JPH11141902A - 蓄熱式床暖房ユニット - Google Patents
蓄熱式床暖房ユニットInfo
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- JPH11141902A JPH11141902A JP9302428A JP30242897A JPH11141902A JP H11141902 A JPH11141902 A JP H11141902A JP 9302428 A JP9302428 A JP 9302428A JP 30242897 A JP30242897 A JP 30242897A JP H11141902 A JPH11141902 A JP H11141902A
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- JP
- Japan
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- heat storage
- floor heating
- heating unit
- heat
- insulating material
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 取付孔３にアンカーボルト１０を嵌入させる
ことにより、スラブ８やハーフプレキャスト板９上への
設置を容易にし、また、ハーフプレキャスト板９上に予
め蓄熱式床暖房ユニット１を止め付けておくことができ
る蓄熱式床暖房ユニットを提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 補強板２内に断熱材４と蓄熱材６とヒー
タ線５を収容してモルタル１２で固めた蓄熱式床暖房ユ
ニット１に取付孔３を形成する。
ことにより、スラブ８やハーフプレキャスト板９上への
設置を容易にし、また、ハーフプレキャスト板９上に予
め蓄熱式床暖房ユニット１を止め付けておくことができ
る蓄熱式床暖房ユニットを提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 補強板２内に断熱材４と蓄熱材６とヒー
タ線５を収容してモルタル１２で固めた蓄熱式床暖房ユ
ニット１に取付孔３を形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の床下から
暖房を行う蓄熱式床暖房ユニットに関する。
暖房を行う蓄熱式床暖房ユニットに関する。
【０００２】
【従来の技術】床暖房装置は、床材の下にヒータ等の発
熱体を配置して、室内を床下から暖房するものである。
また、蓄熱式床暖房装置は、夜間に発熱体の熱を蓄熱材
に蓄積させておき昼間に放熱させるようにした床暖房装
置であり、夜間の割安な電力料金を利用してランニング
コストの低減を図ることができるという利点を有する。
熱体を配置して、室内を床下から暖房するものである。
また、蓄熱式床暖房装置は、夜間に発熱体の熱を蓄熱材
に蓄積させておき昼間に放熱させるようにした床暖房装
置であり、夜間の割安な電力料金を利用してランニング
コストの低減を図ることができるという利点を有する。
【０００３】上記蓄熱式床暖房装置には、コンクリート
埋設施工方式や根太間施工方式、フリーアクセスフロア
方式等の施工方式がある。このうちコンクリート埋設施
工方式による蓄熱式床暖房装置の従来の構成例を図８及
び図９に基づいて説明する。コンクリート埋設施工方式
では、まず家屋等の床下の基礎となるコンクリートのス
ラブ８上に断熱材４を配置し、その上に帯状のシート材
に包まれた蓄熱材６を多数並べて載置すると共に、これ
らの蓄熱材６の上にヒータ線５を蛇行させて敷設する。
そして、ここにモルタル１２を流し込むと共に図９に示
すワイヤーメッシュ１３を敷設して、ヒータ線５や蓄熱
材６をこのモルタル１２内に埋め込み固めた後に、床仕
上げ材１７を床張りすることにより施工を完成する。な
お、コンクリート埋設施工方式は、根太間施工方式等の
乾式工法に対して、このようにモルタル１２を流し込む
ことから湿式工法と称される場合もある。
埋設施工方式や根太間施工方式、フリーアクセスフロア
方式等の施工方式がある。このうちコンクリート埋設施
工方式による蓄熱式床暖房装置の従来の構成例を図８及
び図９に基づいて説明する。コンクリート埋設施工方式
では、まず家屋等の床下の基礎となるコンクリートのス
ラブ８上に断熱材４を配置し、その上に帯状のシート材
に包まれた蓄熱材６を多数並べて載置すると共に、これ
らの蓄熱材６の上にヒータ線５を蛇行させて敷設する。
そして、ここにモルタル１２を流し込むと共に図９に示
すワイヤーメッシュ１３を敷設して、ヒータ線５や蓄熱
材６をこのモルタル１２内に埋め込み固めた後に、床仕
上げ材１７を床張りすることにより施工を完成する。な
お、コンクリート埋設施工方式は、根太間施工方式等の
乾式工法に対して、このようにモルタル１２を流し込む
ことから湿式工法と称される場合もある。
【０００４】上記蓄熱式床暖房装置は、ヒータ線５から
発した熱を床仕上げ材１７を介し直接室内に伝えると共
に、下方の蓄熱材６に一旦蓄熱させることができる。従
って、夜間にヒータ線５に通電を行い、この間に蓄熱材
６に蓄熱させた熱を昼間徐々に床仕上げ材１７を介して
室内に放熱させることにより、夜間の割安な電力料金を
利用することができる。また、断熱材４は、これらヒー
タ線５や蓄熱材６からの熱が下方のスラブ８に逃げるの
を防止するためのものであり、これによって効率良く室
内を暖房することができる。
発した熱を床仕上げ材１７を介し直接室内に伝えると共
に、下方の蓄熱材６に一旦蓄熱させることができる。従
って、夜間にヒータ線５に通電を行い、この間に蓄熱材
６に蓄熱させた熱を昼間徐々に床仕上げ材１７を介して
室内に放熱させることにより、夜間の割安な電力料金を
利用することができる。また、断熱材４は、これらヒー
タ線５や蓄熱材６からの熱が下方のスラブ８に逃げるの
を防止するためのものであり、これによって効率良く室
内を暖房することができる。
【０００５】しかし、このようなコンクリート埋設施工
方式による蓄熱式床暖房装置では、断熱材４と蓄熱材６
とヒータ線５を別個に搬入して現場で配置敷設しなけれ
ばならないために作業が煩雑になるという欠点がある。
そこで、例えば図１０に示すように、これら断熱材４と
蓄熱材６とヒータ線５を樋状の補強板２上に載置してモ
ルタル７を打ち込んで固めた蓄熱式床暖房ユニット１が
従来から発明されている。このような蓄熱式床暖房ユニ
ット１は、工場から現場に搬入し家屋等の床下のスラブ
８上に順に設置して配線を行い、さらにその上からモル
タル１２を打ち込むだけで施工が完了するので、工事の
手間を軽減することができる。
方式による蓄熱式床暖房装置では、断熱材４と蓄熱材６
とヒータ線５を別個に搬入して現場で配置敷設しなけれ
ばならないために作業が煩雑になるという欠点がある。
そこで、例えば図１０に示すように、これら断熱材４と
蓄熱材６とヒータ線５を樋状の補強板２上に載置してモ
ルタル７を打ち込んで固めた蓄熱式床暖房ユニット１が
従来から発明されている。このような蓄熱式床暖房ユニ
ット１は、工場から現場に搬入し家屋等の床下のスラブ
８上に順に設置して配線を行い、さらにその上からモル
タル１２を打ち込むだけで施工が完了するので、工事の
手間を軽減することができる。
【０００６】また、集合住宅等の建物の床には、トラス
筋を埋め込んだ配筋構造を要するものがあり、このよう
な床では、図１１及び図１２に示すように、ハーフプレ
キャスト板９を用いる場合がある。ハーフプレキャスト
板９は、工場で製作したプレハブスラブ床であり、トラ
ス筋１４が予め埋め込まれている。そして、図１３に示
すように、このハーフプレキャスト板９と蓄熱式床暖房
ユニット１とを現場に搬入し、まずハーフプレキャスト
板９を敷設した後に蓄熱式床暖房ユニット１を並べて載
置配線し、トラス筋１４の頂部にスラブ上端筋１５を配
筋すると共に、後打ちコンクリート１６を打設する。従
って、この場合にも、ハーフプレキャスト板９上に、断
熱材４と蓄熱材６とヒータ線５を現場で配置敷設する必
要がなくなるので、作業を簡略化することができる。
筋を埋め込んだ配筋構造を要するものがあり、このよう
な床では、図１１及び図１２に示すように、ハーフプレ
キャスト板９を用いる場合がある。ハーフプレキャスト
板９は、工場で製作したプレハブスラブ床であり、トラ
ス筋１４が予め埋め込まれている。そして、図１３に示
すように、このハーフプレキャスト板９と蓄熱式床暖房
ユニット１とを現場に搬入し、まずハーフプレキャスト
板９を敷設した後に蓄熱式床暖房ユニット１を並べて載
置配線し、トラス筋１４の頂部にスラブ上端筋１５を配
筋すると共に、後打ちコンクリート１６を打設する。従
って、この場合にも、ハーフプレキャスト板９上に、断
熱材４と蓄熱材６とヒータ線５を現場で配置敷設する必
要がなくなるので、作業を簡略化することができる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
蓄熱式床暖房ユニット１では、多数の蓄熱式床暖房ユニ
ット１を家屋等の床下のスラブ８上に順に設置する際の
位置決めが不明確で作業がやり難いという問題があっ
た。また、ハーフプレキャスト板９を用いる場合も、同
様の問題があり、しかも、この問題を回避するためにハ
ーフプレキャスト板工場で予めハーフプレキャスト板９
上に蓄熱式床暖房ユニット１を載置しておいたとして
も、これらを位置ずれさせることなく現場に搬送するこ
とができないという問題があった。
蓄熱式床暖房ユニット１では、多数の蓄熱式床暖房ユニ
ット１を家屋等の床下のスラブ８上に順に設置する際の
位置決めが不明確で作業がやり難いという問題があっ
た。また、ハーフプレキャスト板９を用いる場合も、同
様の問題があり、しかも、この問題を回避するためにハ
ーフプレキャスト板工場で予めハーフプレキャスト板９
上に蓄熱式床暖房ユニット１を載置しておいたとして
も、これらを位置ずれさせることなく現場に搬送するこ
とができないという問題があった。
【０００８】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、蓄熱式床暖房ユニットに取付孔を形成するこ
とにより、スラブ上等への載置の際の位置決めを容易に
し、また、ハーフプレキャスト板上に事前に載置して止
め付けておくことができる蓄熱式床暖房ユニットを提供
することを目的としている。
のであり、蓄熱式床暖房ユニットに取付孔を形成するこ
とにより、スラブ上等への載置の際の位置決めを容易に
し、また、ハーフプレキャスト板上に事前に載置して止
め付けておくことができる蓄熱式床暖房ユニットを提供
することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項１の蓄熱式
床暖房ユニットは、上記課題を解決するために、補強板
上に断熱材を配置し、この断熱材の上方に蓄熱材及び発
熱体を積層すると共に、これらをモルタル及び／又はコ
ンクリートで固めた蓄熱式床暖房ユニットにおいて、補
強板から断熱材と蓄熱材及び発熱体とモルタル及び／又
はコンクリートとを貫いて上下に貫通する取付孔が形成
されたことを特徴とする。
床暖房ユニットは、上記課題を解決するために、補強板
上に断熱材を配置し、この断熱材の上方に蓄熱材及び発
熱体を積層すると共に、これらをモルタル及び／又はコ
ンクリートで固めた蓄熱式床暖房ユニットにおいて、補
強板から断熱材と蓄熱材及び発熱体とモルタル及び／又
はコンクリートとを貫いて上下に貫通する取付孔が形成
されたことを特徴とする。
【００１０】請求項１の発明によれば、スラブやハーフ
プレキャスト板等の所定位置にアンカーボルト等を埋め
込んでおけば、このアンカーボルト等を取付孔に通すこ
とにより、蓄熱式床暖房ユニットの位置決めを行うこと
ができ設置が容易となる。しかも、ハーフプレキャスト
板上等に事前に蓄熱式床暖房ユニットを設置し、取付孔
から突出したアンカーボルト等を例えばねじ止めするこ
とにより止め付けておけば、現場での作業をさらに容易
にすることができる。
プレキャスト板等の所定位置にアンカーボルト等を埋め
込んでおけば、このアンカーボルト等を取付孔に通すこ
とにより、蓄熱式床暖房ユニットの位置決めを行うこと
ができ設置が容易となる。しかも、ハーフプレキャスト
板上等に事前に蓄熱式床暖房ユニットを設置し、取付孔
から突出したアンカーボルト等を例えばねじ止めするこ
とにより止め付けておけば、現場での作業をさらに容易
にすることができる。
【００１１】請求項２の蓄熱式床暖房ユニットは、補強
板上に断熱材を配置し、この断熱材の上方に蓄熱材及び
発熱体を積層すると共に、これらをモルタル及び／又は
コンクリートで固めた蓄熱式床暖房ユニットにおいて、
補強板から断熱材と蓄熱材及び発熱体とモルタル及び／
又はコンクリートのブロックの周囲側に突設した突設部
に上下に貫通する取付孔が形成されたことを特徴とす
る。
板上に断熱材を配置し、この断熱材の上方に蓄熱材及び
発熱体を積層すると共に、これらをモルタル及び／又は
コンクリートで固めた蓄熱式床暖房ユニットにおいて、
補強板から断熱材と蓄熱材及び発熱体とモルタル及び／
又はコンクリートのブロックの周囲側に突設した突設部
に上下に貫通する取付孔が形成されたことを特徴とす
る。
【００１２】請求項２の発明によれば、スラブやハーフ
プレキャスト板等の所定位置にアンカーボルト等を埋め
込んでおけば、このアンカーボルト等を取付孔に通すこ
とにより、蓄熱式床暖房ユニットの位置決めや設置が容
易となる。しかも、取付孔は、補強板の突起部にのみ形
成されるので、断熱材や蓄熱材等を貫通させて取付孔を
通す必要がなくなり、この取付孔の作成が容易となる。
プレキャスト板等の所定位置にアンカーボルト等を埋め
込んでおけば、このアンカーボルト等を取付孔に通すこ
とにより、蓄熱式床暖房ユニットの位置決めや設置が容
易となる。しかも、取付孔は、補強板の突起部にのみ形
成されるので、断熱材や蓄熱材等を貫通させて取付孔を
通す必要がなくなり、この取付孔の作成が容易となる。
【００１３】請求項３の蓄熱式床暖房ユニットは、前記
補強板が、断熱材と蓄熱材及び発熱体とモルタル及び／
又はコンクリートのブロックの少なくとも両側方を覆う
側壁を周縁部から立設させた樋状であることを特徴とす
る。
補強板が、断熱材と蓄熱材及び発熱体とモルタル及び／
又はコンクリートのブロックの少なくとも両側方を覆う
側壁を周縁部から立設させた樋状であることを特徴とす
る。
【００１４】請求項３の発明によれば、補強板が樋状で
あるため、断熱材や蓄熱材及び発熱体を積層してモルタ
ル等を充填する作業が容易となる。
あるため、断熱材や蓄熱材及び発熱体を積層してモルタ
ル等を充填する作業が容易となる。
【００１５】なお、本発明は、積層する発熱体と蓄熱材
の上下関係については特に限定しないが、通常は蓄熱材
の上に発熱体を配置することが好ましい。また、この発
熱体の上下に蓄熱材をそれぞれ挟み込むように配置して
もよい。
の上下関係については特に限定しないが、通常は蓄熱材
の上に発熱体を配置することが好ましい。また、この発
熱体の上下に蓄熱材をそれぞれ挟み込むように配置して
もよい。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【００１７】図１〜図７は本発明の一実施形態を示すも
のであって、図１は蓄熱式床暖房ユニットの構成を示す
縦断面正面図、図２は蓄熱式床暖房ユニットの斜視図、
図３は蓄熱式床暖房ユニットの取付孔にアンカーボルト
の突出部を嵌め込んだ状態を示す縦断面斜視図、図４は
蓄熱式床暖房ユニットの他の構成を示す縦断面正面図、
図５は蓄熱式床暖房ユニットの他の構成を示す斜視図、
図６は突設部に取付孔を設けた蓄熱式床暖房ユニットの
構成を示す斜視図、図７は突設部に取付孔を設けた蓄熱
式床暖房ユニットの他の構成を示す斜視図である。な
お、図８〜図１３に示した従来例と同様の機能を有する
構成部材には同じ番号を付記する。
のであって、図１は蓄熱式床暖房ユニットの構成を示す
縦断面正面図、図２は蓄熱式床暖房ユニットの斜視図、
図３は蓄熱式床暖房ユニットの取付孔にアンカーボルト
の突出部を嵌め込んだ状態を示す縦断面斜視図、図４は
蓄熱式床暖房ユニットの他の構成を示す縦断面正面図、
図５は蓄熱式床暖房ユニットの他の構成を示す斜視図、
図６は突設部に取付孔を設けた蓄熱式床暖房ユニットの
構成を示す斜視図、図７は突設部に取付孔を設けた蓄熱
式床暖房ユニットの他の構成を示す斜視図である。な
お、図８〜図１３に示した従来例と同様の機能を有する
構成部材には同じ番号を付記する。
【００１８】本実施形態の蓄熱式床暖房ユニット１は、
図１及び図２に示すように、細長い方形の金属（鉄等）
底板の四方の側辺から側壁を立設させた樋状の補強板２
を用いる。また、この補強板２の底板には、長手方向に
沿って複数箇所（図では３箇所）に貫通孔が形成される
と共に、これらの孔上にそれぞれ金属パイプを固着する
ことにより取付孔３を形成している。この補強板２の両
端を塞いだ樋状の内部には、最下層に断熱材４が敷き詰
められると共に、この上に蓄熱材６とヒータ線５とを積
層し、この上からモルタル７を打設している。ただし、
これらの断熱材４と蓄熱材６は、予め取付孔３の部分に
貫通孔を形成したものを載置する。また、ヒータ線５
は、これらの取付孔３を避けて敷設する。
図１及び図２に示すように、細長い方形の金属（鉄等）
底板の四方の側辺から側壁を立設させた樋状の補強板２
を用いる。また、この補強板２の底板には、長手方向に
沿って複数箇所（図では３箇所）に貫通孔が形成される
と共に、これらの孔上にそれぞれ金属パイプを固着する
ことにより取付孔３を形成している。この補強板２の両
端を塞いだ樋状の内部には、最下層に断熱材４が敷き詰
められると共に、この上に蓄熱材６とヒータ線５とを積
層し、この上からモルタル７を打設している。ただし、
これらの断熱材４と蓄熱材６は、予め取付孔３の部分に
貫通孔を形成したものを載置する。また、ヒータ線５
は、これらの取付孔３を避けて敷設する。
【００１９】ヒータ線５は、抵抗線を例えばエチレンプ
ロピレンゴム絶縁体で覆い耐熱ビニルシースで被覆した
ものであり、これを蛇行させて蓄熱材６上に敷設する。
また、予めヒータ線５を蛇行させておき、適宜箇所を樹
脂テープ等で止めたり、シート材等の間に挟み込んだ面
状発熱体を蓄熱材６の上に敷設してもよい。また、この
ようなヒータ線５に代えて、ＰＴＣ発熱体（正温度係数
発熱体）による面状発熱体を用いることもできる。ＰＴ
Ｃ発熱体は、スクリーン印刷等により形成した発熱層を
ＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）等のシート材の
間に挟み込んで使用する。なお、ヒータ線５を用いる場
合には、温度センサを用いた閉ループによる温度制御が
必要となるが、ＰＴＣ発熱体を用いる場合には、このＰ
ＴＣ発熱体の自動温度制御機能により開ループによる温
度制御が可能となる。また、電熱作用により発熱するこ
れらヒータ線５やＰＴＣ発熱体に代えて、誘導加熱等を
用いた他の発熱体を用いることも可能である。
ロピレンゴム絶縁体で覆い耐熱ビニルシースで被覆した
ものであり、これを蛇行させて蓄熱材６上に敷設する。
また、予めヒータ線５を蛇行させておき、適宜箇所を樹
脂テープ等で止めたり、シート材等の間に挟み込んだ面
状発熱体を蓄熱材６の上に敷設してもよい。また、この
ようなヒータ線５に代えて、ＰＴＣ発熱体（正温度係数
発熱体）による面状発熱体を用いることもできる。ＰＴ
Ｃ発熱体は、スクリーン印刷等により形成した発熱層を
ＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）等のシート材の
間に挟み込んで使用する。なお、ヒータ線５を用いる場
合には、温度センサを用いた閉ループによる温度制御が
必要となるが、ＰＴＣ発熱体を用いる場合には、このＰ
ＴＣ発熱体の自動温度制御機能により開ループによる温
度制御が可能となる。また、電熱作用により発熱するこ
れらヒータ線５やＰＴＣ発熱体に代えて、誘導加熱等を
用いた他の発熱体を用いることも可能である。
【００２０】蓄熱材６は、上記ヒータ線５が発した熱を
一旦蓄積して徐々に時間をかけて放出するものであれば
よいので、単に熱容量が大きいだけのもの（顕熱のみを
利用する蓄熱材）を用いることもできるが、潜熱を利用
して温度上昇を伴わずに熱を蓄積できる潜熱型蓄熱材を
用いる方が効率が良いため、ここでは融解熱を利用して
熱を蓄積するパラフィン系のものを使用する。特に、本
実施形態では、蓄熱状態でも液化せず固体状態を保つこ
とができるパラフィン系の潜熱型蓄熱材を用いる。ま
た、断熱材４は、このヒータ線５や蓄熱材６から放出さ
れる熱が下方に逃げるのを防止するためのものであり、
熱伝導性の低い空気を大量に含んだウレタンフォームや
グラスウール等を用いるのが好ましい。さらに、モルタ
ル７は、セメント等を砂と混ぜて水を加えて練ったもの
である。ただし、このモルタル７に代えて、小石等を混
ぜたコンクリートを用いることもできる。
一旦蓄積して徐々に時間をかけて放出するものであれば
よいので、単に熱容量が大きいだけのもの（顕熱のみを
利用する蓄熱材）を用いることもできるが、潜熱を利用
して温度上昇を伴わずに熱を蓄積できる潜熱型蓄熱材を
用いる方が効率が良いため、ここでは融解熱を利用して
熱を蓄積するパラフィン系のものを使用する。特に、本
実施形態では、蓄熱状態でも液化せず固体状態を保つこ
とができるパラフィン系の潜熱型蓄熱材を用いる。ま
た、断熱材４は、このヒータ線５や蓄熱材６から放出さ
れる熱が下方に逃げるのを防止するためのものであり、
熱伝導性の低い空気を大量に含んだウレタンフォームや
グラスウール等を用いるのが好ましい。さらに、モルタ
ル７は、セメント等を砂と混ぜて水を加えて練ったもの
である。ただし、このモルタル７に代えて、小石等を混
ぜたコンクリートを用いることもできる。
【００２１】上記蓄熱式床暖房ユニット１は、家屋等の
床下の基礎となるコンクリートのスラブ８上やハーフプ
レキャスト板９上に載置して配線を行う。この際、スラ
ブ８やハーフプレキャスト板９には、図３に示すよう
に、所定箇所に予めアンカーボルト１０を埋め込んでお
く。そして、これらのアンカーボルト１０の突出部が蓄
熱式床暖房ユニット１の各取付孔３に嵌まり込むように
して載置する。また、ハーフプレキャスト板９上に載置
する場合には、アンカーボルト１０の突出部の雄ねじに
図示しないナットを螺着して蓄熱式床暖房ユニット１を
止め付ける。
床下の基礎となるコンクリートのスラブ８上やハーフプ
レキャスト板９上に載置して配線を行う。この際、スラ
ブ８やハーフプレキャスト板９には、図３に示すよう
に、所定箇所に予めアンカーボルト１０を埋め込んでお
く。そして、これらのアンカーボルト１０の突出部が蓄
熱式床暖房ユニット１の各取付孔３に嵌まり込むように
して載置する。また、ハーフプレキャスト板９上に載置
する場合には、アンカーボルト１０の突出部の雄ねじに
図示しないナットを螺着して蓄熱式床暖房ユニット１を
止め付ける。
【００２２】上記構成の蓄熱式床暖房ユニット１は、ス
ラブ８上やハーフプレキャスト板９上に載置する際の位
置決めが容易となり多数個を並べて設置する作業を効率
的に行うことができるようになる。また、ハーフプレキ
ャスト板工場で、予めハーフプレキャスト板９上に多数
の蓄熱式床暖房ユニット１を載置し止め付けておいた場
合には、これらの蓄熱式床暖房ユニット１をハーフプレ
キャスト板９と共に一体化して現場に搬入することがで
きるので、施工作業をさらに容易にすることができる。
ラブ８上やハーフプレキャスト板９上に載置する際の位
置決めが容易となり多数個を並べて設置する作業を効率
的に行うことができるようになる。また、ハーフプレキ
ャスト板工場で、予めハーフプレキャスト板９上に多数
の蓄熱式床暖房ユニット１を載置し止め付けておいた場
合には、これらの蓄熱式床暖房ユニット１をハーフプレ
キャスト板９と共に一体化して現場に搬入することがで
きるので、施工作業をさらに容易にすることができる。
【００２３】なお、上記実施形態では、蓄熱材６の上に
のみヒータ線５を布設したが、図４及び図５に示すよう
に、補強板２の両側方の側壁の上部を広げて形成し、蓄
熱材６の上方のみならず、その両側方にもヒータ線５を
布設するようにしてもよい。ただし、この場合には、ヒ
ータ線５の下方に蓄熱材６や断熱材４が配置されない部
分が生じるので、ここから熱がある程度下方に逃げ出す
ことにより熱効率が低下するのを避けることはできな
い。また、図６に示すように、蓄熱材６の両側方部を上
端部まで盛り上げて配置し、この蓄熱材６の両側方部の
間にのみヒータ線５を配置することもできる。この場合
には、蓄熱材６がヒータ線５の下方や側方に逃げようと
する熱を確実に捉えて無駄にしないので、熱効率を高め
ることができる。もっとも、この場合には、蓄熱式床暖
房ユニット１上でヒータ線５を布設できる面積が減少す
るので、ヒータ効率が低下する。従って、これらの蓄熱
式床暖房ユニット１は、使用目的等に応じて熱効率を優
先するかヒータ効率を優先するを定めて任意に選択する
ことができる。
のみヒータ線５を布設したが、図４及び図５に示すよう
に、補強板２の両側方の側壁の上部を広げて形成し、蓄
熱材６の上方のみならず、その両側方にもヒータ線５を
布設するようにしてもよい。ただし、この場合には、ヒ
ータ線５の下方に蓄熱材６や断熱材４が配置されない部
分が生じるので、ここから熱がある程度下方に逃げ出す
ことにより熱効率が低下するのを避けることはできな
い。また、図６に示すように、蓄熱材６の両側方部を上
端部まで盛り上げて配置し、この蓄熱材６の両側方部の
間にのみヒータ線５を配置することもできる。この場合
には、蓄熱材６がヒータ線５の下方や側方に逃げようと
する熱を確実に捉えて無駄にしないので、熱効率を高め
ることができる。もっとも、この場合には、蓄熱式床暖
房ユニット１上でヒータ線５を布設できる面積が減少す
るので、ヒータ効率が低下する。従って、これらの蓄熱
式床暖房ユニット１は、使用目的等に応じて熱効率を優
先するかヒータ効率を優先するを定めて任意に選択する
ことができる。
【００２４】さらに、上記実施形態では、断熱材４や蓄
熱材６等を貫通して取付孔３を形成したが、図６に示す
ように、補強板２の底板に側方に突出する突設部１１を
溶接等により取り付け、これらの突設部１１に取付孔３
を形成するようにしてもよい。また、図７に示すよう
に、補強板２の底板を両端側に突設させて突設部１１を
形成し、ここに取付孔３を形成することもできる。これ
らの場合も、アンカーボルト１０の突出部を突設部１１
の取付孔３に嵌め込んで載置し、必要に応じて各アンカ
ーボルト１０の突出部の雄ねじに図示しないナットを螺
着することにより蓄熱式床暖房ユニット１を止め付ける
ことができる。これらの場合、取付孔３が断熱材４や蓄
熱材６等を貫通する必要がないため、補強板２に金属パ
イプ等を固着する必要がなく、また、断熱材４や蓄熱材
６に孔を開けておく必要もなくなるので、蓄熱式床暖房
ユニット１の構造が単純化されて作成し易くなる。ま
た、これらの場合には、アンカーボルト１０の突出部を
低くすることができる。
熱材６等を貫通して取付孔３を形成したが、図６に示す
ように、補強板２の底板に側方に突出する突設部１１を
溶接等により取り付け、これらの突設部１１に取付孔３
を形成するようにしてもよい。また、図７に示すよう
に、補強板２の底板を両端側に突設させて突設部１１を
形成し、ここに取付孔３を形成することもできる。これ
らの場合も、アンカーボルト１０の突出部を突設部１１
の取付孔３に嵌め込んで載置し、必要に応じて各アンカ
ーボルト１０の突出部の雄ねじに図示しないナットを螺
着することにより蓄熱式床暖房ユニット１を止め付ける
ことができる。これらの場合、取付孔３が断熱材４や蓄
熱材６等を貫通する必要がないため、補強板２に金属パ
イプ等を固着する必要がなく、また、断熱材４や蓄熱材
６に孔を開けておく必要もなくなるので、蓄熱式床暖房
ユニット１の構造が単純化されて作成し易くなる。ま
た、これらの場合には、アンカーボルト１０の突出部を
低くすることができる。
【００２５】さらに、上記実施形態では、蓄熱材６の上
にヒータ線５を積層した蓄熱式床暖房ユニット１につい
て説明したが、これら蓄熱材６とヒータ線５の積層の順
序は限定されず、複数層に交互に積層することもでき
る。
にヒータ線５を積層した蓄熱式床暖房ユニット１につい
て説明したが、これら蓄熱材６とヒータ線５の積層の順
序は限定されず、複数層に交互に積層することもでき
る。
【００２６】さらに、上記実施形態では、スラブ８やハ
ーフプレキャスト板９にアンカーボルト１０を埋め込ん
だ場合について説明したが、取付孔３に嵌入するもので
あれば、このようなアンカーボルト１０に限らず、任意
の止具を用いることができる。
ーフプレキャスト板９にアンカーボルト１０を埋め込ん
だ場合について説明したが、取付孔３に嵌入するもので
あれば、このようなアンカーボルト１０に限らず、任意
の止具を用いることができる。
【００２７】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の蓄熱式床暖房ユニットによれば、スラブやハーフプレ
キャスト板等の所定位置にアンカーボルト等を埋め込ん
でおくことにより、このアンカーボルト等を取付孔に通
して蓄熱式床暖房ユニットの位置決めや設置を容易にす
ることができる。しかも、ハーフプレキャスト板上等に
事前に蓄熱式床暖房ユニットを設置止め付けておくこと
ができるので、現場での作業をさらに容易にすることが
できる。
の蓄熱式床暖房ユニットによれば、スラブやハーフプレ
キャスト板等の所定位置にアンカーボルト等を埋め込ん
でおくことにより、このアンカーボルト等を取付孔に通
して蓄熱式床暖房ユニットの位置決めや設置を容易にす
ることができる。しかも、ハーフプレキャスト板上等に
事前に蓄熱式床暖房ユニットを設置止め付けておくこと
ができるので、現場での作業をさらに容易にすることが
できる。
【図１】本発明の一実施形態を示すものであって、蓄熱
式床暖房ユニットの構成を示す縦断面正面図である。
式床暖房ユニットの構成を示す縦断面正面図である。
【図２】本発明の一実施形態を示すものであって、蓄熱
式床暖房ユニットの斜視図である。
式床暖房ユニットの斜視図である。
【図３】本発明の一実施形態を示すものであって、蓄熱
式床暖房ユニットの取付孔にアンカーボルトの突出部を
嵌め込んだ状態を示す縦断面斜視図である。
式床暖房ユニットの取付孔にアンカーボルトの突出部を
嵌め込んだ状態を示す縦断面斜視図である。
【図４】本発明の一実施形態を示すものであって、蓄熱
式床暖房ユニットの他の構成を示す縦断面正面図であ
る。
式床暖房ユニットの他の構成を示す縦断面正面図であ
る。
【図５】本発明の一実施形態を示すものであって、蓄熱
式床暖房ユニットの他の構成を示す斜視図である。
式床暖房ユニットの他の構成を示す斜視図である。
【図６】本発明の一実施形態を示すものであって、突設
部に取付孔を設けた蓄熱式床暖房ユニットの構成を示す
斜視図である。
部に取付孔を設けた蓄熱式床暖房ユニットの構成を示す
斜視図である。
【図７】本発明の一実施形態を示すものであって、突設
部に取付孔を設けた蓄熱式床暖房ユニットの他の構成を
示す斜視図である。
部に取付孔を設けた蓄熱式床暖房ユニットの他の構成を
示す斜視図である。
【図８】従来例を示すものであって、蓄熱式床暖房装置
を設置した家屋の床の断面を示す斜視図である。
を設置した家屋の床の断面を示す斜視図である。
【図９】従来例を示すものであって、コンクリート埋設
施工方式の蓄熱式床暖房装置の構成例を示す縦断面正面
図である。
施工方式の蓄熱式床暖房装置の構成例を示す縦断面正面
図である。
【図１０】従来例を示すものであって、蓄熱式床暖房ユ
ニットの構成例を示す縦断面正面図である。
ニットの構成例を示す縦断面正面図である。
【図１１】従来例を示すものであって、蓄熱式床暖房ユ
ニットをハーフプレキャスト板上に載置した状態を示す
縦断面正面図である。
ニットをハーフプレキャスト板上に載置した状態を示す
縦断面正面図である。
【図１２】従来例を示すものであって、蓄熱式床暖房ユ
ニットをハーフプレキャスト板上に載置した状態を示す
斜視図である。
ニットをハーフプレキャスト板上に載置した状態を示す
斜視図である。
【図１３】従来例を示すものであって、蓄熱式床暖房ユ
ニットを用いた施工例を示す斜視図である。
ニットを用いた施工例を示す斜視図である。
１ 蓄熱式床暖房ユニット ２ 補強板 ３ 取付孔 ４ 断熱材 ５ ヒータ線 ６ 蓄熱材 ７ モルタル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 祐一 兵庫県伊丹市池尻４丁目３番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 堀内 一哉 兵庫県伊丹市池尻４丁目３番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 河野 雅洋 兵庫県伊丹市池尻４丁目３番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内
Claims (3)
- 【請求項１】 補強板上に断熱材を配置し、この断熱材
の上方に蓄熱材及び発熱体を積層すると共に、これらを
モルタル及び／又はコンクリートで固め一体化した蓄熱
式床暖房ユニットにおいて、 補強板から断熱材と蓄熱材及び発熱体とモルタル及び／
又はコンクリートの各層を貫いて上下に貫通する取付孔
が形成されたことを特徴とする蓄熱式床暖房ユニット。 - 【請求項２】 補強板上に断熱材を配置し、この断熱材
の上方に蓄熱材及び発熱体を積層すると共に、これらを
モルタル及び／又はコンクリートで固め一体化した蓄熱
式床暖房ユニットにおいて、 補強板の周囲側に突設した突設部に上下に貫通する取付
孔が形成されたことを特徴とする蓄熱式床暖房ユニッ
ト。 - 【請求項３】 前記補強板が、断熱材と蓄熱材及び発熱
体とモルタル及び／又はコンクリートの層の少なくとも
両側方を覆う側壁を周縁部から立設させた樋状であるこ
とを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の蓄熱式床
暖房ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9302428A JPH11141902A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 蓄熱式床暖房ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9302428A JPH11141902A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 蓄熱式床暖房ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11141902A true JPH11141902A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17908813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9302428A Pending JPH11141902A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 蓄熱式床暖房ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11141902A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190100684A (ko) * | 2018-02-21 | 2019-08-29 | 조영근 | 원적외선, 음이온 방출 기능 및 축열성을 갖는 조립식 온돌바닥용 축열 패널 |
-
1997
- 1997-11-05 JP JP9302428A patent/JPH11141902A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190100684A (ko) * | 2018-02-21 | 2019-08-29 | 조영근 | 원적외선, 음이온 방출 기능 및 축열성을 갖는 조립식 온돌바닥용 축열 패널 |
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