JPH11140449A - 装炭車の受炭時発塵防止装置 - Google Patents

装炭車の受炭時発塵防止装置

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JPH11140449A
JPH11140449A JP32719697A JP32719697A JPH11140449A JP H11140449 A JPH11140449 A JP H11140449A JP 32719697 A JP32719697 A JP 32719697A JP 32719697 A JP32719697 A JP 32719697A JP H11140449 A JPH11140449 A JP H11140449A
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JP
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coal
receiving
damper
dust collector
hopper
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JP32719697A
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English (en)
Inventor
Katsumi Kawase
勝己 川瀬
Toshihiko Kawato
俊彦 川戸
Kazuhiko Ibe
和彦 井部
Yoshiharu Fujita
吉春 藤田
Takashi Sato
孝志 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOKOSUKA ENGINEERING KK
Nippon Steel Corp
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
YOKOSUKA ENGINEERING KK
Nippon Steel Corp
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炭槽から装炭車の各給炭ホッパーへ原料炭の
受炭時、余分な設備費をかけることなく微粉炭の飛散を
防止できる装置を提供すること。 【解決手段】 装炭車に設置されている炉頂クリーナ用
集塵機11と各給炭ホッパー2、2・・を分岐管12、
12・・集合管13、ダンパー141を内設せる吸引管
14を介して連通し、各給炭ホッパーの上面を原料炭受
入口21を有する覆い板22で包被し、各給炭ホッパーへ
の受炭時ダンパー141を開き給炭ホッパー内の飛散微
粉炭を炉頂クリーナ用集塵機11で回収するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コークス炉の装
炭車に関する。 詳しくは炭槽から装炭車の給炭ホッパ
へ原料炭を装入する際(受炭時)の微粉炭が周辺に飛散
するのを防止する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水分が8〜11%の原料炭を使用
していたため受炭時の発塵にはさほど問題にならなかっ
た。近年、コークス炉操業の効率化を図るために、水分
が2〜3%の低水分石炭を使用するようになった。それ
に伴い、受炭時装炭車の給炭ホッパー受炭口からの発塵
が多く、周辺の作業、生活環境を悪化し社会問題化して
きた。
【0003】そこで、上記の発塵対策として従来図3に
示すように、装炭車1の各給炭ホッパー2、2、・・に
油圧シリンダ3、3、・・により駆動される押上スライ
ド式シュート4、4、・・を付設して受炭時に該シュー
ト4、4・・を炭槽5、5・・の炭槽ゲート6、6・・
まで押し上げて微粉炭が飛散するのを防止する手段がと
られている。なお、7は炭槽ゲート開閉用電動シリンダ
である。しかしながら、この手段では受炭時の原料炭の
落下による上方への吹上内圧により給炭ホッパー2の受
炭口とシュート4、炭槽ゲート6の各隙間から微粉炭が
飛散するので効果が期待できない。
【0004】他の手段として、図4に示すように、炭槽
ゲート6、6・・を包被して炭槽5、5、・・の外周壁
に固定スカート8、8、・・を付設し、これらのスカー
ト8、8、・・は分岐ダクト9、9、・・、集合ダクト
10を介して固定式集塵機に連結されており、受炭時に
微粉炭は固定スカート8内から分岐ダクト9、集合ダク
ト10を通って集塵機へ吸引し、微粉炭の飛散防止を図
っている。ところが、この手段にしても受炭に際し、炭
槽5、5・・の真下位置へ装炭車の給炭ホッパ2、2、
・・を移行させるために、固定スカート8、8、・・が
給炭ホッパー2と干渉しないように給炭ホッパ2との間
に十分なクリアランスを設けておかなければならないの
で、受炭時にこのクリアランスからの微粉炭の飛散を防
止できなかった。また、この方法では専用の固定式集塵
機を設置する必要がありその分余分の設備費がかかって
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記従来
の問題点を改良し、余分な設備費をかけることなく受炭
時の微粉炭の飛散防止可能な装置を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】装炭車に設置されている
炉頂クリーナ用集塵機11と複数の給炭ホッパー2、
2、・・・を分岐管12、12、・・・集合管13、ダ
ンパー141を内設せる吸引管14を介して連通し、前
記各給炭ホッパーの上面は原料炭受入口21を有する覆
い板22で包被されていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1ないし図2にこの発明にかか
る装炭車の受炭時発塵防止装置の1実施例を示す。図1
は装炭車に搭載されている各給炭ホッパーに連結されて
いる発塵吸引管配置図を示しており、図2は受炭時の発
塵防止装置の説明図である。この発明の特徴は、受炭時
発塵防止用の専用の集塵機を用意することなく、装炭車
1に装備されている炉頂クリーナ用の集塵機(通常はバ
グフィルター)11を利用することである。
【0008】給炭ホッパー2、2、・・・と炉頂クリー
ナー用集塵機11とは分岐管12、12、・・・集合管
13、吸引管14を介して連通されている。そして、各
分岐管12には外気取入口121がそれぞれ開口されて
おり、各外気取入口121には吸引圧調整ダンパー122
が設置されている。141は給炭ホッパー側吸引管14
に設置されたダンパー、142は炉頂クリーナ側吸引管
14に設置されたダンパーである。15は炉頂クリー
ナ、16はブロワー、17はサイレンサー、18は集塵
機11で回収した微粉炭を給炭ホッパー2へ搬送するた
めの回収炭搬送コンベヤである。
【0009】この発明にかかる給炭ホッパー2は、ホッ
パー2の上面が炭槽5からの原料炭受入口21を有する
覆い板22で包被されており、原料炭受入口21下方のホ
ッパー2内に笠状緩衝板23と、該緩衝板23の上方に間
隔をあけて、下端が拡開されたラッパ状の遮蔽筒24
設けた構造としている。
【0010】次にこの発明の作用について説明する。装
炭車を目的のコークス炉室上方位置へ走行し、給炭ホッ
パーからコークス炉室へ原料炭を装入する。その際、炉
頂に散在した微粉炭は装炭車に搭載されている炉頂クリ
ーナ15によって集塵機11に吸引回収される。炉頂ク
リーナ15の運転中は当然給炭ホッパー側吸引管14の
ダンパー141は閉じられており、炉頂クリーナ側吸引
管14のダンパー142は開放されている。炉頂の清掃
作業が完了するとダンパー142は閉じられる。
【0011】給炭ホッパー2、2、・・・へ原料炭を補
給するには装炭車1を炭槽5、5、・・・下方位置へ走
行させ、各給炭ホッパー2の原料炭受入口21と各炭槽
5のゲート6との心合わせをして停止させる。次にブロ
ワー16を作動し、集塵機11の運転を開始し吸引管1
4のダンパー141を開放し、各給炭ホッパー内が減圧
状態になったところで各炭槽5の電動シリンダーを作動
させてゲート6を開き炭槽5から原料炭を給炭ホッパー
2内へ充填する。その際、原料炭は笠状緩衝板23に衝
突し四方に分散して堆積されてゆくが給炭ホッパー2内
はブロワー16により減圧されているため、ホッパー2
内での発塵はラッパ状の遮蔽筒24とホッパー2内壁と
の空所を通って分岐管12へと吸引される。したがっ
て、受炭時ホッパー2内で発生した微粉炭は受入口21
から外部へ飛散することがない。
【0012】なお、ブロワーによる吸引圧力が強すぎる
と受炭中の石炭を吸引するので好ましくない。そこで、
吸引圧測定孔19での吸引圧力が10mmHg程度とな
るように外気取入口調整ダンパー122の開度を調整す
るとよい。また、集塵機11へ回収された微粉炭は適当
なタイミングで搬送コンベヤ18により何れかの給炭ホ
ッパー2へ返送される。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、装炭車に設置されて
いる炉頂クリーナ用集塵機を給炭ホッパーへの原料炭の
受炭時に利用して給炭ホッパー内を減圧し、微粉炭を集
塵機へ吸引するので受炭時に給炭ホッパーから微粉炭が
周辺に飛散して生活、作業環境を悪化することを確実に
防止できる。また、装炭車に設置されている炉頂クリー
ナー用集塵機を該集塵機が炉頂の清掃作業を行なわない
ときに利用するようにしたので新に集塵機を設置する必
要がないので設備費を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる発塵吸引管配置図。
【図2】この発明にかかる受炭時の発塵防止装置の説明
【図3】従来から行なわれている受炭時の発塵防止装置
の説明図
【図4】従来から行なわれている受炭時の発塵防止装置
の説明図
【符号の説明】
1 装炭車 2 給炭ホッパー 21 原料炭受入口 22 覆い板 23 笠状緩衝板 24 ラッパ状遮蔽筒 3 シュート押上シリンダ 4 シュート 5 炭槽 6 炭槽ゲート 7 電動シリンダ 8 固定スカート 9 分岐管 10 集合管 11 集塵機 12 分岐管 121 外気取入口 122 吸引圧調整ダ
ンパー 13 集合管 14 吸引管 141 ダンパー 142 ダンパー 15 炉頂クリーナ 16 ブロワー 17 サイレンサー 18 搬送コンベヤ 19 吸引圧測定孔
フロントページの続き (72)発明者 川戸 俊彦 神奈川県横須賀市夏島町19番地 住友重機 械工業株式会社横須賀造船所内 (72)発明者 井部 和彦 神奈川県横須賀市夏島町19番地 株式会社 横須賀エンジニアリング内 (72)発明者 藤田 吉春 神奈川県横須賀市夏島町19番地 株式会社 横須賀エンジニアリング内 (72)発明者 佐藤 孝志 北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新日本製 鐵株式会社八幡製鐵所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装炭車に設置されている炉頂クリーナ用集
    塵機(11)と複数の給炭ホッパー(2)、(2)、・
    ・・を分岐管(12)、(12)、・・・集合管(1
    3)、ダンパー(141)を内設せる吸引管(14)を
    介して連通し、前記各給炭ホッパーの上面は原料炭受入
    口(21)を有する覆い板(22)で包被されていること
    を特徴とする装炭車の受炭時発塵防止装置。
  2. 【請求項2】各分岐管(12)、(12)、・・・には
    吸引圧調整ダンパー(122)を有する外気取入口(1
    1)が開口されていることを特徴とする請求項1記載
    の装炭車の受炭時発塵防止装置。
  3. 【請求項3】各給炭ホッパー(2)、(2)、・・・に
    は原料炭受入口(21)下方に緩衝板(23)と遮蔽筒
    (24)が設置されていることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の装炭車の受炭時発塵防止装置。
JP32719697A 1997-11-13 1997-11-13 装炭車の受炭時発塵防止装置 Pending JPH11140449A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003305326A (ja) * 2002-04-16 2003-10-28 Mitsubishi Chemicals Corp 乾式集塵機からの微粉の排出方法
JP2008024811A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Nippon Steel Corp 装炭車ホッパーの受炭時における含塵ガス処理方法及びその処理装置
JP2008527095A (ja) * 2005-08-26 2008-07-24 シャルカー アイゼンヒュッテ マシーネンファブリーク ゲーエムベーハー コークス炉制御装置
JP2009149698A (ja) * 2007-12-18 2009-07-09 Nippon Steel Corp コークス炉受炭時集塵装置及び集塵方法
JP2013001736A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Jfe Steel Corp コークス炉炉頂クリーナの集塵粉排出装置及び方法
JP2013194067A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Jfe Steel Corp コークス炉装入車の炉頂クリーナ装置

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