JPH11138164A - 懸濁水の浄化方法 - Google Patents
懸濁水の浄化方法Info
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- JPH11138164A JPH11138164A JP30815397A JP30815397A JPH11138164A JP H11138164 A JPH11138164 A JP H11138164A JP 30815397 A JP30815397 A JP 30815397A JP 30815397 A JP30815397 A JP 30815397A JP H11138164 A JPH11138164 A JP H11138164A
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Abstract
ら、飲料水や工業用水等に利用可能な清澄水を、長期に
渡って安定して得る懸濁水の浄化方法を提供する。 【解決手段】 懸濁成分を含む原水を中空糸状濾過膜モ
ジュールを用いて濾過する工程と、膜の洗浄操作として
空気を混合させた原水を定期的あるいは不定期的に中空
糸状濾過膜の外表面に接触させる工程を含む懸濁水の浄
化方法において、該中空糸状濾過膜モジュールとして、
引張強度が4.0MPa以上の中空糸状濾過膜からなる
モジュールを用いることを特徴とする懸濁水の浄化方
法。 【効果】 エアバブリング洗浄の膜性能変化への影響を
小さく抑え、河川水や湖沼水等の濁質成分を含む原水か
ら、飲料水や工業用水等に利用可能な清澄水を、長期に
渡って安定して得ることができる。
Description
質成分を含む原水から、飲料水や工業用水等に利用可能
な清澄水を、長期に渡って安定して得るための懸濁水の
浄化方法に関する。
成分を含む原水から懸濁物質等を除去して水道用水や工
業用水を得るための水の浄化方法としては、凝集沈澱法
や凝集濾過法が用いられてきた。しかしながらこれらの
方法は、1)原水水質の変動に伴う凝集剤添加操作が煩
雑である、2)凝集剤由来の汚泥が発生する、3)フロ
ック形成池、沈澱池、砂濾過設備など、設備の設置スペ
ースが大きい、といった問題を抱えている。これらの課
題を解決する方法として原水を限外濾過膜や精密濾過膜
で濾過して除濁し浄化する方法が提案され、一部で実用
化されている(例えば水道公論、1996年4月号、頁
86−89)。濾過膜としては中空糸状濾過膜が多く用
いられている。中空糸状濾過膜は実際の使用時には、中
空糸状濾過膜を多数本束ねて円筒形ケースに挿入し、ケ
ースの両端部で膜とケースを固定した、モジュールと呼
ばれる形態で使用される(吉川ら、膜技術第2版、アイ
ピーシー、1997年、頁396−403)。中空糸状
濾過膜モジュールを用いた濾過方式としては、膜の内表
面側から外表面側へ向けて濾過する内圧式と、外表面側
から内表面側へ向けて濾過する外圧式の2方式がある。
河川水等の濁質成分を含む原水を濾過する場合は、原水
と接触する側の膜面積が大きく取れ、単位膜表面積当た
りの濁質成分の負荷量を小さくできる外圧式が有利であ
る(松尾育朗、ニューメンブレンテクノロジーシンポジ
ウム’97 SESSION 1 講演要旨集、日本膜
学会、頁1−2−1から1−2−8)。外圧式で濾過し
た場合、濁質成分が膜外表面で濾別されて膜外表面に蓄
積し、膜の透水性能が除々に低下するため、適時洗浄操
作が必要になる。膜外表面に蓄積した濁質成分等の除去
洗浄は、膜外表面側に空気を混合させた原水を供給し、
エアバブリングの力を利用する方法が有効であり、実際
に膜洗浄方法として用いられている(松尾育朗、ニュー
メンブレンテクノロジーシンポジウム’97 SESS
ION 1 講演要旨集、日本膜学会、頁1−2−1か
ら1−2−8)。このように現在、外圧式中空糸状濾過
膜モジュールを用い、かつ膜洗浄方法としてエアバブリ
ング洗浄法を用いることにより、濁質成分を含む原水を
浄化することが可能になっている。しかしながら、エア
バブリング法を用いることにより、エアバブリング時に
膜外表面が濁質成分により擦傷を受け、長期間モジュー
ルの運転を続ける場合には膜外表面の擦傷に基づく膜の
阻止性能あるいは透水性能の低下が生じることが懸念さ
れる。
沼水等の濁質成分を含む原水から、飲料水や工業用水等
に利用可能な清澄水を、長期に渡って安定して得るため
の懸濁水の浄化方法を提供することを目的とする。
湖沼水等の濁質成分を含む原水から、飲料水や工業用水
等に利用可能な清澄水を、長期に渡って安定して得るた
めの懸濁水の浄化方法を提供することを課題として鋭意
検討を行なった結果、「中空糸状濾過膜の引張強度をあ
る特定の値以上に高めることにより、洗浄方法として有
効であるエアバブリング洗浄時に膜が受ける劣化を低く
抑えることが可能である」ことを新たに見いだし、「引
張強度が4.0MPa以上の中空糸状濾過膜を用いた中
空糸状濾過膜モジュールでエアバブリング洗浄を行ない
つつ濾過を行なう」ことで、上記課題を解決できること
を見いだした。
原水を中空糸状濾過膜モジュールを用いて外圧式濾過す
る工程と、膜の洗浄操作として空気を混合させた原水を
定期的あるいは不定期的に中空糸状濾過膜の外表面に接
触させる工程とを含む懸濁水の浄化方法において、該中
空糸状濾過膜モジュールとして、引張強度が4.0MP
a以上の中空糸状濾過膜からなるモジュールを用いるこ
とを特徴とする懸濁水の浄化方法、(2)中空糸状濾過
膜の引張強度が、4.8MPa以上であることを特徴と
する上記(1)記載の懸濁水の浄化方法、(3)中空糸
状濾過膜が、ポリアクリロニトリル系中空糸状濾過膜で
あることを特徴とする上記(1)記載の懸濁水の浄化方
法、に関する。
の発明では、中空糸状濾過膜モジュールとして、膜の外
表面側から内表面側に向けて濾過(外圧式濾過)できる
構造を有した外圧式中空糸状濾過膜モジュールが用いら
れる。例えば、「松尾育朗、ニューメンブレンテクノロ
ジーシンポジウム’97 SESSION 1 講演要
旨集、日本膜学会、頁1−2−1から1−2−8」の図
2や図7に記載のモジュールを用いることができる。本
発明では、このような中空糸状濾過膜モジュールを用
い、原水を外圧式濾過する。
01度以上の濁質成分を含む水であり、河川水、湖沼
水、井戸水、海水等の天然水、および工業排水、家庭排
水、さらにはこれら天然水や排水を凝集沈澱法、凝集濾
過法、加圧浮上法等の方法で浄化処理した水、などが例
示できる。膜の洗浄操作として、空気を混合させた原水
を定期的あるいは不定期的に中空糸状濾過膜の外表面に
接触させる。その方法は特開昭60−19002号公
報、特開昭61−153104号公報、特開平2−16
4423号公報、特開平4−110023号公報、特開
平6−23246号公報、特開平7−275671号公
報、松尾育朗 ニューメンブレンテクノロジーシンポジ
ウム’97 SESSION 1 講演要旨集 日本膜
学会 頁1−2−1から1−2−8、などに記載されて
いる。それらの概略を以下に示す。
るいは空気の配管を直接原水配管に接続して、モジュー
ルに供給する。空気の供給は、原水と共に供給する、
原水の供給を停止し、空気のみを供給する、原水と
共に供給後、空気のみを供給する、空気のみを供給
後、原水と共に供給する、などの方法をとることができ
る。
m、有効長1mのモジュールケースに外径1.4mmの
中空糸状濾過膜を1800本充填したモジュールなら
ば、空気量0.5−10Nm3 /時間で0.5−3分程
度供給するのが標準的である。モジュールの径、長さお
よび膜面への濁質成分の蓄積状態によって適値が変わる
が、上記の内径83mm、有効長1mのモジュールに相
当する対比で標準値を決めることができる。このような
空気洗浄(エアバブリング洗浄)により、膜外表面に蓄
積した濁質成分等は膜面からはがされ、原水とともにモ
ジュール外へと排出される。エアバブリング洗浄の頻度
は、原水の水質にもよるが、濁度10度以下の通常の河
川表流水等が原水であれば、1−7日に1度程度でよ
い。濁度10度を超える高濁度原水になると1日1度以
上のエアバブリング洗浄が必要になる場合がある。
状濾過膜の引張強度は、4.0MPa以上、好ましくは
4.8MPa以上あることが、長期に渡って安定した濾
過を行なう上で必要である。引張強度の高い中空糸状濾
過膜を用いることにより、エアバブリング洗浄の回数が
多くなっても中空糸状濾過膜の濾過性能の変化を小さく
抑えることができる。本発明に言う引張強度とは、湿潤
状態の中空糸状濾過膜を有効サンプル長(実際に引っ張
られる部分の長さ)50mm、25℃にて引張速度10
mm/分で引っ張ったときの破断強度(破断時の膜への
負荷荷重を、膜の膜厚部の断面積で割った値)を指す。
その中空糸状濾過膜モジュールが、どのような引張強度
の中空糸状濾過膜からなっているかは、その中空糸状濾
過膜モジュールからランダムにサンプリングした中空糸
状濾過膜10点以上の引張強度の平均値で表すことがで
きる。
トリル系高分子化合物、ポリスルホン系高分子化合物、
セルロースあるいはセルロース誘導体系高分子化合物、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニリデンフルオ
ライド等のポリオレフィン系高分子化合物など、特に限
定はされないが、ポリアクリロニトリル系高分子化合物
からなることが好ましい。ポリアクリロニトリル系高分
子化合物は比較的親水性の高い素材であるため、膜形成
素材として用いると、原水中に含まれる有機物による膜
面汚染の程度を小さくでき、かつ耐薬品性に優れるた
め、次亜塩素酸ナトリウム等による薬品洗浄が行えるの
で、長期に渡って安定した濾過を実施することができ、
好ましい。
なくとも70重量%以上、好ましくは85−100重量
%のアクリロニトリルと、アクリロニトリルに対して共
重合性を有するビニル化合物の1種または2種以上が3
0重量%以下、好ましくは0−15重量%以下の、アク
リロニトリル単独重合体もしくはアクリロニトリル系共
重合体である。上記アクリロニトリルに対して共重合性
を有するビニル化合物としては、アクリロニトリルに対
して共重合性を有する公知の化合物であれば良く、特に
限定はされないが、好ましい共重合成分として、アクリ
ル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、イタコン
酸、酢酸ビニル、アクリルスルホン酸ソーダ、メタリル
スルホン酸ソーダ、パラ−スチレンスルホン酸ソーダ、
ヒドロキシエチルメタクリレート、メタアクリル酸エチ
ルトリエチルアンモニウムクロライド、メタアクリル酸
エチルトリメチルアンモニウムクロライド、ビニルピロ
リドン、アクリルアミド、等を例示できる。
ち、引張強度が4.0MPa以上の中空糸状濾過膜)
は、例えば膜素材として上記のポリアクリロニトリル系
高分子化合物を用いる場合、プロピレンカーボネートと
ジメチルスルホキシドの混合液を溶剤に用い、ポリアク
リロニトリル系高分子化合物が15−25重量%程度溶
解した製膜原液(添加剤としてエチレングリコールある
いはポリエチレングリコール系化合物、またはポリビニ
ルピロリドン等を含んでいても良い)を、2重環状ノズ
ルから、内部凝固液とともに水中へ押し出し、ポリアク
リロニトリル系高分子化合物を凝固させることにより得
ることが可能である。
ないが、濁質成分の除去という目的から、限外濾過膜あ
るいは精密濾過膜の領域(孔径1−1000nm)が適
当である。
本発明はこれに限定されるものではない。引張強度の測
定は、(株)島津製作所製の「オートグラフAGS−5
D」を用いて行なった。デキストランT−2000(フ
ァルマシアバイオテク社製)の阻止率は、0.1重量%
溶液を外圧式、外表面での線速1m/秒、平均濾過圧
0.05MPa、25℃にて行なった。
ロニトリル91.5重量%、アクリル酸メチル8.0重
量%、メタリルスルホン酸ナトリウム0.5重量%の共
重合体)18重量%、プロピレンカーボネート9重量
%、ジメチルスルホキシド50重量%、ポリエチレング
リコール(平均分子量600)23重量%からなる製膜
原液を70℃に保ち、テトラエチレングリコール70重
量%水溶液からなる内部凝固液とともに、紡口(2重環
状ノズル:0.5−0.7−1.3mm寸法)から60
℃の水からなる凝固液中へ吐出し、内径0.8mm、外
径1.4mmの中空糸状濾過膜を得た。得られた中空糸
状濾過膜の引張強度は5.0MPa、純水透水率は40
0L/m2 (外表面)/h/25℃、デキストランT−
2000の阻止率は80%であった。この中空糸状濾過
膜を用い、実公昭63−38884号公報の構造をした
内径83mm、有効長1mのモジュール(充填膜本数1
800本)を作製した。
よる膜面擦傷の影響を加速的に調べるために以下の加速
試験を行なった。原水として、ベントナイト(粘土の1
種)を加えて濁度を約1000度に調整した河川表流水
を用い、外圧式にて平均濾過圧0.05MPa、循環流
量0.5m3 /時間にて濾過した。循環水は原水タンク
に戻し、濾過水は逆洗タンクに入るようにした。原水タ
ンクには河川表流水を少量ずつ加えてオーバーフローさ
せた。濁度が約1000度を保つよう、適時ベントナイ
トを原水タンクに添加した。濾過5分毎にエアバブリン
グ洗浄を2分間行ない、さらにエアバブリング洗浄後に
次亜塩素酸ナトリウム水溶液(濾過水に有効塩素濃度3
ppmになるよう次亜塩素酸ナトリウムを添加した液)
による逆洗(内圧式濾過)を行なった。エアバブリング
洗浄は、空気量:2Nm3 、水量:1.5m3 /時間に
て2分間行なった。逆洗は、濾過圧0.1MPaにて2
0秒間行なった。この、濾過−エアバブリング洗浄−逆
洗のサイクルを、700回繰り返した。エアバブリング
洗浄を含む700サイクルの運転は、エアバブリング洗
浄を1日1回行なう場合では、約2年間の運転に相当す
るエアバブリング洗浄の負荷である。700サイクル終
了後、次亜塩素酸ナトリウム0.1重量%と水酸化ナト
リウム0.4重量%を含む水を平均濾過圧0.03MP
a、循環流量0.5m3 /時間にて1時間濾過して薬洗
し、次いで水洗した。
過最終時(700サイクル目)の濾過水の濁度はともに
0.1度以下であり、700サイクル経過後も膜の濁質
除去性能は充分に保持されていた。また、下記式で定義
される純水透水量保持率は90%であり、透水性能も保
持されていた。薬洗により、膜に吸着した有機物等の膜
面汚染物は除去されるので、この純水透水量保持率は、
エアバブリング洗浄が膜の純水透水性能へ及ぼす影響を
表していると考えることができる。なお、モジュール透
水量は、平均濾過圧0.05MPa、25℃にて測定し
た。 純水透水量保持率=100×(薬洗後のモジュール透水
量)/(濾過開始前のモジュール透水量)
分子化合物18重量%、γ−ブチロラクトン34重量
%、ジメチルスルホキシド34重量%、ポリエチレング
リコール(平均分子量600)14重量%からなる製膜
原液を70℃に保ち、N−メチル−2−ピロリドン85
重量%水溶液からなる内部凝固液とともに、紡口(2重
環状ノズル:0.5−0.7−1.3mm寸法)から5
0℃の水からなる凝固液中へ吐出し、内径0.8mm、
外径1.4mm、引張強度3.5MPa、純水透水率4
00L/m2 (外表面)/h/25℃、デキストランT
−2000の阻止率82%の中空糸状濾過膜を得た。
法で加速試験を行った。濾過開始直後(10サイクル
目)および濾過最終時(700サイクル目)の濾過水の
濁度はともに0.1度以下であり、700サイクル経過
後も膜の濁質除去性能は充分に保持されていた。しかし
ながら、純水透水量保持率は60%であった。
分子化合物16重量%、γ−ブチロラクトン17重量
%、ジメチルスルホキシド51重量%、テトラエチレン
グリコール16重量%からなる製膜原液を60℃に保
ち、ジメチルスルホキシド85重量%水溶液からなる内
部凝固液とともに、紡口(2重環状ノズル:0.5−
0.7−1.3mm寸法)から50℃の水からなる凝固
液中へ吐出し、内径0.8mm、外径1.4mm、引張
強度3.4MPa、純水透水率350L/m2 (外表
面)/h/25℃、デキストランT−2000の阻止率
90%の中空糸状濾過膜を得た。
法で加速試験を行った。濾過開始直後(10サイクル
目)の濾過水の濁度は0.1度以下であったが、濾過最
終時(700サイクル目)の濾過水の濁度は2.5度を
示し、濁質除去性能が低下していた。一方、純水透水量
保持率は150%を示した。
質成分を含む原水から、飲料水や工業用水等に利用可能
な清澄水を、長期に渡って安定して得ることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 懸濁成分を含む原水を中空糸状濾過膜モ
ジュールを用いて外圧式濾過する工程と、膜の洗浄操作
として空気を混合させた原水を定期的あるいは不定期的
に中空糸状濾過膜の外表面に接触させる工程とを含む懸
濁水の浄化方法において、該中空糸状濾過膜モジュール
として、引張強度が4.0MPa以上の中空糸状濾過膜
からなるモジュールを用いることを特徴とする懸濁水の
浄化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30815397A JPH11138164A (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | 懸濁水の浄化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30815397A JPH11138164A (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | 懸濁水の浄化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11138164A true JPH11138164A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=17977544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30815397A Pending JPH11138164A (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | 懸濁水の浄化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11138164A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8043508B2 (en) | 2000-01-18 | 2011-10-25 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Method for purifying suspended water by membrane filtration |
US10751671B2 (en) | 2014-01-10 | 2020-08-25 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Porous hollow fiber membrane, method for producing same, and water purification method |
WO2022107856A1 (ja) | 2020-11-19 | 2022-05-27 | 旭化成株式会社 | 多孔質膜 |
-
1997
- 1997-11-11 JP JP30815397A patent/JPH11138164A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8043508B2 (en) | 2000-01-18 | 2011-10-25 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Method for purifying suspended water by membrane filtration |
US10751671B2 (en) | 2014-01-10 | 2020-08-25 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Porous hollow fiber membrane, method for producing same, and water purification method |
US11338253B2 (en) | 2014-01-10 | 2022-05-24 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Porous hollow fiber membrane, method for producing same, and water purification method |
WO2022107856A1 (ja) | 2020-11-19 | 2022-05-27 | 旭化成株式会社 | 多孔質膜 |
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