JPH1114424A - ガスメータ - Google Patents

ガスメータ

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JPH1114424A
JPH1114424A JP16905997A JP16905997A JPH1114424A JP H1114424 A JPH1114424 A JP H1114424A JP 16905997 A JP16905997 A JP 16905997A JP 16905997 A JP16905997 A JP 16905997A JP H1114424 A JPH1114424 A JP H1114424A
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JP
Japan
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gas
gas flow
state
meter
flow sensor
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Application number
JP16905997A
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English (en)
Inventor
Katsuto Sakai
克人 酒井
Shinichi Sato
真一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストでありながら、ガス配管内部に不要
な水分が混入したことを検出可能とし、ガスの供給不良
等を未然に防ぐことができるガスメータを提供する。 【解決手段】 ガス配管への取り付け時(遮断弁が閉
じ、ガス流路が遮断されている状態)において、記憶部
54は、主制御部53の制御の下で、フローセンサ30
からの出力信号を初期値として記憶する。また、主制御
部53は、フローセンサ30からの出力が、ガスの比熱
に応じて異なることを利用し、記憶部54で記憶したフ
ローセンサ30からの出力信号の初期値と、取り付け後
の遮断弁が閉じた状態におけるフローセンサ30からの
出力信号とを比較し、ガス中に含まれる水分を検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス流路を流れる
ガスの流量を検出するガスメータに関する。
【0002】
【従来の技術】ガスメータとして利用される流量計とし
ては、フルイディック素子を用いて構成したフルイディ
ック流量計が知られている。このフルイディック流量計
は、噴流を発生させるノズルの下流側に、一対の側壁に
よって流路拡大部を形成すると共に、側壁の外側に設け
られたリターンガイドによって、ノズルを通過した流体
を各側壁の外側に沿ってノズルの噴出口側へ導く一対の
フィードバック流路を形成し、ノズルを通過した流体が
一対のフィードバック流路を交互に流れる現象(以下、
フルイディック発振という。)の周波数が流体の流量と
関係することを利用した流量計であり、比較的大きな流
量の計量に適している。
【0003】一方、ガスメータ等に利用される流量計と
して、流速センサ(以下、フローセンサという。)を用
いたものも知られている。その1つとして、例えば、配
管中における熱の移動が配管中を流れる流体の流速と関
係することを利用して流速を求める熱式フローセンサが
ある。この熱式フローセンサを用いた流量計では、内蔵
のマイクロコンピュータが流速から流量を演算して、こ
れを表示するようになっている。この熱式フローセンサ
は小流量の測定に適していることから、上記したフルイ
ディック素子と熱式フローセンサとを併用した流量計も
ある。
【0004】このようなフローセンサ付きフルイディッ
ク流量計を用いて構成したガスメータにおいては、何ら
かの異常発生によりガス供給側に設けた遮断弁を自動的
に閉じてガス器具等へのガス供給を遮断し、事故の発生
を未然に防止するような安全機能が設けられている。
【0005】この安全機能は、例えば、ガス流量に異常
がある場合に機能する他、感震センサを備えることによ
り、所定の震度を超える地震を感知したときにも機能
し、これにより、地震発生時におけるガス流出事故を未
然に防ぐようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガスを供給
するためのガス配管は、腐食による劣化や配管同士の継
ぎ目等に起因して表面に隙間や割れ目等が発生し、配管
内部に水等が混入する場合がある。このようにガス配管
内部に水等が混入すると、供給されるガス中に不要な水
分が含まれるようになり、ガスの供給不良等が生じる虞
れがあると共に、ガスメータの測定不良や故障にもつな
がる虞れがある。しかしながら、上記した従来のガスメ
ータでは、ガスの流量の測定は行うものの、ガス中に含
まれる水分の測定までは行っていない。また、安全機能
もガス中の水分量の異常発生時にまでは対応していな
い。そのため、ガス配管内部に混入した水等に起因する
ガスの供給不良等の各種異常発生を未然に防ぐことがで
きないという問題があった。
【0007】なお、水分検出用のセンサを従来の構成に
追加することにより、上記問題を解決することも考えら
れるが、その場合には水分検出用の新たな部品を追加す
ることになりコストが高くなってしまうという問題があ
る。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、低コストでありながら、ガス配管内
部に不要な水分が混入したことを検出可能とし、ガスの
供給不良等を未然に防ぐことができるガスメータを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のガスメー
タは、ガス流路を流れるガスの流量を検出するために設
けられ、比熱を含むガスの状態に応じた信号を出力する
ガス流量センサと、このガス流量センサが設けられたガ
ス流路を必要に応じて遮断する遮断弁と、この遮断弁に
よりガス流路が遮断された第1の状態におけるガス流量
センサからの出力値を記憶する記憶手段と、この記憶手
段により記憶された第1の状態におけるガス流量センサ
からの出力値と、遮断弁によりガス流路が遮断された第
2の状態におけるガス流量センサからの出力値とを比較
する比較手段と、この比較手段による比較結果に基づい
て、第2の状態におけるガス流路中のガスの状態を判断
し、ガス流路中に水分が混入しているか否かを判断する
判断手段とを備えている。
【0010】このガスメータでは、比較手段により、記
憶手段により記憶された第1の状態におけるガス流量セ
ンサからの出力値と、遮断弁によりガス流路が遮断され
た第2の状態におけるガス流量センサからの出力値とが
比較されると共に、この比較手段による比較結果に基づ
いて、判断手段により、第2の状態におけるガス流路中
のガスの状態が判断され、ガス流路中に水分が混入して
いるか否かが判断される。
【0011】請求項2記載のガスメータは、請求項1記
載のガスメータにおいて、更に、判断手段により、ガス
流路中に水分が混入していると判断された場合に、その
旨を通知する通知手段を含むように構成したものであ
る。
【0012】このガスメータでは、通知手段により、ガ
ス流路中に水分が混入している旨が通知される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図2は本発明の一実施の形態に係るガスメ
ータにおける流量計の構成を示す断面図である。この流
量計は熱式フローセンサを備えたフルイディック流量計
である。図2に示すように、この流量計は、ガスを受け
入れる入口部11とガスを排出する出口部12とを有す
る本体10を備えている。本体10内には隔壁13が設
けられ、この隔壁13と入口部11との間に第1のガス
流路14が形成され、隔壁13と出口部12との間に第
2のガス流路15が形成されている。隔壁13には開口
部16が設けられ、第1のガス流路14内には、開口部
16を閉塞可能な遮断弁17が設けられている。本体1
0の外側にはソレノイド18が固定され、このソレノイ
ド18のプランジャ19が、本体10の側壁を貫通して
遮断弁17に接合されている。遮断弁17と本体10と
の間におけるプランジャ19の周囲には、ばね20が設
けられ、このばね20が遮断弁17を開口部16側へ付
勢している。
【0015】第2のガス流路15内には、入口部11か
ら受け入れたガスを通過させて噴流を発生させるノズル
21が設けられている。ノズル21の通路内には、熱式
フローセンサ(以下、単にフローセンサという。)30
が配設されている。このフローセンサ30は、後述する
ように、ガスの流れに沿って上流側および下流側に配設
された2つの測温抵抗エレメント(本図では図示せず)
を有し、これに一定電流を供給したときの両者の温度差
から流速、ひいては流量を求めるようになっている。こ
こで、フローセンサ30が本発明におけるガス流量セン
サに対応している。
【0016】ノズル21の下流側には、拡大された流路
を形成する一対の側壁23,24が設けられている。こ
の側壁23,24の間には、所定の間隔を開けて、上流
側に第1ターゲット25、下流側に第2ターゲット26
がそれぞれ配設されている。側壁23,24の外側に
は、ノズル21を通過したガスを各側壁23,24の外
周部に沿ってノズル21の噴出口側へ帰還させる一対の
フィードバック流路27,28を形成するリターンガイ
ド29が配設されている。フィードバック流路27,2
8の各出口部分と出口部12との間には、リターンガイ
ド29の背面と本体10とによって、一対の排出路3
1,32が形成されている。ノズル21の噴出口の近傍
には導圧孔33,34が設けられ、本体10の底部の外
側には、導圧孔33と導圧孔34における差圧を検出す
る圧電膜センサ35(図2では図示せず。)が設けられ
ている。
【0017】図1は図2に示した流量計の回路部分の構
成を示すブロック図である。この流量計は、フローセン
サ30の出力信号をアナログ信号からディジタル信号へ
と変換するA/D(アナログ/ディジタル)変換器41
と、圧電膜センサ35の出力信号を増幅するアナログ増
幅器42と、このアナログ増幅器42の出力を波形整形
してパルスを生成する波形整形回路43と、A/D変換
器41と波形整形回路43の各出力を入力するマイクロ
コンピュータ50とを備えている。
【0018】また、この流量計は、遮断弁17を移動さ
せるためのソレノイド18と、例えば液晶表示装置(L
CD)等で構成される表示部44と、所定震度を超える
地震を感知したときに感震信号57を出力する感震セン
サ45と、何らかの原因(例えば、ガス流量異常または
所定震度を超える地震の感知)によって遮断弁17が閉
止された場合に、この遮断弁17を手動で元の開状態に
復帰させるのに用いられ、例えば押ボタンスイッチ等で
構成される弁復帰操作部46と、電話回線等の通信線を
介して、あるいは無線によって、自動検針センタに各種
情報を送信するための通信制御部47とが接続されてい
る。
【0019】マイクロコンピュータ50は、A/D変換
器41の出力信号(以下、フローセンサ出力ともい
う。)を入力し、その平均値を演算する平均値演算部5
1と、この平均値演算部51の出力または波形整形回路
43の出力を基に流量および積算流量を演算したり、各
部の制御を行う主制御部53と、この主制御部53によ
って制御され、フローセンサ30からの出力値を記憶す
る記憶部54と、主制御部53によって制御され、ソレ
ノイド18を駆動して遮断弁17(図2)の開閉動作を
制御する遮断弁制御部55と、主制御部53によって制
御され、流量に応じてフローセンサ30と圧電膜センサ
35の動作状態(すなわち、いずれのセンサの出力信号
を採用するか)を切り換えるセンサ切換部56とを備え
ている。
【0020】遮断弁制御部55は、主制御部53から弁
閉止信号が入力された場合に、ソレノイド18を動作さ
せ、遮断弁17によって開口部16(図2)を閉塞して
ガスを遮断する一方、主制御部53から弁開信号が入力
された場合に、ソレノイド18により遮断弁17を移動
させて開口部16を開放状態にするようになっている。
【0021】記憶部54は、遮断弁17によりガス流路
が遮断された第1の状態におけるフローセンサ30から
の出力値を初期値として記憶するようになっている。こ
こで、ガス流路が遮断された第1の状態とは、例えば、
メータの取り付け時においては、通常、遮断弁17は閉
じているのでこのときの状態を第1の状態とする。
【0022】A/D変換器41は、図3に示したよう
に、一定間隔(ここでは6秒間隔)で間欠的にフローセ
ンサ30の出力電圧に応じた数のパルスを出力するよう
になっている。平均値演算部51は、フローセンサ30
の各駆動時ごとにA/D変換器41の出力パルス数をカ
ウントし、過去の所定回数(通常動作時は例えば8回)
の駆動におけるA/D変換器41の出力パルス数の平均
値を求め、これをフローセンサ出力の平均値とするよう
になっている。
【0023】主制御部53は、算出した積算流量等の情
報を、表示部44に表示すると共に通信制御部47を介
して自動検針センタに送信するようになっている。ま
た、主制御部53は、平均値演算部51または波形整形
回路43の出力から求めた流量が所定の流量値(例え
ば、最大流量仕様が5m3 /時間であるガスメータにお
いては8.8m3 /時間程度)を超えた場合や、感震セ
ンサ45から感震信号57が入力された場合に、遮断弁
制御部55に弁閉止命令を送出する一方、弁復帰操作部
46から復帰信号58が入力された場合に、遮断弁制御
部55に弁開命令を送出するようになっている。
【0024】また、主制御部53は、何らかの原因で遮
断弁17が閉止され、ガス流路が遮断された場合には、
後述の手順に従って、ガス流路が遮断された第2の状態
におけるフローセンサ30からの出力値を取得すると共
に、その取得した出力値と、あらかじめ記憶部54に記
憶された第1の状態におけるフローセンサ30からの出
力値とを比較し、その比較結果に基づいてガスの状態を
判断し、ガス流路中に水分が混入しているか否かを判断
するようになっている。ここで、ガス流路が遮断された
第2の状態とは、前述の第1の状態より後に、遮断弁1
7が閉止され、ガス流路が遮断されたときの状態のこと
をいうものであり、例えば、メータの取り付け後におい
て、ガス流量異常や所定震度を超える地震が発生して遮
断弁17が閉止され、ガス流路が遮断されたときの状態
を示すものである。なお、主制御部53が、本発明にお
ける比較手段および判断手段に対応する。
【0025】更に、主制御部53は、何らかの原因で遮
断弁17が閉止した場合やガス流路中に水分が混入して
いると判断された場合等には、表示部44にLED(発
光ダイオード)の点滅等による警報表示を出すと共に、
通信制御部47を介して自動検針センタにその旨を通知
するようになっている。なお、表示部44への警報表示
と自動検針センタへの通知は、それぞれ行うか否かを設
定でき、設定結果はRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)にフラグとして保持されるようになっている。ここ
で、表示部44および通信制御部47が本発明における
通知手段に対応する。
【0026】図4は、図1に示したフローセンサ30の
回路構成例を表すものである。このフローセンサ30
は、ガスの流れ方向に沿って配列されると共に、相互に
直列に接続された上流側の測温抵抗エレメント301お
よび下流側の測温抵抗エレメント302を備えている。
これらの測温抵抗エレメント301,302は、温度が
等しいときには抵抗値が等しくなっている。また、上流
側の測温抵抗エレメント301の一端はスイッチ303
を介して定電流回路304に接続され、他端は下流側の
測温抵抗エレメント302の一端に接続されている。こ
の測温抵抗エレメント302の他端は接地されている。
直列接続されたこれらの測温抵抗エレメント301,3
02の両端間には、抵抗値の等しい基準抵抗器305,
306が直列接続され、これらの測温抵抗エレメントお
よび基準抵抗器によってブリッジ回路が構成されてい
る。測温抵抗エレメント301と測温抵抗エレメント3
02との接続点と、基準抵抗器305と基準抵抗器30
6との接続点とは、それぞれ、差動増幅器307の各入
力端に接続されている。スイッチ303は、消費電力低
減のため、駆動制御回路308によって一定間隔(通常
状態では例えば6秒間隔)でオン、オフが制御されるよ
うになっている。
【0027】このフローセンサ30では、駆動制御回路
308によって一定の周期で間欠的にスイッチ303が
オンにされる結果、定電流回路304からブリッジ回路
に一定電流が間欠的に供給される。この電流によって測
温抵抗エレメント301,302はそれぞれ発熱する
が、この発熱の仕方は、測温抵抗エレメント301,3
02の周囲のガスの状態(比熱や流速)によって異なる
ため、差動増幅器307から出力される検知信号318
も周囲のガスの状態によって異なる。例えば、ガスの流
速がゼロのときはこれらの測温抵抗エレメント301,
302の温度が等しいので抵抗値が等しくなり、測温抵
抗エレメント301と測温抵抗エレメント302との接
続点における電位と、基準抵抗器305と基準抵抗器3
06との接続点における電位とは、ほぼ等しくなる。こ
のため、差動増幅器307から出力される検知信号31
8は最小(ほぼ0)となる。
【0028】一方、ガスの流速がある大きさを持つ場合
には、測温抵抗エレメント301,302間に温度差が
生ずるので抵抗値にも差が生じ、測温抵抗エレメント3
01と測温抵抗エレメント302との接続点における電
位(分圧)が変化する。この電位変化は流速が大きいほ
ど大きくなる。ここで、基準抵抗器305と基準抵抗器
306との接続点における電位は一定であるため、差動
増幅器307の出力端からは、これらの2つの接続点間
の電位差を増幅した検知信号318が出力され、これ
が、図1のA/D変換器41に入力される。すなわち、
差動増幅器307から出力される検知信号318はガス
の流速に応じた大きさとなる。
【0029】このように、フローセンサ30から出力さ
れる検知信号318は、ガスの流速に応じて異なる値が
出力されるよう構成されているのだが、このフローセン
サ30から出力される検知信号318は、ガスの比熱に
応じても異なる値が出力される。ここで、ガスの比熱
は、ガス中に含まれる水分量に応じて変化するため、こ
のフローセンサ30から出力される検知信号318か
ら、ガス中に含まれる水分を検出することができる。以
下、この水分の検出手法について説明する。
【0030】例えば、メータの取り付け時での遮断弁1
7が閉じている状態を第1の状態とすると、この状態で
は、通常、ガス流路中に水等は混入していないので、ガ
ス中の水分量は最小となっている。一方、メータの取り
付け後において、ガス配管の腐食等により、ガス流路中
に水等が混入すると、比較的高圧(例えば、10Km/
cm以上)でガスが送出されている場合には、ガス中の
水分量はそれほど変化しないが、ガス流量異常や所定震
度を超える地震が発生して遮断弁17が閉止され、ガス
流路が遮断されたときの状態(第2の状態)では、その
ときの気温に応じた飽和水蒸気量までガス中の水分量が
増加し、ガスの比熱が変化する。従って、このときのフ
ローセンサ30から出力される検知信号318と、前述
の第1の状態において出力される検知信号318とは異
なる値となる。このように、メータの取り付け時での遮
断弁17が閉じている第1の状態と、その後の遮断弁1
7が閉じた状態とにおけるフローセンサ30の出力信号
を比較することで、ガス中に含まれる水分を検出するこ
とができる。
【0031】次に、図5の流れ図を参照して、以上のよ
うな構成のガスメータの主要な動作を説明する。
【0032】本実施の形態に係るガスメータは、任意の
ガス配管に取り付けられるわけだが、このガス配管への
取り付け時(遮断弁17が閉じ、ガス流路が遮断されて
いる状態)において、まず、記憶部54は、主制御部5
3の制御の下で、フローセンサ30からの出力信号を初
期値として記憶する(ステップS101)。ここで記憶
部54に記憶されるのは、ガス配管への取り付け時にお
いて、フローセンサ30の出力信号を複数回測定して得
られた平均値である。より具体的には、フローセンサ3
0の複数の出力信号をA/D変換器41で複数のディジ
タルパルス(図3)に変換し、そのパルス数の平均値を
平均値演算部51で求めたものである。
【0033】このようにガスメータを任意のガス配管に
取り付けると共に、そのときのフローセンサ30からの
出力信号を初期値として記憶部54に記憶した後は、ガ
スの流量を測定するための通常の動作状態に移行する
(ステップS102)。
【0034】ここで、本実施の形態に係るガスメータ
は、ガスの流量の測定を行う場合、小流量域での測定を
フローセンサ30で行い、大流量域での測定をフルイデ
ィック流量計の圧電膜センサ35で行う。そして、両セ
ンサ30、35の測定領域は、一部重複する。センサ切
換部56は、流量がどのセンサの測定領域にあるかに応
じて、フローセンサ30と圧電膜センサ35の動作状態
を切り換える。
【0035】図2において、流量計の入口部11から受
け入れられたガスは、第1のガス流路14、開口部16
および第2のガス流路15を順に経て、ノズル21に入
る。ノズル21の通路内に配設されたフローセンサ30
の出力信号は、A/D変換器41(図1)でディジタル
パルス(図3)に変換されて平均値演算部51(図1)
に入力される。主制御部53は、流量がフローセンサ3
0の測定領域(小流量域)にあるときは、平均値演算部
51の出力に基づいて、ノズル21の通路を通過するガ
スの流速に対応する流量および積算流量を演算する。表
示部44は主制御部53によって演算された流量および
積算流量を表示する。以上の動作は、他の処理と共に繰
り返し実行される。
【0036】また、ノズル21を通過したガスは、噴流
となって噴出口より噴出される。噴出口より噴出された
ガスは、コアンダ効果により一方の側壁に沿って流れ
る。ここでは、まず側壁23に沿って流れるものとす
る。側壁23に沿って流れたガスは、更にフィードバッ
ク流路27を経て、ノズル21の噴出口側へ帰還され、
排出路31を経て出口部12より排出される。このと
き、ノズル21より噴出されたガスは、フィードバック
流路27を流れてきたガスによって方向が変えられ、今
度は他方の側壁24に沿って流れるようになる。このガ
スは、更にフィードバック流路28を経て、ノズル21
の噴出口側へ帰還され、排出路32を経て出口部12よ
り排出される。すると、ノズル21より噴出されたガス
は、今度は、フィードバック流路28を流れてきたガス
によって方向が変えられ、再び側壁23、フィードバッ
ク流路27に沿って流れるようになる。以上の動作を繰
り返すことにより、ノズル21を通過したガスは一対の
フィードバック流路27,28を交互に流れるフルイデ
ィック発振を行う。このフルイディック発振の周波数、
周期は流量と対応関係があり、これは圧電膜センサ35
によって検出される。流量が圧電膜センサ35の測定領
域(大流量域)にあるときは、主制御部53は、波形整
形回路43から出力されるパルスの周期に基づいて流量
および積算流量を演算する。表示部44は主制御部53
によって演算された流量および積算流量を表示する。
【0037】このような通常動作状態において、主制御
部53は、所定量以上の流量を検出したり、所定の震度
を超える地震が発生して感震センサ45から感震信号5
7が入力されたときは、遮断弁制御部55に弁閉止信号
を送出する。これを受けた遮断弁制御部55は、ソレノ
イド18を動作させ、遮断弁17によって開口部16を
閉塞し、流量計の下流側へのガス供給を停止する。主制
御部53は、常に遮断弁17が閉止したか否かを監視し
ており(ステップS103)、ガス流量異常や所定震度
を超える地震が発生して遮断弁17が閉止され(ステッ
プS103;Y)、ガス流路が遮断された場合には、そ
のときの状態(第2の状態)におけるフローセンサ30
からの出力信号を取得する(ステップS104)。より
具体的には、ガス流路が遮断された状態でのフローセン
サ30の複数の出力信号をA/D変換器41で複数のデ
ィジタルパルス(図3)に変換し、そのパルス数の平均
値を平均値演算部51で求める。
【0038】そして、主制御部53は、このステップS
104において取得したフローセンサ30からの出力値
と、ステップS101においてあらかじめ記憶部54に
記憶したフローセンサ30からの出力値の初期値とを比
較し、両者の値が異なっているか否かを判断する(ステ
ップS105)。このとき、両者の値が異なっていない
場合には、弁復帰操作部46から復帰信号58が入力さ
れ、主制御部53により遮断弁制御部55に弁開信号が
送信されて遮断弁17が開状態になり通常状態に復帰す
る。
【0039】また、両者の値が異なっている場合には
(ステップS105;Y)、主制御部53は、ガス流路
中に水分が混入していると判断し(ステップS10
6)、表示部44にLEDの点滅等による警報表示を出
すと共に、通信制御部47を介して自動検針センタにそ
の旨を通知する(ステップS107)。自動検針センタ
では、水分が混入している旨の通知がどの地域に配置さ
れたガスメータから送信されているかを監視することに
より、水分が混入したガス配管の位置を推定することが
容易となり、水分が混入したガス配管の位置の特定の手
間が減少する。
【0040】以上のように、本実施の形態に係るガスメ
ータによれば、フローセンサ30からの出力が、ガスの
比熱に応じて異なることを利用し、メータの取り付け時
での遮断弁17が閉じている第1の状態と、その後の遮
断弁17が閉じた状態とにおけるフローセンサ30の出
力信号を比較することで、ガス中に含まれる水分を検出
することができる。また、従来から使用されているフロ
ーセンサ30を用いて水分の検出を行うため、新たな部
品を追加することなく、低コストで実施できる。これに
より、低コストでありながら、ガス配管内部に不要な水
分が混入したことが検出可能となり、ガスの供給不良等
を未然に防ぐことができる。
【0041】以上、実施の形態を挙げて本発明を説明し
たが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではな
く、その均等の範囲で種々変形が可能である。例えば、
フローセンサは、通電により自ら発熱する2つの測温抵
抗エレメントを有するものには限られず、例えば、通電
により発熱する発熱部と、この発熱部の上流側および下
流側にそれぞれ配設された2つの測温素子とを有するも
のでもよい。また、1つの発熱部を有し、この発熱部の
温度(抵抗)を一定に保つために必要な発熱部に対する
供給電力から流速を求めるようなタイプのフローセンサ
であってもよい。
【0042】また、上記実施の形態では、通常状態での
流量測定は6秒間隔で行うこととしたが、この間隔より
も短い間隔または長い間隔で測定を行うようにしてもよ
い。
【0043】また、上記実施の形態では、大流量域をフ
ルイディック流量計で測定すると共に、小流量域をフロ
ーセンサで測定するというハイブリッド型のガスメータ
として説明したが、本発明は、全流量域をフローセンサ
で測定するような方式のガスメータにも適用可能であ
る。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように請求項1または請求
項2記載のガスメータによれば、比熱を含むガスの状態
に応じた信号を出力するガス流量センサを利用し、記憶
手段で記憶した第1の状態におけるガス流量センサから
の出力値と、遮断弁によりガス流路が遮断された第2の
状態におけるガス流量センサからの出力値とを比較する
ので、この比較結果に基づいて、第2の状態におけるガ
ス流路中のガスの状態を判断し、ガス流路中に水分が混
入しているか否かを判断することができる。また、本発
明で利用するガス流量センサは、通常はガスの流量を検
出するために設けられたものであるため、新たな部品を
追加することなく、低コストで実施できる。これによ
り、低コストでありながら、ガス配管内部に不要な水分
が混入したことが検出可能となり、ガスの供給不良等を
未然に防ぐことができる。
【0045】特に、請求項2記載のガスメータによれ
ば、水分が混入している旨の通知が行われるため、水分
が混入したガス配管の位置を推定することが容易とな
り、水分が混入したガス配管の位置の特定の手間が減少
するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るガスメータの回路
構成を表すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るガスメータの要部
構造を表す断面図である。
【図3】図1におけるA/D変換器の出力を示す説明図
である。
【図4】図1におけるフローセンサの一構成例を表す回
路図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係るガスメータの動作
を表す流れ図である。
【符号の説明】
17 遮断弁 18 ソレノイド 30 フローセンサ 35 圧電膜センサ 45 感震センサ 46 弁復帰操作部 47 通信制御部 50 マイクロコンピュータ 51 平均値演算部 53 主制御部 54 記憶部 55 遮断弁制御部 301,302 測温エレメント

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス流路を流れるガスの流量を検出する
    ために設けられ、比熱を含むガスの状態に応じた信号を
    出力するガス流量センサと、 このガス流量センサが設けられたガス流路を必要に応じ
    て遮断する遮断弁と、 この遮断弁により前記ガス流路が遮断された第1の状態
    における前記ガス流量センサからの出力値を記憶する記
    憶手段と、 この記憶手段により記憶された前記第1の状態における
    ガス流量センサからの出力値と、前記遮断弁により前記
    ガス流路が遮断された第2の状態における前記ガス流量
    センサからの出力値とを比較する比較手段と、 この比較手段による比較結果に基づいて、前記第2の状
    態におけるガス流路中のガスの状態を判断し、前記ガス
    流路中に水分が混入しているか否かを判断する判断手段
    とを備えたことを特徴とするガスメータ。
  2. 【請求項2】 更に、前記判断手段により、前記ガス流
    路中に水分が混入していると判断された場合に、その旨
    を通知する通知手段を備えたことを特徴とする請求項1
    記載のガスメータ。
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