JPH11138155A - 殺菌灯装置及び高架水槽 - Google Patents

殺菌灯装置及び高架水槽

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JPH11138155A
JPH11138155A JP30678197A JP30678197A JPH11138155A JP H11138155 A JPH11138155 A JP H11138155A JP 30678197 A JP30678197 A JP 30678197A JP 30678197 A JP30678197 A JP 30678197A JP H11138155 A JPH11138155 A JP H11138155A
Authority
JP
Japan
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water tank
lamp device
elevated water
germicidal
germicidal lamp
Prior art date
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Pending
Application number
JP30678197A
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English (en)
Inventor
Kimiyoshi Kanasugi
公義 金杉
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】貯水槽内を殺菌して浄化する。 【解決手段】貯水槽1の上蓋10の開口部11に透光性を有
した有底筒体12を嵌挿保持し、該筒体12内に蓋部材17に
上端部を固定され殺菌灯16A,16Bを保持した保持部材
15を挿入して保持し、該殺菌灯16A,16Bを通電して貯
水槽1内に紫外線を照射し殺菌するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルの屋上に設置
される高架水槽に蓄えられた水を殺菌する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビルの給水方式として、ポンプで汲み上
げた水を屋上に設置された高架水槽に蓄え、該高架水槽
から各給水部に流下させて給水するようにしたものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の高架水槽は、
日中太陽光を浴びて加熱されることなどにより、かび
(青カビ,ケカビ,ケモノスカビ,コウジカビ等) や細
菌(枯草菌,捍状菌等) などの雑菌の温床となっている
のが実情であり、このような雑菌を含む水を飲料するこ
とは、単に不衛生であるだけでなく、人体に影響を及ぼ
すことが懸念されており、また、雑菌を含む水をシャワ
ー,入浴などに使用することが多くの皮膚病の原因とな
っているとの指摘もある。
【0004】従来、高架水槽下流側の給水管を流れる水
を殺菌灯により殺菌するような方式が提案されている
が、殺菌灯を通過する流水に対して瞬間的に照射しても
到底十分な殺菌効果が得られないのが実情である。本発
明は、このような従来の課題に着目してなされたもの
で、高架水槽内部を効果的に殺菌できるようにした殺菌
灯装置及び高架水槽を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため請求項1の発明
に係る殺菌灯装置は、ビルの屋上に設置された高架水槽
の内部を照らすように、該高架水槽内の水に対してシー
ル性を有して装着される構造としたことを特徴とする。
請求項1の発明によると、高架水槽にシール性を有して
装着された殺菌灯装置により、高架水槽内が紫外線を照
射されて殺菌され、かび等の雑菌の繁殖を防止できる。
【0006】また、請求項2の発明に係る殺菌灯装置
は、高架水槽の上蓋に形成された開口部に貯水層内の水
に対してシール性を有して上端部が固定される透光性を
有した有底筒体と、該筒体内に挿入して着脱自由に装着
される殺菌灯と、を含んで構成したことを特徴とする。
請求項2の発明によると、殺菌灯は、透光性を有した筒
体壁を介して高架水槽内に紫外線を照射する。また、殺
菌灯は筒体を介して高架水槽内の水に対してシール性を
有し、筒体に対して着脱自由であるので、容易に交換を
行える。
【0007】また、請求項3の発明に係る殺菌灯装置
は、複数本の殺菌灯を電気的に並列接続して、交換自由
に配設したことを特徴とする。請求項3の発明による
と、例えば、深さが異なる高架水槽に対して、殺菌灯を
複数本上下に並べて配設することにより、同一寸法規格
の殺菌灯を使用すれば済む。また、複数本の殺菌灯を電
気的に並列に接続することにより、1本が故障した場合
でも残りの殺菌灯によって殺菌を行うことができる。
【0008】また、請求項4の発明に係る殺菌灯装置
は、複数本の殺菌灯と電気的に直列に接続したパイロッ
トランプを配設したことを特徴とする。請求項4の発明
によると、1本の殺菌灯が故障した場合でも、パイロッ
トランプが消灯して故障の発生を知ることができる。
【0009】また、請求項5の発明に係る高架水槽は、
請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の殺菌灯装置
を装着したことを特徴とする。請求項5の発明による
と、既述した請求項1〜請求項4の発明に係る殺菌灯装
置を備えることにより、高架水槽内の雑菌の繁殖を防止
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る殺菌灯装
置、図2は該殺菌灯装置を取り付けた高架水槽を示す。
図において、樹脂材により形成された高架水槽1の上蓋
10には、円形状の開口部11が形成され、該開口部11に透
明又は半透明の樹脂材等で形成された有底筒体12を嵌挿
し、開口部11内周壁と筒体12外周壁との間にシール部材
(Oリング) 13を装着して高架水槽内の水に対してシー
ル性を保持した上で、筒体12の上端フランジ部12aと高
架水槽の上蓋10とをリベットやビス等により固定して装
着してある。また、前記筒体12の上端部内周壁には、ネ
ジ12bが切られている。
【0011】一方、内部に電気配線14を通したパイプ状
の保持部材15に2本の殺菌灯16A、16Bを交換自由に保
持し、該保持部材15の上端部を蓋部材17に固定し、電気
配線14を蓋部材17の外側に引き出したユニット20を配設
する。前記蓋部材17の円筒部外周壁にはネジ17aが切ら
れている。そして、前記ユニット20の蓋部材17のネジ17
aを前記筒体12のネジ12bにねじ込んで回転させること
により、前記ユニット20を筒体12に締結保持する。
【0012】前記蓋部材15の外側に引き出された電気配
線14は、故障警報用のパイロットランプ21を介して電源
22に接続されるようになっている。ここで、前記2本の
殺菌灯16A、16Bは電源22に並列に接続されると共に、
前記パイロットランプ21は殺菌灯16A、16Bと直列に接
続される。かかる構成からなる殺菌灯装置を備えた高架
水槽1においては、殺菌灯16A、16Bによって透光性を
有した筒体12壁を介して高架水槽1内に紫外線が照射さ
れ、該高架水槽1内にかびや細菌等の雑菌が繁殖するこ
とを防止でき、殺菌された清浄な水を給水することがで
きる。
【0013】また、殺菌灯16A,16Bは、シール部材13
により高架水槽1内の水に対してシール性を有して装着
された筒体12を介して装着されることにより、同じく高
架水槽1内の水に対してシール性を有し、また、筒体12
に対して着脱自由であるので、容易に殺菌灯16A,16B
の交換を行える。また、深さが異なる高架水槽1に対し
て、殺菌灯を複数本上下に並べて配設することにより、
同一寸法規格の殺菌灯を使用すれば済むので、コスト的
にも有利である。
【0014】また、複数本の殺菌灯16A,16Bを電気的
に並列に接続することにより、1本が故障した場合でも
残りの殺菌灯によって殺菌を行うことができる。また、
パイロットランプ21は、複数本の殺菌灯16A,16Bと電
気的に直列に接続したため、1本の殺菌灯が故障した場
合でも、パイロットランプが消灯して故障の発生を知る
ことができる。ただし、各殺菌灯とそれぞれ直列にパイ
ロットランプを接続して、対応する殺菌灯の故障を警報
する構成としてもよい。
【0015】また、筒体12は高架水槽1内の水から浮力
を受けるので、上蓋10との取り付け部に加わる力を軽減
するための錘を筒体12底部に装着する構成としてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る殺菌灯装置を示す
断面図。
【図2】同上の殺菌灯装置を装着した高架水槽を示す断
面図。
【符号の説明】
1 高架水槽 10 上蓋 11 開口部 12 有底筒体 13 シール部材 14 電気配線 15 保持部材 16A,16B 殺菌灯 20 ユニット 21 パイロットランプ 22 電源

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビルの屋上に設置された高架水槽の内部を
    照らすように、該高架水槽内の水に対してシール性を有
    して装着される構造としたことを特徴とする殺菌灯装
    置。
  2. 【請求項2】高架水槽の上蓋に形成された開口部に貯水
    層内の水に対してシール性を有して上端部が固定される
    透光性を有した有底筒体と、該筒体内に挿入して着脱自
    由に装着される殺菌灯と、を含んで構成したことを特徴
    とする請求項1に記載の殺菌灯装置。
  3. 【請求項3】複数本の殺菌灯を電気的に並列接続して、
    交換自由に配設したことを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の殺菌灯装置。
  4. 【請求項4】複数本の殺菌灯と電気的に直列に接続した
    パイロットランプを配設したことを特徴とする請求項1
    〜請求項3のいずれか1つに記載の殺菌灯装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載
    の殺菌灯装置を装着したことを特徴とする高架水槽。
JP30678197A 1997-11-10 1997-11-10 殺菌灯装置及び高架水槽 Pending JPH11138155A (ja)

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JP30678197A JPH11138155A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 殺菌灯装置及び高架水槽

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JPH11138155A true JPH11138155A (ja) 1999-05-25

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ID=17961193

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002011078A (ja) * 2000-06-29 2002-01-15 Nippon Photo Science:Kk 紫外線ランプユニット及び紫外線照射装置
JP2007069108A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Ebara Corp 放電処理システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002011078A (ja) * 2000-06-29 2002-01-15 Nippon Photo Science:Kk 紫外線ランプユニット及び紫外線照射装置
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