JPH11141383A - 車両用エンジンの駆動制御装置 - Google Patents

車両用エンジンの駆動制御装置

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JPH11141383A
JPH11141383A JP9308845A JP30884597A JPH11141383A JP H11141383 A JPH11141383 A JP H11141383A JP 9308845 A JP9308845 A JP 9308845A JP 30884597 A JP30884597 A JP 30884597A JP H11141383 A JPH11141383 A JP H11141383A
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throttle
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晋治 渡部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御ユニット間の通信異常の有無に基づい
て、第1制御ユニット側で第2制御ユニットの異常判定
を簡単なロジックで行い、低コストで高信頼性の車両走
行性を確保した車両用エンジンの駆動制御装置を得る。 【解決手段】 エンジン制御パラメータを演算する第1
制御ユニット21と、スロットル制御量を演算する第2
制御ユニット22と、各制御ユニット間のデータ通信を
行う第1、第2の通信ラインL1、L2とを備え、第2
制御ユニットは、第1通信ラインL1の異常を判定する
手段を含み、第1制御ユニットは、第2通信ラインL2
の異常を判定する手段と、各通信ラインの異常判定時に
第1のスロットル開度信号T1に基づいて第2制御ユニ
ットの動作を監視する第2制御ユニット監視手段とを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジンパラメ
ータ演算用の第1制御ユニットと、スロットル駆動用の
第2制御ユニットとの間で相互通信を行うとともに、ス
ロットル開度およびアクセル開度に対して冗長センサを
用いた車両用エンジンの駆動制御装置に関し、特に制御
ユニット間の通信異常時に第2制御ユニットの異常判定
を可能にした車両用エンジンの駆動制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、アクセル開度およびスロット
ル開度を含む運転状態に応じてエンジンに対する制御パ
ラメータを演算する第1制御ユニットと、制御パラメー
タに含まれる目標スロットル開度に応じてスロットルア
クチュエータの制御量を演算する第2制御ユニットと、
各制御ユニットごとに対応した冗長センサとを備えた車
両用エンジンの駆動制御装置はよく知られている。
【0003】図9はたとえば特開平5−202793号
公報に記載された従来の車両用エンジンの駆動制御装置
を示すブロック構成図である。図9において、車両に搭
載されたエンジン1は、クランク軸(図示せず)に連結
された気筒およびピストンからなり、気筒内の燃焼室に
連通された吸気管2および排気管3と、燃焼室内に設置
された点火プラグ4とを備えている。
【0004】吸気管2内には、燃料噴射用のインジェク
タ5と、エンジン1への吸入空気量を調節するためのス
ロットルバルブ6とが設置されている。スロットルバル
ブ6には、スロットルバルブ6を駆動するためのモータ
を含むスロットルアクチュエータ7と、スロットルバル
ブ6の位置をスロットル開度として検出するスロットル
ポジションセンサ(以下、TPSと記す)8とが設けら
れている。
【0005】TPS8は、互いに冗長な第1および第2
のスロットル開度信号T1およびT2を出力するため
に、第1および第2のスロットルポジションセンサ部
(以下、第1および第2のTPS部と記す)8aおよび
8bを含む。
【0006】運転者により踏み込まれるアクセルペダル
9には、アクセルペダル9の位置をアクセル開度として
検出するアクセルポジションセンサ(以下、APSと記
す)10が設けられている。
【0007】アクセルポジションセンサ10は、互いに
冗長な第1および第2のアクセル開度信号A1およびA
2を出力するために、第1および第2のアクセルポジシ
ョンセンサ部(以下、第1および第2のAPS部と記
す)10aおよび10bを含む。
【0008】なお、ここでは、繁雑さを避けるために図
示しないが、エンジン1の運転状態を検出する各種セン
サとしては、図示されたTPS8およびAPS10のみ
ならず、周知の吸気量センサ、クランク角センサおよび
水温センサなどが含まれることは言うまでもない。
【0009】マイクロコンピュータからなる第1制御ユ
ニット11は、アクセル開度およびスロットル開度を含
む運転状態(各種センサ情報)に応じてエンジン1に対
する制御パラメータを演算する。
【0010】ここでは、代表的な制御パラメータとし
て、点火プラグ4に対する点火信号Pと、インジェクタ
5に対する噴射信号Jとが示されているが、スロットル
バルブ6に対する目標スロットル開度なども演算され
る。
【0011】マイクロコンピュータからなる第2制御ユ
ニット12は、第1制御ユニット11内で演算された目
標スロットル開度に応じて、スロットルアクチュエータ
7に対する制御量を演算し、これをモータ駆動信号Mと
して出力する。
【0012】第1制御ユニット11および第2制御ユニ
ット12との間には、相互通信を行うバスラインとし
て、第1制御ユニット11から第2制御ユニット12へ
のデータ通信を行う第1の通信ラインL1と、第2制御
ユニット12から第1制御ユニット11へのデータ通信
を行う第2の通信ラインL2とが設けられている。
【0013】この場合、第1のアクセル開度信号A1お
よび第1のスロットル開度信号T1は、第1制御ユニッ
ト11に入力されるとともに、第1の通信ラインL1を
介して第2制御ユニット12に入力される。
【0014】また、第2のアクセル開度信号A2および
第2のスロットル開度信号T2は、第2制御ユニット1
2に入力されるとともに、第2の通信ラインL2を介し
て第1制御ユニット11に入力される。
【0015】各制御ユニット11および12は、各アク
セル開度信号A1およびA2を比較するとともに、各制
御ユニット11および12での比較結果(一致または不
一致)に基づいてAPS10の異常の有無を判定する。
【0016】同様に、各制御ユニット11および12
は、各スロットル開度信号T1およびT2を比較すると
ともに、各制御ユニット11および12での比較結果
(一致または不一致)に基づいてTPS8の異常の有無
を判定する。
【0017】上記のように構成された従来装置において
は、各制御ユニット11および12に接続された冗長セ
ンサ(TPS8およびAPS10)の異常を判定してお
り、異常判定時には、目標スロットル開度を低減させて
エンジン出力を抑制したり、異常判定されたセンサの代
替え処置などが行われている。
【0018】しかしながら、スロットル駆動用の第2制
御ユニット12の動作異常を判定することはなく、第2
制御ユニット12の異常判定時の処理についても何ら考
慮されていない。したがって、たとえセンサ系が正常で
あっても、第2制御ユニット12の異常によりスロット
ルバルブ6が全開された場合には、車両の暴走などを招
くおそれがある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用エンジン
の駆動制御装置は以上のように、各制御ユニット11お
よび12に接続されたTPS8およびAPS10の異常
を判定しているものの、第2制御ユニット12の動作異
常を判定していないので、センサ側に異常がない場合で
も、第2制御ユニット12側の動作異常によって車両の
走行性が損なわれるという問題点があった。
【0020】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、冗長構成の各制御ユニット間の
相互通信異常の有無に基づいて、第1制御ユニット側で
第2制御ユニットの異常判定を簡単なロジックで行い、
低コストで高信頼性の車両走行性を確保できる車両用エ
ンジンの駆動制御装置を得ることを目的とする。
【0021】また、この発明は 相互通信異常発生時に
エンジン出力を抑制するとともに、第2制御ユニットの
異常発生時には、スロットルアクチュエータのモータ電
源を遮断してスロットル開度を全閉または中間位置に復
帰固定させ、バイパスバルブまたは中間開度を介した吸
気量により退避走行可能にした車両用エンジンの駆動制
御装置を得ることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用エ
ンジンの駆動制御装置は、車両に搭載されたエンジン
と、エンジンへの吸入空気量を調節するスロットルバル
ブと、スロットルバルブを駆動するためのモータを含む
スロットルアクチュエータと、アクセルペダルの位置を
アクセル開度として検出するアクセルポジションセンサ
と、スロットルバルブの位置をスロットル開度として検
出するスロットルポジションセンサと、アクセル開度お
よびスロットル開度を含む運転状態に応じてエンジンに
対する制御パラメータを演算する第1制御ユニットと、
制御パラメータに含まれる目標スロットル開度に応じ
て、スロットルアクチュエータの制御量を演算する第2
制御ユニットと、第1制御ユニットから第2制御ユニッ
トへのデータ通信を行う第1の通信ラインと、第2制御
ユニットから第1制御ユニットへのデータ通信を行う第
2の通信ラインとを備え、アクセルポジションセンサ
は、互いに冗長な第1および第2のアクセル開度信号を
出力する第1および第2のアクセルポジションセンサ部
を含み、スロットルポジションセンサは、互いに冗長な
第1および第2のスロットル開度信号を出力する第1お
よび第2のスロットルポジションセンサ部を含み、第1
のアクセル開度信号および第1のスロットル開度信号
は、第1制御ユニットに入力され、第2のアクセル開度
信号および第2のスロットル開度信号は、第2制御ユニ
ットに入力され、第2制御ユニットは、第1の通信ライ
ンの異常を判定する第1の通信異常判定手段を含み、第
1の通信ラインの異常判定結果を第2の通信ラインを介
して第1制御ユニットに送信し、第1制御ユニットは、
第2の通信ラインの異常を判定する第2の通信異常判定
手段と、第1または第2の通信ラインの異常が判定され
た場合に、少なくとも第1のスロットル開度信号に基づ
いて第2制御ユニットの動作を監視する第2制御ユニッ
ト監視手段とを含むものである。
【0023】また、この発明に係る車両用エンジンの駆
動制御装置による第2制御ユニットは、第1の通信ライ
ンの異常が判定された場合に、第2のアクセル開度信号
に基づいてスロットルアクチュエータの制御量を演算す
るものである。
【0024】また、この発明に係る車両用エンジンの駆
動制御装置による第2制御ユニットは、第1の通信ライ
ンの異常が判定された場合に、第2のアクセル開度信号
を所定係数で抑制した値に基づいてスロットルアクチュ
エータの制御量を演算するものである。
【0025】また、この発明に係る車両用エンジンの駆
動制御装置による第1制御ユニットは、第2の通信ライ
ンの異常が判定された場合に、第1のアクセル開度信号
を所定係数で抑制した値に基づいて目標スロットル開度
を演算し、目標スロットル開度を第1の通信ラインを介
して第2制御ユニットに送信するものである。
【0026】また、この発明に係る車両用エンジンの駆
動制御装置による第2制御ユニット監視手段は、第1の
通信ラインの異常が判定された場合に、第1のスロット
ル開度信号と第1のアクセル開度信号との比較に基づい
て、第2制御ユニットの動作を監視するものである。
【0027】また、この発明に係る車両用エンジンの駆
動制御装置による第2制御ユニット監視手段は、第1の
通信ラインの異常が判定されたときに、第1のスロット
ル開度信号と第1のアクセル開度信号を所定係数倍した
値とを比較し、第1のスロットル開度信号と第1のアク
セル開度信号を所定係数倍した値との差が所定値以上を
示す状態が所定時間継続した場合に、第2制御ユニット
の動作異常を判定するものである。
【0028】また、この発明に係る車両用エンジンの駆
動制御装置による第2制御ユニット監視手段は、第2の
通信ラインの異常が判定されたときに、第1のスロット
ル開度信号と目標スロットル開度との比較に基づいて、
第2制御ユニットの動作を監視するものである。
【0029】また、この発明に係る車両用エンジンの駆
動制御装置による第2制御ユニット監視手段は、第2の
通信ラインの異常が判定されたときに、第1のスロット
ル開度信号と目標スロットル開度との差が所定値以上を
示す状態が所定時間継続した場合に、第2制御ユニット
の動作異常を判定するものである。
【0030】また、この発明に係る車両用エンジンの駆
動制御装置は、スロットルアクチュエータへの電源供給
を選択的に遮断するスロットル電源遮断手段を備え、ス
ロットル電源遮断手段は、第2制御ユニットの動作異常
が判定された場合に、スロットルアクチュエータへの電
源供給を遮断し、エンジンの駆動状態は、退避走行モー
ドに切り替えられるものである。
【0031】また、この発明に係る車両用エンジンの駆
動制御装置は、スロットルバルブをバイパスするバイパ
ス通路と、バイパス通路に流れるバイパス吸入空気量を
調節するバイパスバルブとを備え、エンジンの退避走行
モード時において、スロットルバルブは、スロットルア
クチュエータへの電源供給の遮断により全閉されるとと
もに、第1制御ユニットは、バイパスバルブの制御量を
演算するものである。
【0032】また、この発明に係る車両用エンジンの駆
動制御装置は、エンジンの退避走行モード時において、
スロットルバルブは、全閉よりも開放方向に付勢された
中間位置に固定されるものである。
【0033】また、この発明に係る車両用エンジンの駆
動制御装置によるエンジンの退避走行モードは、車両の
キースイッチがオフされるまで継続するものである。
【0034】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図について説明する。図1はこの発明の
実施の形態1を示すブロック構成図であり、前述と同様
の要素には同一符号を付して詳述を省略する。また、各
制御ユニット21および22は、前述の各制御ユニット
11および12に対応している。
【0035】この場合、第1の通信ラインL1は、目標
スロットル開度Toおよび第1のスロットル開度信号T
1とともに、第1制御ユニット21内における種々の異
常判定結果などを第2制御ユニット22に送信する。
【0036】また、第2の通信ラインL2は、第2のア
クセル開度信号A2とともに、第2制御ユニット22内
における種々の異常判定結果などを第1制御ユニット2
1に送信する。たとえば、第2制御ユニット22は、第
1の通信ラインL1のデータ異常を判定する第1の通信
異常判定手段を含み、第1の通信ラインL1の異常判定
結果を第2の通信ラインL2を介して第1制御ユニット
21に送信する。
【0037】また、第2制御ユニット22は、第1の通
信ラインL1の異常判定時には、目標スロットル開度T
oが得られないので、代替えデータとして第2のアクセ
ル開度信号A2を用い、第2のアクセル開度信号A2に
基づいてスロットルアクチュエータ7の制御量を演算す
る。さらに、このとき、エンジン出力を抑制するため
に、第2のアクセル開度信号A2に所定係数k(<1)
を乗算した値に基づいてモータ駆動信号Mを生成する。
【0038】一方、第1制御ユニット21は、第2の通
信ラインL2のデータ異常を判定する第2の通信異常判
定手段と、各通信ラインL1またはL2の異常が判定さ
れた場合に、少なくとも第1のスロットル開度信号T1
に基づいて第2制御ユニット22の動作を監視する第2
制御ユニット監視手段とを含んでいる。
【0039】また、第1制御ユニット21は、第2の通
信ラインL2の異常判定時には、第2制御ユニット22
側からの第2のアクセル開度信号A2が得られないの
で、第1のアクセル開度信号A1に基づいて目標スロッ
トル開度Toを演算し、これを第1の通信ラインL1を
介して第2制御ユニット22に送信する。さらに、この
とき、エンジン出力を抑制するために、第1のアクセル
開度信号A1に所定係数k(<1)を乗算した値に基づ
いて目標スロットル開度Toを演算する。
【0040】このように、各通信ラインL1またはL2
の異常時においては、APS10からのアクセル開度信
号A1またはA2を制限した値に基づいて、エンジン出
力が抑制される方向にスロットル開度を制御する。な
お、各制御ユニット21および22における各通信ライ
ンL1およびL2の異常判定は、周知の総和値チェック
法などにより実行され得る。
【0041】また、通信異常発生時に機能する第1制御
ユニット21内の第2制御ユニット監視手段は、第1の
通信ラインL1の異常判定時においては、第1のスロッ
トル開度信号T1と、第1のアクセル開度信号A1をk
倍した値とを比較し、双方の差が所定値E1以上を示す
状態が所定時間継続した場合に、第2制御ユニット22
の動作異常を判定する。
【0042】また、第2制御ユニット監視手段は、第2
の通信ラインL2の異常判定時においては、第1のスロ
ットル開度信号T1と目標スロットル開度Toとを比較
し、双方の差が所定値E2以上を示す状態が所定時間継
続した場合に、第2制御ユニット22の動作異常を判定
する。
【0043】次に、図2〜図4のフローチャートを参照
しながら、図1に示したこの発明の実施の形態1の動作
について具体的に説明する。図2は各制御ユニット21
および22による全体的な異常判定ルーチンおよび異常
判定時の処理ルーチンである。また、図3は第2制御ユ
ニット22側の第1の通信異常判定手段による処理ルー
チンを示し、図4は第1制御ユニット21側の第2の通
信異常判定手段による処理ルーチンを示している。
【0044】まず、図2に図示されていないが、初期の
エンジン始動時(キースイッチオン時)において、第2
制御ユニット22の異常判定フラグCF2、第1の通信
ラインL1の異常判定フラグF1および第2の通信ライ
ンL2の異常判定フラグF2は、それぞれ0クリアされ
るものとする。
【0045】エンジン始動後において、各制御ユニット
21および22は、まず、第2制御ユニット22の異常
判定フラグCF2を参照して、フラグCF2がオン(C
F2=1)状態か否かを判定する(ステップS1)。も
し、CF2=1(すなわち、YES)と判定されれば、
そのまま図2のルーチンを抜け出て、異常判定時の処理
が継続されることになる。
【0046】初期においては、CF2=0(すなわち、
NO)と判定され、各制御ユニット21および22内の
通信異常判定手段は、図3および図4に示すように、各
通信ラインL1およびL2の異常判定ルーチンをそれぞ
れ実行し、異常判定時に各フラグF1またはF2をオン
(F1=1、F2=1)にする(ステップS2)。
【0047】たとえば、図3において、第2制御ユニッ
ト22内の第1の通信異常判定手段は、通信ラインL1
からの入力データをチェックして(ステップS11)、
通信ラインL1が異常か否かを判定する(ステップS1
2)。
【0048】もし、通信ラインL1が異常でない(すな
わち、NO)と判定されれば、第2制御ユニット22
は、フラグF1を0クリアして(ステップS13)、第
1制御ユニット21から得られる目標スロットル開度T
oに基づいてモータ駆動信号Mを演算し(ステップS1
4)、図3のルーチンを抜け出る。
【0049】一方、ステップS12において、通信ライ
ンL1が異常(すなわち、YES)と判定されれば、通
信ラインL1の異常を示すフラグF1をオン(F1=
1)にして(ステップS15)、第2のアクセル開度信
号A2に所定係数kを乗算した値に基づいてモータ駆動
信号Mを演算し(ステップS16)、図3のルーチンを
抜け出る。
【0050】また、図4において、第1制御ユニット2
1内の第2の通信異常判定手段は、通信ラインL2から
の入力データをチェックして(ステップS21)、通信
ラインL2が異常か否かを判定する(ステップS2
2)。
【0051】もし、通信ラインL2が異常でない(すな
わち、NO)と判定されれば、第1制御ユニット21
は、フラグF2を0クリアして(ステップS23)、第
1のアクセル開度信号A1に基づいて目標スロットル開
度Toを演算し(ステップS24)、図4のルーチンを
抜け出る。
【0052】一方、ステップS22において、通信ライ
ンL2が異常(すなわち、YES)と判定されれば、通
信ラインL2の異常を示すフラグF2をオン(F2=
1)にして(ステップS25)、第1のアクセル開度信
号A1に所定係数kを乗算した値に基づいて目標スロッ
トル開度Toを演算し(ステップS26)、図4のルー
チンを抜け出る。
【0053】ステップS24またはS36で演算された
目標スロットル開度Toは、通信ラインL1を介して第
2制御ユニット22に送信され、モータ駆動信号Mの演
算に用いられる。
【0054】こうして、図3および図4の異常判定ルー
チン(図2内のステップS2)が実行されると、図2に
おいて、第1制御ユニット21内の第2制御ユニット監
視手段は、各フラグF1およびF2を参照することによ
り、F1=1またはF2=1であるか否か(通信ライン
L1またはL2に異常が発生したか否か)を判定する
(ステップS3)。
【0055】もし、各通信ラインL1およびL2に異常
がなく、F1=0およびF2=0(すなわち、NO)と
判定されれば、第2制御ユニット監視手段は、第2制御
ユニット22の監視処理を実行せずに、図2のルーチン
を抜け出る。したがって、フラグCF2は0のままであ
り、各制御ユニット21および22による通常のエンジ
ン制御およびスロットル制御が継続される。
【0056】一方、ステップS3において、各通信ライ
ンL1またはL2が異常であって、F1=1またはF2
=1(すなわち、YES)と判定されれば、第2制御ユ
ニット監視手段は、異常発生した通信ラインの種別に応
じた処理を実行するために、続いて、第1の通信ライン
L1の異常(F1=1)か否かを判定する(ステップS
4)。
【0057】もし、第1の通信ラインL1の異常であっ
て、F1=1(すなわち、YES)と判定されれば、第
2制御ユニット22が第1のアクセル開度信号A1に基
づく制御状態にあるので、第2制御ユニット監視手段
は、第1のスロットル開度信号T1と第1のアクセル開
度信号A1との比較に基づいて、以下の(1)式を満た
す状態が所定時間継続するか否かにより、第2制御ユニ
ット22の異常の有無を判定する(ステップS5)。
【0058】|k・A2−T1|>E1 …(1)
【0059】ただし、(1)式において、E1は第2制
御ユニット22の異常判定基準に相当する所定値であ
る。すなわち、第2制御ユニット監視手段は、第2制御
ユニット22による第2のアクセル開度信号A2に基づ
くスロットル制御が、所定値E1以下のスロットル開度
誤差範囲内で実行されているか否かを判定する。
【0060】もし、(1)式を満たさなければ、また
は、(1)式を満たす状態が所定時間継続しなければ、
第2制御ユニット22に異常がない(ステップS5にお
いて、NO)と判定されるので、図2のルーチンを抜け
出て、エンジン出力を抑制する制御状態が継続すること
になる。
【0061】また、(1)式を満たす状態が所定時間に
わたって継続し、第2制御ユニット22に異常が発生し
た(ステップS5において、YES)と判定されれば、
異常判定フラグCF2をオン(CF2=1)にするとと
もに(ステップS6)、スロットル制御状態を退避走行
モードに切り替えて(ステップS7)、図2のルーチン
を抜け出る。
【0062】一方、ステップS4において、第2の通信
ラインL2の異常であって、F2=1(すなわち、N
O)と判定されれば、第2制御ユニット22が所定係数
kで抑制された目標スロットル開度Toに基づく制御状
態にあるので、第2制御ユニット監視手段は、第1のス
ロットル開度信号T1と目標スロットル開度Toとの比
較に基づいて、以下の(2)式を満たす状態が所定時間
継続するか否かにより、第2制御ユニット22の異常の
有無を判定する(ステップS8)。
【0063】|To−T1|>E2 …(2)
【0064】ただし、(2)式において、E2は第2制
御ユニット22の異常判定基準に相当する所定値であ
り、前述の所定値E1と同一値であってもよい。すなわ
ち、第2制御ユニット監視手段は、第2制御ユニット2
2による目標スロットル開度Toに基づくスロットル制
御が、所定値E2以下のスロットル開度誤差範囲内で実
行されているか否かを判定する。
【0065】もし、(2)式を満たさなければ、また
は、(2)式を満たす状態が所定時間継続しなければ、
第2制御ユニット22に異常がない(ステップS8にお
いて、NO)と判定されるので、図2のルーチンを抜け
出て、エンジン出力を抑制する制御状態が継続すること
になる。
【0066】一方、(2)式を満たす状態が所定時間に
わたって継続し、第2制御ユニット22に異常が発生し
た(ステップS8において、YES)と判定されれば、
前述のステップS6およびS7に進み、フラグCF2を
オンにするとともに退避走行モードに切り替えて、図2
のルーチンを抜け出る。
【0067】したがって、ステップS6およびS7にお
いて、一旦、フラグCF2がオンされて退避走行モード
に移行すると、この退避走行状態は、キースイッチがオ
フされるまで継続する。
【0068】すなわち、第2制御ユニット22の異常状
態が自動的に正常復帰する可能性はほとんどないので、
サービスステーションなどに車両が到達してキースイッ
チがオフされるまで、退避走行モード(必要最小限の走
行機能)が維持される。
【0069】このように、各制御ユニット21および2
2の間の相互監視機能を、各通信ラインL1およびL2
の異常監視機能で代替えすることにより、第2制御ユニ
ット22の異常判定機能を簡単なロジック構成で実現す
ることができ、低コストで高信頼性の車両走行性を確保
することができる。
【0070】また、通信ラインL1またはL2の異常発
生時に、第1制御ユニット21において第2制御ユニッ
ト22の動作異常を監視することにより、冗長構成の制
御ユニットにおいても異常判定ロジックが複雑化するこ
とがなく、安価に構成することができる。
【0071】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、第2制御ユニット22の動作異常判定時における退
避走行モードについて具体的に言及しなかったが、退避
走行手段として、スロットルバルブ6をバイパスするバ
イパス通路と、バイパス通路に流れるバイパス吸入空気
量を調節するバイパスバルブとを設けてもよい。
【0072】図5は退避走行モードを実行する退避走行
手段としてバイパスバルブを用いたこの発明の実施の形
態2を示すブロック構成図であり、前述と同様の要素に
は同一符号を付して詳述を省略する。また、第1制御ユ
ニット21Aは、前述の第1制御ユニット21に対応し
ている。
【0073】図5において、図示されない構成は、図1
に示した通りである。この場合、第1制御ユニット21
Aは、CPU23を有し、第2制御ユニット22は、C
PU24と、CPU24の制御下でスロットルアクチュ
エータ7を駆動するインバータ25とを有する。
【0074】吸気管2には、スロットルバルブ6をバイ
パスするバイパス通路13と、バイパス通路13に流れ
るバイパス吸入空気量を調節するバイパスバルブ14と
が設けられている。バイパスバルブ14は、CPU23
からのバイパスバルブ制御信号Bにより駆動され、バイ
パス通路13の通流面積を調節してバイパス吸入空気量
を可変制御する。
【0075】第2制御ユニット22内のインバータ25
は、バッテリ15からモータ電源リレー16を介して給
電される。モータ電源リレー16は、スロットルアクチ
ュエータ7への電源供給を選択的に遮断するスロットル
電源遮断手段を構成している。
【0076】モータ電源リレー16内の励磁コイル16
aは、一端がバッテリ15に接続され、他端がCPU2
3に接続されており、CPU23内の第2制御ユニット
監視手段に応動するようになっている。
【0077】すなわち、CPU23内の第2制御ユニッ
ト監視手段は、第2制御ユニット22の異常を判定して
エンジン1(図1参照)を退避走行モードに切り替える
場合に、まず、モータ電源リレー16を開放して、バッ
テリ15から第2制御ユニット22内のインバータ25
への給電を遮断する。
【0078】こうして、スロットルアクチュエータ7へ
の電源供給が遮断されると、スロットルバルブ6は、図
示したように全閉位置に復帰固定される。同時に、CP
U23内の第2制御ユニット監視手段は、バイパスバル
ブ14の制御量を演算し、バイパスバルブ制御信号Bと
して出力する。
【0079】このように、通信ラインL1またはL2の
異常時にエンジン出力を抑制して退避走行するととも
に、第2制御ユニット22の異常発生時には、モータ電
源リレー16を遮断してスロットルバルブ6を全閉に復
帰固定し、且つバイパスバルブ14を制御して退避走行
するようにしたので、走行性を確保することができる。
また、バイパスバルブ14の開度に応じたバイパス吸入
空気量によりエンジン1が駆動されるので、安定な退避
走行モードが実現する。
【0080】実施の形態3.なお、上記実施の形態2で
は、退避走行手段としてバイパス通路13およびバイパ
スバルブ14を用いたが、退避走行モード時にスロット
ルバルブを全閉せずに、スロットル開度を中間位置に復
帰固定してもよい。
【0081】図6は退避走行手段としてスロットル開度
を中間位置に復帰固定させる手段を用いたこの発明の実
施の形態3を示すブロック構成図であり、前述と同様の
要素には同一符号を付して詳述を省略する。
【0082】また、スロットルバルブ6B、第1制御ユ
ニット21BおよびCPU23Bは、それぞれ、前述の
スロットルバルブ6、第1制御ユニット21AおよびC
PU23に対応している。
【0083】図7は図6内のスロットルバルブ6Bの具
体的構成例を示す斜視図であり、図8は図7に示したス
ロットルバルブ6Bによるスロットル開度Tの変化を示
す説明図である。
【0084】図6内のスロットルバルブ6Bは、たとえ
ば図7に示すように、スロットルアクチュエータ7への
電源供給が遮断時に、全閉状態よりもわずかに開いた中
間開度で停止するように構成されている。
【0085】図7において、実線はスロットルバルブ6
Bの中間開度停止位置を示し、破線は全閉位置を示して
いる。通常、スロットルバルブ6Bは、スロットルアク
チュエータ7のモータにより、回転軸61を中心として
矢印X方向に開閉駆動される。
【0086】回転軸61の一端は、リターンスプリング
62により、矢印Y方向(スロットルバルブ6Bの閉成
方向)に付勢されている。また、回転軸61の他端に
は、回転軸61の径方向に突出したレバー部63が設け
られており、レバー部63の先端部は、全閉駆動時に全
閉ストッパ64に衝合するようになっている。
【0087】レバー部63は、中間レバー65の一端に
より、矢印C方向(スロットルバルブ6Bの開放方向)
に付勢されている。中間レバー65の他端は、一端にお
いて矢印C方向の付勢力を作用させるために、中間開度
停止スプリング66により、矢印Z方向に付勢されてい
る。また、中間レバー65は、中間開度を設定するため
の中間開度ストッパ67に衝合するようになっている。
【0088】図7の構成により、スロットルバルブ6B
は、図8のように、通常は、スロットルアクチュエータ
7の駆動力により、全閉位置Tminから全開位置Tm
axまでの開度範囲内で制御される。
【0089】図8において、横軸はスロットル開度T、
縦軸は回転軸61のトルクであり、図中、上方向がスロ
ットル開放トルク、下方向がスロットル閉成トルクを示
している。
【0090】したがって、第2制御ユニット22の異常
時(退避走行モード時)には、リターンスプリング62
および中間開度停止スプリング66の各付勢力と、中間
開度ストッパ67の位置とにより、電源遮断時に中間開
度Tcで復帰停止する。すなわち、エンジン1の退避走
行モード時において、スロットルバルブ6Bは、全閉よ
りも開放方向に付勢された中間位置に固定される。
【0091】このように、通信ラインL1またはL2の
異常時にエンジン出力を抑制して退避走行するととも
に、第2制御ユニット22の異常時にはモータ電源リレ
ー16を遮断してスロットルバルブ6Bを中間開度に戻
して退避走行するようにしたので、走行性を確保するこ
とができる。
【0092】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、車両に搭載されたエンジンと、エンジンへの吸入空
気量を調節するスロットルバルブと、スロットルバルブ
を駆動するためのモータを含むスロットルアクチュエー
タと、アクセルペダルの位置をアクセル開度として検出
するアクセルポジションセンサと、スロットルバルブの
位置をスロットル開度として検出するスロットルポジシ
ョンセンサと、アクセル開度およびスロットル開度を含
む運転状態に応じてエンジンに対する制御パラメータを
演算する第1制御ユニットと、制御パラメータに含まれ
る目標スロットル開度に応じて、スロットルアクチュエ
ータの制御量を演算する第2制御ユニットと、第1制御
ユニットから第2制御ユニットへのデータ通信を行う第
1の通信ラインと、第2制御ユニットから第1制御ユニ
ットへのデータ通信を行う第2の通信ラインとを備え、
アクセルポジションセンサは、互いに冗長な第1および
第2のアクセル開度信号を出力する第1および第2のア
クセルポジションセンサ部を含み、スロットルポジショ
ンセンサは、互いに冗長な第1および第2のスロットル
開度信号を出力する第1および第2のスロットルポジシ
ョンセンサ部を含み、第1のアクセル開度信号および第
1のスロットル開度信号は、第1制御ユニットに入力さ
れ、第2のアクセル開度信号および第2のスロットル開
度信号は、第2制御ユニットに入力され、第2制御ユニ
ットは、第1の通信ラインの異常を判定する第1の通信
異常判定手段を含み、第1の通信ラインの異常判定結果
を第2の通信ラインを介して第1制御ユニットに送信
し、第1制御ユニットは、第2の通信ラインの異常を判
定する第2の通信異常判定手段と、第1または第2の通
信ラインの異常が判定された場合に、少なくとも第1の
スロットル開度信号に基づいて第2制御ユニットの動作
を監視する第2制御ユニット監視手段とを含み、冗長構
成の各制御ユニット間の相互通信異常の有無に基づい
て、第1制御ユニット側で第2制御ユニットの異常判定
を簡単なロジックで行うようにしたので、低コストで高
信頼性の車両走行性を確保した車両用エンジンの駆動制
御装置が得られる効果がある。
【0093】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、第2制御ユニットは、第1の通信ライン
の異常が判定された場合に、第2のアクセル開度信号に
基づいてスロットルアクチュエータの制御量を演算する
ようにしたので、低コストで高信頼性の車両走行性を確
保した車両用エンジンの駆動制御装置が得られる効果が
ある。
【0094】また、この発明の請求項3によれば、請求
項2において、第2制御ユニットは、第1の通信ライン
の異常が判定された場合に、第2のアクセル開度信号を
所定係数で抑制した値に基づいてスロットルアクチュエ
ータの制御量を演算するようにしたので、低コストで高
信頼性の車両走行性を確保した車両用エンジンの駆動制
御装置が得られる効果がある。
【0095】また、この発明の請求項4によれば、請求
項1において、第1制御ユニットは、第2の通信ライン
の異常が判定された場合に、第1のアクセル開度信号を
所定係数で抑制した値に基づいて目標スロットル開度を
演算し、目標スロットル開度を第1の通信ラインを介し
て第2制御ユニットに送信するようにしたので、低コス
トで高信頼性の車両走行性を確保した車両用エンジンの
駆動制御装置が得られる効果がある。
【0096】また、この発明の請求項5によれば、請求
項2において、第2制御ユニット監視手段は、第1の通
信ラインの異常が判定された場合に、第1のスロットル
開度信号と第1のアクセル開度信号との比較に基づい
て、第2制御ユニットの動作を監視するようにしたの
で、低コストで高信頼性の車両走行性を確保した車両用
エンジンの駆動制御装置が得られる効果がある。
【0097】また、この発明の請求項6によれば、請求
項3において、第2制御ユニット監視手段は、第1の通
信ラインの異常が判定されたときに、第1のスロットル
開度信号と第1のアクセル開度信号を所定係数倍した値
とを比較し、第1のスロットル開度信号と第1のアクセ
ル開度信号を所定係数倍した値との差が所定値以上を示
す状態が所定時間継続した場合に、第2制御ユニットの
動作異常を判定するようにしたので、低コストで高信頼
性の車両走行性を確保した車両用エンジンの駆動制御装
置が得られる効果がある。
【0098】また、この発明の請求項7によれば、請求
項4において、第2制御ユニット監視手段は、第2の通
信ラインの異常が判定されたときに、第1のスロットル
開度信号と目標スロットル開度との比較に基づいて、第
2制御ユニットの動作を監視するようにしたので、低コ
ストで高信頼性の車両走行性を確保した車両用エンジン
の駆動制御装置が得られる効果がある。
【0099】また、この発明の請求項8によれば、請求
項7において、第2制御ユニット監視手段は、第2の通
信ラインの異常が判定されたときに、第1のスロットル
開度信号と目標スロットル開度との差が所定値以上を示
す状態が所定時間継続した場合に、第2制御ユニットの
動作異常を判定するようにしたので、低コストで高信頼
性の車両走行性を確保した車両用エンジンの駆動制御装
置が得られる効果がある。
【0100】また、この発明の請求項9によれば、請求
項1において、スロットルアクチュエータへの電源供給
を選択的に遮断するスロットル電源遮断手段を備え、ス
ロットル電源遮断手段は、第2制御ユニットの動作異常
が判定された場合に、スロットルアクチュエータへの電
源供給を遮断し、エンジンの駆動状態は、退避走行モー
ドに切り替えられるようにしたので、第2制御ユニット
の異常発生時での退避走行を可能にして、低コストで高
信頼性の車両走行性を確保した車両用エンジンの駆動制
御装置が得られる効果がある。
【0101】また、この発明の請求項10によれば、請
求項9において、スロットルバルブをバイパスするバイ
パス通路と、バイパス通路に流れるバイパス吸入空気量
を調節するバイパスバルブとを備え、エンジンの退避走
行モード時において、スロットルバルブは、スロットル
アクチュエータへの電源供給の遮断により全閉されると
ともに、第1制御ユニットは、バイパスバルブの制御量
を演算するようにしたので、第2制御ユニットの異常発
生時での退避走行を可能にして、低コストで高信頼性の
車両走行性を確保した車両用エンジンの駆動制御装置が
得られる効果がある。
【0102】また、この発明の請求項11によれば、請
求項9において、エンジンの退避走行モード時におい
て、スロットルバルブは、全閉よりも開放方向に付勢さ
れた中間位置に固定されるようにしたので、第2制御ユ
ニットの異常発生時での退避走行を可能にして、低コス
トで高信頼性の車両走行性を確保した車両用エンジンの
駆動制御装置が得られる効果がある。
【0103】また、この発明の請求項12によれば、請
求項9において、エンジンの退避走行モードは、車両の
キースイッチがオフされるまで継続するようにしたの
で、第2制御ユニットの異常発生時での退避走行を可能
にして、低コストで高信頼性の車両走行性を確保した車
両用エンジンの駆動制御装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すブロック構成
図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による異常判定動作
および異常時の処理動作を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1による第1の通信ラ
イン異常判定動作を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1による第2の通信ラ
イン異常判定動作を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2を示すブロック構成
図である。
【図6】 この発明の実施の形態3を示すブロック構成
図である。
【図7】 この発明の実施の形態3によるスロットルバ
ルブの具体的構成例を示す斜視図である。
【図8】 この発明の実施の形態3によるスロットル開
度変化を示す説明図である。
【図9】 従来の車両用エンジンの駆動制御装置を示す
ブロック構成図である。
【符号の説明】
1 エンジン、6、6B スロットルバルブ、7 スロ
ットルアクチュエータ、8 TPS(スロットルポジシ
ョンセンサ)、8a、8b TPS部(スロットルポジ
ションセンサ部)、9 アクセルペダル、10 APS
(アクセルポジションセンサ)、10a、10b AP
S部(アクセルポジションセンサ部)、13 バイパス
通路、14 バイパスバルブ、16 モータ電源リレー
(スロットル電源遮断手段)、21、21A、21B
第1制御ユニット、22 第2制御ユニット、66 中
間開度停止スプリング、A1、A2 アクセル開度信
号、B バイパスバルブ制御信号、E1、E2 所定
値、J 噴射信号、L1、L2通信ライン、M モータ
駆動信号、P 点火信号、T1、T2 スロットル開度
信号、Tc 中間開度、To 目標スロットル開度。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されたエンジンと、 前記エンジンへの吸入空気量を調節するスロットルバル
    ブと、 前記スロットルバルブを駆動するためのモータを含むス
    ロットルアクチュエータと、 アクセルペダルの位置をアクセル開度として検出するア
    クセルポジションセンサと、 スロットルバルブの位置をスロットル開度として検出す
    るスロットルポジションセンサと、 前記アクセル開度および前記スロットル開度を含む運転
    状態に応じて前記エンジンに対する制御パラメータを演
    算する第1制御ユニットと、 前記制御パラメータに含まれる目標スロットル開度に応
    じて、前記スロットルアクチュエータの制御量を演算す
    る第2制御ユニットと、 前記第1制御ユニットから前記第2制御ユニットへのデ
    ータ通信を行う第1の通信ラインと、 前記第2制御ユニットから前記第1制御ユニットへのデ
    ータ通信を行う第2の通信ラインとを備え、 前記アクセルポジションセンサは、互いに冗長な第1お
    よび第2のアクセル開度信号を出力する第1および第2
    のアクセルポジションセンサ部を含み、 前記スロットルポジションセンサは、互いに冗長な第1
    および第2のスロットル開度信号を出力する第1および
    第2のスロットルポジションセンサ部を含み、 前記第1のアクセル開度信号および前記第1のスロット
    ル開度信号は、前記第1制御ユニットに入力され、 前記第2のアクセル開度信号および前記第2のスロット
    ル開度信号は、前記第2制御ユニットに入力され、 前記第2制御ユニットは、 前記第1の通信ラインの異常を判定する第1の通信異常
    判定手段を含み、 前記第1の通信ラインの異常判定結果を前記第2の通信
    ラインを介して前記第1制御ユニットに送信し、 前記第1制御ユニットは、 前記第2の通信ラインの異常を判定する第2の通信異常
    判定手段と、 前記第1または第2の通信ラインの異常が判定された場
    合に、少なくとも前記第1のスロットル開度信号に基づ
    いて前記第2制御ユニットの動作を監視する第2制御ユ
    ニット監視手段とを含むことを特徴とする車両用エンジ
    ンの駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第2制御ユニットは、前記第1の通
    信ラインの異常が判定された場合に、前記第2のアクセ
    ル開度信号に基づいて前記スロットルアクチュエータの
    制御量を演算することを特徴とする請求項1に記載の車
    両用エンジンの駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第2制御ユニットは、前記第1の通
    信ラインの異常が判定された場合に、前記第2のアクセ
    ル開度信号を所定係数で抑制した値に基づいて前記スロ
    ットルアクチュエータの制御量を演算することを特徴と
    する請求項2に記載の車両用エンジンの駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第1制御ユニットは、前記第2の通
    信ラインの異常が判定された場合に、前記第1のアクセ
    ル開度信号を所定係数で抑制した値に基づいて前記目標
    スロットル開度を演算し、前記目標スロットル開度を前
    記第1の通信ラインを介して前記第2制御ユニットに送
    信することを特徴とする請求項1に記載の車両用エンジ
    ンの駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 前記第2制御ユニット監視手段は、前記
    第1の通信ラインの異常が判定された場合に、前記第1
    のスロットル開度信号と前記第1のアクセル開度信号と
    の比較に基づいて、前記第2制御ユニットの動作を監視
    することを特徴とする請求項2に記載の車両用エンジン
    の駆動制御装置。
  6. 【請求項6】 前記第2制御ユニット監視手段は、 前記第1の通信ラインの異常が判定されたときに、前記
    第1のスロットル開度信号と前記第1のアクセル開度信
    号を前記所定係数倍した値とを比較し、 前記第1のスロットル開度信号と前記第1のアクセル開
    度信号を前記所定係数倍した値との差が所定値以上を示
    す状態が所定時間継続した場合に、前記第2制御ユニッ
    トの動作異常を判定することを特徴とする請求項3に記
    載の車両用エンジンの駆動制御装置。
  7. 【請求項7】 前記第2制御ユニット監視手段は、前記
    第2の通信ラインの異常が判定されたときに、前記第1
    のスロットル開度信号と前記目標スロットル開度との比
    較に基づいて、前記第2制御ユニットの動作を監視する
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両用エンジンの駆
    動制御装置。
  8. 【請求項8】 前記第2制御ユニット監視手段は、 前記第2の通信ラインの異常が判定されたときに、前記
    第1のスロットル開度信号と前記目標スロットル開度と
    の差が所定値以上を示す状態が所定時間継続した場合
    に、前記第2制御ユニットの動作異常を判定することを
    特徴とする請求項7に記載の車両用エンジンの駆動制御
    装置。
  9. 【請求項9】 前記スロットルアクチュエータへの電源
    供給を選択的に遮断するスロットル電源遮断手段を備
    え、 前記スロットル電源遮断手段は、前記第2制御ユニット
    の動作異常が判定された場合に、前記スロットルアクチ
    ュエータへの電源供給を遮断し、 前記エンジンの駆動状態は、退避走行モードに切り替え
    られることを特徴とする請求項1に記載の車両用エンジ
    ンの駆動制御装置。
  10. 【請求項10】 前記スロットルバルブをバイパスする
    バイパス通路と、 前記バイパス通路に流れるバイパス吸入空気量を調節す
    るバイパスバルブとを備え、 前記エンジンの退避走行モード時において、 前記スロットルバルブは、前記スロットルアクチュエー
    タへの電源供給の遮断により全閉されるとともに、 前記第1制御ユニットは、前記バイパスバルブの制御量
    を演算することを特徴とする請求項9に記載の車両用エ
    ンジンの駆動制御装置。
  11. 【請求項11】 前記エンジンの退避走行モード時にお
    いて、前記スロットルバルブは、全閉よりも開放方向に
    付勢された中間位置に固定されることを特徴とする請求
    項9に記載の車両用エンジンの駆動制御装置。
  12. 【請求項12】 前記エンジンの退避走行モードは、前
    記車両のキースイッチがオフされるまで継続することを
    特徴とする請求項9に記載の車両用エンジンの駆動制御
    装置。
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