JPH11139224A - 車両用制御システム - Google Patents

車両用制御システム

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JPH11139224A
JPH11139224A JP30510697A JP30510697A JPH11139224A JP H11139224 A JPH11139224 A JP H11139224A JP 30510697 A JP30510697 A JP 30510697A JP 30510697 A JP30510697 A JP 30510697A JP H11139224 A JPH11139224 A JP H11139224A
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control device
control system
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Takuhiro Okanoe
卓弘 岡上
Shigeki Otagaki
滋樹 太田垣
Yasushi Sasaki
康 佐々木
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の特性を有する車両の状態検出手段の
内、どの出力特性のものが装着されているかを自動識別
し、装着された状態検出手段に適合した制御ができる車
両用制御システムを提供する。 【解決手段】 状態検出手段1は互いに異なる出力特性
を有する複数種類の状態検出手段の内、いずれか1つが
装着されており、制御機器2は、複数種類の状態検出手
段の出力特性にそれぞれ適合して所望の制御量を演算す
るための複数種類の演算手段と、前記状態検出手段の出
力から、装着された状態検出手段を識別し、この識別結
果に応じて前記演算手段を選択する識別手段8を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の状態を検
出し、この検出情報に基づき制御量を演算し、車両のア
クチュエータを駆動させるシステムに関するもので、特
に車両の状態検出手段の種類を自動識別する車両用制御
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より車両用制御システムでは、車両
の状態を検出する状態検出手段つまりセンサと、このセ
ンサの検出情報に基づき制御量を演算する制御機器つま
りコントロールユニット(以下ECUという)と、この
制御量により駆動され、車両の特定部を制御するアクチ
ュエータとにより構成されている。各システムの内特に
センサは重要で、このセンサにより検出された情報によ
っては、制御量が大きく変わるように制御され、車両走
行状態を良好に保つことができなくなる場合がある。
【0003】具体的例として、運転者のハンドル操舵力
に応じた助勢トルクを、ステアリングコラム又はシャフ
トに配設された電動機例えばDCモータにより発生さ
せ、操舵力を軽減させる電動パワーステアリング制御シ
ステムがある。このシステムでは運転者の操舵状態を検
出するため、トルクセンサをモータ付近のステアリング
コラム又はシャフトに設け、このトルクセンサが検出す
る操舵トルクに基づきモータの駆動電流を制御し、適切
な補助操舵力を発生することにより操舵力の軽減を実現
している。またこの装置を車両に搭載する際、ステアリ
ング系のレイアウト、操舵力の設定、コスト、信頼性等
の観点から最適な設計をする必要がある。特にこの装置
で重要な前記トルクセンサについては、機構設計との関
係において、各社種々の形式が採用されているのが現状
である。
【0004】このトルクセンサとしては、実用新案登録
第2524450号公報(以下第1公報という)又は特
公平8ー18564号公報(以下第2公報)に記載され
た形式がある。第1公報に記載のトルクセンサの出力特
性は、図5のように操舵トルクと検出電圧が比例関係を
示し、同一特性のものが2個装着されている。一方第2
公報においては、図3のように2個のセンサが互いに逆
特性を示すものである。また両公報とも2個のセンサを
有している理由は、トルクセンサ故障時のフェールセー
フのためである。従来装置では、前記2種のトルクセン
サのどちらか一方が装着され、センサの検出情報に基づ
き補助力用モータを制御する。またトクルセンサの検出
特性は予め把握されており、この検出された出力電圧を
換算した操舵トルクに基づきモータを駆動する電流を算
出・出力して、所望の補助操舵力を提供していた。操舵
トルクとモータ電流の関係は、図15に示すようになっ
ている。トルクが大きくなるに従い、モータ電流を増加
させ補助力を大きくし、運転者のハンドル操作力を軽減
する。また車速にも依存し、40a〜40dのように可
変させている。例えば40aは車速Sが10km/h、
40bは車速Sが20km/h、40cは2車速Sが3
0km/h,40dは車速Sが40km/hの特性であ
る。これは車速が高いほどハンドル操作は軽いため、補
助力を減らしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来システムでは、状
態検出手段の種類毎に、個別機種対応した制御装置を設
計・製造する必要があり、装置の多品種化を招き、ひい
ては製造管理工数増加及びコストアップが発生するとい
う問題点があった。
【0006】この発明は前記のような問題点を解決する
ためになされたもので、センサの出力特性の相違によら
ず、どのセンサが装着されているか自動識別し、装着さ
れたセンサに適合して制御量を演算できる車両用制御シ
ステムを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用制
御システムでは、車両の状態を検出する状態検出手段
と、この検出された状態に基づき制御量を演算する制御
機器と、この制御量に応じて駆動され、車両を制御する
アクチュエータとを備えるものにおいて、前記状態検出
手段は、互いに異なる出力特性を有する複数種類の状態
検出手段の内、いずれか1つが前記制御機器に接続され
ており、前記制御機器は、前記複数種類の状態検出手段
の出力特性にそれぞれ適合して所望の制御量を演算する
ための複数種類の演算手段と、前記状態検出手段の出力
から、前記制御機器に接続された状態検出手段を識別
し、この識別結果に応じて前記演算手段を選択する識別
手段とを有しているものである。
【0008】また、この発明に係る車両用制御システム
では、識別手段は、予め設定された所定のテスト期間に
おける状態検出手段の出力値から、制御機器に接続され
ている状態検出手段を識別する手段を含んで構成され、
複数種類の状態検出手段は前記テスト期間中、互いに異
なる出力値を発生するようにしたものである。
【0009】また、この発明に係る車両用制御システム
では、状態検出手段は、電源投入に応答して所定時間は
所定の値の出力を発生する判別信号出力手段を備え、制
御機器は、この出力値から制御機器に接続されている状
態検出手段を識別するものである。
【0010】また、この発明に係る車両用制御システム
では、識別手段は、テスト期間を決定するためのテスト
信号を状態検出手段に供給するテスト信号発生手段を含
んで構成されているようにしたものである。
【0011】また、この発明に係る車両用制御システム
では、テスト信号発生手段のテスト信号は、状態検出手
段に対し所定の電源電圧を供給又は停止することによっ
て構成されているものである。
【0012】また、この発明に係る車両用制御システム
では、状態検出手段の識別を行う時期は、制御機器に電
源が供給された直後、又は状態検出手段の出力が所定値
で安定しているときに設定されるようにしたものであ
る。
【0013】また、この発明に係る車両用制御システム
では、制御機器は識別手段が、状態検出手段の識別を行
っている少なくともこの期間は、アクチュエータの作動
を停止させる手段を有しているものである。
【0014】また、この発明に係る車両用制御システム
では、制御機器は識別手段による状態検出手段の識別
が、所定時間内に識別しない場合は、アクチュエータ制
御を禁止する手段を有しているものである。
【0015】さらにまた、この発明に係る車両用制御シ
ステムでは、制御機器は電動パワーステアリング制御装
置であり、アクチュエータは操舵力補助用電動機であ
り、状態検出手段は操舵状態検出手段であるものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図について説明する。図1はこの発明の
実施の形態1による電動パワーステアリング制御システ
ムを示すブロック図である。図1において、1は操舵状
態として操舵トルクを検出するトルクセンサであり、車
両の状態検出手段を構成する。2はこの検出された操舵
トルクに基づき制御量を演算・出力する電動パワーステ
アリング制御装置(以下ECUという)である。3はこ
の制御量に応じて駆動制御され、操舵力を補助する電動
機で、ステアリングコラム又はシャフトに配設されてお
り、例えばDCモータである。10はその他センサで、
例えば車速を検出する車速センサである。ECU2は前
記トルクセンサ1、車速センサ10の入出力インターフ
ェース(以下I/Fという)5及び6と、これらセンサ
情報に基づき制御量を演算するCPU4と、モータ3を
駆動する駆動回路7とで構成されている。そして図15
で示したような操舵トルクと車速に応じたモータ電流特
性に基づき、操舵力補助制御を行う。さらにCPU4に
はセンサの識別手段8が含まれており、トルクセンサの
種類を識別することができる機能を有している。この識
別結果は図1では示していないが、2種のトルクセンサ
に適合して所望の制御量をそれぞれ演算する2種の演算
手段を選択制御する。
【0017】次にトルクセンサの構成について説明す
る。ECU2に接続され得るトルクセンサとして、2種
類が存在するとして説明する。第1のトルクセンサはポ
テンショ式で、ハンドル操舵トルクによるトーションバ
ーの捻れ変位に応じて、ポテンショメータに接続された
レバーの摺動により検出電圧が変化するタイプである。
この特性は図3に示し、電気回路で示すと図2のように
なる。図2において1aは第1のトルクセンサ自体、1
bはメインセンサ、1cはサブセンサで、フェールセー
フのため2個のセンサが設けられている。1dはこのセ
ンサの電源線であり、両方のセンサに電源を供給してい
る。1eはメインセンサ1bの出力信号線、1fはサブ
センサ1cの出力信号線、1gはグランドである。EC
U2とセンサの接続線は以上4本を有しており、ECU
2とコネクタ結合され得る。ここでサブセンサ1cはメ
インセンサ1bと逆向きに接続されているので、メイン
とサブは特性が逆になる。電源電圧を5Vとすると、操
舵トルク零つまり中立点では2.5Vで、右回転するに
従い検出電圧はメインセンサは増加し、サブセンサは減
少する。
【0018】一方第2のトルクセンサ1hは、検出コイ
ル内側に配設されたリングが操舵トルクによるトーショ
ンバーの捻れ変位に応じて磁気抵抗変化を伴って回転
し、この回転を検出するインダクタンスタイプである。
この特性は図5に示し、回路ブロックは図4のように構
成されている。図4において、11は検出コイルに電流
を流す発振部で、12a、12bは検出素子のコイル
で、電気的等価回路で示すと抵抗Rと、インダクタンス
Lと、コンデンサCとで構成される。この等価回路はメ
イン及びサブセンサ12a,12bの2個存在し、操舵
トルクによりインダクタンスLが変化する。13a、1
3bはコイル電圧を増幅する信号処理回路である。なお
○印は電源を示している。またECUとの接続線は、第
1のセンサと同一で1d〜1gの4本で、同様にECU
2とコネクタ結合され得る。基本的には以上で第2のト
ルクセンサ1hを構成している。
【0019】次にこれら第1及び第2のトルクセンサの
識別手段8の機能について説明する。図1の識別手段8
は、トルクセンサ1にテスト信号を出力するテスト信号
発生手段8aと、トルクセンサの種類を識別し、この識
別結果に応じて演算手段を選択する手段とにより構成さ
れている。ここでテスト信号発生手段8aが、トルクセ
ンサ1の電源供給機能を有している場合を考える。第1
のトクルセンサは、電源電圧に所定値例えば5Vを供給
した場合、図3のような特性を示すが、例えば2Vを供
給すると出力は約2/5となる。現在ハンドルが中立位
置にあると、通常2.5V出力が約1Vとなる。
【0020】一方第2のトルクセンサの場合は、所定値
5Vで動作させると図5のような特性を有するものとす
る。電源電圧2Vの場合、図4においてメイン、サブ出
力のどちらか一方を0Vにショートする回路14が設け
られている。抵抗r1=10KΩ、r2=2KΩとする
と、○印電源が3V未満でメイン出力1e又はサブ出力
1fをグランドにショートとするように動作する。なお
発振部11又は信号処理回路13は電源が2Vでは動作
しないようにする方法でもよい。どの方法であっても出
力は約0Vとなる。一方図6はテスト信号発生手段8a
の一形態を示し、センサ電源電圧を5Vから2Vに変化
させてテスト信号を与える回路を示す。○印は5V定電
圧、四角印は12Vバッテリ電源とする。増幅器15の
+端子には抵抗r3を介し5Vが付加されている。ー端
子には抵抗r3が付加され、トランジスタTr1のエミ
ッタ出力1dは5Vが出力できる。ここでCPU4がト
ランジスタTr2をONする信号を出力すると、増幅器
15の+端子は抵抗r3とr4の分圧入力となる。r3
=10KΩ、r4=6.6KΩとすると電源1dは約2
Vとなる。このように抵抗とトランジスタの簡単な回路
を追加することにより、電源電圧出力を可変できる。な
お図6の回路網は図1の入出力I/F5に配置されてい
るため、テスト信号発生手段は入出力I/F5も一部包
含することになる。
【0021】以上よりセンサの電源電圧2V供給時、ト
ルクセンサの出力約1Vならば第1のトルクセンサと
し、それ以外は第2のトルクセンサと識別できる。又は
出力約0Vであれば第2のトルクセンサと、それ以外は
第1のトルクセンサと識別できる。なおトルクセンサの
電源電圧供給をECU2に備えたものは、電源電圧の変
動が発生しても、この電源変動をCPU4自体が検知で
きるため、センサ電源内蔵タイプより採用例が多い。ま
た、電源電圧可変は前記説明したとおり、連続可変の必
要はなく、通常より低い一点のみ変えられるもので済む
ため電源供給回路の部品追加も少なくて済む。
【0022】以上の動作をCPU4のフローチャート図
7を用いて説明する。CPU4に電源が投入されると、
スタートしステップS1でまずRAM・入出力ポート等
の初期化を行う。ステップS2は電源1(この実施の形
態では5V)をトルクセンサに供給する。ステップS3
でしばらく待機する。これはトルクセンサの立ち上がり
に要する時間を考慮しているものである。次にステップ
S4でトルクセンサ信号を入力する。ステップS5はこ
の入力電圧Vが略0か否かをチェックする。これはトル
クセンサの故障又は断線等しているか否かをチェックし
ている。ここでVはメインセンサ(又はサブセンサ)電
圧を示している。V≒0ならば後述のフェール用ステッ
プS24へ行き、そうでないならばステップS6でメイ
ンセンサ出力値Vmとサブセンサ出力値Vsが略等しい
かチェックする。Vm≒Vsでないならばつまり運転者
がハンドルを操舵しているため、メインとサブセンサの
出力が異なっているので第1センサ1aと判断され、ス
テップS12で第1センサを示すフラグ1をセット
(H)する。Vm≒Vsならば、ステップS7に進み
2.5Vか否かチェックする。V≒2.5Vでないなら
ば第2のセンサと判断され、ステップ13でフラグ1を
リセット(L)する。即ち運転者が操舵している場合、
前記2種類のセンサ特性であればサブセンサの特性の相
違により、識別が可能である。従って識別が終了した場
合は一部ステップを省くことができる。一方、センサの
識別ができていないVm≒VsでかつV≒2.5Vなら
ば、ステップS8で電源2の出力を行う。つまり図6の
トランジスタTr2をONし、センサ電源電圧を2Vに
する。ステップS9でしばらく待機した後、ステップS
10でセンサ信号を入力する。ステップ11はこのセン
サ信号Vが約1Vか否かをチェックする。V≒1Vなら
ば第1のセンサであるため、ステップS12でフラグ1
をセット(H)にする。一方V≒1Vでないならば、ス
テップS13でフラグ1をリセット(L)とする。この
ようにしてECU2に接続されているセンサの種類を識
別する。ステップS6〜S13で識別動作を実施してい
る。
【0023】ステップS14はセンサ電源電圧を通常の
5V出力にする。ステップS15は車速Sを演算し、現
在の速度を把握する。ステップS16はセンサ信号を入
力する。ステップS17は選択手段で、装着されている
センサの種類により制御量演算の式又は定数を切り換え
る。フラグ1がHであるならば第1のセンサが装着され
ている。第1のセンサの場合、ステップS18でまずフ
ェール検出を行う。例えばメインとサブセンサの和を利
用する方法があり、第1のセンサのメインとサブセンサ
の出力特性は逆特性であるため、両者の加算値は約5V
である。そこでVm+Vs≒5Vか否かをチェックし、
約5Vであるならば正常で、それ以外ならば異常と判断
できる。ステップS19はフィルタ1を付加する。第1
・第2のトルクセンサの静特性は図3・図5であるが、
センサ種類が違えば動特性も異なることがある。そのた
め特に応答性に対応するフィルタ特性も、各センサ毎に
変更しなければならず、ここで第1センサに対応したフ
ィルタ特性のフィルタ1を付加している。この演算結果
のセンサ出力をステップS20で、予め記憶していた第
1センサ対応特性によってトルクに換算する。例えば図
3においてTQ1=10NでV1=4.5V出力がある
とすると、出力ゲインは0.2V/Nとなるのでこの換
算式を利用する。一方ステップS17で第2のセンサと
判断された場合、ステップS21で同様にフェール判定
を行う。第2のセンサのメイン、サブセンサは同一出力
特性であるため、両センサの差を利用し、Vm−Vs≒
0Vをチェックする。差が約0Vならば正常であり、ス
テップS22で第2のセンサ用のフィルタ2を付加す
る。ステップS23は、この結果から第2センサ対応の
トルク値に換算する。例えば第2のセンサは図5におい
てTQ2=12NでV4=4.5V出力があるとする
と、出力ゲイン0.17V/Nの換算式を利用する。
【0024】またステップS18又はS21で異常つま
りフェールと判断されると、ステップS24でフェール
処理を行う。この処理としては例えば、モータ電流を零
としたり、各出力・制御量を所定値とする。続いてステ
ップS25は、モータ制御を停止するよう出力する。そ
してCPU4としては処理を終了する。一方センサが正
常な場合、ステップS26で前記算出したトルク・車速
に対応したモータ電流を演算し、所望のトルクになるよ
う出力制御する。その後は再びステップS14に戻り、
各ステップを処理する。
【0025】以上のようにセンサの電源電圧を変化さ
せ、そのテスト期間に各センサの出力値に差を発生さ
せ、この出力値からセンサの種類を自動識別し、さらに
その結果から各制御量を演算する際、各センサに対応し
た処理をするように構成したため、ECUの品種を削減
できる。またトルクセンサとECUとの接続線数に追加
は不要である。
【0026】以上の説明はECU2に電源投入直後、識
別処理を実施しているが、例えばセンサ出力が所定値で
安定している場合に行ってもよい。トルクセンサの検出
電圧が約2.5Vで所定時間安定している時、電源電圧
をCPU4からの信号により2Vに落とすことにより、
センサ種類識別を行うことができる。これにより、キー
スイッチON時の電源変動の影響を考慮しないでセンサ
種類識別をすることが可能となる。また、複数回センサ
識別を行うことにより、センサ種類識別ミスをなくすこ
ともできる。
【0027】実施の形態2.次に実施の形態2について
説明する。電動パワーステアリング制御システムで、テ
スト信号発生手段8aがセンサの電源電圧供給タイプの
ものにおいて、メイン・サブ2個のセンサ出力を有して
いるため、電源も2系統有する方法がある。図8の第1
のトルクセンサ1aではメインセンサ1bに第1の電源
16a、サブセンサ1cに第2の電源16bを接続す
る。トルクセンサに供給する電源電圧は、5V(○印)
で独立に供給可能とし、センサ内部では電源ラインを独
立にする。第2の電源16bはCPU4により電源供給
を停止できるようにトランジスタTr3を付加した構成
にする。第2の電源供給が停止されると、サブセンサは
0V出力となる。一方第2のトルクセンサ1hは、図9
に示すようにどちらの電源でも動作するように電源補償
回路17を付加する。16aと16bの高い電圧の方を
選択するよう動作するため、一方の電源を停止しても特
性に影響はない。なおこの場合、図9の回路18、19
はないものとし構成されている。また図4と同一符号は
同一又は相当部分を示している。この方法のように電源
を2系統用意し、一方を供給停止することにより、この
供給停止されたテスト期間に第1、第2のトルクセンサ
におけるサブセンサの出力電圧値に差が与えられるた
め、この出力値からトルクセンサ識別が可能となる。こ
の場合、センサとECUの接続線は5本となる。
【0028】実施の形態3.次に実施の形態3につい
て、同様にトルクセンサの電源変動による種類識別法を
説明する。第1のトルクセンサは図2のように構成さ
れ、図3の出力を発生する。一方第2のトルクセンサ1
hは図9に示すように、第1の電源16aと第2の電源
16bが供給されている。特に第2の電源16bはいわ
ゆる比較電圧として利用されている。電源16aは精度
よいものでなくてもよく、またトルクセンサ1hの各電
気回路を通過することにより特性が若干変動することが
ある。そのため電源16bを比較電圧として、例えば操
舵トルク中立位置で2.5Vを基準に精度よく出力させ
る役目をしている。そのため18aの信号ラインが信号
処理回路13に入っている。17は電源補償回路で、一
方の電源のみでも動作するようになっている。18及び
19は電源電圧低下検出回路である。通常電源16a、
16bとも5Vが供給されている場合、比較器19aの
入力はV+<V−となるように抵抗が選択されている。
そのためトランジスタTr4はOFFとなり、サブ出力
は通常通りの出力となる。ここでテスト期間に電源16
bが供給停止されると、V+>V−となりトランジスタ
Tr4はONされ、サブ出力は0Vとなる。この方法に
よっても第1・第2のトルクセンサの種類識別は可能で
ある。この場合ECUコネクタは5端子必要で、第1の
トルクセンサが接続されるときは一方の電源端子は遊び
端子となる。
【0029】実施の形態2及び3の動作シーケンスにつ
いて図10を用いて説明する。(a)はキースイッチ動
作を示し、t0で電源が投入されたことを示す。
(b)、(c)は2系統のセンサ電源16b、16aの
動作を示し、電源16aはt1で供給開始、又は破線の
ようにキースイッチONと略同時に供給する。一方電源
16bはCPU4他の立ち上がり時間後、t1で5Vを
供給開始する。t2までの通常電源供給理由は、実施の
形態1と同様である。t2〜t3の間電源の供給を停止
する。このテスト期間t2〜t3でどの特性のセンサが
装着されているか前記の方法で識別する。その後t3以
降は通常電源供給とする。このように電源供給が一度停
止する期間を挿入することにより、この期間でセンサ種
類識別を実施できる。
【0030】実施の形態4.次に実施の形態4につい
て、さらに別のトルクセンサ電源供給方法による種類識
別について説明する。第1のトルクセンサは図2どおり
とし、ECU2もセンサ電源は1個有するものとする。
一方第2のセンサは正規の電源が供給された際、所定時
間はセンサがトルク検出を行わず、所定値を出力するよ
うに構成されているセンサを利用する。図11で図9と
同一符号は同一又は相当部分を示す。なおここでフェー
ルセーフ処理を別の方法で行うとすれば、第1、第2の
トルクセンサはいずれもサブセンサはなくてもよく、セ
ンサ1個で構成されているとして説明する。このセンサ
回路において、電源1dが供給された際、判別信号出力
手段20が作動する。比較器20aのV+入力は抵抗で
分圧された電圧が入力されている。一方V−は抵抗r
5、コンデンサc1が付加されていて、この時定数と比
較レベルV+の関係において、トランジスタTr5を所
定時間ONさせることができる。つまりタイマ回路とし
て利用し、V−<V+の間センサ出力は0Vとなる。そ
してCPU4はセンサに電源供給後、この所定時間内の
トルクセンサ出力が略0Vであると第2のセンサと識別
できる。その後は実施の形態1と同様に、センサ種類に
より切り換えて制御量を演算することにより制御可能で
ある。この実施の形態では、センサ電源を供給した直後
のセンサ電圧を監視するだけで種類識別ができ、ECU
2自体の変更はソフトウエアのみでよいという効果があ
る。
【0031】実施の形態5.さらに実施の形態5につい
て、図12で示すセンサ回路を用いて説明する。同様に
第1のセンサは図2の通りとする。図11と同一符号は
同一又は相当部分を示している。追加回路として、所定
電圧部22、タイマ部23及び出力部24が付加されて
いる。22〜24で判別信号出力手段を構成している。
22は抵抗により分圧されている。抵抗r7=1KΩ、
r8=9KΩとすると分圧は4.5Vとなり、第1のセ
ンサを表し、r7=1KΩ、r8=4KΩでは4Vとな
り、第2のセンサを表すとする。タイマ回路23は比較
器23a、抵抗、コンデンサにより構成され、V+電圧
がVーより低い時つまり電源投入直後は、比較器23a
はL出力となる。そのため出力回路24のスイッチング
素子24aはOFFで、24bはONとなる。その後は
比較器23aのV+がV−より高くなり、スイッチング
素子24aがONし、24bはOFFし通常出力とな
る。つまり電源投入から抵抗・コンデンサで決定された
時定数で決まる所定時間は、分圧電圧が出力されること
になる。第1、第2のトルクセンサにメインセンサのみ
が付設されており、その出力特性が互いに異なる場合、
トルクセンサ出力値が互いに異なる値になるように抵抗
r7、r8を適当な値に設定すれば、この分圧電圧をC
PU4が読みとることにより、センサ種類識別が可能と
なる。
【0032】実施の形態6.次に実施の形態6につい
て、センサの電源変動以外の方法について説明する。第
1のトルクセンサのみを変更するとして、図13に示す
回路を用意する。ここで図2と同一符号は同一又は相当
部分を示す。ポテンショの上流に抵抗r6を直列接続
し、トランジスタTr6により抵抗r6をショート可能
としている。通常はトランジスタTr6をONし、抵抗
r6をショートしておく。テスト信号21がテスト信号
発生手段8aより伝達されると、トランジスタTr6は
OFFする。これにより抵抗値がr6分加算され、検出
電圧が変化することになる。以上の方法で第1・第2の
トルクセンサを識別できる。
【0033】一方第2のトルクセンサのみを変更する場
合を図14を用いて説明する。ここで図11と同一符号
は同一又は相当部分を示す。テスト信号21により図1
4のトランジスタTr7を直接駆動する方法がある。テ
スト信号21が入力されていない場合、トランジスタT
r7はOFF状態で、センサは通常出力である。テスト
信号21が伝達されると、トランジスタTr7はONと
なり、センサは0V出力となる。以上の方法で第1・第
2のトルクセンサをテスト信号により識別可能である。
【0034】実施の形態6について動作シーケンスを図
10(d)を用いて説明する。キースイッチ(a)はt
0で投入され、CPU4はt1で立ち上がり、t1〜t
2は実施の形態1のように通常モードでセンサのフェー
ル検出他を行う。t2でテスト信号を出力する。この実
施の形態ではHレベル出力となる。t3までの間にセン
サ出力信号からセンサ種類を識別する。また、センサの
検出値が所定値で安定している際、何度でもセンサの種
類識別を実施でき、センサ種類識別ミスをなくす効果が
ある。
【0035】このテスト信号による識別方法では、テス
ト信号は単なるON/OFFであるが、通信データのよ
うにしてセンサへ伝達し、それに対応した出力をセンサ
から送信する高度な方法も考えられる。高度なセンサで
はCPU内蔵をしているタイプがあり、このタイプであ
れば通信方式はソフトウエアで容易にかつ種々対応でき
る。
【0036】実施の形態7.次に実施の形態7について
説明する。識別手段8がトルクセンサの種類を識別して
いる少なくともこの期間は、ハンドル操作があったとし
てもセンサ特性が明確に判断できないため、補助操舵力
制御は実施しない。図7で説明すると、ステップS1で
モータ3駆動を停止する信号を出力する。また図10で
は、t3まではモータ3を駆動することを停止する。な
おt3までの時間はキースイッチONから1秒程度であ
り、実質的には問題にならない時間である。また前記の
ようにハンドル操作を運転手がt2までに行うと、セン
サ識別はt2までに完了することになり、さらに早く種
類識別が可能となる。
【0037】実施の形態8.次に実施の形態8について
説明する。図10の各時間t1〜t3はCPU4により
決められた所定時間である。この間にセンサ識別ができ
ない場合、例えば正常時ではありえないようなセンサ出
力電圧の場合、アクチュエータの制御を禁止する。つま
りセンサ識別ができないことは、センサ又はECUのど
ちらか、又は両方に不具合が発生していると判断できる
ため、アクチュエータの駆動を禁止する。また、センサ
の電源供給、停止を含めたテスト信号によるセンサ種類
識別方法では、一度でセンサ識別ができない場合、複数
回のテストを試みるこをが可能で、それでも識別ができ
ない場合はアクチュエータの制御を禁止する。これによ
り不正な制御を禁止できる効果がある。
【0038】
【発明の効果】この発明の車両用制御システムは、以上
説明したように構成されているので、以下に示すような
効果を奏する。
【0039】この発明に係る車両用制御システムによれ
ば、状態検出手段は、互いに異なる出力特性を有する複
数種類の状態検出手段の内、いずれか1つが前記制御機
器に接続されており、前記制御機器は、前記複数種類の
状態検出手段の出力特性にそれぞれ適合して所望の制御
量を演算するための複数種類の演算手段と、前記状態検
出手段の出力から、前記制御機器に接続された状態検出
手段を識別し、この識別結果に応じて前記演算手段を選
択する識別手段とを有しているので、予め装着が予定さ
れている複数種類の状態検出手段のいずれかが装着され
ても、制御機器は自動的に種類識別ができ、装着された
状態検出手段に適合した制御ができ、制御機器の共用化
が図れる。
【0040】また、この発明に係る車両用制御システム
によれば、識別手段は、予め設定された所定のテスト期
間における状態検出手段の出力値から、制御機器に接続
されている状態検出手段を識別する手段を含んで構成さ
れ、複数種類の状態検出手段は前記テスト期間中、互い
に異なる出力値を発生するものであるため、予め装着が
予定されている複数種類の状態検出手段は、少なくとも
テスト期間中はその出力値が互いに異なるように構成し
ているため、制御機器はその出力値から信頼性高く自動
的に種類識別ができる。
【0041】また、この発明に係る車両用制御システム
によれば、状態検出手段は、電源投入に応答して所定時
間は所定の値の出力を発生する判別信号出力手段を備
え、この出力値から状態検出手段の種類を識別するよう
にしたので、状態検出手段と制御機器との間に接続線の
追加は不要で、また状態検出手段に対して制御機器から
識別のための特別の信号を送る必要もなくして、状態検
出手段の種類の自動識別できる。
【0042】また、この発明に係る車両用制御システム
によれば、識別手段はテスト期間を決定するためのテス
ト信号を状態検出手段に供給するテスト信号発生手段を
含んで構成されているので、状態検出手段と制御機器と
の間でテスト期間の同期が正確にとれ、信頼性の高い識
別が可能となる。
【0043】また、この発明に係る車両用制御システム
によれば、状態検出手段に対し所定の電源を供給又は停
止することによって構成されており、電源供給停止によ
る状態検出信号の出力信号により状態検出手段の種類を
識別するようにしたので、状態検出手段と制御機器との
間に接続線の追加は不要で、状態検出手段の種類の自動
識別できる効果がある。
【0044】また、この発明に係る車両用制御システム
によれば、状態検出手段の種類識別を制御機器に電源が
供給された直後に行うようにしたので、制御システムが
作動する前に状態検出手段の特性を識別できる。又は状
態検出手段の出力が所定値で安定しているときに種類識
別を行うようにしたので、キースイッチ投入時の電源変
動の影響を考慮せず、状態検出手段の種類識別できる効
果がある。
【0045】また、この発明に係る車両用制御システム
によれば、状態検出手段の種類識別を行っている期間
は、制御を停止するようにしたので、この識別期間の状
態検出手段の出力が、正確な状態検出値を示していない
ことによる不正制御を防止できる効果がある。
【0046】また、この発明に係る車両用制御システム
によれば、状態検出手段の種類識別が所定時間内にでき
ない場合、制御を禁止するようにしたので、状態検出手
段識別の異常による不正制御を防止できる効果がある。
【0047】さらにまた、この発明に係る車両用制御シ
ステムによれば、制御機器は電動パワーステアリング制
御装置、アクチュエータは電動機、状態検出手段は操舵
状態検出手段としたので、電動パワーステアリング制御
装置が操舵状態検出手段の種類によらず、1種類ですむ
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による車両用制御シ
ステムを示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1による第1のトルクセンサの電
気回路図である。
【図3】 図2のトルクセンサの特性図である。
【図4】 実施の形態1による第2のトルクセンサの構
成図である。
【図5】 図4のトルクセンサの特性図である。
【図6】 実施の形態1によるセンサの可変電源回路図
である。
【図7】 実施の形態1による制御フローチャートであ
る。
【図8】 実施の形態2による第1のトルクセンサ及び
電源回路図である。
【図9】 実施の形態2及び3による第2のトルクセン
サの構成図である。
【図10】 実施の形態2及び3によるタイムチャート
である。
【図11】 実施の形態4による第2のトルクセンサの
回路図である。
【図12】 実施の形態5による第2のトルクセンサの
回路図である。
【図13】 実施の形態6による第1のトルクセンサの
回路図である。
【図14】 実施の形態6による第2のトルクセンサの
回路図である。
【図15】 電動パワーステアリング制御システムにお
ける制御特性図である。
【符号の説明】
1 状態検出手段、2 制御機器、3 アクチュエー
タ、4 CPU、8 識別手段、8a テスト信号発生
手段、16 電源供給手段、20 判別信号出力手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 康 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の状態を検出する状態検出手段と、
    この検出された状態に基づき制御量を演算する制御機器
    と、この制御量に応じて駆動され、車両を制御するアク
    チュエータとを備えるものにおいて、 前記状態検出手段は、互いに異なる出力特性を有する複
    数種類の状態検出手段の内、いずれか1つが前記制御機
    器に接続されており、前記制御機器は、前記複数種類の
    状態検出手段の出力特性にそれぞれ適合して所望の制御
    量を演算するための複数種類の演算手段と、前記状態検
    出手段の出力から、前記制御機器に接続された状態検出
    手段を識別し、この識別結果に応じて前記演算手段を選
    択する識別手段とを有していることを特徴とする車両用
    制御システム。
  2. 【請求項2】 識別手段は、予め設定された所定のテス
    ト期間における状態検出手段の出力値から、制御機器に
    接続されている状態検出手段を識別する手段を含んで構
    成され、複数種類の状態検出手段は前記テスト期間中、
    互いに異なる出力値を発生するものである請求項1記載
    の車両用制御システム。
  3. 【請求項3】 状態検出手段は、電源投入に応答して所
    定時間は所定の値の出力を発生する判別信号出力手段を
    備え、制御機器は、この出力値から制御機器に接続され
    ている状態検出手段を識別するものである請求項2記載
    の車載用制御システム。
  4. 【請求項4】 識別手段は、テスト期間を決定するため
    のテスト信号を状態検出手段に供給するテスト信号発生
    手段を含んで構成されている請求項2記載の車両用制御
    システム。
  5. 【請求項5】 テスト信号発生手段のテスト信号は、状
    態検出手段に対し所定の電源電圧を供給又は停止するこ
    とによって構成されている請求項4記載の車両用制御シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 状態検出手段の識別を行う時期は、制御
    機器に電源が供給された直後、又は状態検出手段の出力
    が所定値で安定しているときに設定されている請求項2
    又は請求項4記載の車両用制御システム。
  7. 【請求項7】 制御機器は識別手段が、状態検出手段の
    識別を行っている少なくともこの期間は、アクチュエー
    タの作動を停止させる手段を有している請求項1〜6の
    いずれか1項に記載の車両用制御システム。
  8. 【請求項8】 制御機器は識別手段による状態検出手段
    の識別が、所定時間内に識別しない場合は、アクチュエ
    ータ制御を禁止する手段を有している請求項1〜7のい
    ずれか1項に記載の車両用制御システム。
  9. 【請求項9】 制御機器は電動パワーステアリング制御
    装置であり、アクチュエータは操舵力補助用電動機であ
    り、状態検出手段は操舵状態検出手段である請求項1〜
    8のいずれか1項に記載の車両用制御システム。
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