JPH11136917A - ハードディスクドライブ用スピンドルモータ - Google Patents

ハードディスクドライブ用スピンドルモータ

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JPH11136917A
JPH11136917A JP29416697A JP29416697A JPH11136917A JP H11136917 A JPH11136917 A JP H11136917A JP 29416697 A JP29416697 A JP 29416697A JP 29416697 A JP29416697 A JP 29416697A JP H11136917 A JPH11136917 A JP H11136917A
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JP
Japan
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hard disk
disk drive
spindle motor
hub
shaft
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JP29416697A
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Kazuyoshi Nagai
和義 永井
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ハブ23の外周にシャフト16に平行な
円筒部27を形成し、この円筒部27の内面にコイル1
2と対向するマグネット25を取付け、円筒部27の外
面をモータベース11側の起立壁17で囲った構造のハ
ードディスクドライブ用スピンドルモータ1であって、
起立壁17に階段17aを形成し、この階段17aに対
応する階段27aを円筒部27の外面に形成した。 【効果】 モータベースの起立壁とハブの円筒部との間
に階段状の隙間を形成し、隙間を一種の迷路構造にした
ので、ハードディスクドライブ用スピンドルモータ内か
ら発生した粉塵や油がスピンドルモータの外へ飛び散る
ことを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハードディスクドラ
イブ用スピンドルモータの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のハードディスクドライブ用
スピンドルモータの側面図である。従来のハードディス
クドライブ用スピンドルモータ100は、ステータ11
0と、このステータ110に回転自在に取付けたロータ
120とからなり、更にステータ110は、モータベー
ス111と、このモータベース111に取付けたステー
タコイル112…(…は複数を示す。以下同じ。)と、
これらのステータコイル112…を接続したプリント基
板113と、モータベース111側に取付けたカバー1
14とからなる。
【0003】詳細にはモータベース111は、ベース部
111aと、このベース部111aの中央に設けた根元
部111bと、この根元部111bから図面上方に立上
げたシャフト部111cと、ベース部111aの外周に
設けたコイル取付け部111dと、ベース部111aか
ら立上げた内周部111eと、この内周部111eに外
方に伸ばしたフランジ部111fと、このフランジ部1
11fに設けた取付け孔111gとからなる。ステータ
コイル112は、コア112aと、このコア112aに
巻いたコイル112bとからなる。
【0004】ロータ120は、一対のベアリング12
1,122を介してシャフト部111cに回転自在に取
付けたハブ123と、このハブ123に取付けたロータ
ヨーク124と、このロータヨーク124に取付けたマ
グネット125とからなる。
【0005】詳細には、ハブ123は、フランジ面12
3aと、このフランジ面123aから延ばした円筒部1
23bと、この円筒部123bの内周下部に設けたベア
リング121の取付け部123cと、この取付け部12
3cの上部に設けたベアリング122の取付け部123
dと、この取付け部123dの上部に設けた段差部12
3eと、フランジ面123aの下面に設けたロータヨー
ク124の取付け部123fと、ディスク取付け具(図
示せず)のねじ止め用のタップ孔123gとからなる。
【0006】ロータヨーク124は、磁気回路を形成す
る必要から鉄系材料を使用したもので、取付け部123
fに嵌合させた嵌合部124aと、モータベース111
の内周部111eに面する外周部124bと、マグネッ
ト125の取付け面124cとからなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年ハード
ディスクドライブは、高容量化に伴いトラック密度や線
密度が過密化している。このようなハードディスクドラ
イブの高容量化に伴いハードディスクドライブ用スピン
ドルモータ100は、ディスクの書込みや読取りに悪影
響を与えることのないクリーンなものが要求され、スピ
ンドルモータ100から発生するガスや磁性粉や油の飛
び散りを完全に防止する必要がある。
【0008】しかし、上記構造では、モータベース11
1の内周部111eとロータヨーク124の外周部12
4bとで構成する隙間からハードディスクドライブ用ス
ピンドルモータ100内から発生したガス、粉塵、油な
どがスピンドルモータ100の外へ飛び散る虞れがあ
る。また、ベアリング121,122が嵌合するシャフ
ト部111cの直径と、カバー114が嵌合するシャフ
ト部111cの直径が同一寸法であるため、シャフト部
111cにベアリング121,122を取付けるときに
ベアリング121,122の防錆油がシャフト部111
c先端に付着し、防錆油の拭き取りが不十分だとハブ1
23に付着して飛び散るという問題もある。更に、スピ
ンドルモータ100外部への電気的接続方法はモータベ
ース111底部1ヵ所なので、図示せぬ接続ピンの長さ
だけハードディスクドライブ厚くなり薄型化への妨げと
なっていた。
【0009】そこで、本発明の目的は、磁性粉や油をよ
り十分にシールすることができるハードディスクドライ
ブ用スピンドルモータを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1は、モータベースにシャフトを立て、このシ
ャフトを囲う位置にてモータベースにコイルを取付け、
シャフトにベアリングを介してハブを回転自在に取付
け、ハブの外周にシャフトに平行な円筒部を形成し、こ
の円筒部の内面にコイルと対向するマグネットを取付
け、円筒部の外面をモータベース側の起立壁で囲った構
造のハードディスクドライブ用スピンドルモータであっ
て、起立壁に階段を形成し、この階段に対応する階段を
円筒部の外面に形成したことを特徴とする。
【0011】起立壁の階段にハブ側の階段を合せるよう
にしてハブの円筒部外面を起立壁で覆う。これでハブの
円筒部と起立壁との間は階段状の隙間となり、隙間が一
種の迷路構造となるため、ハードディスクドライブ用ス
ピンドルモータ内から発生した粉塵や油がスピンドルモ
ータの外へ飛び散る心配がなくなる。
【0012】請求項2は、ハブを、鉄系材料で構成した
ことを特徴とする。ハブを鉄系材料で構成し、ハブの円
筒部の内面にマグネットを取付けて磁気回路を形成す
る。
【0013】請求項3は、シャフトの先端部を、ベアリ
ングの内径より小さくし、シャフトにベアリングを取付
け易くしたことを特徴とする。
【0014】請求項4は、モータベースにシャフトを立
て、このシャフトを囲う位置にてモータベースにコイル
を取付け、モータベースにコイルを接続するプリント基
板を取付け、シャフトにベアリングを介してハブを回転
自在に取付け、ハブの外周にシャフトに平行な円筒部を
形成し、この円筒部の内面にコイルと対向するマグネッ
トを取付け、円筒部の外面をモータベース側の起立壁で
囲った構造のハードディスクドライブ用スピンドルモー
タであって、プリント基板に、フレキシブルプリント基
板を用い、このフレキシブルプリント基板の同一回路パ
ターン上に少なくとも2以上の外部接続部を設けたこと
を特徴とする。
【0015】フレキシブルプリント基板の同一回路パタ
ーン上に少なくとも2以上の外部接続部を設け、多種多
様のハードディスクドライブに対応可能にする。更に、
ハードディスクドライブの薄型化を可能にする。
【0016】請求項5は、フレキシブルプリント基板に
ハードディスクドライブのシャーシ側にフレキシブルプ
リント基板の末端部を位置決めする孔を備えたことを特
徴とする。フレキシブルプリント基板の末端部に孔を設
け末端部を位置決めするようにした。
【0017】請求項6は、外部接続部の形状は、略円形
又は略矩形であることを特徴とする。外部接続部の形状
を略円形又は略矩形にして、ピン接続又はコネクタ接続
を可能にする。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る第1実施例のハードデ
ィスクドライブ用スピンドルモータの斜視図である。ハ
ードディスクドライブ用スピンドルモータ1は、ステー
タ10と、このステータ10に回転自在に取付けたロー
タ20とからなる。
【0019】図2は図1の2−2線断面図であり、本発
明に係る第1実施例のハードディスクドライブ用スピン
ドルモータ1の断面を示す。ステータ10は、モータベ
ース11と、このモータベース11に取付けたコイルと
してのステータコイル12…と、これらのステータコイ
ル12…を接続したフレキシブルプリント基板31と、
モータベース11側に取付けたステンレス鋼(SUS3
03)のカバー14とからなる。
【0020】詳細にはモータベース11は、ベース部1
1aと、このベース部11aの中央に設けた根元部11
bと、この根元部11bから図面上方に立上げたシャフ
ト16と、ベース部11aの外周に設けたコイル取付け
部11cと、ベース部11aから立上げた起立壁17
と、この起立壁17の外方に伸ばしたフランジ部11d
と、このフランジ部11dに設けた取付け孔11eとか
らなる。ステータコイル12は、コア12aと、このコ
ア12aに巻いたコイル12bとからなる。シャフト1
6の先端部16aをボールベアリング22の内輪内径よ
り小さく形成してあり、この先端部16aはカバー14
を取付けるものである。起立壁17は、階段17aを形
成したものである。円筒部27と起立壁17とがなす狭
空間は20〜30μmでハブ23内周からのガスや粉塵
の流出を防止している。
【0021】ロータ20は、ベアリングとしての一対の
ボールベアリング21,22を介してシャフト16に回
転自在に取付けたハブ23と、このハブ23に取付けた
マグネット25とからなる。
【0022】詳細には、ハブ23は、天面23aと、こ
の天面23aから外周に延ばしたフランジ面23bと、
このフランジ面23bから図面下方に延ばした円筒部2
7と、天面23aの内周下部に設けたボールベアリング
21の取付け部23cと、この取付け部23cの上部に
設けたボールベアリング22の取付け部23dと、この
取付け部23dの上部に設けた段差部23eと、ディス
ク取付け具(図示せず)のねじ止め用の23fと、マグ
ネット25を取付けるための取付け面23gとからな
る。
【0023】ハブ23は、磁気回路を構成するために鉄
系材料、即ち快削鋼(SUM24)を使用しニッケルメ
ッキを施した。円筒部27は、起立壁17の階段17a
に対応させた階段27aを外面に形成し、また、円筒部
27の内周のエッジに0.1〜0.5mmの丸み又は面
取りをしてハブ23の欠けを防止し、欠けによる粉塵の
発生を防ぐ。同様に、マグネット25のエッジ又はコー
ナに0.1〜0.5mmの丸み又は面取りをしてマグネ
ット25の欠けを防止し、欠けによる粉塵の発生を防
ぐ。
【0024】マグネット25には電着塗装を施してい
る。電着治具跡は更に塗装を行ない分塵の飛散防止を図
っている。モータベース11とコイル12b面との間に
絶縁シート39aを貼り、ハブ23とコイル12b面と
の間に絶縁シート39bを貼り、コイル12bがモータ
ベース11やハブ23下側に接触し回路が短絡すること
を防止している。ハブ23側の絶縁シート39aは、デ
ィスク取付け具(図示せず)のねじ止め用のタップ孔2
3fを封止することも兼ねている。ボールベアリング2
2のシールは、段差部23eで行なっている。モータベ
ース11から一体に突出したシャフト16の外周面にス
テンレス鋼のSUS303を使用したカバー14を接着
し、このカバー14の外周部とハブ内輪表面とで狭空間
を構成しシールをしている。
【0025】カバー14は、内周部より外周部を薄く加
工し、内周部はボールベアリング22の内輪に接触し外
輪に接触しない様にして、ボールベアリング22に予圧
を印加している。また、カバー14は、上下(裏表)で
対称になっているので組立時に裏表を注意する必要がな
いので作業ミスがない。カバー14内周径は、ボールベ
アリング22内輪内周径より小さくしてある。接着剤溜
まり34をシャフト16外周部に形成してあるので、カ
バー14を接着剤で固定する時に接着剤が外部に流出し
ない。一方、カバー14外周径は、ボールベアリング2
2外輪外周より大きくしてあるのでボールベアリング2
2組立時カバー14がハブ内周部を傷付けることなく、
確実なシール効果が得られる。ハブ23を構成するロー
タ20は、アルミニュムダイカストで形成され、加工さ
れたモータベース11の一部に直径約2mmの吸塵孔3
5を設けモータ組立後に、マグネット粉塵等を吸引して
から、モータベース11の吸塵孔35のハブ23反対側
にシート36を貼り、塵等が凹部に入らない様にシール
する。
【0026】図3は図1の3矢視図であり、本発明に係
る第1実施例のハードディスクドライブ用スピンドルモ
ータ1の底面を示す。フレキシブルプリント基板31
は、フィルムベース31aに複数の回路パターン32…
を形成し、フィルムベース31aの末端部に孔31bを
形成したものある。孔31bは、図示せぬハードディス
クドライブのシャーシSに設けた位置決めボスS1に嵌
合させフレキシブルプリント基板31の末端部を位置決
めするためのものである。回路パターン32には、外部
接続部としての外部接続端子32a,32b及びコイル
接続部32cを設けたものである。外部接続端子32a
は略円形であり、図示せぬピン端子と接続するものであ
る。また、外部接続端子32bは略矩形であり、2点鎖
線で示すコネクタ33と接続するものである。
【0027】実施例では、シール36は、製造番号37
やモータ型名38等を記入するプレートと兼用してい
る。コア12aに巻かれたコイル12bの引出し線(不
図示)は、モータベース11上に貼られたフレキシブル
プリント基板31のコイル接続部32cに半田接続さ
れ、フレキシブルプリント基板31上の回路パターン3
2を通して外部に引出される。外部接続端子32aには
回路パターン32上面に金メッキを施し、導電面(不図
示)と外部接続端子32aとの接触抵抗を小さくし同時
に錆びの防止を行なっている。更に同一回路パターン3
2上に外部接続端子32bを設け、回路パターン32上
面に金メッキを施している。
【0028】以上述べたのハードディスク用スピンドル
モータ1の作用を図3及び図4で説明する。図4(a)
〜(c)は本発明に係る第1実施例のハードディスク用
スピンドルモータの組立説明図(前半)であり、(a)
は本発明のハブ23、(b),(c)は従来例のハブ1
23及びロータヨーク124を示す。(a)に示すよう
に、本発明のハブ23は鉄系材料で構成したので、ハブ
23の円筒部27の内面にマグネット25(図2参照)
を取付ければハブ23で磁気回路を形成することができ
る。モータベース11の起立壁17に階段17aを形成
し、この階段17aに対応する階段27aをハブ23の
円筒部27の外面に形成したので、ハードディスクドラ
イブ用スピンドルモータ1内から発生した粉塵や油がス
ピンドルモータ1(図2参照)の外へ飛び散ることを防
止することができる。
【0029】(b)に示すように、従来例のハブ123
はアルミニウムで形成したので、磁気回路を構成するた
めに鋼板で形成したロータヨーク124をハブ123に
取付ける必要がある。すなわち、ハブ123の取付け部
123fに矢印,の如くロータヨーク124の嵌合
部124aを取付ける。(c)に示すように、ロータヨ
ーク124はプレス加工のため外周部124bの精度が
得られないのでモータベース111の内周部111eと
の間隔が必要である。このため、モータベース111の
内周部111eとロータヨーク124の外周部124b
とで構成する隙間からハードディスクドライブ用スピン
ドルモータ100(図7参照)内から発生した粉塵や油
が外へ飛び散る虞れがある。
【0030】図5(a)〜(c)は本発明に係る第1実
施例のハードディスク用スピンドルモータの組立説明図
(後半)であり、ハードディスク用スピンドルモータ1
の組立手順の一例を示す。(a)において、ハブ23の
取付け面23gにマグネット25を取付け、ボールベア
リング21を取付け部23dに取付け、ボールベアリン
グ22を取付け部23cに取付けたものを用意し、一
方、モータベース11にステータコイル12…を取付
け、モータベース11にフレキシブルプリント基板31
を取付けたものを用意する。そして、ハブ23側を矢印
,の如くモータベース11側に取付ける。(b)に
おいて、シャフト16の先端部16aにカバー14を
,に如く取付ける。先端部16aをボールベアリン
グ21,22の内径より小さくしたので、シャフト16
にボールベアリング21,22が取付けやすい。従っ
て、ボールベアリング21,22に付着した油を先端部
16aに付着させることがないので、カバー14に油が
付着することを回避できる。(c)は、ハードディスク
用スピンドルモータ1の組立姿を示す。
【0031】図6は本発明に係る第2実施例のハードデ
ィスクドライブ用スピンドルモータの断面図である。ハ
ードディスクドライブ用スピンドルモータ40は、ハー
ドディスクドライブ用スピンドルモータ1と略同一構成
であり、すなわち、10はステータ、11はモータベー
ス、12はコイル、14はカバー、16はシャフト、1
6aは先端部、17は起立壁、17aは階段、20はロ
ータ、21,22はボールベアリング、23はハブ、2
5はマグネット、27は円筒部、27aは階段、31は
フレキシブルプリント基板である。そして、起立壁17
に複数の階段17a…を形成し、この階段17aに対応
する複数の階段27a…を円筒部27の外面に形成した
ものである。
【0032】尚、第1実施例及び第2実施例では、ハブ
は快削鋼を使用しニッケルメッキを施したが、フェライ
ト系のステンレス鋼又はマルテンサイト系ステンレス鋼
を使用しパシベーション(Passivation;化成処理又は
不動態化)を行なってもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、モータベースの起立壁とハブの円筒
部との間に階段状の隙間を形成し、隙間を一種の迷路構
造にしたので、ハードディスクドライブ用スピンドルモ
ータ内から発生した粉塵や油がスピンドルモータの外へ
飛び散ることを防止することができる。
【0034】請求項2は、ハブを鉄系材料で構成したの
で、ハブの円筒部の内面にマグネットを取付けてハブ単
品で磁気回路を形成することができる。
【0035】請求項3は、シャフトの先端部をベアリン
グの内径より十分に小さくしたので、シャフトにベアリ
ングを取付けやすい。
【0036】請求項4は、フレキシブルプリント基板の
同一回路パターン上に少なくとも2以上の外部接続部を
設けたので、多種多様のハードディスクドライブに対応
することができる。
【0037】請求項5は、フレキシブルプリント基板の
末端部に孔を設けたので、末端部を位置決めするように
できる。
【0038】請求項6は、外部接続部の形状を略円形又
は略矩形にしたので、ピン接続又はコネクタ接続が可能
になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例のハードディスクドラ
イブ用スピンドルモータの斜視図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】図1の3矢視図
【図4】本発明に係る第1実施例のハードディスク用ス
ピンドルモータの組立説明図(前半)
【図5】本発明に係る第1実施例のハードディスク用ス
ピンドルモータの組立説明図(後半)
【図6】本発明に係る第2実施例のハードディスクドラ
イブ用スピンドルモータの断面図
【図7】従来のハードディスクドライブ用スピンドルモ
ータの側面図
【符号の説明】
1,40…スピンドルモータ、11…モータベース、1
2…コイル(ステータコイル)、16…シャフト、16
a…先端部、17…起立壁、17a…階段、21,22
…ベアリング(ボールベアリング)、23…ハブ、25
…マグネット、27…円筒部、27a…階段、31…フ
レキシブルプリント基板、31b…孔、32…回路パタ
ーン、32a,32b…外部接続部(外部接続端子)、
S…シャーシ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータベースにシャフトを立て、このシ
    ャフトを囲う位置にてモータベースにコイルを取付け、
    前記シャフトにベアリングを介してハブを回転自在に取
    付け、ハブの外周にシャフトに平行な円筒部を形成し、
    この円筒部の内面に前記コイルと対向するマグネットを
    取付け、円筒部の外面をモータベース側の起立壁で囲っ
    た構造のハードディスクドライブ用スピンドルモータで
    あって、 前記起立壁に階段を形成し、この階段に対応する階段を
    前記円筒部の外面に形成したことを特徴とするハードデ
    ィスクドライブ用スピンドルモータ。
  2. 【請求項2】 前記ハブは、鉄系材料で構成したことを
    特徴とする請求項1記載のハードディスクドライブ用ス
    ピンドルモータ。
  3. 【請求項3】 前記シャフトの先端部を、ベアリングの
    内径より小さくしたことを特徴とする請求項1記載のハ
    ードディスクドライブ用スピンドルモータ。
  4. 【請求項4】 モータベースにシャフトを立て、このシ
    ャフトを囲う位置にてモータベースにコイルを取付け、
    前記モータベースにコイルを接続するプリント基板を取
    付け、前記シャフトにベアリングを介してハブを回転自
    在に取付け、ハブの外周にシャフトに平行な円筒部を形
    成し、この円筒部の内面に前記コイルと対向するマグネ
    ットを取付け、円筒部の外面をモータベース側の起立壁
    で囲った構造のハードディスクドライブ用スピンドルモ
    ータであって、 前記プリント基板は、フレキシブルプリント基板を用
    い、このフレキシブルプリント基板の同一回路パターン
    上に少なくとも2以上の外部接続部を設けたことを特徴
    とするハードディスクドライブ用スピンドルモータ。
  5. 【請求項5】 前記フレキシブルプリント基板は、ハー
    ドディスクドライブのシャーシ側に前記フレキシブルプ
    リント基板の末端部を位置決めする孔を備えたことを特
    徴とする請求項4記載のハードディスクドライブ用スピ
    ンドルモータ。
  6. 【請求項6】 前記外部接続部の形状は、略円形又は略
    矩形であることを特徴とする請求項4記載のハードディ
    スクドライブ用スピンドルモータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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