JPH11141600A - 振動対象部材の振動低減方法とその装置 - Google Patents

振動対象部材の振動低減方法とその装置

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JPH11141600A
JPH11141600A JP30583797A JP30583797A JPH11141600A JP H11141600 A JPH11141600 A JP H11141600A JP 30583797 A JP30583797 A JP 30583797A JP 30583797 A JP30583797 A JP 30583797A JP H11141600 A JPH11141600 A JP H11141600A
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JP
Japan
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vibration
weight
pipe
vibrated
suppressing
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JP30583797A
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Kenji Hisada
健治 久田
Norihiro Doi
紀宏 土井
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SHINKYOO KK
Osaka City
Original Assignee
SHINKYOO KK
Osaka City
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 振動対象部材を用いて組み立てた製品の振動
を低減させるとともに、共振振動数域での振動に対して
も振動を低減させる方法と装置を提供する。 【解決手段】 振動が生起される振動対象部材1 の振動
面(起振面)に固定することなく接触させたウェイト2
の、共振時における前記起振面の振幅に対応して生じる
振幅方向の反発運動を、振動対象部材1 自体を又はこれ
に付加した一体部材を規制部材として、一定の範囲で抑
制することにより振幅の増加を抑え、この抑制された反
発運動の繰り返しにより、共振しようとする起振面の振
動を低減する振動対象部材の振動低減方法と、単一体又
は複数個の固体からなるウェイト2 の垂直、水平又は該
水平に対しての傾斜のいずれかの方向の振動による反発
運動を所定の範囲で抑制する抑止手段と、該抑止手段を
振動低減対象物に直接又はアタッチメントを介して一体
化する装着手段と、から構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般機械・装置
(原動機、流体機械・装置、工作機械、自動機械、精密
機器、測定機器、事務用機器、その他、自動販売、クリ
ーニング、保安用機器等)、電気・電子機器、運輸・運
搬機械、宇宙・海洋開発機器、環境保全機器、医療・介
護機器、建造物等及びこれらの各構成部分(例えば、電
気機器部分のプリント基板、空調配管、建造物の柱、
梁、フローリング構造部分等)等の内、振動の生起によ
って品質低下(機能、耐久性の低下、故障、事故等の多
発、生活環境の悪化等)を招く、これら振動低減対象物
(以下、単に振動対象部材という)の振動低減方法と、
これら振動対象部材に装着する振動低減装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、実環境における故障、事故のうち
振動によるものは相当な比率を占め、また、振動を起因
とする不快音、騒音等による生活環境の悪化等から、振
動対象部材には高い信頼性が要求され、環境試験の重要
性が高まっており、これら高い信頼性の要求を充足させ
るための種々の研究がなされ、振動対象部材の振動を減
少させる手段が講じられている。
【0003】従来において講じられている振動を減少さ
せる方法は、主として機械等の運転等に伴う振動的な力
の外部への伝わりを妨げる振動絶縁(防振支持と同義)
手段が多い。
【0004】この従来の振動絶縁手段の代表的な例は、
外部から受ける振動数と一致しない振動数を持つ板部材
又はこれらから構成される製品を設計すること、あるい
は外部から受ける振動の影響を防振することによって軽
減する方法等であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法は、外部から受ける振動数が単一の場合には有効であ
るが、多くの振動数を持つ外部振動に対しては有効では
なく、個々の振動対象部材について予め振動試験を行い
その対策をしなければならないため、手直しに多くの時
間と費用が必要となる点に問題があり、また、振動絶縁
対策を施しても、振動対象部材の構成の相違によって共
振振動数が変化するため、全ての振動数範囲において実
益的効果が得られない点にも問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に着眼して為
されたものであって、多くの振動数を持つ外部振動に対
しても、振動対象部材の各部材或は振動対象部材の各部
材を組み立てた振動対象部材(製品)の振動を軽減させ
るとともに、防振対策後の共振振動数変化での振動に対
しても、振動を低減させることができる方法と振動低減
装置を安価に提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る、振動対象
部材の振動低減方法は、振動が生起される振動対象部材
の振動面(起振面)に固定することなく接触又は支持さ
せたウェイトの、共振(共振=固有振動数を有する振動
形に外部から周期的な力が作用した場合に、その周期的
な力の振動数(周波数)と固有振動数に近付くと振動系
の振幅が大きくなり、固有振動数が一致したときにその
系の振幅が非常に大きくなる。この固有振動数と外力の
振動数が一致することを共振という。)時における前記
起振面の振幅に対応して生じる振幅方向の反発運動を、
振動対象部材自体を又は振動対象部材に一体的に付加し
た部材を規制部材として、一定の範囲で抑制することに
より振幅の増加を抑え、この抑制された反発運動の繰り
返しにより、共振しようとする起振面の振動を低減する
ようにしたことを特徴とする方法である。前記したウェ
イトとは、単一体又は複数個若しくは多数個の固体(例
えば、塊体、球体、小石等を言い、外力により変形する
柔軟性体は含まない)の総称であり、その材質は、用
途、振動エネルギーの大小等によって最適のものを選択
的に使用する。
【0008】また本発明に係る振動低減装置は、単一体
又は複数個若しくは多数個の固体からなるウェイトと、
該ウェイトの垂直、水平又は該水平に対しての傾斜のい
ずれかの方向の振動による反発運動を所定の範囲で抑制
する抑止手段と、該抑止手段を振動対象部材に直接又は
アタッチメントを介して一体化する装着手段と、から構
成したことを特徴とする振動対象部材の振動低減装置で
あり、前記ウェイトの反発運動の抑止手段は、一例とし
て請求項2に記載のように、反発運動方向へのウェイト
のガイド機能と運動抑制機能とを具備させる手段が、最
も多くの分野に使用できて優れた防振低減効果が得られ
る。
【0009】なお、前記単一体のウェイトとは、所定の
重量を単一部材で形成したものであり、また複数個若し
くは多数個の固体からなるウェイトとは、容器内で反発
運動をする塊体や球体等の集合物からなるものを指称す
るものである。
【0010】前記のウェイトの反発運動の抑止手段とし
て、反発運動方向へのウェイトのガイド機能と運動抑制
機能とを具備させる手段を採用する場合において、前記
ウェイトのガイド機能は、ウェイトの形態に対応して、
ウェイトに貫通する軸遊嵌穴と振動低減対象物に既設の
又は装着手段と一体に設けた、軸、螺子棒、パイプ等を
含む単一又は複数の軸、若しくはウェイトとこれを収納
する容器の筒壁との組み合わせのいずれかによって構成
し、また前記運動抑制機能は、前記ガイド機能を構成す
る部材と一体的若しくは運動抑制を微調整可能に結合し
た抑止部材によって構成することができる。
【0011】またウェイトと抑止部材との間には、圧縮
バネ、ゴム、スポンジ、熱可塑性合成樹脂等の弾発部材
を介在させた構成として、衝突音の小音化又は消音化
と、前記弾発部材の復元反発力による繰り返し運動の迅
速化と円滑性を良好とすることができ、さらに、振動対
象部材が磁性体である場合には、ウェイトを非磁性部材
で構成し、装着手段を磁石を用いた磁着手段として、振
動低減装置の振動対象部材への装着を簡単とすることが
できる。
【0012】なおウェイトの衝突音の小音化又は消音化
をより効果的に行うために、ウェイトの衝突面又該衝突
面に対応するウェイト面の一方又は両方にゴム等の緩衝
層を、またウェイト全体に樹脂コーティング層等を形成
し、さらに振動低減効果をより良くするために、少なく
ともガイド機能を果たす面と接触するウェイトの穴内面
又は外周面にメッキ層、樹脂コーティング層等を形成し
てウェイトの反発運動の繰り返しを円滑にする場合もあ
る。
【0013】また振動対象部材の起振面が平面ではな
く、空調機器配管等の配管部材のように弧面の場合に
は、前記において説明した装着手段を、前記弧面に対応
する凹面構成を具備した装着用のアタッチメントを配管
部材に固定して、このアタッチメントを利用して振動低
減装置を装着する。
【0014】さらに、配管部材に装着する振動低減装置
とする場合には、中心に配管部材が遊嵌される配管遊嵌
用穴を貫通した単一体のウェイトと、該ウェイトの配管
部材装着時の、配管部材の長さ方向に対する位置確保の
ための位置決め用のアタッチメントとから構成して、配
管遊嵌用穴の内径と配管部材の外径との寸法差を、ウェ
イトの共振時における反発運動抑制手段とする。
【0015】この場合において、配管部材が既設の配管
部材を対象とする場合には、ウェイトを、配管遊嵌用穴
の径方向に分割した分割ウェイトで構成し、前記ウェイ
トの共振時における反発運動抑制手段を確保することを
条件として、前記分割ウェイト相互を、溶接或は加締手
段で一体化するか、蝶番手段等で開閉する開閉端部のみ
を溶接又は加締固定して一体化する構成とする。
【0016】前記配管部材に装着する振動低減装置は、
振動対象部材の装着部断面外形が円形の棒状部材或は、
正方形、長方形の柱状部材、梁状部材の場合にも、それ
ぞれの部材の軸線直角断面形状に対応して、反発運動抑
制用の間隙を確保したウェイト用の穴を形成することに
より装着使用することができ、同様の振動低減効果を達
成することができる。
【0017】さらに振動対象部材に凹陥部或は収納空間
を設けて、該凹陥部又は収納空間内に、単一体又は複数
個若しくは多数個の固体からなるウェイトの垂直、水平
又は該水平に対しての傾斜のいずれかの方向の振動によ
る反発運動を所定の範囲で抑制する抑止機能を、単一体
のウェイトの場合は凹陥部内面又は収納空間の内面に保
有させるように、また複数個若しくは多数個の固体から
なるウェイトの場合は、既述した容器に収納させて装着
するようにする。このように構成される振動低減装置
は、柱、梁、二重床の床パネル自体又は直貼り床等に使
用して、振動低減効果を達成することができ、また二重
床のようにスラブと床との間に空間がある場合には、不
織布等の吸音部材と併用し又は併用せずに、床パネルが
支持される支持ブロックの軸部をガイド機能部として装
着する構成とする。
【0018】以上説明した本発明に係る振動低減方法と
その装置の用途については、前記発明の属する技術分野
において記載したように多岐にわたるために、それぞれ
についての使用例を網羅して説明することはできないこ
と、及び振動低減効果を損ねることのない装着手段又は
構成手段を各用途に応じて採用するものであることから
その説明は省略する。
【0019】
【発明の作用及び効果】上記した本発明に係る振動する
振動対象部材の振動低減方法及び振動低減装置は、振動
対象部材(振動対象部材と一体となっいる部材を含む)
の振動面(起振面)に固定することなく接触させたウェ
イトが、共振時における振動対象部材の振幅が増加する
と、該振動対象部材表面の振動の振幅によって、起振面
と規制部材の間でウェイトの直線方向の反発運動が抑制
状態で繰り返され、この反発運動の繰り返しによりウェ
イトが振動し、これによって共振しようとする振動対象
部材の振動を抑え、振動対象部材にそれ以上の振幅の増
加を妨げるように作用することから、取付ける振動低減
装置の個数、取付ける位置に拘らず、振動対象部材なら
びにこれを組み立てた製品に発生する加速度を大幅に減
少させ、多くの振動数を持つ外部振動に対しても振動を
軽減させるとともに、防振対策によっても低減できない
振動数域での振動に対してもこれを低減させることがで
きるようになる。
【0020】したがって本発明に係る振動する振動対象
部材の振動低減方法及び本発明に係る振動低減装置を振
動対象部材に実施または装着することにより、外部から
受ける振動数が単一の場合はもちろんのこと、多くの振
動数を持つ外部振動に対しても有効に振動を軽減又は低
減でき、従来の振動絶縁方法において実施していた、個
々の製品についてあらかじめ振動試験、その結果による
対策のための製品の手直し及びこれに必要とした多くの
時間と費用を不要とするとともに、振動対象部材の物流
段階、設置時、稼働時、或は構築後の生活環境等の様々
な振動生起態様において、外部振動による振動対象部材
の部品の脱落、損傷、誤動作等のトラブルを招かず、ま
た床等の生活環境構成部材に利用した場合においては、
軽量、重量衝撃による振動を低減して衝撃音を解消し、
生活環境を改善することに大きく貢献することができよ
うになる等、機能的信頼性と耐久性を具備した安全性の
高い振動対象部材(製品)を安価に提供することができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】及び
【実施例】本発明に係る振動する振動対象部材の振動低
減方法及び振動低減装置を各実施例において説明する
と、実施例1、2は、振動低減方法の実施例であり、実
施例3乃至9は、低減装置の実施例としての代表的な実
施例であって、これらは単一体又は複数個若しくは多数
個の固体のいずれかからなるウェイトを、少なくとも外
部振動による外力作用方向の、ウェイトの反発運動の繰
り返しを所定の範囲で抑制する手段を採用する方法又は
装置構成となっており、いずれも振動対象物の垂直面、
水平面、傾斜面、曲面等の任意の位置に装着することに
より、振動対象物の振動低減するものである。
【0022】
【実施方法例1】まず、本発明に係る振動対象物の振動
低減方法の実施例1を、振動が生起される振動対象部材
が断面四角形の角柱である場合について説明(図示省
略、ただし符号については装置の実施例図面中の符号と
対応)すると、該角柱の起立上端部に、ホゾ形態又は二
股形態の拘束用空間を形成し、該空間内に、水平方向に
架設したガイド軸部材(3) によりウェイト(2) を、前記
拘束用空間の内壁面とウェイト(2) との間に、水平方向
の振動による反発運動とその繰り返しを所定の範囲で抑
制する間隙(g) が形成されるように、水平方向移動自在
に支持させ、該ウェイト(2) の、共振時における角柱の
水平方向の振動振幅に対応して生じる振幅方向の反発運
動を、拘束用空間の内壁面を規制部として、一定の範囲
で抑制することにより振幅の増加を抑え、この抑制され
た反発運動の繰り返しにより、共振しようとする角柱の
振動を低減する方法である。このような実施方法例は、
管柱等の長尺で起立される部材に実施することができ
る。
【0023】
【実施方法例2】また本発明方法を、床パネルを支持ブ
ロックでスラブ上に支持する構成となった二重床のフロ
ーリング構築物部分に実施する場合には、支持ブロック
を構成する支柱部分(ボルト等)及び支柱部分の上下端
に一体の鍔或は床パネル等を規制部材に利用し、またガ
イド機能を支柱部分に分担させるようにウェイト(2) を
装着することにより実施するか、直接、床パネルの裏面
に、以下に既述する実施装置例1乃至5の振動低減装置
を装着する等の手段を採用することができる。
【0024】なお支柱部材を利用する場合において、そ
の支柱の高さが大きい場合には、ウェイト(2) のサイズ
によって又は支持ブロックに反発運動の繰り返しを所定
の範囲で抑制する拘束手段を付設して間隙相当部を確保
し、また支柱が中空部材(材質は問わない)である場合
には、その中空部へウェイトを収容するとともに、反発
運動抑制手段を具備させれば良く、さらにいずれの場合
においても、不織布等の吸音部材を床パネルとスラブと
の間に介装して、本発明の振動低減効果を一層良好とす
ることもできる。
【0025】一方、直貼り床に装備させる場合は、床厚
(積層構成を含む)によって装着手段は異なるが、実施
装置例4、5の、容器内にウェイトを密封した振動低減
装置(ウェイト内蔵型)を薄い形態の構成として、これ
らの多数を分散状態で床パネルに埋設または凹部に対応
させて納設したり、密閉される空間壁をウェイトの反発
運動抑制手段とする等の構成により、振動低減を図るこ
とができる。このような構成は、前記した二重床の床パ
ネル自体又はプリント基板に利用する場合も同様であ
る。
【0026】
【実施装置例1】本発明の実施装置例1に係る振動低減
装置は、ウェイト(2) の反発運動の抑止手段として、反
発運動方向へのウェイト(2) のガイド機能と運動抑制機
能とを具備したものであり、図1の構成正面図及び図2
の構成平面図に示すように、平面正方形の単一立方体で
あって、該正方形の中心に直径4mmのガイド用軸穴(21)
を貫設した鋼製の重量 14 gfのウェイト(2) と、先端に
後記ストッパ(31)を固定するようにした直径3mmの鋼製
のガイド軸部材(3) と、該ガイド軸部材(3) の基端部を
固定するベースであり且つ振動対象部材(1) に固定する
ためのフランジ状の取付板(32)と、前記ガイド軸部材
(3) にネジ固定されて規制部材となる円板状のストッパ
(31)とからなり、取付板(32)に立設固定されたガイド軸
部材(3) にウェイト(2) を遊嵌させるとともに、ガイド
軸部材(3) の先端部に、ウェイト(2) の重力作用方向の
振動による反発運動とその繰り返しを所定の範囲で抑制
する間隙(g) を確保してストッパ(31)を固定することに
より組立てた構成である。
【0027】なおガイド軸部材(3) への取付板(32)、ス
トッパ(31)の固定は、振動緩みを生じない、ロックネジ
固定手段、溶接手段等が好ましく、また、取付板(32)の
振動対象部材への固定手段は、ロックネジ固定手段、溶
接手段、接着手段、磁着手段等で行う。これは以下の実
施装置例においても同様である。
【0028】もちろん磁着手段を採用する場合には、ウ
ェイト(2) の運動に影響しないように磁力線遮断部材を
介在させ、若しくはウェイト(2) を、非鉄金属製とする
かプラスチック、陶磁器、セラミックス等の非磁性体製
とし、振動対象部材(1) がプリント基板のような樹脂板
或はアルミニウムのような非磁性体の場合には、磁着手
段、溶接手段は採用できない。
【0029】しかし、部品点数は増えるが、前記非磁性
体に磁性板を固定することにより、振動低減装置の脱着
性が良好となることから、該振動低減装置を繰り返し使
用することができるようになり、物流段階においてのみ
使用するような場合には、リサイクル使用による経済効
果及び自然環境の保護効果が得られ、また廃品処理を軽
減することができることから好ましい。
【0030】
【実施装置例2】実施装置例2に係る振動低減装置は、
上記実施装置例1の構成を基本とするものであり、図3
に示すように、ドーナツ形状のウェイト(2) の落下衝突
面にゴム等の消音層(22)を形成した構成である。
【0031】
【実施装置例3】実施装置例3に係る振動低減装置は、
図4に示すように、平面正方形の単一体からなるウェイ
ト(2) とストッパ(31)の間のガイド軸部材(3) に弱い圧
縮バネ(33)を介装して、ウェイト(3) の運動サイクルの
調整ができるようにした構成であり、前記圧縮バネ(33)
は、これと同様の作用をする弾性部材に置換する場合も
ある。
【0032】上記実施装置例1乃至3においては、ウェ
イト(2) の反発運動の抑止手段となっている、反発運動
方向へのウェイト(2) のガイド機能と運動抑制機能とし
て、ウェイト(2) の中心に貫設したガイド用軸穴(21)
と、該穴(21)に遊嵌されるガイド軸部材(3) と、該ガイ
ド軸部材(3) の先端部に固定したストッパ(31)とで構成
したものを図示説明したが、以下の実施装置例において
説明するように、ウェイト(2) の形態に対応した反発運
動の抑止手段が採用される。
【0033】
【実施装置例4】図5に示した実施装置例4に係る振動
低減装置は、中実の単一体からなるウェイト(2) の重力
作用方向の振動による反発運動を所定の範囲で抑制する
拘束手段として、規制部材となる天板(42)とガイド機能
を果たす側壁(43)を形成した容器(4) を採用した構成で
あって、該容器(4) の空室に、運動抑制機能を果たす間
隙(g) とガイド機能を果たすサイズのウェイト(2) を収
容して、該容器(4) の開口部を、その周縁(41)に取付板
(32)を固定することによって閉塞し、これによりウェイ
ト(2) の反発力作用方向の振動による反発運動を所定の
範囲で抑制する機能を具備させた構成となっている。
【0034】なお図示省略したが、上記実施装置例4の
構成に、前記実施装置例2及び実施装置例3の構成の一
方または両方、即ち、ウェイト(2) の衝突面にゴム等の
消音層(22)の形成、単一体からなるウェイト(2) と天板
(42)の間への弱い圧縮バネ(33)若しくは同等作用をする
弾性部材を介装する構成を組み合わせとする場合もあ
る。
【0035】
【実施装置例5】実施装置例5に係る振動低減装置は、
図6に示すように、前記実施装置例4における単一体か
らなるウェイト(2) の代わりに、多数個の固体に相当す
る鋼球をウェイト(2a)として、このウェイト(2a)を、運
動抑制機能を果たす間隙(g)とガイド機能を果たす数
だけ容器(4) の空室に収容し、該容器(4) の開口部を、
その周縁(41)に取付板(32)を固定することによって閉塞
して、これによりウェイト(2a)の反発力作用方向の振動
による反発運動を所定の範囲で抑制する機能を具備させ
た構成としたものである。なお鋼球等(形状を特定する
ものではない)も一個だけ使用する場合には、単一体か
らなるウェイト(2) として使用できる。
【0036】
【実施装置例6】図7に示した実施装置例6に係る振動
低減装置は、振動低減対象物が配管部材に使用するもの
であり、その構成は、中心に配管部材(5) が遊嵌され
て、振動方向(径方向)に反発運動抑制機能が確保でき
る配管遊嵌用穴(6) を貫通した単一体のウェイト(2b)
と、該ウェイト(2b)の配管部材装着時に配管部材の長さ
方向に対する位置を確保するための、配管部材(5) にク
ランプ方式で握持固定するリング等の位置決め用のアタ
ッチメント(7) とからなり、配管遊嵌用穴(6) の内径と
配管部材(5) の外径との寸法差を、ウェイト(2b)の共振
時における反発運動抑制手段とした配管部材用の振動低
減装置である。この場合の振動低減装置の配管への装着
は、配管作業時に行う。
【0037】
【実施装置例7】図8に示したこの実施装置例7に係る
振動低減装置も、振動低減対象物が配管部材に使用する
ものであるが、前記実施装置例6と異なり、既設の配管
部材を対象とするものであり、その構成は、ウェイト(2
b)を、配管遊嵌用穴(6) の径方向に分割した分割ウェイ
ト(b1)、(b2) で構成し、既設の配管部材(5) に装着でき
るようにした構成であって、配管遊嵌用穴(6) の内径と
配管部材(5) の外径との寸法差を、ウェイト(2b)の共振
時における反発運動抑制手段とし、またウェイト(2b)の
配管部材(5) の長さ方向に対する位置確保手段は、実施
装置例6と同一としている。
【0038】なお図示省略したが、実施装置例1乃至5
に記載した振動低減装置(ウェイト露出型、ウェイト内
蔵型)を配管部材に装着する場合には、その取付板(32)
を固定する台座と、配管部材(5) を握持するクランプ機
構とを一体とした装着用アタッチメント(図示省略)を
使用するようにしても良く、また取付板(32)の底面を、
取付対象面の表面形状に対応した形状、例えば、凹面、
凹球面等として取付対象面に対応させて装着することが
できる。
【0039】以上説明した本発明の低減方法及び低減装
置は、前にも記載したが、それぞれ各種の振動対象部材
に対して利用できるものであり、装着手段等について
は、それぞれの対象物に応じて、低減効果を確保するこ
とを条件として上記したいずれか構成を選択し、または
変更されるものであることは言うまでもない。
【0040】次に本発明方法の実施及び装置の部材への
装着により、発明の効果に記載した振動低減効果が得ら
れることを裏付けるため、実験方法の説明とその結果を
以下に明示する。なお、表1、表2中の「低減量」は、
振動低減装置を取付けた場合と取付けない場合について
行い、振動する振動対象物の共振振動数での振動低減装
置を取付けた場合の加速度値と取付けない場合の加速度
値の比で表わす評価法によった。
【0041】
【実験方法】実験1乃至実験8は、図9のブロック図に
示す実験装置、すなわち 動電形振動試験装置 IMV(株)製の(VS-2000A-100) 振 動 計 リオン(株)製の(VM-27N) 加速度ピックアップ リオン(株)製の(VP90B) ACボルトメータ 松下通信工(株)製の(VP-9623A) F−V変換器 旭計器(株)製の(AC-952-1-3) X−Y記録装置 (株)横河電機製作所製の(3077) を使用し、加振台上に固定した振動させる板部材の中心
に実施装置例に記載の振動低減装置を固定し、その側近
に加速度ピックアップを取付け、振動計にて加速度を測
定し、その出力をACボルトメータにて直流出力に変換
して、X−Y記録装置のY軸に入れる。そして振動数は
動電形振動試験装置のOSC 出力をF−V変換器で変換し
てX−Y記録装置のX軸に入れ記録することにより行
い、表2の実験9については、試験時の衝撃源としてバ
ングマシン(重量衝撃源)を使用して行ったものであ
り、各実験の態様と低減量は、表1及び表2の通りであ
った。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施装置例1に係る振動低減装置の構
成正面図である。
【図2】同構成平面図である。
【図3】本発明の実施装置例2に係る振動低減装置の構
成正面図である。
【図4】本発明の実施装置例3に係る振動低減装置の構
成正面図である。
【図5】本発明の実施装置例4に係る振動低減装置の構
成正面図である。
【図6】本発明の実施装置例5に係る振動低減装置の構
成正面図である。
【図7】本発明の実施装置例6に係る振動低減装置の分
解断面図と正面図である。
【図8】本発明の実施装置例7に係る振動低減装置の分
解断面図と正面図である。
【図9】実験装置のブロック図である。
【符号の説明】
(1) 振動対象部材 (2)、(2a)、(2b) ウェイト (b1)、(b2) 分割ウェイト (21) 柱用穴 (22) 消音層 (3) ガイド軸部材 (31) ストッパ (32) 取付板 (33) 圧縮バネ (5) 配管部材 (6) 配管遊嵌用穴

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動が生起される物体又は該物体と一体
    部材である振動対象部材の振動面(起振面)に固定する
    ことなく接触又は支持させたウェイトの、共振時におけ
    る前記起振面の振幅に対応して生じる振幅方向の反発運
    動を、振動対象部材自体を又はこれに一体的に付加した
    部材を規制部材として、一定の範囲で抑制することによ
    り振幅の増加を抑え、この抑制された反発運動の繰り返
    しにより、共振しようとする起振面の振動を低減するよ
    うにしたことを特徴とする振動対象部材の振動低減方
    法。
  2. 【請求項2】 振動対象物が柱である場合、その規制部
    材として、柱の起立上端部またはその近傍に形成した、
    抜き穴、ホゾ形態又は二股形態の拘束用空間等の垂直内
    壁面を利用するものである請求項1記載の振動対象部材
    の振動低減方法。
  3. 【請求項3】 振動対象物が配管部材である場合、配管
    部材にウェイトを遊嵌状態で被冠して、ウェイト内径と
    被冠部材外形との設定寸法差により、ウェイトの、配管
    部材の共振時における振幅に対応して生じる振幅方向の
    反発運動を抑制するようにした請求項1記載の振動対象
    物の振動低減方法。
  4. 【請求項4】 振動対象物が、床パネルを支持ブロック
    でスラブ上に支持する構成となった二重床のフローリン
    グ構築物部分である場合、前記支持ブロックを構成する
    支柱部分(ボルト等)をガイド機能を又支柱部分の上下
    端の鍔或は床パネル等を若しくは付加したストッパー部
    材を規制部材とした請求項1記載の振動対象部材の振動
    低減方法。
  5. 【請求項5】 単一体又は複数個若しくは多数個の固体
    からなるウェイトと、該ウェイトの垂直、水平又は該水
    平に対しての傾斜のいずれかの方向の振動による反発運
    動を所定の範囲で抑制する抑止手段と、該抑止手段を振
    動対象部材に直接又はアタッチメントを介して一体化す
    る装着手段と、から構成したことを特徴とする振動対象
    部材の振動低減装置
  6. 【請求項6】 ウェイトの反発運動の抑止手段は、反発
    運動方向へのウェイトのガイド機能と運動抑制機能とを
    具備したものである請求項5記載の振動対象部材の振動
    低減装置。
  7. 【請求項7】 ウェイトのガイド機能は、ウェイトの形
    態に対応して、ウェイトに貫通する軸遊嵌穴と振動低減
    対象物に既設の又は装着手段と一体に設けた、軸、螺子
    棒、パイプ等を含む単一又は複数の軸、若しくはウェイ
    トとこれを収納する容器の筒壁との組み合わせのいずれ
    かによって構成し、運動抑制機能は、前記ガイド機能を
    構成する部材と一体的若しくは運動抑制を微調整可能に
    結合した抑止部材によって構成した請求項5又は6記載
    の振動低減装置。
  8. 【請求項8】 ウェイトと抑止部材との間に、圧縮バ
    ネ、ゴム、スポンジ、熱可塑性合成樹脂等の弾発部材を
    介在させた構成である請求項5、6又は7記載の振動対
    象部材の振動低減装置。
  9. 【請求項9】 振動低減対象物が磁性体である場合、ウ
    ェイトを非磁性部材で構成し、装置の装着手段を磁石を
    用いた磁着固定段とした請求項5、6、7又は8記載の
    振動対象部材の振動低減装置。
  10. 【請求項10】 ウェイトの衝突面又該衝突面に対応す
    るウェイト面の一方又は両方にゴム等の消音層を形成し
    た請求項5、6、7、8又は9記載の振動対象部材の振
    動低減装置。
  11. 【請求項11】 振動低減対象物が配管部材である場
    合、中心部に配管部材が遊嵌される配管遊嵌用穴を貫通
    した単一体のウェイトと、該ウェイトの配管部材装着時
    の、配管部材の長さ方向に対する位置決めができるアタ
    ッチメントとからなり、配管遊嵌用穴の内径と配管部材
    の外径との寸法差を、ウェイトの共振時における反発運
    動抑制手段とした配管部材用の振動低減装置。
  12. 【請求項12】 ウェイトが、配管遊嵌用穴の径方向に
    分割した分割ウェイトで構成し、既設の配管に装着でき
    るようにした請求項11記載の配管部材用の振動低減装
    置。
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