JPH11143530A - Pwm制御装置およびpwm制御方法 - Google Patents

Pwm制御装置およびpwm制御方法

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JPH11143530A
JPH11143530A JP31050197A JP31050197A JPH11143530A JP H11143530 A JPH11143530 A JP H11143530A JP 31050197 A JP31050197 A JP 31050197A JP 31050197 A JP31050197 A JP 31050197A JP H11143530 A JPH11143530 A JP H11143530A
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signal
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 負荷装置に供給される駆動信号のON故障や
OFF故障を検出する。 【解決手段】 PWM制御装置1から被制御装置2に供
給されるPWM制御用パルス信号の状態を取得する出力
部5と、被制御装置2においてPWM制御用パルス信号
に従って駆動信号を生成して負荷装置11を駆動する駆
動回路10から出力される駆動信号の状態を取得する検
出回路6および入力部7と、出力部5により取得された
PWM制御用パルス信号の状態と検出回路6および入力
部7により取得された駆動信号の状態との一致/不一致
をPWM制御用パルス信号における同一位相に対応させ
て比較する比較装置8とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PWM制御装置お
よびPWM制御方法に関するものであり、特に被制御装
置における異常を検出して制御の信頼性を向上すること
が可能なPWM制御装置およびPWM制御方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】信号のパルス幅をコントロールするパル
ス幅制御を行うことにより流量制御バルブ、モーター等
の負荷装置の動作を制御するPWM(Pulse Width Modu
lation)制御装置が広く用いられている。このPWM制
御においては、PWM制御装置から所望のデューティー
に応じたPWM制御用パルス信号が被制御装置へ供給さ
れ、被制御装置の駆動回路がこのPWM制御用パルス信
号に応じた駆動信号を所定振幅で生成して供給すること
により最終段の負荷装置が駆動される。
【0003】また、従来より、制御回路内の駆動素子の
異常の検出を目的とした異常検出装置が用いられてお
り、例えば特開昭60−119480号公報等には、定
周期のチェックパルスをトランジスタに入力し、出力パ
ルスの反転信号とチェックパルスのパルス幅を比較する
ことにより、制御回路の出力トランジスタの異常を定常
運転中に検出する異常検出装置等が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな異常検出装置をPWM制御装置およびPWM制御方
法に用いようとすると、以下のような課題が存在する。
【0005】まず、従来の異常検出装置では、異常時の
パルス出力を取り出すために専用の回路が必要となり、
トランジスタ駆動回路のほかに異常検出のための回路を
大幅に追加する必要があり、回路規模が増大してしまう
という課題があった。具体的には、まずチェックパルス
を必要とするため、チェックパルスの発振回路が必要で
あり、トランジスタ出力とのタイミング合わせのための
遅延回路やフリップフロップ、その他比較のためのゲー
トが必要となる。
【0006】また、上記のような異常検出装置では定周
期のパルスの異常検出しか行うことができず、PWM制
御における異常検出に用いることができない。上記のよ
うな異常検出装置ではトランジスタの遅延時間の設定が
固定のため、PWMのような可変デューティーのパルス
の場合にはチェックパルスとの比較においてタイミング
のずれが生じ、異常の誤検出を行う可能性がある。
【0007】さらに、PWM出力パルスのデューティー
が0%や100%であった場合、見かけ上パルスとはな
らないので異常が発生しても上記のような異常検出装置
では検出することができない。上記のような異常検出装
置では異常時の出力パルスの立ち上がりから立ち下がり
までの間を反転出力しているため、エッジのない波形が
入力されても認識できないためである。
【0008】この発明は上記課題を解決するためのもの
であり、定常動作中にPWM出力制御における異常出力
の検出を行い、ON故障/OFF故障の判断を行うこと
のできるPWM制御装置およびPWM制御方法を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のPWM制
御装置は、定周期パルスを発生する定周期パルス発生手
段と、前記定周期パルスを用いて被制御装置に供給され
るPWM制御用パルス信号を生成するPWM制御用パル
ス信号生成手段と、前記被制御装置に供給される前記P
WM制御用パルス信号の状態を取得するPWM制御用パ
ルス信号状態取得手段と、前記被制御装置において前記
PWM制御用パルス信号に従った駆動信号を生成して負
荷装置を駆動する駆動回路から前記負荷装置に供給され
る前記駆動信号の状態を取得する駆動信号状態取得手段
と、前記PWM制御用パルス信号取得手段により取得さ
れた前記PWM制御用パルス信号の状態と前記駆動信号
取得手段により取得された前記駆動信号の状態との一致
/不一致を前記PWM制御用パルス信号における同一位
相に対応させて比較する比較手段とを備えたものであ
る。
【0010】請求項2記載のPWM制御装置は、前記P
WM制御用パルス信号の立ち下がりと前記PWM制御用
パルス信号の次の立ち上がりの間において取得された前
記PWM制御用パルス信号の状態と前記駆動信号の状態
を前記比較手段が比較するようにしたものである。
【0011】請求項3記載のPWM制御装置は、前記P
WM制御用パルス信号の立ち上がりと前記PWM制御用
パルス信号の次の立ち下がりの間において取得された前
記PWM制御用パルス信号の状態と前記駆動信号の状態
を前記比較手段が比較するようにしたものである。
【0012】請求項4記載のPWM制御装置は、前記P
WM制御用パルス信号の立ち下がりと前記PWM制御用
パルス信号の次の立ち上がりの間において取得された前
記PWM制御用パルス信号の状態と前記駆動信号の状態
との比較と、前記PWM制御用パルス信号の立ち上がり
と前記PWM制御用パルス信号の次の立ち下がりの間に
おいて取得された前記PWM制御用パルス信号の状態と
前記駆動信号の状態との比較を、前記比較手段が行うよ
うにしたものである。
【0013】請求項5記載のPWM制御装置は、前記比
較手段において両者の状態が不一致であった場合に、前
記被制御装置における前記駆動回路から前記負荷装置へ
の制御を遮断する制御遮断手段を備えたものである。
【0014】請求項6記載のPWM制御装置は、前記比
較手段において両者の状態が不一致であった場合に、異
常検出を報知する異常報知手段を備えたものである。
【0015】請求項7記載のPWM制御方法は、定周期
パルスを発生する定周期パルス発生工程と、前記定周期
パルスを用いて被制御装置に供給されるPWM制御用パ
ルス信号を生成するPWM制御用パルス信号生成工程
と、前記被制御装置に供給される前記PWM制御用パル
ス信号の状態を取得するPWM制御用パルス信号取得工
程と、前記被制御装置において前記PWM制御用パルス
信号に従った駆動信号を生成して負荷装置を駆動する駆
動回路から前記負荷装置に供給される前記駆動信号の状
態を取得する駆動信号取得工程と、前記PWM制御用パ
ルス信号取得工程において取得された前記PWM制御用
パルス信号の状態と前記駆動信号取得工程において取得
された前記駆動信号の状態との一致/不一致を前記PW
M制御用パルス信号における同一位相に対応させて比較
する比較工程とを備えたものである。
【0016】請求項8記載のPWM制御方法は、前記比
較工程において、前記PWM制御用パルス信号の立ち下
がりと前記PWM制御用パルス信号の次の立ち上がりの
間において取得された前記PWM制御用パルス信号の状
態と前記駆動信号の状態を比較するようにしたものであ
る。
【0017】請求項9記載のPWM制御方法は、前記比
較工程において、前記PWM制御用パルス信号の立ち上
がりと前記PWM制御用パルス信号の次の立ち下がりの
間において取得された前記PWM制御用パルス信号の状
態と前記駆動信号の状態を比較するようにしたものであ
る。
【0018】請求項10記載のPWM制御方法は、前記
比較工程において、前記PWM制御用パルス信号の立ち
下がりと前記PWM制御用パルス信号の次の立ち上がり
の間において取得された前記PWM制御用パルス信号の
状態と前記駆動信号の状態との比較と、前記PWM制御
用パルス信号の立ち上がりと前記PWM制御用パルス信
号の次の立ち下がりの間において取得された前記PWM
制御用パルス信号の状態と前記駆動信号の状態との比較
を実行するようにしたものである。
【0019】請求項11記載のPWM制御方法は、前記
比較工程において両者の状態が不一致であった場合に、
前記被制御装置における前記駆動回路から前記負荷装置
への制御を遮断する制御遮断工程を備えたものである。
【0020】請求項12記載のPWM制御方法は、前記
比較工程において両者の状態が不一致であった場合に、
異常検出を報知する異常報知工程を備えたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0022】実施の形態1.図1は本発明の実施の形態
1のPWM制御装置を示すブロック図である。図におい
て、1は本実施の形態のPWM制御装置であり、2はこ
のPWM制御装置1により制御される被制御装置であ
る。
【0023】PWM制御装置1において、3は一定周期
のクロックパルス信号を生成する発振器(定周期パルス
発生手段)、4はこの発振器3から供給されるクロック
パルス信号を用いて、設定された周期とデューティーに
応じたPWM制御用パルス信号を生成するタイマ回路
(PWM制御用パルス信号生成手段)、5はタイマ回路
4より供給されたPWM制御用パルス信号を被制御装置
2の駆動回路10に対して出力するとともに、その出力
したPWM制御用パルス信号のレベル状態を保持してそ
の内容を比較装置8に供給する出力部(PWM制御用パ
ルス信号状態取得手段)である。被制御装置2の駆動回
路10はこのPWM制御用パルス信号に従った状態変化
をする駆動信号を生成して、最終段に配置された流量制
御バルブ,モーター,光源等の負荷装置11を駆動す
る。6は駆動回路10に対して負荷装置11と並列に接
続され、駆動回路10が最終段の負荷装置11を駆動す
る際の駆動信号を検出する検出回路6(駆動信号状態取
得手段)、7は検出回路6により検出された駆動信号の
状態を保持して比較装置8に供給する入力部(駆動信号
状態取得手段)、8は出力部5から供給されるPWM制
御装置の状態と入力部7から供給される駆動信号の状態
とを比較する比較装置(比較手段)、9は比較装置8に
おける比較結果を記憶する記憶装置である。なお、PW
M制御装置1の上記の各部は、図示しないCPUやRO
M,RAM等の記憶装置を有したマイコンユニット等に
より実現される。
【0024】被制御装置2の駆動回路10はPWM制御
装置1から供給されるPWM制御用パルス信号に従った
状態変化をする駆動信号を生成し、これにより最終段の
負荷装置11を駆動するが、この駆動信号は電圧信号で
あっても電流信号であってもよく、また、PWM制御用
パルス信号のONに従って増加しOFFに従って減少す
る信号など、PWM制御用パルス信号と同型でないよう
な信号であってもよい。
【0025】まず、PWM制御用パルス信号を生成する
タイマ回路4の詳細な構成および動作について説明す
る。図2はタイマ回路4の構成例を示すブロック図であ
る。図2において、タイマ回路4は、カウンタ21、第
1の比較器22、第2の比較器23、およびセットリセ
ットフリップフロップ(FF)24から構成されてい
る。上記構成によるタイマ回路4では、その時点のPW
M制御のデューティーおよび周期に対応したPWM制御
用パルス信号が生成される。例えばPWM制御の周期が
発振器3から出力されるクロックパルス信号の20周期
分であり、デューティーが80%である場合には、OF
Fの期間としてクロックパルス信号4周期分、ONの期
間としてクロックパルス信号16周期分を有した、クロ
ックパルス信号20周期分の周期のPWM制御用パルス
信号がタイマ回路4から出力される。以下具体的に説明
する。
【0026】カウンタ21は、そのクロック端子25に
発振器3から供給されるクロックパルス信号のパルス数
を係数して計数値を出力する。第1の比較器22は、P
WM制御用パルス信号のデューティーに関して設定され
た設定値1とカウンタ21における計数値が一致したと
きに一致信号を発生する。一致信号はFF24のセット
端子に供給され、FF24がセットされる。これによ
り、PWM制御用パルス信号すなわち出力部5の状態は
ONとなる。
【0027】また、検出回路6は、PWM制御装置1よ
り供給されたPWM制御用パルス信号により被制御装置
2が正常に動作しているかを監視するために、駆動回路
10から最終段の負荷装置11に供給される駆動信号の
出力レベルを検出・変換し、これを入力部7に転送す
る。比較装置8は、出力部5と入力部7のレベル状態の
比較を行う。出力部5は、前述のようにカウンタ21の
計数値とデューティーに関する設定値1とが一致したと
きにONとなる。一方入力部7には、駆動回路10およ
び検出回路6の遅延時間分だけPWM制御用パルス信号
から遅延して、対応した駆動信号のレベル状態が入力さ
れる。被制御装置2が正常に動作していれば、対応する
時点同士の出力部5のレベル状態と入力部7のレベル状
態は一致する。
【0028】ここで、何らかの原因により被制御装置2
の駆動回路10がOFF状態のままとなってしまうOF
F故障を起こした場合は、出力部5のレベルがONとな
っても検出回路6および入力部7のレベルはOFFのま
まであり、比較装置8においてレベルが不一致となり、
OFF故障が検出される。
【0029】第2の比較器23は、PWM制御用パルス
信号の周期に関して設定された設定値2とカウンタ21
における計数値が一致したときに一致信号を発生し、こ
れがFF24のリセット端子に入力され、FF24がリ
セットされる。これにより、PWM制御用パルス信号す
なわち出力部5の状態はOFFとなる。また、前記一致
信号はカウンタ21のリセット端子にも供給され、カウ
ンタ21がリセットされる。
【0030】検出回路6は、PWM制御装置1より供給
されたPWM制御用パルス信号により被制御装置2が正
常に動作しているかを監視するために、駆動回路10か
ら負荷装置11に供給される駆動信号の出力レベルを検
出・変換し、これを入力部7に転送する。比較装置8
は、出力部5と入力部7のレベル状態の比較を行う。出
力部5は、前述のようにカウンタ21の計数値と周期に
関する設定値2とが一致したときにOFFとなる。一
方、入力部7には、駆動回路10および検出回路6の遅
延時間分だけPWM制御用パルス信号から遅延して、対
応した駆動信号のレベル状態が入力される。被制御装置
2が正常に動作していれば、対応する時点同士の出力部
5のレベル状態と入力部7のレベル状態は一致する。
【0031】ここで、何らかの原因により被制御装置2
の駆動回路10がON状態のままとなってしまうON故
障を起こした場合は、出力部5のレベルがOFFとなっ
ても検出回路6および入力部7のレベルはONのままで
あり、比較装置8においてレベルが不一致となり、ON
故障が検出される。
【0032】次に、本実施の形態のPWM制御装置の動
作について説明する。
【0033】通常、PWM制御装置1よりPWM制御用
パルス信号が供給されていれば、被制御装置2における
駆動回路10および負荷装置11は正常に動作する。本
発明では、被制御装置2の最終段の負荷装置11と並列
に設けた検出回路6と出力部5のレベルを逐次比較する
ことにより、被制御装置2に発生する異常の検出を行
う。
【0034】図3は本実施の形態のPWM制御装置の各
部の動作を示すタイムチャートである。図3に示す時刻
T0〜T1において、PWM制御装置1のCPUは、例
えばセンサーによる検出結果に応じた適正なPWM制御
を行うための周期およびデューティーに対応した設定値
1および設定値2を決定し、これらをタイマ回路4の第
1の比較器22および第2の比較器23にそれぞれ入力
する。発振器3は、一定周期のクロックパルス信号を発
生してタイマ回路4のカウンタ21に供給する。前記設
定値1,2の入力後、タイマ回路4のカウンタ21は時
刻T1においてカウントを開始する。
【0035】時刻T2においてタイマ回路4のカウンタ
21のカウントの値が設定値1と一致すると、両者を比
較する第1の比較器22において信号INT1(一致信
号)が発生し、この信号INT1がFF24のセット端
子に供給されてFF24がセットされ、これによりPW
M制御用パルス信号すなわち出力部5の状態はONとな
る。またこの時、このINT1信号をトリガーとして比
較装置8において診断プログラム1が実行される。この
診断プログラム1は被制御装置2の駆動回路10がOF
F故障した場合に異常を検出するものである。
【0036】そして、時刻T3においてタイマ回路4の
カウンタ21のカウントの値が設定値2と一致すると、
両者を比較する第2の比較器23において信号INT2
(一致信号)が発生し、この信号INT2がFF24の
リセット端子に供給されてFF24がリセットされ、こ
れによりPWM制御用パルス信号すなわち出力部5の状
態はOFFとなる。またこの時、このINT2信号をト
リガーとして診断プログラム2が実行される。この診断
プログラム2は被制御装置2の駆動回路10がON故障
した場合に異常を検出するものである。
【0037】以下、駆動回路10のOFF故障の場合に
ついて説明する。例えば図3の時刻T4以降において、
駆動回路10のOFF故障により入力部7への入力がO
FF状態に張り付いているものとする。この間にも、I
NT1信号をトリガーとして診断プログラム1が起動さ
れる。図5はこの診断プログラム1の各工程を示すフロ
ーチャートである。まず、診断プログラム1は上記のよ
うにタイマ回路4のカウンタ21のカウント値とデュー
ティーに関する設定値1とが一致したタイミングをトリ
ガーとして起動される。その後、PWM制御装置1のC
PUは入力部7の遅延分にタイミングを合わせるため、
駆動回路10と検出回路6による遅延時間だけ待機する
(ステップA1)。それからCPUは出力部5の状態を
比較装置8に転送し(ステップA2)、入力部7の状態
を比較装置8に転送する(ステップA3)。そしてステ
ップA4において、比較装置8はこの出力部5と入力部
7とのレベル状態の比較を行う。このとき、出力部5は
信号INT1によりON状態となっている。これに対
し、被制御装置2が正常であれば、入力部7のレベル状
態は出力部5と一致し、そのまま診断プログラム1は終
了する。しかし駆動回路10がOFF故障していれば、
この二つのレベル状態は一致せず故障と判定され、ステ
ップA5でこの故障の状態が記憶装置9に保存され、診
断プログラム1が終了する。
【0038】図3を参照すると、時刻T5は信号INT
2により診断プログラム2が起動する時刻であるが、駆
動回路10のOFF故障により入力部7への入力が依然
OFF状態に張り付いている。このときは出力部も設定
通りにOFF状態となっているため、ここでは両者を比
較してもOFF故障とは判定されない。すなわちOFF
故障を検出するためには、時刻T4と時刻T5の間に診
断プログラム1を実施しなければならない。この実施の
形態1においては、出力部5から出力されるPWM制御
用パルス信号のON状態への立ち上がりをトリガーとし
てOFF故障検出用の上記診断プログラム1を実施する
ため、適切にOFF故障の検出を行うことが可能であ
る。
【0039】以下、駆動回路10のON故障の場合につ
いて説明する。図4を参照すると、時刻T0’〜時刻T
3’において、前記図3の時刻T0〜時刻T3の手順と
同様にして、タイマ回路4においてPWM制御用パルス
信号が生成され、出力部5の状態は図4のように変化す
る。例えば図4の時刻T4’以降において、駆動回路1
0のON故障により、入力部7への入力がON状態に張
り付いているものとする。この間にも、INT2信号を
トリガーとして、診断プログラム2が起動される。図6
はこの診断プログラム2の各工程を示すフローチャート
である。まず、診断プログラム2は上記のようにカウン
タ21のカウント値と周期に関する設定値2とが一致し
たタイミングをトリガーとして起動される。その後、P
WM制御装置1のCPUは入力部7の遅延分にタイミン
グを合わせるため、駆動回路10と検出回路6による遅
延時間だけ待機する(ステップB1)。それからCPU
は出力部5の状態を比較装置8に転送し(ステップB
2)、入力部7の状態を比較装置8に転送する(ステッ
プB3)。そしてステップB4において、比較装置8は
この出力部5と入力部7とのレベル状態の比較を行う。
このとき、出力部5は信号INT2によりOFF状態と
なっている。これに対し、被制御装置2が正常であれ
ば、入力部7のレベル状態は出力部5と一致し、そのま
ま診断プログラム2は終了する。しかし駆動回路10が
ON故障していれば、この二つのレベル状態は一致せず
故障と判定され、ステップB5でこの故障の状態が記憶
装置9に保存され、診断プログラム2が終了する。
【0040】図4を参照すると、時刻T5’は信号IN
T1により診断プログラム1が起動する時刻であるが、
駆動回路10のON故障により入力部7への入力が依然
ON側に張り付いている。このときは出力部5も設定通
りON状態となっているため、ここでは両者を比較して
もON故障とは判定されない。すなわちON故障を検出
するためには、時刻T4’から時刻T5’の間に診断プ
ログラム2を実施しなければならない。この実施の形態
1においては、出力部5から出力されるPWM制御用パ
ルス信号のOFF状態への立ち下がりをトリガーとして
ON故障検出用の上記診断プログラム2を実施するた
め、適切にON故障の検出を行うことが可能である。
【0041】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、被制御装置2において最終端の負荷装置11を駆動
する駆動回路10のOFF故障/ON故障等の異常を検
出する機能を付加したPWM制御を行うことが可能とな
り、記憶装置9に保存された被制御装置2の故障の状態
を基に、適切な対策を講ずることが可能となる。また、
上記異常検出のための診断プログラム1,2はPWM制
御用パルス信号の立ち上がりと立ち下がりをトリガーと
して開始されるため、前記従来例のようにチェックパル
ス等を必要とせず、少ない回路規模により上記効果を得
ることが可能となる。
【0042】なお、この実施の形態1のPWM制御装置
は、被制御装置2の駆動回路10が出力する駆動信号が
前述のように例えばPWM制御用パルス信号のONに従
って増加しOFFに従って減少する信号など、PWM制
御用パルス信号と同型でないような場合にも、検出回路
6を駆動信号の増加状態/減少状態の検出を行うものと
するなどにより、被制御装置2の故障検出を行うことが
可能である。
【0043】実施の形態2.図7は本発明の実施の形態
2のPWM制御装置を示すブロック図である。図におい
て、12は被制御装置2の駆動回路10と負荷装置11
の間の接続を断続するスイッチ(制御遮断手段)であ
る。なお、図1に示したものと同様の構成要素について
は同一符号を付して重複説明を省略する。この実施の形
態2のPWM制御装置は、PWM制御用パルス信号の被
制御装置2への出力、および被制御装置2の駆動回路1
0のOFF故障/ON故障の検出は、前記実施の形態1
のPWM制御装置と同様に行うが、比較装置8における
駆動回路10の故障の検出に対して、異なる処理を行
う。
【0044】例えば被制御装置2の負荷装置11が自動
車のブレーキアクチュエータであるような場合、被制御
装置2に以上が発生すると意図する制御が行えず、フル
ブレーキやノーブレーキとなる危険性がある。この実施
の形態2では、出力部5と入力部7のレベル状態が一致
しないとき、スイッチ12がOFFとなり、負荷装置1
1の駆動回路10による制御が遮断される。
【0045】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、前記実施の形態1の効果に加え、被制御装置2の駆
動回路10における異常の検出に従って、駆動回路10
による負荷装置11の制御を遮断し、負荷装置11の制
御を他に引き渡すことが可能となる効果が得られる。
【0046】実施の形態3.図8は本発明の実施の形態
3のPWM制御装置を示すブロック図である。図におい
て、13はLED,ランプ等の表示素子(異常報知手
段)である。なお、図1に示したものと同様の構成要素
については同一符号を付して重複説明を省略する。この
実施の形態3のPWM制御装置は、PWM制御用パルス
信号の被制御装置2への出力、および被制御装置2の駆
動回路10のOFF故障/ON故障の検出は、前記実施
の形態1のPWM制御装置と同様に行うが、比較装置8
において駆動回路10の故障が検出された場合、比較装
置8に接続された表示素子13が点灯して使用者に異常
の発生を知らせ、対応を促す。
【0047】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、前記実施の形態1の効果に加え、PWM制御される
被制御装置2の異常が検出された場合に、表示素子13
の点灯により使用者に異常発生を報知することが可能と
なる。なお、上記表示素子以外に、ブザー,音声等の他
の異常報知手段を用いることも可能であることはいうま
でもない。
【0048】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載のPWM制
御装置によれば、定周期パルスを発生する定周期パルス
発生手段と、前記定周期パルスを用いて被制御装置に供
給されるPWM制御用パルス信号を生成するPWM制御
用パルス信号生成手段と、前記被制御装置に供給される
前記PWM制御用パルス信号の状態を取得するPWM制
御用パルス信号状態取得手段と、前記被制御装置におい
て前記PWM制御用パルス信号に従った駆動信号を生成
して負荷装置を駆動する駆動回路から前記負荷装置に供
給される前記駆動信号の状態を取得する駆動信号状態取
得手段と、前記PWM制御用パルス信号取得手段により
取得された前記PWM制御用パルス信号の状態と前記駆
動信号取得手段により取得された前記駆動信号の状態と
の一致/不一致を前記PWM制御用パルス信号における
同一位相に対応させて比較する比較手段とを備えるよう
にしたため、PWM制御される被制御装置における故障
の発生を検出する機能を付加したPWM制御を行うこと
が可能となり、故障に対応して適切な対策を講ずること
が可能となる効果がある。
【0049】請求項2記載のPWM制御装置によれば、
前記PWM制御用パルス信号の立ち下がりと前記PWM
制御用パルス信号の次の立ち上がりの間において取得さ
れた前記PWM制御用パルス信号の状態と前記駆動信号
の状態を前記比較手段が比較するようにしたため、PW
M制御される被制御装置におけるON故障の発生を検出
する機能を付加したPWM制御を行うことが可能とな
り、ON故障に対応して適切な対策を講ずることが可能
となる効果がある。
【0050】請求項3記載のPWM制御装置によれば、
前記PWM制御用パルス信号の立ち上がりと前記PWM
制御用パルス信号の次の立ち下がりの間において取得さ
れた前記PWM制御用パルス信号の状態と前記駆動信号
の状態を前記比較手段が比較するようにしたため、PW
M制御される被制御装置におけるOFF故障の発生を検
出する機能を付加したPWM制御を行うことが可能とな
り、OFF故障に対応して適切な対策を講ずることが可
能となる効果がある。
【0051】請求項4記載のPWM制御装置によれば、
前記PWM制御用パルス信号の立ち下がりと前記PWM
制御用パルス信号の次の立ち上がりの間において取得さ
れた前記PWM制御用パルス信号の状態と前記駆動信号
の状態との比較と、前記PWM制御用パルス信号の立ち
上がりと前記PWM制御用パルス信号の次の立ち下がり
の間において取得された前記PWM制御用パルス信号の
状態と前記駆動信号の状態との比較を、前記比較手段が
行うようにしたため、PWM制御される被制御装置にお
けるON故障およびOFF故障の発生を検出する機能を
付加したPWM制御を行うことが可能となり、ON故障
およびOFF故障に対応して適切な対策を講ずることが
可能となる効果がある。
【0052】請求項5記載のPWM制御装置によれば、
前記比較手段において両者の状態が不一致であった場合
に、前記被制御装置における前記駆動回路から前記負荷
装置への制御を遮断する制御遮断手段を備えるようにし
たため、PWM制御される被制御装置の駆動回路の故障
が発生した場合に負荷装置の制御を故障した駆動回路か
ら切り放し、他の制御に引き渡すことが可能となる効果
がある。
【0053】請求項6記載のPWM制御装置によれば、
前記比較手段において両者の状態が不一致であった場合
に、異常検出を報知する異常報知手段を備えるようにし
たため、PWM制御される被制御装置の故障発生を使用
者に報知して適切な対応を促すことが可能となる効果が
ある。
【0054】請求項7記載のPWM制御方法によれば、
定周期パルスを発生する定周期パルス発生工程と、前記
定周期パルスを用いて被制御装置に供給されるPWM制
御用パルス信号を生成するPWM制御用パルス信号生成
工程と、前記被制御装置に供給される前記PWM制御用
パルス信号の状態を取得するPWM制御用パルス信号取
得工程と、前記被制御装置において前記PWM制御用パ
ルス信号に従った駆動信号を生成して負荷装置を駆動す
る駆動回路から前記負荷装置に供給される前記駆動信号
の状態を取得する駆動信号取得工程と、前記PWM制御
用パルス信号取得工程において取得された前記PWM制
御用パルス信号の状態と前記駆動信号取得工程において
取得された前記駆動信号の状態との一致/不一致を前記
PWM制御用パルス信号における同一位相に対応させて
比較する比較工程とを備えるようにしたため、PWM制
御される被制御装置における故障の発生を検出する機能
を付加したPWM制御を行うことが可能となり、故障に
対応して適切な対策を講ずることが可能となる効果があ
る。
【0055】請求項8記載のPWM制御方法によれば、
前記比較工程において、前記PWM制御用パルス信号の
立ち下がりと前記PWM制御用パルス信号の次の立ち上
がりの間において取得された前記PWM制御用パルス信
号の状態と前記駆動信号の状態を比較するようにしたた
め、PWM制御される被制御装置におけるON故障の発
生を検出する機能を付加したPWM制御を行うことが可
能となり、ON故障に対応して適切な対策を講ずること
が可能となる効果がある。
【0056】請求項9記載のPWM制御方法によれば、
前記比較工程において、前記PWM制御用パルス信号の
立ち上がりと前記PWM制御用パルス信号の次の立ち下
がりの間において取得された前記PWM制御用パルス信
号の状態と前記駆動信号の状態を比較するようにしたた
め、PWM制御される被制御装置におけるOFF故障の
発生を検出する機能を付加したPWM制御を行うことが
可能となり、OFF故障に対応して適切な対策を講ずる
ことが可能となる効果がある。
【0057】請求項10記載のPWM制御方法によれ
ば、前記比較工程において、前記PWM制御用パルス信
号の立ち下がりと前記PWM制御用パルス信号の次の立
ち上がりの間において取得された前記PWM制御用パル
ス信号の状態と前記駆動信号の状態との比較と、前記P
WM制御用パルス信号の立ち上がりと前記PWM制御用
パルス信号の次の立ち下がりの間において取得された前
記PWM制御用パルス信号の状態と前記駆動信号の状態
との比較を実行するようにしたため、PWM制御される
被制御装置におけるON故障およびOFF故障の発生を
検出する機能を付加したPWM制御を行うことが可能と
なり、ON故障およびOFF故障に対応して適切な対策
を講ずることが可能となる効果がある。
【0058】請求項11記載のPWM制御方法によれ
ば、前記比較工程において両者の状態が不一致であった
場合に、前記被制御装置における前記駆動回路から前記
負荷装置への制御を遮断する制御遮断工程を備えるよう
にしたため、PWM制御される被制御装置の駆動回路の
故障が発生した場合に負荷装置の制御を故障した駆動回
路から切り放し、他の制御に引き渡すことが可能となる
効果がある。
【0059】請求項12記載のPWM制御方法によれ
ば、前記比較工程において両者の状態が不一致であった
場合に、異常検出を報知する異常報知工程を備えるよう
にしたため、PWM制御される被制御装置の故障発生を
使用者に報知して適切な対応を促すことが可能となる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のPWM制御装置を示す
ブロック図である。
【図2】図1のPWM制御装置におけるタイマ回路の構
成例を示すブロック図である。
【図3】図1のPWM制御装置の各部の動作を示すタイ
ムチャートである。
【図4】図1のPWM制御装置の各部の動作を示すタイ
ムチャートである。
【図5】実施の形態1において用いられる診断プログラ
ム1の各工程を示すフローチャートである。
【図6】実施の形態1において用いられる診断プログラ
ム2の各工程を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態2のPWM制御装置を示す
ブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態3のPWM制御装置を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 PWM制御装置 2 被制御装置 3 発振器(定周期パルス発生手段) 4 タイマ回路(PWM制御用パルス信号生成手段) 5 出力部(PWM制御用パルス信号状態取得手段) 6 検出回路(駆動信号状態取得手段) 7 入力部(駆動信号状態取得手段) 8 比較装置(比較手段) 9 記憶装置 10 駆動回路 11 負荷装置 12 スイッチ(制御遮断手段) 13 表示素子(異常報知手段)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定周期パルスを発生する定周期パルス発
    生手段と、 前記定周期パルスを用いて被制御装置に供給されるPW
    M制御用パルス信号を生成するPWM制御用パルス信号
    生成手段と、 前記被制御装置に供給される前記PWM制御用パルス信
    号の状態を取得するPWM制御用パルス信号状態取得手
    段と、 前記被制御装置において前記PWM制御用パルス信号に
    従った駆動信号を生成して負荷装置を駆動する駆動回路
    から前記負荷装置に供給される前記駆動信号の状態を取
    得する駆動信号状態取得手段と、 前記PWM制御用パルス信号取得手段により取得された
    前記PWM制御用パルス信号の状態と、前記駆動信号取
    得手段により取得された前記駆動信号の状態との一致/
    不一致を、前記PWM制御用パルス信号における同一位
    相に対応させて比較する比較手段とを備えたPWM制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記PWM制御用パルス信号の立ち下が
    りと前記PWM制御用パルス信号の次の立ち上がりの間
    において取得された前記PWM制御用パルス信号の状態
    と前記駆動信号の状態を前記比較手段が比較することを
    特徴とする請求項1記載のPWM制御装置。
  3. 【請求項3】 前記PWM制御用パルス信号の立ち上が
    りと前記PWM制御用パルス信号の次の立ち下がりの間
    において取得された前記PWM制御用パルス信号の状態
    と前記駆動信号の状態を前記比較手段が比較することを
    特徴とする請求項1記載のPWM制御装置。
  4. 【請求項4】 前記PWM制御用パルス信号の立ち下が
    りと前記PWM制御用パルス信号の次の立ち上がりの間
    において取得された前記PWM制御用パルス信号の状態
    と前記駆動信号の状態との比較と、前記PWM制御用パ
    ルス信号の立ち上がりと前記PWM制御用パルス信号の
    次の立ち下がりの間において取得された前記PWM制御
    用パルス信号の状態と前記駆動信号の状態との比較を、
    前記比較手段が行うことを特徴とする請求項1記載のP
    WM制御装置。
  5. 【請求項5】 前記比較手段において両者の状態が不一
    致であった場合に、前記被制御装置における前記駆動回
    路から前記負荷装置への制御を遮断する制御遮断手段を
    備えたことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか
    1項記載のPWM制御装置。
  6. 【請求項6】 前記比較手段において両者の状態が不一
    致であった場合に、異常検出を報知する異常報知手段を
    備えたことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか
    1項記載のPWM制御装置。
  7. 【請求項7】 定周期パルスを発生する定周期パルス発
    生工程と、 前記定周期パルスを用いて被制御装置に供給されるPW
    M制御用パルス信号を生成するPWM制御用パルス信号
    生成工程と、 前記被制御装置に供給される前記PWM制御用パルス信
    号の状態を取得するPWM制御用パルス信号取得工程
    と、 前記被制御装置において前記PWM制御用パルス信号に
    従った駆動信号を生成して負荷装置を駆動する駆動回路
    から前記負荷装置に供給される前記駆動信号の状態を取
    得する駆動信号取得工程と、 前記PWM制御用パルス信号取得工程において取得され
    た前記PWM制御用パルス信号の状態と、前記駆動信号
    取得工程において取得された前記駆動信号の状態との一
    致/不一致を、前記PWM制御用パルス信号における同
    一位相に対応させて比較する比較工程とを備えたPWM
    制御方法。
  8. 【請求項8】 前記比較工程において、前記PWM制御
    用パルス信号の立ち下がりと前記PWM制御用パルス信
    号の次の立ち上がりの間において取得された前記PWM
    制御用パルス信号の状態と前記駆動信号の状態を比較す
    ることを特徴とする請求項1記載のPWM制御方法。
  9. 【請求項9】 前記比較工程において、前記PWM制御
    用パルス信号の立ち上がりと前記PWM制御用パルス信
    号の次の立ち下がりの間において取得された前記PWM
    制御用パルス信号の状態と前記駆動信号の状態を比較す
    ることを特徴とする請求項1記載のPWM制御方法。
  10. 【請求項10】 前記比較工程において、前記PWM制
    御用パルス信号の立ち下がりと前記PWM制御用パルス
    信号の次の立ち上がりの間において取得された前記PW
    M制御用パルス信号の状態と前記駆動信号の状態との比
    較と、前記PWM制御用パルス信号の立ち上がりと前記
    PWM制御用パルス信号の次の立ち下がりの間において
    取得された前記PWM制御用パルス信号の状態と前記駆
    動信号の状態との比較を実行することを特徴とする請求
    項1記載のPWM制御方法。
  11. 【請求項11】 前記比較工程において両者の状態が不
    一致であった場合に、前記被制御装置における前記駆動
    回路から前記負荷装置への制御を遮断する制御遮断工程
    を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4の何れ
    か1項記載のPWM制御方法。
  12. 【請求項12】 前記比較工程において両者の状態が不
    一致であった場合に、異常検出を報知する異常報知工程
    を備えたことを特徴とする請求項1から請求項5の何れ
    か1項記載のPWM制御方法。
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