JPH11138144A - 生ごみ乾燥処理装置 - Google Patents

生ごみ乾燥処理装置

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Publication number
JPH11138144A
JPH11138144A JP9310101A JP31010197A JPH11138144A JP H11138144 A JPH11138144 A JP H11138144A JP 9310101 A JP9310101 A JP 9310101A JP 31010197 A JP31010197 A JP 31010197A JP H11138144 A JPH11138144 A JP H11138144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying
garbage
sludge
org
incineration
Prior art date
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Pending
Application number
JP9310101A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushige Hirayama
安成 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9310101A priority Critical patent/JPH11138144A/ja
Publication of JPH11138144A publication Critical patent/JPH11138144A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Refuse Collection And Transfer (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛生上の問題も、環境汚染の問題も起こす事
なく、家庭排水と一緒に流し台を介して公共下水道に、
直接排出することが出来る生ごみ乾燥処理装置を提供す
ること。 【解決手段】 排水を主要な水分と、生ごみを含む有機
汚泥とに分離する分離手段であるマイクロストレーナー
2と、この有機汚泥を破砕し、焼却し得る状態にする乾
燥手段である乾燥機6と、この乾燥機6によって乾燥さ
れた有機汚泥を焼却する焼却手段である焼却炉7と、こ
の焼却炉7に残った灰を溶解槽10で充分に溶解させる
凝縮水を作製する凝縮水作製手段である復水器9と、有
機汚泥を乾燥する際に発生するガス状臭気成分を無臭に
する脱臭手段である脱臭装置12とを備えている。又、
前記乾燥機6は焼却に適した含水率で乾燥し得る機能を
有している。更に、前記有機汚泥から生ごみ以外のもの
を除去し、スラリー状にするスラリー槽を有している。
更に、前記復水器9は、有機汚泥を乾燥させる際に、発
生する蒸発蒸気を水道水を用いて復水にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、集合住宅やレス
トラン等のある中規模ビル及び一戸建て住宅等から生ず
る野菜や魚等の生ごみを廃棄し易い状態に処理する為の
排水、並びに生ごみを一括処理する生ごみ乾燥処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集合住宅やレストラン等のある中
規模ビルや家庭内で発生する生ごみの多くは、個人個人
でディスポーザーに分別集収して、所定の日時に収集に
来るごみ清掃業者により処分している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様な場合、業者の
収集が行われる所定の時間まで、生ごみをごみ発生場所
の近ぼうで保管しておく必要があるが、水分を多く含む
為、それ自体で腐敗の起き易い環境を形成する。
【0004】従って、保管中に生ごみの腐敗が進行して
悪臭を発生し、衛生上も好ましくないという問題が発生
している。
【0005】又、食生活が豊かになるにつれて、前記ビ
ルや家庭内から発生する生ごみは、以前に比べて、その
量も質も大幅に増えてきている。
【0006】しかし、その反面、ごみ処理施設や処分用
地は、これらの生ごみの排出率に追いつかず、又人件費
の高騰も一因して、処分費用が著しく高騰して来てお
り、従って、各地方自治体では、施設整備を図る一方
で、各家庭に対して、可能な限りの自前処理の励行を呼
びかけている。
【0007】しかしながら、一般家庭や小規模なレスト
ラン等の厨房から出る生ごみを衛生的且つ環境を汚染し
ないで、簡単に処理できる装置は殆どないのが現状であ
る。そこで、本発明の目的は、衛生上の問題も、環境汚
染の問題も起こす事なく、家庭排水と一緒に台所及び厨
房を介して、直接公共下水道に排出することが出来る生
ごみ乾燥処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、排水を
主要な水分と、生ごみを含む有機汚泥とに分離する分離
手段と、この有機汚泥を破砕し、焼却し得る状態にする
乾燥手段と、この乾燥手段によって乾燥された有機汚泥
を焼却する焼却手段と、この焼却手段に残った灰を溶解
槽で充分に溶解させる水を供給する水供給手段と、有機
汚泥を乾燥する際に発生するガス状臭気成分を無臭にす
る脱臭手段とを備えたことを特徴とする生ごみ乾燥処理
装置が得られる。
【0009】又、本発明によれば、前記乾燥手段は焼却
に適した含水率で乾燥し得る機能を有することを特徴と
する前記生ごみ乾燥処理装置が得られる。
【0010】更に、前記有機汚泥から生ごみ以外のもの
を除去し、スラリー状にするスラリー槽を有することを
特徴とする前記生ごみ乾燥処理装置が得られる。
【0011】更に、前記水供給手段は、有機汚泥を乾燥
させる際に、発生する蒸発蒸気を水道水を用いて復水に
することを特徴とする前記生ごみ乾燥処理装置が得られ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
に基づいて説明する。
【0013】図1は、排水と生ごみとを一括処理する生
ごみ乾燥処理装置の一実施形態を示すブロック図であ
る。
【0014】図1において、ビル、住宅群のディスポー
ザー1から排出される生ごみを含む生活排水は、マイク
ロストレーナー2に送られ、このマイクロストレーナー
2で生ごみを含む有機汚泥と排水中の水に分離される。
【0015】この内、有機汚泥は、破砕ポンプ3で細か
く破砕されて、スラリー槽4に送られる。このスラリー
槽4は荒目のメッシュからなり、生ごみ以外のものを除
去するもので、生ごみのみを後記する乾燥機に送り易い
様にスラリー状にし、貯蔵される構成となっている。
【0016】又、スラリー状になった有機汚泥は、給泥
ポンプ5によって、前記乾燥機6へ圧送されて、この乾
燥機6で乾燥された乾燥汚泥は、そのまま焼却炉7に送
られて、そこで焼却される。
【0017】一方有機汚泥を乾燥する際に発生した蒸発
蒸気は、抽気ブロワ8で抽気されて復水器9に送られ
る。
【0018】復水器9からの凝縮水は焼却炉7からの灰
と共に溶解槽10へ投入されて、その灰は溶解槽10で
充分に溶解され、更にフィルター11で濾過されて、公
共下水道へ放流排出される様になっている。
【0019】又、乾燥機6で有機汚泥を乾燥する際に発
生するガス状臭気成分は、抽気ブロワ8によって、脱臭
装置12に引かれる構成になっている。
【0020】次に、この様な構成からなる生ごみ乾燥処
理装置の動作を説明する。
【0021】ビル、住宅群のディスポーザー1から排出
された生活排水は、マイクロトレーナー2に送られて、
排水中の主要な水分と、生ごみを含む有機汚泥とに分離
される。
【0022】マイクロトレーナー2で分離された有機汚
泥は、破砕ポンプ3で細かく破砕され、この破砕された
有機汚泥がスラリー槽4に送られて、そこで、生ごみ以
外のビン、ガラス破片、及び石等が除去されてスラリー
状にされ、給泥ポンプ5によって、乾燥機6へ圧送され
る。
【0023】乾燥機6では、生ごみだけからなるスラリ
ー状の有機汚泥が焼却に適した含水率、例えば50〜6
0%程度に乾燥され、乾燥汚泥となる。 そして、この
乾燥汚泥は、そのまま焼却炉7で焼却されて灰になる。
【0024】一方、乾燥機6で有機汚泥を乾燥する際に
発生した蒸発蒸気は、抽気ブロワ8で抽気され、復水器
9で水道水と熱交換を行い、凝縮水になる。
【0025】この凝縮水は焼却炉7で焼却された灰と共
に溶解槽10へ投入され、灰を充分溶解した後、フィル
ター11で濾過して、公共下水道へ放流排出する。
【0026】又、乾燥機6での乾燥過程で水蒸気と共に
少量のガス状臭気成分が発生するが、このガス状臭気成
分は、抽気ブロワ8によって、脱臭装置12に引かれて
無臭化され、大気へ放出される。
【0027】尚、乾燥機6は、有機汚泥の含水率が50
〜60%程度に調整できれば、いかなるタイプの乾燥
機、例えば遠心薄膜乾燥機やディスクドライヤー等であ
ってもよい。
【0028】又、焼却炉7においても、有機汚泥を灰に
出来れば、方式は問わない。
【0029】更に、復水器9も蒸発蒸気を凝縮するとい
う目的から、スクライバーを用いてもよい。
【0030】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、生ごみを
ディスポーザーで分別収集し、ごみ清掃業者に引き取り
処分する事なく、家庭排水と一括して台所及び厨房を介
して、直接公共下水道へ流すことが出来、更に、有機性
成分とガス状臭気成分とを完全に排除した状態で公共下
水道や大気に排出している為、衛生上の問題も、又環境
汚染も起きない理想的な生ごみ乾燥処理装置を提供する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による生ごみ乾燥処理装置の一実施形態
を示したブロック図である。
【符号の説明】
1……………………ディスポーザー 2……………………マイクロストレーナー 3……………………破砕ポンプ 4……………………スラリー槽 5……………………給泥ポンプ 6……………………乾燥機 7……………………焼却炉 8……………………抽気ブロワ 9……………………復水器 10…………………溶解槽 11…………………フィルター 12…………………脱臭装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水を主要な水分と、生ごみを含む有機
    汚泥とに分離する分離手段と、この有機汚泥を破砕し、
    焼却し得る状態にする乾燥手段と、この乾燥手段によっ
    て乾燥された有機汚泥を焼却する焼却手段と、この焼却
    手段に残った灰を溶解槽で充分に溶解させる水を供給す
    る水供給手段と、有機汚泥を乾燥する際に発生するガス
    状臭気成分を無臭にする脱臭手段とを備えたことを特徴
    とする生ごみ乾燥処理装置。
  2. 【請求項2】 前記乾燥手段は焼却に適した含水率で乾
    燥し得る機能を有することを特徴とする請求項1記載の
    生ごみ乾燥処理装置。
  3. 【請求項3】 前記有機汚泥から、生ごみ以外のものを
    除去し、スラリー状にするスラリー槽を有することを特
    徴とする請求項1記載の生ごみ乾燥処理装置。
  4. 【請求項4】 前記水供給手段は、有機汚泥を乾燥させ
    る際に、発生する蒸発蒸気を水道水を用いて復水にする
    ことを特徴とする請求項1記載の生ごみ乾燥処理装置。
JP9310101A 1997-11-12 1997-11-12 生ごみ乾燥処理装置 Pending JPH11138144A (ja)

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JP9310101A JPH11138144A (ja) 1997-11-12 1997-11-12 生ごみ乾燥処理装置

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JP9310101A JPH11138144A (ja) 1997-11-12 1997-11-12 生ごみ乾燥処理装置

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JPH11138144A true JPH11138144A (ja) 1999-05-25

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ID=18001203

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JP9310101A Pending JPH11138144A (ja) 1997-11-12 1997-11-12 生ごみ乾燥処理装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010037075A (ko) * 1999-10-13 2001-05-07 한상일 오폐수 슬러지의 건조처리 장치
WO2011018977A1 (ja) * 2009-08-11 2011-02-17 太平洋セメント株式会社 有機汚泥の乾燥処理システム及び乾燥処理方法
WO2011018976A1 (ja) * 2009-08-11 2011-02-17 太平洋セメント株式会社 有機汚泥の乾燥処理システム及び乾燥処理方法
JP2011083691A (ja) * 2009-10-15 2011-04-28 Hitoshi Fujiwara 生活廃水処理システム
CN102252331A (zh) * 2011-05-06 2011-11-23 安徽博瑞特热能设备股份有限公司 能量自给型流化床污泥焚烧及尾气污染控制系统

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