JPH1113936A - バルブパッキング組立体 - Google Patents

バルブパッキング組立体

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JPH1113936A
JPH1113936A JP10035168A JP3516898A JPH1113936A JP H1113936 A JPH1113936 A JP H1113936A JP 10035168 A JP10035168 A JP 10035168A JP 3516898 A JP3516898 A JP 3516898A JP H1113936 A JPH1113936 A JP H1113936A
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packing
valve
peripheral surface
assembly
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JP10035168A
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English (en)
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Shotetsu Ri
鐘徹 李
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KUKIL CO Ltd
Original Assignee
KUKIL CO Ltd
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    • F16J15/18Sealings between relatively-moving surfaces with stuffing-boxes for elastic or plastic packings
    • F16J15/184Tightening mechanisms
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルブステムの軸方向に加えられる圧縮圧力
の伝達性を向上させて其の圧縮圧力に因るクラッシュ現
象が防止出来る様に構造が改良されたバルブパッキング
組立体を提供する。 【解決手段】 此のバルブパッキング組立体(200A)は各
外周面がバルブ本体(100) に接触され各内周面にバルブ
ステム(110) が回転可能に収容されて相互圧搾結合され
て半径方向に膨脹可能な第1,2パッキング部材と、其
の第1,2パッキング部材の内部に収容され弾性変形が
可能な弾性部材(400) と、第1,2パッキング部材の間
に相互圧搾結合される複数個の補助パッキング部材と、
第1,2パッキング部材の各端面に結合される第1,2
金属キヤツプ(310,320) を包含して成るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、環形で成る複数のパッキングが
相互密着して軸方向に作用する力に依つて半径方向に膨
脹されてバルブステムとの気密が維持される様に作られ
たバルブパッキング組立体に関するもので、特に黒鉛
(GRAPHITE)材質で成るパッキングの端部に金
属キヤツプ(METAL CAP)を結合させて軸方向
の力が作用するパッキング面に圧縮圧力が均等に作用す
る様にし、其の圧縮圧力に因るクラッシュ(CRUS
H)現象が防止される様に改良されたバルブパッキング
組立体に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、パッキング
は二つの部材の結合部の間に備えて流体の漏出を防止す
ると同時に外部の異物質が其の内部に流入するのを遮断
させるシーリング作用をする。
【0003】此の様なパッキングはバルブの継ぎ目部位
を締結する時、軸方向に加えられる圧縮力に抵抗する耐
圧性と、其の圧縮力が加えられた後に、又元の厚さに復
元する事が出来る復元性と、バルブステムの回転に因る
パッキングとの摩擦を考慮して其の摩擦を最少化する事
が出来る潤滑性と、其のバルブの流体温度に従って膨脹
/収縮する事が出来る伸縮性と、其の流体が持つ温度に
耐える事が出来る耐熱性及び、CAA(CLEAN A
IR ACT)制定の大気汚染防止強化目的の漏出規制
量適用バルブ500PPM以下を要求する規定を満足さ
せるシール性等が満足されなければならない。
【0004】上記の各条件を或る程度満足させる事が出
来るパッキング材料として、黒鉛材料をモルド(MOL
D)成型させた金型パッキング(GRAPHITE M
OLLD PACKING 12)と,黒鉛材料を編造し
た編造パッキング(BRAIDED PACKING
14)が図2及び図3に各々図示されており、此の金型パ
ッキング(12)は黒鉛材質のテープを成型金型に巻き(W
INDING)入れて一定の荷重に圧縮成型したもので
あり、編造パッキング(14)は繊維組織に含蓄された複数
個のワイヤで格子状に編造(BRAIDED)された構
造を持つ。
【0005】上記ワイヤは例を上げれば、カーボン フ
アイバー(CARBON FIBER)又はアラミト繊
維(ARAMID FIBER)等を採用する事も出来
る。
【0006】一方,図1を参照すると、上記の各パッキ
ングが採用されるバルブは其の内部に円筒型のステム通
路(120) が形成されたバルブ本体(100) と、其のステム
通路(120) の内部に回転可能に受容されるバルブステム
(110) と、其のバルブステム(110) の外周面に嵌められ
てステム通路(120) の気密を維持させるパッキング組立
体(10)と、其の一端に上記バルブ本体(100) の上部面に
ボルト(700) に依って結合され、其の他端がパッキング
組立体(10)の上部面に接触されて上記パッキング組立体
(10)を加圧させて半径方向に膨脹させるパッキング加圧
部(500) を持つ。
【0007】図中符号(600) は其のバルブステム(110)
を回転させるバルブハンドルを示す。上記パッキング組
立体(10)は上記パッキング加圧部(500) の加圧で軸方向
に圧縮されながら半径方向に拡張されてバルブ本体(10
0) とバルブステム(110) 間の気密を維持させ、其の加
圧力が除去されると復元する弾力性を持つ。
【0008】上記のバルブに採用される上記金型パッキ
ング(12)と編造パッキング(14)のパッキング組立体が図
3の(A),(B)に各々図示されており、図3に示し
た矢印はパッキング加圧部(500) から伝達される軸方向
に作用する圧縮圧力の強さを図式的に表現したのであ
る。
【0009】先ず、金型パッキング(12)のパッキング組
立体を図3の(A)を参照して説明すると、其の外周面
がバルブ本体(100) に接触されて其の内周面にバルブス
テム(110) が回転及び上下スライデイングが出来る様に
収容され、上記パッキング加圧部(500) からの軸方向圧
力に因って半径方向に膨脹される様に結合されている。
【0010】上記パッキング組立体の作用を説明すれ
ば、先ずパッキング加圧部(500) から軸方向の圧縮圧力
が伝達されると、各々のパッキングがバルブステム(11
0) と、ステム通路(120) の半径方向に膨脹されて隙間
の内部の気密を維持させる。ところが、此の時パッキン
グ加圧部(500) から加えられる圧力に因って其のパッキ
ングの周囲が損傷するクラッシュ(CRUSH)が発生
する。此の為にステム通路(120) の内部に其のパッキン
グ粉末が進入する問題点が有つた。
【0011】一方、上記の問題点を解決する為に上記編
造パッキング(14)と金型パッキング(12)が混用されたパ
ッキング組立体が提案されている。此のパッキング組立
体は図3の(B)に示した様に、金型パッキング(12)の
上側と下側に編造パッキング(14)が各々結合されて其の
外周面がバルブ本体(100) に接触されて其の内周面にバ
ルブステム(110) が受容される構造を持つ。
【0012】上記の編造パッキング(14)と金型パッキン
グ(12)が混用されたパッキング組立体の作用及び効果を
説明すると次の様である。
【0013】上記混用されたパッキング組立体は先ず金
型パッキング(12)がパッキング加圧部(500) から受けた
圧縮圧力に因ってバルブステム(110) の外周面とステム
通路(120) の内周面に膨脹されて気密を維持させ、編造
パッキング(14)が金型パッキング(12)で発生したクラッ
シュがステム通路(120) の内部に進入するのを遮断させ
ると同時に此のバルブステム(11O) の外周面に固着する
パッキング粉末をそげるスクレーパー機能を持つ様に成
る。
【0014】ところが、上記混用されたパッキング組立
豊は其の上端の編造パッキング(14)でパッキング加圧部
(500) から加えられる圧縮圧力を大部分を吸収してしま
い其の下端の編造パッキングまでは其の圧縮力が充分に
伝達されない問題点が有る。
【0015】要約して説明すれば、従来の金型パッキン
グ(12)と編造パッキング(14)は各々次の様な問題点を持
つ。
【0016】第一、各々のパッキングを相互密着させる
為に先端に位置するパッキングに加圧力が作用する時、
パッキングが収縮/膨脹しながらクラッシュが発生す
る。此れに従ってバルブの気密維持が低下されてバルブ
内部にパッキングの粉末が進入しバルブの性能が低下さ
れる。
【0017】第二、パッキングはパッキング加圧部(50
0) の加圧力に因って収縮/膨脹される弾性を持つの
で、パッキング加圧部(500) と直接接触する先端パッキ
ングで大部分の加厚力を吸収して後端パッキングには加
圧力が充分に伝達出来ない様になる。此の為に後端パッ
キング部では気密維持力が低下する様に成る。
【0018】又、後端パッキング部の気密を維持する為
に、より強い加圧力を作用させる様になるが、此れは先
端パッキング部に過度の圧力を作用させて寿命を短縮さ
せる問題点が有る。
【0019】本発明は上記の諸問題点を勘案して創案し
たもので次の様な目的を持つ。第一、先端パッキングに
作用する圧縮圧力が後端パッキングにまで実質的に均一
な圧縮圧力が伝達出来る様に作られたバルブパッキング
組立体を提供するにある。
【0020】第二、パッキングを圧縮する時クラッシュ
現象が大幅に防止出来る様に作られたバルブパッキング
組立体を提供するにある。
【0021】第三、バルブのシール(SEAL)性が向
上出来る様に作られたバルブパッキング組立体を提供す
るにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
の本発明に依るパッキング組立体は其の外周面がバルブ
本体に接触され其の内周面にバルブステムが回転が出来
る様に収容されて半径方向に膨脹が可能なパッキング部
材と、上記パッキング部材の両端面に一体に成型される
第1,2金属キヤツプを含めて構成されたことを特徴と
する。
【0023】又、本発明に依るパッキング組立体の他の
特徴としては各外周面がバルブ本体に接触されて各内周
面にバルブステムが回転が可能な状態で収容されて相互
圧搾結合されて半径方向に膨脹が可能な黒鉛材質の第
1,2パッキング部材、上記圧搾結合された第1,2パ
ッキング部材の外側端面に結合される第1,2金属キヤ
ツプを包含して成る。
【0024】上記第1,2パッキング部材の間には相互
圧搾結合される少なくともーつ以上の補助パッキング部
材がさらに具備される事もある。
【0025】上記第1,2パッキング部材は補助パッキ
ング部材の密度よりもつと高いのを使用するのが望まし
い。
【0026】又,上記隣接して圧搾結合されるパッキン
グ部材の間に所定空間の割れ目を持つ様に所定角度の傾
斜面が形成される。
【0027】本発明の特徴に依れば、本発明のパッキン
グ組立体は低い圧縮圧でも各パッキング部材の密着性が
向上されてステム通路(120) の気密を維持させて、クラ
ッシュ現象を防止する事に依り、寿命が延長される利点
を持つ。
【0028】
【発明の実施態様】以下,本発明に依るパッキング組立
体の各実施例を添附した図面を参照して詳細に説明する
が、同一な構成部品に対しては同一符号が付けられて同
一な機能を持つので重複する説明はなるべく省略する事
にする。
【0029】第1実施例 図4を参照すれば、本実施例に適用されるパッキング組
立体(200A)は其の外周面がバルブ本体(100) に接触され
て其の内周面にバルブステム(110) が回転可能に受容さ
れるパッキング部材(210A)と、パッキング部材(210A)の
上下端面、すなわちパッキング部材(210A)の軸方向の両
端に各々第1,2金属キヤツプ(310,320) が結合される
構造に成っている。
【0030】上記第1,2金属キヤツプ(310,320) は其
の結合が容易に出来る様にパッキング部材(210A)の各端
面に一体に成型される様にプレス成型するのが望まし
く、上記パッキング部材(210A)は其の内部に受容される
弾性変形が可能な弾性部材(400) を黒鉛材質のテープ
(TAPE)と共に成形金型に巻き(WINDING)
入れて一定の荷重に圧縮成型するのが望ましい。
【0031】又、上記第1,2金属キヤツブ(310,320)
はパッキング部材(21OA)の端面に接触される平面部(31
2,322) と、此の平面部(312,322) からパッキング部材
(210A)の内/外周面側に延長される延長部(314,324) を
持つ構造に成っている。
【0032】此の様な構造を持つ本実施例の適用及び効
果を説明すれば次の通りである。図5を参照して説明す
れば、パッキング組立体(200A)はバルブステム(110) の
外周面に挿入結合されて其のバルブを運転する時パッキ
ング加圧部(500) から圧縮圧力が加えられると半径方向
に膨脹されて其のステム通路(120) に流動される流体の
漏れを防止すると同時に、ステム通路(120) 内の気密を
維持させる機能を持つ。
【0033】此の時、上記パッキング組立体(200A)は其
のバルブの結合過程でボルト(700)がバルブ本体(100)
に締結される時の締結力に従って軸方向に伝達される圧
縮圧力が変化し、此の圧縮圧力に因ってバルブステム(1
10) の外周面にパッキング部材(210A)の内周面が膨脹さ
れて気密が維持される。一方、上記第1,2金属キヤツ
プ(310,320) はパッキングのクラッシュで生じたパッキ
ング粉末がステム通路(120) の内部に進入するのを遮断
する機能を持つ。
【0034】第2実施例 図6及び図7を参照すれば、本実施例に適用されるパッ
キング組立体(200B)は其の外周面がバルブ本体(100) の
内周面に接触され、其の内周面がバルブステム(110) に
嵌められ、其の内部に弾性変形力を持つ複数個の弾性部
材(400) が受容された第1,2パッキング部材(210B,22
0B) と、此の第1,2パッキング部材(210B,220B) の間
に備えられて相互密着結合される複数個の補助パッキン
グ部材(230B)と、第1,2パッキング部材(210B,220B)
の各端面に結合される第1,2金属キヤツプ(META
L CAP 310,320)を具備する。
【0035】上記第1,2パッキング部材(210B,220B)
は其の端面に第1,2金属キヤツプ(310、320)が各々結
合される様に各金属キヤツプ(310、320) を金型台に安着
させ、其の平面部(312,322) の上側に第1,2パッキン
グ部材(210B,220B) を安着させた後にプレスで加圧させ
て其の延長部(314,324) が第1,2パッキング部材(210
B,220B) の外周面と同一線上に位置する様に成型するの
が望ましい。
【0036】又、上記第1,2パッキング部材(210B,22
0B) は所定量の黒鉛が含有されるか、純粋な黒鉛材質で
成るのが望ましいが、黒鉛の代わりに外の金属材質又は
非金属材質に代替することも出来る。
【0037】此の様な構造を持つバルブパッキング組立
体(200B)の結合過程を次の様に説明する事にする。
【0038】先ず、作業者はバルブ本体(100) に形成さ
れた円筒型のステム通路(120) の内部に第2パッキング
部材(220B)を挿入させて、其の上部に補助パッキング部
材(230B)が安定して着く様にした後に第1パッキング部
材(210B) を安定して着けさせ、其の同軸上に配列され
た第1,2パッキング部材(210,220) 及び補助パッキン
グ部材(230B) の内周面の中央にバルブステム(110) を
挿入して結合させる。
【0039】其の後に上記パッキング加圧部(500) の他
端を上記結合が完了したパッキング組立体(200B)の上部
面(即ち、第1パッキング部材(210B)の上面) に密着さ
れる様にステム通路(120) の内部に挿入して、其の一端
をバルブ本体(100) にボルト(700) で結合させる。
【0040】此の時上記パッキング組立体(200B)は其の
ボルト(700) がバルブ本体(100) に締結される程度に従
って圧縮圧(即ち、パッキング加圧部(500) の一端がパ
ッキング組立体(200B)の上部面に作用する加圧力)が増
減される。
【0041】又,上記のパッキング組立体(200B)に伝達
される圧縮圧は図7に示した様に、第1パッキング部材
(210B)から第2パッキング部材(220B)まで順次的に伝達
され、其の圧縮圧の強さも其の順序に比例するが大差は
無い。其の理由は其のパッキング加圧部(500) の加圧力
が第1パッキング部材(210B)の第1金属キヤツプ(310)
に先ず伝達されるが、此の時第1金属キヤツプ(310) か
ら其の加圧力を其のまま補助パッキング部材(23OB)に伝
達させる事が出来るるからで有る。
【0042】又、上記パッキング組立体(200B)はパッキ
ング加圧部(500) から大きな加圧力が伝達されても第
1,2金属キヤツプ(310、320) に依つてパッキングの変
形及び破損が防止されてクラッシュ現象が大幅に減少さ
れる。
【0043】第3実施例 図8及び図9を参照すれば、本実施例に採用されるパッ
キング組立体(200C)は各外周面がバルブ本体(100) に接
触され各内周面にバルブステム(110) が回転が可能な状
態で収容されて相互圧搾結合されて半径方向に膨脹が可
能な第1,2パッキング部材(210C,220C)と、上記第
1,2パッキング(210C,220C) の内部に収容されて弾性
変形が可能な弾性部材(400) と、上記第1,2パッキン
グ部材(210C,220C)の間に相互圧搾結合される複数個の
補助パッキング部材(230C)と、上記第1,2パッキング
部材(210C,220C) の各端面に結合される第1,2金属キ
ヤツプ(310,320) を包含して出来たのである。
【0044】もつと詳細に説明すれば、上記各パッキン
グ部材(210C,220C,230C)には相互スライデイング圧搾を
可能にする様に所定角度の傾斜面Aが相互対応して形成
されている。
【0045】そして、上記各々のパッキング部材(210C,
220C,230C)は第1,2パッキング部材(210C,220C) の傾
斜面Aと其の第1,2パッキング部材(210C,220C) と接
触される補助パツキング部材(230C)の傾斜面Aが互いに
違う角度を持つので、其れが圧搾結合する時余裕空間と
なる所定の大きさの割れ目(240) が作られる。
【0046】又、上記の各パッキング部材(210C,220C,2
30C)は上記パッキング加圧部(500)から発生される加圧
力がバルブステム(110) 側に先に伝達される様に其の傾
斜面Aが其のステム通路(120) の内周面からバルブステ
ム(110) の外周面側に向つて上向に傾斜を持つのが望ま
しい。
【0047】又、上記第1,2金属キヤツプ(310、320)
は各パッキング部材(210C,220C,230) の端面に接触され
る平面部(312,322) と、此の平面部(312,322) から各パ
ッキング部材(210C,220C,230C)の内/外周面側に延長さ
れる延長部(314,324) を持つ構造で成る。
【0048】此の様な構造を持つパッキング組立体(200
C)の作用を次に説明する。先ずバルブ本体(100) のステ
ム通路(120) 内にパッキング組立体(200C)の第2パッキ
ング部材(220C)、補助パッキング部材(230C)、第1パッ
キング部材(210C)の順序で挿入した後にバルブステム(1
10) の端部を差し込み結合させるパッキング組立体(200
C)の結合過程は前述した第2実施例と同一である。
【0049】一方,上記結合されたパッキング組立体(2
00C)がパッキング加圧部(500) から伝達される圧力の伝
達過程は上述した第2実施例委と同じく順次的に伝達さ
れる。此の時、上記補助パッキング部材(230C)と第1,
2パッキング部材(210C,220C) は各々接触される傾斜面
Aが所定の傾斜角を持つので、其のパッキング加圧部(5
00) から軸方向に加圧力が伝達されると各々のパッキン
グ部材(210C,220C,230C)がスライデイング運動に依り半
径方向に膨脹される。
【0050】此の時、上記の各パッキング部材(210C,22
0C,230C)の内周面側と外周面側を、各々一側、他側と称
すると事にすると、上記の各パッキング部材(210C,220
C,230C)は上記パッキング加圧部(500) から圧縮圧力が
伝達されると、其の圧縮圧力は第1金属キヤツプ(310)
を通過して其の第1パッキング部材(210C)に伝達される
が、此の時其の伝達過程は第1パッキング部材(210C)の
一側の外側面に先ず伝達された後に、他側に形成された
割れ目(240) を経て補助パッキング部材(230C)の他側の
外側面に伝達される。続いて、上記補助パッキング部材
(230C)に伝達された圧縮圧力は第2パッキング部材(220
C)の下端の他側に先ず伝達された後に其の下端の一側に
伝達されて一側の割れ目(240) を経て伝達されて第2パ
ッキング部材(220C)の一側に伝達される順次的な過程を
持つ。
【0051】即ち、上記の伝達過程を要約すれば、上記
パッキング組立体(200C)はパッキング加圧部(500) から
軸方向に圧縮圧力が伝達されると、先ず其の圧搾結合さ
れた各パツキング部材(210C,22OC,230C)の互いに密着し
た部位(一側又は他側)に伝達され、其の後に各パッキ
ング部材(210C,220C,230C)間の一側と他側に各々形成さ
れた割れ目(240) を通じて其の下端に伝達されて、其の
圧縮圧力がパッキング部材の両側に多少の時間差を持つ
て伝達される様に成る構造を持つ。
【0052】従つて、其の各パッキング部材(210C,220
C,230C)は其の加圧力の伝達に因って半径方向に膨脹す
る時第1,2パッキング部材(210C,220C) と補助パッキ
ング部材(230C)の傾斜面Aの間に形成された割れ目(24
0) に依つて加圧性及び密着性が向上されてシール (S
EAL)性が優れる様に成る。
【0053】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、種々の変形が可能である。
【0054】
【発明の効果】本発明に依るバルブパッキング組立体は
第1,2パッキング部材の内部に弾性力を補強して其の
外周面の端部に金層キヤツプを結合させる事に因って、
第1,2金属キヤツプに依つて軸方向の圧力が第1,2
パツキング部材に伝達されて半径方向に膨脹される様に
成るもので次の様な効果を持つ。
【0055】第一、パッキングの圧縮,復元の特性が向
上される効果を持つ。 第二、パッキングのクラッシュ現象及び異物質の浸透・
漏れを防止する効果を持つ。
【0056】第三、先端パッキングに作用する圧縮圧力
が後端パッキングにまで実質的に均一な圧縮圧力で伝達
されてシール性が向上される効果を持つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なバルブを示した断面図である。
【図2】従来のパッキングを示したものであり、図2
(A)は金型パッキングを示した斜視図、図2(B)は
編造されたパッキングの斜視図である。
【図3】従来のパッキング組立体の結合状態を示してお
り、図3(A)は金型パッキングだけで作られたパッキ
ング組立体の結合状態を示す断面図、図3(B)は金型
パッキングと編造パッキングが混用されたパッキング組
立体の断面図である。
【図4】本発明に依るバルブパッキング組立体の第1実
施例を示した分解斜視図である。
【図5】図4の結合状態を示した断面図である。
【図6】本発明に依るバルブパッキング組立体の第2実
施例を示した分解斜視図である。
【図7】図6の結合状態を示した断面図である。
【図8】本発明に依るバルブパッキング組立体の第3実
施例を示した分解斜視図である。
【図9】図8の結合状態を示した断面図である。
【符号の説明】
100 バルブ本体 110 バルブステム 200A〜200C パッキング組立体 210A パッキング部材 210B 210C 第1パッキング部材 220B 220C 第2パッキング部材 230B 230C 補助パッキング部材 310 第1金属キヤツプ 320 第2金属キヤツプ 312 322 平面部 314 324 延長部 400 弾性部材 A 傾斜面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 其の外周面がバルブ本体に接触され、其
    の内周面にバルブステムが回転可能に収容されて半径方
    向に膨脹が可能なパッキング部材と、上記パッキング部
    材の両端面に一体に成形される第1,2金属キヤツプを
    包含して成ることを特徴とするバルブパッキング組立
    体。
  2. 【請求項2】 各外周面がバルブ本体に接触され各内周
    面にバルブステムが回転可能に収容されて相互圧搾結合
    される第1,2パッキング部材と、上記圧搾結合される
    第1,2パッキング部材の各外側端面に各々一体に形成
    される第1,2金属キヤツプを包含して成ることを特徴
    とするバルブパッキング組立体。
  3. 【請求項3】 上記第1,2パッキング部材の間に相互
    圧搾結合される少なくともーつの補助パッキング部材が
    さらに具備されて成ることを特徴とする請求項2記載の
    バルブパッキング組立体。
  4. 【請求項4】 上記第1,2パッキング部材は補助パッ
    キング部材の密度よりもっと高いことを特徴とする請求
    項3記載のパッキング組立体。
  5. 【請求項5】 上記隣接して圧搾結合されるパッキング
    部材の間に所定空間の割れ目を持つ様に所定角度の傾斜
    面が形成されて成ることを特徴とする請求項2〜4のい
    ずれか1項に記載のパツキング組立体。
JP10035168A 1997-06-25 1998-02-17 バルブパッキング組立体 Pending JPH1113936A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012200732A (ja) * 2011-03-23 2012-10-22 Sukegawa Electric Co Ltd 溶融金属搬送路用継手
KR101895165B1 (ko) * 2017-05-02 2018-09-04 두산중공업 주식회사 증기터빈 제어밸브의 증기누설방지 장치 및 방법
CN108488385A (zh) * 2018-04-27 2018-09-04 西安丁杰动力科技有限公司 一种高温高压气体片式弹性动密封结构、制备方法及应用

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CN108488385B (zh) * 2018-04-27 2024-03-19 西安丁杰密封科技有限公司 一种高温高压气体片式弹性动密封结构、制备方法及应用

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