JPH1114053A - イグナイター - Google Patents

イグナイター

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Publication number
JPH1114053A
JPH1114053A JP9183163A JP18316397A JPH1114053A JP H1114053 A JPH1114053 A JP H1114053A JP 9183163 A JP9183163 A JP 9183163A JP 18316397 A JP18316397 A JP 18316397A JP H1114053 A JPH1114053 A JP H1114053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transformer
diode
current
igniter
photothyristor
Prior art date
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Pending
Application number
JP9183163A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Otsuki
敦 大槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Diamond Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP9183163A priority Critical patent/JPH1114053A/ja
Publication of JPH1114053A publication Critical patent/JPH1114053A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】出力は同じであるが小型で安価なイグナイター
を提供する。 【構成】点火用イグナイターにおいて、点火用の飛火を
発生させる放電ギャップと、当該放電ギャップに高電圧
を発生させるトランスと、当該トランスに共振を発生さ
せるトリガ回路と、当該トリガ回路のオンオフを制御す
る制御部とからなり、前記トリガ回路にフォトサイリス
タを使用するこを特徴としたイグナイターとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体燃料や気体燃料を
使用する燃焼機器に関し、特に燃料点火用のイグナイタ
ー制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の燃料点火用イグナイターの回路図
を図2に示す。図2において、交流電源10の一方は抵抗
R1とダイオードD3、コンデンサC1を通ってトランスTR1
の一次側の一方に接続され、このトランスTR1の一次側
他方はダイオードD1を通って交流電源10の他方に接続さ
れている。前記コンデンサC1には抵抗R4が並列接続され
ており、前記商用電源10の両端間にはダイオードD2とサ
イリスタQ1、ダイオードD4が設けられている。前記サイ
リスタQ1のゲートはトリガダイオードQ2と抵抗R2を介し
てダイオードD1と交流電源10との間に接続され、このサ
イリスタQ1のゲートからダイオードD1とトランスTR1と
の間のラインには、フォトカプラPC1の受光部とコンデ
ンサC2、抵抗R3が配置されている。このフォトカプラPC
1の発光部は制御部30に接続され、この制御部には定電
圧を作り出す定電圧回路20が接続されており、この制御
部30は前記サイリスタQ1のトリガ信号を制御するものと
なっている。
【0003】また前記トランスTR1の二次側には放電ギ
ャップが設けられ、ここで放電による飛火が発生する。
【0004】以下上記構成の回路動作を述べる。まず交
流電源10の一方S1が正で、他方S2が負の場合では、電流
は抵抗R1からダイオードD3、コンデンサC1、トランスTR
1の一次コイル、ダイオードD1を介して交流電源10の他
方S2へ流れることで、コンデンサC1に充電が行われる。
【0005】逆に交流電源10の一方S1が負で、他方S2が
正の場合では、電流は抵抗R2からコンデンサC2、ダイオ
ードD2を介して交流電源10の一方S1に流れることでコン
デンサC2に充電が行われる。
【0006】以上のような動作においてコンデンサC2の
充電電圧がトリガダイオードQ2の動作電圧を超えると、
このトリガダイオードQ2がオンし、コンデンサC2に充電
されていた電荷がサイリスタQ1のゲート−カソード間に
流れ、サイリスタQ1のアノード−カソード間がオンす
る。これによりトランスTR1の一次側(コイル)には急
激に電流が流れ、また、トランスTR1の一次コイルとコ
ンデンサC1はサイリスタQ1によって短絡状態となって共
振し、逆電流が流れようとするときサイリスタQ1は逆方
向に電流を流せないので、この逆電流はダイオードD4に
流れることになる。
【0007】ここでフォトカプラPC1がオンしていると
コンデンサC2への充電は行われなくなるので、フォトカ
プラPC1がオンのときには放電されず、逆にオフのときに
は放電が行われるものとなっている。このようにして上
記回路のイグナイターではフォトカプラPC1のオン、オ
フによってトランスTR1の二次側に発生する放電を制御
している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
ようなイグナイターにおいては次のような問題が生じて
いる。すなわち、上記イグナイターにおいては構成部品
の数が多く、これによる配線基板の大型化とコスト高が
問題になっている。
【0009】近時の電気製品においては小型化が要求さ
れ、これに伴う構成部品の小型化、実装部品の高集積化
が要求されているが、上記従来のイグナイターでは多数
の部品を使用しなくてはならず、また数千から数万ボル
トといった高電圧を扱うイグナイターでは、回路全体の
絶縁距離も考慮しなくてはならず、したがって配線基板
の大型化に伴う製品の大型化が問題となっている。
【0010】本発明は上記課題に鑑み、出力は同じであ
るが小型で安価なイグナイターを提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、点火用イグナイターにおいて、点火用の
飛火を発生させる放電ギャップと、当該放電ギャップに
高電圧を発生させるトランスと、当該トランスに共振を
発生させるトリガ回路と、当該トリガ回路のオンオフを
制御する制御部とからなり、前記トリガ回路にフォトサ
イリスタを使用するこを特徴としたイグナイターとす
る。
【0012】
【実施例】本発明の実施例とするイグナイターの回路図
を図1に示す。図1において、交流電源10の一方は抵抗
R1とダイオードD3、コンデンサC1を通ってトランスTR1
の一次側の一方に接続され、このトランスTR1の一次側
他方は交流電源10の他方に接続されている。前記コンデ
ンサC1には抵抗R4が並列接続されており、前記商用電源
10の両端間にはフォトサイリスタPS1の受動部分とダイ
オードD4とが並列に設けられている。前記フォトサイリ
スタPS1のトリガ抵抗R3を介してトランスTR1の一次側他
方に接続されている。また、前記フォトサイリスタPS1
の能動部分は、制御部30に接続され、この制御部30には
定電圧を作り出す定電圧回路20が接続されている。
【0013】また前記トランスTR1の二次側には放電ギ
ャップが設けられ、ここで放電による飛火が発生する。
【0014】次に本発明の動作を図1に基づいて説明す
る。まず、交流電源10の一方S1が正で他方S2が負の場合
では、電流はS1から抵抗R1、ダイオードD3、コンデンサ
C1、トランスTR1の一次側コイルを介してS2に流れ、こ
れによりコンデンサC1に電荷が充電される。
【0015】逆にS1が負で、S2が正の場合では、ダイオ
ードD3によって電流は流れないものとなっている。
【0016】上記動作により、フォトサイリスタPS1の
入力側にトリガ電流が流れるとフォトサイリスタPS1は
オンし、コンデンサC1に充電された電荷がトランスTR1
の一次コイルを経由して放電する。このときトランスTR
1の一次コイルには急激な電流が流れ、また、トランスT
R1の一次コイルとコンデンサC1はフォトサイリスタPS1
により短絡状態となり共振し、逆電流が流れようとする
ときフォトサイリスタPS1は逆方向に流せないので、こ
の逆電流はダイオードD4に流れる。ここでパルス電圧は
フォトサイリスタPS1によって昇圧され、トランスTR1の
二次コイルに高電圧が発生し、放電ギャップ間において
飛火が生じる。このようにフォトサイリスタPS1の入力
側にパルス電流を印加する都度イグナイター回路は1回
放電し、放電のオンオフおよびその周期を制御回路の出
力により制御できるものとなっている。
【0017】
【発明の効果】上記構成により従来のイグナイターと比
較して構成部品の数を減少できる。特に本発明では、商
用電源を直接使用する電気部品を削減できるので、従来
配線基板の銅箔間を広く取るために発生していた無駄な
スペースも併せて削減でき、効果的な省スペースかが達
成できることで本イグナイターを組み付ける電気部品の
小型化が可能なものとなっている。併せて部品数の減少
によって安価な製品が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例とするイグナイターの回路図を
示す
【図2】従来のイグナイターの回路図を示す
【符号の説明】
図において同一符号は同一、または相当部分を示す。 10 交流電源 20 定電圧電源 30 制御部 PS1 フォトサイリスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】点火用イグナイターにおいて、点火用の飛
    火を発生させる放電ギャップと、当該放電ギャップに高
    電圧を発生させるトランスと、当該トランスに共振を発
    生させるトリガ回路と、当該トリガ回路のオンオフを制
    御する制御部とからなり、前記トリガ回路にフォトサイ
    リスタを使用するこを特徴としたイグナイター
JP9183163A 1997-06-23 1997-06-23 イグナイター Pending JPH1114053A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9183163A JPH1114053A (ja) 1997-06-23 1997-06-23 イグナイター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9183163A JPH1114053A (ja) 1997-06-23 1997-06-23 イグナイター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1114053A true JPH1114053A (ja) 1999-01-22

Family

ID=16130901

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JP9183163A Pending JPH1114053A (ja) 1997-06-23 1997-06-23 イグナイター

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