JPH11141825A - 高活性籾殻灰の製造方法及びその装置 - Google Patents

高活性籾殻灰の製造方法及びその装置

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JPH11141825A JP32201597A JP32201597A JPH11141825A JP H11141825 A JPH11141825 A JP H11141825A JP 32201597 A JP32201597 A JP 32201597A JP 32201597 A JP32201597 A JP 32201597A JP H11141825 A JPH11141825 A JP H11141825A
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポゾラン活性が高く、且つ未燃炭素の少ない
高活性籾殻灰を効率的に製造することにある。 【解決手段】 燃焼室5内に連続して投入されて堆積す
る籾殻層を上下方向に延びる複数本の撹拌支管8により
撹拌するとゝもに、前記燃焼室内に投入された籾殻から
発生する分解ガスを前記籾殻層の上部に位置する前記撹
拌支管の送風孔9から供給される自然大気中の酸素で燃
焼せしめ、籾殻中の未燃炭素を前記籾殻層の内部に位置
する前記撹拌支管の送風孔から供給される自然大気中の
酸素で焼成せしめることを特徴とする高活性籾殻灰の製
造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高活性籾殻灰の製
造方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来技術】籾殻を600℃前後の適温で燃焼させる
と、ポゾラン活性の高い籾殻灰が得られる。この籾殻灰
をコンクリートやモルタルに混和すると、強度増進等の
数々の利点があることは、例えば、コンクリート工学年
次論文報告集(1993年・15巻1号)の杉田氏らの
「高活性もみがら灰製造方法とそれを用いたコンクリー
トの性質」、原田氏らの「籾殻灰を混和したモルタルの
基礎的性状」等の論文によって既に知られているが、こ
の籾殻灰の品質は主にポゾラン活性度と未燃炭素量によ
って左右される。すなわち、燃焼温度が高すぎた場合に
は、クリストバライトなどの鉱物が生成してポゾラン活
性が低下する。また、燃焼温度が低すぎた場合、或いは
燃焼時間が短すぎる場合には、未燃炭素が増加する。
【0003】そして、この籾殻灰をコンクリートやモル
タルに混和した時に、籾殻灰のポゾラン活性が低いと、
例えば強度増進が低下する。また未燃炭素が多いと、A
E剤・減水剤等のコンクリート混和剤の効果を減じさせ
るために、大量の混和剤を使用する必要性が生じる。混
和剤を大量に使用することは、コンクリートの物性面,
コスト面で好ましくない。そこで、籾殻灰をコンクリー
トやモルタルに使用する場合には、高いポゾラン活性を
維持したまま、籾殻灰の未燃炭素を極力少なくすること
が必要となる。
【0004】従来、籾殻灰の製造方法として、例えば特
開昭60−36360号公報には流動床方式のものが、
また例えば特開平6−157092号公報にはバッチ方
式のものが公開されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらのもの
は主に籾殻の燃焼熱の利用や、くん炭の製造を目的とし
ており、コンクリートやモルタルの混和に適した高活性
籾殻灰の製造には適さない。すなわち、上記のような従
来の方法において、流動床方式の場合、燃焼室内に投入
された籾殻は流動媒体を流動させるための送風によっ
て、燃焼後直ちに燃焼室より排出されるため燃焼時間が
短く、未燃炭素を十分燃焼させることができない。未燃
炭素を減じさせるために、燃焼時間を長くすれば未燃炭
素を減少させることはできるが、籾殻灰のポゾラン活性
は低くなる。
【0006】また籾殻を直接流動床に投入すると、急速
に高温にさらされて有機分の分解ガスが籾殻より揮発し
て燃焼し、その燃焼が籾殻堆積層内で生じるため燃焼温
度が急激に上昇する。その結果、籾殻中のカリウムがS
iO2 と反応して溶融状態となり、その時に未燃焼の炭
素を溶融物中に取り込み、酸素との接触を妨げるために
未燃炭素が多く残留する。
【0007】一方バッチ方式の場合、籾殻の燃焼温度及
び燃焼速度は供給酸素量によって決まり、供給酸素量が
多いほど籾殻の燃焼温度が高く、燃焼速度が早い(基礎
試験データから)。籾殻灰のポゾラン活性を高くするた
めに、籾殻を低温で焼成するには供給する酸素量を限定
し、長時間の燃焼時間を要するという欠点があるが、長
時間の燃焼はコスト面から好ましくない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来の問題点を解決するためになされたもので、ポゾラ
ン活性が高く、且つ未燃炭素の少ない高活性籾殻灰を効
率的に製造することを目的としたものであり、その要旨
は、燃焼室内に連続して投入されて堆積する籾殻層を上
下方向に延びる複数本の撹拌支管により撹拌するとゝも
に、前記燃焼室内に投入された籾殻から発生する分解ガ
スを前記籾殻層の上部に位置する前記撹拌支管の送風孔
から供給される自然大気中の酸素で燃焼せしめ、籾殻中
の未燃炭素を前記籾殻層の内部に位置する前記撹拌支管
の送風孔から供給される自然大気中の酸素で焼成せしめ
ることを特徴とする高活性籾殻灰の製造方法及びその装
置にある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
により詳細に説明するに、図において、1は焼成炉本体
で、該焼成炉本体1は、円板状の炉床2と円筒形の炉壁
3で形成した燃焼室5及び該燃焼室5の上部の排気部4
により夫々構成されている。
【0010】6は前記燃焼室5内にあって前記炉床2の
中心から立設した回転主軸で、該回転主軸6の上部には
放射状に延びた複数本の撹拌管7が前記炉床2に対して
水平方向に装着されており、更にこの各撹拌管7にはそ
のほぼ全長にわたり下方に向け延びた複数本の撹拌支管
8が所定間隔で垂設している。この場合、少なくとも隣
り合う撹拌管7にそれぞれ設けた各撹拌支管8は、前記
回転主軸6を中心とする同一円周上にない、所謂互いに
ずれた位置に夫々設けることが望ましい。
【0011】9は前記各撹拌支管8に形成した径6mm
程度の送風孔で、前記撹拌支管8の全長にわたって形成
されているが、この送風孔9は前記回転主軸6の回転に
伴う撹拌支管8の移動方向とは反対側の側壁面に多数設
けられている。これにより、送風孔9の籾殻による目詰
まりを防止できるとゝもに、撹拌支管8の移動によって
その裏側に生じる空隙に送風孔9から供給される空気が
入り易くなり、籾殻間への空気の混入がより増大され
る。
【0012】10は前記焼成炉本体1の外に設けた空気
送風機で、中空状の部材により構成された前記回転主軸
6,撹拌管7及び撹拌支管8には夫々、この空気送風機
10から風量制御バルブ11,送風管12を介して前記
回転主軸6の下端部から自然大気が送り込まれ、前記撹
拌管7及び撹拌支管8を通ってその送風孔9から排出さ
れるようなっている。
【0013】また、前記回転主軸6は前記送風管12に
通じる途中でギヤードモータ13に接続されており、イ
ンバータ14により回転数が制御されたこのギヤードモ
ータ13が駆動することにより、前記回転主軸6及びこ
の回転主軸6と一体構造とした撹拌管7及び撹拌支管8
が回転する構成としている。そして、前記焼成炉本体1
の前記炉壁3には、籾殻投入ホッパ15及びモータ16
に連結されたスクリューフィーダ17からなる籾殻投入
装置18と、着火口19がそれぞれ設けられており、前
記籾殻投入装置18の付近にはバーナ20が設置されて
いる。
【0014】22は排出用ダンパ21を設けた排出管
で、前記炉床2の回転主軸6付近に設けられている。2
3,24は前記炉床2及び排気部4に夫々設置した複数
個の熱電対のような温度計で、この温度計23,24に
より前記燃焼室5内の温度を測定して温度記録計25で
温度記録を行う。なお、図中、26は前記排気部4の上
面に連結した排気管である。
【0015】つぎに、前記のような構成からなる焼成炉
を使用して、籾殻を焼成する方法を説明するに、燃焼室
5の炉壁3に設けられている籾殻投入装置18から籾殻
を投入する。その際に、前記撹拌管7を毎分0.1〜
0.5回転程度の回転数で回転させながら籾殻の投入を
行い、撹拌支管8による撹拌により炉床2の上面全体に
まんべんなく籾殻を敷き詰めた籾殻層Mを形成するが、
この籾殻層Mの高さは前記撹拌支管8の先端8Aから3
分の1程度の高さまでとするのが望ましく、燃焼中も連
続してその高さを保つ量を投入し続けている。
【0016】次いで、空気送風機10により自然大気の
送風を行う。この空気送風機10により送風される自然
大気は、風量制御バルブ11で適正な送風量(前記炉床
2上に堆積している籾殻及び穀物灰が飛散しない程度の
風速、例えば0.01〜0.05m/秒)に制御され、
送風管12,回転主軸6,撹拌管7,撹拌支管8,送風
孔9,燃焼室5,排気部4及び排気管26の順に通過
し、最後に大気中に排出される。
【0017】次に、燃焼室5内の籾殻層Mに着火する。
その着火方法は、着火口19から燃焼室5内に均一に敷
き詰められた籾殻層Mの上部に灯油を1リットル程度か
け、ガスバーナ等で着火し、着火を確認した後、着火口
19を閉じる。そして、炉内温度が籾殻の燃焼に適した
温度(炉床2の部分で200〜300℃、排気部4の部
分で500〜550℃)に上昇するまでバーナ20によ
る補助燃焼を行い、排気部4に設置した温度計24によ
り排気部4の温度が500℃程度に記録されたら補助燃
焼を止め、籾殻の燃焼のみでくん炭化を持続させる。
【0018】前記籾殻の燃焼中も前記撹拌支管8が回転
移動して前記籾殻層Mを撹拌し続けており、常時下層の
籾殻が上部へと撹拌されるため燃焼状態のばらつきがな
く、均一にくん炭化が進行する。燃焼室5内の温度調節
は回転主軸7の回転数及び籾殻の投入量により行う。す
なわち、温度が上がりすぎた場合、温度記録計25に接
続された回転主軸用インバータ14及び籾殻投入装置
(スクリューフィーダ)用インバータ27により、回転
主軸6の回転数及び籾殻の投入量が自動調整される。こ
れらは必ずしも連動しているわけではなく、回転数又は
投入量の変化だけでも調整することも可能である。
【0019】前記のくん炭化した籾殻は、有機分が分解
され、固定炭素分と灰分からなっているが、この固定炭
素分は、撹拌されながら前記籾殻層Mの内部に位置する
撹拌支管8の下方部の送風孔9Bから供給される自然大
気中の酸素により均一な燃焼が促進され、灰化が進行す
る。このとき、後述する理由により、籾殻中のカリウム
は溶融せず、未燃炭素は十分に燃焼される。
【0020】すなわち、高温状態にある燃焼炉への投入
時における籾殻の熱分解により、例えばCO,CO2
2 ,CH4 等の有機分の分解ガスが籾殻中から揮発す
る。この分解ガスは籾殻層Mの上部に上昇するが、ここ
には籾殻層Mの外部に位置する撹拌支管8の上方部の送
風孔9Aが開口しており、上昇した分解ガスはこの送風
孔9Aから供給される自然大気中の酸素により燃焼す
る。すなわち、有機分の分解ガスの燃焼は、前記籾殻層
Mと離れた上部で行われることになるので、分解ガスの
この燃焼によって籾殻層Mの温度が急激に上昇すること
がない。したがって、籾殻中のカリウムは溶融せず、未
燃炭素は十分に燃焼される。
【0021】籾殻は、灰化が進行したものから撹拌支管
8の回転移動により前記炉床2の中心に向かって徐々に
移動し、中心付近では下方部の送風孔9Bより供給され
る自然大気によって籾殻灰が冷却される。冷却された籾
殻灰はその後、回転主軸6の付近に設けられた排出管2
2から排出され、排出用ダンパ21を開けることによっ
て回収される。この排出された籾殻灰は、ボールミルの
ような粉砕装置で適当な粒度に粉砕することでコンクリ
ート混和材等として使用できる。
【0022】図4に示すものは、本発明方法で得た籾殻
灰のX線回析図で、図5に示すものは従来の流動床方式
を用いて得られた籾殻灰のX線回析図である。この図5
によって明らかなように、従来の流動床方式を用いて得
られた籾殻灰では、22°前後にX線回析のピークが現
れているため、クリストバライトの結晶が生成されたこ
とを示している。
【0023】これに対して、本発明方法で得た籾殻灰で
は、図4に示すように、X線回析のピークが全く認めら
れず、この籾殻灰のポゾラン活性は高いことを示してい
る。また、籾殻灰中の未燃炭素についても、従来の流動
床方式を用いて得た籾殻灰では2.5〜3.5%である
のに対し、本発明方法で得られた籾殻灰では1.0%以
下で著しく少ない。
【0024】表1に示すものは、籾殻灰を混入しない普
通セメントモルタル供試体M0、従来の流動床方式によ
って得た籾殻灰を混和材として用いたセメントモルタル
供試体M1、前記本発明方法で得た籾殻灰を混和材とし
て用いたセメントモルタル供試体M2の、それぞれのセ
メントモルタルの配合及び圧縮強度を示す。
【0025】
【表1】
【0026】この表1から明らかなように、本発明方法
で製造された籾殻灰をセメントモルタルに混和すること
によって大きな強度増進が認められた。一方、従来技術
である流動床炉方式を用いて製造され籾殻灰の混和によ
るセメントモルタル供試体M1でもある程度の強度増進
は認められたが、その程度は低かった。
【0027】
【発明の効果】本発明は、上記のように、撹拌支管の籾
殻層内に位置する送風孔からは籾殻の燃焼に必要な酸素
を供給しているので、籾殻を均一に且つ完全に燃焼せし
めることができるとゝもに、燃焼室内に投入された籾殻
から発生する有機分の分解ガスは、籾殻層の上部に位置
する撹拌支管の送風孔から供給される酸素によって籾殻
層とは離れた個所で燃焼する。したがって、籾殻の燃焼
温度の過上昇を防ぎ、安定した状態で且つ短時間で籾殻
を燃焼せしめることができ、従来の流動床方式を利用し
た場合と比べて籾殻中の未燃炭素が少なく、且つポゾラ
ン活性の高い高品質の籾殻灰を得ることが出来る、とい
った諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製造装置の縦断面説明図である。
【図2】同製造装置の横断面説明図である。
【図3】本発明の作用を示す部分拡大説明図である。
【図4】本発明で得られた籾殻灰のX線回析図である。
【図5】従来の流動床炉を用いて得られた籾殻灰のX線
回析図である。
【符号の説明】
1 燃焼炉本体 2 炉床 3 炉壁 4 排気部 5 燃焼室 6 回転主軸 7 撹拌管 8 撹拌支管 9 送風孔 9A 上方部の通風孔 9B 下方部の通風孔 10 空気送風機 11 風量制御バルブ 12 送風管 13 ギヤードモータ 14 回転主軸用インバータ 15 ホッパ 16 モータ 17 スクリューフィーダ 18 籾殻投入装置 19 着火口 20 バーナ 21 排出用ダンパ 22 排出管 23 温度計 24 温度計 25 温度記録計 26 排気管 27 籾殻投入装置(スクリューフィーダ)用インバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C10B 53/02 C10B 53/02 (72)発明者 鈴木 稔 山形県酒田市上本町6番7号 前田製管株 式会社内 (72)発明者 佐藤 俊彦 山形県酒田市北浜町2番54号 阿部エンジ ニアリング株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼室内に連続して投入されて堆積する
    籾殻層を上下方向に延びる複数本の撹拌支管により撹拌
    するとゝもに、前記燃焼室内に投入された籾殻から発生
    する分解ガスを前記籾殻層の上部に位置する前記撹拌支
    管の送風孔から供給される自然大気中の酸素で燃焼せし
    め、籾殻中の未燃炭素を前記籾殻層の内部に位置する前
    記撹拌支管の送風孔から供給される自然大気中の酸素で
    焼成せしめることを特徴とする高活性籾殻灰の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 燃焼室内にその底部に設けた炉床の中心
    から回転主軸を立設するとゝもに、該回転主軸の上部に
    複数本の撹拌管を放射状に設け、更にこの各撹拌管に下
    方に向け延びた複数本の撹拌支管を所定間隔で垂設する
    とゝもに、該撹拌支管の側壁面に多数の送風孔を形成
    し、前記回転主軸の中空内部を通って送風される自然大
    気を前記撹拌管及び撹拌支管を介して前記送風孔から送
    風する構成としたことを特徴とする高活性籾殻灰の製造
    装置。
  3. 【請求項3】 送風孔を、撹拌支管の移動方向と反対側
    の側壁面に形成したことを特徴とする請求項2記載の高
    活性籾殻灰の製造装置。
  4. 【請求項4】 隣り合う撹拌管に夫々設けた各撹拌支管
    は、回転主軸を中心とする同一円周上にない位置にそれ
    ぞれ垂設したことを特徴とする請求項2又は3記載の高
    活性籾殻灰の製造装置。
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