JPH1113946A - 案内路付縦管 - Google Patents

案内路付縦管

Info

Publication number
JPH1113946A
JPH1113946A JP9167114A JP16711497A JPH1113946A JP H1113946 A JPH1113946 A JP H1113946A JP 9167114 A JP9167114 A JP 9167114A JP 16711497 A JP16711497 A JP 16711497A JP H1113946 A JPH1113946 A JP H1113946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
vertical pipe
main body
guideway
guide path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9167114A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohide Nakagawa
裕英 中川
Keiichi Ishida
敬一 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP9167114A priority Critical patent/JPH1113946A/ja
Publication of JPH1113946A publication Critical patent/JPH1113946A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高低差を有するように接続された複数の流入管
から流入する下水の落下衝撃によりマンホールの底部を
破損するおそれがなく、且つ、下位の流入管から流入す
る下水の流れを阻害したりゴミがたまるおそれのない案
内路付縦管を提供する。 【解決手段】直管状の縦管本体部10に複数の流入管2
0,30が高低差を有するように接続される案内路付縦
管である。縦管本体部10の内部に、各流入管20,3
0に対応して、中心に空気芯筒13,13′を有する螺
旋案内路12,12′がそれぞれ設けられ、各空気芯筒
13,13′が分離しており、各螺旋案内路12,1
2′は、各流入管20,30の管低よりも下方の部分に
配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自然流下式の垂直
下水道管路に使用して好適な案内路付縦管に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実開平4─53842号
公報に記載されているように、マンホールの側壁からマ
ンホール内に突出された流入管の一端に曲り管を介して
縦管の上端を接続し、縦管の下端をマンホール内の底部
に設置して流入管によりマンホール内に流入された下水
を縦管によりマンホール内の底部に導入することが知ら
れている。
【0003】しかしながら、このようにマンホール内に
設けられる縦管が長い場合には、縦管下端から流出され
る下水の落下衝撃が大きいためにマンホールの底部を損
傷するおそれがある。
【0004】そこで、例えば、特開平8─41915号
公報に記載され、図4に示すように、縦管本体a内面に
沿って上端から下端まで螺旋状に形成された屈曲流下路
が設けられた下水道用縦管が提案されている。この下水
道用縦管の上端に十字型継手bが接続され、その十字型
継手を介してマンホールc内に導入された流入管dの一
端が接続されて、流入管d内の下水は継手bを経由して
下水道用縦管内に導入されるようになっている。
【0005】しかしながら、実際には、マンホールc内
には、複数の流入管が高低差を有するように導入される
場合が多く、このような場合には、上記のように縦管本
体内面に沿って上端から下端まで螺旋状に形成された屈
曲流下路が設けられた下水道用縦管を用いて、その途中
に下位の流入管を接続すると、その接続部付近にゴミが
溜まり易く、又、流れを阻害するという問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の問題点を解決することを目的としてなされたもの
であって、高低差を有するように接続される複数の流入
管から流入する下水の落下衝撃によりマンホールの底部
を破損するおそれがなく、且つ、下位の流入管から流入
する下水の流れを阻害したりゴミがたまるおそれのない
案内路付縦管を提供することを目的としてなされたもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、直管状の縦管
本体部に複数の流入管が高低差を有するように接続され
る案内路付縦管であって、縦管本体部の内部に、各流入
管に対応して、中心に空気芯筒を有する螺旋案内路がそ
れぞれ設けられ、各空気芯筒が分離しており、各螺旋案
内路は、各流入管の管低よりも下方の部分に配設されて
いる案内路付縦管である。
【0008】本発明において、最上位の流入管の管底と
最下位の流入管の管底との高低差は、7m以内が好まし
い。本発明において、縦管本体部の材質としては、強度
や剛性等の点からは、強化プラスチックモルタル(以
下、FRPMという)等が好ましい。又、空気芯筒や螺
旋案内路の材質としては、強度や加工性等の面からは、
強化プラスチック(FRP)等が好ましい。流入管や流
出管の材質としては、強度や加工性等の面からはFRP
が好ましいが、汎用のプラスチックであってもよい。
【0009】
【作用】本発明の案内路付縦管は、縦管本体部の内部
に、各流入管に対応して、中心に空気芯筒を有する螺旋
案内路がそれぞれ設けられ、各空気芯筒が分離してお
り、各螺旋案内路は、各流入管の管低よりも下方の部分
に配設されていることにより、各流入管より流入された
下水は螺旋状に流下する間に減衰された状態となり、従
って、流下する下水によってマンホールの底部に強い衝
撃が加わるおそれがなく、又、下位の流入管から縦管本
体部内に流入する下水の流れを阻害したりゴミがたまる
ことがない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。図1は、本発明の案内路付縦管
の一例を示す断面図である。この案内路付縦管10は、
縦管本体部11と、空気芯筒13,13′と、螺旋案内
路12,12′,12′′とからなる。
【0011】縦管本体部11は、FRPM製の複合管に
よって形成され、上部には、略水平方向からFRP製の
上位流入管20とFRP製の下位流入管30とが高低差
を有するように接続され、下端部にはFRP製の流出管
40が接続されている。縦管本体部11の内部には、略
中心部に、上位流入管20の管底の下方であって、下位
流入管30の管頂に上方に達しその管頂より上まで延出
されるように、内部が中空とされたFRP製の第1の空
気芯筒13が立設されている。
【0012】縦管本体部11の内周面と、下位流入管3
0の管底よりも下方の第1の空気芯筒13の外周面との
間(図中L1 区間)に、FRP製の第1の螺旋案内路1
2が配設されている。螺旋案内路12の内周面は、第1
の空気芯筒13の外周面に一体的に取り付けられてい
る。
【0013】螺旋案内路12の外周縁には、図2に示す
ように、その全長にわたって、ゴム製の帯状の弾性体1
4が接着剤により一体的に接着されている。この弾性体
14は縦管本体部11の内周面に圧接されることによっ
て、螺旋案内路12を縦管本体部11内に支持してい
る。
【0014】又、 縦管本体部11の内部には、略中心
部に、下位流入管30の管底の下方達しその管頂付近に
延出されるように、内部が中空とされたFRP製の第2
の空気芯筒13′が立設されている。
【0015】縦管本体部11の内周面と、下位流入管3
0の管底よりも下方の第2の空気芯筒13′の外周面と
の間(図中L3 区間)に、FRP製の第2の螺旋案内路
12′が配設されている。螺旋案内路12′の内周面
は、第2の空気芯筒13′の外周面に一体的に取り付け
られている。
【0016】螺旋案内路12′の外周縁には、上記と同
様の弾性体が接着剤により一体的に接着されている。こ
の弾性体は縦管本体部の内周面に圧接されることによっ
て、螺旋案内路12′を縦管本体部11内に支持してい
る。
【0017】流出管40の管頂のやや上方の縦管本体部
11の内部(図中LT5 区間)には、FRP製の第3の
螺旋案内路12′′が配設されている。第3の螺旋案内
路12′′の外周縁には、上記と同様の弾性体が接着剤
により一体的に接着されている。第2の螺旋案内路1
2′′は、空気芯筒には取り付けられていない。
【0018】縦管本体部11の内部の第1の螺旋案内路
12と第2の螺旋案内路12′との間(図中L2
間)、及び、第2の螺旋案内路12′と第3の螺旋案内
路12′′間(図中L4 区間)には、螺旋案内路は配設
されていない。従って、下位流入管30の流入口の部分
には螺旋案内路が配設されていない。
【0019】又、第2の螺旋案内路12′と第3の螺旋
案内路12′′を適宜間隔をおいて設けるようにする
と、第2の螺旋案内路12′と第3の螺旋案内路1
2′′の螺旋のピッチを適宜選択することにより、縦管
本体部11の長さや複数の流入管の高低差に応じて、縦
管本体部11内を螺旋状に流下させる下水の速度を適宜
調節することができるので好ましいが、第2の螺旋案内
路12′′の代わりに、第2の螺旋案内路12′が縦管
本体部11の下端まで配設されていても何ら構わない。
【0020】以下、図1に示す案内路付縦管の使用態様
を図3を参照して説明する。このような案内路付縦管1
0は、例えば、下水道用の縦管として、マンホール50
内に垂直に配設され、上位流入管20と下位流入管30
とが、縦管本体部11から略水平方向にマンホール50
の壁部を貫通すにように配管されて使用される。
【0021】マンホール50内に進入する下水は、上位
流入管20と下位流入管30より縦管本体部11内に流
入し、L1 区間内を第1の螺旋案内路12に沿って螺旋
状に流下した後、L2 区間内を慣性力により螺旋状を維
持しつつ流下し、再びL3 区間を第2の螺旋案内路1
2′に沿って螺旋状に流下した後、L4 区間内を慣性力
により螺旋状を維持しつつ流下し、再度L5 区間を第3
の螺旋案内路12′′に沿って螺旋状に流下する。
【0022】下水は螺旋状に流下する間に減衰された状
態となり、従って、流下する下水によってマンホール5
0の底部に強い衝撃が加わるおそれがない。縦管本体部
11の下端に達した下水は、流出管40からマンホール
50の流出口51を経て暗渠配管に排出される。
【0023】この際、下位流入管30の流入口の周りに
は螺旋案内路が配設されていないので、下位流入管30
から縦管本体部11内に流入した下水の流れを阻害した
りゴミがたまることがない。
【0024】又、上位流入管20の管底の下方であっ
て、下位流入管30の管頂に上方に達しその管頂よりも
上に延出されるように第1の空気芯筒13が立設され、
且つ、下位流入管30の管底の下方に達しその管頂付近
に延出されるように第2の空気芯筒13′が立設されて
いると、上位流入管20と下位流入管30の口径や高低
差等の影響を勘案して、第1の螺旋案内路12と第2の
螺旋案内路12′のピッチを異なるものとても、それぞ
れの排気が独立しているので、それぞれの部分での下水
の流れを螺旋状に流れるようにスムーズに形成すること
ができる。
【0025】
【発明の効果】本発明の案内路付縦管は、上記のとおり
にされているので、高低差を有するように接続された複
数の流入管から流入する下水の落下衝撃によりマンホー
ルの底部を破損するおそれがなく、下位の流入管から流
入する下水の流れを阻害したりゴミがたまるおそれがな
く、且つ、それぞれの部分での下水の流れを螺旋状に流
れるようにスムーズに形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の案内路付縦管の一例を示す断面図であ
る。
【図2】図1に示す案内路付縦管に使用される螺旋案内
路に全長にわたって弾性体が取り付けられている状態を
示す正面図である。
【図3】図1に示す下水縦管の使用態様を説明する断面
図である。
【図4】従来の案内路付縦管の一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 案内路付縦管 11 縦管本体部 12 螺旋案内路 13 空気芯筒 14 弾性体 20 上位流入管 30 下位流入管 40 流出管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直管状の縦管本体部に複数の流入管が高
    低差を有するように接続される案内路付縦管であって、
    縦管本体部の内部に、各流入管に対応して、中心に空気
    芯筒を有する螺旋案内路がそれぞれ設けられ、各空気芯
    筒が分離しており、各螺旋案内路は、各流入管の管低よ
    りも下方の部分に配設されていることを特徴とする案内
    路付縦管。
JP9167114A 1997-06-24 1997-06-24 案内路付縦管 Withdrawn JPH1113946A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9167114A JPH1113946A (ja) 1997-06-24 1997-06-24 案内路付縦管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9167114A JPH1113946A (ja) 1997-06-24 1997-06-24 案内路付縦管

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1113946A true JPH1113946A (ja) 1999-01-22

Family

ID=15843705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9167114A Withdrawn JPH1113946A (ja) 1997-06-24 1997-06-24 案内路付縦管

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1113946A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115384959A (zh) * 2022-08-02 2022-11-25 江苏凯博防爆电气有限公司 油田油罐专用防爆电加热器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115384959A (zh) * 2022-08-02 2022-11-25 江苏凯博防爆电气有限公司 油田油罐专用防爆电加热器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7618019B2 (en) Automatic swimming pool cleaners and components thereof
JP2011127332A (ja) 螺旋案内路付き縦管
JP3561393B2 (ja) 案内路付縦管
JPH1113946A (ja) 案内路付縦管
JP5340863B2 (ja) 合流式下水道用内副管装置
JPH1172180A (ja) 縦管の流入管接続方法
JP7050512B2 (ja) 排水装置
JP4082527B2 (ja) 内面螺旋案内路付き管
JP4235737B2 (ja) 内面螺旋案内路付き管
JP2000265514A (ja) 排水集合管継手
JP3545941B2 (ja) 内面螺旋案内路付き管
JP4693315B2 (ja) 排水用集合管
JP3566386B2 (ja) 下水道装置
JP4434476B2 (ja) 螺旋案内路付き垂直下水管と下水管路との連結部構造
JPH1181433A (ja) 川床配管構造
JP4203932B2 (ja) 集水管
JP2005315055A (ja) 螺旋案内路付き管
JPH1181432A (ja) 傾斜地配管構造
JP2000319963A (ja) 排水管継手
JP4082526B2 (ja) 螺旋案内路付き管
JP2000146036A (ja) 螺旋案内路付き縦管
JP3535020B2 (ja) 螺旋案内路付き縦管
JP2518665Y2 (ja) 排水マス
JPH11315963A (ja) 螺旋案内路付き管
JPH07158135A (ja) 排水管路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040317

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20051228