JPH11136662A - 監視装置 - Google Patents

監視装置

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JPH11136662A
JPH11136662A JP31590297A JP31590297A JPH11136662A JP H11136662 A JPH11136662 A JP H11136662A JP 31590297 A JP31590297 A JP 31590297A JP 31590297 A JP31590297 A JP 31590297A JP H11136662 A JPH11136662 A JP H11136662A
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JP
Japan
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video signal
monitoring
unit
signal
target area
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Application number
JP31590297A
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English (en)
Inventor
Takahiro Yamamoto
隆洋 山本
Hideyuki Yamamoto
秀之 山本
Shigenobu Yamashita
繁信 山下
Shiyougo Ogura
正悟 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ANIMA DENSHI KK
Original Assignee
ANIMA DENSHI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視対象領域における各部相互間の条件の相
違に起因する検出誤りを防止することができる監視装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 監視対象領域100を撮像カメラ1で撮
像して映像信号S1を出力し、感度設定部5で設定され
た感度に基づいて各区分領域で検出される映像信号を画
像補正部6で補正し、この補正された補正画像信号S6
に基づいて監視対象領域の監視を行なうようにしている
ので、各区分領域相互間での撮像条件、例えば明るさ、
物体深度等が異なる場合であっても補正後の映像信号に
基づいて監視対象領域を監視することにより、正確且つ
確実な監視を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は特定の監視対象領域
を監視する監視装置に関し、特に監視対象領域中に明度
の差がある各領域を監視する監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の監視装置として図9に示
すものがあった。この図9は従来の監視装置のブロック
構成図を示す。同図において従来の監視装置は、監視対
象領域を撮像して映像信号S1を出力する撮像カメラ1
と、この映像信号S1をディジタル値の映像信号S10に
変換処理する信号処理部10と、このディジタル値の映
像信号S10を格納する画像メモリ3と、前記信号処理部
10から出力される映像信号S10と画像メモリ3に格納
された映像信号S10とを比較演算して偏差信号S4を出
力する比較演算部4と、この偏差信号S4に基づいて監
視対象領域の異常に警報を発する警報部7と、前記信号
処理部10から出力される映像信号S10又は画像メモリ
3から出力される映像信号S31に基づいて表示画面に監
視対象領域の画像を表示する表示部8とを備える構成で
ある。
【0003】前記画像メモリ3は、少なくとも表示部8
の1フレームに相当する映像信号S10を格納できる記憶
容量で形成され、FIFO(First-in First-out)方式
により信号の入出力を処理する構成である。
【0004】次に、前記構成に基づく従来の監視装置の
監視動作について説明する。まず、監視対象領域を撮像
カメラ1が撮像して映像信号S1を信号処理部10へ順
次出力し、この信号処理部10が映像信号S1に対して
ノイズの除去、ディジタル化等の信号処理を実行してデ
ィジタル値の映像信号S10を出力する。このディジタル
値の映像信号S10が画像メモリ3に入力されて映像信号
S31として格納されると共に、比較演算部4にも入力さ
れる。この比較演算部4は前記信号処理部10からの映
像信号S10と前記画像メモリ3に格納された映像信号S
20とを比較して偏差信号S4を生成して出力する。
【0005】前記偏差信号S4に基づいて警報部7が警
報を発報するか否かを判断して警報発報動作を実行す
る。この警報部7からの警報発報の有無に拘らず、画像
メモリ3(又は信号処理部10)からの映像信号S31
(S10)に基づいて監視対象領域の映像を表示部8が表
示する。このように警報部7からの警報発報及び表示部
8に表示される監視対象領域の映像により管理者は、監
視対象領域の異常の有無を判断することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の監視装置は以上
のように構成されていたことから、監視対象領域の各部
分間において明るさの差異がある場合、若しくは各部分
間において物体深度に差異がある場合には、警報を誤っ
て発報させる等の課題を有する。即ち、比較演算部4か
ら出力される偏差信号S4がある時刻t1に撮像カメラ1
で撮像されて画像メモリ3に格納された映像信号S31と
前記時刻t1より後の時刻t2で撮像カメラ1で撮像され
た映像信号S10とを比較して得られることから、明るさ
が明るい場合又は物体深度が浅い場合には過敏な検知に
よる過誤の検出が多くなり、また明るさが暗い場合又は
物体深度が深い場合には感度が低下して検出洩れが多く
なる。
【0007】本発明は前記課題を解消するためになされ
たもので、監視対象領域における各部相互間の条件の相
違に起因する検出誤りを防止することができる監視装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る監視装置
は、監視対象領域を撮像して映像信号を出力する撮像手
段と、前記映像信号で表示される表示領域を複数の区分
領域に分割し、当該分割した区分領域毎に感度を設定す
る感度設定手段と、前記設定された感度に基づいて各区
分領域で検出される映像信号を補正する映像信号補正手
段とを備え、前記補正後の映像信号に基づいて監視対象
領域の監視を行なうものである。このように本発明にお
いては、監視対象領域を撮像手段で撮像して映像信号を
出力し、感度設定手段で設定された感度に基づいて各区
分領域で検出される映像信号を映像信号補正手段で補正
し、この補正された映像信号に基づいて監視対象領域の
監視を行なうようにしているので、各区分領域相互間で
の撮像条件、例えば明るさ、物体深度等が異なる場合で
あっても補正後の映像信号に基づいて監視対象領域を監
視することにより、正確且つ確実な監視を行なうことが
できる。
【0009】また、本発明に係る監視装置は必要に応じ
て、補正後の映像信号を格納する映像記憶手段と、映像
信号補正手段から出力される補正後の映像信号と映像記
憶手段に格納された映像信号とを比較演算して偏差信号
を出力する比較演算手段とを備え、前記偏差信号に基づ
いて監視対象領域の監視を行なうものである。このよう
に本発明においては、映像信号補正手段で補正された映
像信号を映像記憶手段に格納し、この映像記憶手段に格
納された後に映像信号補正手段で補正されて出力された
映像信号と映像記憶手段に格納されてから出力された映
像信号とを比較演算手段で比較演算して偏差信号を出力
し、この偏差信号に基づいて監視対象領域を監視するよ
うにしているので、被写体である物体の変化・移動等を
確実に認識できることとなり、正確な監視を行なうこと
ができる。
【0010】また、本発明に係る監視装置は必要に応じ
て、撮像手段から出力される映像信号を格納する映像記
憶手段と、前記撮像手段から出力される映像信号と映像
記憶手段に格納された映像信号とを比較演算して偏差し
て偏差信号を出力する第2の比較演算手段とを備え、前
記偏差信号に基づいて監視対象領域の監視を行なうもの
である。このように本発明においては、撮像補正手段か
ら出力された映像信号を映像記憶手段に格納し、この映
像記憶手段に格納された後に撮像手段から出力された映
像信号と映像記憶手段に格納されてから出力された映像
信号とを比較演算手段で比較演算して偏差信号を出力
し、この偏差信号を映像信号補正手段で補正してこの補
正した偏差信号に基づいて監視対象領域を監視するよう
にしているので、被写体である物体の変化・移動等を確
実に認識できることとなり、正確な監視を行なうことが
できる。
【0011】また、本発明に係る監視装置は必要に応じ
て、監視対象領域の監視により異常が発生した場合に警
報を発する警報手段を備えるものである。このように本
発明においては、監視対象領域に異常が生じたときに警
報手段が警報を発報するようにしているので、監視対象
領域への侵入をより確実に確認できることとなる。
【0012】また、本発明に係る監視装置は必要に応じ
て、映像信号又は補正後の映像信号に基づいて監視対象
領域の映像を表示する表示手段を備えるものである。こ
のように本発明においては、映像信号又は補正後の映像
信号により監視対象領域の映像を表示するようにしてい
るので、目視により容易且つ確実に監視対象領域の監視
が可能となる。
【0013】また、本発明に係る監視装置は必要に応じ
て、撮像手段から出力される映像信号を予め定められた
所定値毎に平均値を演算して平均映像信号を前記映像信
号補正手段又は比較演算手段に出力する平均演算手段を
備えるものである。このように本発明においては、予め
定められた所定値毎に映像信号の平均値を平均演算手段
が演算して平均映像信号を出力し、この平均映像信号を
映像信号補正手段又は比較演算手段に出力するようにし
ているので、映像信号に含まれる雑音の影響を極力抑制
してより正確な監視が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
(本発明の第1の実施形態)以下、本発明の第1の実施
形態に係る監視装置を図1ないし図3に基づいて説明す
る。この図1は本発明の第1の実施形態に係る監視装置
のブロック構成図、図2は図1に記載の監視装置におけ
る表示領域の各区分領域態様図、図3は図1に記載の監
視装置における区分領域パターンを監視領域に重ね合わ
せた監視状態説明図を示す。
【0015】前記各図において本実施形態に係る監視装
置は、監視対象領域100を撮像して映像信号S1を出
力する撮像カメラ1と、この映像信号S1に表示される
表示領域200を複数の表示区分領域201、〜、24
8に分割し、この各表示区分領域に前記映像信号S1の
平均値を演算して平均値映像信号S2を出力する平均値
演算部2と、この平均値映像信号S2を格納する画像メ
モリ3と、この画像メモリ3から読出される平均値映像
信号S3と前記平均値演算部2から出力される平均値映
像信号S2とを比較して偏差信号S4を生成して出力する
比較演算部4と、前記平均値映像信号S2(又はS3)に
より表示される表示領域200を複数の感度指定領域2
10、220、230に分割し、この複数の感度指定領
域210、220、230毎に感度を設定して感度信号
S5を出力する感度設定部5と、この感度信号S5に基づ
いて前記平均値映像信号S2を補正して補正画像信号S6
を出力する画像補正部6と、前記補正画像信号S6に基
づいて監視対象領域100の映像を表示する表示部8と
を備える構成である。
【0016】前記平均値演算部2は、各々分割された表
示区分領域201、〜、248に包含される各画素の輝
度に基づく電圧値の平均値を演算する構成である。次
に、前記構成に基づく本実施形態に係る監視装置の監視
動作について説明すする。
【0017】まず、前提として感度設定部5で表示部に
より表示される表示領域200を3つの感度指定領域2
10、220、230に分割し、この分割された3つの
感度指定領域210、220、230に感度L1、L2、
L3を設定する。この感度L1、L2、L3は輝度の差異と
して設定され、その数値の大小関係をL1>L2>L3に
設定される。即ち、表示領域200の上部に位置する感
度指定領域210は下方に位置する感度指定領域22
0、230より遠方に位置し、明るさが暗く(輝度が小
さく)また物体深度が深いことから感度が低下して検出
されることから、この検出精度の低下を補償するために
それに対応する感度が設定されることとなる。
【0018】このように感度が設定された後に動作モー
ドに移行し、撮像カメラ1が監視対象領域100を撮像
して映像信号S1を出力する(ステップ1)。この映像
信号S1が平均値演算部2により表示区分領域201、
〜、248毎に電圧値の平均値を演算する(ステップ
2)。この演算された平均値映像信号S2が画像メモリ
3へ出力されて格納されると共に、比較演算部4へ出力
される(ステップ3)。
【0019】前記比較演算部4は、平均値演算部2から
出力される平均値映像信号S2と画像メモリ3に格納さ
れた平均値映像信号S3との2つのフィールドからなる
信号が読込まれたか否かを判断する(ステップ4)。2
つのフィールドからなる信号を読込んだと判断した場合
には、前記読込まれた各平均値映像信号S2、S3を比較
して偏差信号S4を生成する。
【0020】この偏差信号S4が画像補正部6に入力さ
れ、この画像補正部6は感度設定部5で設定された各感
度L1、L2、L3に基づいて入力された偏差信号S4を補
正する(ステップ6)。この補正された偏差信号S6に
基づいて警報部7が警報を出力するか否かを判断し(ス
テップ7)、この警報を出力すると判断した場合には、
警報出力リレーをON状態にして警報を出力する(ステ
ップ8)と共に、表示部8に監視対象領域100を表示
する(ステップ9)。
【0021】前記表示部8は図4に示すように監視対象
領域100内へ侵入者が侵入すると、この侵入者の移動
に伴って該当する画素(センサードット)200aを点
滅させて侵入者の位置及び存在を明確化している。この
ようなセンサードット200aの点滅は、侵入者の移動
軌跡を表示する軌跡表示の原理に基づいて、基準となる
背景画像のフィールドからその後に撮像された所定数の
フィールドを比較することにより、その偏差信号S6で
表示する。
【0022】(本発明の第2の実施形態)図5は本発明
の第2の実施形態に係る監視装置のブロック構成図、図
6は図5に記載の監視装置における表示領域の各区分領
域態様図、図7は図5に記載の監視装置における監視動
作フローチャートを示す。
【0023】前記各図において本実施形態に係る監視装
置は、前記図1に記載の監視装置と同様に撮像カメラ
1、平均値演算部2、画像メモリ30(図1では3に相
当)、画像補正部60(図1では6に相当)、比較演算
部40(図1では4に相当)、感度設定部5、警報部
7、表示部8を共通して備え、前記画像補正部60が平
均値映像信号S2を補正の対象とし、この補正後の補正
画像信号S60を画像メモリ30に格納すると共に、比較
演算部40で比較演算する構成である。
【0024】次に、前記構成に基づく本実施形態に係る
監視装置の監視動作について説明する。前提として、監
視対象領域100における左下家屋101を監視する場
合には、前記実施形態装置と同様に物体深度の長短によ
り感度指定領域210、220、230と区分して感度
L1、L2、L3を感度設定部5で設定する。さらに、前
記家屋101に隣接し、陰になる領域を感度指定領域2
40とし、この感度指定領域240に感度L4を設定す
る。この各感度L1、L2、L3、L4の各数値の大小関係
は、L4>L1>L2>L3となる。即ち、感度指定領域2
40は物体深度の短い領域であるが、家屋101の陰と
なるために暗く十分な輝度が検出できないことによる。
【0025】まず、前記実施形態装置と同様に撮像カメ
ラ1で監視対象領域100を撮像し(ステップ10)、
平均値演算部2で映像信号S1の平均値を演算して平均
値映像信号S2を生成して画像補正部60へ出力する
(ステップ11)。この画像補正部60は平均値映像信
号S2を前記感度設定部5で設定された感度L1、L2、
L3、L4に基づいて補正して補正画像信号S60を生成す
る(ステップ12)。
【0026】前記補正画像信号S60は画像メモリ30に
出力されて格納される(ステップ13)と共に、比較演
算部40へも出力される。この比較演算部40は、前記
画像メモリ30に格納されて出力される補正画像信号S
30と画像補正部60からの補正画像信号S60とが2つの
フィールドとして読込まれたか否かを判断して(ステッ
プ14)、2つのフィールドを読込んだと判断した場合
には偏差信号S40を演算して生成する(ステップ1
5)。
【0027】この偏差信号S40に基づいて警報部7が警
報出力の有無を判定し、アラームを出力すると判断した
場合には警報を出力すると共に、表示部8でセンサード
ットの点滅表示を実行する(ステップ16、17、1
8)。
【0028】(本発明の第3の実施形態)図8は本発明
の第3の実施形態に係る監視装置の監視動作説明図であ
る。同図において本実施形態に係る監視装置は、監視対
象領域100aとこれと隣接する非監視対象領域である
参照対象領域100b、100cとを比較することによ
り、前記監視対象領域100aの異常を検出する構成で
ある。例えば、前記監視対象領域100aが煙突から煙
が排出されているか否かを監視する場合において、この
煙突の真上の領域を監視対象領域100aとし、この監
視対象領域100aと背景が同一な参照対象領域100
b、100cとを比較することにより煙突から排出され
る煙の有無、若しくは煙の濃度等を検出することができ
ることとなる。
【0029】このように撮像カメラ1で撮像された監視
対象領域100aと参照対象領域100b、100cを
比較演算部4(又は40)で比較演算することにより監
視対象領域100aの異常又は変化を検出できる。ま
た、前記撮像された映像信号S1は前記各実施形態と同
様に平均値演算部2で平均値を求めて雨、雪等の気象の
影響又は夜、昼の明るさの差異に基づく検出誤差を極力
抑制することができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明においては、監視対
象領域を撮像手段で撮像して映像信号を出力し、感度設
定手段で設定された感度に基づいて各区分領域で検出さ
れる映像信号を映像信号補正手段で補正し、この補正さ
れた映像信号に基づいて監視対象領域の監視を行なうよ
うにしているので、各区分領域相互間での撮像条件、例
えば明るさ、物体深度等が異なる場合であっても補正後
の映像信号に基づいて監視対象領域を監視することによ
り、正確且つ確実な監視を行なうことができるという効
果を奏する。また、本発明においては、映像信号補正手
段で補正された映像信号を映像記憶手段に格納し、この
映像記憶手段に格納された後に映像信号補正手段で補正
されて出力された映像信号と映像記憶手段に格納されて
から出力された映像信号とを比較演算手段で比較演算し
て偏差信号を出力し、この偏差信号に基づいて監視対象
領域を監視するようにしているので、被写体である物体
の変化・移動等を確実に認識できることとなり、正確な
監視を行なうことができるという効果を有する。また、
本発明においては、撮像補正手段から出力された映像信
号を映像記憶手段に格納し、この映像記憶手段に格納さ
れた後に撮像手段から出力された映像信号と映像記憶手
段に格納されてから出力された映像信号とを比較演算手
段で比較演算して偏差信号を出力し、この偏差信号を映
像信号補正手段で補正してこの補正した偏差信号に基づ
いて監視対象領域を監視するようにしているので、被写
体である物体の変化・移動等を確実に認識できることと
なり、正確な監視を行なうことができるという効果を有
する。また、本発明においては、監視対象領域に異常が
生じたときに警報手段が警報を発報するようにしている
ので、監視対象領域への侵入をより確実に確認できるこ
ととなるという効果を有する。また、本発明において
は、映像信号又は補正後の映像信号により監視対象領域
の映像を表示するようにしているので、目視により容易
且つ確実に監視対象領域の監視が可能となるという効果
を有する。また、本発明においては、予め定められた所
定値毎に映像信号の平均値を平均演算手段が演算して平
均映像信号を出力し、この平均映像信号を映像信号補正
手段又は比較演算手段に出力するようにしているので、
映像信号に含まれる雑音の影響を極力抑制してより正確
な監視が可能となるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る監視装置のブロ
ック構成図である。
【図2】図1に記載の監視装置における表示領域の各区
分領域態様図である。
【図3】図1に記載の監視装置における区分領域パター
ンを監視領域に重ね合わせた監視状態説明図である。
【図4】図1に記載の監視装置におけるセンサードット
の点滅表示動作説明図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る監視装置のブロ
ック構成図であ。
【図6】図5に記載の監視装置における表示領域の各区
分領域態様図である。
【図7】図5に記載の監視装置における監視動作フロー
チャートである。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る監視装置の監視
動作説明図である。
【図9】従来の監視装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
1 撮像カメラ 2 平均値演算部 3、30 画像メモリ 4、40 比較演算部 5 感度設定部 6、60 画像補正部 7 警報部 8 表示部 10 信号処理部 100、100a 監視対象領域 00b、100c 参照対象領域 101 家屋 200 表示領域 200a センサードット 201、〜、248 表示区分領域 210、220、230、240 感度指定領域 L1、L2、L3、L4 感度 S1、S10、S31 映像信号 S2、S3 平均値映像信号 S4、S6、S40 偏差信号 S5 感度信号 S6、S60 補正画像信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小倉 正悟 福岡県福岡市早良区梅林6丁目6−29 ア ニマ電子株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象領域を撮像して映像信号を出力
    する撮像手段と、 前記映像信号で表示される表示領域を複数の区分領域に
    分割し、当該分割した区分領域毎に感度を設定する感度
    設定手段と、 前記設定された感度に基づいて各区分領域で検出される
    映像信号を補正する映像信号補正手段とを備え、 前記補正後の映像信号に基づいて監視対象領域の監視を
    行なうことを特徴とする監視装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の監視装置におい
    て、 前記補正後の映像信号を格納する映像記憶手段と、 前記映像信号補正手段から出力される補正後の映像信号
    と映像記憶手段に格納された映像信号とを比較演算して
    偏差信号を出力する比較演算手段とを備え、 前記偏差信号に基づいて監視対象領域の監視を行なうこ
    とを特徴とする監視装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載の監視装置におい
    て、 前記撮像手段から出力される映像信号を格納する映像記
    憶手段と、 前記撮像手段から出力される映像信号と映像記憶手段に
    格納された映像信号とを比較演算して偏差信号を出力す
    る第2の比較演算手段とを備え、 前記偏差信号に基づいて監視対象領域の監視を行なうこ
    とを特徴とする監視装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1ないし3のいづれかに記載
    の監視装置において、 前記監視対象領域の監視により異常が発生した場合に警
    報を発する警報手段を備えることを特徴とする監視装
    置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1ないし4のいづれかに記載
    の監視装置において、 前記映像信号又は補正後の映像信号に基づいて監視対象
    領域の映像を表示する表示手段を備えることを特徴とす
    る監視装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1ないし5のいづれかに記載
    の監視装置において、 前記撮像手段から出力される映像信号を予め定められた
    所定値毎に平均値を演算して平均映像信号を前記映像補
    正手段又は比較演算手段に出力する平均手段を備えるこ
    とを特徴とする監視装置。 【0001】
JP31590297A 1997-10-31 1997-10-31 監視装置 Pending JPH11136662A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007015449A1 (ja) * 2005-08-02 2007-02-08 Optex Co., Ltd. 侵入検知装置
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