JPH11137855A - 体験装置 - Google Patents

体験装置

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JPH11137855A
JPH11137855A JP32229897A JP32229897A JPH11137855A JP H11137855 A JPH11137855 A JP H11137855A JP 32229897 A JP32229897 A JP 32229897A JP 32229897 A JP32229897 A JP 32229897A JP H11137855 A JPH11137855 A JP H11137855A
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JP
Japan
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room
movable
entrance
experience
person
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Application number
JP32229897A
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English (en)
Inventor
Kenichi Muramatsu
憲一 村松
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Namco Ltd
Original Assignee
Namco Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人に不可思議な驚きを体験させることができ
る体験装置を提供する。 【解決手段】 人Pに体験を付与する体験装置である。
この体験装置は、出入口7cを備えた可動部屋1と、そ
れぞれが出入口7a,7bを備えた複数の部屋2a,2
bと、可動部屋1を周回回転移動させる部屋移動装置4
とを有する。部屋移動装置4は、人Pに気付かせないで
可動部屋1の出入口7cを別の部屋2aの出入口7aか
らさらに別の部屋2bの出入口7bへと移動させる。部
屋2aから可動部屋1へ入った人Pが出入口7cから元
の部屋2aへ戻ろうとしたとき、不思議にも別の部屋2
bへ入ってしまう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アミューズメント
パーク、テーマパーク、その他の施設等に設置される体
験装置であって、人に体験を付与する体験装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アミューズメントパーク等においては、
観客に恐怖の体験、愉快な体験、不可思議な体験等とい
った各種の体験が付与される。このような体験装置とし
て、例えば、1つの部屋の中にある種の体験付与装置を
設備しておいて、観客がその部屋の中に入ったときに、
その体験付与装置によって観客にある種の体験を付与す
るようにした装置が知られている。例えば、部屋全体を
振動させることによりその部屋に入った観客に振動を体
験させるようにした装置等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
体験装置では、観客に恐怖感や楽しい驚き等を与えるこ
とは容易にできたが、観客に不可思議な体験を付与する
ことは難しかった。本発明は、そのような問題点に鑑み
て成されたものであって、観客に不可思議な体験を付与
できる体験装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る体験装置は以下のような構成を有す
る。 (1) 本発明に係る第1の体験装置は、人に体験を付
与する体験装置において、少なくとも1つの可動部屋を
含むと共にそれぞれが人のための出入口を備えた複数の
部屋と、上記可動部屋を移動させる部屋移動手段とを有
し、その部屋移動手段は、人に気付かせないで可動部屋
の出入口を別の部屋の出入口からさらに別の部屋の出入
口へと移動させることを特徴とする。
【0005】この体験装置によれば、A,B2つの部屋
の出入口が対向した状態でそれらの部屋が停止している
ときに、観客がそれらの出入口を通って、例えばA部屋
からB部屋へと移動する。するとその後、人が居るB部
屋又は人が出ていったA部屋のいずれかが、人に気付か
れることなく静かに移動して、B部屋の出入口がA部屋
とは別のC部屋の出入口に対向する位置まで移動する。
人がB部屋を出て同じ出入口を通って元のA部屋へ戻ろ
うとしたとき、不可思議にも、人はA部屋とは全く別の
C部屋へ入ってしまう。
【0006】(2) 本発明に係る第2の体験装置は、
人に体験を付与する体験装置において、少なくとも1つ
の可動部屋を含むと共にそれぞれが人のための出入口を
備えた複数の部屋と、上記可動部屋を移動させる部屋移
動手段とを有し、その部屋移動手段は、人に気付かせな
いで可動部屋の出入口を別の部屋の第1出入口から第2
出入口へと移動させることを特徴とする。
【0007】この体験装置によれば、A,B2つの部屋
の出入口が対向した状態でそれらの部屋が停止している
ときに、観客がそれらの出入口を通って、例えばA部屋
からB部屋へと移動する。するとその後、人が居るB部
屋又は人が出ていったA部屋のいずれかが、人に気付か
れることなく静かに移動して、B部屋の出入口がA部屋
の別の出入口に対向する位置まで移動する。人がB部屋
を出て同じ出入口を通って元のA部屋へ戻ろうとしたと
き、不思議にも、人はA部屋の別の出入口へ出てしま
い、これにより、不可思議な驚きを体験できる。
【0008】(3) 上記(1)又は(2)の体験装置
において、上記部屋移動手段は、可動部屋を低振動、低
加速度及び低騒音で移動させることが望ましい。これに
より、人を載せた部屋をその人に気付かれることなく移
動させることができる。
【0009】(4) 部屋移動手段は、人が居る部屋を
移動させることもできるし、人が居ない方の部屋を移動
させることもできる。しかしながら、通常、人を居させ
るための部屋は1つの部屋に特定され、その部屋のまわ
りに不可思議な体験を付与するためのいくつかの部屋が
設置されることが多いと考えられる。この場合、人が居
る部屋を静止しておいて、そのまわりのいくつかの部屋
を移動させるとすると、そのための移動装置が大型で複
雑な構造となってしまう。これに対し、人が居る部屋の
まわりの部屋は静止させておいて、人が居る部屋をそれ
らまわりの部屋に対して移動させるようにすれば、その
移動のための装置を小型で簡単な構成とすることができ
る。
【0010】(5) 可動部屋の出入口にドアを設け、
そのドアが閉じた状態では、可動部屋の内部から別の部
屋が見えないようにすることが望ましい。すなわち、可
動部屋は視覚的に外部から遮蔽されることが望ましい。
こうすれば、人を載せた状態で可動部屋を移動させると
き、人がその移動を感知してしまうことを視覚的観点か
ら防止できる。
【0011】(6) 上記のドアは、可動部屋以外の部
屋の出入口にも設けることができる。こうすれば、可動
部屋及びそれに相対する部屋の2つの部屋のそれぞれに
ドアが設けられるので、相対する2つの部屋の両方に人
が居る場合であっても、それらの個々の人が出入口を通
して部屋の外部の機構等を見てしまって体験の興味が削
がれることを防止できる。
【0012】(7) 可動部屋等にドアを設ける場合、
そのドアは外側へ向けて開く両開きドアとすることが望
ましい。片開きドアを用いると、そのドアの蝶番の反対
側が大きく開くので人が外部を見てしまう可能性が高
い。これに対し、両開きドアを用いれば、視覚の面から
外部をほぼ完全に遮蔽できる。
【0013】(8) 上記のように可動部屋等の出入口
に両開きドアを設ける場合には、その可動部屋等に相対
する部屋の出入口に、開いた状態の両開きドアと重なり
合うことができる袖壁を設けることが望ましい。こうす
れば、両開きドアが開いたときにその両開きドアの先端
近傍に隙間ができて外部が覗き見えてしまうことを、ほ
ぼ完全に防止できる。
【0014】(9) 上記(7)のように可動部屋又は
不動部屋の出入口に外側へ開く両開きドアを設ける場合
には、次のようなドアの開閉制御を行うことが望まし
い。すなわち、その両開きドア及び相手側ドアを開ける
ときには、まず初めに両開きドアを開け、その後に相手
側ドアを開ける。そして他方、それらのドアを閉じると
きには、まず初めに相手側ドアを閉め、その後に両開き
ドアを閉める。なお、相手側ドアとしては、図8に符号
8dで示すような外側へ開く片開きドアや、図9に符号
8eで示すような内側へ開く両開きドアや、図10に符
号8fで示すような外側へ開く両開きドアや、あるい
は、図11に符号8gで示すようなスライドドア等が考
えられる。
【0015】互いに対面している出入口に外側へ向けて
開く両開きドア及びそれに対向する相手側ドアを設ける
場合であってそれらのドアを開けるとき、まず初めに相
手側ドアを開けてしまうと、その相手側ドアが設けられ
た方の部屋に居る人は、その開けられた相手側ドアを通
して部屋の外部を見てしまうので体験の興味が削がれて
しまう。これに対し、まず初めに両開きドアを開け、そ
の後に相手側ドアを開けるようにすれば、いずれの部屋
に居る人も部屋の外部を見ることが無くなる。
【0016】また、前記の両開きドア及び相手側ドアを
閉じるとき、まず初めに両開きドアを閉じてしまうと、
未だ開いている相手側ドアが設けられた方の部屋に居る
人は、その開いている相手側ドアを通して部屋の外部を
見てしまうので体験の興味が削がれてしまう。これに対
し、まず初めに相手側ドアを閉じ、その後に両開きドア
を閉じるようにすれば、いずれの部屋に居る人も部屋の
外部を見ることが無くなる。
【0017】(10) 部屋移動手段は可動部屋を水平
方向へ移動させることが望ましい。可動部屋の移動方向
としては、それ以外に上下方向も考えられるが、その上
下方向への移動に比べて水平方向への移動の方が、電力
等といったエネルギーの消費量が少なくて済むからであ
る。また、一般の施設において上下方向へ施設を拡大す
ることは、例えば天井等を壊す必要が生じるので、かな
り難しいと考えられる。それに比べれば水平方向へ施設
を拡大することは非常に容易である。
【0018】(11) 可動部屋を低振動、低加速度及
び低騒音で移動させるため、上記部屋移動手段は、例え
ば、可動部屋を滑らかに移動させるガイド手段と、可動
部屋を駆動するための油圧駆動源又は電力駆動源と、そ
れらの駆動源を制御する制御部とを含んで構成でき、そ
してその制御部は、油圧駆動源又は電力駆動源を一定の
低い加速度で滑らかに加減速制御する。この構成によ
り、可動部屋に関する低振動、低加速度及び低騒音の駆
動が確実に実現できる。
【0019】(12) 上記複数の部屋は、水平方向で
回転移動する可動部屋と、その可動部屋のまわりに設置
された移動しない1個の不動部屋又はその可動部屋のま
わりに環状に設置された移動しない複数個の不動部屋と
を含んで構成できる。この構成によれば、体験装置の全
体を小ぢんまりと形成できる。
【0020】(13) 上記複数の部屋は、水平方向で
往復直線移動する可動部屋と、その可動部屋の移動経路
に沿って設置された移動しない複数個の不動部屋とを含
んで構成することもできる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る体験装置の
一実施形態を上方から見た場合を示している。この体験
装置は、可動部屋1及びそのまわりに配設された複数
個、本実施形態では2個の不動部屋2a,2bを有す
る。不動部屋2aには人Pのための入場口6及び出入口
7aが設けられ、その出入口7aにはドア8aが設けら
れる。
【0022】不動部屋2bには人Pのための退場口10
及び出入口7bが設けられ、その出入口7bにはドア8
bが設けられる。可動部屋1には出入口7cが設けら
れ、その出入口7cにはドア8cが設けられる。なお、
不動部屋2aの内装と不動部屋2bの内装は、明らかに
異なった内装に設定する。
【0023】各ドア8a〜8cは手動によって開閉でき
ると共に、ロック装置9によって閉じ状態に固定できる
ようになっている。ロック装置9は、制御装置15から
の指示に従ってロック状態とロック解除状態とを切り替
える。この制御装置15は、リレー接点等を用いたシー
ケンス回路を用いて構成することもできるし、あるい
は、所定のプログラムソフトに基づいて演算を行って各
機器の動作を制御するコンピュータを用いて構成するこ
ともできる。
【0024】可動部屋1は支軸3によって矢印A−A’
のように水平方向で所定の角度範囲、本実施形態では略
90°の角度範囲で周回回転移動できるように支持され
ている。また、可動部屋1には、例えばサーボモータを
含んで構成される部屋移動装置4が設けられる。制御装
置15からの指令に応じて部屋移動装置4が作動する
と、可動部屋1が回転移動する。なお、本実施形態にお
いて可動部屋1は、その部屋1に居る人Pに気付かれな
いように回転移動するように構成される。そのために部
屋移動装置4は、例えば、低加速度、低振動、そして低
騒音で可動部屋1を移動させる。
【0025】本実施形態の体験装置は以上のように構成
されているので、人Pは不動部屋2aの入場口6を通っ
てその部屋2a内へ入る。このとき、仮に部屋2aの出
入口7aにドア8aが設けられていないと、その部屋2
aに入った人Pは、その出入口7aを通して部屋の外部
の機構部分を見てしまうことになり、その結果、体験の
興味が削がれるおそれがある。これに対し、本実施形態
のように各部屋2a,2b,1にドア8a,8b,8c
を設けておき、人Pがそれらの部屋に入っているときに
はそれらのドア8a,8b,8cによって各出入口2
a,2b,1を閉じておけば、人Pが部屋の外部を見て
しまうことを確実に防止できる。
【0026】部屋2aに入った人Pは、ドア8a及びド
ア8cを開けて、不動部屋2aを出て可動部屋1の中へ
入る。人Pが可動部屋1の中へ入ってドア8cを閉じる
と、人Pは可動部屋1の外側を全く見られない状態にな
る。また、ドア8cが閉じられると、制御装置15から
の指令に基づいてロック装置9が作動してそのドア8c
がロック状態にセットされて開けられないようになる。
そしてその後、部屋移動装置4が作動して可動部屋1が
人Pに気付かれないように低加速度、低振動及び低騒音
で矢印A方向へ滑らかに回転移動し、その結果、可動部
屋1の出入口7cが人Pに気付かれない間に部屋2aの
出入口7aに対応する位置から別の部屋2bの出入口7
bに対応する位置へと移動する。
【0027】可動部屋1が上記のように回転移動する
間、可動部屋1の中では人Pに対して所定の演出、例え
ば、モニタを使った映像表示や、スピーカを使った音響
表示等が実施される。なお、可動部屋1の室内インテリ
アに関しては、部屋が動くことを連想させない工夫をす
ること、例えば、応接ソファや観葉植物、熱帯魚水槽等
を設備することが望ましい。
【0028】可動部屋1内での演出が終わると、制御装
置15の働きによってドア8cのロック状態が解除され
る。演出を受け終えた人Pがドア8cを開けて可動部屋
1の外へ出ると、そこには当初の部屋2aとは異なった
部屋2bの出入口7bがあり、よって、人Pは元の部屋
2aへ戻ろうとしたにもかかわらず、実際には別の部屋
2bへ入ってしまう。既述の通り、部屋2aの内装と部
屋2bの内装は異なっているので、人Pは不可思議な体
験をすることになる。
【0029】図2は、各部屋の間のつなぎ目部分の構造
の他の一例を示している。具体的には、可動部屋1の出
入口7cに両開きのドア、いわゆる観音開きのドア18
を設ける。また、不動部屋2aの出入口7aに、階段1
3及び目隠し用の袖壁14を設ける。人P1 がドア8a
及びドア18を開けて不動部屋2aから可動部屋1へと
移動する際には、両開きドア18、階段13及び袖壁1
4によって外部の視界が遮られ、よって、人P1 によっ
て部屋の外部の機構部分が見られることを防止できる。
可動部屋1が支軸3を中心として回転移動するときに
は、両開きドア18が閉じられて可動部屋1が視覚的に
外部から遮蔽される。
【0030】この実施形態について詳しく説明すれば、
図3に示すように、人P1 が可動部屋1の中に入った
後、不動部屋2aのドア8aが人P1 によって又は自動
的に閉じられる。これにより、後から不動部屋2aに入
ってきた人P2 が出入口7aを通して部屋の外部を覗き
見てしまうことを防止できる。その後、図4に示すよう
に、可動部屋1の両開きドア18が人P1 によって又は
自動的に閉じられる。その後、図5に示すように、可動
部屋1が人P1 に気付かれないように矢印Aで示すよう
に回転し、その出入口7cが元の不動部屋2aの出入口
7aに対向する位置から別の不動部屋2bの出入口7b
に対向する位置へと移動する。その後、図6に示すよう
に、元の部屋に出ようとして人P1 によって又は自動的
に可動部屋1の両開きドア18が開かれる。その後、図
7に示すように、別の部屋2bのドア8bが人P1 によ
って又は自動的に開けられ、人P1 はその開けられたド
ア8bを通って不動部屋2bへ入る。人P1 は元の部屋
2aへ戻ろうとしたにもかかわらず、実際には別の部屋
2bへ入ってしまうので不可思議な体験をする。
【0031】以上の動作が行われる間、図4のように可
動部屋1の両開きドア18が閉じることにより、部屋外
の機構が可動部屋1の中に入った人P1 の目に入るのを
防止できる。また、図3に示すように不動部屋2aのド
ア8aが閉じることにより、部屋外の機構が不動部屋2
aの中に居る人P2 の目に入るのを防止できる。また、
開かれた両開きドア18と袖壁14とが互いに重なり合
うことにより、人P1等が各部屋1,2a,2bの間を
わたり歩くとき、外部の視界が完全に遮蔽される。
【0032】さらに本実施形態では、ドアが閉じるとき
には図2〜図4に示すように、片開きドア8aがまず初
めに閉じ、その後に両開きドア18が閉じる。他方、ド
アが開くときには図5〜図7に示すように、まず初めに
両開きドア18が開き、その後に片開きドア8bが開
く。このようなドアの開閉制御により、可動部屋1、不
動部屋2a及び不動部屋2bのいずれの部屋に居る人に
対しても、それらのドアを通して外部が見えることを防
止できる。
【0033】可動部屋1の出入口7cに両開きドア18
を設けた場合、相手側の部屋の出入口には各種のドアを
設けることができる。例えば、図8に示すように、不動
部屋2aの出入口7aに外側へ開く片開きドア8dを設
けることができる。また、図9に示すように、不動部屋
2aの出入口7aに内側へ開く両開きドア8eを設ける
ことができる。また、図10に示すように、不動部屋2
aの出入口7aに外側へ開く両開きドア8fを設けるこ
とができる。また、図11に示すように、不動部屋2a
の出入口7aにスライドドア8gを設けることができ
る。このドア8gは、矢印Cで示すように、鎖線で示す
開位置と実線で示す閉位置との間でスライド移動でき
る。また、図12に示すように、可動部屋1の出入口7
cに片開きドア18aを設け、不動部屋2aの出入口7
aに両開きドア8hを設けることができる。
【0034】図13は、本発明に係る体験装置の他の実
施形態を示している。この体験装置は、矢印A−A’の
ように往復周回回転移動する可動部屋11と、それに隣
接して配置された不動部屋2aとを有する。可動部屋1
1は、図1に示した可動部屋1とは異なって2個の出入
口7c及び7dを有し、それぞれにドア8c及び8dが
設けられる。図1と同じ要素は同じ符号を付すことにし
て説明を省略する。
【0035】本実施形態では、人Pが不動部屋2aのド
ア8a及び可動部屋11のドア8cを開けて不動部屋2
aから可動部屋11へ移動する。その後、可動部屋11
が人Pに気付かれないように矢印A’方向へ回転移動し
て、別の出入口7dが不動部屋2aの出入口7aの前ま
で移動する。可動部屋11内での演出を受け終えた人P
が、入ってきたときとは別の出入口7dから外に出よう
とすると、不可思議にも、元の部屋2aへ戻ってしま
う。
【0036】図14は、本発明に係る体験装置のさらに
他の実施形態を示している。この体験装置は、周回回転
移動ではなくて矢印B−B’のように往復直線移動する
可動部屋1と、その可動部屋1の直線移動方向に沿って
並べられた2個の不動部屋12a及び12bとを有す
る。図1と同じ要素は同じ符号を付すことにして説明を
省略する。
【0037】可動部屋1を往復直線移動させるための駆
動装置は種々の構造によって構成できるが、例えば、図
15に示すように、可動部屋1を平滑な直線ガイドレー
ル16の上に載せ、その可動部屋1を油圧シリンダ19
によって駆動するように構成できる。この場合でも、油
圧シリンダ19は可動部屋1を低い加速度で滑らかに加
減速制御する。また、ガイドレール16の摺動面はでき
る限り滑らかに加工して可動部屋1に振動や騒音が生じ
ないようにする。これらの低加速度、低振動、そして低
騒音の駆動により、人Pに気付かせること無く可動部屋
1を往復直線移動させることができる。油圧シリンダ1
9は電動モータ等と比べて騒音や振動が少ない動力源で
あるので、本発明のように静粛な動作が要求される場合
には好都合である。
【0038】図14に示す本実施形態では、不動部屋1
2aへ入った人Pがその部屋のドア8a及び可動部屋1
のドア8cを開いて可動部屋1へ入ると、その可動部屋
1が人Pに気付かれないうちに別の部屋12bまで移動
する。よって、可動部屋1から出る人Pは、部屋12a
へ戻るつもりでいながら、実際には別の部屋12bへ出
てしまい、不可思議な体験をする。
【0039】図16は、本発明に係る体験装置のさらに
他の実施形態を示している。ここに示した体験装置は、
矢印B−B’で示すように往復直線移動する可動部屋2
1と、入場口6を備えた不動部屋22aと、退場口10
を備えた不動部屋22bとを有する。可動部屋21は、
今までに説明してきた可動部屋と同様に、低い加速度で
滑らかに、低振動で、しかも低騒音の下に移動すること
により、人Pにその移動を気付かせないように構成され
ている。
【0040】本実施形態では、不動部屋22bから廊下
23が延びており、その廊下23の先端に設けた出入口
7bが別の部屋22aの出入口7aと並ぶように配置さ
れている。不動部屋22aの出入口7a及び可動部屋2
1の出入口7cには、それぞれ衝立て24a及び24b
が設けられ、これらの衝立ての作用により人Pは、不動
部屋22aに居るときでも、あるいは可動部屋21に居
るときでも、出入口7a,7cを通して外部を見ること
はできない。よって、本実施形態では各出入口7a〜7
cにドアを設ける必要が無い。
【0041】本実施形態では、不動部屋22aへ入った
人Pが出入口7a及び7cを通って可動部屋21へ入る
と、その可動部屋21が人Pに気付かれないうちに廊下
23の出入口7bの所まで移動する。よって、可動部屋
21から出る人Pは、部屋22aへ戻るつもりでいなが
ら、実際には廊下23へ出てしまい、不可思議な体験を
する。
【0042】図17は、本発明に係る体験装置のさらに
他の実施形態を示している。ここに示した体験装置は、
矢印A−A’で示すように支軸3を中心として往復周回
回転移動する可動部屋1と、入場口兼退場口6を備えた
不動部屋32とを有する。不動部屋32は無端の環状に
形成されていて、可動部屋1はその環状の不動部屋32
の内側領域に設置される。不動部屋32の内側壁のうち
互いに対向する部分には、出入口7a及び7bが設けら
れ、さらに、それぞれの出入口にドア8a及び8bが設
けられ、さらにはロック装置9が設けられる。
【0043】可動部屋1は、今までに説明した可動部屋
と同様に、低加速度で滑らかに、低振動で、しかも低騒
音の下に移動でき、これにより、人Pにその移動を気付
かせないように構成されている。本実施形態では、不動
部屋32へ入った人Pがその部屋のドア8a及び可動部
屋1のドア8cを開いて可動部屋1へ入ると、その可動
部屋1が人Pに気付かれないうちに回転移動して、出入
口7cが別の出入口7bの所まで静かに回転移動する。
よって、可動部屋1から出る人Pは、出入口7aへ戻る
つもりでいながら、実際には別の出入口7bへ出てしま
う。出入口7aと出入口7bは同じ部屋32の中に設け
られているのであるが、入場口兼退場口6までの進行経
路が異なるので、人Pは不可思議な体験をする。
【0044】図18は、本発明に係る体験装置のさらに
他の実施形態を示している。ここに示した体験装置は、
矢印A−A’で示すように支軸3を中心として往復回転
移動する可動部屋1と、入場口6を備えていて小ホール
26へつながる不動部屋42aと、退場口10を備えた
不動部屋42bとを有する。小ホール26にはドアの無
い出入口7aが設けられ、部屋42bにはドアの無い出
入口7bが設けられる。本実施形態では、人Pは不動部
屋42aに待機するように設定され、小ホール26には
人Pが待機しないようになっているので、その小ホール
26の出入口7aには視界遮蔽用のドアは設けられてい
ない。
【0045】可動部屋1は、今までに説明した可動部屋
と同様に、低加速度で滑らかに、低振動で、しかも低騒
音の下に移動でき、これにより、人Pにその移動を気付
かせないように構成されている。本実施形態では、不動
部屋42aへ入った人Pは小ホール26の出入口7a及
び可動部屋1の出入口7cを通って可動部屋1へ入る。
すると、その可動部屋1が人Pに気付かれないうちに別
の不動部屋42bの出入口7bまで回転移動する。よっ
て、可動部屋1から出て小ホール26へ戻ろうとする人
Pは、全く違った部屋42bへ入ってしまい、不可思議
な体験をする。
【0046】図19は、本発明に係る体験装置のさらに
他の実施形態を示している。ここに示した体験装置は、
互いに隣接して配設された2個の可動部屋51a及び5
1bを有し、さらに、それらの可動部屋を挟むように4
個の不動部屋52a,52b,52c,52dが設置さ
れる。各不動部屋52a〜52dは個々に出入口7a,
7b,7c,7dを有し、個々の出入口にドア8a,8
b,8c,8dが設けられる。
【0047】2個の可動部屋51a及び51bは、それ
ぞれ独立して矢印B−B’のように往復直線移動でき
る。そしてこれらの直線移動も、低加速度で滑らかに、
低振動で、しかも低騒音で行われる。また、各可動部屋
51a及び51bには、互いに対向する位置に2個の出
入口7e及び7fがそれぞれ設けられ、さらにそれらの
出入口にドア8e及び8fが設けられる。
【0048】本実施形態では、可動部屋51a及び51
bを不動部屋52a〜52dの間でどのように移動させ
るか、そして、不動部屋52aを経由して可動部屋51
aの中へ入った人Pに対してその後、可動部屋51a及
び51b内の出入口7e及び7fのいずれを選択させる
かに応じて、人Pに種々の異なった移動経路を提供でき
る。例えば、 不動部屋52a→可動部屋51a→不動部屋52b 不動部屋52a→可動部屋51a→可動部屋51b→
不動部屋52c 不動部屋52a→可動部屋51a→可動部屋51b→
不動部屋52d のような各種の移動経路を提供できる。
【0049】そして、いずれの経路を提供する場合で
も、人Pは初めに入った部屋である不動部屋52aとは
異なった別の部屋へ出ることになり、その結果、不思議
な驚きを体験できる。また、同じ人Pが連続して不動部
屋52aから可動部屋51aへ入った場合でも、出てく
る部屋は52b〜52dの間でその都度変化し、それ
故、より一層不思議な驚きを体験できる。
【0050】図20は、本発明に係る体験装置のさらに
他の実施形態を示している。ここに示した体験装置は、
互いに隣接して配設された2個の可動部屋61a及び6
1bを有し、さらに、それらの可動部屋を取り囲むよう
に6個の不動部屋62a,62b,62c,62d,6
2e,62fが設置される。各不動部屋62a〜62f
は個々に出入口7a,7b,7c,7d,7e,7fを
有し、個々の出入口にドア8a,8b,8c,8d,8
e,8fが設けられる。
【0051】2個の可動部屋61a及び61bは、それ
ぞれ独立して矢印A−A’のように支軸3,3を中心と
して往復周回回転移動できる。そしてこれらの回転移動
も、低加速度で滑らかに、低振動で、しかも低騒音で行
われる。また、各可動部屋61a及び61bには、それ
ぞれ1個ずつ出入口7eが設けられ、さらにそれらの出
入口にドア8eが設けられる。
【0052】本実施形態では、可動部屋61a及び61
bを不動部屋62a〜62f の間でどのような角度範囲
で回転移動させるかによって、不動部屋62aを経由し
て可動部屋61aの中へ入った人Pをその他の不動部屋
62b〜62fの任意のいずれかへ導くことができる。
そして、いずれの場合でも、人Pは初めに入った部屋で
ある不動部屋62aとは異なった別の部屋へ出ることに
なり、その結果、不思議な驚きを体験できる。また、同
じ人Pが連続して不動部屋62aから可動部屋61aへ
入った場合でお、出てくる部屋は62b〜62fの間で
その都度変化し、それ故、より一層不思議な驚きを体験
できる。
【0053】以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を
説明したが、本発明はその実施形態に限定されるもので
なく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変
できる。例えば、少なくとも2つの部屋は互いに相対移
動ができれば良いのであるから、一方を可動部屋とし、
他方を不動部屋とすることに限られず、すべての部屋を
可動部屋とすることもできる。
【0054】また、以上の説明では可動部屋を水平方向
の範囲内で周回回転移動又は直線移動させることを考え
たが、それに代えて、可動部屋を垂直の上下方向の範囲
内で移動させることもできる。また、以上の各実施形態
では出入口を覆うドアを人Pの手動によって開閉するこ
とを考えたが、それに代えて、外部の制御装置からの指
令に従ってドアを自動的に開閉することもできる。
【0055】
【発明の効果】請求項1及び請求項2記載の体験装置に
よれば、人が可動部屋へ入った後にその部屋の同じ出入
口から元の部屋へ戻ろうとするとき、あるいは、人が可
動部屋へ入った後に別の出口から元の部屋とは異なる別
の部屋へ出ようとするとき、人は自分の意に反して全く
異なる部屋に入ってしまう。その結果、人は不可思議な
驚きを体験できる。
【0056】請求項3記載の体験装置によれば、人が居
る部屋を静粛に移動させることができるので、部屋が移
動していることを人が感知してしまうことを確実に防止
できる。
【0057】請求項4記載の体験装置には次の効果があ
る。本発明の体験装置に関しては、人が居る部屋を停止
させておいてそのまわりの部屋を移動させることも可能
である。しかしながらその構成の場合、人が居る部屋の
まわりに複数個の部屋を設置するときには、それら複数
個の部屋を同時に動かさなければならないので、部屋を
動かすための装置が複雑且つ大型になってしまう。これ
に対して請求項4記載の体験装置のように、人が居る部
屋を移動させてそのまわりの部屋を不動部屋としておけ
ば、部屋を移動させるための装置を含めて体験装置の全
体構造を簡単且つ小型に形成できる。
【0058】請求項5記載の体験装置によれば、可動部
屋の出入口をドアで覆うことにより、可動部屋に入って
いる人はその部屋が移動する間、出入口を通して外部を
見ることができなくなる。その結果、部屋が移動してい
ることを人が視覚的に感知してしまうことを確実に防止
できる。
【0059】請求項6記載の体験装置によれば、可動部
屋及びそれに相対する部屋の2つの部屋の間の出入口が
2重ドアによって覆われるので、それら2つの部屋のそ
れぞれの中に居る人に対する視覚の遮蔽効果がより一層
向上する。
【0060】請求項7記載の体験装置は、出入口に両開
きドアを設ける場合を対象とする。仮に片開きドアを用
いると、そのドアの蝶番の反対側が大きく開くので、部
屋の内部に居る人が出入口を通して外部を見てしまう可
能性が高い。これに対し、両開きドアを用いれば、視覚
の面から外部をほぼ完全に遮蔽できる。
【0061】請求項8記載の体験装置によれば、両開き
ドアが開いたときにその両開きドアの先端近傍に隙間が
できて外部が覗き見えてしまうことを、袖壁によってほ
ぼ完全に防止できる。
【0062】請求項9記載の体験装置によれば、互いに
対面する2つの部屋のそれぞれの出入口に設けたドアを
開閉するとき、それら各部屋に居る人がそれらのドアの
開閉の際に、意に反して部屋の外部を覗き見てしまうこ
とを確実に防止できる。
【0063】請求項10記載の体験装置には次の効果が
ある。本発明の体験装置に関しては、可動部屋を上下方
向へ移動させることも可能である。しかしながらその場
合には、電力等といったエネルギーの消費量が大きくな
る。よって、可動部屋の移動方向は水平方向であること
が望ましい。また、一般の施設において上下方向へ施設
を拡大することは、例えば天井等を壊す必要が生じるの
で、かなり難しいと考えられる。それに比べれば水平方
向へ施設を拡大することは非常に容易である。
【0064】請求項11記載の体験装置によれば、可動
部屋に関する低振動、低加速度及び低騒音の駆動が確実
に実現でき、それ故、人に部屋の移動を感知され難くな
る。
【0065】請求項12記載の体験装置によれば、体験
装置の全体を小ぢんまりと形成できる。
【0066】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る体験装置の一実施形態を示す平面
図である。
【図2】本発明に係る体験装置の主要部、特に、部屋と
部屋との間のつなぎ目部分の構造の一例を示す平面図で
ある。
【図3】図2の構造の動作状態を示す平面図である。
【図4】図3に引き続く動作状態を示す平面図である。
【図5】図4に引き続く動作状態を示す平面図である。
【図6】図5に引き続く動作状態を示す平面図である。
【図7】図6に引き続く動作状態を示す平面図である。
【図8】部屋と部屋との間のつなぎ目部分の構造の他の
一例を示す平面図である。
【図9】部屋と部屋との間のつなぎ目部分の構造のさら
に他の一例を示す平面図である。
【図10】部屋と部屋との間のつなぎ目部分の構造のさ
らに他の一例を示す平面図である。
【図11】部屋と部屋との間のつなぎ目部分の構造のさ
らに他の一例を示す平面図である。
【図12】部屋と部屋との間のつなぎ目部分の構造のさ
らに他の一例を示す平面図である。
【図13】本発明に係る体験装置のさらに他の実施形態
を示す平面図である。
【図14】本発明に係る体験装置のさらに他の実施形態
を示す平面図である。
【図15】本発明に係る体験装置の主要部、特に、部屋
を移動させるための装置の一例を示す側面図である。
【図16】本発明に係る体験装置のさらに他の実施形態
を示す平面図である。
【図17】本発明に係る体験装置のさらに他の実施形態
を示す平面図である。
【図18】本発明に係る体験装置のさらに他の実施形態
を示す平面図である。
【図19】本発明に係る体験装置のさらに他の実施形態
を示す平面図である。
【図20】本発明に係る体験装置のさらに他の実施形態
を示す平面図である。
【符号の説明】
1,11,21 可動部屋 51a,51b 可動部屋 61a,61b 可動部屋 2a,2b,12a,12b 不動部屋 22a,22b,32,42a,42b 不動部屋 52a〜52b,62a〜62f 不動部屋 3 支軸 4 部屋移動装置 6 入場口 7a〜7f 出入口 8a〜8h ドア 9 ロック装置 10 退場口 13 階段 14 袖壁 16 直線ガイドレール 18 ドア 19 油圧シリンダ 23 廊下 24a,24b 衝立て 26 小ホール P,P1 ,P2

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人に体験を付与する体験装置において、
    少なくとも1つの可動部屋を含むと共にそれぞれが人の
    ための出入口を備えた複数の部屋と、上記可動部屋を移
    動させる部屋移動手段とを有し、 上記部屋移動手段は、人に気付かせないで可動部屋の出
    入口を別の部屋の出入口からさらに別の部屋の出入口へ
    と移動させることを特徴とする体験装置。
  2. 【請求項2】 人に体験を付与する体験装置において、
    少なくとも1つの可動部屋を含むと共にそれぞれが人の
    ための出入口を備えた複数の部屋と、上記可動部屋を移
    動させる部屋移動手段とを有し、 上記部屋移動手段は、人に気付かせないで可動部屋の出
    入口を別の部屋の第1出入口から第2出入口へと移動さ
    せることを特徴とする体験装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の体験装置に
    おいて、上記部屋移動手段は、可動部屋を低振動、低加
    速度及び低騒音で移動させることを特徴とする体験装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のうちの少なくと
    もいずれか1つに記載の体験装置において、上記部屋移
    動手段は、可動部屋に人が居るときにその可動部屋を移
    動させることを特徴とする体験装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のうちの少なくと
    もいずれか1つに記載の体験装置において、可動部屋は
    出入口にドアを有し、そのドアが閉じると可動部屋は視
    覚的に外部から遮蔽されることを特徴とする体験装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の体験装置において、可動
    部屋以外の部屋の出入口にもドアが設けられることを特
    徴とする体験装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6記載の体験装置に
    おいて、可動部屋及びそれ以外の部屋の少なくとも1つ
    の部屋の出入口に設けられるドアがその部屋の外側へ開
    く両開きドアであることを特徴とする体験装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の体験装置において、両開
    きドアが設けられた部屋に相対する部屋の出入口に、開
    いた状態の上記両開きドアと重なり合うことができる袖
    壁を設けたことを特徴とする体験装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8記載の体験装置に
    おいて、前記外側へ開く両開きドアは相手側ドアよりも
    先に開き、さらに相手側ドアよりも後に閉じることを特
    徴とする体験装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のうちの少なく
    ともいずれか1つに記載の体験装置において、可動部屋
    は水平方向へ移動することを特徴とする体験装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項10のうちの少な
    くともいずれか1つに記載の体験装置において、上記部
    屋移動手段は、可動部屋を滑らかに移動させるガイド手
    段と、可動部屋を駆動するための油圧駆動源又は電力駆
    動源と、それらの駆動源を制御する制御部とを有し、そ
    の制御部は、油圧駆動源又は電力駆動源を一定の低い加
    速度で滑らかに加減速制御することを特徴とする体験装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11のうちの少な
    くともいずれか1つに記載の体験装置において、 上記複数の部屋は、水平方向で回転移動する可動部屋
    と、その可動部屋のまわりに設置された移動しない1個
    の不動部屋又はその可動部屋のまわりに環状に設置され
    た移動しない複数個の不動部屋とを含むことを特徴とす
    る体験装置。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項11のうちの少な
    くともいずれか1つに記載の体験装置において、 上記複数の部屋は、水平方向で往復直線移動する可動部
    屋と、その可動部屋の移動経路に沿って設置された移動
    しない複数個の不動部屋とを含むことを特徴とする体験
    装置。
JP32229897A 1997-11-07 1997-11-07 体験装置 Pending JPH11137855A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020011052A (ja) * 2018-07-20 2020-01-23 智▲ウェイ▼資訊科技股▲ふん▼有限公司 体感模擬装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020011052A (ja) * 2018-07-20 2020-01-23 智▲ウェイ▼資訊科技股▲ふん▼有限公司 体感模擬装置

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