データI/O線21または第2のデータI/O線22に
出力するか否かを制御する。図示のごとく、第1の出力
ゲート12-1を介して出力される画素データW1は第1
のデータI/O線21に出力され、第2の出力ゲート1
-2を介して出力される画素データW2は第2のデータ
I/O線22に出力され、第3の出力ゲート12-3を介
して出力される画素データW3は第2のデータI/O線
22に出力され、第4の出力ゲート12-4を介して出力
される画素データW4は第1のデータI/O線21に出
力される。
【0020】XOR素子13、4個のインバータ素子1
4〜17、および、4個のAND素子18-1〜18
-4は、入力されるページアドレスY0〜Yn、および、
出力画素選択信号V1,V2に基づいて、4個の出力ゲ
ート12-1〜12-4のいずれか2つを選択し、有効にす
るための論理回路である。ページアドレスY0〜Yn
は、半導体メモリに入力されるページアドレスの上位部
分であり、第1〜第4のセンスアンプ11-1〜11-4
データが出力されるアドレスをデコードして、その場合
にAND素子18-1〜18-4がアクティブになり得るよ
うな論理信号を各AND素子18-1〜18-4に入力す
る。したがって、このページアドレスY0〜Ynに対す
る論理は、同一ブロックのサブブロックに対する4個の
AND素子18-1〜18-4については同じになる。
【0021】出力画素選択信号V1,V2は、ページア
ドレスで指定される図2に示すような4個の画素データ
の中の、どの2つの画素のデータを出力させるかを指定
するための信号であり、その信号値と選択される画素デ
ータの関係を図4および図5に示す。図4および図5に
示すように、信号V1,V2がともに0の時には、4個
の画素の上側の横方向の2画素である画素データW1,
W2が選択され、信号V1=0,V2=1の時には、4
個の画素の下側の横方向の2画素である画素データW
3,W4が選択され、信号V1=1,V2=0の時に
は、4個の画素の左側の縦方向の2画素である画素デー
タW1,W3が選択され、信号V1,V2がともに1の
時には、4個の画素の右側の縦方向の2画素である画素
データW2,W4が選択される。
【0022】そして、XOR素子13、インバータ素子
14〜17、および、AND素子18-1〜18-4は、入
力されるページアドレスY0〜Yn、および、出力画素
選択信号V1,V2に基づいて、4個の出力ゲート12
-1〜12-4のいずれか2つを選択して有効にし、前述し
たような出力画素データを選択するための、具体的な回
路を構成する素子である。
【0023】このような構成のデータ出力部10を用い
れば、まず、半導体メモリにページアドレスを入力して
所望の画素ブロックを指定し、出力画素選択信号V1,
V2を入力することにより、X方向またはY方向の任意
の方向に連続した画素データを出力させることができ
る。具体的には、信号V1,V2=0の場合、および、
V1=0,V2=1の場合には、図6(A)に示すよう
に、X方向に連続した2画素が選択され、第1のデータ
I/O線21および第2のデータI/O線22を介して
出力される。また、信号V1=1,V2=0の場合、お
よび、V1,V2=1の場合には、図6(B)に示すよ
うな、Y方向に連続した任意の2画素が選択され、出力
される。
【0024】なお、前述したデータ出力部10において
は、選択した2つの画素の位置関係と、第1のデータI
/O線21および第2のデータI/O線22に出力され
る信号の関係は、画素ブロックの上側と下側、あるい
は、左側と右側で異なることになる。つまり、画素ブロ
ックの上側の2画素のデータを出力する際には、左の画
素のデータが第1のデータI/O線21に出力され右の
画素のデータが第2のデータI/O線22に出力される
が、下側の2画素のデータを出力する際には、右の画素
のデータが第1のデータI/O線21に出力され、左側
の画素のデータが第2のデータI/O線22に出力され
る。
【0025】同様に、画素ブロックの左側の2画素のデ
ータを出力する際には、上の画素のデータが第1のデー
タI/O線21に出力され下の画素のデータが第2のデ
ータI/O線22に出力されるが、右側の2画素のデー
タを出力する際には、下の画素のデータが第1のデータ
I/O線21に出力され、上側の画素のデータが第2の
データI/O線22に出力される。後段のたとえば誤り
訂正符号を求める処理などにおいて、所定方向の列の画
素値の累計を求める場合など、画素データが出力されれ
ばよい場合には、このような各画素の出力形式でも問題
はなく、この方が回路構成が簡単になるので好適であ
る。
【0026】一方、各画素のデータを順番に得たい場合
には、このような画素データの出力形式では後の処理が
適切に行えない場合がある。その用な場合には、たとえ
ば図7に示すような、第1のデータI/O線21と第2
のデータI/O線22との間のデータの入替え回路を、
データ出力部10に追加すればよい。この場合、この切
り換えは、出力画素選択信号V2にのみ基づいて行うこ
とができ、簡単な回路で、そのような要求にも応えるこ
とができる。
【0027】第2の実施の形態 第1の実施の形態では、所望の方向に連なる2つの画素
データを任意に読み出すことのできる半導体メモリにつ
いて説明した。しかし、本発明は2つの画素データに限
られるものではなく、任意の数の画素データについても
同様の処理が行える。そこで、第2の実施の形態とし
て、X方向およびY方向に連なる4個の画素データを読
み出すことができる半導体メモリについて説明する。
【0028】4個の画素データを任意の方向で読み出す
場合には、第1の実施の形態で示した2×2画素の画素
ブロックを、図8に示すように、4個並べたものとし
て、その4個の画素ブロックの2個の画素ブロックを、
新たな出力画素選択信号V3,V4を用いて適切に選択
するようにすればよい。すなわち、2個の画素ブロック
と、その2個の画素ブロックの中の各々2個の画素デー
タを適切に選ぶことにより、図9に示すように、X方向
またはY方向に4個の画素が連なった8種類のデータの
組み合わせを選択できるようにすればよい。
【0029】各画素ブロックの中で、2個の画素データ
を選択する方法は、前述した第1の実施の形態と全く同
じ方法でよく、全ての画素ブロックに対して同じ出力選
択信号V1,V2を入力するようにしておけばよい。
【0030】4個の画素ブロックより、2個の画素ブロ
ックを選択する方法も、各画素ブロックを1つの画素デ
ータとみなせば、第1の実施の形態における2個の画素
データの選択方法と全く同じ方法により実現することが
できる。すなわち、図10に示すように、新たな出力画
素選択信号V3,V4を用いて、4個の画素ブロックよ
りX方向およびY方向に連なる2つの画素ブロックの選
びかた4通りを指定できるようにすればよい。
【0031】また、第2の実施の形態においては、4個
の画素データを同時に読み出すことになるので、I/O
データ線は4ビット×4画素分の16ビット幅となる。
この時、4ビットごとのデータ線を1つのデータ線と考
えれば、4本のI/Oデータ線が存在することになる。
そして、4個の画素ブロックのうち、対角にある画素ブ
ロックは同時にアクセスされることはないので、図11
に示すように、この対角にある画素ブロックに対して、
共通のデータ線を用いるようにすればよい。
【0032】第2の実施の形態の半導体メモリは、第1
の実施の形態の半導体メモリをこのように拡張すること
により容易に実現することができる。この第2の実施の
形態の半導体メモリのデータ出力部30の具体的な回路
例を図12に示す。
【0033】このような半導体メモリにおいては、ペー
ジアドレスを入力することにより、所定のサブブロック
より画素データが読み出され、各センスアンプ31-11
〜31-44 に入力される。またこの時、データ出力部3
0には、そのページアドレスの上位部分の信号Y0〜Y
n、および、出力画素選択信号V1〜V4が入力され
る。そして、ページアドレスの上位部分により、画素デ
ータW11〜W44の信号が出力される時に、AND素
子34-11 〜34-44 が有効にされる。また、出力画素
選択信号V1〜V4により、論理素子群33およびAN
D素子34-11 〜34-44 を介して図9に示すような所
望の4個の画素データが選択され、第1〜第4のデータ
I/O線41〜44に出力される。
【0034】なお、本発明は本実施の形態に限られるも
のではなく、種々の改変が可能である。たとえば、前述
した第1および第2の実施の形態においては、各画素デ
ータは各々4ビットのデータとしたが、1ビット、2ビ
ット、8ビット等でもよく、1つの画素データに割り当
てられるビット数は任意である。また、各実施の形態に
おいて、半導体メモリの物理的なメモリマップの構成は
任意であり、何ら限定されるものではない。
【0035】
【発明の効果】本発明の半導体記憶装置によれば、X方
向およびY方向の位置で各データが特定されるような2
次元的な構成を有するデータを記憶した際に、X方向お
よびY方向に連続するデータをともに効率よく高速にア
クセスすることができ、さらに、データの入力速度に対
して実質的に数倍の速度でデータを読み出すことができ
る。その結果、たとえば記憶した画像データに対する余
り訂正符号生成の処理などを効率よく行うことができる
半導体記憶装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の半導体メモリに記
憶される画像データを説明するための図である。
【図2】図1に示した画素ブロックの要素画素データを
説明するための図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の半導体メモリのデ
ータ出力部の構成を示す回路図である。
【図4】図3に示したデータ出力部に対して入力される
出力画素選択信号V1,V2と、選択される画素データ
W1〜W4の関係を示す図である。
【図5】図4に示した関係を模式的に示す図である。
【図6】図3に示したデータ出力部を介して出力される
画素データを示す図である。
【図7】図3の回路に追加して好適な、データI/O線
切り換え回路の一例を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の半導体メモリに記
憶される画像データの画像ブロックを説明するための図
である。
【図9】出力画素選択信号V1〜V4と、選択される画
素データの関係を示す図である。
【図10】4×4画素の画素ブロック中より連続する4
画素の画素データを抽出するために、2×2画素の画素
ブロックの選択方法を説明するための図である。
【図11】第2の実施の形態の半導体メモリのデータ出
力部における、各画素ブロックとデータI/O線との接
続方法を説明するための図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態の半導体メモリの
データ出力部の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
10…データ出力部 11…センスアンプ 12…出力ゲート 13…XOR素子 14〜17…インバータ素子 18…AND素子 21…第1のデータI/O線 22…第2のデータI/O線 30…データ出力部 31…センスアンプ 32…出力ゲート 33…論理素子群 34…AND素子 41〜44…データI/O線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の方向の位置および第2の方向の位置
    により各データが特定される2次元的構成を有するデー
    タを記憶する記憶手段と、 前記記憶されている2次元的構成を有するデータより、
    前記第1の方向または前記第2の方向のいずれか所望の
    方向に連なる所定の複数の前記データを実質的に同時に
    読み出し出力する出力手段とを有する半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記記憶手段は、 前記2次元的構成を有するデータを、前記第1の方向お
    よび前記第2の方向各々N個のN×N個のデータを有す
    るブロックごとに、同時的に読み出し可能に記憶し、 前記出力手段は、 前記記憶されている2次元的構成を有するデータより、
    所望の前記ブロックを指定するブロック指定手段と、 前記指定されたブロックのN×N個のデータを再生する
    データ再生手段と、 前記読み出されたブロックに含まれる2×N種類の前記
    第1の方向または第2の方向に連なるN個のデータの中
    の、1種類のN個のデータを指定するデータ指定手段
    と、 前記読み出されたN×N個のデータより、前記指定され
    たN個のデータを選択するデータ選択手段と前記選択さ
    れたN個のデータを出力するN個のデータ出力手段とを
    有する請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】前記データ選択手段は、 前記再生されたN×N個のデータ各々に対応して設けら
    れ、各々前記N個のデータ出力手段のいずれかに、前記
    第1の方向および前記第2の方向において同じ列にない
    データ同士が同一の前記データ出力手段に接続されるよ
    うに接続され、各々前記再生されたデータを出力するか
    否かを制御するN×N個の出力制御手段を有し、 前記指定されたN個のデータに対応する前記出力制御手
    段が、対応するデータを前記接続されたデータ出力手段
    に出力することにより、前記読み出されたN×N個のデ
    ータより前記指定されたN個のデータを選択する請求項
    2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】前記データ選択手段は、 前記再生されたN×N個のデータ各々に対応して設けら
    れ、前記出力するN個のデータの指定に基づいて、各々
    前記再生されたデータを出力するか否かを制御するN×
    N個の制御手段と、 前記N×N個の制御手段より選択的に出力されるN個の
    データを、前記第1の方向または前記第2の方向に対し
    て相互に所定の位置関係のデータとなるように整列させ
    て、前記N個のデータ出力手段に出力するデータ切り換
    え手段とを有する請求項2記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】前記データは、各々所定数のビットで示さ
    れるデータである請求項1〜4のいずれかに記載の半導
    体記憶装置。
  6. 【請求項6】前記2次元的構成を有するデータは画像デ
    ータであり、前記各データは、前記画像データの各画素
    のデータである請求項1〜5のいずれかに記載の半導体
    記憶装置。
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